JP4634312B2 - ソケット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子部品(半導体など)などを保持するソケットに係わり、特に内部にコンタクトボードを有するとともにバーインボードなどに対して着脱自在に取り付けられるソケットに関する。
特許文献1に記載のソケットは、このソケットの一方の縁部に設けられたひんじ部を介して回動自在に支持されたカバーを有し、ソケット内部に設けられた装填部内に半導体などの電子部品が装着される。
前記装填部内には、両面に複数のスパイラル接触子を備えた中継基板と保護シートを有する。前記保護シートは中継基板の上部に設けられており、スパイラル接触子の変形と装填部内への塵埃の侵入を防止する。
電子部品を前記装填部内に装填すると、電子部品の底面に形成された外部接触子と基板に設けられたランドとが前記中継基板の両面に形成された前記スパイラル接触子を介して接続されるようになっている。
このソケットでは、基板上の任意の位置に位置決めピンを複数設け、且つ中継基板および保護シートに前記位置決めピンに対応する位置決め孔をそれぞれ形成しておくことにより、基板表面に形成されているランド部と前記中継基板の下部スパイラル接触子との位置決め、および中継基板の上部スパイラル接触子と保護シートに形成された小孔、さらには電子部品の外部接触子との位置決めを行うことが可能とされている。
特開2005−134373号公報(第9−10頁、図4A,図4B)
上記特許文献1に記載されたソケットでは、例えばバーイン試験の場合においては、数百〜数千時間に一度の割合で中継基板を交換することが必要である。
しかし、上記のソケットでは、中継ボードが装填部内に設けられているため、蓋体を開放した状態で、前記装填部側(表側)から行う必要があるところ、装填部の内部は狭い空間であるため、中継ボードの交換作業を行い難い。このため、作業中に中継基板上の面に不用意に触れ、スパイラル接触子を変形さてしまうという問題があった。
また上記のソケットでは、基板側の個々のランド部と電子部品の接続面に形成された個々の外部接触子との間の接続が確実に行われる必要がある。
しかし、上記特許文献1に記載のソケットでは中継基板が位置決めピンに沿って板厚方向に移動することが許容されているため、電子部品を装填部に装填していない場合おいては、中継基板に対する基板方向への押圧力が小さな状態にある。つまり、前記中継基板側の個々のスパイラル接触子が基板側のランド部から離れ易い状態にあり、個々のスパイラル接触子と基板側のランド部との間の適正な接続状態が維持され難い構造である。
このため、電子部品を装填部に装填したときに、個々のスパイラル接触子と基板側のランド部との間の接続が適正に行われないことがあり、電子部品用のソケットとしての信頼性に優れないという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、中継基板の交換作業を容易化できるようにしたソケットを提供することを目的としている。
また本発明は、中継基板に設けられたスパイラル接触子と基板側のランド部との適正な接続状態を維持し、信頼性の高いソケットを提供することを目的としている。
本発明は、電子部品が装着される枠体を有し、前記枠体に、表裏に貫通する装填部と、前記装填部の底部に設けられ開口部と、面側前記開口部を囲陥没部とが形成され
表面に複数の弾性接点を有する中継ボードが、前記弾性接点を前記開口部に対向させて前記陥没部内において前記陥没部に設けられた第1の掛止部によって着脱自在に取付けられ、前記開口部の縁部に形成された切欠部に前記中継ボードの一部が対向しており、
前記装填部内に装着された前記電子部品の接続面に設けられた複数の外部接触子が、それぞれ前記弾性接点に接触可能とされていることを特徴とするものである。
本発明のソケットでは、中継ボードの交換を、狭い装填部を介さずにソケットの裏面に対して行うことができるため、交換作業を容易化することができる。このため、中継ボードに設けられている上下のスパイラル接触子に不用意に触れ、前記スパイラル接触子に変形を与えるような問題を解消することができる。
