JP4636055B2 - パワースタック - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両用回転電機の駆動装置などに用いられるパワースタックに関する。
例えば、特許文献1〜4には、冷却体と半導体素子とが交互に積層されて形成されたパワースタックが紹介されている。半導体素子は、積層方向両側に配置された一対の冷却体に間に、介装されている。通電に伴い発熱する半導体素子は、これら一対の冷却体により、冷却される。このため、特許文献1〜4のパワースタックによると、半導体素子の熱破壊を抑制することができる。
特開平11−214599号公報 特公平7−3846号公報 特開平3−76256号公報 実公平6−10696号公報
しかしながら、特許文献1〜4には、パワースタックにおける半導体素子のレイアウトについて、何ら記載されていない。このため、特許文献1〜4のパワースタックによると、複数の半導体素子間において発熱量が異なる場合、パワースタック全体における冷却バランスが崩れるおそれがある。
すなわち、半導体素子の発熱量は、電力値、通電時間、制御対象機器の動作タイミングなどに依存する。このため、複数の半導体素子間において、発熱量が異なる場合がある。この場合、発熱量の差異を考慮せずに無秩序に半導体素子をレイアウトすると、パワースタック全体における発熱量の分布が偏ってしまうおそれがある。発熱量分布が偏ると、パワースタックに、局部的に、冷却効率の高い部位と冷却効率の低い部位とが発現してしまう。つまり、パワースタック全体における冷却バランスが悪化してしまう。
したがって、パワースタックにおける半導体素子の配置部位によっては、半導体素子の許容温度に対して、半導体素子が充分に冷却されないおそれがある。
本発明のパワースタックは上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、冷却効率の偏在を抑制でき、冷却バランスに優れたパワースタックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のパワースタックは、冷媒が流れる冷却通路を各々内部に区画する複数の冷却管と、複数の半導体モジュールとが交互に積層されてなり、該半導体モジュールの積層方向両面が該冷却管に面接触するパワースタックにおいて、複数の前記半導体モジュールは、複数の制御対象機器をそれぞれ制御するとともに発熱量が異なる複数の半導体モジュールグループに分類可能であり、複数の前記半導体モジュールグループは、積層方向に並べて配置され、前記半導体モジュールグループのうち、最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの少なくとも一つが、隣り合う前記冷却管同士の間に介装され、この隣り合う冷却管が、それぞれ前記最も発熱量が大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールと他の半導体モジュールグループに属する半導体モジュールによって挟まれるように配置されることで、最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールが、任意の前記冷却管を挟んで積層方向に隣り合わないように、配置され、前記最も発熱量の大きい半導体モジュールグループが、積層方向において、前記他の半導体モジュールグループを構成する前記半導体モジュールを間に介在させて配置されていることを特徴とする。ここで、「発熱量」とは、単位時間あたりの発熱量(W)をいう。
本発明のパワースタックは、複数の冷却管と複数の半導体モジュールとを備えている。複数の半導体モジュールは、発熱量の異なる複数のグループに分類される。仮に、最も発熱量の高いグループに属する一対の半導体モジュールの間に、任意の冷却管が挟まれると、この挟まれた部位だけ、同じ時刻に冷却管の受ける発熱量が、局部的に大きくなる。したがって、当該部位に限って、冷却効率が低くなる。
この点に鑑み、本発明のパワースタックは、最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの少なくとも一つが、隣り合う冷却管同士の間に介装され、この隣り合う冷却管が、それぞれ最も発熱量が大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールと他の半導体モジュールグループに属する半導体モジュールによって挟まれるように配置され、最も発熱量の大きい半導体モジュールグループが、積層方向において、他の半導体モジュールグループを構成する半導体モジュールを間に介在させて配置されることで、最も発熱量の高いグループに属する一対の半導体モジュールの間に、任意の冷却管が配置されないような、半導体モジュールのレイアウトを採用している。このため、本発明のパワースタックによると、冷却効率の偏り抑制することができる。したがって、本発明のパワースタックは、冷却バランスに優れている。
また、本発明のパワースタックは、好ましくは、前記最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの列と、前記他の半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの列とが、前記積層方向に交互に繰り返される。
