JP4635974B2 - ディーゼル機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼル機関の制御装置に関する。
吸気弁のバルブタイミングを可変とする可変動弁機構を備えたディーゼル機関が知られている。例えば、特開2003−97329号公報には、リフト量および作用角の大きい高リフトカムと、リフト量および作用角の小さい低リフトカムとを切り換え可能な可変動弁機構を備えたディーゼル機関が開示されている。このディーゼル機関では、筒内圧が高くなるように可変動弁機構が制御されている場合には、最初のパイロット噴射の実行時期から所定期間内に設定されたパイロット噴射の実行を禁止するようにしている。
特開2003−97329号公報 特開平7−279712号公報 特開2004−353611号公報 特開平9−72239号公報 特開平5−296082号公報 特開2002−276431号公報
上記従来のディーゼル機関は、吸気弁のバルブタイミングが2段階に可変であるものである。これに対し、現在では、吸気弁のバルブタイミングを連続的に可変とする可変動弁機構を備えたディーゼル機関の開発も行われている。
吸気弁のバルブタイミングを連続的に変化させることができれば、各吸気ポートの流量や流速、内部EGR量などを自由に変化させることができる。このため、スワール比やEGR率を高い自由度で変化させることができる。そして、スワール比やEGR率を最適化することは、燃焼騒音や、スモーク等のエミッションを低減する上で極めて有効である。そこで、このようなディーゼル機関の開発においては、スワール比やEGR率が運転状態に応じた最適な値となるように、機関の回転速度や負荷に応じて吸気弁のバルブタイミングを最適化することが行われている。
上記のようなディーゼル機関では、機関の回転速度や負荷が一定な定常運転状態あるいはそれに近い状態にあるときには、予め最適化された吸気弁バルブタイミングとなるように可変動弁機構が制御されることで、最適なスワール比およびEGR率を実現することができる。
これに対し、機関の回転速度や負荷が移り変わる過渡運転状態の場合には、次のような事態が生ずる。過渡運転状態においては、回転速度や負荷の移り変わりに合わせて、バルブタイミングを変化させていくことが行われる。しかしながら、可変動弁機構のアクチュエータの応答速度には限界がある。このため、急加速時などにおいては、アクチュエータの応答遅れにより、最適なバルブタイミングが実現されない事態が生ずる。このような事態が生ずると、スワール比やEGR率が最適な値とならない。このため、定常運転状態と比べると、燃焼騒音やスモークが増加してしまう。また、気流の応答遅れの影響も、過渡運転状態においてスワール比やEGR率が最適値からずれた値となる要因となる
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、過渡運転状態において、燃焼騒音やエミッションの低減を図ることのできるディーゼル機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、ディーゼル機関の制御装置であって、
ディーゼル機関の筒内に、1サイクル中に、メイン噴射と該メイン噴射に先立つパイロット噴射とを含む複数回の燃料噴射を行う燃料噴射手段と、
前記ディーゼル機関の吸気弁および排気弁のバルブタイミングのうち、少なくとも吸気弁のバルブタイミングを連続的に可変とする可変動弁機構と、
前記ディーゼル機関の負荷および回転速度に基づいて、前記可変動弁機構の目標バルブタイミングを決定する目標バルブタイミング決定手段と、
前記可変動弁機構の実バルブタイミングを検出する実バルブタイミング検出手段と、
前記目標バルブタイミングと前記実バルブタイミングとの偏差に基づいて、前記ディーゼル機関のスワール比に関するスワール比情報を推定するスワール比推定手段と、
前記目標バルブタイミングと前記実バルブタイミングとの偏差に基づいて、前記ディーゼル機関のEGR率に関するEGR率情報を推定するEGR率推定手段と、
前記スワール比情報および前記EGR率情報に基づいて、前記複数回の燃料噴射のうちの少なくとも一つの噴射時期と、パイロット噴射量との一方または両方を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記燃料噴射手段は、大噴孔と、前記大噴孔より開口面積が小さい小噴孔とを有しており、前記補正手段により前記パイロット噴射量が増量される場合には、前記小噴孔から燃料を噴射することを特徴とする。