上記においては、前記枠体を所定の基板に固定したときに、前記陥没部と前記基板との間に前記中継ボードが挟持されることが好ましい。
上記手段では、中継ボードを強固に保持固定することができるため、ソケットを使用しない場合においても、前記中継ボードに設けられたスパイラル接触子と基板側のランド部との適正な接続状態を維持することができ、信頼性の高いソケットを提供することが可能となる。
本発明は、第1の掛止部が設けられているので、ソケットに対する中継ボードの着脱の作業(交換作業)を容易化することができる。
また、本発明は、前記切欠部を通して前記中継ボードを押圧することで、前記中継ボードを前記枠体から離脱させることが可能である。
また前記枠体には、枠体を着脱自在の固定する第2の掛止部が設けられていることが好ましい。
上記手段では、基板に対するソケットの着脱作業を容易化することができる。
本発明では、中継ボードの交換作業を容易化することができるため、中継ボード上のスパイラル接触子に変形を与えるような問題を解消することができる。
また本発明では、中継ボードをソケットと基板との間に挟持することができるため、常に中継ボードに設けられたスパイラル接触子と基板側のランド部との間の適正な接続状態を維持することができる。
図1は本発明の実地の形態として電子部品を保持するソケットを上側から見た場合の斜視図、図2は図1のソケットを下側から見た場合の斜視図、図3はソケットの平面図、図4はソケットの構成を示す断面図、図5は中継ボードとガイド部材とを示す斜視図、図6は中継ボードの平面図、図7は中継ボードの一部を拡大して示す断面図、図8はガイド部材を部分的に拡大して示す平面図、図9はガイド部材の凹部に中継ボード付勢部材が挿入された状態を示す斜視図である。また図10AないしCはコンタクトボードの動作を説明する電子部品とガイド部材の断面図であり、Aは電子部品をガイド部材上に装着した直後の状態、BはAの後で電子部品がガイド部材上を移動している状態、Cは電子部品の装着が完了した状態を示している。
図1に示すソケット10は、接続面に多数の外部接続電極(外部接触子)が、例えばマトリックス状(格子状または碁盤の目状ともいう)、あるいは平面「ロ」形状に配置された半導体などの電子部品を保持固定するためのものである。前記ソケット10は一つのバーインボード(基板)40上に多数設けられおり、各ソケット10内にそれぞれ電子部品が装着させた状態でバーイン試験装置内に装填され、所定のバーイン試験が行われる。
なお、前記電子部品1の接続面1Aに形成された外部接触子(外部接続電極)2は、例えば平面状接触子(LGA:Land Grid Array)、球状接触子(BGA:Ball Grid Array)、またはピン状接触子(PGA:Pin Grid Array)などであるが、以下においては球状接触子2aを用いた場合(図4および図10参照)について説明する。
図1及び図2に示すように、ソケット10は凹状に窪んだ装填部11を備えた枠体10Aと、前記枠体10A内に設けられた一対の保持機構12,12を有している。前記保持機構12は回動自在に支持された左右一対のアーム12a,12aと、前記一方のアーム12aの先端と他方のアーム12aの先端との間に架設された支持軸12bと、前記支持軸12bに対し回転自在に設けられた押さえ部材12cと、前記一対のアーム12a,12aを装填部11の内方に付勢する付勢部材(図示せず)などを有している。
図1に示すように、前記付勢部材の付勢力に抗して両アーム12a,12aを上方(Z1方向)に持ち上げると、一方のアーム12aに設けられた押さえ部材12cと他方のアーム12aに設けられた押さえ部材12cとの間の対向距離が離れ、前記装填部11が開放状態に設定される。この開放状態において、半導体などの電子部品1を前記装填部11に装着することが可能とされている(図4参照)。
そして、両アーム12a,12aに対する持ち上げ力を解放すると、前記両アーム12a,12aが内方向かって回動させられるため、電子部品1の上面が前記一対の押さえ部材12c,12cにより図示下方に押し付けられる。このため、電子部品1を前記装填部11に保持固定することが可能とされている。
