JP4634805B2 - インクジェット印刷用インクのトリスアゾ染料 - Google Patents
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Description
L1及びL2は、それぞれ独立して場合により置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;並びに
m及びnは、m+nが1または2であるように、それぞれ独立して0または1であり;
ここで、
(i)式(1)の化合物は、場合により金属キレートの形態であり;及び
(ii)L1及びL2の少なくともひとつは、スルホ、カルボキシ、C1-4アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくともひとつの置換基を有する}のトリスアゾ化合物またはその塩とを含む組成物を前記支持体に施すことを含む、前記プロセスを提供する。
支持体は、紙、プラスチック、金属またはガラスであるのが好ましく、より好ましくはコーティング紙またはコーティングプラスチックなどの処理済み支持体、特に普通紙が好ましい。本プロセスの好都合な点のひとつは、普通紙でも非常に優れた印刷結果を提供できるという能力である。
式(1)の化合物が塩の形態であるとき、好ましい塩は、アルカリ金属塩、特にリチウム、ナトリウム及びカルシウム塩、アンモニウム及び置換アンモニウム塩並びにこれらの混合物である。特に好ましい塩は、アンモニア及び揮発性アミン類との塩である。遊離酸の形態は、公知の方法を使用して塩に転換することができる。たとえば、本組成物のアルカリ金属塩を水に溶解し、鉱酸で酸性化し、溶液のpHをアンモニアまたはアミンで9〜9.5に調節し、次いで透析によってアルカリ金属カチオンを除去することによって、アルカリ金属塩をアンモニアまたはアミンとの塩に転換させることができる。
A、L1及びL2によって表される、好ましい、場合により置換されたアリール基は、それぞれ独立して、場合により置換されたフェニル、ビフェニルまたはナフチルである。本発明のもう一つの態様では、Aは場合により置換されたヘテロアリールであるのが好ましい。A、L1及びL2によって表される、好ましい、場合により置換されたヘテロアリール基は、5-〜7-員環を含む任意の複素環または置換複素環である。同様に、Aによって表される好ましい非芳香族ヘテロ環式基は、好ましくは少なくともひとつの二重結合を含む、5-〜7-員環を含む。
Y1はH、アルキル、アリール、ORまたはN(R)2であり、ここでRはそれぞれ独立してH、場合により置換されたアルキルまたは場合により置換されたアリールであり;及び
X1は、N、O及びSから選択される少なくとも一つのヘテロ原子を含む}である。
X1は好ましくは、OR、CO2RまたはNRであり、ここでRは上記定義のごときである。
A、L1及びL2の上に存在しても良い任意選択の置換基は、好ましくは、OH、SO3H、CN、カルボンアミド、PO3H2、CO2H、NO2、NH2、場合により置換されたアルキル(特に、スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノまたはヒドロキシ基を場合により有するC1-4-アルキル)、場合により置換されたアルコキシ(特に、スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、C1-4-アルキル、アミノまたはヒドロキシを場合により有するC1-4-アルコキシ)、場合により置換されたアリール(特にフェニルまたは、スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ及び、スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ若しくはヒドロキシを場合により有する一つ若しくは二つのC1-4-アルキル基を有するNから選択される1〜3個の置換基を有するフェニル)、場合により置換されたアミン(特に、スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ若しくはヒドロキシ基を場合により有する一つまたは二つのC1-4-アルキル基を有するN)並びに場合により置換されたアシルアミン(特にC1-4-アシルアミノ)から選択される。