第1の発明によれば、目標バルブタイミングと実バルブタイミングとの偏差に基づいて、スワール比に関するスワール比情報と、EGR率に関するEGR率情報とを推定することができる。そして、そのスワール比情報およびEGR率情報に基づいて、燃料噴射時期と、パイロット噴射量との一方または両方を補正することができる。このため、第1の発明によれば、ディーゼル機関の過渡運転時に、可変動弁機構のアクチュエータの応答遅れなどに起因してスワール比やEGR率が最適値からずれた状態となった場合であっても、燃焼騒音やスモークが増加するなどの弊害が生ずることを有効に抑制することができる。
第2の発明によれば、燃料を噴射する噴孔が大噴孔と小噴孔とに切り換え可能になっているディーゼル機関において、過渡運転時の補正としてパイロット噴射量が増量される場合には、小噴孔から燃料が噴射されるようにすることができる。一般に、パイロット噴射量の増量補正は、スモーク増加の原因となる場合がある。これに対し、第2の発明によれば、パイロット噴射量の増量補正と併せて、燃料噴射を小噴孔に切り替えることにより、噴霧を微粒化して、空気との混合を促進することができる。このため、スモークが増加することを有効に抑制することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは、4サイクルのディーゼル機関10を備えている。ディーゼル機関10は、車両に搭載され、その動力源とされているものとする。本実施形態のディーゼル機関10は、直列4気筒型であるが、本発明におけるディーゼル機関の気筒数および気筒配置はこれに限定されるものではない。
ディーゼル機関10の各気筒には、燃料を筒内に直接噴射するインジェクタ12が設置されている。各気筒のインジェクタ12は、共通のコモンレール14に接続されている。コモンレール14内には、サプライポンプ16によって加圧された高圧の燃料が貯留されている。そして、コモンレール14内から、各インジェクタ12へ、燃料が供給される。
インジェクタ12は、1サイクル中に複数回、任意のタイミングで燃料を筒内に噴射可能になっている。本実施形態のディーゼル機関10では、主たる燃料噴射であるメイン噴射のほかに、メイン噴射より前に行われるパイロット噴射を少なくとも1回実施するものとする。また、これらのほか、メイン噴射の直後に行われるアフター噴射や、より後のタイミングで行われ、出力に寄与しないポスト噴射などを実施するようにしてもよい。
ディーゼル機関10の排気通路18は、排気マニホールド20により枝分かれして、各気筒の排気ポート22(図2参照)に接続されている。本実施形態のディーゼル機関10は、ターボ過給機24を備えている。排気通路18は、ターボ過給機24の排気タービンに接続されている。
排気通路18の、ターボ過給機24より下流側には、排気ガスを浄化する排気浄化装置26が設けられている。排気浄化装置26としては、例えば、酸化触媒、吸蔵還元型または選択還元型のNOx触媒、DPF(Diesel Particulate Filter)、DPNR(Diesel Particulate-NOx-Reduction system)のうちの一つ、またはこれらの組み合わせなどを用いることができる。
ディーゼル機関10の吸気通路28の入口付近には、エアクリーナ30が設けられている。エアクリーナ30を通って吸入された空気は、ターボ過給機24の吸気圧縮機で圧縮された後、インタークーラ32で冷却される。インタークーラ32を通過した吸入空気は、吸気マニホールド34により、各気筒の吸気ポート35(図2参照)に分配される。
吸気通路28の、インタークーラ32と吸気マニホールド34との間には、吸気絞り弁36が設置されている。また、吸気通路28の、エアクリーナ30の下流近傍には、吸入空気量を検出するエアフローメータ38が設置されている。
吸気通路28の吸気マニホールド34の近傍には、外部EGR通路40の一端が接続されている。外部EGR通路40の他端は、排気通路18の排気マニホールド20近傍に接続されている。本システムでは、この外部EGR通路40を通して、排気ガス(既燃ガス)の一部を吸気通路28に還流させること、つまり外部EGR(Exhaust Gas Recirculation)を行うことができる。
