JP4639941B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4639941B2
JP4639941B2 JP2005138344A JP2005138344A JP4639941B2 JP 4639941 B2 JP4639941 B2 JP 4639941B2 JP 2005138344 A JP2005138344 A JP 2005138344A JP 2005138344 A JP2005138344 A JP 2005138344A JP 4639941 B2 JP4639941 B2 JP 4639941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
page
image forming
sheet
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005138344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006315231A (ja
Inventor
智志 坂田
一道 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2005138344A priority Critical patent/JP4639941B2/ja
Priority to EP06250402A priority patent/EP1744226B1/en
Priority to DE602006006252T priority patent/DE602006006252D1/de
Priority to US11/339,583 priority patent/US7532838B2/en
Priority to CNB2006100045296A priority patent/CN100524056C/zh
Publication of JP2006315231A publication Critical patent/JP2006315231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4639941B2 publication Critical patent/JP4639941B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6582Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00789Adding properties or qualities to the copy medium
    • G03G2215/00814Cutter

Description

本発明は、画像データに断裁マークを付与して画像出力を行う画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置等では、画像形成する画像データに断裁位置を示す断裁マークを付与して用紙に画像形成することがある。これにより、画像形成後に行われる、断裁機による用紙の断裁作業が容易になり、作業効率を向上することができる。
断裁マークは、通常は全てのページに、即ち、用紙の両面に画像形成する場合には両面に断裁マークが付与される(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、名刺、はがき等の単票の1枚の用紙に印刷する文書作成装置が開示されている。具体的には、用紙の1辺を印刷時の基準辺としてそのまま使用し、切断作業の回数を減少させるという技術である。特許文献1に記載された文書作成装置では、断裁マークは用紙の両面のページに自動的に印刷される。
然るに、用紙の両面に断裁マークが印刷される場合、断裁位置を決定する断裁マークの位置関係が両面の表裏においてずれていて一致していないと、用紙の一方の面に印刷された断裁マークに合わせて断裁を行ったときに、他方の面に印刷された断裁マークが残ってしまうことがある。用紙上に画像データ以外の画像である不要な断裁マークが残ることは画像品質を低下させる問題となる。
また、特許文献2には、印刷の分野、特に印刷原版を作成するためにデザイン図形を多面で面付け処理を行う面付け方法およびそれを適用した帳票類デザインシステムに関して、位置合わせマークのパラメータを設定する設定工程を有する面付け方法が開示されている。具体的な技術内容としては、トンボ設定画面において、表裏の何れにトンボマ−クを付与するかのタイプを設定することが開示されている。この技術においてはユ−ザ−がトンボマ−クを付与するか否かを選択して指定する必要があり、煩わしい工程となっている。更に、表裏両面の何れかの面にトンボマ−クを付与するようになっており、複数ペ−ジからなる場合は、それぞれの用紙毎にトンボマ−クが付与されるようになっている。
特開平9−109505号公報 特開平8−241399号公報
本発明者等の検討によれば、電子写真方式により画像形成を行う画像形成装置において断裁マ−クを付与する場合には、特異な問題が発生することが判明した。即ち、電子写真方式においては、画像形成工程の中に加熱と加圧によりトナ−像を用紙に定着する加熱加圧定着工程が存在がする。この加熱加圧定着工程において用紙が加熱されると含有されている水分が蒸発すると共に用紙を構成する繊維組織が柔軟になることにより、加熱加圧定着工程後においては、用紙が収縮するという現象が発生する。
用紙の両面に画像形成する場合、第1面に所定サイズの画像形成を行っても、前記用紙の収縮の現象により、用紙および形成された画像サイズは若干縮小されたサイズとなってしまう。次の第2面の画像形成においては、縮小されたサイズの画像を有する縮小されたサイズの第1面の裏面となる第2面に同様の条件で画像形成がなされる。この場合、前述した用紙の収縮のため、第1面の画像サイズの方が第2面の画像サイズより小さくなってしまう。従って、第1面と第2面における画像の位置はずれた状態となってしまう。形成される画像が断裁マ−クである場合には、表裏の同一位置に画像形成しようとしても、定着工程における用紙の収縮により、本質的に位置ずれを発生してしまう。表裏の位置ずれを伴う断裁マ−クの何れかを基準にして断裁処理を行うと、基準とされなかった面の断裁マ−クが断裁後の用紙に残ることがあり、画像の品質を低下してしまう。
また、電子写真方式により複数枚の用紙に画像形成する場合は、搬送ロ−ラにより搬送される用紙に画像を転写する転写工程を有しており、それぞれの用紙の搬送性のバラツキや転写イミングのバラツキは避けられず、必ずしもそれぞれの用紙の同じ位置に画像形成することは困難である。従って、複数枚のそれぞれの用紙における画像形成の位置にはバラツキが発生してしまう。形成される画像が断裁マ−クである場合には、それぞれの用紙の同一位置に画像形成しようとしても、前述のバラツキにより、本質的に位置ずれを発生してしまう。それぞれの用紙に位置ずれを伴う断裁マ−クが付与されている場合には、最状面の用紙の断裁マ−クを基準にして断裁処理を行うと、断裁後に最上面以外の用紙に断裁マ−クが残ることがあり、画像の品質を低下してしまう。
本発明の目的は、断裁マークを付与した画像形成を行った後に断裁する場合において、用紙の表裏や用紙間において断裁マークの位置ずれに起因して断裁後に断裁マークが用紙上に残るという問題を解消し、高品質の画像を得られる画像形成装置を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、排紙トレイ上に積載される用紙を画像形成装置から取り出して断裁機に持ち運ぶ際に、用紙の上下を逆にする必要がないため、用紙束が崩れるという問題が発生しない画像形成装置を提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成により達成することが出来る。
(1)画像形成のジョブに係るジョブデータ及び画像データに基づき用紙に画像形成する画像形成部と、画像形成された用紙を積載する排紙トレイと、画像形成を制御する制御手段と、を有するとともに、用紙の片面に画像形成する片面モードと用紙の両面に画像形成する両面モードとを有する画像形成装置において、
前記制御手段は、前記ジョブデータ、及び画像形成装置の操作部からの指示入力に基づいて、前記両面モードが選択され、かつ前記ジョブが1ページ目から開始されてNページ目で終了する総ページ数がNのジョブであると判断されるとき、前記排紙トレイ上に積載される用紙束の最上面となる、Nページ目が形成される用紙の偶数ページ側となる用紙面にのみ、画像データ断裁マークとをメモリ上で合成して合成画像を生成し、当該合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記総ページ数Nが奇数であり、前記用紙の始めに画像形成を行う一方の面を第1面、他方の面を第2面とするとき、前記制御手段は、前記第1面がNページ目となる用紙の前記第2面に(N+1)ページ目となるページを形成し、前記(N+1)ページ目に、白紙画像データと前記断裁マークとをメモリ上で合成して合成画像を生成し、当該合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3)画像形成装置は、前記排紙トレイ上に前記用紙をシフトして積載するためのシフト手段と、ジョブの画像形成条件を設定する操作部と、前記シフト手段を動作させるソートモードと、前記両面モードと前記片面モードと、を有し、
前記制御手段は、前記シフト手段と前記操作部の動作を制御し、
前記操作部は、画像形成条件として断裁可能枚数を入力する断裁可能枚数入力部を有し、
前記制御手段は、ジョブの画像形成枚数が入力された断裁可能枚数以内であるときには、用紙束の最上面となる最終画像形成ページのみに画像データに断裁マークを付与した合成画像に基づく画像形成を行うように制御し、
ジョブの画像形成枚数が入力された断裁可能枚数を超えているときには、前記ソートモードを選択し、用紙のシフト排紙枚数を断裁可能枚数以内の枚数に設定して前記シフト手段を動作させ、用紙をシフト排紙枚数毎の用紙束にシフトして排紙トレイ上に積載し、シフトされる用紙束毎の最上面となる最終画像形成ページのみに、画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記制御手段は、ジョブが複数の部単位のグループで構成されているときには前記ソートモードを選択し、
部単位のグループそれぞれの枚数が断裁可能枚数以内であるときには、用紙を部単位のグループ毎にシフト排紙させ、それぞれの部単位のグループにおける最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御し、