Aにより表される、場合により置換されたフェニル及びナフチル基の例としては、2,4-ジヒドロキシフェニル、3-スルホ-4,6-ジアミノフェニル、2-ヒドロキシ-4-ジエチルアミノフェニル2-スルホ-4-ジエチルアミノフェニル、1-ヒドロキシ-3,6-ジスルホナフチル及び1,8-ジヒドロキシ-3,6-ジスルホナフチルを挙げることができる。Aにより表される、好ましい、場合により置換されたヘテロアリール基としては、5-〜7-員環を含む任意の複素環または置換された複素環があり、より好ましくは、場合により置換されたピリジル、ピラゾリルまたは1,2,4-トリアゾリルがある。
好ましくは、L2は、スルホ、カルボキシ、C1-4-アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくとも一つの置換基を有する。
上記の好ましさを念頭において、式(1)の化合物は、好ましくは、式中、
Aは場合により置換されたピリジル、フリル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ピラジニル、ピリミジル、キノリル、イソキノリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ピラゾリル、インドリル、プリニル、イソキサゾリル、オキサゾリル、チアジアゾリル、フラザニル、ピリドニル、ピラゾロニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリジニル、モルホリニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフェニルまたはテトラヒドロピラニルであり;
L1は、スルホ及びカルボキシから選択される置換基を場合により有するフェニルまたはナフチルであり;
L2は、スルホ、カルボキシ、C1-4-アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくとも一つの置換基を有するフェニルまたはナフチルであり;並びに
m及びnは、それぞれ独立して、m+nが1または2であるように0または1であり;
ここで、前記場合によって有してもよい置換基は、OH;SO3H;CN;カルボンアミド(carbonamido);PO3H2;CO2H;NO2;NH2;スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ若しくはヒドロキシ基を場合により有するC1-4-アルキル;スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、C1-4-アルキル、アミノ若しくはヒドロキシ基を場合により有するC1-4-アルコキシ;フェニルまたはスルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ、ヒドロキシ及び、スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ若しくはヒドロキシ基を場合により有する一つ若しくは二つのC1-4-アルキル基を有するNから選択される1〜3個の置換基を場合により有するフェニル;スルホ、カルボキシ、ホスファト、C1-4-アルコキシ、アミノ若しくはヒドロキシ基を場合により有するひとつまたは二つのC1-4-アルキル基を有するN;並びにC1-4-アシルアミノから選択される、式(1)の化合物である。
Aはカルボンアミド及びC1-4-アルキルから選択される少なくともひとつの置換基を有するピリドニルであり;
L1は、少なくともひとつのスルホ置換基を有するフェニルであり;
L2は、スルホ、カルボキシC1-4-アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくともひとつの置換基を有するフェニルであり;並びに
m及びnが両方とも1である、式(1)の化合物がさらに好ましい。
(i)式(1)の化合物は、場合により金属キレートの形態であり;
(ii)L1及びL2はそれぞれ独立して、場合により置換されたフェニレンまたはナフチレンであり;
(iii)L1及びL2上に存在する場合によって有してもよい置換基は、OH、SO3H、CN、カルボンアミド、PO3H2、CO2H、NO2、NH2、場合により置換されたアルキル、場合により置換されたアルコキシ、場合により置換されたアリール、場合により置換されたアミン及び場合により置換されたアシルアミンから選択され;
(iv)L1及びL2の少なくともひとつは、スルホ、カルボキシ、C1-4-アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくともひとつの置換基を有し;及び
(v)L1がメトキシ基を有するとき、Aは1,3-ジアミノフェニルではない。
式(1)の化合物においてAにより表される基は、1,3-ジアミノフェニルではないのが好ましい。