外部EGR通路40の途中には、外部EGRガスを冷却するためのEGRクーラ42が設けられている。外部EGR通路40におけるEGRクーラ42の下流には、EGR弁44が設けられている。このEGR弁44の開度を変えることにより、外部EGR通路40を通る排気ガス量、すなわち外部EGR量を調整することができる。
また、本システムにおいて、外部EGR量は、EGR弁44の開度だけでなく、吸気絞り弁36の開度によっても調整することができる。吸気絞り弁36の開度を小さくして吸気を絞ると、吸気圧が小さくなるので、背圧(排気圧)との差圧が大きくなる。つまり、外部EGR通路40の前後の差圧が大きくなる。このため、外部EGR量を多くすることができる。
そして、本実施形態のシステムは、アクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ48と、ECU(Electronic Control Unit)50とを更に備えている。ECU50には、上述した各種のセンサおよびアクチュエータが接続されている。ECU50は、各センサの出力に基づき、所定のプログラムに従って各アクチュエータを作動させることにより、ディーゼル機関10の運転状態を制御する。
図2は、図1に示すシステムにおけるディーゼル機関10の一つの気筒の断面を示す図である。以下、ディーゼル機関10について更に説明する。図2に示すように、ディーゼル機関10のクランク軸60の近傍には、クランク軸60の回転角度を検出するクランク角センサ62が取り付けられている。このクランク角センサ62は、ECU50に接続されている。クランク角センサ62によれば、機関回転速度(例えば機関回転数Ne)を検出することができる。
また、ディーゼル機関10には、吸気弁52を駆動する吸気可変動弁機構54と、排気弁56を駆動する排気可変動弁機構58とが備えられている。吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58は、それぞれ、ECU50に接続されている。
吸気可変動弁機構54は、油圧アクチュエータあるいは電気モータ等のアクチュエータを備えており、そのアクチュエータを駆動することで、吸気弁52のバルブタイミング(開き時期および閉じ時期の両方または一方)を連続的に変化させることができるように構成されている。また、吸気可変動弁機構54は、吸気弁52の実際のバルブタイミング(以下、「実バルブタイミング」と称する)を検出するセンサ(例えばカムポジションセンサ)を更に備えている。吸気可変動弁機構54の具体的な機構は特に限定されるものではなく、公知の各種の機構を用いることができる。なお、一気筒当たりに吸気弁52が複数設けられている場合には、吸気可変動弁機構54は、それらの吸気弁52のバルブタイミングをまとめて変化させるものでも、個別に変化させるものでもよい。
同様に、排気可変動弁機構58は、例えば油圧アクチュエータあるいは電気モータ等のアクチュエータ(図示せず)を備えており、そのアクチュエータを駆動することで、排気弁56のバルブタイミング(開き時期および閉じ時期の両方または一方)を連続的に変化させることができるように構成されている。また、排気可変動弁機構58は、排気弁56の実バルブタイミングを検出するセンサ(例えばカムポジションセンサ)を更に備えている。排気可変動弁機構58の具体的な機構は特に限定されるものではなく、公知の各種の機構を用いることができる。
[実施の形態1の特徴]
(可変噴孔インジェクタ)
図3は、ディーゼル機関10が備えるインジェクタ12のノズル先端部を示す断面図である。以下に説明するように、本実施形態では、インジェクタ12は、開口面積の異なる2種の噴孔を備えた可変噴孔インジェクタで構成されている。図3では、大噴孔72から燃料を噴射しているときの状態が中心線の右側に、小噴孔74から燃料を噴射しているときの状態が中心線の左側に、それぞれ表されている。
図3に示すように、インジェクタ12のノズルボディー70の先端付近には、複数の大噴孔72が形成されている。更に、ノズルボディー70の、大噴孔72より基端側の部位には、複数の小噴孔74が形成されている。この小噴孔74の開口面積は、大噴孔72の開口面積より小さくなっている。