図1及び図3などに示すように、前記装填部11の底部には図示上下方向(Z1−Z2方向)に貫通する略正方形状の開口部11aが形成されている。また図2及び図4に示すように、前記枠体10Aの底部の裏面で且つ前記開口部11aの外周部には底部裏面から図示Z1方向に凹む陥没部10Bが、前記開口部11aを囲むように形成されている。前記陥没部10Bの隅部には、図示Z2方向に突出する複数のボス10aが突出形成されており、前記ボス10aの先端には前記ボス10aよりも大きな直径からなる第1の掛止部10a1が形成されている。
図3に示すように、前記開口部11aの4つの隅部には、平面的が略L字状からなる位置決め角部14,14,14,14が設けられている。各位置決め角部14の内側には前記開口部11aに向かって傾斜するテーパ面14aが形成されている。前記位置決め角部14,14,14,14で囲まれた領域内には、図5に示すようなガイド部材30が設けられる。
また前記第1の掛止部10a1の近傍には、前記開口部11aの縁からその外側方向(図3ではY1方向)に略U字状に連続的に切り欠かれた切欠部11b,11bが形成されている。前記切欠部11b,11bの裏面側には、中継ボード20を形成するシート21の一部が対向する状態で接している。
前記中継ボード20とガイド部材により、本発明のコンタクトボードCBが構成されている。
図2ないし図4などに示すように、前記ソケット10の底部の裏面には、コンタクトボードCBを形成する中継ボード20が設けられている。より具体的には、図2及び図4に示すように、前記ソケット10の底部の裏面で、且つ前記開口部11aの外周部には底部裏面から図示Z1方向に凹む陥没部10Bが形成されており、前記中継ボード20は前記陥没部10Bに位置決めされた状態で固定されている。
図3に示すように、前記中継ボード20は例えばポリイミドなどの樹脂からなる絶縁性のシート21を基台として形成されている。図7に示すように、前記シート21には多数のスルーホール22が所定の列数及び行数でXY方向に規則正しく穿設されており、図3に示すものでは全体として平面「ロ」形状に配列されている。
なお、前記多数のスルーホール22の配列形状は、電子部品1(半導体)の接続面に形成された前記球状接触子(外部接触子)2aの配列に依存するものであり、前記に示すような平面「ロ」形状に限定されるものではない。例えば、球状接触子2aが平面マトリックス状に配置される電子部品1(半導体)の場合には、前記多数のスルーホール22も平面マトリックス状に配列される。
図7に示すように、個々のスルーホール22の内周面には銅メッキを施した導電部23が形成され、導電部23の上端(図示Z1側の端部)および下端(図示Z2側の端部)にはシート21の表面および裏面に露出する接続部23a,23bが形成されている。上端側の接続部23aと下端側の接続部23aとは導電部23を介して導通接続されている。
スルーホール22の上側には上側スパイラル接触子(弾性接点)24Aが、スルーホール22の下側には下側スパイラル接触子(弾性接点)24Bが、スルーホール22の両開口端部を覆うように設けられている。
前記スパイラル接触子24A,24Bは、例えば銅などの導電性材料の表面にニッケルなどをメッキ形成することにより形成されており、全体として導電性および弾性に優れた弾性接点としての機能を有している。
前記スパイラル接触子24Aと前記スパイラル接触子24Bと同一の構成であり、これらの外周側には略リング形状の基部24aを有している。そして、前記上側スパイラル接触子24Aの基部24aが上端側の接続部23aに、前記下側スパイラル接触子24Bの基部24aが下端側の接続部23aにそれぞれ接続されている。よって、前記上側スパイラル接触子24Aと前記下側スパイラル接触子24Bとは前記導電部23を介して導通接続されている。
スパイラル接触子24A,24Bは、ともに基部24a側に設けられた巻き始端24bから先端側の巻き終端24cに向かうにしたがって螺旋状に延びており、巻き終端24cはスルーホール22のほぼ中心に位置している。そして、スパイラル接触子24A,24Bは、前記巻き始端24bから巻き終端24cに向かうにしたがってシート21から徐々に離れる凸型に成形されている。よって、スパイラル接触子24A,24Bは前記スルーホール22の両開口端部において、上下方向(Z1−Z2方向)に弾性変形可能な状態にある。
