JP4637619B2 - デッキ材およびそれを用いたデッキ - Google Patents

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Description

本発明は、住宅のバルコニーの床、学校の渡り廊下等に設けられるデッキおよびそれを構成するデッキ材に関し、詳しくは、見栄えが良好で、かつ、水はけが良いデッキおよびそれを構成するデッキ材に関する。
従来から、住宅のバルコニーの床、学校の渡り廊下等に設けられるデッキは、耐水性が良好な合成樹脂からなる長尺のデッキ材が用いられ、これを幅方向に複数枚連結して上記床、または廊下等の幅に合わせて形成されている。
このようなデッキは、複数のデッキ材を相互に組付けるとともに、それぞれのデッキ材を根太木ないしは桟木に固定して形成している。その固定は、根太木ないしは桟木に接しているデッキ材の部位でネジ止めされている。このネジの頭部が視認されるのを防止する場合には、ネジ止め部に目かくし用のカバーが設けられる(特許文献1)。
また、これらのデッキ材を並設する際に、種々の幅を有するバルコニーに汎用的に設置可能なように、デッキ材相互を嵌合する部位において嵌合幅を調整可能にしたデッキも知られている。
上記ネジ止め部をカバーで覆うデッキにおいては、溝の数に対応するカバーが必要なため、コストが上がるとともに、それを取り付けるための工数がかかると云う問題がある。
また、屋外で使用するデッキにおいては、汎用性を持たせるために嵌合幅の調整が容易であるとともに、デッキ材が相互に連結されていて、荷重が全体に分散されて歩き心地がよく、かつ、水はけが容易であるデッキが望まれていた。
特開2003−20719号公報
本発明の第1の技術課題は、上記問題を解決し、デッキ材の取付けにおいて、取り付け幅の調整が容易であり、固定ビスの頭を隠すことができて見栄えが良く、かつ、容易に取付けることができるデッキ材を提供することにあり、本発明の第2の技術課題は、デッキ材が相互に連結されていて、歩行時に荷重が全体に分散されて歩き心地がよく、その上、デッキ材の連結部を水抜き溝に利用できるとともに、集めた水を容易に排出できるデッキを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のデッキ材は、幅方向の両側縁に相互に嵌挿される形状の第1および第2嵌挿部を有する長尺のデッキ材において、上記第1嵌挿部においては、上記デッキ材の一側縁の表面側と裏面側とを、その前者を後者よりも長くして突出させることにより、第1および第2突出部を形成するとともに、それらの突出部の間に溝部を形成し、上記第2嵌挿部は、上記デッキ材の他側縁の表面側と裏面側とに上記第1嵌挿部における第1および第2突出部に対向する第1および第2対向壁を形成するとともに、上記第2対向壁を形成する裏面突出部の先端に上記溝部に嵌入される舌状部を突設することにより、上記裏面突出部上における第1対向壁と舌状部との間に水受け溝を形成し、上記第1嵌挿部における溝部と上記第2嵌挿部における舌状部とは、隣接するデッキ材の第1および第2嵌挿部を相互に嵌挿して設置する際に、それらの嵌入深さを調節可能なものとし、上記裏面突出部上の水受け溝内に、水抜き孔、およびデッキ材を固定するためのネジ固定位置表示を設け、上記水抜き孔、およびネジ固定位置表示は、上記舌状部の少なくとも先端が上記溝部に嵌入されている状態で、上記第1突出部とそれと対向する第1対向壁の間に形成される溝を通して上記水抜き孔および上記ネジ固定位置表示上に螺着したネジが視認不能な位置に設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明のデッキは、複数のデッキ材を並設してなるデッキにおいて、幅方向の両側縁に相互に嵌挿される形状の第1および第2嵌挿部を有する長尺の複数のデッキ材が、上記デッキ材の一側縁の表面側と裏面側とを、その前者を後者よりも長くして突出させることにより、第1および第2突出部を形成するとともに、それらの突出部の間に溝部を