JP4633652B2 - 基板ケースおよびその基板ケースを備える遊技機 - Google Patents

基板ケースおよびその基板ケースを備える遊技機 Download PDF

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遊技の実行処理を行う制御基板を収納するケース本体を備え、遊技機本体が有する遊技盤の背面側にケース本体が取り付けられる基板ケースおよびその基板ケースを備える遊技機に関するものである。
最近のパチンコ機には、図柄の変動表示や演出画像の表示を行う液晶ディスプレイが搭載されているものが殆どである。液晶ディスプレイは、例えば特許文献1で示されているように、液晶ディスプレイでの表示制御を行う表示制御基板とともに基板ケースに収納されてユニット化されている。このようにユニット化された液晶ユニットは複数の機種間で共通部品として使用され、これにより、パチンコ機の製造コストが抑えられている。
特開2004−209154号公報
ところで上記のようなパチンコ機では、液晶ユニットを複数の機種間で共通化するに伴ってパチンコ機側の液晶ユニットの取り付け部分も共通化されているため、液晶ユニットを共通化するとその取り付け位置が決まってしまい、これにより、パチンコ機のデザインに制約が生じていた。このことは、機種が異なるにも関わらず、どのパチンコ機も画一的なデザインとなってしまう要因となり、遊技者へのデザインの斬新さのアピールをすることが困難になっていた。また、液晶ユニットの取り付け位置を変更するには、液晶ユニットの基板ケース又はパチンコ機の取り付け部分の設計を変更する必要が生じるため、液晶ユニットを共通部品としてもパチンコ機の製造コストが上昇してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、遊技の実行処理を行う制御基板が収納されたケース本体を共通部品としながらも安価にその取り付け位置を変更することができる基板ケースおよびその基板ケースを備える遊技機を提供することを目的とする。
本発明の基板ケースは、遊技の実行処理を行う制御基板を収納するケース本体を備え、遊技機本体が有する遊技盤の背面側に前記ケース本体が取り付けられる基板ケースにおいて、前記ケース本体が前記遊技機本体から取り外し可能となるように前記遊技機本体の背面に係止する係止部材を前記ケース本体に着脱自在に取り付けたものである。
また、前記係止部材を、前記遊技盤の盤面と略平行に突出するとともに、前記遊技機本体に形成された差し込み孔に差し込まれる位置決め部材と、前記位置決め部材とは反対方向に突出し、前記遊技機本体に形成された嵌合孔に嵌合する嵌合部材とから構成し、前記ケース本体は、前記位置決め部材を前記差し込み孔に差し込んだ後、前記位置決め部材側を支点に回動させて前記嵌合部材を前記嵌合孔に嵌合させると前記遊技機本体に取り付けられることが好ましい。
また、前記ケース本体又は前記位置決め部材の何れか一方に第1のレールを形成し、他方に前記第1のレールに取り付け可能な第1のレール溝を形成し、前記ケース本体又は前記嵌合部材の何れか一方に前記第1のレールとは幅方向の寸法が異なる第2のレールを形成し、他方に前記第2のレールに取り付け可能な第2のレール溝を形成することが好ましい。
また、前記位置決め部材は上方に突出し、前記嵌合部材は下方に突出しており、前記位置決め部材は、前記遊技機本体に形成された凹部又は凸部に係止する仮止め部を備えていることが好ましい。
また本発明の遊技機は、パチンコ球が打ち出される遊技領域を設けた遊技盤を備える遊技機において、前記遊技盤の背面側に請求項1又は2記載の基板ケースを備えることを特徴とするものである。
本発明の基板ケースは、遊技機本体から取り外し可能となるように遊技機本体の背面に係止する係止部材をケース本体に着脱自在に取り付けたので、係止部材の形状を変更するだけでケース本体の取り付け位置を変更することが可能になり、ケース本体を共通部品としながらも安価にその取り付け位置を変更することができる。