また、本発明のパワースタックは、冷媒が流れる冷却通路を各々内部に区画する複数の冷却管と、複数の半導体モジュールと、が交互に積層されてなり、該半導体モジュールの積層方向両面が該冷却管に面接触するパワースタックであって、複数の前記半導体モジュールは、発熱量の異なる複数のグループに分類可能であり、複数の前記半導体モジュールのグループのうち少なくとも一つは、発熱しないダミーモジュールのグループであり、複数の該半導体モジュールは、発熱する前記半導体モジュールと発熱しない前記ダミーモジュールとが前記冷却管を挟んで積層方向に配置されていることを特徴とする。
ダミーモジュールは発熱しない。このため、任意の冷却管には、半導体モジュールが配置されている方からしか熱が伝わらない。このためパワースタックは、冷却効率が高い。
本発明によると、冷却効率の偏在を抑制でき、冷却バランスに優れたパワースタックを提供することができる。
以下、本発明のパワースタックの実施の形態について説明する。
<第一実施形態>
まず、本実施形態のパワースタックが用いられるMG(Motor Generator)の駆動装置について説明する。図1に、同駆動装置の回路図を示す。図に示すように、駆動装置9は、バッテリ90と平滑用コンデンサ91、92とDC−DCコンバータ93と第一インバータ回路94と第二インバータ回路95とを備えている。
DC−DCコンバータ93は、リアクトル930とコンバータ用スイッチングモジュール931とを備えている。リアクトル930の一端は、後述するハイサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931とローサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931との接続点に、接続されている。リアクトル930の他端は、低電位電源線VLを介して、バッテリ90の高電位端に接続されている。
コンバータ用スイッチングモジュール931は、IGBT(Insurated Gate Bipolar Transistor)931aとフライホイルダイオード931bとを備えている。IGBT931aに対して、フライホイルダイオード931bは、逆方向に並列接続されている。コンバータ用スイッチングモジュール931は、ハイサイド側、ローサイド側にそれぞれ三個ずつ、合計六個配置されている。このうち、ハイサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931は、高電位電源線VH1、VH2に接続されている。また、ローサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931は、接地されている。
第一インバータ回路94は、第一スイッチングモジュール940を備えている。第一スイッチングモジュール940は、本発明の半導体モジュールに含まれる。第一スイッチングモジュール940は、IGBT940aとフライホイルダイオード940bとを備えている。IGBT940aに対して、フライホイルダイオード940bは、逆方向に並列接続されている。第一スイッチングモジュール940は、合計六個配置されている。
第二インバータ回路95は、第二スイッチングモジュール950を備えている。第二スイッチングモジュール950は、本発明の半導体モジュールに含まれる。第二スイッチングモジュール950は、IGBT950aとフライホイルダイオード950bとを備えている。IGBT950aに対して、フライホイルダイオード950bは、逆方向に並列接続されている。第二スイッチングモジュール950は、合計十二個配置されている。
次に、本実施形態のパワースタックが用いられるMGの駆動装置の動きについて説明する。電動動作(力行動作)の場合は、ローサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931のIGBT931aを、PWMスイッチングする。当該IGBT931aをオンにすると、リアクトル930に電磁エネルギが蓄積される。
この状態で、当該IGBT931aをオフにすると、リアクトル930は電流状態を持続しようとする。このため、ハイサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931のフライホイルダイオード931bを介して、高電位電源線VH1、VH2に電流が流れる。この動作の繰り返しにより、持続的に、高電位電源線VH1、VH2に直流高電圧が印加される。
第一インバータ回路94は、高電位電源線VH1の直流高電圧を三相交流電圧に変換して、MG96aの電機子コイル(図略)に印加する。同様に、第二インバータ回路95は、高電位電源線VH2の直流高電圧を三相交流電圧に変換して、MG96bの電機子コイル(図略)に印加する。MG96a、MG96bは、それぞれ、本発明の制御対象機器に含まれる。
発電動作(回生動作)の場合は、ハイサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931のIGBT931aを、PWMスイッチングする。当該IGBT931aをオンにすると、高電位電源線VH1、VH2からバッテリ90に、当該IGBT931a、リアクトル930を介して、電流が流れる。このため、リアクトル930に電磁エネルギが蓄積される。