形成した上記第1嵌挿部と、上記デッキ材の他側縁の表面側と裏面側とに上記第1嵌挿部における第1および第2突出部に対向する第1および第2対向壁を形成するとともに、上記第2対向壁を形成する裏面突出部の先端に上記溝部に嵌入される舌状部を突設することにより上記裏面突出部上における第1対向壁と上記舌状部との間に水受け溝を形成した第2嵌挿部とを、上記の溝部と舌状部とを嵌入して連結し、これらを根太材にビスで固定することにより一体化して形成され、水を排水する水抜き孔が上記水受け溝内に設けられ、上記ビスによるデッキ材の固定が上記水受け溝内で行われ、上記ビスと上記水抜き孔とが、隣接するデッキ材との間隙から視認不能な位置に設けられていることを特徴とする。
本発明のデッキの好ましい実施の形態においては、上記デッキの設置基点となる側端部の上記デッキ材における上記第1嵌挿部には、第1突出部と上記根太材との間に、該デッキ材を固定するために上記溝部に係止される係止部を有する端部固定部材を設けて、該端部固定部材を上記根太材にネジ止めするとともに、上記係止部に該デッキ材の溝部を係止させることにより該デッキ材を該根太材に固定し、この固定された該デッキ材に対して上記複数のデッキ材を、上記舌状部と上記溝部との嵌入される範囲で相互に間隔を調整して連結される。
本発明のデッキの他の好ましい実施の形態においては、上記水受け溝の上記第1対向壁側の端部が、この第1対向壁の下部に食い込むことにより上記第1対向壁の下部に第1鉤受部が形成され、上記デッキの側端部における上記第2嵌挿部には、上記第1鉤受部に係止する鉤部を先端に有する第1鉤付壁と、該第1鉤付壁からデッキ材と面一に上記舌状部の端縁上まで延びる天板部と、該天板部から上記舌状部方向に延び、上記舌状部の下部の第2鉤受部に係止する鉤部を先端に有する第2鉤付壁とを設けたカバー材が、上記第1、第2鉤付壁を上記第1、第2鉤受部とにそれぞれ係止することにより取りつけられる。
以上に詳述した本発明のデッキ材は、取付けにおいて、取り付け幅の調整が容易であり、見栄えが良いとともに、水はけが良いものとなっており、このデッキ材を用いたデッキは、これらの効果に加えて、歩き心地が良い上に、集めた水の排出が容易である。
以下に、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例のデッキ材の端面を示し、図2はこのデッキ材で形成したデッキの主要部であるデッキ本体1Aを示している。
本実施例のデッキ材10は、本体材10aと表面材10bとからなり、その幅方向の両側縁に相互に嵌挿される形状の第1および第2嵌挿部11,12を有して長尺をなしている。
上記デッキ1は、図2に示すように、デッキ材10の複数枚を、タッピングビス15で根太材16に固定することにより一体化したデッキ本体1Aに設置脚1B(図4参照)を取り付けて形成されている。
上記デッキ材10は、本体材10aがポリスチレン樹脂または必要に応じてハイインパクト‐ポリスチレン樹脂を加えて発泡させた発泡体からなり、表面材10bが耐候性に優れた表面基材のアクリロニトリル‐アクリレートゴム‐スチレン共重合体樹脂および/またはアクリロニトリル‐エチレン・プロピレンゴム‐スチレン共重合体樹脂に、接着性を改良するための上記本体材10aの組成物成分と木質感を出すための木粉とを副成分として混合した組成の成形体からなる。さらに、その強度向上と、長尺方向の伸縮等の変形防止とのために複数のアルミ平板10c,10cが本体材10aの芯部に埋設され、これらが共押出しされて形成される。
上記第1嵌挿部11は、デッキ材10の一側縁の表面側と裏面側とを、その前者を後者よりも長くして突出させることにより、第1および第2突出部11a,11bを形成するとともに、それらの突出部11a,11bの間に溝部11cを形成して構成されている。