図5および図6に示すように、前記中継ボード20を形成するシート21の表面で、且つ前記多数のスパイラル接触子24Aが形成された領域の外側には、複数の板ばね(付勢部材)25が設けられている。
前記板ばね25は薄い帯状の金属板を切り抜くようにして形成されており、枠状の基部25aと弾性部25bとを有し、長手方向を前記シート21の各辺と平行となるよう向けた状態で設けられている。
前記板ばね25は、前記基部25aが前記シート21の表面に固定され、前記弾性部25bは前記シート21から図示上方(Z1)に向かって立ち上がる自由端として形成されている。そして、前記自由端の先端には、前記弾性部25bよりも狭い幅寸法からなる凸部25cが形成されている。
なお、前記板ばね25は、例えば銅板の表面に弾性力を付与するニッケルメッキを施すなどして形成することができ、この場合には前記スパイラル接触子24Aと同じ工程中に同時に形成することが可能である。このため、前記シート21上に、板ばね25をスパイラル接触子同様高い精度で形成することができる。このため、中継ボード20の上部に弾性的に支持されるガイド部材30の水平方向の位置ずれを小さくすることができる。しかも、一度の工程中に形成することが可能となるため、製造工程を少なくすることができる。
また、前記中継ボード20を形成するシート21の隅部には、後述する支持突起(支持機構)33が挿入される貫通孔26が形成され、前記貫通孔26の近傍には位置決め穴27が形成されている。
図4及び図5に示すように、前記中継ボード20の図示Z1方向の上部にはガイド部材30が設けられる。前記ガイド部材30は略正方形状からなる平板状の部材であり、絶縁性を有する樹脂を金型に流して成形する射出成形法などにより形成されている。
図3に示すように、前記ガイド部材30は樹脂製のベース30Aと前記ベース30Aの中心部に形成された角状の貫通孔30Bとを有している。
そして、前記貫通孔30Bの周囲には上下方向(図示Z1−Z2方向)に貫通する多数の小孔31からなる位置決め手段が設けられている。前記個々の小孔31は、前記電子部品1の前記球状接触子(外部接触子)2aおよび前記中継ボード20のスルーホール22に対応して形成されており、全体の配列は上記同様に平面「ロ」形状である。ただし、この形状も、前記中継ボード20のスルーホール22の場合同様に、前記電子部品1の接続面1Aに形成された外部接触子2の配列形状に応じ、例えば平面マトリックス状などその他の形状であってもよい。
前記位置決め手段を形成する多数の小孔31のうち、隅部に設けられた4つの位置決め小孔31A,31A,31A,31Aの直径は、その他の多数の小孔31よりも小さな寸法で形成されている。例えば、前記電子部品1の球状接触子2aの直径が0.6mmである場合には、前記4つの位置決め小孔31Aの直径は0.71mmで形成され、前記その他多数の小孔31の直径は0.75mmである。
なお、図8および図10AないしCに示すように、前記小孔31及び前記位置決め小孔31Aの表裏両端の一方の縁部、好ましくは双方の縁部には傾斜面31a,31bが形成されており、前記球状接触子2aと前記上側スパイラル接触子24Aの一方または双方を、前記小孔31および前記位置決め小孔31A内に導き易くなっている。
図5に示すように、前記ベース30Aの外周部には、各辺に沿って平行に延びる複数の凹部32と前記ベース30Aの裏面(Z2側の面)から図示下方(Z2方向に延びる複数の)へ突出する複数の支持突起33が形成されている。
前記凹部32は、例えば帯状の長溝又は長穴からなり、前記中継ボード20に設けられている前記板ばね(付勢部材)25に対応する位置に形成されている。前記凹部32の幅寸法は、前記板ばね25の凸部25cよりも広く、且つ前記弾性部25bよりも狭い幅寸法で形成されている。
