JP4640967B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本願発明は、発光素子を光源とする複数の光源ユニットの光照射パターンを合成することで所定の配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯に関する。
一般に車両用前照灯は、上端縁にカットオフラインを有するロービーム用配光パターンを形成し得る構成となっており、これにより対向車ドライバ等にグレアを与えないようにしつつ、自車ドライバの前方視認性をできるだけ確保するように構成されている。
そして、近年では、発光素子を光源とする車両用前照灯の開発が盛ん行われており、下記「特許文献1、2」には、発光素子を光源とする複数の光源ユニットの光照射パターンを重ね合わせることで、ロービーム用配光パターンを形成する車両用前照灯が提案されている。
特許文献1、2では、図10に示すように、光源として用いる発光素子2の光は熱が少ないため、光源ユニットを構成する配光制御部材であるレンズ4やカットオフライン形成用のシェード6については、軽量化する等の目的で合成樹脂で構成し、光源である発光素子2が取着されるユニット支持部材であるブラケット1については、発光素子2の光束の減少や発光色の変化といった寿命低下につながる温度上昇を抑制するために、熱伝導性のよい金属ダイカスト鋳造品で構成するようになっている。
そして、レンズ4とシェード6は溶着や接着で連結され、シェード6とブラケット1は金属製の締結ねじ8によって締結(締結ねじ8によってリフレクター7のブラケット7aとシェード6のブラケット6aが共締め)されている。
特開2004−95480号公報 特開2005−166588号公報
この種の前照灯では、複数の光源ユニットが形成する光照射パターンを重ね合わせてロービーム用配光パターンを形成することから、配光制御部材であるレンズ4とシェード6間の位置精度(各光源ユニット毎の配光精度)が要求されることは勿論、配光制御部材(レンズ4およびシェード6)のブラケット1に対する位置精度も要求される、即ち、各光源ユニットの光軸が揃っていることも必要である。
このため、シェード6のブラケット1との当たり面には位置決め突起6bを設けて、配光制御部材のブラケット1に対する位置精度を確保する構造となっている。
そして、配光制御部材であるレンズ4およびシェード6はいずれも合成樹脂で構成されているため、溶着や接着によって両者を精度よく一体化することができる(各光源ユニット毎の配光精度を確保できる)。一方、樹脂製の配光制御部材(レンズ4およびシェード6)の金属製のブラケット1に対する位置精度(光源ユニットの光軸の位置精度)については、シェード6がブラケット1に対しぐらつかないようにシェード6とブラケット1を適正な締結力によって締結することが望ましいが、位置精度を上げようとして締結力を上げると、位置決め突起6bが塑性変形(座屈)して、逆に位置精度が低下してしまう、という問題が発生した。
そこで、発明者は、金属ダイカスト鋳造品で構成されているブラケットにおけるシェードとの取着部(シェード被着部)だけを樹脂で構成すれば、樹脂製シェードをブラケットに溶着や接着で簡単にしかも精度よく取着一体化できるので、配光制御部材(レンズ4およびシェード6)のブラケット1に対する位置精度(光源ユニットの光軸の位置精度)を確保できるし、発光素子2の被取着部を含むブラケット全体は従来と同様に金属ダイカスト鋳造品で構成されているので、発光素子の寿命に悪影響が出ることもない、と考えた。そしてこのような構成のブラケットを試作しその効果を検証したところ、有効であることが確認されたので、この度の出願に至ったものである。