上記第2嵌挿部12は、デッキ材10の他側縁の表面側と裏面側とに、第1嵌挿部11における第1および第2突出部11a,11bに対向する第1および第2対向壁12a,12bを形成するとともに、第2対向壁12bを形成する裏面突出部12cの先端に、上記溝部11cに嵌入される舌状部12dを突設している。そして、この舌状部12dを突設することにより、裏面突出部12c上における第1対向壁12aと舌状部12dとの間に水受け溝12eを形成した構成となっている。
また、水受け溝12eの第1対向壁12a側の端部を、この第1対向壁12aの下部に食い込ませることにより第1対向壁12aの下部に第1鉤受部12fが形成され、後述するカバー22が取り付けられるようになっている。
さらに、上記水受け溝12e内には、その幅方向の中心より舌状部12d寄りに上記タッピングビス15を螺着する際の位置決めとなる浅溝からなるネジ固定位置表示14が形成されており、また、このネジ固定位置表示14に中心を有する水はけ用の水抜き孔13が適宜間隔で形成されている。この水抜き孔13は、その中心をネジ固定位置表示14に一致させる必要はない。
なお、デッキ材10の表面材10bは、第1嵌挿部11における第1突出部11aの裏面の溝部11cの開口端からデッキ材10の表面を覆って、第2嵌挿部12の舌状部12dの裏面に至る範囲の本体材10aに積層されているが、本体材10aの全面を覆うように設けても良い。
図3(A)および(B)は、バルコニー等の幅に合わせてデッキ1を形成する際に、デッキ材間の間隔を調整した状態におけるデッキ材10,10相互間の連結状態を示すものであり、(A)は、舌状部12dと溝部11cとの嵌入関係が深く、デッキ材10,10相互がほとんど密接して連結されている状態を示し、(B)は、その嵌入関係が浅く、デッキ材10,10相互がほぼ最大の間隙を介して連結されている状態を示している。複数のデッキ材の連結状態は、上記(A)(B)の範囲内で調整することができる。
図4は、デッキ1の幅方向の全体を示すものであるが、デッキ材10をタッピングビス15で根太材16に固定している部位を一部破断した断面として描いてある。
図5は、図4のA−A拡大断面を示している。
上記根太材16は、図5に示すように、アルミニュウムまたはアルミニュウム合金からなる断面が矩形状の角筒体であり、そのデッキ材取り付け面16aの中央には、凹部16bが設けられており、デッキ材10をタッピングビス15で根太材16に螺着する際に、螺着に伴ない生ずる切り屑を受けるに必要かつ十分な深さになっている。
デッキ1の一側端部(図4上の左端)には、根太材16の端縁面と面一になるように端部固定部材21が設けられている。
図6は、その端部固定部材21の一部を破断して示している。
端部固定部材21は、図4および図6に示すように、上記第1嵌挿部11における第1突出部11aの裏面に接する当接部21aと、該当接部21aの一端を屈曲させた第1立壁部21bと、該立壁部21bの下端を屈曲させた接地部21cと、該接地部21cの一端から第2突出部11bの側面に接するように屈曲した第2立壁部21dと、該第2立壁部21dの一端から屈曲して第1嵌挿部11の溝11c内に進入し、第2突出部11bの表面に接する係止部21eとからなり、長尺状をなしている。
なお、この端部固定部材21は、根太材16に接触する部分だけに設ける短尺状のものであっても良い。
上記第2嵌挿部12が露出しているデッキ1の他側端部(図上の右端)には、第2嵌挿部12を覆うためのカバー材22が設けられている。
図7は、カバー材22の一部を破断して示すもので、該カバー材22は、図4および図7に示すように、第2嵌挿部12の目隠し用に設けられ、上記水受け溝12eの一方の側縁側の第1鉤受部12fに係止する鉤部22bを先端に有し第1対向壁12aに接する第1鉤付壁22aと、該第1鉤付壁22aの上端で屈曲し、デッキ材10と面一に舌状部12dの側端縁12g上まで延びる天板部22cと、この天板部22cの端部で屈曲し、舌状部方向に延び、舌状部12dの下部の第2鉤受部12hに係止する鉤部22eを有する第2鉤付壁22dと、天板部22cの裏面から、水受け溝12eの側縁12iに向って垂下し該側縁12iに接する隔壁部22fとからなり、長尺状をなしている。
このデッキ1をその製作手順に従いながら説明する。