(a)本発明の第一の側面に関して定義したような式(1)の化合物またはその塩0.01〜30部;及び
(b)低融点の固体または、水と有機溶媒とを含む液体媒体を70〜99.99部
を含み、ここで全ての部は重量であり、且つ(a)+(b)の部の数=100である。
成分(a)の部数は、好ましくは0.1〜20であり、より好ましくは0.5〜15であり、特に1〜5部である。成分(b)の部数は、好ましくは99.9〜80であり、より好ましくは99.5〜85であり、特に99〜95部である。
水と有機溶媒との混合物中に含まれる有機溶媒は、水混和性の有機溶媒または、そのような溶媒の混合物であるのが好ましい。好ましい水混和性有機溶媒としては、C1-4-アルカノール類、好ましくはメタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、n-ブタノール、sec-ブタノール、tert-ブタノール、n-ペンタノール、シクロペンタノール及びシクロヘキサノール;線状アミド類、好ましくはジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミド;ケトン類及びケトン-アルコール類、好ましくはアセトン、メチルエーテルケトン、シクロヘキサノン及びジアセトンアルコール;水混和性エーテル類、好ましくはテトラヒドロフラン及びジオキサン;ジオール類、好ましくは2〜12個の炭素原子をもつジオール類、たとえばペンタン-1,5-ジオール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール及びチオジグリコール並びにオリゴ-及びポリ-アルキレングリコール類、好ましくはジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール;チオール類、好ましくはグリセロール及び1,2,6-ヘキサントリオール;ジオール類のモノ-C1-4-アルキルエーテル類、好ましくは2〜12個の炭素原子をもつジオールのモノ-C1-4-アルキルエーテル類、特に2-メトキシエタノール、2-(2-メトキシエトキシ)エタノール、2-(2-エトキシエトキシ)-エタノール、2-[2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ]エタノール、2-[2-(2-エトキシエトキシ)-エトキシ]-エタノール及びエチレングリコールモノアリルエーテル;環式アミド類、好ましくは2-ピロリドン、N-メチル-2-ピロリドン、N-エチル-2-ピロリドン、カプロラクタム及び1,3-ジメチルイミダゾリドン;環式エステル類、好ましくはカプロラクトン;スルホキシド類、好ましくはジメチルスルホキシド及びスルホランが挙げられる。好ましくは、液体媒体は水と、2種以上、特に2〜8種の水溶性有機溶媒とを含む。
好ましい低融点固体は、60℃〜125℃の範囲の融点をもつ。好適な低融点固体としては、長鎖脂肪酸またはアルコール類、好ましくはC18-24-鎖をもつもの、及びスルホンアミド類が挙げられる。式(1)の化合物は、低融点固体に溶解させることができるか、その中に微細に分散させることができる。
本発明に従った組成物をインクジェット印刷用インクとして使用するとき、本組成物は、百万分の500部未満、より好ましくは百万分の100部未満のハロゲン化物イオンの濃度であるのが好ましい。本組成物は、二価及び三価金属が百万分の100部未満であるのが好ましく、百万分の50部未満がより好ましい。ここで部は、本組成物の総重量に対する重量部である。本出願人は、組成物を精製してこれらの不都合なイオンの濃度を低下させることによって、インクジェット印刷用ヘッド、特にサーマルインクジェットプリンタでのノズル閉塞を軽減させることを知見した。同様に、二価及び三価金属が低レベルであることも好ましい。
追加の好適なイエロー着色剤としては、C.I.Direct Yellow1 42;C.I.Direct Yellow 132;C.I.Direct Yellow 86;PRO-JET(商標)Yellow OAM;PRO-JET(商標)Fast Yellow2;C.I.Direct Yellow 85;C.I.Direct Yellow 173;及びC.I.Acid Yellow 23が挙げられる。
本組成物は、インクジェット印刷用インクで慣用的に使用される追加の成分、たとえば粘度及び表面張力変性剤、腐食防止剤、殺生物剤、コゲーション軽減剤(kogation reducing agent)及び、イオンまたは非-イオン性であってもよい界面活性剤も含むことができる。