この状態で、当該IGBT931aをオフすると、リアクトル930は電流状態を持続しようとする。このため、ローサイド側のコンバータ用スイッチングモジュール931のフライホイルダイオード931bを介して、バッテリ90に電流が流れる。この動作の繰り返しにより、持続的に、バッテリ90に直流電圧が印加される。
次に、第一スイッチングモジュールの発熱量と第二スイッチングモジュールの発熱量との関係について説明する。第一スイッチングモジュール940(合計六個)の方が、第二スイッチングモジュール950(合計十二個)よりも、並列数が少ない。このため、第一スイッチングモジュール940一個あたりの発熱量は、第二スイッチングモジュール950一個あたりの発熱量よりも、大きい。
また、共にMG96aを駆動する六個の第一スイッチングモジュール940の動作タイミングは、一致している。同様に、共にMG96bを駆動する十二個の第二スイッチングモジュール950の動作タイミングは、一致している。しかしながら、MG96aの動作タイミングとMG96bの動作タイミングとは、一致していない。このため、第一スイッチングモジュール940の動作タイミングと、第二スイッチングモジュール950の動作タイミングとは、一致していない。したがって、第一スイッチングモジュール940において発熱量が最大となる時刻と、第二スイッチングモジュール950において発熱量が最大となる時刻とは、異なる。
次に、本実施形態のパワースタックの構成について説明する。図2に、本実施形態のパワースタックの部分分解斜視図を示す。図3に、同パワースタックの合体斜視図を示す。図4に、同パワースタックの冷却管の部分断面斜視図を示す。図5に、同パワースタックの第一スイッチングモジュールの分解斜視図を示す。図6に、同パワースタックの積層方向断面図を示す。
これらの図に示すように、本実施形態のパワースタック1は、冷却管2と第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950と導入管4と導出管5と制御基板8とを備えている。
冷却管2は、アルミニウム製であって、積層方向に潰れた角筒状を呈している。冷却管2の長手方向両端部には、導入口20と導出口21とが開設されている。これら導入口20と導出口21とは、冷却管2内部に区画された冷却通路22により連通している。冷却通路22は、長手方向に延びる複数の冷却リブ23により仕切られている。冷却管2は、合計十枚、互いに略平行に配置されている。
導入管4は、導入本管40と導入連通管41とを備えている。導入連通管41は、アルミニウム製であって伸縮可能な短軸円筒状を呈している。導入連通管41は、互いに隣接する冷却管2の導入口20同士を連結している。導入連通管41は、合計九個、略一直線に並んで配置されている。
導入本管40は、アルミニウム製であって導入連通管41よりも長軸の円筒状を呈している。導入本管40の一端は、積層方向一端の冷却管2の導入口20を覆っている。導入本管40を介して、放熱装置10から冷却管2に、LLC(Long Life Coolant)が導入される。LLCは、本発明の冷媒に含まれる。
導出管5は、導出本管50と導出連通管51とを備えている。導出連通管51は、アルミニウム製であって伸縮可能な短軸円筒状を呈している。導出連通管51は、互いに隣接する冷却管2の導出口21同士を連結している。導出連通管51は、合計九個、略一直線に並んで配置されている。
導出本管50は、アルミニウム製であって円筒状を呈している。導出本管50は、導入本管40に対して、略平行に配置されている。導出本管50の一端は、積層方向一端の冷却管2の導出口21を覆っている。導出本管50を介して、冷却管2から放熱装置10に、熱交換後のLLCが導出される。
第一スイッチングモジュール940は、前記IGBT940a(図5において点線で示す)と前記フライホイルダイオード940b(図5において点線で示す)と電極端子940cと信号端子940dと絶縁板940eと樹脂モールド940fとを備えている。樹脂モールド940fは、絶縁樹脂製であって、積層方向に潰れた矩形板状を呈している。IGBT940aとフライホイルダイオード940bとは、樹脂モールド940f内部に封入されている。電極端子940cは、銅製であって短冊状を呈している。電極端子940cは、樹脂モールド940fの上面から、突設されている。電極端子940cは、合計二つ配置されている。このうち、一方の電極端子940cは、IGBT940aとフライホイルダイオード940bとからなる並列回路(前出図1参照)の高電位側に接続されている。また、他方の電極端子940cは、同並列回路の低電位側に接続されている。信号端子940dは、銅製であってピン状を呈している。信号端子940dは、樹脂モールド940fの下面から、突設されている。信号端子940dは、合計五つ配置されている。信号端子940dは、制御基板8に区画された接続部80に接続されている。なお、制御基板8には、六個の第一スイッチングモジュール940用、十二個の第二スイッチングモジュール950用、合計十八個の接続部80が区画されている。信号端子940dを介して、制御基板8からIGBT940a、フライホイルダイオード940bに、ゲート・エミッタ信号、カレントミラー信号などが入力される。絶縁板940eは、セラミック製であって矩形板状を呈している。絶縁板940eは、樹脂モールド940fの積層方向両面に、合計二枚配置されている。