ノズルボディー70の先端部内面には、バルブシートが形成されている。そして、ノズルボディー70の内部には、アウターニードル76とインナーニードル78とが配置されている。アウターニードル76は、中空(筒状)になっている。このアウターニードル76の内側に、インナーニードル78が挿通されている。アウターニードル76がバルブシートに着座すると、小噴孔74が封鎖される。インナーニードル78がバルブシートに着座すると、大噴孔72が封鎖される。
アウターニードル76と、インナーニードル78とは、別々にリフト可能になっている。アウターニードル76をリフトさせると、小噴孔74が開通する。これにより、燃料溜まり80に溜まっていた燃料が小噴孔74を通って噴射される(図3の中心線の左側参照)。これに対し、インナーニードル78をリフトさせると、大噴孔72が開通する。これにより、燃料溜まり82に溜まっていた燃料が大噴孔72を通って噴射される(図3の中心線の右側参照)。なお、アウターニードル76がバルブシートに着座している状態であっても、図3中に現れていない通路を通って、燃料溜まり82へ燃料が供給されるようになっている。
ディーゼル機関10では、上述したような可変噴孔式のインジェクタ12を用いることにより、比較的開口面積の大きい大噴孔72から燃料を噴射して運転するモードと、比較的開口面積の小さい小噴孔74から燃料を噴射して運転するモードとを切り替え可能になっている。
大噴孔72から燃料を噴射する場合には、小噴孔74から噴射する場合よりも、噴射期間を短くすることができる。噴射期間を短くして、短時間で燃焼させるようにすると、熱効率が高くなる。よって、大噴孔72から燃料を噴射して運転する場合には、小噴孔74から燃料を噴射する場合よりも、燃費を低減することができる。
一方、小噴孔74から燃料を噴射する場合には、大噴孔72から燃料を噴射する場合よりも、噴霧を更に微粒化して、空気と燃料との混合を促進することができる。このため、燃焼騒音やスモークの低減を容易に行うことができる。
本実施形態のシステムにおいては、大噴孔72から燃料を噴射する運転領域と、小噴孔74から燃料を噴射する運転領域とが予め決められており、マップとしてECU50に記憶されている。そして、定常運転状態においては、そのマップに従って、大噴孔72と小噴孔74との何れを使用するかが決定されるものとする。この場合、通常は、燃費性能を良好とするため、大噴孔72の使用領域が可能な限り広くなるようにマップが設定される。
(スワール比の制御)
ディーゼル機関10では、吸気可変動弁機構54によって吸気弁52のバルブタイミングを変化させることにより、スワール比を高い自由度で変化させることができる。その場合の吸気弁52のバルブタイミングの変化のさせ方は、特に限定されないが、例えば次のような方法でスワール比を変化させることができる。ここでは、一気筒当たりに、スワール比の高いヘリカルポートと、スワール比の低いタンジェンシャルポートとの二つの吸気ポート35が設けられている場合を例に説明する。この場合、二つの吸気ポート35にそれぞれ吸気弁52が設けられている。そして、タンジェンシャルポート側の吸気弁52をヘリカルポート側の吸気弁52より早く閉じることで、スワール比を増大させることができる。タンジェンシャルポート側の吸気弁52が閉じ、ヘリカルポート側の吸気弁52のみが開いている状態では、ヘリカルポートから流入する空気が作る強いスワールが、打ち消されずにそのまま残る。よって、タンジェンシャルポート側の吸気弁52の閉じ時期を早くするほどスワール比を大きくすることができる。
(EGR率の制御)
ディーゼル機関10では、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58によって吸気弁52および排気弁56のバルブタイミングを変化させることにより、内部EGR量を高い自由度で変化させることができる。すなわち、ディーゼル機関10では、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58により、排気行程と吸気行程との境界付近において、排気弁56と吸気弁52とが共に開いている期間(バルブオーバーラップ)、あるいは排気弁56と吸気弁52とが共に閉じている期間(負のバルブオーバーラップ)を生じさせることができる。そして、そのバルブオーバーラップあるいは負のバルブオーバーラップを大きくするほど、内部EGR量を多くすることができる。