このため、前記凸部25cが前記凹部32に入り込んだ状態では、前記凸部25cの基部に相当する弾性部25bの肩部25dが前記凹部32の周囲(ベース30Aの裏面)に当接しており、この状態で前記ガイド部材30は前記板ばね25により弾性的に支持されている(図2及び図9参照)。
前記ガイド部材30のベース30Aの縦横方向の寸法(X方向及びY方向の寸法)は、前記開口部11aの4つの隅部においてX方向及びY方向において対向する前記位置決め角部14,14間の対向間隔よりも若干短い寸法で形成されている。このため、ガイド部材30を前記装填部11内に装填すると、前記ガイド部材30を前記位置決め角部14,14,14,14で囲まれた領域内に装填することが可能とされている。
なお、電子部品1を前記装填部11内に装填すると、前記電子部品1の四つの角部を前記位置決め角部14の各テーパ面14aに沿って案内することができる。
ただし、各位置決め角部14,14間の前記X方向及びY方向における対向間隔は、電子部品1を前記装填部11内に装填したときに、前記電子部品1が前記位置決め角部14,14,14,14で囲まれた領域内でX方向およびY方向に若干移動することが可能な程度の隙間余裕を有している。前記隙間余裕は、前記電子部品1の接続面に形成され、X方向およびY方向に隣り合う前記外部接触子(球状接触子)2間のピッチ寸法以下である。
前記支持突起33は前記ベース30Aの裏面に、前記裏面から図示Z2方向下方に突出するように一体形成されている。前記支持突起33の長さ寸法は、前記板ばね25の高さ方向(Z方向)の立ち上がり寸法よりも長い。
上記のような中継ボード20とガイド部材30とを用いてコンタクトボードCBを組み立てるには、まずガイド部材30の各支持突起33の先端を前記中継ボード20の各貫通孔26にそれぞれ挿入する。次に、中継ボード20の裏面側(Z2側)において、前記支持突起33の先端に前記貫通孔26の直径よりも大きな寸法からなる抜け止め手段33aが設けられ、前記貫通孔26から支持突起33が抜け出ないようにする。前記抜け止め手段33aとしては、例えば、熱を加えて、各支持突起33の先端を前記貫通孔26の直径よりも大きな寸法となるまで変形させた構成、あるいは各支持突起33の先端に前記貫通孔26の直径よりも大きな寸法の別部材を取り付けた構成などである。
このように、コンタクトボードCBは、前記中継ボード20と前記ガイド部材30とを一体的に組み立てることにより形成することができる。
ところで、各貫通孔26の直径は各支持突起33の直径よりも大きい状態にある。このため一体化後のコンタクトボードCBでは、前記中継ボード20と前記ガイド部材30の対向距離を、互いに接近または離間する対向方向(Z方向)に沿って前記支持突起33の長さ寸法内で変更することが可能となっている。
なお、コンタクトボードCBとして組み立てられた後における各支持突起33の長さ寸法は、前記中継ボード20と前記ガイド部材30の対向距離が前記板ばね25の高さ方向(Z方向)の立ち上がり寸法よりも短くなる状態が好ましい。この状態では、前記板ばね25の凸部25cが前記ガイド部材30の凹部32から抜け出にくくなるため、前記ガイド部材30が前記板ばね25によって弾性的に支持される状態を維持することが可能となる。
また図10に示すように、前記凸部25cは凹部32内をその長手方向(図10の矢印方向)に移動することが可能である。すなわち、長手方向をX方向と平行とする板ばね25はXY平面をX方向に移動することが許容されており、且つ長手方向をY方向と平行とする板ばね25はXY平面をY方向に移動することが許容されている。このため、前記ガイド部材30は、前記中継ボード20に対して前記XY平面と平行となる水平面に沿って水平方向(X方向およびY方向)に移動することが可能な状態にある。よって、前記ガイド部材30と前記中継ボード20との間における相対的な水平方向の位置ずれを修正することができる。このため、前記ガイド部材30に形成された多数の小孔31内に、中継ボード20の表面に設けられている多数の上部スパイラル接触子24Aを確実に挿入させることが可能である。
前記ソケット10では、前記コンタクトボードCBが前記枠体10Aの裏面側から装填される。すなわち、前記コンタクトボードCBのガイド部材30が、前記枠体10Aの裏面側から開口部11aに挿入され、前記位置決め角部14,14,14,14で囲まれた領域内に装填される。