本願発明は、前記した従来技術の問題点および発明者の知見に基づいてなされたもので、その目的は、発光素子を光源とする複数の光源ユニットの照射光パターンを合成して所定の配光パターンを形成するように構成した車両用前照灯において、光源ユニットを構成する配光制御部材を樹脂化した場合に、各光源ユニットの光軸の位置精度を確保することができ、かつ発光素子が点灯時に発生する熱の影響を受けることのないブラケットを備えた車両用前照灯を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に係る車両用前照灯においては、光源である発光素子と合成樹脂製の配光制御部材をそれぞれ備えた複数の光源ユニットが単一のブラケットに取着されて灯室内に配置され、前記各光源ユニットの照射光パターンが合成されて所定の配光が形成される車両用前照灯において、
前記ブラケットを、アウトサート成形またはインサート成形による金属と樹脂の一体成形体であって、金属で構成した発光素子被取着部と、樹脂で構成した配光制御部材被取着部とを備えるように構成した。
ここで、「発光素子」とは、略点状に発光する発光部を有する素子状の光源を意味するものであって、その種類は特に限定されるものではなく、例えば、発光ダイオードやレーザダイオードや有機EL等が採用可能である。
(作用)配光制御部材(例えば、レンズやシェード)はいずれも合成樹脂で構成されているので、前照灯が軽量化されることは勿論、樹脂で構成した配光制御部材を樹脂で構成した配光制御部材被取着部に溶着や接着で簡単にしかも精度よく取着一体化できるし、配光制御部材とブラケットとの取着部はがたつくおそれがなく、取着強度にも優れている。
また、発光素子が取着される発光素子被取着部は金属で構成されているので、発光素子で発生した熱は熱伝導性のよい発光素子被取着部に伝達されて灯室内に放熱されるので、発光素子被取着部に熱が篭らず、光束の減少や発光色の変化といった発光素子の寿命低下につながる温度上昇が抑制される。
また、請求項1においては、前記ブラケットの前記配光制御部材被取着部を除いた領域を単一の金属ダイカスト鋳造品で構成するようにした。
(作用)配光制御部材被取着部を除くブラケット全体が金属で構成されているので、発光素子で発生した熱は熱伝導性に優れ熱容量の大きいブラケット全体に伝達されて灯室内に放熱されるので、発光素子被取着部に熱が篭らず、光束の減少や発光色の変化といった発光素子の寿命低下につながる温度上昇がさらに抑制される。
また、請求項1においては、前記配光制御部材を前記ブラケットの配光制御部材被取着部にレーザ溶着により取着するようにし、前記配光制御部材と前記配光制御部材被取着部間に、配光制御部材を光源ユニットの光軸に対し上下左右方向に位置決めする位置決め手段を設けるように構成した。
(作用)配光制御部材(樹脂)とブラケットの配光制御部材被取着部(樹脂)間のレーザ溶着は瞬時に行われて、溶着部には熱がほとんど発生しないので、配光制御部材をブラケットに短時間で取着できるとともに、レーザ溶着する際の熱がブラケットに取着されている発光素子の特性に悪影響を与えるものでもない。
請求項2においては、請求項1に記載の車両用前照灯において、前記配光制御部材被取着部に、前記光源ユニットの光軸に略垂直な配光制御部材当接用の基準面を設けるように構成した。
(作用)配光制御部材をブラケットの配光制御部材被取着部(配光制御部材当接用の基準面)に当接させると、配光制御部材(の前後軸)は光源ユニットの光軸に対し平行に位置決めされるので、配光制御部材と配光制御部材被取着部(当接用の基準面)間に配光制御部材を光源ユニットの光軸に対し上下左右方向に位置決めする位置決め手段(例えば、凹凸係合部)を設けておくことで、配光制御部材(の前後軸)が光源ユニットの光軸に一致し、各光源ユニットの光軸は全て平行に揃った形態となる。
請求項3においては、請求項1または2に記載の車両用前照灯において、前記ブラケットは、前記発光素子被取着部と一体的に形成された配光制御部材である金属製のカットオフライン形成用シェードを備え、アウトサート成形またはインサート成形により前記シェードに一体化した樹脂製の前記配光制御部材被取着部に、配光制御部材である樹脂製の投影レンズを取着するように構成した。
(作用)カットオフライン形成用シェードがブラケット(の発光素子被取着部)に一体的に形成されているので、シェードとブラケットが別体に構成されている場合と比べて、光源ユニットを構成する部品点数が少なく、光源ユニットをブラケットに取着する作業も簡単になる。