ディーゼル機関10では、上記のようにして定まる内部EGR量と、前述した外部EGR量とによって、全体のEGR率が決定される。ディーゼル機関10では、内部EGR量を高い自由度で変化させることができるので、全体のEGR率(以下、単に「EGR率」と称する)を高い自由度で調節することができる。
スワール比やEGR率は、燃焼騒音の大きさやスモーク排出量に多大な影響を及ぼす。このため、燃焼騒音やスモークをなるべく少なくするためには、機関回転速度および機関負荷に応じて、スワール比やEGR率を最適化することが重要である。そして、スワール比やEGR率を目標の値とするためには、上述したように、吸気弁52や排気弁56のバルブタイミングがそれに対応したタイミングになっていることが要請される。
そこで、本実施形態のシステムでは、機関回転速度および機関負荷と、その機関回転速度および機関負荷の下での最適なスワール比およびEGR率を得るための吸気弁52および排気弁56のバルブタイミング(以下、「最適バルブタイミング」と称する)との関係が予め調べられており、その関係がマップとしてECU50に記憶されているものとする。そして、そのマップに従い、機関回転速度および機関負荷に応じた最適バルブタイミングが実現されるように、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58が制御されるものとする。
図4は、横軸に機関回転速度(ここでは機関回転数Ne[rpm]で表す)、縦軸に機関負荷(ここではトルクT[Nm]で表す)をとった図である。以下、図4を参照して、機関回転速度や機関負荷が移り変わる過渡運転状態にある場合について説明する。
ここでは、ディーゼル機関10は、初め、図4中の点Aで定常運転していたものとする。そして、点Aよりも機関回転速度および機関負荷の高い点Bに移行する必要が生じ、途中の点B,B,B,B・・・を通って、最終的に点Bへと移行するものとする。なお、図4中では、便宜上、点Aから点Bに直線的に移行しているが、実際上は必ずしも直線的に移行する訳ではない。
最初、点Aで定常運転しているときには、吸気弁52および排気弁56の実バルブタイミングは、点Aでの最適バルブタイミングに一致するように制御されている。一方、点Aの最適バルブタイミングと、点Bの最適バルブタイミングとは異なる。このため、点Aから点Bへと移行する過渡運転状態においては、実バルブタイミングを変更するべく、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58のアクチュエータが駆動される。そして、点Bへと移行し、定常運転状態になると、実バルブタイミングが点Bでの最適バルブタイミングに一致する。
このようにして、図4中の点Aや点Bにあるときのように、機関回転速度および機関負荷が一定な定常運転状態、またはそれに近い状態のときには、吸気弁52や排気弁56の実バルブタイミングが最適バルブタイミングに制御される。その結果、最適なスワール比およびEGR率を実現することができる。このため、燃焼騒音やスモークを極めて有効に低減することができる。
一方、点Aから点Bへ移り変わる途中の点B,B,B,B・・・の各点にも、それぞれ、最適バルブタイミングが存在する。しかしながら、ディーゼル機関10の運転状態が点B,B,B,B・・・を通過するときの実バルブタイミングは、それらの最適バルブタイミングに必ずしも一致しないのが普通である。これは、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58のアクチュエータの応答速度に限界があるためである。
このように、過渡運転状態(特に急加速時など)においては、実バルブタイミングが最適バルブタイミングからずれた状態になり易い。その結果、スワール比やEGR率が最適な値にならなくなり安い。このため、定常運転状態と比べると、燃焼騒音やスモークが増加し易いという問題がある。
そこで、本実施形態では、過渡運転状態において燃焼騒音やスモークなどが増加するのを抑制するため、次のような制御を行うこととした。まず、目標バルブタイミング(最適バルブタイミング)と実バルブタイミングとの偏差を検出し、次に、その偏差に基づいて、スワール比およびEGR率を推定する。そして、その推定されたスワール比やEGR率に応じて、燃焼騒音やスモークの増加が抑制されるように、燃料噴射時期、あるいはパイロット噴射量を補正することとした。