なお、第一スイッチングモジュール940の構成と第二スイッチングモジュール950の構成とは、同様である。したがって、第二スイッチングモジュール950の構成については、説明を割愛する。
これら六個の第一スイッチングモジュール940、および十二個の第二スイッチングモジュール950は、隣り合う冷却管2同士の間に、二個ずつ介装されている。第一スイッチングモジュール940および第二スイッチングモジュール950のレイアウトについては後述する。
次に、本実施形態のパワースタックにおけるLLCの流れについて説明する。図6に示すように、LLCは、放熱装置10から導入本管40に供給される。そして、LLCは、導入本管40から、直接あるいは導入連通管41を介して、十枚の冷却管2各々の冷却通路22に、導入される。ところで、前述した電動動作、発電動作により、第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950は、発熱している。これら第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950の熱は、冷却管2の管壁を介して、冷却通路22を流れるLLCに伝達される。第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950の熱を受け昇温したLLCは、冷却通路22から、直接あるいは導出連通管51を介して、導出本管50に流れ込む。導出本管50にて合流したLLCは、放熱装置10に導出される。放熱装置10により再冷却されたLLCは、再び導入本管40に導入される。すなわち、LLCは、放熱装置10→導入管4→冷却管2(冷却通路22)→導出管5→再び放熱装置10という経路で、放熱装置10とパワースタック1との間を循環している。そして、LLCは、第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950の温度を、各々の許容温度以下になるように、保持している。
次に、本実施形態のパワースタックにおける第一スイッチングモジュール、第二スイッチングモジュールのレイアウトについて説明する。図7(a)に、本実施形態のパワースタックの上面模式図を示す。図7(b)に、同パワースタックの制御基板の上面模式図を示す。
図7(a)に示すように、第一スイッチングモジュール940(説明の便宜上、右上がりハッチングを施す)と第二スイッチングモジュール950(説明の便宜上、左上がりハッチングを施す)とは、所定のパターンで、積層方向に繰り返し配置されている。
具体的には、導入本管40および導出本管50から遠ざかる方向に、第一スイッチングモジュール940一列(一つの列に二つの第一スイッチングモジュール940が二つ配置されている)、第二スイッチングモジュール950二列(一つの列に二つの第二スイッチングモジュール950が二つ配置されている)というパターンが、三回繰り返されている。
第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950とがこのようなレイアウトを採るため、任意の一枚の冷却管2は、積層方向両側から、二つの第一スイッチングモジュール940により挟まれる場合がない。すなわち、任意の一枚の冷却管2は、第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950とにより、あるいは一対の第二スイッチングモジュール950により、挟まれている。
また、第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950とが、このようなレイアウトを採るため、第二スイッチングモジュール950が、積層方向に、周期的に二列連続している。図7(b)に示すように、互いに積層方向に隣り合う第二スイッチングモジュール950の接続部80同士の間隔は、比較的近接している。これに対して、互いに積層方向に隣り合う第一スイッチングモジュール940の接続部80と、第二スイッチングモジュール950の接続部80との間隔は、比較的離間している。このため、第二スイッチングモジュール950二列分の接続部80配置エリア(説明の便宜上、左上がりハッチングを施す)のエリア幅D2と、第一スイッチングモジュール940一列分の接続部80配置エリア(説明の便宜上、右上がりハッチングを施す)のエリア幅D1とは、略一致している。
次に、本実施形態のパワースタックの作用効果について説明する。本実施形態のパワースタック1には、発熱量の大きい第一スイッチングモジュール940同士が、冷却管2を積層方向両側から挟み込むケースがない(前出図7参照)。このため、局部的に発熱量が大きくなるのを抑制することができる。言い換えると、冷却効率の偏りを抑制することができる。したがって、本実施形態のパワースタック1は、冷却バランスに優れている。