部単位のグループそれぞれの画像形成枚数が断裁可能枚数を超えているときには、用紙のシフト排紙枚数を断裁可能枚数以内の枚数に設定して前記シフト手段を動作させ、用紙をシフト排紙枚数毎の用紙束にシフトして排紙トレイ上に積載し、シフトして積載されるそれぞれの部単位のグループの用紙束毎の最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
(5)前記制御手段は、ジョブが複数のページ単位のグループで構成されているときには前記ソートモードを選択し、
ページ単位のグループそれぞれの枚数が断裁可能枚数以内であるときには、用紙をページ単位のグループ毎にシフト排紙させ、それぞれのページ単位のグループにおける最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御し、
ページ単位のグループそれぞれの画像形成枚数が断裁可能枚数を超えているときには、用紙のシフト排紙枚数を断裁可能枚数以内の枚数に設定して前記シフト手段を動作させ、用紙をシフト排紙枚数毎の用紙束にシフトして排紙トレイ上に積載し、シフトして積載されるそれぞれのページ単位のグループの用紙束毎の最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
(6)画像形成装置は、画像形成される用紙に表紙及び裏表紙を挿入するインターシートモードを有し、
前記インターシートモードで表紙が画像形成順の最初に挿入され、裏表紙が画像形成順の最後に挿入されるとき、前記排紙トレイ上に積載された画像形成済みの用紙束の最後に挿入される、前記裏表紙のみに断裁マークが付与されるように、前記制御手段により、制御されることを特徴とする(1)から(5)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(1)に記載の発明によれば、両面モードにおいて、排紙され、積載される用紙の最終画像形成ページが最上部の上面となり、その面に断裁マークが付与されるため、排紙された用紙を画像形成装置から取り出して断裁機に持ち運ぶ際に上下を逆にする必要がなく、複数の用紙の積載束が崩れるという問題が発生しない。
)に記載の発明によれば、画像データのページ数Nが奇数であっても、排紙され、積載される用紙の最終ページが、積載束の最上部の上面となる(N+1)ページ目となり、当該(N+1)ページ目に白紙画像データと断裁マークとが付与されるため、排紙された用紙を画像形成装置から取り出して断裁機に持ち運ぶ際に上下を逆にする必要がなく、用紙束が崩れるという問題が発生しない。
)に記載の発明によれば、画像形成枚数が断裁可能枚数を超えている場合でも、後工程で使用する断裁機の断裁可能枚数を入力し、用紙を前記排紙トレイ上に積載する際に断裁可能枚数以内の枚数でシフトして、用紙束毎の最上面となる最終画像形成ページのみに断裁マークを付与することにより、画像形成枚数が断裁可能枚数以内のときに最終画像形成ページのみに断裁マークを付与する場合と同様に、用紙束が断裁可能枚数以内の単位となり、用紙束を断裁機に設置する際の最上面に断裁マークが付与されるため、断裁機での作業が容易となる。
)に記載の発明によれば、ジョブが複数の部単位のグループで構成される場合、部単位での画像形成枚数が断裁機の断裁可能枚数を超えていても、断裁可能枚数以内の枚数でシフトされるので、断裁機での作業が容易となる。
)に記載の発明によれば、ジョブが複数のページ単位のグループで構成される場合、ページ単位での画像形成枚数が断裁機の断裁可能枚数を超えていても、断裁可能枚数以内の枚数でシフトされるので、断裁機での作業が容易となる。
)に記載の発明によれば、表紙又は裏表紙のみに断裁マークが付与されるため、断裁後に他の用紙上に断裁マークが残ることを防止できる。
以下に図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を含むシステム構成のブロック図である。本システムは、PC1、スキャナ2、画像形成装置3、LAN4及び断裁機5を含む。なお、本発明における画像形成装置は、画像形成装置3単体であっても、画像形成装置3にスキャナ2の機能を合わせ持ったものであってもよい。
PC1はパーソナルコンピュータで、画像形成装置3にLAN4を介し、画像データと、画像形成枚数及び画像形成順を含む画像形成のための設定条件であるジョブのデータ(以下、単にジョブデータという。)と、を入力する。スキャナ2は画像データの読み取り装置で、画像形成装置3にLAN4を介し、画像データを入力する。
画像形成装置3は、電子写真方式のものが用いられ、PC1あるいはスキャナ2から入力した画像データとジョブデータとに基づいて用紙に画像形成を行う。ジョブデータは、画像形成装置3が有する操作部(後述)から入力することもできる。画像形成装置3は、用紙の片面に画像形成する片面モ−ドと用紙の両面に画像形成する両面モ−ドとを有すると共に、用紙Pをシフト排紙するソートモード、及び表紙又は裏表紙を挿入するインターシートモードを有する。
断裁機5は、画像形成装置3から排紙される用紙の用紙束を、所定の大きさに断裁する断裁処理を行う。ここで、断裁機5は、用紙上の断裁マーク(トンボマークとも称する。)の位置を読み取り、この位置情報に基づいて用紙の断裁処理を行う。例えば、用紙の四隅に画像形成された十字状の断裁マーク位置に基づいて用紙を断裁する。なお、この断裁マークは、断裁機5の機種ごとに異なる形状のものが用いられる。また、画像形成装置3から出力された用紙は、オペレータによりバッチ処理で断裁機5にセットされる。
LAN4は、通信ケーブルで、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式等を用いて、PC1、スキャナ2及び画像形成装置3間で画像データやジョブの送受信を行う。
図2は本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例である両面に画像形成が可能な電子写真方式のカラー画像形成装置の全体構成図である。
図2において、画像形成装置3は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、自動原稿送り装置10、スキャナの機能を有する原稿読取装置20、画像形成部31、画像処理部32、画像書込部3Y、3M、3C、3K、制御手段3a、給紙搬送部35、排紙部37、排紙トレイ37D、自動両面コピーのための再搬送手段(ADU)38を備えている。画像形成部31は、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙搬送部35及び定着部36とを有する。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像形成体としての感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像形成体としての感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M及びクリーニング手段8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像形成体としての感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C及びクリーニング手段8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像形成体としての感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K及びクリーニング手段8Kを有する。帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C及び帯電手段2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
中間転写体6は、無端状のベルトであり、複数のローラにより張架され、回動可能に支持されている。
5Y、5M、5C、5Kは、現像装置4Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
カラー画像形成装置3は、用紙の片面に画像形成する片面モ−ドと用紙の両面に画像形成する両面モ−ドとを有する。
画像形成装置3の上部には、自動原稿送り装置10と原稿読取装置20から成る画像読取装置YSが設置されており、自動原稿送り装置10の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿読取装置20の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
自動原稿送り装置10は自動両面原稿搬送手段を備えている。この自動原稿送り装置10は原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、連続して一挙に読み取り、記憶手段に蓄積する事が可能であるから(電子RDH機能)、複写機能により多数枚の原稿内容を複写する場合、或いはファクシミリ機能により多数枚の原稿dを送信する場合等に便利に使用される。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書き込み部(露光手段)3Y、3M、3C、3Kに信号を送る。画像書き込み部3Y、3M、3C、3Kから画像形成部31の感光体1Y、1M、1C、1Kに光信号が発せられて潜像が形成され、現像装置4Y、4M、4C、4Kによってカラー画像として顕像化される。
画像形成部31の複数組の画像形成部10Y、10M、10C及び10Kにより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C及び7Kにより逐次転写され(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット35A内に収容された用紙Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、用紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された用紙Pは、定着部36により加熱加圧定着の定着処理がなされ、搬送ローラ37B及び排紙ローラ37Cに挟持されて機外の排紙トレイ37D上に排紙して積載される。
シフト手段であるシフト排紙部370は、搬送ローラ37Bと排紙ローラ37Cとの間に配置されるが、常時は、シフト排紙ローラ371とそれに圧接する従動ローラとは圧接していないため、用紙Pはシフト排紙部370により規制されることはない。
一方、転写手段7Aにより用紙Pにカラー画像を転写した後、用紙Pを分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
両面モ−ド時には、第1面の画像形成を終えて定着部36を通過した用紙Pは、排紙路切り替え板37Aにより再搬送手段38に送り込まれ、再び画像形成部31において第2面に画像形成された後、排紙部37の搬送ローラ37B及び排紙ローラ37Cにより排紙トレイ37Dに排紙され、積載される。