その際、パイロット噴射量を増量する場合においては、インジェクタ12の小噴孔74から燃料を噴射することとした。一般に、パイロット噴射量を増量すると、スモークが増え易くなる。そこで、パイロット噴射量を増量する場合に小噴孔74から噴射するようにすることにより、スモークの増加を回避することができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図5は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。本ルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行されるものとする。以下では、図4のように点Aから点Bへと運転状態が移り変わっている過渡運転中に本ルーチンが実行されている場合について説明する。
図5に示すルーチンによれば、まず、吸気弁52および排気弁56のそれぞれについて、目標バルブタイミングが算出される(ステップ100)。具体的には、図4に示すように、点Aと点Bとの途中の、現在通過中の点(点B,B,B,B・・・)での最適バルブタイミングが、目標バルブタイミングとして算出される。更に、このステップ100においては、その算出された目標バルブタイミングに実バルブタイミングを一致させるべく、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58のアクチュエータを駆動する制御が実施される。
続いて、上記ステップ100で算出された吸気弁52および排気弁56の目標バルブタイミングと実バルブタイミングとの偏差(以下、「実バルブタイミングずれ量」と称する)が算出される(ステップ102)。なお、実バルブタイミングは、前述したように、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58に組み込まれたセンサによって検出される。更に、このステップ102においては、実バルブタイミングの変化量、すなわち、今回の実バルブタイミングの検出値と前回の検出値との差が算出される。
次いで、現在のディーゼル機関10に生じているスワール比およびEGR率が推定される(ステップ104)。具体的には、次のような処理が実行される。ECU50には、吸気弁52のバルブタイミングとスワール比との関係を表す情報が予め記憶されている。その情報と、上記ステップ102で算出された吸気弁52の実バルブタイミングずれ量および実バルブタイミング変化量に基づいて、スワール比が算出される。
また、EGR率の推定は、次のようにして行われる。ECU50には、吸気弁52および排気弁56のバルブタイミングと内部EGR量との関係を表す情報が予め記憶されている。その情報と、上記ステップ102で算出された吸気弁52および排気弁56の実バルブタイミングずれ量および実バルブタイミング変化量に基づいて、まず、内部EGR量が算出される。外部EGR量については、公知の手法に基づき、他のルーチンにおいて推定されているものとする。すなわち、EGR弁44の開度やエアフローメータ38で検出される吸入空気量などに基づいて、外部EGR量が推定されている。このようにして算出された内部EGR量および外部EGR量に基づき、上記ステップ104において、EGR率が推定される。なお、このステップ104においては、スワール比およびEGR率以外の、燃焼状態に影響するパラメータを推定するようにしてもよい。
上記ステップ104の処理に続いて、次に、燃料噴射時期あるいはパイロット噴射量を補正する処理が行われる(ステップ106)。なお、このステップ106において燃料噴射時期を補正する場合には、パイロット噴射およびメイン噴射を含め、1サイクル中に行われるすべての噴射の時期を補正してもよく、また、そのうちの一部の噴射の時期のみを補正してもよい。また、パイロット噴射量とは、パイロット噴射が複数回行われる場合には、その総量を言うものとする。
このステップ106においては、まず、上記ステップ104の処理で推定された現在のスワール比およびEGR率と、ECU50に記憶されたマップに基づいて定まる最適なスワール比およびEGR率とが比較される。そして、その比較結果に基づいて、燃焼騒音やスモークの増加を抑制することができるように、燃料噴射時期およびパイロット噴射量の一方または双方が補正される。具体的には、現在のスワール比およびEGR率が最適値と比べて高いか低いかに応じて、例えば次のような補正が行われる。