また、ケース本体には、液晶ディスプレイと液晶ディスプレイの表示制御を行う液晶制御基板とが収納されているので、他の部品に比べて相対的に価格の高い液晶ディスプレイを共通部品とすることが可能となり、遊技機の製造コストを低減することができる。
また、ケース本体は、位置決め部材を遊技機本体の差し込み孔に差し込んだ後、位置決め部材側を支点に回動させて嵌合部材を嵌合孔に嵌合させると遊技機本体に取り付けられているので、基板ケースを効率良く取り付けることが可能になり、弾球遊技機の製造コストの低減を図ることができる。
また、前記位置決め部材のケース本体への取り付け部分と前記嵌合部材のケース本体への取り付け部分とは形状が異なるので、位置決め部材と嵌合部材を誤ってケース本体に取り付けることを防止でき、基板ケースを組み立てる際の作業を効率よく行うことができる。
また、前記位置決め部材は上方に突出し、前記嵌合部材は下方に突出しており、前記位置決め部材は、遊技機本体に形成された凹部又は凸部に係止する仮止め部を備えているので、基板ケースを吊り下げた状態で仮止めすることが可能になり、基板ケース内の重量が増えても基板ケースの着脱が容易にすることができる。
図1に示すように、パチンコ機10は本体(遊技機本体)10aを備えている。本体10aは遊技盤11を備えている。遊技盤11の前面には、周知のレールで囲まれた遊技領域11aが設けられている。遊技領域11aには、図柄表示装置12、始動口13、スルーチャッカー14、アタッカ15、アウト口16が設けられている。また、図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けられている。
図柄表示装置12は液晶ディスプレイ12aを備えている。遊技領域11aに打ち出されたパチンコ球は、始動口13、スルーチャッカー14、アウト口16のいずれかに入る。始動口13でパチンコ球が検知されると液晶ディスプレイ12aで図柄の変動表示が行われ、停止した図柄の組み合わせによって大当たりか否かが表示される。大当たりが得られるとアタッカ15が複数回開放される。スルーチャッカー14でパチンコ球が検知されると始動口13に設けられた一対の可動翼片が閉じ位置から開き位置に回動し、始動口13にパチンコ球が入りやすくなる。始動口13又はアタッカ15のいずれかにパチンコ球でパチンコ球が検知されると払い出し口17を介して受け皿18に賞球が払い出される。
図2に示すように、パチンコ機10は、遊技盤ユニット20を備えている。遊技盤ユニット20は、遊技盤11、前面枠21、裏機構板22、液晶ユニット23、保護カバー24からなる。
前面枠21は遊技盤11の前面に取り付けられている。前面枠21はその内側のレールによって遊技領域11aを画定し、さらに、遊技領域11aにパチンコ球を打ち出すための球通路を遊技盤11上に形成している。前面枠21の四隅には裏機構板22を連結する際に操作される回動自在なレバー25が設けられている。レバー25には図示しないフックが形成されている。裏機構板22の四隅にはレバー25のフックが係止する係止部26が形成されている。レバー25を水平な状態から垂直な状態に回動させると、レバー25のフックが係止部26に係止して裏機構板22と前面枠21とが連結される。裏機構板22と前面枠21とが連結されると遊技盤11が前面枠21と裏機構板22との間で挟まれた状態となる。裏機構板22の前面には複数のリブが形成されており、このリブによって裏機構板22と遊技盤11との間に球通路が形成される。始動口13やアタッカ15に入賞したパチンコ球はこの球通路に案内されて島設備で回収される。