また、片面モード時において、反転排紙する場合には、画像形成を終えて定着部36を通過した用紙Pは、排紙路切り替え板37Aにより再搬送手段38に送り込まれた後、再搬送手段38の搬送ローラ(符番なし)の逆転により、用紙Pの表裏を逆にして搬送ローラ37B及び排紙ローラ37Cにより排紙トレイ37Dに排紙され、積載される。
ソートモードが選択されたとき、シフト排紙部370は、シフト排紙ローラ371と従動ローラとを圧接し、用紙搬送方向と直角な方向にスライドして用紙Pをシフトし、シフトされた用紙は、排紙ローラ37Cにより排紙トレイ37Dに排紙され、シフトされた状態で積載される。
図3は、本発明の実施形態に係るシフト排紙部370の構成及び動作を説明するための側断面図である。
シフト排紙部370は、図示しない駆動モータにより回転駆動される回転軸373、回転軸373に一体的に固定されて回転駆動されるシフト搬送ローラ371、シフト搬送ローラ371の周面に圧接して従動回転する従動ローラ372、シフト搬送ローラ371及び従動ローラ372を回転自在に保持するフレーム375、フレーム375に固定され、シフト排紙部370全体を用紙搬送方向と直角な方向に摺動させるための動力を伝達する連結ピン376、及び、連結ピン376に嵌合する嵌合穴を有し、図示しないシフト排紙部駆動モータ及びリンク機構により用紙搬送方向と直角な方向に摺動して連結ピン376を摺動させるアーム377、等からなる。
図示しない駆動モータが、ベルトBを介して、画像形成装置3の本体フレーム37Eに回転自在に保持されたプーリー37Fを回転させ、プーリー37F内に圧入固定された含油軸受37Gの平行平面部が、駆動ローラ371の回転軸373の一端に形成された平行平面部Hに係合した状態で互いに摺動自在に係合し、プーリー37Fの回転により回転軸373を回転させる構成となっている。駆動ローラ371の回転軸373の他端はフレーム375と一体的に保持された軸受Jに保持されている。
従動ローラ372の回転軸374は、図示しない揺動可能な可動支持板に回転可能に支持され、常時はバネの力によりシフト搬送ローラ371から離間している。一方、搬送ローラ37Bも圧接又は圧接解除が切換可能な圧接解除部を有する構成となっており、常時はバネの力により駆動ローラと従動ローラとが圧接し、制御部30からの指令があると、圧接解除部に設けられた図示しないソレノイドが動作して圧接が解除される構成となっている。
ソートモードが選択され、制御部30により画像形成が指示されると、用紙Pの搬送タイミングと同期して図示しないソレノイドが通電されて動作し、ソレノイドの力がバネの力を上回る構成となっているため、従動ローラ372は用紙Pを挟み込んだ状態でシフト搬送ローラ371に圧接される。これと同時に、搬送ローラ37Bの圧接解除部に設けられたソレノイドが動作して搬送ローラ37Bの圧接が解除される。シフト搬送ローラ371の従動ローラ372が用紙Pを挟み込んだタイミングに合わせて、シフト排紙部駆動モータが動作し、リンク機構及びアーム377を介して連結ピン376を動作させ、シフト排紙部370を用紙搬送方向と直角な方向に摺動させる。
ソートモードを選択したジョブが終了すると、制御部30は、シフト搬送ローラ371の従動ローラ372を圧接するソレノイドへの通電を中止し、圧接を解除すると共に、シフト排紙部駆動モータを動作させ、リンク機構、アーム377、及び連結ピン376を介してシフト排紙部370を元の位置に戻す。同時に、搬送ローラ37Bの圧接解除部に設けたソレノイドへの通電を注しして搬送ローラ37Bを圧接状態に戻す。
なお、本実施の形態では、シフト排紙が、用紙搬送方向と直角な方向に摺動するシフト排紙部370により行われる構成について説明したが、排紙トレイ37Dを用紙搬送方向と直角な方向に摺動する構成としても良い。
図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置3の制御手段3aに関するブロック図である。画像形成装置3の制御手段3aは、制御部30、画像処理部32、メモリ制御部33、圧縮伸長部335、画像メモリ部34、及びインターフェースI/Fを有する。
制御部30は、CPUを内蔵し、LAN4又は操作部39から入力されたジョブデータ341に基づいて、原稿読取装置20、画像書込部3Y、3M、3C、3K、及び画像形成装置3等、画像形成装置3各部に対し、統括的な制御を行う。
メモリ制御部33はインターフェースI/Fを経由して入力されたジョブデータ341又は画像データ349を、制御部30、圧縮伸長部335、画像メモリ部34、及び画像処理部32に送付する。
画像処理部32は、演算プロセッサを内蔵し、PC1あるいはスキャナ2より送られる画像データ349をLAN4に繋がるインターフェースI/F及びメモリ制御部33を介して入力し、画像データ349を出力する際にγ補正、ビットマップ変換等の画像処理を行う。
画像データ349は、画像形成装置3の原稿読取装置20、PC1、又はスキャナ2によって作成される電子化されたデータである。断裁マーク情報342は、断裁マークの形状及び大きさを表すデータで、操作部39により入力され、断裁マークメモリ346に保存される。
画像メモリ部34はページメモリ345と断裁マークメモリ346とを有し、入力された画像データ349をページメモリ345に、断裁マーク情報342を断裁マークメモリ346に保存すると共に、制御部30からのジョブデータ341に基づいて、画像データ349と断裁マークとの合成を行い、合成した画像をページメモリ346に保存する。
断裁マークメモリ346は、画像データ349の位置に対応する断裁マーク付与の位置及び向きを決定するために予め入力されたプログラムを内蔵するメモリで、断裁マーク情報342を保存すると共に、メモリ制御部33からの指示により、画像データ349に断裁マークを付与した合成画像を形成するための必要なデータをページメモリ345に提供する。
操作部39は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部、タッチパネル及びテンキー等の入力手段を有し、画像形成を行う際の各種設定を行う。なお、後述する断裁マーク情報342の入力、及び断裁マークを付与する面の選択も操作部39から行われる。
画像形成部31は、制御部30から指令されるジョブデータ341に基づいて、給紙トレイから用紙Pを送り出し、この用紙P上に画像形成し、排紙トレイ37Dに排紙して積載する。
次に、制御手段3aにおける、ジョブデータ341、断裁マーク情報342、及び画像データ349の流れについて説明する。
画像データ349がスキャナ2より送られ、ジョブデータ341がPC1から送られる場合、ジョブデータ341はLAN4に繋がるインターフェースI/F及びメモリ制御部33を経て画像形成装置3の制御部30に送られ、画像データ349はインターフェースI/Fを介してメモリ制御部33に送られる。
画像データ349及びジョブデータ341がPC1から送られる場合、ジョブデータ341はLAN4に繋がるインターフェースI/F及びメモリ制御部33を経て画像形成装置3の制御部30に送られ、画像データ349はインターフェースI/Fを介してメモリ制御部33に送られる。
ジョブデータ341が画像形成装置の操作部39によって作成され、画像データ349が画像形成装置の原稿読取装置20によって作成される場合、ジョブデータ341は直接画像形成装置3の制御部30に送られ、原稿読取装置20により作成された画像データ349は、直接メモリ制御部33に送られる。
断裁マーク情報342は、操作部39から入力され、制御部30及びメモリ制御部33を経由して画像メモリ部34に送られ、断裁マークメモリ346に保存される。
ジョブデータ341を受けた制御部30は、送られたジョブデータ341に基づいて、メモリ制御部33、画像処理部32、及び画像形成部31を制御する。
画像データ349を送られたメモリ制御部33は、画像データ349を画像処理部32に送り、A/D変換、γ補正、ビットマップ変換等の画像処理を行い、更に画像データ349を圧縮伸長部335に送って画像圧縮した後、一旦画像メモリ部34に保存する。その後、制御部30からの指示により、メモリ制御部33は、画像メモリ部34に保存された画像データ349を圧縮伸長部335に送って画像を伸長した後、ページメモリ345及び断裁マークメモリ346を用いて画像データ349に断裁マークを付与した合成画像を作成し、画像書込部3Y、3M、3C、3Kに送る。画像書込部3Y、3M、3C、3Kは、送られた合成画像に基づいて画像形成部31の感光体1Y、1M、1C、1K上に書き込みを行い、複数組の画像形成部10Y、10M、10C及び10Kによる画像形成工程に移行する。
図5は、断裁マークメモリ346による、断裁マークの添付動作を模式的に示した図である。
操作部39からの操作により、操作部39の表示部に断裁マークを付与するための断裁マーク画面(後述)が呼び出され、次いで、断裁マークの形状及び大きさ(断裁マークパターンともいう)を選択する断裁マーク情報342が選択される。断裁マーク情報342は画像メモリ部34に送られて断裁マークメモリ346として保存される。
ページメモリ345は、画像形成部31に出力する画像データ349を記憶するメモリで、このメモリの内容が画像形成時の出力情報となり、ページメモリ345内で、画像データ349と操作部39から指定される断裁マーク情報342とを合成する画像形成が行われる。ページメモリ345内で形成された画像は、メモリ制御部33及び画像書込部3Y、3M、3C、3Kを経由して、画像形成部31の感光体1Y、1M、1C、1K上に書き込まれる。また、画像メモリ34内部でページメモリ345の内容が保存される場合には、ページメモリ345の内容は圧縮伸長部335にて適宜画像圧縮され、さらに必要に応じて画像の伸長が行われ画像形成に供される。また、ページメモリ345内には、予め入力された白紙画像データのプログラムが格納されており、用紙Pに白紙のページを形成することができる。
画像データ349は、ページメモリ345内における画像形成の出力範囲を示すページの中心近傍の所定位置に配置される。断裁マークは、断裁マーク情報342に基づいて、操作部39によりマークの種類を選定され、ジョブデータ341に基づいて決定された断裁マークを付与すべきページに対し、ページメモリ345上の画像に位置する4つの角部近傍に、向き、及び位置を最適化されて配置される。
図6は、本発明に係る実施形態である画像形成の順序と断裁マークを付与される面との関係について説明するための模式的斜視図であり、画像形成された用紙Pが、排紙トレイ上に排紙され、積載されるときの状態を模式的に示したものである。符号のNは、PC1又はスキャナ2からLAN4を介して送られるジョブデータ341中の用紙Pの総ページ数である。Nページの画像形成を行うときの用紙Pの積載順が1ページからNページとなるか、Nページから1ページとなるかはPC1又はスキャナ2から設定される画像形成の順序(以下、画像形成順という)により決定される。ジョブデータ341の一部である総ページ数N及び画像形成順は、LAN4を介して画像形成装置3のページメモリ345に入力され、格納される。なお、本発明では1枚の用紙Pにおいて、先に画像形成される面を第1面と呼び、次に画像形成される第1面の裏面を第2面と呼ぶこととする。また、図6では、PC1又は操作部39から入力されるジョブデータ341が断裁マークを最上面(片面)のみに付与するときの用紙Pの積載状態を示す。