(EGR率が最適値より低い場合)
この場合には、EGR量が最適な量より少なくなっていると判断される。EGR量が少ないと、燃焼を緩慢にするEGRの効果が薄れるので、燃焼速度が速くなり、その結果、燃焼騒音が増加し易い。そこで、この場合には、燃焼騒音の増加を抑制することのできる方策として、燃料噴射時期を遅くする(遅角する)補正が行われる。また、筒内温度が低いなどの理由によって燃料噴射時期の遅角補正ができない場合には、これに代えて、パイロット噴射量を増量する補正が行われる。パイロット噴射量を増加させることで、筒内圧の急上昇を抑制することができるので、燃焼騒音が増加するのを抑制することができる。また、燃料噴射時期の遅角と、パイロット噴射量の増量との双方を行ってもよい。
(EGR率が最適値より高い場合)
この場合には、EGR量が最適な量より多くなっていると判断される。EGR量が多いと、その分だけ筒内の空気量が少なくなるので、スモークを排出し易くなる。そこで、この場合には、スモークの増加を抑制することのできる方策として、燃料噴射時期を早くする(進角する)補正が行われる。燃料噴射時期を進角することにより、噴射された燃料がより燃え易くなるので、スモークの増加を抑制することができる。また、燃料噴射時期の進角に代えて、パイロット噴射量を減量する補正をしてもよい。パイロット噴射量が多いとスモークを排出し易いので、パイロット噴射量を減少することで、スモークの増加を抑制することができる。また、燃料噴射時期の進角と、パイロット噴射量の減量との双方を行ってもよい。
(スワール比が最適値より高い場合)
この場合には、スワールの強さが最適な値より強くなっており、噴射された燃料の拡散が、最適な状態よりも更に促進されていることになる。このため、燃料噴射時期を遅角補正しても、燃料を十分に拡散させることが可能であると判断できる。そこで、燃焼騒音の増加を抑制するべく、燃料噴射時期の遅角補正が行われる。また、燃料噴射時期の遅角とともに、あるいは、燃料噴射時期の遅角に代えて、パイロット噴射量を増量する補正をしても良い。
以上、3つの場合を例に説明したように、このステップ106においては、燃料噴射時期の遅角補正または進角補正と、パイロット噴射量の増量補正または減量補正との一方または両方が状況に応じて行われる。これにより、過渡運転時に、スワール比やEGR率が最適値からずれていることに起因して燃焼騒音やスモークが増加することを有効に抑制することができる。なお、上述した3つの場合の補正態様は一例であり、機関回転数、機関負荷、エミッションなどとの兼ね合いにより、上記と異なった態様で補正が行われる場合もある。
上記ステップ106によって燃料噴射時期およびパイロット噴射量の少なくとも一方が補正されたら、次に、その補正において、パイロット噴射量の増量補正がなされた否かが判別される(ステップ108)。パイロット噴射量の増量補正が行われていないと判別された場合には、そのまま本ルーチンの処理が終了される。一方、パイロット噴射量の増量補正が行われたと判別された場合には、次に、現在の運転領域が、インジェクタ12の大噴孔72から燃料を噴射して運転される領域であるか否かが判別される(ステップ110)。そして、大噴孔72から燃料を噴射して運転される領域であると判別された場合には、大噴孔72からの燃料噴射を停止し、小噴孔74から燃料が噴射される状態となるように、インジェクタ12が制御される(ステップ112)。
上記ステップ108〜112の処理によれば、パイロット噴射量を増量補正する場合には、小噴孔74から燃料を噴射する運転モードに切り替えることができる。このため、燃料が更に微粒化して噴射されることとなるので、スモークの増加を抑制することができる。一般に、パイロット噴射量の増量補正は、スモークが増加する原因となり易いが、本実施形態では、小噴孔74から燃料を噴射する運転モードに切り替えることにより、スモークの増加を有効に抑制することができる。
なお、以上説明した図5に示すルーチンの処理では、実バルブタイミングずれ量および実バルブタイミング変化量との双方を用いてスワール比およびEGR率を推定しているが、実バルブタイミング変化量は使用しなくてもよい。
また、上述した実施の形態1では、ディーゼル機関10は、吸気可変動弁機構54と排気可変動弁機構58との双方を備えているものとして説明したが、本発明で制御対象とするディーゼル機関は、排気可変動弁機構58を備えないものであってもよい。