液晶ユニット23は、裏機構板22の背面に取り外し可能に取り付けられている。液晶ユニット23が裏機構板22に取り付けられると遊技盤11の開口11bからその前面が露呈される。保護カバー24は略垂直な軸24aを介して裏機構板22の背面に軸着されている。これにより、保護カバー24は水平方向で回動自在となっている。保護カバー24が閉じられた状態では液晶ユニット23やハーネス、基板などが覆われ、島設備や図示しない貯留タンクから落下したパチンコ球がこれらに接触してパチンコ機10が故障することが防止される。
図3及び図4に示すように、液晶ユニット23は基板ケース30と液晶ディスプレイ12aと液晶ディスプレイ12aの表示制御を行う表示制御基板12b(図7参照)とからなる。基板ケース30はケース本体31を備えている。ケース本体31は透明な樹脂で箱形に形成されている。ケース本体31は前カバー31aと後カバー31bとからなる。前カバー31aと後カバー31bとは爪係合によって連結されている。ケース本体31には液晶ディスプレイ12a及び表示制御基板12bが収納されている。ケース本体31の上面には一対の位置決め部材32がその取り付け部33に着脱自在に取り付けられている。また、ケース本体31の下面には一対の嵌合部材34がその取り付け部35に着脱自在に取り付けられている。位置決め部材32は上方に突出し、嵌合部材34は下方に突出している。位置決め部材32及び嵌合部材34はケース本体31と同様に透明の樹脂で形成されている。
図5に示すように、位置決め部材32は、略矩形板状のベース40とベース40から上方に突出した略角柱状の差し込み部41とを備えている。ベース40の両側面には前方に突出した係止爪42が設けられている。係止爪42は、その基端部がベース40の後端側で連なっており、先端部が左右方向でのバネ性を有している。
ベース40の底面にはその前後方向に沿った直線状のレール溝40aが形成されている。レール溝(第1のレール溝)40aは取り付け部33に形成されたレール(第1のレール)33c(図4参照)に挿入される。レール溝40aをレール33cに挿入させた状態で位置決め部材32を前方にスライドさせると係止爪42が取り付け部33に形成された係止孔33aに案内される。これにより、位置決め部材32のケース本体31への位置決め及び取り付けが容易になる。
図6に示すように、係止爪42は係止孔33aに差し込まれる。係止孔33aに差し込まれた係止爪42は取り付け部33に形成された爪係止部33bに係止する。これにより、位置決め部材32がケース本体31に固定される。位置決め部材32をケース本体31から取り外すには係止爪42を互いが近づく方向に押し込む。この押し込みにより係止爪42と爪係止部33bとの係止を解除され、位置決め部材32を取り外すことが可能になる。
図7〜図9に示すように、差し込み部41は裏機構板22の背面でその上方に形成された差し込み孔22aに差し込まれる。差し込み孔22aへの差し込み部41の差し込みは液晶ユニット23を傾けた状態で行われる(図8に示す状態)。差し込み孔22aの下方には裏機構板22の背面側に突出した凸部22bが形成されている。他方、差し込み部41の前面には凹部(仮止め部)41aが形成されている。差し込み孔22aに差し込み部41が差し込まれると凸部22bが凹部41aに入り込む(図9に示す状態)。凸部22bは下方に屈曲している。このため、差し込み部41を差し込み孔22aに差し込む際には凸部22bの屈曲方向に沿って凹部41aが凸部22bにガイドされる。
図10に示すように、嵌合部材34は、矩形板状のベース50とベース50から下方に突出した嵌合部51とを備えている。ベース50はベース40と同一の形状になっており、ベース50の両側面には係止爪42と同一に構成された係止爪52が設けられている。