請求項1に係る車両用前照灯によれば、配光制御部材(例えば、レンズやシェード)を簡単にブラケットに対し位置精度よく一体化できて、各光源ユニットの光軸が精度よく揃うので、前照灯の組み立てが容易となる分、生産性が向上し、適正な配光をもつ軽量な車両用前照灯を安価に提供できる。また、発光素子で発生した熱は熱伝導性のよい金属製の発光素子被取着部を介して灯室内に放熱されるので、発光素子の特性や寿命が低下するおそれもない。
また、発光素子で発生した熱は金属製のブラケット全体を介して灯室内に放熱されるので、発光素子の特性や寿命が低下するおそれが一層なくなる。
また、光源ユニットの光源である発光素子の特性に影響を与えることなく、配光制御部材をブラケットに短時間で取着できるので、前照灯の生産性が向上する。
請求項2によれば、ブラケットの配光制御部材被取着部(配光制御部材当接用の基準面)によって配光制御部材(の前後軸)が光源ユニットの光軸に対し平行に位置決めされるので、配光制御部材(の前後軸)を光源ユニットの光軸に一致するように取着し易く、それだけ前照灯の生産性が向上する。
請求項3によれば、光源ユニットを構成する部品点数が少なく、光源ユニットをブラケットに取着する作業が簡単になるので、生産性がさらに向上し、適正な配光をもつ軽量な車両用前照灯をさらに安価に提供できる。
以下、本願発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の一実施例である自動車用前照灯を示し、図1は同前照灯の正面図、図2は同前照灯の斜視図、図3は同前照灯の縦断面図(図1に示す線III−IIIに沿う断面図)、図4は金属製ブラケットの正面斜視図、図5はロービームランプを構成する光源ユニットの拡大縦断面図、図6はロービームランプを構成する光源ユニットの分解斜視図、図7はベンディングランプを構成する光源ユニットの縦断面図、図8は同ベンディングランプを構成する上側の光源ユニットの分解斜視図である。
これらの図において、車両用前照灯10は、車両前端部右側(運転席から見て右側)に設けられる灯具であって、ランプボディ12とその前面開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、車両幅方向内側からハイビームランプA,ロービームランプBおよびベンディングランプCの順に収容された構成となっている。ハイビームランプAは、発光素子34(図示せず)を光源とする上下2段に配置された合計5つの光源ユニット30で構成され、各光源ユニット30の照射光パターンが合成されてハイビーム用配光パターンが形成される。ロービームランプBは、発光素子54を光源とする環状に配置された合計5つの光源ユニット50で構成され、各光源ユニット50の照射光パターンが合成されてロービーム用配光パターンが形成される。ベンディングランプCは、発光素子74を光源とする上下に配置された2つの光源ユニット70(70A,70B)で構成され、各光源ユニット70の照射光パターンが合成されて路肩ビーム用配光パターンが形成される。
上記灯室内には、透光カバー14に沿ってベゼルと称呼されるインナパネル16(図3参照)が設けられており、このインナパネル16における各光源ユニット30、50、70に対応する位置には、各ユニットを囲む筒状開口部16aが各々形成されている。
ハイビームランプAを構成する光源ユニット30およびロービームランプBを構成する光源ユニット50は、前端部にそれぞれ投影レンズ32,52を備えた投射型の光照射ユニットとして構成されており、ベンディングランプCを構成する2つの光源ユニット70(上側の光源ユニット70A,下側の光源ユニット70B)は、いずれも反射型の光照射ユニットとして構成されている。