また、第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950、冷却管2は、各々、積層方向に潰れた扁平形状を呈している。このため、第一スイッチングモジュール940と冷却管2との伝熱面積、および第二スイッチングモジュール950と冷却管2との伝熱面積が、比較的大きい。また、第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950、冷却管2が扁平形状を呈しているため、パワースタック1の積層方向長さが短い。
また、本実施形態のパワースタック1によると、第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950とが、積層方向に、一列→二列のパターンで、繰り返し配置されている(前出図7参照)。このパターンを単純に積層方向に繰り返すだけで、比較的簡単に、冷却バランスに優れた理想的レイアウトを達成することができる。
また、本実施形態のパワースタック1によると、第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950との上記パターンと、第一スイッチングモジュール940用の接続部80と第二スイッチングモジュール950用の接続部80とのパターンとが、一致している(前出図7参照)。このため、実装時において、信号端子940dと接続部80との対応が判りやすい。
また、前述したように、第二スイッチングモジュール950二列分の接続部80配置エリアのエリア幅D2と、第一スイッチングモジュール940一列分の接続部80配置エリアのエリア幅D1とは、略一致している。すなわち、同じグループの半導体モジュールを二列連続して並べることにより、エリア幅が短縮化されている。このため、第一スイッチングモジュール940一列と第二スイッチングモジュール950一列とを、積層方向に交互に並べる場合と比較して、制御基板8の積層方向長さが短い。
また、前述したように、MG96aの動作タイミングとMG96bの動作タイミングとは、一致していない。このため、第一スイッチングモジュール940において発熱量が最大となる時刻と、第二スイッチングモジュール950において発熱量が最大となる時刻とは、異なる。したがって、第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950とにより積層方向両側から挟まれる任意の冷却管2に対し、両側から同時に大量の熱が伝達されるケースが抑制される。この点においても、本実施形態のパワースタック1によると、冷却効率の偏りを抑制することができる。
<第二実施形態>
本実施形態と第一実施形態との相違点は、パワースタックに、前出図1のリアクトル930、コンバータ用スイッチングモジュール931が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図8に、本実施形態のパワースタックの部分分解斜視図を示す。図2と対応する部位については同じ符号で示す。図9に、同パワースタックの合体斜視図を示す。図3と対応する部位については同じ符号で示す。図10に、同パワースタックの積層方向断面図を示す。図6と対応する部位については同じ符号で示す。
例えば、図10と前出図6とを比較して判るように、本実施形態のパワースタック1の導入本管40、導出本管50は、第一実施形態の導入本管、導出本管よりも、長軸である。導入本管40の長軸部分と導出本管50の長軸部分との間には、アルミニウム製であって、矩形箱状のリアクトルケース930aが架設されている。具体的には、リアクトルケース930aの長手方向両端部には、導入本管用孔930bと導出本管用孔930cとが開設されている。導入本管用孔930bに導入本管40が、導出本管用孔930cに導出本管50が、それぞれ挿通されることにより、リアクトルケース930aは、導入本管40の長軸部分と導出本管50の長軸部分との間に、介装されている。図10に示すように、導入本管40における導入本管用孔930b収容部分、導出本管50における導出本管用孔930c収容部分には、それぞれ直線区間Sが確保されている。リアクトル930は、このリアクトルケース930aに固定されている。リアクトル930は、本発明の発熱部材に含まれる。
このリアクトル930と協動するコンバータ用スイッチングモジュール931は、第一スイッチングモジュール940および第二スイッチングモジュール950と共に、隣り合う冷却管2同士の隙間に、介装されている。コンバータ用スイッチングモジュール931は、本発明の半導体モジュールに含まれる。コンバータ用スイッチングモジュール931の構成は、前出図5に示す第一スイッチングモジュール940の構成と同様である。したがって、ここでは説明を割愛する。前出図1に示すように、コンバータ用スイッチングモジュール931は、合計六個配置されている。このため、第一実施形態において合計十枚配置されていた冷却管2は、合計十三枚に増設されている。
図11に、本実施形態のパワースタックの上面模式図を示す。なお、図7(a)と対応する部位については、同じ符号、同じハッチングで示す。図に示すように、第一スイッチングモジュール940と第二スイッチングモジュール950とコンバータ用スイッチングモジュール931(説明の便宜上、横ハッチングを施す)とは、所定のパターンで、積層方向に繰り返し配置されている。具体的には、導入本管40および導出本管50から遠ざかる方向に、第一スイッチングモジュール940一列、第二スイッチングモジュール950二列、コンバータ用スイッチングモジュール931一列というパターンが、三回繰り返されている。
