JP4639098B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記潜像担持体上に形成された画像濃度検出用のトナーパターンの濃度を検出するパターン濃度センサを備え、上記画像出力補正手段は、該パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度に基づいて画像出力設定値を補正することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記画像出力補正手段は、上記パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度が目標とする濃度となるまでパターン潜像を作像するときの現像バイアスを補正し、トナーパターンの濃度が目標とする濃度となったときの現像バイアスの補正量に基づき、画像出力設定値を補正することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの画像形成装置において、画像形成により消費された分のトナーを現像装置内の現像剤へ補給するトナー補給装置と、上記現像装置に収容されている現像剤の一部について現像剤密度に関連するパラメータを検知するトナー濃度センサと、該トナー濃度センサの検出結果に基づいて、その検出値が目標値に一致するように該トナー補給装置のトナー補給動作を制御する補給動作制御手段と、上記パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度が目標とする濃度となるようなトナー補給動作がなされるように該目標値を補正する補正処理を、所定のタイミングで実行する目標値補正手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、上記トナーとして、変性ポリエステル樹脂を基材としたトナーを用いたことを特徴とするものである。
まず、本実施形態に係る複写機の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機全体の概略構成図である。図1において、複写機本体100には、その上に画像読取装置200が取り付けられ、シートバンク300上に載置されている。画像読取装置200の上には、背面側(図中紙面裏側)を支点にして回動自在に構成された自動原稿搬送装置400が取り付けられている。
また、自動原稿搬送装置400には、図示しない原稿セット台が設けられており、原稿の排出位置には、図示しない原稿スタック台が設けられている。自動原稿搬送装置400は、複数の原稿搬送ローラを備えており、この原稿搬送ローラによって、原稿は、原稿セット台から画像読取装置200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送される。
また、シートバンク300には、内部に、記録材である紙やOHPフィルム等のシートSを収納するシートカセット61が複数重ねて設けられている。各シートカセット61には、それぞれ呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64が設けられている。シートカセット61の図中右側には、複写機本体100のシート搬送路Rへと通じる上述した供給路R1が形成されている。この供給路R1にも、シートを搬送するいくつかのシート搬送ローラ66が設けられている。
また、複写機本体100には、図中右側に、手差し供給部68が設けられている。この手差し供給部68には、手差しトレイ67が開閉自在に設けられており、その手差しトレイ67上にセットした手差しシートをシート搬送路Rへと導く上述した手差し供給路R2が形成されている。この手差し供給部68にも、シートカセット61と同様に、呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64が設けられている。
上記複写機を用いてコピーをとるとき、まず、図示しないメインスイッチをオンするとともに、自動原稿搬送装置400の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置400を開いて画像読取装置200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押える。そして、図示しないスタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、その原稿を原稿搬送ローラにより原稿搬送路を通してコンタクトガラス57上へと移動させてから画像読取装置200を駆動し、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときは、直ちに画像読取装置200を駆動して原稿内容を読み取る。原稿内容を読み取る際、画像読取装置200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動させながら、その光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面に照射する。そして、その反射光を複数のミラー54で結像用光学レンズ55まで案内してイメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。
なお、シートSの両面に画像を形成する場合には、排出分岐爪34を切り替え、シートSの片面にトナー像を転写した後、これをシート搬送路Rから反転路R3に入れる。このシートSは、シート搬送ローラ66で搬送してスイッチバック位置44へ入れられた後、スイッチバックローラ43でスイッチバックされ、今度は再搬送路R4に入れられ、シート搬送ローラ66で再びシート搬送路Rに導かれる。そして、上述と同様にしてシートの反対面にもトナー像を転写する。