ベース50の底面にはその前後方向に沿った直線状のレール溝50aが形成されている。レール溝(第2のレール溝)50aはケース本体31の取り付け部35に形成されたレール(第2のレール)35c(図13参照)に挿入される。レール溝50aをレール35cに挿入させた状態で嵌合部材34を前方にスライドさせると係止爪52が取り付け部35に形成された係止孔35aに案内される。これにより、嵌合部材34のケース本体31への位置決め及び取り付けが容易になる。係止爪52は係止爪42と同様に係止孔35a(図13参照)に差し込まれ、爪係止部35b(図13参照)に係止する。取り外しの方法は位置決め部材32と同様である。なお、レール溝40aの幅方向の寸法L1はレール溝50aの幅方向の寸法L2よりも幅広になっている。
そして、図11〜図13に示すように、レール溝40aの幅方向の寸法L1及びレール溝50aの幅方向の寸法L2に併せて、レール33cの幅方向の寸法L3はレール35cの幅方向の寸法L5よりも幅広になっている。このように、レール溝40aとレール溝50a及びレール33cとレール35cとの幅方向の寸法を異ならせることにより、位置決め部材32を取り付け部35に取り付ける、あるいは、嵌合部材34を取り付け部33に取り付けるなどの誤りを防止できる。
図14及び図15に示すように、嵌合部51の先端には円柱状の凹部53が形成されている。凹部53の底面には前後に貫通した孔54が形成されている。凹部53には嵌合機構55が取り付けられている。嵌合機構55は嵌合ピン56と嵌合リング57とからなる。嵌合ピン56は操作つまみ56aと操作つまみ56aから突出した突起56bとからなる。突起56bは円柱状に形成されており、その先端側に複数の段差が形成されている。
嵌合リング57は円盤状のベース57aを備えている。ベース57aの中央部には孔57bが形成されている。ベース57aの一方の面には孔57bを囲むように複数の嵌合爪57cが立設されている。嵌合リング57は嵌合爪57cを孔54に挿通することによって凹部53に取り付けられている。嵌合爪57cを孔54に挿通した後は嵌合爪57cの後端縁が凹部53の底面に係止するため、嵌合リング57が孔54から脱落することが防止される。
ベース57aの孔57bには嵌合ピン56の突起56bが挿通されている。孔57bの孔径は突起56bの直径よりも一回り大きくなっている。このため、嵌合ピン56は孔57bに挿通した状態で前後にスライドさせることができる。嵌合ピン56は、これを前方(図中A方向)にスライドさせた押し込み位置(図14に示す位置)と押し込み位置から後方(図中B方向)にスライドさせた引き抜き位置(図15に示す位置)との間でスライドする。
嵌合ピン56は操作つまみ56aを利用して前後にスライドされる。操作つまみ56aは略円盤状に形成されている。操作つまみ56aの後端面には円弧状の窪みが形成されている。作業者は、この窪みを指の先端で押圧すると嵌合ピン56を容易に押し込み位置にスライドさせることができる。また、嵌合ピン56は引き抜き位置へスライドさせるには、操作つまみ56aの端縁を把持した状態で嵌合ピン56を後方に引き抜けばよい。
裏機構板22の背面でその下方には円柱状の嵌合突起58が形成されている。嵌合突起58の先端面は一段凹んでおり、その凹み部分の底面には嵌合孔58aが形成されている。液晶ユニット23を裏機構板22に固定するときは嵌合突起58の外周に凹部53の内周が当接するように嵌合突起58と凹部53とを嵌合させる。このとき、嵌合ピン56の突起56bと嵌合リング57の嵌合爪57cとが嵌合孔58aに入り込む。この状態で嵌合ピン56を押し込み位置にスライドさせると嵌合爪57cが互いに開く方向に変位する。これにより、嵌合爪57cが嵌合孔58aの周壁に係止し、裏機構板22と液晶ユニット23とが固定される。また、嵌合ピン56を押し込み位置から引き抜き位置にスライドさせると嵌合爪57cがその復元力によって互いに近づく方向に変位する。これにより、嵌合爪57cと嵌合孔58aの周壁との係止が解除され、裏機構板22から液晶ユニット23を取り外すことが可能になる。