本実施形態のパワースタック1は、第一実施形態のパワースタックと同様の作用効果を有する。また、本実施形態のパワースタック1によると、リアクトル930が、導入本管40と冷却管2と導出本管50とにより、コ字状に囲われている。このため、リアクトル930を冷却することができる。
なお、リアクトル930が配置されているコ字状空間の冷却能力は、第一スイッチングモジュール940や第二スイッチングモジュール950やコンバータ用スイッチングモジュール931が配置されている冷却管2同士の間の冷却能力よりも、劣る。
しかしながら、リアクトル930の発熱量は、第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950、コンバータ用スイッチングモジュール931の発熱量よりも、小さい。加えて、リアクトル930の許容温度は、第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950、コンバータ用スイッチングモジュール931の許容温度よりも、高い。このため、コ字状空間の冷却能力により、充分にリアクトル930の熱破壊を抑制することができる。このように、本実施形態のパワースタック1によると、導入管4の分流前区間と導出管5の合流後区間との間のスペースを、有効に利用することができる。したがって、別途、リアクトル930専用の設置スペースを確保する場合と比較して、設置スペースを小さくできる。また、別途、リアクトル930専用の冷却装置を配置する場合と比較して、部品点数が少なくて済む。
また、本実施形態のパワースタック1によると、導入本管40における導入本管用孔930b収容部分、導出本管50における導出本管用孔930c収容部分に、それぞれ直線区間Sが確保されている(前出図10参照)。
このため、十三枚の冷却管2に分流する前におけるLLCの流れを、整流することができる。したがって、分流前におけるLLCの流れに、乱流が発生するのを抑制することができる。並びに、十三枚の冷却管2から合流した後におけるLLCの流れを、整流することができる。したがって、合流後におけるLLCの流れに、乱流が発生するのを抑制することができる。本実施形態のパワースタック1によると、LLCの循環量が大きくなる。すなわち、各冷却管2の冷却通路22におけるLLCの流量が大きくなる。したがって、LLCによる冷却管2からの単位時間あたりの熱の持ち出し量が大きくなる。
<第三実施形態>
本実施形態と第二実施形態との相違点は、第一スイッチングモジュール、第二スイッチングモジュール、コンバータ用スイッチングモジュールのレイアウトのみである。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図12に、本実施形態のパワースタックの上面模式図を示す。なお、図11と対応する部位については、同じ符号、同じハッチングで示す。図に示すように、合計十二個の第二スイッチングモジュール950は、全て、冷却管2におけるLLCの流れ方向(前出図10参照)の下流側に配置されている。このうち、リアクトル930に近い六個の第二スイッチングモジュール950の上流側には、それぞれコンバータ用スイッチングモジュール931が配置されている。また、リアクトル930から離れた残りの六個の第二スイッチングモジュール950の上流側には、それぞれ第一スイッチングモジュール940が配置されている。
冷却管2の冷却通路中のLLCの温度は、下流側よりも上流側の方が低い。このため、冷却管2の冷却能力は、下流側よりも上流側の方が高い。この点に鑑み、本実施形態のパワースタック1の場合、上流側に発熱量の大きいコンバータ用スイッチングモジュール931および第一スイッチングモジュール940を、下流側に発熱量の小さい第二スイッチングモジュール950を、それぞれ配置している。本実施形態のパワースタック1によると、冷却効率の偏りを抑制することができる。したがって、本実施形態のパワースタック1は、冷却バランスに優れている。
<第四実施形態>
本実施形態と第一実施形態との相違点は、第二スイッチングモジュールの代わりにダミーモジュールが配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図13に、本実施形態のパワースタックの上面模式図を示す。なお、図7(a)と対応する部位については、同じ符号、同じハッチングで示す。図に示すように、本実施形態のパワースタック1によると、合計十個の第一スイッチングモジュール940と、合計八個のダミーモジュール97とが、積層方向に交互に配置されている。ダミーモジュール97は、第一スイッチングモジュール940と、略同じ形状を呈している。
本実施形態のパワースタック1は、第一実施形態のパワースタックと同様の作用効果を有する。また、ダミーモジュール97は発熱しない。このため、任意の冷却管2には、第一スイッチングモジュール940が配置されている方からしか熱が伝わらない。このため、本実施形態のパワースタック1は、冷却効率が高い。