図6における画像形成順はPC1又はスキャナ2からの入力を受けた制御部30からの指令で制御され、総ページ数Nが奇数か偶数かにより生じる(N+1)ページ目(後述)の作成、及び断裁マーク付与面の決定については、PC1から入力されたジョブデータ341、又は、操作部39から入力されたジョブデータ341を受けた制御部30が、画像形成装置3の各部へ発する指令により制御される。
図6(a)は、総ページ数Nが奇数で、画像形成順が1ペ−ジ目から開始されて順次Nペ−ジ目まで行われる場合の用紙Pの排紙状態と断裁マーク付与との関係を示す図である。図6(a)において、用紙Pに1ページ目が最初に画像形成され(第1面)、2ページ目が次に画像形成される(第2面)。以下、順に3ページ目、4ページ目と進み、画像データの最終ページであるNページ目は、Nが奇数であるため、Nページ目が第1面(下面)となり、断裁マークが付与されないページとなる。最上部に排紙される用紙Pに断裁マークが無いと、用紙束を断裁機で断裁する際に問題となるため、本発明では、制御手段3aは、Nが奇数であるとき、白紙の画像データにより構成された(N+1)ページ目を第2面として形成し、この(N+1)ページ目に断裁マークを付与する。
図6(b)は、総ページ数Nが偶数で、画像形成順が1ペ−ジ目から開始されて順次Nペ−ジ目まで行われる場合の用紙Pの排紙状態と断裁マーク付与との関係を示す図である。図6(b)において、用紙Pに1ページ目が最初に画像形成され(第1面)、2ページ目が次に画像形成される(第2面)。Nが偶数であるため、排紙トレイ上の用紙束の最上部にNページ目が排紙されることになり、断裁マークはNページ目に付与されることになる。従って、この総ページ数Nと画像形成順との組み合わせでは、(N+1)ページ目を形成する必要はない。
図6(c)は、総ページ数Nが奇数で、画像形成順がNペ−ジ目から開始されて順次1ペ−ジ目まで行われる場合の用紙Pの排紙状態と断裁マーク付与との関係を示す図である。図6(c)において、用紙Pに画像形成される画像データとしては、Nページ目が最初に画像形成されるが、本実施の形態における画像形成装置では、最初に画像形成されるページは第1面として下面側となるため、Nが奇数であると、奇数ページが下面側となってしまう。即ち、最後に排紙される1ページ目が下面となってしまうので用紙束の完成時に問題となる。そこで、本発明に係る実施形態では、Nが奇数であるとき、白紙の画像データにより構成された(N+1)ページ目を画像形成開始ページ(第1面)として形成し、第2面をNページ目として形成する。これにより、最後に排紙される1ページ目が最上面となり、用紙束の完成時の問題がなくなる。この1ページ目に画像データ349と断裁マークとを合成した画像形成を行う。
図6(d)は、総ページ数Nが偶数で、画像形成順がNペ−ジ目から開始されて順次1ペ−ジ目まで行われる場合の用紙Pの排紙状態と断裁マーク付与との関係を示す図である。図6(d)において、用紙PにNページ目が最初に画像形成され(第1面)、(N−1)ページ目が次に画像形成される(第2面)。以下、順に画像形成が行われ、最上部に排紙される1ページ目が第2面(最上面)となり、断裁マークが付与されるページとなる。したがって、この総ページ数Nと画像形成順との組み合わせでは、(N+1)ページ目を形成する必要はない。
図7は、本発明に係る実施形態である用紙片面のみへの画像形成時の画像形成の順序と断裁マークを付与される面との関係について説明するための模式的斜視図であり、図7(a)は、ページ数Nの画像形成で、画像形成順が1ページから開始されて順次Nペ−ジ目まで行われる場合の用紙Pの排紙状態と断裁マーク付与との関係を示す図であり、図7(b)は、画像形成順がNページから開始されて順次1ペ−ジ目まで行われる場合の用紙Pの排紙状態と断裁マーク付与との関係を示す図である。
図7(a)において、画像形成順が1ページから開始されるときは、用紙Pは再搬送手段38において反転排紙され、画像面が下向きの状態で排紙トレイ37D上に排紙され、積載される。このとき、図7(a)のA矢視に示す如く、断裁マークは1ページ目のみに付与される。
図7(b)において、画像形成順がNページから開始されるときは、用紙Pは通常に排紙され、画像面が上向きの状態で排紙トレイ37D上に排紙され、積載されて、断裁マークは1ページ目のみに付与される。
図8は、本発明に係る実施形態である両面モード又は片面モードにおいて、シフトされて排紙(以下、シフト排紙という)される用紙束の最終画像形成ページのみ、又は画像形成開始ページのみへ断裁マークが付与される状態を説明するための模式的斜視図であり、図8(a)は、シフト排紙された用紙束毎の最終画像形成ページのみに断裁マークが付与される状態を示す図であり、図8(b)は、シフト排紙された用紙束毎の画像形成開始ページのみに断裁マークが付与される状態を示す図である。
本実施の形態において、図8(a)は、両面モードで用紙Pがシフト排紙される場合、又は、片面モードでページ数Nの用紙Pの画像形成順がNページ目から始まり、かつ、用紙Pがシフト排紙される場合の状態を示す。シフト排紙されるそれぞれの用紙束毎の最終画像形成ページ(最上面)のみに断裁マークが付与されて排紙される。
図8(b)は、片面モードでページ数Nの用紙Pの画像形成順が1ページ目から始まり、かつ、用紙Pがシフト排紙される場合の状態を示す。シフト排紙されるそれぞれの用紙束毎の画像形成開始ページ(最下面)のみに断裁マークが付与されて排紙される。図8(b)のA矢視図は画像形成開始ページを示す下面図であり、画像形成開始ページには画像データ349に断裁マークを付与した合成画像が形成される。また、シフト排紙後のそれぞれの画像形成開始ページにも、画像形成開始ページと同様に、画像データ349に断裁マークを付与した合成画像が形成される。
図8に示すシフト排紙の状態は、ページ数Nの用紙束が、複数のページ単位の用紙の集まり(後述)である場合、及び複数の部単位の用紙の集まり(後述)である場合にも、同様の状態となる。
図9は、本発明の実施形態に係る操作部39の表示部に表示される表示画面39Aであり、操作部39の図示しない表示部初期画面上における、カラー画像形成モード、モノクロ画像形成モードの区分の内、モノクロ画像形成モードを選択後に表示部に表示される画面である。
図9における表示画面39Aの右上部には、設定した画像形成枚数と進行中の画像形成枚数が表示される。下方には、出力状態を設定する出力選択ボタン、両面モードか片面モードかを選択する両面選択ボタン、コピー濃度選択ボタン、倍率選択ボタン、用紙サイズ選択ボタン、及び、その他の応用機能を設定する応用機能設定ボタンが配置されている。応用機能設定ボタンには、応用機能選択ボタン40Aが含まれ、出力選択ボタンには、ソートモード選択ボタン41Aが含まれる。
図10は、図9の表示画面の次画面であり、図9に示す応用機能選択ボタン40Aを選択したときに表示される表示画面39Bである。表示画面39Bは、ページ編集ボタン群と画像編集ボタン群とに分かれており、ページ編集ボタン群にはインターシート選択ボタン40Bが含まれる。また、下方には、応用機能を解除する全応用解除ボタン、選択したボタンの決定、キャンセルを行うOKボタン、キャンセルボタン、及び断裁マークの付与を設定する断裁マーク付与ボタン41Bが配置されている。
図11は、図9の次画面であり、本発明に係る断裁可能枚数入力部の機能を有する表示画面39Cである。図11(a)は、オペレータが、図9に示す表示画面39Aから、両面モードとソートモード選択ボタン41Aとを選択したときに表示される表示画面39Cであり、図11(b)は、オペレータが、図9に示す表示画面39Aから、片面モードとソートモード選択ボタン41Aとを選択したときに表示される表示画面39Dである。用紙束のシフト可能枚数は、後工程で使用する断裁機の断裁能力以内の最大枚数に合わせて変更可能に構成されており、オペレータは表示画面39C、39Dから、排紙される用紙束のシフト可能枚数を再設定することができる。シフト可能枚数は、画像メモリ部34のページメモリ345に最大シフト可能枚数として予め設定され、格納される数値データである。表示画面39C、39Dは、画面上部には、制御部30の状態あるいはユーザーへの操作のアドバイスを示すコメントが表示され、左下部には、表示画面上の情報を除去する手段であるクリアボタン、出力される用紙束のシフト枚数を再設定するためのシフト排紙枚数設定ボタン40C、40D、設定された枚数を表示するシフト排紙設定枚数表示41C、41D、及び画面の設定を確定する決定ボタンが配置され、右下部には、断裁マークを付与するかどうかを選択する断裁マーク付与ボタン42C、42D、現在選択されている画像形成が両面モードか片面モードかの表示、ソートモードが選択されているかどうかの表示、指定されている画像形成順の表示、及び断裁マークの付与が選択されているかどうかの表示が表示される。
ジョブの枚数がシフト排紙設定枚数表示41C、41Dに設定された枚数を超えている場合に、シフト排紙設定枚数表示41C、41Dに表示された設定枚数を変更せずに決定ボタンを押したときには、用紙は自動的にシフト排紙設定枚数表示41C、41Dに表示された枚数でシフト排紙される。
オペレータが、シフト排紙枚数を変更したいときには、シフト排紙枚数設定ボタン40C、40Dを押して、図示しない操作部39のテンキーを操作して所望するシフト排紙枚数を入力することにより、シフト排紙設定枚数表示41C、41Dに所望するシフト排紙枚数が表示され、決定ボタンを押すことにより、用紙は自動的に新たに設定されたシフト排紙設定枚数数でシフト排紙される。
図12は、図10の次画面であり、図10に示すインターシート選択ボタン40Bを選択したときに表示される表示画面39Eであり、挿入紙として搬送される表紙又は裏表紙が載置される給紙トレイの選択、用紙Pに対する挿入紙の位置、及び断裁マークの付与の有無を入力できる画面である。表示画面39Eは、画面上部には、制御部30の状態あるいはユーザーへの操作のアドバイスを示すコメントが表示され、左下部には、給紙トレイの選択ボタン、中央下部には、挿入紙の位置を設定するインターシート位置ボタン、及び右下部には、断裁マークの付与を選択する断裁マーク付与ボタン40E、表示画面上の情報を除去する手段であるクリアボタン、及び画面の設定を確定する決定ボタンが配置されている。なお、インターシート位置ボタンの中間位置を選択したときは、操作部39の図示しないテンキーにより、挿入する位置を枚数で入力することができる。