なお、差し込み部41は、正面から見たときにその中心がレール溝40aの中心から右方にずれるようにクランク状に屈曲している。また、嵌合部51は、正面から見たときにその中心がレール溝50aの中心から右方にずれるように傾斜している。これにより、差し込み部41を差し込み孔22aに差し込むとともに、凹部53と嵌合突起58とを嵌合させると遊技盤11に形成された開口11bの位置に液晶ディスプレイ12a配置される。
次に、液晶ユニット23の裏機構板22への取り付け及び液晶ユニット23の取り外し作業の流れについて説明する。図16に示すように、先ず、液晶ユニット23を斜めに傾けた状態で位置決め部材32の差し込み部41を裏機構板22の差し込み孔22aに差し込む。差し込み部41が差し込み孔22aに差し込まれると裏機構板22の凸部22bに差し込み部41の凹部41bが係止する。これにより、液晶ユニット23が裏機構板22に吊り下げられた状態となって液晶ユニット23が裏機構板22に仮止めされ、また、位置決めされる。裏機構板22に液晶ユニット23を仮止めした後、位置決め部材32側を支点に液晶ユニット23の下端を裏機構板22に向けて回動させる。
図17に示すように、液晶ユニット23を回動させると、嵌合部材34の凹部53内に裏機構板22の嵌合突起58が入り込んで凹部53と嵌合突起58とが嵌合する。この状態で嵌合ピン56を押し込み位置にスライドさせると液晶ユニット23が裏機構板22に固定される。
液晶ユニット23を裏機構板22から取り外す際には、先ず、嵌合ピン56を引き抜き位置にスライドさせる。嵌合ピン56を引き抜き位置にスライドさせた後、位置決め部材32側を支点に液晶ユニット23を回動させ、裏機構板22の凸部22bと差し込み部41の凹部41bとの係止を解除させる。この後、位置決め部材32の差し込み部41を裏機構板22の差し込み孔22aから引き抜くと、液晶ユニット23が裏機構板22から取り外される。
なお、図18及び図19に示すように、機種が異なるパチンコ機10に液晶ユニット23を取り付ける場合、例えば位置決め部材32とは異なる位置決め部材70を使用するとともに、位置決め部材70に対応した嵌合部材71を基板ケース30のケース本体31に取り付ければよい。
位置決め部材70は、位置決め部材32と同一のベース40と係止爪42とを備えており、位置決め部材32と同様にケース本体31に着脱自在に取り付けることができる。しかし、位置決め部材70は、差し込み部72の形状が位置決め部材32の差し込み部41と異なっている(凹部41bは同一)。差し込み部72は直線上に形成されており、その中心がレール溝40aの中心と一致している。
また、嵌合部材71は、嵌合部材34と同一のベース50と係止爪52とを備えており、嵌合部材34と同様にケース本体31に着脱自在に取り付けることができる。しかし、嵌合部材71は、嵌合部73の形状が嵌合部材34と異なっている。嵌合部73は直線上に形成されており、その中心がレール溝50aの中心と一致している。
以上のように構成された位置決め部材70及び嵌合部材71をケース本体31に取り付けて液晶ユニット23を裏機構板22に取り付ければ、液晶ディスプレイ12aを露呈する遊技盤11の開口11bの位置が変化したパチンコ機10にも液晶ユニット23を取り付けることができる。なお、位置決め部と嵌合部の形状及び長さは遊技盤11の開口の位置に合わせて適宜に設定してよい。
上記実施形態では、ケース本体31内に液晶ディスプレイ12a及び表示制御基板12bを収納したが、ケース本体には例えば当たり又はハズレを決定する抽選を行うメイン制御基板や音声の出力制御を行う音声制御基板、ハンドル操作に応答してパチンコ球の発射制御を行う発射制御基板など、遊技の実行処理を行う適宜の制御基板が収納されていればよい。
上記実施形態では、位置決め部材32による仮止め及び位置決めの後に嵌合部材34による固定によって基板ケース30を裏機構板22に取り付けたが、基板ケースの取り付け方法は適宜の方法でよい。