まず、バルコニーの面積に適合する必要量のデッキ材10と、必要数の根太材16を用意し、平行に配置した複数の根太材16の一端(図4の左端)のデッキ材取り付け面16a上に、端部固定部材21をその立壁部21bが根太材16の端縁面と面一になるように取り付ける。次に、端部固定部材21の係止部21e(図6参照)に、デッキ材10の第1嵌挿部11における第2突出部11bを指し込んで、デッキ材を取り付け面16a上に載置し、水受け溝12e内のネジ固定位置表示14の部分において、デッキ材10をタッピングビス15で根太材16に螺着する。
このようにして、根太材16の一端に固定された1枚のデッキ材10に順次残りのデッキ材10を取り付けていくが、その場合、上記一端に固定されたデッキ材10を設置基点としてそれぞれの第2嵌挿部12の舌状部12dに第1嵌挿部11の溝部11cを、各デッキ材間の溝間隔を調整して嵌入し、第2嵌挿部12の水受け溝12e内において根太材16に順次螺着する。そして、これにより、図4に示すように、終端のデッキ材10の側端縁12g(図1参照)が、根太材16の端縁面16bと略面一になるようにする。
このようにして、全てのデッキ材10が根太材16に固定された状態では、図2に示すように、終端のデッキ材10の第2嵌挿部12が露出されており、見栄えが悪いとともに、危険でもあるので、このデッキ材10には、目かくし用の上記カバー材22が装着される。
カバー材22は、図4および図7に示すように、第1鉤付壁22aの鉤部22bを、第1鉤受部12fに係止し、第2鉤付壁22dの鉤部22eを、第2鉤受部12hに係止して第2嵌挿部12に取り付けられる。
上記デッキ1は、バルコニーの寸法に合わせて、容易に取り付け幅を調整でき、かつ、固定ビスの頭を隠すことができて見栄えが良い。
このデッキ1を設置したバルコニーでは、バルコニーに降った雨水が、デッキ材10,10相互間の溝間隙に流れ込み、水受け溝12eに集められ、水受け溝12eに適宜形成されている水抜き孔13から排水されるので、水はけに優れいて、水受け溝12eに滞留することはない。
また、このデッキ1は、デッキ材10相互が舌状部12dと溝部11cとの嵌入により連結されているとともに、水受け溝12e内で根太材16にネジ止めされているので、デッキ材10の幅方向の片側だけの固定でも、反対側の側端の浮き上がりはない。さらに、デッキ1上を人が歩いた場合、上記嵌入による連結により、荷重が分散するとともに、適度なフレキシブル性が付与されるので、局所的な撓みの発生がないとともに、歩き心地が良い。
本発明は上述の実施例に限らず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲において、種々の構成を取ることができる。
例えば、上記デッキ材は、本実施例の合成樹脂に限らず種々の合成樹脂を利用することができる。
根太材は、アルミニュウムまたはアルミニュウム合金に限らず、機械強度の高い合成樹脂を用いることもできるし、その他の材料でも良い。
本発明に係るデッキ材の実施例を示す端面図である。 同デッキ材で形成したデッキ本体を示す斜視図である。 同デッキ材相互間の接合状態を示す端面図であり、(A)は、デッキ材相互がほとんど密接して接合されている状態を示し、(B)は、デッキ材相互がほぼ最大の間隙を介して接合されている状態を示す。 本発明に係るデッキの幅方向の一部を破断して示す断面図である。 図4のA−A断面におけるデッキの部分断面図である。 上記デッキにおいて用いる端部固定部材の部分斜視図である。 上記デッキにおいて用いるカバー材の部分斜視図である。
符号の説明
1 デッキ
10 デッキ材
11 第1嵌挿部
11a 第1突出部
11b 第2突出部
11c 溝部
12 第2嵌挿部
12a 第1対向壁
12b 第2対向壁
12c 裏面突出部
12d 舌状部
12e 水受け溝
12f 第1鉤受部
12g 側端縁
12h 第2鉤受部
13 水抜き孔
14 固定位置表示
15 ネジ
21 端部固定部材
21e 係止部
22 カバー
22a 第1鉤付壁
22b、22e 鉤部