ロービームランプBを構成する光源ユニット50が取着一体化されているアルミダイカスト製のロービームランプブラケット20は、矩形フレーム状のアルミダイカスト製のランプハウジング18に対し水平方向に回転可能に支承されている。ランプハウジング18は、ハイビームランプAのランプブラケット18AおよびベンディングランプCのランプブラケット18Cを側方に一体的に形成したアルミダイカスト鋳造品として構成されており、図示しないエイミング機構(エイミングスクリューやピボット支点)によってランプボディ12に対し上下方向および左右方向に傾動調整可能に支持されている。
ランプハウジング18の下面壁18a(図3参照)には、スイブルモータMが配置されるとともに、モータMの出力軸がロービームランプブラケット20の下部に連結されて、ロービームランプB(光源ユニット50を取着一体化したロービームランプブラケット20)がスイブル軸(鉛直軸)Lz周りにスイブル(揺動)できるように構成されている。例えば、モータMの駆動は、図示しないモータ駆動制御回路によってハンドル操舵角に対応するように制御されて、ハンドル操舵角に連係してロービームランプBの光軸(ロービームランプBの照射方向)が水平方向に向きを変えて、車両曲進時の視認性が良好となるように構成されている。
光源ユニット30が取着一体化されているアルミダイカスト製のハイビームランプブラケット18Aおよび光源ユニッ70が取着一体化されているアルミダイカスト製のベンディングランプブラケット18Cは、光源ユニット50を取着一体化したロービームランプブラケット20を回転可能に可能に支承するハウジング18の側方に一体的に形成されている。
ロービームランプブラケット20は、図3,4に示すように、鉛直パネル部20Aと、この鉛直パネル部20Aから周方向等分5箇所において前方へ棚状に延びるユニット取付部20Bと、鉛直パネル部20Aの背面側および前面側に上下に延びる複数の放熱フィン21からなるヒートシンク部20C,20Dとを備えている。さらに、ハイビームランプブラケット18Aおよびベンディングランプブラケット18Cにも放熱フィン21からなるヒートシンク部120C(図7参照)が設けられている。なお、ハイビームランプブラケット18Aの背面に設けられている放熱フィンからなるヒートシンク部の図示は省略する。
すなわち、各光源ユニット30、50、70の発光素子34、54、74は、合成樹脂製アッシーケース内に白色発光ダイオードを収容したLEDアッシー(図6,8参照)として構成されており、いずれも点灯に伴って発熱するが、これら各発光素子(LEDアッシー)34、54、74はアルミダイカスト鋳造品で構成されたブラケット18A,ブラケット20,ブラケット18Cにそれぞれ取り付けられているので、各発光素子(LEDアッシー)34、54、74で発生した熱を熱伝導作用により大きな熱容量を有するブラケット18A,ブラケット20,ブラケット18Cに速やかに移動させることができ、さらに放熱フィン21により灯室空間への放熱を促進して、白色発光ダイオードの温度上昇を抑制することができる。そしてこれにより、白色発光ダイオードの光束が減少したり発光色が変化してしまうのを効果的に抑制することができる。
また、ロービームランプブラケット20におけるヒートシンク部20Cでは、図3,4に示すように、放熱フィン21の長手方向所定位置にスリット22が設けられて、ロービームランプB(光源ユニット50を取着一体化したロービームランプブラケット20)がスイブル軸Lz周りにスイブル(揺動)する際に、隣接する放熱フィン21,21間にスリット22を介して新たな空気が導かれて、ヒートシンク部20Cにおける放熱作用が高められるように構成されている。
また、図6,8に示すように、発光素子54,74は、LEDアッシーケース54a,74aに設けられているコネクタ挿着口54b,74bに給電コネクタ54c,74cを装脱着できるように構成されている。発光素子54のコネクタ挿着口54bは、図6に示すように、後方に開口し、ブラケット20の後方から鉛直パネル部20Aに設けた発光素子装脱着用の開口24を介して給電コネクタ54cの装脱着を行う。一方、発光素子74のコネクタ挿着口74bは、図8に示すように、前方に開口し、ブラケット18Cの前方から給電コネクタ74cの装脱着を行う。なお、発光素子34への給電コネクタの接続は、図示しないが、発光素子54のコネクタ挿着口54bへの装脱着と同様である。