図13は、図10の次画面であり、図10に示す断裁マーク付与ボタン41Bを選択したときに表示される断裁マーク付与モードの表示画面39Fである。表示画面39Fは、画面上部には、制御部30の状態あるいはユーザーへの操作のアドバイスを示すコメントが表示され、左下部には、表示画面上の情報を除去する手段であるクリアボタン、断裁マークの種類を選択する断裁マーク選択ボタン40F、及び画面の設定を確定する決定ボタンが配置され、右下部には、断裁マークの種類を表示する断裁マーク表示部41Fが表示される。断裁マークの種類は、断裁マーク選択ボタン40Fを繰り返し押すことにより断裁マークの種類に対応する目印部の発光により選択し、決定ボタンを押して決定する。
続いて、制御部30を中心とする画像形成装置3の動作を、図6〜図8の用紙束の積載状態を示す図、図9〜図13の表示画面を示す図、及び図14〜図18のフローチャートを用いて説明する。
図14は、本発明の実施形態に係る画像形成装置3において、断裁マーク付与モードが選択されたときの動作を説明するためのフローチャートである。
PC1又はスキャナ2から画像形成開始の指示が出される(ステップS1)と、制御手段3aは、画像形成開始の信号をLAN4を介して画像形成装置3の制御部30に送り、制御部30は操作部39に指令を発し、操作部39の表示部に図示しない初期画面を表示する。
オペレータは、操作部39の初期画面において、所望するモードがモノクロ画像形成モードか否かを選択する(ステップS2)。制御部30は、選択された画像形成モードがモノクロ画像形成モードであるときは(ステップS2肯定)ステップ3に進み、操作部39の表示部に、図9に示す表示画面39Aを表示させる。モノクロ画像形成モードでないときは(ステップS2否定)ステップ20のカラー画像形成モードに進む。然るに、カラー画像形成モードであっても、本発明の目的である断裁マークを付与する構成及び動作については、モノクロ画像形成モードと同一であるため、カラー画像形成モードの工程(ステップS20)についての説明は省略する。
ステップ3において、オペレータは、表示画面39Aから、所望するモードが両面モードか否かを選択する(ステップS3)。ステップS3において、選択されたモードが両面モードでないときは(ステップS3否定)ステップ30(片面モード)に進み、制御部30は、指令を発信して画像形成装置のモードを片面モードとする(ステップS30、図15参照)。制御部30は、選択されたモードが両面モードであるときは(ステップS3肯定)ステップ4に進み、ステップ4以降は両面モードとなり、オペレータはインターシートモードを選択するかどうかを選択する(ステップS4)。
ステップ4において、インターシートモードを選択するときは(ステップS4肯定)インターシートモード(ステップS50、図16参照)に進み、インターシートモードを選択しないときは(ステップS4否定)ステップ5に進む。
ステップ5において、制御部30は、ジョブデータ341における画像形成順が1ページ目から開始され、Nページ目へと進む順となっているかどうかを判断し(ステップS5)、画像形成順が1ページ目から開始される順となっているときは(ステップS5肯定)ステップ6に進み、画像形成順がNページ目から開始される順となっているときは(ステップS5否定)ステップ11に進む。
ステップ6において、オペレータは、ソートモードを選択するかどうかを選択し(ステップS6)、ソートモードを選択するときは(ステップS6肯定)ソートモード1(ステップS70、図17参照)に進み、ソートモードを選択しないときは(ステップS6否定)ステップ7に進む。
ステップ7において、制御部30は、ジョブデータ341におけるページ数Nが偶数であるかどうかを判断し(ステップS7)、ページ数Nが偶数であるときは(ステップS7肯定)、図6(b)に示すように、Nページ目に白紙の画像データに断裁マークを付与した画像を形成するように、画像形成部31に指令を発信し、画像形成部31はNページ目に白紙の画像データと断裁マークとを合成した画像を形成(ステップS8)して画像形成を終了する。
ステップ7において、ページ数Nが偶数でないときは(ステップS7否定)ステップ9に進み、図6(a)に示すように、Nページ目に画像データに基づいた画像形成を行った(ステップS9)後、Nページ目の裏面に(N+1)ページ目を最終画像形成ページとして作成し、白紙の画像データと断裁マークとを合成した画像を形成する(ステップS10)。
ステップ5において、制御部30が、画像形成順がNページ目から開始される順となっていると判断したときは(ステップS5否定)ステップ11に進み、オペレータは、ソートモードを選択するかどうかを選択する(ステップS11)。ソートモードを選択するときは(ステップS11肯定)ソートモード1(ステップS70、図17参照)に進み、ソートモードを選択しないときは(ステップS11否定)ステップ12に進む。
ステップ12において、制御部30は、ページ数Nが偶数であるかどうかを判断し(ステップS12)、ページ数Nが偶数であるときは(ステップS12肯定)、図6(d)に示すように、Nページ目からの画像形成を開始する(ステップS13)。
次に、制御部30は、Nページ目以降の画像形成時に画像データ349が1ページ目に達したかどうかを確認し(ステップS14)、1ページ目に達していないとき(ステップS14否定)にはステップS13に戻り画像形成を継続する(ステップS13)。画像データ349が1ページ目に達したとき(ステップS14肯定)にはステップS15に進む。
ステップ15において、制御部30は、1ページ目を最終画像形成ページとし、画像データと断裁マークとを合成した画像を形成するように、画像形成部31に指令を発信し、画像形成部31は1ページ目に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成して(ステップS15)画像形成を終了する。
ステップ12において、制御部30は、ページ数Nが偶数であるかどうかを判断し(ステップS12)、ページ数Nが偶数でないときは(ステップS12否定)、図6(c)に示すように、画像データの開始ページであるNページ目の裏面に(N+1)ページ目に白紙の画像データと断裁マークとを合成した画像を形成(ステップS16)し画像形成開始ページとする。次いで、Nページ目以降の画像形成を行う(ステップS17)。
次に、制御部30は、画像形成時に画像データ349が1ページ目に達したかどうかを確認し(ステップS18)、1ページ目に達していないとき(ステップS18否定)にはステップS17に戻り画像形成を継続する(ステップS17)。画像データ349が1ページ目に達したとき(ステップS18肯定)にはステップS19に進む。
ステップ19において、制御部30は、1ページ目を最終画像形成ページとし、画像データ349と断裁マークとを合成した画像を形成するように、画像形成部31に指令を発信し、画像形成部31は1ページ目に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成して(ステップS19)画像形成を終了する。
図15は、図14のステップS3でオペレータの所望するモードが両面モードでないとき(ステップS3否定)に選択される片面モードでの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップ30において、図9に示す表示画面39Aから、オペレータにより片面モードが選択されると、ステップS31へ進み、図10に示す表示画面39Bが表示され、オペレータはインターシート選択ボタン40Bによりインターシートモードを選択するかどうかを選択する(ステップS31)。インターシートモードを選択するときは(ステップS31肯定)インターシートモード(ステップS50、図16参照)に進み、インターシートモードを選択しないときは(ステップS31否定)ステップ32に進む。
ステップ32において、制御部30は、画像形成順がNページ目から開始され、1ページ目へと進む順となっているかどうかを判断し(ステップS32)、画像形成順がNページ目から開始される順となっているときは(ステップS32肯定)ステップ33に進み、画像形成順が1ページ目から開始される順となっているときは(ステップS32否定)ステップ37に進む。
ステップ33において、オペレータは、ソートモードを選択するかどうかを選択し(ステップS33)、ソートモードを選択するときは(ステップS33肯定)ソートモード1(ステップS70、図17参照)に進み、ソートモードを選択しないときは(ステップS33否定)ステップ34に進む。
ステップS34において、制御部30は画像形成部31に指令を発し、図7(b)に示すように、Nページ目から始まる片面への画像形成を開始させる(ステップS34)。
次に、制御部30は、画像データ349が1ページ目に達したかどうかを確認し(ステップS35)、1ページ目に達していないとき(ステップS35否定)にはステップS34に戻り画像形成を継続する(ステップS34)。画像データ349が1ページ目に達したとき(ステップS35肯定)にはステップS36に進む。
ステップ36において、制御部30は、1ページ目を最終画像形成ページとし、1ページ目に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成するように、画像形成部31に指令を発信し、画像形成部31は1ページ目に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成して(ステップS36)画像形成を終了する。
ステップ32において、制御部30は、画像形成順が1ページ目から開始される順となっているときは(ステップS32否定)ステップ37に進み、オペレータは、ソートモードを選択するかどうかを判断する(ステップS37)。ソートモードを選択するときは(ステップS37肯定)ソートモード2(ステップS90、図18参照)に進み、ソートモードを選択しないときは(ステップS37否定)ステップ38に進む。
ステップS38において、制御部30は画像形成部31に指令を発し、図7(a)に示すように、1ページ目から始まる片面への画像形成を開始させ、画像形成開始ページである1ページ目に画像データ349に断裁マークを付与した合成画像を形成させ、用紙Pを、再搬送手段38に送り込み、用紙Pの表裏を逆にして排紙トレイ37Dに反転排紙し、積載する(ステップS38)。続いて、2ページ目からNページ目までの片面への画像形成を行い、排紙トレイ37Dに反転排紙し、積載して画像形成を終了する(ステップS39)。
図16は、図14のステップS4でオペレータがインターシートモードを所望するとき(ステップS4肯定)、又は、図15のステップS31でオペレータがインターシートモードを所望するとき(ステップS31肯定)に選択されるインターシートモードでの動作を説明するためのフローチャートである。
本発明に係るインターシートモードのフローチャートは、表紙又は裏表紙に断裁マークを付与して用紙束に挿入する動作の手順について説明するためのフローチャートである。