式(4)の化合物は、式:CH3CONH-L1N=N-L2NH2の化合物をジアゾ化し、得られたジアゾニウム塩を好適な1,8-ジヒドロキシナフタレン化合物にカップリングさせ、そして加水分解によりCH3CO基を除去することによって製造することができる。式:CH3CONH-L1N=N-L2NH2の化合物は、式:CH3CONH-L1-NH2のアミンをジアゾ化し、式:H-L2-NH2のアミンにカップリングさせることにより製造することができる。
ステップ1−1,4-ビス(2-アセトキシエトキシ)ヒドロキノンの製造
ヒドロキノンビス-(2-ヒドロキシエチル)エーテル(179g)、酢酸(100ml)及び無水酢酸(300ml)を、還流下で一晩、撹拌し加熱した。室温に冷却し、水(2l)に浸漬した後、生成物を濾過により単離し、水洗し、乾燥し、次いでエタノールから再結晶させると、生成物212gが得られた。
ステップ1の生成物(211.5g)を酢酸(1800ml)に溶解させた。次いで、硝酸(51.9ml)と酢酸(200ml)との混合物を、温度を20℃未満に保持しながら20分かけて添加した。室温で一晩撹拌した後、この溶液を水(9l)に浸漬した後、生成物を濾過により単離し、水洗し、エタノールから再結晶させると、生成物209gが得られた。
2-ニトロ-1,4-ビス-(2-アセトキシエトキシ)ヒドロキノン(115g)を50℃でエタノールに溶解し、パラジウム触媒(2g,5%Pd/C)の存在下、水素で還元した。水素の取り込みが停止したら、溶液を選別して触媒を除去し、濾液を室温に放冷した。結晶質固体を濾過により単離し、真空下で乾燥すると、生成物90gが得られた。
ステージ2のアミノジスアゾ化合物(12.00g;0.0158mol)を、pH9で撹拌しながら水(250ml)に溶解し、これにカルソレン油(calsolene oil)(1ml)と亜硝酸ナトリウム(1.20g;0.0174mol)を添加した。次いで、得られた溶液を0〜10℃で撹拌しながら、濃塩酸(5ml)を含む氷/水(100g)に添加した。0〜10℃で1時間撹拌した後、スルファミン酸を添加して、過剰量の亜硝酸を破壊した。得られたジアゾニウム塩を、0〜10℃で1-(4-スルホフェニル)-3-カルボキシ-5-ピラゾロン(5.39g;0.19mol)の水(100ml)中の撹拌溶液に添加し、次いでpH7に調整した。一晩撹拌した後、この溶液をアセトン(3l)に撹拌しながら注ぎ、濾過し、アセトンで洗浄した。固体を水に溶解し、低伝導度で透析にかけると、蒸発(80℃)後に黒色粉末が得られた(11.61g;68.8%;λmax612nm及びεmax82232;マススペクトル(M-H)-ve 1037)。
4-アミノ-3-スルホアセトアニリドの代わりに4-ミノ-3-カルボキシアセトアニリドを使用した以外には、実施例1の方法を繰り返した。得られた化合物は、602nmでλmax及びεmax79,227であった。
2,5-ジ-(2-アセトキシエトキシ)アニリンの代わりに、2,5-ジ-(メトキシ)アニリンを使用した以外には、実施例2の方法を繰り返した。得られた化合物は、601nmでλmaxを有していた。
2,5-ジ-(2-アセトキシエトキシ)アニリンの代わりに、1-アミノ-7-スルホナフタレンを使用した以外には、実施例1の方法を繰り返した。得られた化合物は、604nmでλmax及びεmax69,419であった。
それぞれの場合において他に示さない限り(N/A)、(表1を参照して)1-(4-スルホフェニル)-3-カルボキシ-5-ピラゾロンの代わりにA欄に示される化合物を使用し、4-アミノ-3-スルホアセトアニリドの代わりにL1欄に示される化合物を使用し、2,5-ジ-(2-アセトキシエトキシ)アニリンの代わりにL2欄に示される化合物を使用した以外には、実施例1の一般的な方法に従って、表1に示される実施例5〜38を繰り返した。最終の染料構造は、表1のそれぞれの実施例に関して示す。
モノアゾ中間体の製造:
ジスアゾ中間体の製造:
ステージ2からの生成物(0.01mol)を、pH9で、水(150ml)中に溶解し、亜硝酸ナトリウム(0.77g;0.011mol)を添加した。得られた懸濁液を、0〜10℃で濃塩酸(6ml)を含む氷/水(100g)に添加した。2時間撹拌した後、スルファミン酸を添加して過剰量の亜硝酸を破壊した。得られたジアゾニウム塩を、必要により2N水酸化リチウムを添加して保持したpH9〜10及び0〜10℃で、水(25ml)中の1-エチル-6-ヒドロキシ-4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド(2.45g;0.0125mol)の撹拌溶液に添加した。一晩撹拌した後、アセトンを添加して生成物を沈殿させ、濾過し、洗浄すると、乾燥後に黒色固体が得られた(1.01g;10%;λmax598nm,631nm;(M-3H)-ve 324)。