そして、ランプボディ12の下面には、各ランプA,B,Cにおける発光素子34、54、74の点灯を制御する回路を収容一体化した点灯回路ユニット13(図3参照)が設けられ、点灯回路ユニット13から灯室内に導出した給電用コードは、各ランプA,B,Cの発光素子34、54、74に延びている。特に、ブラケット20がハウジング18に対してスイブル(揺動)するとともに、鉛直パネル部20Aの後方から給電コネクタ54cを装脱着する構造であるロービームランプBでは、図3に示すように、点灯回路ユニット13から発光素子54に延びるコードCが、鉛直パネル部20Aの背面側であって、ハウジング18の下面壁18aにおけるスイブル軸Lz近傍に設けられたコードクランプ13aにより支持されているため、ロービームランプB(光源ユニット50を取着一体化したロービームランプブラケット20)のスイブル(揺動)の際にコードCが大きく振れず、それだけコードCが他部材と干渉するおそれがない。
次に、光源ユニット50の具体的構成について説明する。
図3,4,5,6に示すように、光源ユニット50は、ユニット取付け部20Bに対しそれぞれ固定されて、光軸Ax上に配置された配光制御部材である樹脂製の投影レンズ52と、この投影レンズ52の後方に上向きに配置された光源である発光素子(白色発光ダイオード)54と、この発光素子54の上方を覆うように配置された配光制御部材である樹脂製のリフレクタ56と、ユニット取付け部20Bに一体的に形成されて、発光素子54と投影レンズ52との間に配置された配光制御部材である、一部を樹脂で構成した金属製製のカットオフライン形成用シェード58とを備えている。
図6に示すように、シェード58の上面側には、カットオフラインを形成するための前縁側段差部58aが設けられ、シェード58の左右の外側面には、リフレクター56側の左右一対の脚57に形成された矩形状の開口部57aが凹凸ランス係合できる矩形状フック59aが設けられ、さらにシェード58のフック59a近傍の上面には、リフレクター56側の開口部57a近傍下面に設けた係合凸部57bに対応する係合凹部59bが設けられている。そして、リフレクター56側の係合凸部57bが係合凹部59bに係合するように上方からリフレクター56の周縁下端部をユニット取付け部20Bの上面に当接させるとともに、脚57の開口部57aをシェード58側のフック59aに凹凸ランス係合させることで、リフレクター56はユニット取付け部20Bの上面に取着された発光素子54の上方を位置精度よく覆う形態(図3,5参照)に固定保持される。
鉛直パネル部20Aのユニット取付け部20Bに対応する位置には、図5,6に示すように、矩形状の開口24が設けられており、ブラケット20(鉛直パネル部20A)の背面側からこの開口24を介して発光素子54を装脱着することができる。符号55は、ユニット取付け部20Bに設けられたスリット(図示せず)に開口24を介して装脱着できる板状ばね部材で、ユニット取付け部20Bの上面側の所定の発光素子収容部に収容された発光素子54を固定保持するものである。
また、シェード58は、ユニット取付け部20Bに一体的に形成された金属製のシェード本体58Aと、シェード本体58Aの半円弧状の前端部に面一に設けられた帯状(所定幅)の樹脂製シェード前端部58Bで構成されている。
即ち、シェード本体58Aは、ブラケット20(ユニット取付け部20B)に一体的に形成されたアルミダイカスト鋳造品として構成(アルミダイカスト鋳造品の一部として構成)されており、このアルミダイカスト鋳造品の一部であるシェード本体58Aの前端部に、ポリカーボネイト樹脂製のシェード前端部58Bがアウトサート成形により一体化されている。これにより、シェード58のユニット取付け部20Bに対する位置決め精度は予め確保されている。