このとき、前記コンタクトボードCBの中継ボード20は、前記ソケット10の底部の裏面に設けられた陥没部10Bに装着されるが、陥没部10Bに形成されているボス10aに前記中継ボード20の位置決め穴27が挿入される。
前記位置決め穴27の直径は、前記ボス10aよりも大きく、且つ前記第1の掛止部10a1の直径よりも僅かに小さい寸法で形成されている。
前記位置決め穴27を、前記第1の掛止部10a1に挟入させると、前記第1の掛止部10a1が位置決め穴27を通り抜けて前記ボス10aの基部10a2に達することができる。しかも前記第1の掛止部10a1が前記基部10a2に達した後は、前記位置決め穴27が前記第1の掛止部10a1を掛止する。このように、前記中継ボード20は、各位置決め穴27がこれらに対応する各第1の掛止部10a1でそれぞれ掛止されることにより、前記陥没部10B内において保持されている(図4参照)。
なお、位置決め穴27の縁部を銅などの金属で縁取るようにすると、第1の掛止部10a1に対し強嵌合的に挟入させることが可能となり、抜け止めを防止の効果を向上させることが可能となる点で好ましい。
この状態では、前記中継ボード20の表面に設けられた個々の上側スパイラル接触子24Aが、前記ガイド部材30に形成されている個々の小孔31内にそれぞれ挿入されている。なお、前記小孔31の下端には前記傾斜面31bが形成されているため、確実に各上側スパイラル接触子24Aを各小孔31に導入することが可能とされている。
また、ペンやピンセットの先端など、細長い先端部を用いて、前記切欠部11b,11bを表面から裏面方向に軽く押し入れると、前記先端部が中継ボード20を形成するシート21の一部を図示Z2方向に押圧することができる。このとき、中継ボード20のシート21に形成された前記位置決め穴27が前記ボス10aを形成する基部10a2から第1の掛止部10a1を通り抜ける。よって、前記コンタクトボードCBを前記ソケット10の底部から容易に取り外すことができる。すなわち、前記第1の掛止部10a1は、中継ボード20を前記陥没部10Bに対し着脱自在に掛止しており、ペンやピンセットなどを用いて前記切欠部11b,11bを軽く突付くだけで、中継ボード20およびガイド部材30からなるコンタクトボードCBを容易に交換することが可能とされている。
なお、図1および図2に示すように、前記枠体10Aの図示Y1およびY2方向の両側面には、前記両側面から図示Z2方向に突出する第2の掛止部10b,10bが形成されている。図4に示すようにバーインボード40上には、被掛止部を形成する掛止孔41,41が形成されており、前記第2の掛止部10b,10bが前記掛止孔41,41内に挿入されて掛止されることにより、前記ソケット10がバーインボード40上に固定されている。
このため、前記第2の掛止部10b,10bの対向間隔を狭めて、前記掛止孔41,41内から前記第2の掛止部10b,10bを抜き出すことにより、前記ソケット10をバーインボード(基板)40から容易に取り外すことが可能となっている。すなわち、前記第2の掛止部10b,10bは枠体10Aをバーインボード(基板)40に対して着脱自在に掛止している。
前記バーインボード40上には、前記中継ボード20の下面に設けられた多数の下側スパイラル接触子24Bに対応するランド部42が多数形成されている。前記下側スパイラル接触子24Bの先端側である巻き終端24cが前記ランド部42に弾圧させられることにより、各ランド部42と各下側スパイラル接触子24Bとが電気的に導通接続される。
前記個々のランド部42には図示しないパターン線がそれぞれ配線されており、前記パターン線を介して個々のランド部42とバーインボード40の外部に設けられる図示しない回路とが電気的に接続できるようになっている。このため、電子部品1をソケット10内に装着させた状態で、前記電子部品1の電気的な試験を行うことが可能とされている。