(表2を参照して)1-エチル-6-ヒドロキシ-4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミドの代わりにA欄に示される化合物を使用し、ガンマ酸の代わりにL1欄に示されるアミンを使用し、4-アミノ-3-スルホアセトアニリドの代わりにL2欄に示されるアミンを使用した以外には、実施例39の一般的な方法に従って、表2に示される実施例40〜44を繰り返した。最終の染料構造は、表2のそれぞれの実施例に関して示す。
モノアゾ中間体の製造:
ジスアゾ中間体の製造:
加水分解したジスアゾ中間体の製造:
亜硝酸ナトリウム(0.84g;0.012mol)をステージ3からの撹拌溶液(0.01mol)(165ml)に添加し、次いでこれを、濃塩酸(6ml)を含む氷/水(100g)に0〜10℃で添加した。2時間撹拌した後、スルファミン酸を添加して過剰量の亜硝酸を破壊した。次いで得られたジアゾニウム塩を、必要により2N水酸化リチウムを添加して保持したpH5〜7及び0〜10℃で、1-エチル-6-ヒドロキシ-4-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-カルボキサミド(2.40g;0.012mol)の水(100ml)中の撹拌溶液に滴下添加した。一晩撹拌した後、15%(w/v)塩化リチウムを添加して、生成物を沈殿させ、次いで濾過し、20%(w/v)塩化リチウム溶液で洗浄した。湿ったペーストを水(400ml)に溶解し、撹拌しながらアセトン(4000ml)で希釈し、次いで濾過し、アセトンで洗浄した。この固体を水に溶解し、次いで低伝導率で透析すると、蒸発乾涸(60℃)の後に黒色粉末が得られた(8.15g;75%;λmax588nm;εmax132812;マススペクトル(M-2H)-ve 527)。
表3に記載の以下の混合物を製造することができる。表中、括弧内の数字は、関連する化合物の重量部数である。
以下の構成に従ってインクを製造することができる。ここで染料は、上記実施例のそれぞれの化合物または混合物である。2-ピロリドン5部;チオジグリコール5部、Surfynol(商標)1部(Air Products Inc.,アメリカ);染料3部;水86部。
PG=プロピレングリコール;DEG=ジエチレングリコール;NMP=N-メチルピロリドン;DMK=ジメチルケトン;IPA=イソプロパノール;MEOH=メタノール;2P=2-ピロリドン;MIBK=メチルイソブチルケトン;P12=プロパン-1,2-ジオール;BDL=ブタン-2,3-ジオール;CET=トリス(2-アミノエチル)アミン緩衝液;PHO=Na2HPO4及びTBT=三級ブタノール;TDG=チオジグリコール。
実施例60の第一段落に記載のインクは、Hewlett Packard DeskJet 560C(商標)を使用して種々の紙にインクジェット印刷した。それぞれの印刷物のCIE色座標(a,b,L,彩度及び色相H)は、Gretag Spectrolinoスペクトロデンシトメーター(商標)を使用し、0゜/45゜測定幾何学、20nmスペクトル間隔、400〜700nmのスペクトル範囲で、イルミナントD50を使用し、2゜(CIE1931)のオブザーバー角度と状態Aの密度操作で測定した。10mm×10mmより大きいサイズの印刷物上のべた一色の区画を対角線上に横切って、2回以上の測定を実施した。得られた印刷物の特性を表6に示す。ここでインクを製造するのに使用した染料の実施例の番号は、左手側の欄に示し、RODは、相対光学密度(Relative Optical Density)である。表6、7及び8に記載の支持体は、以下のようであった。
耐光堅牢度を評価するために、印刷物をAtlas Ci5000ウェザロメーター(Weatherometer)(商標)中で100時間照射した。この結果を表7に示す。表中、インクを製造するのに使用した染料の実施例番号は左手側の欄に示されている。退色度は△Eで表し、数字が小さいと耐光堅牢度が高いことを表す。△Eは、印刷物のCIE色座標L、a、bにおける全体の変化として定義され、等式:△E=(△L2+△a2+△b2)0.5により表される。