また、可変噴孔インジェクタの構造は、図3に示す構造に限定されるものではなく、公知の各種の構造を利用することができる。また、上述した実施の形態1では、一つのインジェクタで大噴孔と小噴孔との切り換えが可能な可変噴孔インジェクタを備える場合について説明したが、本発明では、1気筒当たりに二つのインジェクタを配置し、そのうちの一方を大噴孔とし、他方を小噴孔とするようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、吸気可変動弁機構54および排気可変動弁機構58が前記第1の発明における「可変動弁機構」に、スワール比が前記第1の発明における「スワール比情報」に、EGR率が前記第1の発明における「EGR率情報」に、それぞれ相当している。また、ECU50が、インジェクタ12を制御してパイロット噴射、メイン噴射等を行わせることにより前記第1の発明における「燃料噴射手段」が、上記ステップ100の処理を実行することにより前記第1の発明における「目標バルブタイミング決定手段」が、上記ステップ102の処理を実行することにより前記第1の発明における「実バルブタイミング検出手段」が、上記ステップ104の処理を実行することにより前記第1の発明における「スワール比推定手段」および「EGR率推定手段」が、上記ステップ106の処理を実行することにより前記第1の発明における「補正手段」が、それぞれ実現されている。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 図1に示すシステムにおけるディーゼル機関の一つの気筒の断面を示す図である。 図1に示すシステムにおけるディーゼル機関が備えるインジェクタのノズル先端部を示す断面図である。 機関回転速度や機関負荷が移り変わる過渡運転状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 ディーゼル機関
12 インジェクタ
14 コモンレール
18 排気通路
20 排気マニホールド
22 排気ポート
24 ターボ過給機
26 排気浄化装置
28 吸気通路
34 吸気マニホールド
35 吸気ポート
36 吸気絞り弁
38 エアフローメータ
40 外部EGR通路
44 EGR弁
48 アクセル開度センサ
50 ECU
52 吸気弁
54 吸気可変動弁機構
56 排気弁
58 排気可変動弁機構
62 クランク角センサ
64 ピストン
70 ノズルボディー
72 大噴孔
74 小噴孔
76 アウターニードル
78 インナーニードル
80,82 燃料溜まり

Claims (2)

  1. ディーゼル機関の筒内に、1サイクル中に、メイン噴射と該メイン噴射に先立つパイロット噴射とを含む複数回の燃料噴射を行う燃料噴射手段と、
    前記ディーゼル機関の吸気弁および排気弁のバルブタイミングのうち、少なくとも吸気弁のバルブタイミングを連続的に可変とする可変動弁機構と、
    前記ディーゼル機関の負荷および回転速度に基づいて、前記可変動弁機構の目標バルブタイミングを決定する目標バルブタイミング決定手段と、
    前記可変動弁機構の実バルブタイミングを検出する実バルブタイミング検出手段と、
    前記目標バルブタイミングと前記実バルブタイミングとの偏差に基づいて、前記ディーゼル機関のスワール比に関するスワール比情報を推定するスワール比推定手段と、
    前記目標バルブタイミングと前記実バルブタイミングとの偏差に基づいて、前記ディーゼル機関のEGR率に関するEGR率情報を推定するEGR率推定手段と、
    前記スワール比情報および前記EGR率情報に基づいて、前記複数回の燃料噴射のうちの少なくとも一つの噴射時期と、パイロット噴射量との一方または両方を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とするディーゼル機関の制御装置。
  2. 前記燃料噴射手段は、大噴孔と、前記大噴孔より開口面積が小さい小噴孔とを有しており、前記補正手段により前記パイロット噴射量が増量される場合には、前記小噴孔から燃料を噴射することを特徴とする請求項1記載のディーゼル機関の制御装置。
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