また図4に示すように、バーインボード40上の前記各ランド部42が形成された領域の外側の四隅には、前記ソケット10をバーインボード40上に取り付けたときに、前記第1の掛止部10a1,10a1の挿入を許容する逃げ穴44,44が形成されている。このため、陥没部10Bとバーインボード40との間に前記中継ボード20を挟持することが可能とされている。
前記中継ボード20の板厚寸法hを、前記陥没部10Bの深さ寸法d以上にしておくと(d≦h)、前記ソケット10をバーインボード40上に取り付けたときに、前記中継ボード20を陥没部10Bとバーインボード40との間に強固に固定することができる。このとき、各下側スパイラル接触子24Bと各ランド部42との間の接触を確実なものとすることができる。
次に、コンタクトボードCBの動作について説明する。
前記ソケット10にはコンタクトボードCBが裏面方向から取り付けられており、前記装填部11内の開口部11aには前記ガイド部材30が前記板ばね25により付勢された状態で弾性支持されている。なお、この状態では前記中継ボード20の表面に設けられた個々の上側スパイラル接触子24Aが、前記ガイド部材30の個々の小孔31に挿入されている。
前記電子部品1は、前記接続面1Aを前記ガイド部材30に向けた状態で前記装填部11内に装填される。なお、前記電子部品1の装填は、上述したように、前記付勢部材の付勢力に抗して両アーム12a,12aを図示上方(Z1方向)に持ち上げた状態で行われる。
このとき、前記電子部品1の各球状接触子2aは前記ガイド部材30に形成されている前記多数の小孔31および位置決め小孔31Aに対し一体一の関係を有して対向配置される。
前記電子部品1は、その四つの角部が前記位置決め角部14の各テーパ面14aに沿って案内される。このため、前記電子部品1を前記位置決め角部14,14,14,14で囲まれた領域内にほぼ位置決めされた状態に設定することができる。
ただし、前記電子部品1の外形寸法は誤差を含むため、前記電子部品1の一つの側面を基準に位置決めすると、多数の球状接触子2aと小孔31とが完全に対向しない場合がある。このため前記電子部品1の側面と前記位置決め角部14,14,14,14との間には若干の隙間余裕が形成されており、電子部品1は前記隙間余裕内で図示X方向およびY方向に僅かに移動可能な状態にある。
ここで、図10Aは電子部品1を前記装填部11に装填した直後の状態を示している。この状態では、前記電子部品1が前記隙間余裕内でXY平面に平行となる方向に位置ずれしており、前記球状接触子2aと小孔31とが完全に対向していない状態にある。
両アーム12a,12aに対する持ち上げ力を解放し、図示しない付勢部材の付勢力を用いて前記両アーム12a,12aを内方に向かって回動させて、前記一対の押さえ部材12c,12cによって前記電子部品1の上面を図示下方に押し付けるようにすると、図10Bに示すように前記電子部品1が図示下方(Z1方向)に移動させられるため、前記傾斜面31aを介して前記球状接触子2aを小孔31内に導くことができる。このとき同時に、前記電子部品1は図示XY平面に平行となる方向に沿って、個々の球状接触子2aと個々の小孔31との間に生じている前記位置ずれ量を小さくする方向に移動させられる。
そして、図10Cに示すように、さらに前記電子部品1をZ2方向に押し付けると、さらに前記位置ずれ量を小さくすることができる。しかも、前記小孔31内において、前記球状接触子2aと上側スパイラル接触子24Aの先端側の巻き終端24cとを弾性的に接続させることができる。
ここで、上述したように隅部に形成された4つの位置決め小孔31Aの直径は、その他多数の小孔31の直径に比較して小さい。このため、前記電子部品1は、前記ガイド部材30に対して前記隅部に設けられた位置決め小孔31Aを基準に位置決めすることが可能である。よって、個々の球状接触子2aと個々の小孔31との間に生じている前記位置ずれの量を最小とすることができる。このため、隅部以外の位置に形成されている多数の小孔31と、隅部以外に設けられている多数の球状接触子2aとについても、互いに高精度に対向させることが可能となる。
このため、電子部品1を前記装填部11に装填するだけで、前記個々の球状接触子2aと個々の上側スパイラル接触子24Aとを小孔31の内部においてそれぞれ確実に接触(導通接続)させることができる。