22c 天板部
22d 第2鉤付壁

Claims (4)

  1. 幅方向の両側縁に相互に嵌挿される形状の第1および第2嵌挿部を有する長尺のデッキ材において、
    上記第1嵌挿部においては、上記デッキ材の一側縁の表面側と裏面側とを、その前者を後者よりも長くして突出させることにより、第1および第2突出部を形成するとともに、それらの突出部の間に溝部を形成し、
    上記第2嵌挿部は、上記デッキ材の他側縁の表面側と裏面側とに上記第1嵌挿部における第1および第2突出部に対向する第1および第2対向壁を形成するとともに、上記第2対向壁を形成する裏面突出部の先端に上記溝部に嵌入される舌状部を突設することにより、上記裏面突出部上における第1対向壁と舌状部との間に水受け溝を形成し、
    上記第1嵌挿部における溝部と上記第2嵌挿部における舌状部とは、隣接するデッキ材の第1および第2嵌挿部を相互に嵌挿して設置する際に、それらの嵌入深さを調節可能なものとし、
    上記裏面突出部上の水受け溝内に、水抜き孔、およびデッキ材を固定するためのネジ固定位置表示を設け、
    上記水抜き孔、およびネジ固定位置表示は、上記舌状部の少なくとも先端が上記溝部に嵌入されている状態で、上記第1突出部とそれと対向する第1対向壁の間に形成される溝を通して上記水抜き孔および上記ネジ固定位置表示上に螺着したネジが視認不能な位置に設けられている、
    ことを特徴とするデッキ材。
  2. 複数のデッキ材を並設してなるデッキにおいて、
    幅方向の両側縁に相互に嵌挿される形状の第1および第2嵌挿部を有する長尺の複数のデッキ材が、上記デッキ材の一側縁の表面側と裏面側とを、その前者を後者よりも長くして突出させることにより、第1および第2突出部を形成するとともに、それらの突出部の間に溝部を形成した上記第1嵌挿部と、上記デッキ材の他側縁の表面側と裏面側とに上記第1嵌挿部における第1および第2突出部に対向する第1および第2対向壁を形成するとともに、上記第2対向壁を形成する裏面突出部の先端に上記溝部に嵌入される舌状部を突設することにより上記裏面突出部上における第1対向壁と上記舌状部との間に水受け溝を形成した第2嵌挿部とを、上記の溝部と舌状部とを嵌入して連結し、これらを根太材にビスで固定することにより一体化して形成され、
    水を排水する水抜き孔が上記水受け溝内に設けられ、
    上記ビスによるデッキ材の固定が上記水受け溝内で行われ、
    上記ビスと上記水抜き孔とが、隣接するデッキ材との間隙から視認不能な位置に設けられている、
    ことを特徴とするデッキ。
  3. 上記デッキの設置基点となる側端部の上記デッキ材における上記第1嵌挿部には、第1突出部と上記根太材との間に、該デッキ材を固定するために上記溝部に係止される係止部を有する端部固定部材を設けて、該端部固定部材を上記根太材にネジ止めするとともに、上記係止部に該デッキ材の溝部を係止させることにより該デッキ材を該根太材に固定し、
    この固定された該デッキ材に対して上記複数のデッキ材を、上記舌状部と上記溝部との嵌入される範囲で相互に間隔を調整して連結した、
    ことを特徴とする請求項2に記載のデッキ。
  4. 上記水受け溝の上記第1対向壁側の端部が、この第1対向壁の下部に食い込むことにより上記第1対向壁の下部に第1鉤受部が形成され、
    上記デッキの側端部における上記第2嵌挿部には、上記第1鉤受部に係止する鉤部を先端に有する第1鉤付壁と、該第1鉤付壁からデッキ材と面一に上記舌状部の端縁上まで延びる天板部と、該天板部から上記舌状部方向に延び、上記舌状部の下部の第2鉤受部に係止する鉤部を先端に有する第2鉤付壁とを設けたカバー材が、上記第1、第2鉤付壁を上記第1、第2鉤受部とにそれぞれ係止することにより取りつけられている、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のデッキ。
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