インターシートモードは、図10に示す表示画面39Bにおいて、オペレータがインターシートボタン40Bを押して選択されるモードであり、操作部39には図12に示す表示画面39Eが表示される(ステップS50)。
オペレータは、表示画面39Eの給紙トレイ選択ボタンの選択により、複数の給紙トレイから、所望の表紙が設置されている給紙トレイを選択すると共に、インターシート位置選択ボタン(最初、最後)の選択により、挿入紙を挿入する位置、即ち、表紙を画像形成順の最初に挿入するかどうかを判断する(ステップS51)。断裁マークを付与するときは、断裁マーク付与選択ボタン40Eを押し、決定ボタンにより確定させる。
表紙を画像形成順の最初に挿入するとき(ステップS51肯定)にはステップ58に進み、画像形成順の最後に挿入するとき(ステップS51否定)にはステップ52に進む。
次いで、裏表紙を挿入するかどうか(ステップS52)を給紙トレイ選択ボタン及びインターシート位置選択ボタンにより選択し、決定ボタンにより確定する。裏表紙を挿入するとき(ステップS52肯定)にはステップ53に進み、挿入しないとき(ステップS52否定)にはステップ54に進む。
ステップ53において、裏表紙は、選択された給紙トレイから送り出され、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23等を経て転写手段7Aに搬送され、画像データに応じて裏表紙上に画像を転写され、定着装置36、搬送ローラ37B、排紙ローラ37Cを経て排紙トレイ37Dまで搬送されて積載される(ステップS53)。
続いて、用紙PにNページ目から始まる画像形成を行った(ステップS54)後、制御部30は、Nページ目以降の画像形成時に画像データ349が1ページ目に達したかどうかを確認し(ステップS55)、1ページ目に達していないとき(ステップS55否定)にはステップS54に戻って画像形成を継続し(ステップS54)、1ページ目に達したとき(ステップS55肯定)にはステップS56に進む。ステップS56において、用紙Pの1ページ目に画像データ349に基づいて画像形成が行われる(ステップS56)。
次に表紙は、予め選択した給紙トレイから送り出され、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23等を経て転写手段7Aに搬送され、転写手段7Aにて画像データと断裁マークとを合成した画像を転写され、定着装置36で定着され、搬送ローラ37B及び排紙ローラ37Cにより搬送されて排紙トレイ37Dに積載される(ステップS57)。
ステップS51において、表紙が画像形成順の最初に挿入されるとき(ステップS51肯定)にはステップS58に進み、制御部30は、画像形成部31に指令を発し、表紙を選択した給紙トレイから送り出させ、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23を経て転写手段7Aへと搬送し、転写手段7Aにて画像データに基づく画像を転写させた後、定着装置36で定着させ、搬送ローラ37B及び排紙ローラ37Bに搬送させて排紙トレイ37D上に積載させる(ステップS58)。
続いて、用紙Pに1ページ目から継続して行う画像形成を行った(ステップS59)後、制御部30は、画像データ349が最終ページ(Nページ目)に達したかどうかを判断し(ステップS60)、最終ページに達していないとき(ステップS60否定)にはステップS59に戻って画像形成を継続し(ステップS59)、最終ページに達したとき(ステップS60肯定)にはステップS61に進む。
次いで、裏表紙を挿入するかどうか(ステップS61)を給紙トレイ選択ボタン及びインターシート位置選択ボタンにより選択し、決定ボタンにより確定する。裏表紙を挿入するとき(ステップS61肯定)にはステップ63に進み、挿入しないとき(ステップS61否定)にはステップ62に進む。
裏表紙を挿入しないときは、用紙Pの最終ページに画像データと断裁マークとを合成して画像形成を行い、画像形成を終える(ステップS62)。
裏表紙を挿入するときは、裏表紙に画像データと断裁マークとを合成して画像形成を行い、画像形成を終える(ステップS63)。
表紙又は裏表紙が用紙束の排出、積載後に排出される場合のインターシートモードにおいては、制御部30は画像形成部31に、断裁マークの付与が表紙のみ又は裏表紙のみに実施されるように指令する構成となっているため、他の用紙に断裁マークの跡が残ることを防止できる。
次に、ソートモードにおいて、用紙Pに断裁マークを付与する場合の動作について、図8、図9、図11(a)、図17、及び図18を用いて説明する。本実施の形態におけるソートモードは、用紙Pに対しシフト排紙部370を用いて用紙束毎にシフト排紙するが、用紙束毎の最終画像形成ページのみに断裁マークを付与するソートモード1と、用紙束毎の画像形成開始ページのみに断裁マークを付与するソートモード2とからなる。
図17は、本発明に係るソートモードの第1の実施形態であるソートモード1における用紙Pに断裁マークを付与する動作を説明するためのフローチャートである。ソートモード1は、図14又は図15に示すフローチャートにおいて、オペレータがソートモードを所望する(ステップS6、S11、又はS33における肯定)ときに選択されるモードであり、図17に示すフローチャートは、シフト排紙される用紙束毎の最終画像形成ページのみに断裁マークを付与する動作の手順について説明するためのフローチャートである。
ソートモード1は、図9に示す表示画面39Aにおいて、オペレータが両面モードを選択し、更にソートモード選択ボタン41Aを押すことにより選択され、操作部39には図11(a)に示す表示画面39Cが表示される(ステップS70)。
オペレータは、表示画面39Cにより、所望するシフト排紙枚数がシフト排紙設定枚数表示41Cに表示されている枚数以内であるかどうかを確認し(ステップS71)、表示されている枚数以内であれば(ステップS71肯定)決定ボタンを押してステップS72に進み、表示されている枚数を超えているときは(ステップS71否定)ステップS78に進む。
ステップS72において、制御部30は、シフト単位毎のNページ目(開始ページ)からの画像形成を開始し(ステップS72)、続いて、それ以降の画像形成を継続し、図8(a)に示す所望するシフト排紙枚数でのシフト排紙を行う(ステップS73)。次いで、制御部30は、画像形成され、シフト排紙される用紙Pがシフト単位毎の1ページ目(最終ページ)に達するかどうかを確認し(ステップS74)、最終ページに達するとき(ステップS74肯定)にはステップS75に進み、最終ページに達していないとき(ステップS74否定)にはステップS73に戻る。
最終ページに達するときには、図8(a)に示すように、最終ページ(1ページ目)に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成する(ステップS75)。
次に、制御部30は、ジョブデータ341に基づくジョブが所定の部数の画像形成を終了したかどうかを確認し(ステップS76)、終了したとき(ステップS76肯定)にはそのジョブを終了させる(ステップS77)。終了していないとき(ステップS76否定)にはステップS72に戻る。
ステップS71において、所望するシフト排紙枚数がシフト排紙設定枚数表示41Cに表示されている枚数を超えているときは(ステップS71否定)ステップS78に進み、制御部30は、図11(a)に示す表示画面39C上のシフト排紙設定枚数表示41Cに表示された設定枚数に基づいてシフト排紙枚数を再設定し、画像形成部31に対し、用紙Pをシフト排紙させる指令を発する(ステップS78)。
なお、ステップS78において、オペレータがシフト排紙枚数設定ボタン40Cにより手動でシフト排紙設定枚数を設定することも可能である。即ち、シフト排紙枚数設定ボタン40Cを押し、操作部39の図示しないテンキーを用いてシフト排紙枚数を所望する枚数に再設定することができる。
制御部30は、シフト単位毎のNページ目(開始ページ)からの画像形成を開始し(ステップS79)、続いて、それ以降の用紙への画像形成を継続し、再設定したシフト排紙枚数でのシフト排紙を行う(ステップS80)。
次いで、制御部30は、画像形成され、シフト排紙される用紙Pがシフト単位毎の1ページ目(最終ページ)に達するかどうかを確認し(ステップS81)、最終ページに達するとき(ステップS81肯定)にはステップS82に進み、最終ページに達していないとき(ステップS81否定)にはステップS80に戻る。
最終ページに達するときには、図8(a)に示すように、最終ページ(1ページ目)に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成する(ステップS82)。
次に、制御部30は、ジョブデータ341に基づくジョブが所定の部数の画像形成を終了したかどうかを確認し(ステップS83)、終了したとき(ステップS83肯定)にはそのジョブを終了させる(ステップS84)。終了していないとき(ステップS83否定)にはステップS79に戻る。
次に、本発明に係るソートモードの第2の実施形態であるソートモード2における用紙Pに断裁マークを付与する動作について、図8(b)、図9、図11(b)、及び図18を用いて説明する。
図18は、ソートモード2における用紙Pに断裁マークを付与する動作を説明するためのフローチャートである。ソートモード2は、図15に示す片面モードの場合のフローチャートにおいて、オペレータがソートモードを所望する(ステップS37における肯定)ときに選択されるモードであり、図18に示すフローチャートは、シフト排紙される用紙束毎の画像形成開始ページ(1ページ目)のみに断裁マークを付与する動作の手順について説明するためのフローチャートである。
ソートモード2は、図9に示す表示画面39Aにおいて、オペレータが片面モードを選択し、更に、ソートモード選択ボタン41Aを押すことにより選択され、操作部39には図11(b)に示す表示画面39Dが表示される(ステップS90)。
オペレータは、表示画面39Dにより、所望するシフト排紙枚数がシフト排紙設定枚数表示41Dに表示されている枚数以内であるかどうかを確認し(ステップS91)、表示されている枚数以内であれば(ステップS91肯定)決定ボタンを押してステップS92に進み、表示されている枚数を超えているときは(ステップS91否定)ステップS98に進む。
ステップS92において、制御部30は、用紙Pに対し、シフト単位毎の1ページ目(画像形成開始ページ)からの画像形成を開始し、図8(b)に示すように、1ページ目に画像データと断裁マークとを合成した画像を形成して、再搬送手段38にて反転排紙させて排紙トレイ37Dに積載する(ステップS92)。続いて、2ページ目以降の画像形成を継続し、図8(b)に示す所望するシフト排紙枚数でのシフト排紙を行う(ステップS93)。次いで、制御部30は、画像形成され、シフト排紙される用紙Pがシフト単位毎の最終ページ(Nページ目)に達するかどうかを確認し(ステップS94)、最終ページに達するとき(ステップS94肯定)にはステップS95に進み、最終ページに達しないとき(ステップS94否定)にはステップS93に戻る。