上記実施の形態においては、電子部品1の各球状接触子2aとガイド部材の各小孔31との位置決め精度を高めるために、ガイド部材30の四隅に直径の小さな位置決め小孔31Aを形成した場合について説明したが、本発明は四隅に形成されているものに限定されるものではなく、少なくとも2箇所以上の隅部に、好ましくは3箇所以上の隅部に形成されていれば所期の目的を達成することが可能である。
また上記実施の形態では、前記電子部品を装填部内に保持する保持機構12,12が枠体10Aに一体的に設けられた構成について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、別体として設けた構成とすることも可能である。例えば多数のソケット10が設けられたバーインボード40に対し、バーインボードとほぼ同等の大きさからなる蓋体を載置して前記バーインボード40との間にロックしたときに、各ソケット10内に装填された電子部品1を前記蓋体で押さえ付けることにより保持する構成であってもよい。
さらに上記実施の形態では、弾性接点の例として、スパイラル接触子を用いた場合について説明したが、本発明はスパイラル接触子に限定されるものではなく、その他例えばいわゆるポゴ・ピン方式の弾性接点、あるいは板ばね状の弾性接点などであってもよい。
本発明の実地の形態として電子部品を保持するソケットを上側から見た場合の斜視図、 図1のソケットを下側から見た場合の斜視図、 ソケットの平面図、 ソケットの構成を示す断面図、 中継ボードとガイド部材とを示す斜視図、 中継ボードの平面図、 中継ボードの一部を拡大して示す断面図、 ガイド部材を部分的に拡大して示す平面図、 ガイド部材の凹部に中継ボード付勢部材が挿入された状態を示す斜視図、 コンタクトボードの動作を説明する電子部品とガイド部材の断面図であり、Aは電子部品をガイド部材上に装着した直後の状態、BはAの後で電子部品がガイド部材上を移動している状態、Cは電子部品の装着が完了した状態、
符号の説明
1 電子部品
2a 球状接触子(外部接触子)
10 ソケット
10A 枠体
10B 陥没部
10a ボス
10a1 第1の掛止部
10a2 基部
10b 第2の掛止部
11 装填部
11a 開口部
12 保持機構
12a アーム
12c 押さえ部材
14 位置決め角部
20 中継ボード
21 シート
22 スルーホール
24A 上側スパイラル接触子(弾性接点)
24B 下側スパイラル接触子(弾性接点)
25 板ばね(付勢部材)
25a 基部
25b 弾性部
25c 凸部
25d 肩部
26 貫通孔
27 位置決め穴
30 ガイド部材
30A ベース
31 小孔
31A 位置決め小孔
32 凹部
33 支持突起(支持機構)
33a 抜け止め手段
40 バーインボード(基板)
41 掛止孔
42 ランド部
CB コンタクトボード

Claims (4)

  1. 電子部品が装着される枠体を有し、前記枠体に、表裏に貫通する装填部と、前記装填部の底部に設けられ開口部と、面側前記開口部を囲陥没部とが形成され
    表面に複数の弾性接点を有する中継ボードが、前記弾性接点を前記開口部に対向させて前記陥没部内において前記陥没部に設けられた第1の掛止部によって着脱自在に取付けられ、前記開口部の縁部に形成された切欠部に前記中継ボードの一部が対向しており、
    前記装填部内に装着された前記電子部品の接続面に設けられた複数の外部接触子が、それぞれ前記弾性接点に接触可能とされていることを特徴とするソケット。
  2. 前記切欠部を通して前記中継ボードを押圧することで、前記中継ボードを前記枠体から離脱させることが可能である請求項1記載のソケット。
  3. 前記枠体基板に固定されたときに、前記陥没部と前記基板との間に前記中継ボードが挟持され請求項1または2記載のソケット。
  4. 前記枠体には、この枠体を前記基板に対して着脱自在の固定する第2の掛止部が設けられてい請求項記載のソケット。
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