また、各冷却管2は、冷却管2の集合体が積層方向片側もしくは両側から圧縮されることにより、ダミーモジュール97および第一スイッチングモジュール940に圧接している。このため、仮にダミーモジュール97を配置しないと、この圧縮力が冷却管2の集合体全体に行き渡らないおそれがある。したがって、第一スイッチングモジュール940と冷却管2との間に、充分な伝熱面積を確保しにくくなる。
並びに、仮にダミーモジュール97を配置しないと、隣り合う冷却管2同士の間に、ダミーモジュール97分の隙間が発生することになる。このため、前記圧縮力により、隙間を介して隣り合う冷却管2が変形するおそれがある。したがって、この場合も、第一スイッチングモジュール940と冷却管2との間に、充分な伝熱面積を確保しにくくなる。
これに対して、ダミーモジュール97を備える本実施形態のパワースタック1は、積層方向両側から加えられる圧縮力を、充分に冷却管2の集合体全体に行き渡らせることができる。並びに、冷却管2の変形を抑制することができる。このため、第一スイッチングモジュール940と冷却管2との間に、充分な伝熱面積を確保することができる。
<第五実施形態>
本実施形態と第一実施形態との相違点は、第一スイッチングモジュールの一列、および第二スイッチングモジュールの一列が、各々三個のスイッチングモジュールにより構成されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図14に、本実施形態のパワースタックの上面模式図を示す。なお、図7(a)と対応する部位については、同じ符号、同じハッチングで示す。図に示すように、本実施形態のパワースタック1によると、冷却管2長手方向に延びる第一スイッチングモジュール940の一列が、合計三個の第一スイッチングモジュール940により構成されている。並びに、冷却管2長手方向に延びる第二スイッチングモジュール950の一列が、合計三個の第二スイッチングモジュール950により構成されている。
本実施形態のパワースタック1は、第一実施形態のパワースタックと同様の作用効果を有する。また、本実施形態のパワースタック1によると、一列に三個のスイッチングモジュールが配置されている分、積層方向長さを短縮できる。並びに、冷却管2の枚数が少なくて済む。
<第六実施形態>
本実施形態と第五実施形態との相違点は、第一スイッチングモジュールと第二スイッチングモジュールとが同じ列に配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
図15に、本実施形態のパワースタックの上面模式図を示す。なお、図14と対応する部位については、同じ符号、同じハッチングで示す。図に示すように、本実施形態のパワースタック1によると、最上流側の第一スイッチングモジュール940と、中間の第二スイッチングモジュール950と、最下流側の第二スイッチングモジュール950とにより、隣り合う冷却管2間の隙間が埋められている。
前述したように、冷却管2の冷却通路中のLLCの温度は、下流側よりも上流側の方が低い。このため、冷却管2の冷却能力は、下流側よりも上流側の方が高い。この点に鑑み、本実施形態のパワースタック1の場合、最上流側に発熱量の大きい第一スイッチングモジュール940が、中間および最下流側に発熱量の小さい第二スイッチングモジュール950が、それぞれ配置されている。本実施形態のパワースタック1によると、冷却効率の偏りを抑制することができる。したがって、本実施形態のパワースタック1は、冷却バランスに優れている。また、本実施形態のパワースタック1によると、一列に三個のスイッチングモジュールが配置されている分、積層方向長さを短縮できる。並びに、冷却管2の枚数が少なくて済む。
<その他>
以上、本発明のパワースタックの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、上記実施形態の第一スイッチングモジュール940、第二スイッチングモジュール950、コンバータ用スイッチングモジュール931は、いずれもIGBTとフライホイルダイオードとを備えている。しかしながら、半導体素子の種類は、これらIGBT、フライホイルダイオードに特に限定するものではない。例えば、パワーMOS(Metal Oxide Semiconductor)、GTO(Gate Turn−off Thyristor)などであってもよい。また、一つの半導体モジュールにおける半導体素子の配置数も特に限定するものではない。例えば、一つの半導体モジュールに一つのパワーMOSを配置してもよい。
また、上記実施形態においては、ダミーモジュール97の形状を第一スイッチングモジュール940の形状と略同形状としたが、ダミーモジュール97の形状も特に限定するものではない。隣り合う冷却管2同士の積層方向隙間が埋められればよい。
また、例えば、第一実施形態においては、六個の第一スイッチングモジュール940からなる発熱量の大きいグループと、十二個の第二スイッチングモジュール950からなる発熱量の小さいグループとに、スイッチングモジュールを分類した。しかしながら、各グループにおける半導体モジュールの個数は特に限定するものではない。例えば、単一の半導体モジュールからなるグループがあってもよい。