このトナーボトル23は、円筒状のボトル本体24にキャップ部25が備わっている。ボトル本体24の内部には補給用のトナーを収容した収容空間が形成されており、その収容空間には螺旋状の突起が形成されている。トナーボトル23をトナー補給装置20にセットする場合、まず、ボトル本体24の底部(キャップ部25の反対端部)とボトル駆動モータ26の駆動軸とを係合させる。これと同時に、キャップ部25はトナー補給装置20に対して固定される。そして、キャップ部25に設けられたレバー25aを操作すると、ボトル口24aが開口する。また、ボトル本体24の底部とボトル駆動モータ26の駆動軸とを係合させるとき、シャッターピン27aが現像装置12の突起部12aの斜面によって上方に案内される。これにより、シャッター27が開きトナー排出口28が開く。
図4は、本実施形態におけるトナー濃度制御装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態においては、現像装置12にトナー濃度センサ(Tセンサ)102が設けられており、また感光体10の表面に対向するようにパターン濃度センサ(Pセンサ)103が設けられている。Tセンサ102は、現像剤の一部における透磁率を検知するものであって、透磁率が高いほど出力電圧(検出値)が高くなる一般的な透磁率センサである。なお、本実施形態では、Tセンサとして透磁率センサを用いているが、現像装置12に収容されている現像剤の一部について現像剤密度に関連するパラメータを検知できるものであれば、これに限られない。また、Pセンサ103は、反射型の光学センサであり、トナー量の変化によって変動する反射光量から、感光体10上のトナーパターンの濃度を検出する。このPセンサ103は、トナー量が少ないほどすなわちトナーパターンの濃度が低いほど出力電圧が低い。なお、Pセンサも、感光体10上のトナーパターンの濃度が検出できるものであれば、これに限られない。これらのセンサ102,103の出力信号は、補給動作制御手段及び目標値補正手段としての制御部101へ入力される。
また、制御部101は、Pセンサ103からの検出値Vspを受け、上記目標値Vtrefの補正処理を行う。具体的には、その検出値Vspが規定値(目標とするトナーパターン濃度)Vsprefよりも下回っていると判断したら、上記目標値Vtrefが低くなるように補正する。その結果、Tセンサ102の検出値Vtが、それまでは目標値Vtrefを下回っていたとしても、補正後の目標値Vtref以上であればトナー補給動作が開始され、画像濃度が上昇する。一方、Pセンサ103の検出値Vspが規定値Vspref以上であると判断したら、上記目標値Vtrefが高くなるように補正する。その結果、Tセンサ102の検出値Vtが、それまでは目標値Vtref以上であったとしても、補正後の目標値Vtrefを下回ればトナー補給動作が停止し、画像濃度が低下する。
図5は、制御例1の画像出力制御装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、画像出力制御装置は、放置時間検知手段104と、画像出力補正手段たる制御部101と、Pセンサ103と、現像装置12と、帯電装置11とで構成されている。放置時間検知手段104は、テンキーなどから入力される現像装置12に充填される現像剤の製造日等の製造情報に基づいて、製造日から現時点までの充填される現像剤の放置時間T0を検知する。制御部101は、放置時間検知手段104で検知された放置時間T0に基づいて、画像出力の補正を行うか否かを判定している。また、制御部101は、Pセンサのパターン濃度出力値Vspに基づいて、画像出力設定値たる現像バイアスVb、帯電バイアスVrを補正している。
まず、現像装置内の劣化した現像装置と交換して新たに充填される現像剤の放置時間T0を検知する(S1)。現像剤放置時間T0検知は、例えば、現像剤を内包した袋に現像剤製造日を記載しておいて、この製造日をテンキーなどで入力し、入力された製造日から現時点までの現像剤放置時間T0を装置内で計算し、検知する。また、ユーザが記載された製造日から、現時点までの現像剤放置時間T0を計算し、その計算した値をテンキーなどで入力することで、現像剤放置時間T0が検知されるようにしてもよい。さらに、袋に現像剤製造日をバーコードで記載し、バーコードリーダで製造日を読み取って、製造日から現時点までのトナー現像剤放置時間T0を計算し検知してもよい。
現像バイアスVb、帯電バイアスVrの補正は、まず、感光体上に基準パターンを作成する(S4)。この作成された基準パターンをPセンサで検知して、このときのパターン濃度出力値Vspが基準パターン濃度出力下限値Vsp0よりも高いか否かをチェックする(S5)。基準パターン濃度出力下限値Vsp0以下の場合(S5のNO)は、基準パターン作成時の現像バイアスVbpを所定の補正量ΔVだけ引く(S6)。次に、この補正された基準パターン作成時の現像バイアスVbpで基準パターンを作成し(S4)、Pセンサの出力値Vspが基準パターン濃度出力下限値Vsp0よりも高いか否かをチェックする(S5)。基準パターン濃度出力下限値Vsp0以下の場合(S5のNO)は、S6以降のフローを繰り返し行う。
図7は、本制御例2における画像出力制御装置の構成を示すブロック図である。
本制御例2においては、図5に示した上記制御例1の画像出力制御装置の構成に、記憶部105が追加されている。この記憶部105には、表1に示すような参照テーブルを予め記憶しておき、Pセンサの基準パターン濃度出力値Vspと参照テーブルとから補正電圧Vsを決定する。