最終ページに達するときには、制御部30は、ジョブデータ341に基づくジョブが所定の部数の画像形成を終了したかどうかを確認し(ステップS95)、終了したとき(ステップS95肯定)にはそのジョブを終了させる(ステップS96)。終了していないとき(ステップS95否定)にはステップS92に戻る。
ステップS91において、所望するシフト排紙枚数がシフト排紙設定枚数表示41Dに表示されている枚数を超えているときは(ステップS91否定)ステップS97に進み、制御部30は、図11(b)に示す表示画面39D上のシフト排紙設定枚数表示41Dに表示された設定枚数に基づいてシフト排紙枚数を再設定し、画像形成部31に対し、用紙Pをシフト排紙させる指令を発する(ステップS97)。
なお、ステップS97において、オペレータがシフト排紙枚数設定ボタン40Dにより手動でシフト排紙設定枚数を設定することも可能である。即ち、シフト排紙枚数設定ボタン40Dを押し、操作部39の図示しないテンキーを用いてシフト排紙枚数を所望する枚数に再設定することができる。
制御部30は、画像形成部31に対し、シフト単位毎の1ページ目(画像形成開始ページ)に、画像データ349と断裁マークとを合成した画像を形成させ、再搬送手段38にて用紙Pを反転して排紙トレイ上に排出させ、積載させる(ステップS98)。
続いて、制御部30は、画像形成部31に対し、用紙Pへの2ページ目以降の画像形成を継続させ、図8(b)に示すように、シフト単位毎の1ページ目(下面)に画像データ349と断裁マークとを合成した画像を形成した用紙を含むシフト排紙を行わせる(ステップS99)。次いで、制御部30は、画像形成され、シフト排紙される用紙Pがシフト単位毎の最終ページ(Nページ目)に達するかどうかを確認し(ステップS100)、最終ページに達するとき(ステップS100肯定)にはステップS101に進み、最終ページに達しないとき(ステップS100否定)にはステップS99に戻る。
最終ページに達するときには、制御部30は、ジョブデータ341に基づくジョブが所定の部数の画像形成を終了したかどうかを確認し(ステップS101)、終了したとき(ステップS101肯定)にはそのジョブを終了させる(ステップS102)。終了していないとき(ステップS101否定)にはステップS98に戻る。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を含むシステム構成について説明するためのブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係るシフト排紙部370の構成及び動作を説明するための側断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置3の制御系に関するブロック図である。 断裁マークメモリ346による、断裁マークの添付動作を模式的に示した図である。 本発明に係る実施形態である用紙両面への画像形成時における画像形成の順序と断裁マークを付与される面との関係について説明するための模式的斜視図である。 本発明に係る実施形態である用紙片面のみへの画像形成時の画像形成の順序と断裁マークを付与される面との関係について説明するための模式的斜視図である。 本発明に係る実施形態であるソートモードにおいて、シフト排紙された用紙と断裁マークが付与される面との関係について説明するための模式的斜視図である。 本発明の実施形態に係る操作部39の表示部に表示される表示画面である。 図9の表示画面の次画面である。 図9の表示画面の次画面である。 図10の表示画面の次画面である。 図10の表示画面の次画面である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置3において、断裁マーク付与モードが選択されたときの動作を説明するためのフローチャートである。 片面モードでの動作を説明するためのフローチャートである。 インターシートモードにおいて、断裁マークを付与した表紙又は裏表紙を用紙束に挿入する動作の手順について説明するためのフローチャートである。 ソートモードにおいて、シフト排紙する用紙に断裁マークを付与する動作の手順について説明するためのフローチャートである。 ソートモードにおいて、シフト排紙する用紙に断裁マークを付与する動作の手順について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 PC
2 スキャナ
3 画像形成装置
4 LAN
3Y、3M、3C、3K 画像書込部
3a 制御手段
20 原稿読取装置
30 制御部
31 画像形成部
32 画像処理部
33 メモリ制御部
34 画像メモリ部
36 定着部
37 排紙部
38 再搬送手段
39 操作部
341 ジョブデータ
342 断裁マーク情報
345 ページメモリ
346 断裁マークメモリ
349 画像データ
370 シフト排紙部(シフト排紙手段)
371 シフト排紙ローラ
37D 排紙トレイ
N 画像デ−タのページ数
P 用紙

Claims (6)

  1. 画像形成のジョブに係るジョブデータ及び画像データに基づき用紙に画像形成する画像形成部と、画像形成された用紙を積載する排紙トレイと、画像形成を制御する制御手段と、を有するとともに、用紙の片面に画像形成する片面モードと用紙の両面に画像形成する両面モードとを有する画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記ジョブデータ、及び画像形成装置の操作部からの指示入力に基づいて、前記両面モードが選択され、かつ前記ジョブが1ページ目から開始されてNページ目で終了する総ページ数がNのジョブであると判断されるとき、前記排紙トレイ上に積載される用紙束の最上面となる、Nページ目が形成される用紙の偶数ページ側となる用紙面にのみ、画像データ断裁マークとをメモリ上で合成して合成画像を生成し、当該合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記総ページ数Nが奇数であり、前記用紙の始めに画像形成を行う一方の面を第1面、他方の面を第2面とするとき、前記制御手段は、前記第1面がNページ目となる用紙の前記第2面に(N+1)ページ目となるページを形成し、前記(N+1)ページ目に、白紙画像データと前記断裁マークとをメモリ上で合成して合成画像を生成し、当該合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置は、前記排紙トレイ上に前記用紙をシフトして積載するためのシフト手段と、ジョブの画像形成条件を設定する操作部と、前記シフト手段を動作させるソートモードと、前記両面モードと前記片面モードと、を有し、
    前記制御手段は、前記シフト手段と前記操作部の動作を制御し、
    前記操作部は、画像形成条件として断裁可能枚数を入力する断裁可能枚数入力部を有し、
    前記制御手段は、ジョブの画像形成枚数が入力された断裁可能枚数以内であるときには、用紙束の最上面となる最終画像形成ページのみに画像データに断裁マークを付与した合成画像に基づく画像形成を行うように制御し、
    ジョブの画像形成枚数が入力された断裁可能枚数を超えているときには、前記ソートモードを選択し、用紙のシフト排紙枚数を断裁可能枚数以内の枚数に設定して前記シフト手段を動作させ、用紙をシフト排紙枚数毎の用紙束にシフトして排紙トレイ上に積載し、シフトされる用紙束毎の最上面となる最終画像形成ページのみに、画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、ジョブが複数の部単位のグループで構成されているときには前記ソートモードを選択し、
    部単位のグループそれぞれの枚数が断裁可能枚数以内であるときには、用紙を部単位のグループ毎にシフト排紙させ、それぞれの部単位のグループにおける最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御し、
    部単位のグループそれぞれの画像形成枚数が断裁可能枚数を超えているときには、用紙のシフト排紙枚数を断裁可能枚数以内の枚数に設定して前記シフト手段を動作させ、用紙をシフト排紙枚数毎の用紙束にシフトして排紙トレイ上に積載し、シフトして積載されるそれぞれの部単位のグループの用紙束毎の最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、ジョブが複数のページ単位のグループで構成されているときには前記ソートモードを選択し、
    ページ単位のグループそれぞれの枚数が断裁可能枚数以内であるときには、用紙をページ単位のグループ毎にシフト排紙させ、それぞれのページ単位のグループにおける最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御し、
    ページ単位のグループそれぞれの画像形成枚数が断裁可能枚数を超えているときには、用紙のシフト排紙枚数を断裁可能枚数以内の枚数に設定して前記シフト手段を動作させ、用紙をシフト排紙枚数毎の用紙束にシフトして排紙トレイ上に積載し、シフトして積載されるそれぞれのページ単位のグループの用紙束毎の最終画像形成ページのみに画像データと断裁マークとの合成画像に基づく画像形成を行うように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置は、画像形成される用紙に表紙及び裏表紙を挿入するインターシートモードを有し、
    前記インターシートモードで表紙が画像形成順の最初に挿入され、裏表紙が画像形成順の最後に挿入されるとき、前記排紙トレイ上に積載された画像形成済みの用紙束の最後に挿入される、前記裏表紙のみに断裁マークが付与されるように、前記制御手段により、制御されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2005138344A 2005-05-11 2005-05-11 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4639941B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005138344A JP4639941B2 (ja) 2005-05-11 2005-05-11 画像形成装置
EP06250402A EP1744226B1 (en) 2005-05-11 2006-01-25 Image forming apparatus
DE602006006252T DE602006006252D1 (de) 2005-05-11 2006-01-25 Bilderzeugungsvorrichtung