また、第二実施形態、第三実施形態においては、導入本管40と冷却管2と導出本管50とによりリアクトル930を冷却したが、これらの部材のうち少なくとも一つの部材により、リアクトル930を冷却すればよい。また、冷却管2長手方向一列の半導体モジュールの配置数も特に限定するものではない。
また、第二実施形態のように三つ以上のグループに分類される場合、全てのグループのスイッチングモジュールが交互配置である形態に限定されるものではなく、発熱量の異なる二つ以上のグループが交互配置されている構成でもよい。
第一実施形態のパワースタックが用いられるMGの駆動装置の回路図である。 同パワースタックの部分分解斜視図である。 同パワースタックの合体斜視図である。 同パワースタックの冷却管の部分断面斜視図である。 同パワースタックの第一スイッチングモジュールの分解斜視図である。 同パワースタックの積層方向断面図である。 (a)は同パワースタックの上面模式図、(b)は制御基板の上面模式図である。 第二実施形態のパワースタックの部分分解斜視図である。 同パワースタックの合体斜視図である。 同パワースタックの積層方向断面図である。 同パワースタックの上面模式図である。 第三実施形態のパワースタックの上面模式図である。 第四実施形態のパワースタックの上面模式図である。 第五実施形態のパワースタックの上面模式図である。 第六実施形態のパワースタックの上面模式図である。
符号の説明
1:パワースタック、2:冷却管、20:導入口、21:導出口、22:冷却通路、23:冷却リブ、4:導入管、40:導入本管、41:導入連通管、5:導出管、50:導出本管、51:導出連通管、8:制御基板、80:接続部、9:駆動装置、90:バッテリ、91:平滑用コンデンサ、92:平滑用コンデンサ、93:DC−DCコンバータ、930:リアクトル(発熱部材)、930a:リアクトルケース、930b:導入本管用孔、930c:導出本管用孔、931:コンバータ用スイッチングモジュール(半導体モジュール)、931a:IGBT、931b:フライホイルダイオード、94:第一インバータ回路、940:第一スイッチングモジュール(半導体モジュール)、940a:IGBT、940b:フライホイルダイオード、940c:電極端子、940d:信号端子、940e:絶縁板、940f:樹脂モールド、95:第二インバータ回路、950:第二スイッチングモジュール(半導体モジュール)、950a:IGBT、950b:フライホイルダイオード、96a:MG(制御対象機器)、96b:MG(制御対象機器)、97:ダミーモジュール、10:放熱装置、D1:エリア幅、D2:エリア幅、S:直線区間、VL:低電位電源線、VH1:高電位電源線、VH2:高電位電源線。

Claims (3)

  1. 冷媒が流れる冷却通路を各々内部に区画する複数の冷却管と、複数の半導体モジュールと、が交互に積層されてなり、該半導体モジュールの積層方向両面が該冷却管に面接触するパワースタックにおいて、
    複数の前記半導体モジュールは、複数の制御対象機器をそれぞれ制御するとともに発熱量が異なる複数の半導体モジュールグループに分類可能であり、
    複数の前記半導体モジュールグループは、積層方向に並べて配置され
    前記半導体モジュールグループのうち、最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの少なくとも一つが、隣り合う前記冷却管同士の間に介装され、この隣り合う冷却管が、それぞれ前記最も発熱量が大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールと他の半導体モジュールグループに属する半導体モジュールによって挟まれるように配置されることで、前記最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールが、任意の前記冷却管を挟んで積層方向に隣り合わないように、配置され、
    前記最も発熱量の大きい半導体モジュールグループが、積層方向において、前記他の半導体モジュールグループを構成する前記半導体モジュールを間に介在させて配置されていることを特徴とするパワースタック
  2. 前記最も発熱量の大きい半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの列と、前記他の半導体モジュールグループに属する半導体モジュールの列とが、前記積層方向に交互に繰り返されていることを特徴とする請求項1に記載のパワースタック。
  3. 冷媒が流れる冷却通路を各々内部に区画する複数の冷却管と、複数の半導体モジュールと、が交互に積層されてなり、該半導体モジュールの積層方向両面が該冷却管に面接触するパワースタックであって、
    複数の前記半導体モジュールは、発熱量の異なる複数のグループに分類可能であり、複数の前記半導体モジュールのグループのうち少なくとも一つは、発熱しないダミーモジュールのグループであり、
    複数の該半導体モジュールは、発熱する前記半導体モジュールと発熱しない前記ダミーモジュールとが前記冷却管を挟んで積層方向に配置されていることを特徴とするパワースタック。
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