上記実施形態では、位置決め部材32及び嵌合部材34にレール溝40a,50aを形成し、ケース本体31にレール33c,35cを形成したが、例えば位置決め部材及び嵌合部材にレールを形成し、ケース本体にレール溝を形成してもよい。この場合もレール同士の寸法が異なることが好ましい。
上記実施形態では、基板ケースを取り付ける遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明したが、例えばスロットマシンなどパチンコ機以外の遊技機にも本発明を適用できる。
パチンコ機の前面側からの斜視図である。 遊技盤ユニットの分解斜視図である。 基板ケースの前面側からの分解斜視図である。 基板ケースの背面側からの分解斜視図である。 位置決め部材の斜視図である。 位置決め部材及びケース本体の横断面図である。 裏機構板に液晶ユニットを固定する前の状態を示す縦断面図である。 差し込み孔へ差し込み部を差し込む際に凹部が凸部に係止する前の状態を示す説明図である。 差し込み孔へ差し込み部を差し込む際に凹部が凸部に係止した後の状態を示す説明図である。 嵌合部材の斜視図である。 ケース本体の背面図である。 位置決め部材の取り付け部の背面側からの拡大図である。 嵌合部材の取り付け部の背面側からの拡大図である。 嵌合部を嵌合突起に嵌合させたときに嵌合ピンが引き抜き位置に位置する状態を示す説明図である。 嵌合部を嵌合突起に嵌合させたときに嵌合ピンが押し込み位置に位置する状態を示す説明図である。 裏機構板に液晶ユニットを仮止めする前の状態を示す縦断面図である。 裏機構板に液晶ユニットを固定した後の状態を示す縦断面図である。 差し込み部が直線状に形成された位置決め部材の正面図である。 嵌合部が直線状に形成された嵌合部材の正面図である。
符号の説明
10 パチンコ機
10a 本体(遊技機本体)
12a 液晶ディスプレイ
12b 表示制御基板
32 位置決め部材
33c レール(第1のレール)
35c レール(第2のレール)
34 嵌合部材
40a レール溝(第1のレール溝)
50a レール溝(第2のレール溝)

Claims (3)

  1. 遊技の実行処理を行う制御基板を収納するケース本体を備え、遊技機本体が有する遊技盤の背面側に前記ケース本体が取り付けられる基板ケースにおいて、
    前記ケース本体が前記遊技機本体から取り外し可能となるように前記遊技機本体の背面に係止する係止部材を前記ケース本体に着脱自在に取り付け
    前記係止部材を、
    前記遊技盤の盤面と略平行に突出するとともに、前記遊技機本体に形成された差し込み孔に差し込まれる位置決め部材と、
    前記位置決め部材とは反対方向に突出し、前記遊技機本体に形成された嵌合孔に嵌合する嵌合部材とから構成し、
    前記ケース本体は、前記位置決め部材を前記差し込み孔に差し込んだ後、前記位置決め部材側を支点に回動させて前記嵌合部材を前記嵌合孔に嵌合させると前記遊技機本体に取り付けられ、
    前記ケース本体又は前記位置決め部材の何れか一方に第1のレールを形成し、他方に前記第1のレールに取り付け可能な第1のレール溝を形成し、
    前記ケース本体又は前記嵌合部材の何れか一方に前記第1のレールとは幅方向の寸法が異なる第2のレールを形成し、他方に前記第2のレールに取り付け可能な第2のレール溝を形成したことを特徴とする基板ケース。
  2. 前記位置決め部材は上方に突出し、前記嵌合部材は下方に突出しており、
    前記位置決め部材は、前記遊技機本体に形成された凹部又は凸部に係止する仮止め部を備えていることを特徴とする請求項2記載の基板ケース
  3. パチンコ球が打ち出される遊技領域を設けた遊技盤を備える遊技機において、前記遊技盤の背面側に請求項1又は2記載の基板ケースを備えることを特徴とする遊技機。
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