US11/339,583 US7532838B2 (en) 2005-05-11 2006-01-26 Image forming apparatus for attaching a cutting guide to image data
CNB2006100045296A CN100524056C (zh) 2005-05-11 2006-01-27 图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005138344A JP4639941B2 (ja) 2005-05-11 2005-05-11 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006315231A JP2006315231A (ja) 2006-11-24
JP4639941B2 true JP4639941B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=37389855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005138344A Expired - Fee Related JP4639941B2 (ja) 2005-05-11 2005-05-11 画像形成装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7532838B2 (ja)
EP (1) EP1744226B1 (ja)
JP (1) JP4639941B2 (ja)
CN (1) CN100524056C (ja)
DE (1) DE602006006252D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4665806B2 (ja) * 2006-03-20 2011-04-06 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 印刷装置、印刷方法、および印刷プログラム
JP5036224B2 (ja) * 2006-06-07 2012-09-26 キヤノン株式会社 印刷制御装置及び印刷制御方法及びプログラム
EP2000954A1 (en) * 2007-06-01 2008-12-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing crop marks
JP2009249106A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム
JP5391873B2 (ja) * 2009-06-30 2014-01-15 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
US20140136962A1 (en) * 2012-11-12 2014-05-15 Vistaprint Technologies Limited Method and System for Detecting and Removing Printer Control Marks from Rasterized Image for Placement in Image Container of Document Template
JP6089801B2 (ja) * 2013-03-06 2017-03-08 富士ゼロックス株式会社 印刷制御装置及びプログラム
JP6414006B2 (ja) * 2015-10-14 2018-10-31 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
JP7054360B2 (ja) * 2018-04-03 2022-04-13 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05116429A (ja) * 1991-04-16 1993-05-14 Brother Ind Ltd プリンター
JPH07314844A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Ricoh Co Ltd プリンタ装置
US5631747A (en) * 1995-08-21 1997-05-20 Xerox Corporation Apparatus and method for applying trim marks to a print media sheet
JPH10181238A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Canon Inc 製本装置
JP2001030584A (ja) * 1999-07-26 2001-02-06 Canon Inc プリンタの制御装置及び制御方法、または、プリンタ
JP2003234887A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Ricoh Co Ltd 画像形成方法、画像形成装置、コンピュータプログラムおよび記憶媒体

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08241399A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Dainippon Printing Co Ltd 面付け方法および帳票類デザインシステム
US5725211A (en) * 1995-08-28 1998-03-10 Xerox Corporation Method and apparatus for registering images on the front and the back of a single sheet of paper
JPH09109505A (ja) * 1995-10-16 1997-04-28 Sanyo Electric Co Ltd 見当マークの印刷方法、文書作成装置及び記録媒体
JPH09197738A (ja) 1996-01-19 1997-07-31 Canon Inc 複合画像形成システム
JPH1134424A (ja) 1997-07-17 1999-02-09 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4945847B2 (ja) 2001-03-30 2012-06-06 大日本印刷株式会社 断裁位置制御システム
JP2006256019A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05116429A (ja) * 1991-04-16 1993-05-14 Brother Ind Ltd プリンター
JPH07314844A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Ricoh Co Ltd プリンタ装置
US5631747A (en) * 1995-08-21 1997-05-20 Xerox Corporation Apparatus and method for applying trim marks to a print media sheet
JPH10181238A (ja) * 1996-12-27 1998-07-07 Canon Inc 製本装置
JP2001030584A (ja) * 1999-07-26 2001-02-06 Canon Inc プリンタの制御装置及び制御方法、または、プリンタ
JP2003234887A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Ricoh Co Ltd 画像形成方法、画像形成装置、コンピュータプログラムおよび記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
DE602006006252D1 (de) 2009-05-28
CN100524056C (zh) 2009-08-05
EP1744226A2 (en) 2007-01-17
US7532838B2 (en) 2009-05-12
JP2006315231A (ja) 2006-11-24
EP1744226A3 (en) 2007-02-07
EP1744226B1 (en) 2009-04-15
US20060256389A1 (en) 2006-11-16
CN1862399A (zh) 2006-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4586631B2 (ja) 画像形成装置
JP4639941B2 (ja) 画像形成装置
US9361548B2 (en) Image forming apparatus, control method, and control program
EP1703320B1 (en) Image forming apparatus in which cutting mark is given to image data
JP4476945B2 (ja) 画像形成装置
JP2006332868A (ja) 画像形成装置および画像表示方法
JP5594995B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2012045746A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP5113497B2 (ja) ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、及びプログラム
US8386940B2 (en) Operating system and a program product
JP4844378B2 (ja) 画像形成装置
JP3863504B2 (ja) 画像形成装置
JP2010074251A (ja) 画像形成装置
JP2010039074A (ja) 画像形成装置
JP2004287234A (ja) 画像形成装置
JP4070640B2 (ja) 画像形成装置
JP2009031669A (ja) 画像形成装置
JP3924514B2 (ja) 画像形成装置
JP3934646B2 (ja) 画像形成装置
JP2010114749A (ja) 画像形成装置
JP2004279952A (ja) 画像形成装置
JP5427751B2 (ja) 画像形成装置
JP2004279451A (ja) 画像形成装置
JP5119170B2 (ja) 画像読取装置
JP2004286885A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees