JP4634667B2 - 油圧緩衝器のダストカバー固定構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器のダストカバー固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧緩衝器のダストカバー固定構造は、実開平1-165343号公報に記載の如く、ダストカバーの組付けのために、ダンパチューブの側にフランジ部を設け、ダストカバーの端部に設けた係止溝をフランジ部に係止するものである。これによれば、ダストカバーの端部がピストンロッドの収縮時にも、スプリングシートに当接せず、スプリングシートの塗装面の剥がれ、錆の発生を防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、ダストカバーの係止溝まわりの剛性が高く、ダストカバーをフランジ部に係止させようとする組付け時に、ダストカバーの端部を挿入方向から単にフランジ部に押付けるだけでは、係止溝が拡開変形できない。このため、ダストカバーの端部を人の手で挿入方向に強く引張り、係止溝を無理やり拡開変形させてフランジ部に引掛け係止させる必要があり、組付性が悪い。
【0004】
従って、自動機において、ダストカバーをダンパチューブの側に固定する作業の自動化に多大な困難がある。
【0005】
本発明の課題は、ダストカバーをダンパチューブの側に固定することの組付性を向上し、人手をかけることなく、自動機でも組付けできるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、油圧緩衝器のピストンロッドの側に取付けられ、ダンパチューブのピストンロッド貫通部を覆うダストカバーの固定構造において、ダンパチューブの側にフランジ部を設け、ダストカバーの端部に、該ダストカバーの蛇腹部に連続してフランジ部に当接する当接部を設け、更に当接部から剛性を低減したスカート部を延在し、スカート部の延在端にフランジ部に係止する係止部を設け、フランジ部がダンパチューブの周方向で互いに離隔する複数の張出部からなるようにしたものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ダストカバーの当接部が厚肉の環状をなし、スカート部が剛性を低減した薄肉の環状をなすようにしたものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記フランジ部が、ダストカバーの挿入方向に沿って拡径するテーパ状のガイド部を備えるものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記ダストカバーの係止部の該ダストカバーの周方向に渡る形成面を、該ダストカバーの中心軸に対し斜交してなるものである。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において更に、前記ダストカバーの端部を部分的に切欠き、前記当接部とスカート部と係止部の組を、該ダストカバーの周方向で互いに離隔する複数位置のそれぞれに設けたものである。
【0011】
【作用】
請求項1、2の発明によれば下記(a)〜(c)の作用がある。
(a)ダストカバーの当接部と係止部の間の剛性の低いスカート部が容易に弾性変形する。従ってダストカバーの組付け時に、ダストカバーの端部の係止部を挿入方向からダンパチューブの側のフランジ部に押付けると、スカート部が弾性変形して係止部が拡開し、係止部はフランジ部を乗り越えた後に該フランジ部に係止し、ダストカバーをダンパチューブの側に固定できるものになる。
【0012】
(b)使用段階では、ピストンロッドの収縮時に、ダストカバーの蛇腹部が圧縮されると、ダストカバーの端部の当接部がダンパチューブの側のフランジ部に当接し、結果として、ダストカバーの端部がスプリングシートに当接することを防ぎ、スプリングシートの塗装面の剥がれ、錆の発生を防止できる。また、ピストンロッドの伸長時には、ダストカバーの蛇腹部が伸びても、ダストカバーの端部の係止部がダンパチューブの側のフランジ部に係止し、ダストカバーの抜けを防ぐ。
【0013】
(c)ダンパチューブの側のフランジ部が複数の互いに離隔する張出部からなるものとしたから、ダンパチューブの全周に連続するフランジ部を設けるものに比して、ダストカバーの組付け時に、ダストカバーの係止部をダンパチューブの側のフランジ部に係止させるときの、ダストカバーの変形が部分変形になって変形量が少なく変形し易くなり、挿入し易い。また、フランジ部の相隣る張出部の間の空間を、ダストカバーの蛇腹部が伸縮する際のエア抜き流路として確保できる。
【0014】
請求項3の発明によれば下記(d)の作用がある。
(d)ダンパチューブの側のフランジ部がテーパ状のガイド部を備えるものとしたから、ダストカバーの組付け時に、ダストカバーの端部の係止部をフランジ部に押付けたとき、該係止部をガイド部のテーパによりセンタリングしてその挿入をスムースにできる。また、ダストカバーの抜け方向でも、ダストカバーの係止部が係止するフランジ部の外縁がガイド部のテーパに沿う外方に広がっていて、係止部が確実に引掛かり、ダストカバーを抜け防止する。
【0015】
請求項4の発明によれば下記(e)の作用がある。
(e)ダストカバーの係止部の該ダストカバーの周方向に渡る形成面を、該ダストカバーの中心軸に対し斜交させた。従って、ダストカバーの組付け時に、ダストカバーの端部の係止部が、周方向の全体を一度にダンパチューブの側のフランジ部に押付けるものでなく、ダストカバーの挿入方向に先行している部分からフランジ部に押付けるものになる。従って、この先行している係止部の部分から順に拡開してフランジ部を乗り越えるものになり、係止部はより挿入され易くなる。
【0016】
請求項5の発明によれば下記(f)の作用がある。
(f)ダストカバーの端部を部分的に切欠き、当接部とスカート部と係止部の組を、ダストカバーの周方向で互いに離隔する複数位置のそれぞれに設けるものとすることにより、前述(c)でダンパチューブの側のフランジ部を複数の張出部からなるものにしたことによると同様のメリットを得ることができる。即ち、ダストカバーを変形し易くして挿入性を向上できるし、切欠いた部分をエア抜き流路として確保することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は油圧緩衝器を示す要部断面図、図2は図1の平面図、図3はバンプストッパキャップに設けたフランジ部を示し、(A)は半断面図、(B)は変形例の要部断面図、(C)は他の変形例の要部断面図、図4はバンプストッパキャップを示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は(B)のC−C線に沿う断面図、図5はダストカバーを示す断面図である。
【0018】
油圧緩衝器10は、ストラットダンパ型であり、図1、図2に示す如く、アウタチューブ11(ダンパチューブ)に内蔵してあるシリンダ(不図示)にピストンロッド12を挿入し、アウタチューブ11に車輪側取付ブラケット13を備えて車輪に結合されるとともに、アウタチューブ11から突出するピストンロッド12に車体側取付ブラケット14を備えて車体に取付けられる。尚、車体側取付ブラケット14は、ピストンロッド12の上端部に挿入したベアリング15をナット16で締結することにて構成される。
【0019】
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11の外周に固定した下スプリングシート17と、ピストンロッド12の周囲に設置されてベアリング15に背面支持される上スプリングシート18の間に、懸架ばね19を介装している。
【0020】
油圧緩衝器10は、アウタチューブ11にスタビブラケット20を備えてスタビライザが連結される。
【0021】
油圧緩衝器10は、ピストンロッド12の車体側取付ブラケット14より下部に固く抱きつくように挿着したバンプラバー25を備える。油圧緩衝器10は、最圧縮時に、このバンプラバー25をアウタチューブ11の上端部に被着したバンプストッパキャップ26のストッパプレート27に衝合して最圧縮ストロークを規制する。尚、バンプラバー25はアウタチューブ11の上端開口を覆うダストカバー30を下端側に連続して備えるが、このダストカバー30の構造については後述する。
【0022】
即ち、油圧緩衝器10にあっては、車両が路面から受ける衝撃力を懸架ばね19の弾発力により吸収するように伸縮する。そして、油圧緩衝器10は、その伸縮に伴うピストン(不図示)の上下動時に、ピストンに設けてあるピストンバルブ装置、シリンダに設けてあるベースバルブ装置等が発生する減衰力により、その伸縮振動を速やかに抑制するものである。
【0023】
しかるに、油圧緩衝器10にあっては、アウタチューブ11のバンプストッパキャップ26が被着された上端部の、ピストンロッド12が貫通するシール部の周囲を覆うダストカバー30を備える。ダストカバー30は、アウタチューブ11の上端部を覆う円筒状蛇腹部31を有し、水、泥等のダストからピストンロッド12及びシール部を保護する。
【0024】
ダストカバー30は、バンプラバー25から一体成形され、バンプラバー25におけるバンプストッパキャップ26のストッパプレート27との衝合面25Aの外方に設けた接続部25Bから下方に延在せしめられている。
【0025】
アウタチューブ11に被着したバンプストッパキャップ26は、図3、図4に示す如く、ダストカバー30の下端部を固定するためのフランジ部40を一体に備える。フランジ部40は、アウタチューブ11の周方向で互いに離隔する複数(例えば2個〜4個)の張出部41からなる。
【0026】
ダストカバー30の下端部は、図3、図5に示す如く、蛇腹部31に連続してフランジ部40に当接する厚肉の円環状当接部32を備え、更に当接部32から剛性を低減した薄肉の円環状スカート部33を延在し、スカート部33の延在端の内周にフランジ部40に係止する円環状係止部34を備える。当接部32はダストカバー30の中心軸に直交する水平状当接面32Aを、スカート部33はダストカバー30の中心軸に斜交するテーパ状嵌合面33Aを、係止部34はダストカバー30の中心軸に斜交するテーパ状被ガイド面34Aを備える(図3(A))。ダストカバー30の組付け時に、ダストカバー30の係止部34の被ガイド面34Aを挿入方向からフランジ部40に押付けると、スカート部33が弾性変形して係止部34が拡開し、係止部34はフランジ部40を乗り越えた後にスカート部33の弾発的な復元に伴って該フランジ部40に係止し、このフランジ部40をスカート部33の嵌合面33Aの内部に抱持し、ダストカバー30の下端部をアウタチューブ11の側に固定する。
【0027】
バンプストッパキャップ26のフランジ部40を構成する各張出部41は、図3、図4に示す如く、バンプストッパキャップ26の下端外周に張出形成される円板部42と、円板部42の外縁からダストカバー30の挿入方向に沿ってテーパ状に拡径するテーパ状ガイド部43とからなる。フランジ部40のガイド部43は、ダストカバー30の組付け時に、ダストカバー30の係止部34の被ガイド面34Aをフランジ部40に押付けたとき、係止部34の被ガイド面34Aをガイド部43のテーパによりセンタリングしてその挿入をスムースにするとともに、ダストカバー30の係止部34をガイド部43の外縁に係止する。
【0028】
尚、フランジ部40のガイド部43のテーパ角(バンプストッパキャップ26の中心軸に対してなす角度)を、ダストカバー30のスカート部33の嵌合面33Aのテーパ角(ダストカバー30の中心軸に対してなす角度)より大きくすることで、ダストカバー30の係止部34をフランジ部40のガイド部43に引掛け易くし、ダストカバー30を抜け難くできる。
【0029】
また、フランジ部40の外径(ガイド部43)は、ダストカバー30のスカート部33の内径(嵌合面33A)より小径とすることで、ダストカバー30を挿入し易くする。
【0030】
本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼ダストカバー30の当接部32と係止部34の間の剛性の低いスカート部33が容易に変形する。従ってダストカバー30の組付け時に、ダストカバー30の端部の係止部34を挿入方向からアウタチューブ11の側のフランジ部40に押付けると、スカート部33が弾性変形して係止部34が拡開し、係止部34はフランジ部40を乗り越えた後に該フランジ部40に係止し、ダストカバー30をアウタチューブ11の側に固定できるものになる。
【0031】
▲2▼使用段階では、ピストンロッド12の収縮時に、ダストカバー30の蛇腹部31が圧縮されると、ダストカバー30の端部の当接部32がアウタチューブ11の側のフランジ部40に当接し、結果として、ダストカバー30の端部がスプリングシート17に当接することを防ぎ、スプリングシート17の塗装面の剥がれ、錆の発生を防止できる。また、ピストンロッド12の伸長時には、ダストカバー30の蛇腹部31が伸びても、ダストカバー30の端部の係止部34がアウタチューブ11の側のフランジ部40に係止し、ダストカバー30の抜けを防ぐ。
【0032】
▲3▼アウタチューブ11の側のフランジ部40が複数の互いに離隔する張出部41からなるものとしたから、アウタチューブ11の全周に連続するフランジ部40を設けるものに比して、ダストカバー30の組付け時に、ダストカバー30の係止部34をアウタチューブ11の側のフランジ部40に係止させるときの、ダストカバー30の変形が部分変形になって変形量が少なく変形し易くなり、挿入し易い。また、フランジ部40の相隣る張出部41の間の空間を、ダストカバー30の蛇腹部31が伸縮する際のエア抜き流路として確保できる。尚、バンプストッパキャップ26にあっては、フランジ部40の相隣る張出部41の間の空間が形成するエア抜き流路の他に、バンプストッパキャップ26にエア抜き流路となる切欠部44(図3)、又は切欠部45(図4)を形成することもできる。
【0033】
▲4▼アウタチューブ11の側のフランジ部40がテーパ状のガイド部43を備えるものとしたから、ダストカバー30の組付け時に、ダストカバー30の端部の係止部34をフランジ部40に押付けたとき、該係止部34をガイド部43のテーパによりセンタリングしてその挿入をスムースにできる。また、ダストカバー30の抜け方向でも、ダストカバー30の係止部34が係止するフランジ部40の外縁がガイド部43のテーパに沿う外方に広がっていて、係止部34が確実に引掛かり、ダストカバー30を抜け防止する。
【0034】
尚、本発明は以下の変形を採用できる。
(1)フランジ部40の張出部41は、円板部42の外縁にストレート状ガイド部46を連設するもの(図3(B))、又は円板部42だけからなるもの(図3(C))でも良い。
【0035】
(2)ダストカバー30の係止部34の該ダストカバー30の周方向に渡る形成面を、該ダストカバー30の中心軸に対し斜交するものでも良い。これによれば、ダストカバー30の組付け時に、ダストカバー30の端部の係止部34が、周方向の全体を一度にアウタチューブ11の側のフランジ部40に押付けるものでなく、ダストカバー30の挿入方向に先行している部分からフランジ部40に押付けるものになる。従って、この先行している係止部34の部分から順に拡開してフランジ部40を乗り越えるものになり、係止部34はより挿入され易くなる。
【0036】
(3)ダストカバー30の下端部を周方向において部分的に切欠き(図5の切欠部35)、当接部32とスカート部33と係止部34の組を、ダストカバー30の周方向で互いに離隔する複数位置(例えば2〜4位置)のそれぞれに設けるものとしても良い。これによれば、前述▲3▼でアウタチューブ11の側のフランジ部40を複数の張出部41からなるものにしたことによると同様のメリットを得ることができる。即ち、ダストカバー30を変形し易くして挿入性を向上できるし、切欠いた部分(切欠部35)をエア抜き流路として確保することもできる。この場合、フランジ部40の張出部41をアウタチューブ11の周方向の全周に渡って連続させても良い。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、ダンパチューブの側に設けられるフランジ部は、バンプストッパキャップとは別個に設けられるものでも良い。
また、ダストカバーは、バンプラバーと別体でも良い。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ダストカバーをダンパチューブの側に固定することの組付性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧緩衝器を示す要部断面図である。
【図2】図2は図1の平面図である。
【図3】図3はバンプストッパキャップに設けたフランジ部を示し、(A)は半断面図、(B)は変形例の要部断面図、(C)は他の変形例の要部断面図である。
【図4】図4はバンプストッパキャップを示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は(B)のC−C線に沿う断面図である。
【図5】図5はダストカバーを示す断面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器
11 アウタチューブ(ダンパチューブ)
12 ピストンロッド
30 ダストカバー
31 蛇腹部
32 当接部
33 スカート部
34 係止部
35 切欠部
40 フランジ部
43 テーパ状ガイド部

Claims (5)

  1. 油圧緩衝器のピストンロッドの側に取付けられ、ダンパチューブのピストンロッド貫通部を覆うダストカバーの固定構造において、
    ダンパチューブの側にフランジ部を設け、
    ダストカバーの端部に、該ダストカバーの蛇腹部に連続してフランジ部に当接する当接部を設け、更に当接部から剛性を低減したスカート部を延在し、スカート部の延在端にフランジ部に係止する係止部を設け
    フランジ部がダンパチューブの周方向で互いに離隔する複数の張出部からなることを特徴とする油圧緩衝器のダストカバー固定構造。
  2. 前記ダストカバーの当接部が厚肉の環状をなし、スカート部が剛性を低減した薄肉の環状をなす請求項1に記載の油圧緩衝器のダストカバー固定構造。
  3. 前記フランジ部が、ダストカバーの挿入方向に沿って拡径するテーパ状のガイド部を備える請求項1又は2に記載の油圧緩衝器のダストカバー固定構造。
  4. 前記ダストカバーの係止部の該ダストカバーの周方向に渡る形成面を、該ダストカバーの中心軸に対し斜交してなる請求項1〜3のいずれかに記載の油圧緩衝器のダストカバー固定構造。
  5. 前記ダストカバーの端部を部分的に切欠き、前記当接部とスカート部と係止部の組を、該ダストカバーの周方向で互いに離隔する複数位置のそれぞれに設けた請求項1〜4のいずれかに記載の油圧緩衝器のダストカバー固定構造。
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