まず、上記制御例1と同様にして現像装置内の劣化した現像装置と交換された現像剤の放置時間T0を検知し(S11)、放置時間T0が上限(Trefl)下限(Trefs)閾値の範囲内である場合(S12のYES)は、通常の基準の現像バイアスVb0、帯電バイアスVr0で画像出力の制御を行う(S13)。放置時間T0が上限(Trefl)下限(Trefs)閾値の範囲内でない場合(S12のNO)は、基準パターンを作成して(S14)、このときのPセンサの基準パターン濃度出力値Vspを得る。Pセンサの基準パターン濃度出力値Vspを得たら、参照テーブルを参照して(S15)、補正バイアスVsを決定する(S16)。補正電圧Vsを決定したら、基準の帯電バイアスVr0から、補正電圧Vsを引くことで、画像出力時の帯電バイアスVrを求める。また、基準の現像バイアスVb0から、補正電圧Vsを引くことで、画像出力時の現像バイアスVbを求める(S17)。
まず、画像形成動作が終了したか否かを検知する(S21)。画像形成動作が終了していたら(S21のYES)、補正された現像バイアスVbpを通常制御時の基準現像バイアス値Vbp0に戻す(S22)。この基準現像バイアス値Vbp0で基準パターンを作成する(S23)。このときのPセンサの基準パターン濃度出力値Vspが基準パターン濃度出力上限値Vsp1下限値Vsp0の範囲内か否かをチェックする(S24)。範囲内でない場合(S24のNO)は、現像剤中のトナーが所定範囲の帯電量となっていないので、S21以降のフローを繰り返す。一方、Pセンサの基準パターン濃度出力値Vspが基準パターン濃度出力上限値Vsp1下限値Vsp0の範囲内の場合(S24のYES)は、現像剤中のトナー帯電量が所定範囲の帯電量に回復している。よって、現像バイアスVb、帯電バイアスVrを基準バイアスVb0、Vr0に戻す(S25)。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、現像装置内に新たな現像剤が充填される際、充填される現像剤の放置時間が所定範囲外のときに画像出力設定値たる現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを画像濃度が所定の濃度となるように補正している。充填される現像剤の放置時間T0が所定範囲未満のときは、放置時間T0が短いため、充填される現像剤中のトナー帯電量が必要以上帯電している。この場合、画像濃度が薄くなるので、画像濃度が濃くなるように現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正する。一方、充填される現像剤の放置時間T0が所定範囲を越えるときは、放置時間T0が長いため、充填される現像剤中のトナーが十分な帯電量を有していない。この場合、画像濃度が濃くなるので、画像濃度が薄くなるように現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正する。このように、現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正することで、製造から長期間または短い期間の放置された現像像剤が充填されても画像濃度を所定濃度に維持することができ、異常画像を抑制することができる。
また、長時間放置された現像剤が充填されても、現像剤のトナー濃度がトナーニアエンドの閾値以下となることがない。よって、トナーニアエンドの誤検知を抑制することができる。
(2)
また、制御例1、2において、パターン濃度センサたるPセンサで検出したトナーパターンの濃度たる基準パターン濃度出力値Vspに基づいて現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正している。このように実際に感光体に付着したトナー濃度に基づいて、画像出力設定値を補正することで、画像濃度を所定濃度にするための現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを精度良く設定することができる。
(3)
また、本実施形態の画像形成装置において、上記Pセンサで検出した基準パターン濃度出力値Vspが、所定の範囲内となるまで基準パターン作像時の現像バイアスを補正し、この現像バイアスの補正量Vsに基づき、現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正している。このように、実際感光体に付着したトナー濃度が所定濃度になるよに補正した補正量Vsに基づいて、現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正することで、確実に画像濃度を所定濃度にすることができる。
(4)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、トナーパターンの濃度をPセンサによって検出し、この検出結果に基づいてTセンサの目標値を修正している。Pセンサの検出結果を用いれば、画像濃度を直接的に把握することが可能である。そのため、現像剤の周辺環境や使用条件が変化しても、その変化に応じてTセンサの目標値をPセンサの検出結果に基づいて適切な値に補正することができる。これにより、現像剤の周辺環境や使用条件の影響を受けずに、実際の現像剤のトナー濃度を目標とする濃度に一定とすることができ、画像濃度を所定濃度に維持することができる。