また、樹脂製レンズ52が取着される半円弧状のシェード前端部58Bの端面は、光源ユニット50の光軸Axに垂直なシェード側鉛直基準面F1とされ、一方、投影レンズ52周縁部の端面は、レンズ52の中心軸に対し垂直なレンズ側当接基準面F2とされている。さらに、シェード側鉛直基準面F1には、図5,6に示すように、左右一対の係合凸部61が設けられ、一方、レンズ側当接基準面F2には、シェード58側の係合凸部61に対応する係合凹部53が設けられている。このため、係合凸部61と係合凹部53が係合するようにレンズ側当接基準面F2をシェード側鉛直基準面F1に当接(密着)させ、当接部を接着またはレーザ溶接することで、投影レンズ52をシェード58に位置精度よく連結一体化できると同時に、レンズ52およびシェード58のユニット取り付け部20B(ブラケット20)に対する位置精度も確保でき、したがって各光源ユニット50の光軸Axは正確に全て揃った形態となる。
このように本実施例では、アルミダイカスト鋳造品であるブラケット20の一部であるシェード本体58Aの前端部に、ポリカーボネイト樹脂製のシェード前端部58Bがアウトサート成形により一体化されており、さらに樹脂製のシェード前端部58Bの端面が位置決め凸部61を設けた鉛直基準面F1(図5,6参照)で構成されているので、樹脂製の投影レンズ34の当接基準面F2を鉛直基準面F1に接着またはレーザ溶着で取着することで、レンズ52とシェード58間の位置精度が確保されることは勿論、ブラケット20に対するレンズ52およびシェード58の位置精度も確保することができるのである。
このため、本実施例では、各光源ユニット50の光軸Axが全て正確に揃う形態となって、各光源ユニット50のカットオフラインが上下にずれることなく正確に重なって、鮮明なカットオフラインをもつ視認性に優れたロービームランプの配光が得られる。
次に、ベンディングランプCを構成する光源ユニッ70の具体的な構成について説明する。
光源ユニッ70は、図7,8にその詳細が図示されており、光源ユニッ70が取着されているベンディングランプブラケット18Cは、鉛直パネル部120Aと、この鉛直パネル部120Aから上下2個所において前方へ棚状に延びるユニット取付部120Bと、鉛直パネル部120Aの背面側に上下に延びる複数の放熱フィン21からなるヒートシンク部120Cとを備えている。
光源ユニット70(70A,70B)は、ユニット取付部120Bの下面に下向きに配置された光源である発光素子(白色発光ダイオード)74と、鉛直パネル部120Aに接着またはレーザ溶着により取着されて、発光素子74の下方に配置された配光制御部材である放物柱形状の樹脂製リフレクター76(76A,76B)とを備えている。符号155は、ユニット取付け部120Bに設けられたスリット120B3に挿着されて、ユニット取付け部120Bの下面に収容された発光素子74を固定保持する板状ばね部材である。
光源ユニット70(70A,70B)を構成する樹脂製リフレクター76(76A,76B)の背面側略中央部には、円柱状のボス77が延出し、一方、鉛直パネル部120Aのユニット取付け部120Bの下方には、鉛直パネル部120Aに対し車両幅方向外側に所定角度だけ傾斜する樹脂製のリフレクター取着面(鉛直基準面)120A11,120A21が形成されたリフレクター被着部120A1,120A2が設けられている。即ち、ベンディングランプブラケット18Cはアルミダイカスト鋳造品で構成されているが、ブラケット18Cの鉛直パネル部120Aの前面側所定位置には、樹脂製のリフレクター被取着部120A1,120A2がアウトサート成形によりそれぞれ一体化されている。
そして、リフレクター被取着部120A1,120A2におけるリフレクター取着面(鉛直基準面)120A11,120A21には、左右一対の位置決め突起121がそれぞれ設けられ、一方、リフレクター76側のボス77の端面(リフレクター側鉛直基準面)78には、位置決め突起121に対応する係合凹部79が設けられ、位置決め突起121と係合凹部79を係合させてボス77の端面78をリフレクター取着面120A11,120A21に接着またはレーザ溶着することで、光源ユニット70(70A,70B)の光軸Ax1が鉛直パネル部20Aに対し車両幅方向外側に所定角度だけ傾斜する形態に締結されている。
下側の光源ユニット70Bでは、放物柱形状のリフレクター76Bが立体角が大きくなるように前方に大きく延出するように構成されているとともに、鉛直パネル部120Aの一部が前方に膨出しその前端部にリフレクター被取着部120A2(リフレクター取着面120A21)が形成されている。さらに、リフレクター76Bが取着されるリフレクター取着面120A21は、上側の光源ユニット70Aのリフレクター取着面120A11よりも車両幅方向外側に大きく傾斜しており、上側の光源ユニット70Aが車両の斜め前側方を広範囲に照明する配光パターンを形成するのに対し、この下側の光源ユニット70Bは車両のより斜め前側方の限られた範囲だけを照明する配光パターンを形成する。
また、ハイビームランプAを構成する光源ユニット30は、光軸Ax上に配置された配光制御部材である樹脂製の投影レンズ32と、金属製ブラケット18Aに一体的に設けたユニット取付け部に上向きに配置された光源である図示しない発光素子(白色発光ダイオード)34と、この発光素子34を上方側から覆うように配置された配光制御部材である樹脂製のリフレクタ36(図示せず)と、発光素子34と投影レンズ32との間に配置され、投影レンズ32を連結する前端部を樹脂で構成し、ユニット取付け部と一体的に形成された金属製のレンズホルダ(図示せず)とを備えている。
この光源ユニット30を構成するレンズホルダについても、光源ユニット50を構成するシェード58と同様に、アルミダイカスト鋳造品であるブラケット18Aの鉛直パネル部にレンズホルダ本体が一体的に形成されるとともに、ブラケット18Aを構成するアルミダイカスト鋳造品の一部であるレンズホルダ本体の前端部にアウトサート成形によりポリカーボネイト樹脂製のレンズホルダ前端部が一体化された構造である。
そして、樹脂製のレンズホルダ前端部に樹脂製の投影レンズ32が接着またはレーザ溶着により位置精度よく連結一体化されている。
図9は本発明の他の実施例である自動車用前照灯のロービームランプを構成する光源ユニットの縦断面図である。
前記した第1の実施例では、シェード前端部58Bを除いたシェード本体58Aがブラケット20(ユニッット取付け部20B)に一体的に形成されていた(シェード本体58Aがアルミダイカスト鋳造品のブラケット20の一部として構成されていた)が、この第2の実施例では、樹脂製のユニット取付け部前端部20B2を除いた金属製のユニット取付け部本体20B1がブラケット20に一体的に形成されている。即ち、アルミダイカスト鋳造品であるブラケット20の一部であるブラケット取付け部本体20B1の前端部に、ポリカーボネイト樹脂製のブラケット取付け部前端部20B2がアウトサート成形により一体化されて、ユニッット取付け部20Bが構成されている。
また、ユニッット取付け部20B(ユニッット取付け部前端部20B2)の前端面は、左右一対の位置決め係合凸部20B21を設けた光軸Axに直交する鉛直基準面F3で構成され、一方、樹脂製シェード58の後端面は、位置決め係合凸部20B21に対応する位置決め係合凹部60を設けた当接基準面F4で構成されている。
そして、係合凸部20B21と係合凹部60が係合するようにシェード側当接基準面F4をユニット取付け部側鉛直基準面F3に当接(密着)させて、当接部を接着またはレーザ溶接することで、シェード58を位置精度よくユニット取付け部20Bに連結一体化できる。
また、樹脂製の投影レンズ52と樹脂製のシェード58間の連結は、前記した第1の実施例における連結構造(係合凸部61を設けたレンズ側当接基準面F2と係合凹部53を設けたシェード側鉛直基準面F1間の接着またはレーザ溶着による連結構造)と同一であり、レンズ52とシェード58とを位置精度よく連結一体化できるとともに、レンズ52およびシェード58のユニット取付け部20Bに対する位置精度も確保できる。
その他は前記した第1の実施例と同一であり、同一の符号を付すことで、重複した説明は省略する。
なお、前記した実施例では、アルミダイカスト鋳造品の一部であるシェード本体58Aの前端部に、ポリカーボネイト樹脂製のシェード前端部58Bがアウトサート成形により一体化されていたが、インサート成形により一体化されていてもよい。同様に、ブラケット18Cの鉛直パネル部120Aの前面側所定位置に、樹脂製のリフレクター被着部120A1,120A2がインサート成形によりそれぞれ一体化されていてもよい。
本発明の一実施例である自動車用前照灯の正面図である。 同前照灯の斜視図である。 同前照灯の縦断面図(図1に示す線III−IIIに沿う断面図)である。 金属製ブラケットの正面斜視図である。 ロービームランプを構成する光源ユニットの拡大縦断面図である。 ロービームランプを構成する光源ユニットの分解斜視図である。 ベンディングランプを構成する光源ユニットの縦断面図である。 同ベンディングランプを構成する上側の光源ユニットの分解斜視図である。 本発明の他の実施例である自動車用前照灯のロービームランプを構成する光源ユニットの縦断面図である。 従来の自動車用前照灯のロービームランプを構成する光源ユニットの縦断面図である。
符号の説明
A ハイビームランプ
B ロービームランプ
C ベンディングランプ
10 車両用前照灯
12 ランプボディ
14 透光カバー
16 インナパネル
16a 筒状開口部
18 ロービームランプハウジング
18A ハイビームランプブラケット
18C ベンディングランプブラケット
20 ロービームランプブラケット
20A 鉛直パネル部
20B ユニット取付部
20B1 金属製のユニット取付部本体
20B2 シェード被取着部である樹脂製のユニット取付部前端部
F3 ユニット取付部側鉛直基準面
20C ヒートシンク部
30 ハイビームランプを構成する光源ユニット
50 ロービームランプを構成する光源ユニット
Ax ロービームランプを構成する光源ユニットの光軸
51 シェード側の係合凸部
52 配光制御部材である樹脂製投影レンズ
53 レンズ側の係合凹部
54 発光素子
58 配光制御部材であるカットオフライン形成用のシェード
58A 金属製のシェード本体
58B レンズ被取着部である樹脂製のシェード前端部
F1 シェード側鉛直基準面
60 ブラケットとの締結部を構成する位置決め突起
62 ブラケットとの締結部を構成する雌ねじ部
70 ベンディングランプを構成する光源ユニット

Claims (3)

  1. 光源である発光素子と合成樹脂製の配光制御部材をそれぞれ備えた複数の光源ユニットが単一のブラケットに取着されて灯室内に配置され、前記各光源ユニットの照射光パターンが合成されて所定の配光が形成される車両用前照灯において、
    前記ブラケットは、アウトサート成形またはインサート成形による金属と樹脂の一体成形体であって、金属で構成された発光素子被取着部と、樹脂で構成された配光制御部材被取着部とを備え、
    前記ブラケットは、前記配光制御部材被取着部を除いた領域が単一の金属ダイカスト鋳造品で構成され、
    前記配光制御部材は、前記ブラケットの配光制御部材被取着部にレーザ溶着により取着された車両用前照灯であって、
    前記配光制御部材と前記配光制御部材被取着部間には、配光制御部材を光源ユニットの光軸に対し上下左右方向に位置決めする位置決め手段が設けられたことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記配光制御部材被取着部には、前記光源ユニットの光軸に略垂直な配光制御部材当接用の基準面が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記ブラケットは、前記発光素子被取着部と一体的に形成された配光制御部材である金属製のカットオフライン形成用シェードを備え、アウトサート成形またはインサート成形により前記シェードに一体化された樹脂製の前記配光制御部材被取着部には、配光制御部材である樹脂製の投影レンズが取着されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯。
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