HP560(商標)インクジェットプリンタを使用して、示されている支持体上に実施例61〜66のインクを印刷した。次いで、この印刷した支持体を、Hampden Test Equipment製のオゾン試験キャビネットを使用して、オゾン安定性について評価した。この試験は、オゾン100万分の1部(part per million)の存在下、40℃及び50%相対湿度で24時間、実施した。印刷したインクのオゾンに対する耐性は、Gretag Spectrolino Spectrodensitometerを使用して、オゾンに暴露する前後の光学密度の差によって判断した。従って、ODの%損失が小さいほど、耐オゾン性が高い。結果を表8に示し、ここでインクを製造するのに使用した染料の実施例番号は、左手側の欄に示されている。これらの結果は、本発明の組成物をベースとするインクが優れた耐オゾン性を示すことをはっきりと実証している。
Claims (12)
- 支持体上に画像をインクジェット印刷するための方法であって、液体媒体と、式(1):
ここで該置換基が、OH、SO 3 H、CN、カルボンアミド、CO 2 H、C 1-4 -アルキル、C 6-10 -アルコキシ、1〜3個のスルホ基を有するフェニル、一つまたは二つのC 1-4 -アルキル基を有するN、及びC 1-4 -アシルアミノから選択され;
L1は、フェニレン若しくはナフチレン、またはスルホ及びカルボキシから選択される少なくとも1つの置換基を有するフェニレン若しくはナフチレンであり、
L2は、フェニレン若しくはナフチレン、またはスルホ、カルボキシ、C1-4-アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくとも一つの置換基を有するフェニレン若しくはナフチレンであり
;並びに
m及びnは、それぞれ独立して0または1であり、そしてm+nが1または2である;
ここで、
(i)式(1)の化合物は、金属キレートの形態ではなく;及び
(ii)L1及びL2の少なくともひとつは、スルホ、カルボキシ、C1-4アルコキシ及びC1-4-アルコキシ-OHから選択される少なくともひとつの置換基を有する}のトリスアゾ化合物またはその塩とを含む組成物を前記支持体に施すことを含む、前記方法。 - Aは置換基を有しないかまたは1〜5個の置換基を有するピリドニルであり、
該置換基がOH、SO3H、CN、カルボンアミド、CO2H、C1-4-アルキル、C6-10-アルコキシ、1〜3個のスルホ基を有するフェニル、一つまたは二つのC1-4-アルキル基を有するN、及びC1-4-アシルアミノから選択される、請求項1に記載の方法。 - 前記支持体が紙、プラスチック、金属またはガラスである、請求項1または2に記載の方法。
- 式(1)のトリスアゾ化合物:
ここで該置換基が、OH、SO 3 H、CN、カルボンアミド、CO 2 H、C 1-4 -アルキル、C 6-10 -アルコキシ、1〜3個のスルホ基を有するフェニル、一つまたは二つのC 1-4 -アルキル基を有するN、及びC 1-4 -アシルアミノから選択され;
L 1 が、フェニレンまたはナフチレン、またはスルホ及びカルボキシから選択される置換基を有するフェニレンまたはナフチレンであり;
L 2 が、スルホ、カルボキシ、C 1-4 -アルコキシ及びC 1-4 -アルコキシ-OHから選択される少なくともひとつの置換基を有するフェニレンまたはナフチレンであり;並びに
m及びnはそれぞれ独立して0または1であり、そしてm+nが1または2である;
但し、
式(1)の化合物は、金属キレートの形態ではない}またはその塩。 - Aが置換基を有しないか1〜5個の置換基を有するピリドニルであり、
該置換基がOH、SO3H、CN、カルボンアミド、CO2H、C1-4-アルキル、C6-10-アルコキシ、1〜3個のスルホ基を有するフェニル、一つまたは二つのC1-4-アルキル基を有するN、及びC1-4-アシルアミノから選択される、請求項4に記載の化合物またはその塩。 - L2が、二つのC1-4-アルコキシ-OH置換基を有するフェニレンである、請求項4または5に記載の化合物またはその塩。
- 請求項4〜7のいずれかに記載の化合物またはその塩によって印刷した紙、またはオーバーヘッドプロジェクタースライド。
- ひとつ以上のチャンバ及び組成物を含む、インクジェットプリンタカートリッジであって、前記組成物は前記チャンバの少なくともひとつに含まれ、且つ前記組成物は請求項8に定義のものである、前記カートリッジ。
- 詰め替え可能な、請求項10に記載のインクジェットプリンタカートリッジ。
- インクジェット印刷における、請求項1に記載の式(1)の化合物またはその塩の使用。
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