(5)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、所定のタイミングで感光体上に画像濃度検出用のパターンを作成し、これをPセンサで検出し、このPセンサで検出したトナーパターンの濃度が所定範囲内であるとき、補正された現像バイアスVbおよび帯電バイアスVrを補正前の現像バイアスVbおよび帯電バイアスVrに戻している。充填された現像剤中のトナーは、現像装置内で除々に所定の帯電量に回復する。充填初期時必要以上に帯電したトナーであった場合は、所定の帯電量に回復するに従い除々に画像濃度が濃くなる。従って、Pセンサがこのトナー濃度を検知するとTセンサの目標値を除々に下げて、現像剤のトナー濃度が除々に下がっていく。その結果、環境等によってさらに現像剤のトナー濃度が下がった場合、現像剤のトナー濃度が極端に薄くなりすぎて現像ローラに付着するトナーの絶対量が足りなくなり、キャリアが感光体に付着して故障するなどの不具合をおこす場合がある。一方、充填初期時所定の帯電量に満たないトナーであった場合は、所定の帯電量に回復するに従い除々に画像濃度が薄くなる。従って、Pセンサがこのトナー濃度を検知するとTセンサの目標値を除々に上げて、現像剤のトナー濃度が除々に上がっていく。その結果、環境等によってさらに現像剤のトナー濃度が上がった場合、現像剤中のトナー濃度が極端に濃くなり現像装置からトナーが吹き出して装置内部を汚してしまう場合があった。しかし、所定のタイミングで補正前の現像バイアスでトナーパターンを作成し、このときのPセンサで検出したトナーパターンの濃度が所定範囲内である場合は、現像剤中のトナーの帯電量が回復しているので、補正前の現像バイアス及び帯電バイアスに戻す。これにより、現像剤のトナー濃度が極端に濃くなりすぎて、現像装置から吹き出すことを抑制することができる。また、現像剤のトナー濃度が極端に薄くなりすぎて感光体にキャリアが付着することを抑制することができる。
(6)
また、本実施形態では、トナーとして、変性ポリエステル樹脂を基材としたトナーを用いている。このようなトナーは、上述したように、ブレードでクリーニングする際の除去効率を高めやすい、界面活性剤がトナー内部に残存したりトナーの帯電を阻害したりすることもないというメリットがある。しかし、その反面、トナー粒子自体は、攪拌などを行わずに放置しておくと、トナーの帯電が低下し、使用時の帯電極性と逆の弱プラスに帯電するというデメリットもある。さらに、補給されたトナーの帯電が立ち上がるまでに従来のトナーより多くの攪拌時間が必要になるというデメリットもある。このようなデメリットをもつ変性ポリエステル樹脂を基材としたトナーを、上述したPセンサとTセンサとを併用してトナー濃度制御を行う画像形成装置で用いると、上述した問題が顕著に現れる。すなわち、放置時間の短い現像剤や長い現像剤が現像装置に充填された初期時の異常画像である。しかし、これは、上述したように現像バイアスVb及び帯電バイアスVrを補正することで十分に抑制できるので、初期時の異常画像を抑制した状態で、上記メリットを享受できる。
12 現像装置
20 トナー補給装置
23 トナーボトル
26 ボトル駆動モータ
101 制御部
102 Tセンサ
103 Pセンサ
Claims (5)
- 潜像担持体上の潜像を、現像装置によりトナーとキャリアとを含む現像剤を用いて現像し、これにより得たトナー像を最終的に記録材上に転移させて画像形成を行う画像形成装置において、
該現像装置内に新たな現像剤が充填される際、充填される新たな現像剤の製造情報に基づいて、製造日から充填される時点までの放置時間を検知し、検知した放置時間が所定の範囲外のときに画像濃度が所定の濃度になるように画像出力設定値を補正する画像出力補正手段を備え、
上記画像出力補正手段により画像出力設定値が補正されたとき、所定のタイミングで補正前の画像出力設定値で潜像担持体上に画像濃度検出用のパターン潜像を作像し、これを上記パターン濃度センサで検出し、該パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度が所定範囲内であるとき、画像出力設定値を補正前の画像出力設定値に戻すことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記潜像担持体上に形成された画像濃度検出用のトナーパターンの濃度を検出するパターン濃度センサを備え、
上記画像出力補正手段は、該パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度に基づいて画像出力設定値を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
上記画像出力補正手段は、上記パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度が目標とする濃度となるまでパターン潜像を作像するときの現像バイアスを補正し、トナーパターンの濃度が目標とする濃度となったときの現像バイアスの補正量に基づき、画像出力設定値を補正することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれかの画像形成装置において、
画像形成により消費された分のトナーを現像装置内の現像剤へ補給するトナー補給装置と、上記現像装置に収容されている現像剤の一部について現像剤密度に関連するパラメータを検知するトナー濃度センサと、該トナー濃度センサの検出結果に基づいて、その検出値が目標値に一致するように該トナー補給装置のトナー補給動作を制御する補給動作制御手段と、上記パターン濃度センサで検出したトナーパターンの濃度が目標とする濃度となるようなトナー補給動作がなされるように該目標値を補正する補正処理を、所定のタイミングで実行する目標値補正手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、
上記トナーとして、変性ポリエステル樹脂を基材としたトナーを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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