JP4632818B2 - 円板製品の検査装置、及び検査装置に適用される搬送装置 - Google Patents
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以上に述べたような検査装置における検査精度を保持しつつ検査速度の高速化を実現することは、造幣局におけるメダルなどの円板製品の検査のみならず、その他の円板製品の検査においても同様に望まれるものである。
すなわち、搬送された複数の円板製品は、まず供給装置によって所定の姿勢にされた状態で順次排出口に移動するため、その排出口で詰まることなく円滑に排出される。
すなわち、本発明では、所定の製造工程で成形された円板製品の外観上の品質を順次検査する検査装置であって、前記成形後の円板製品を搬送して当該検査装置内に順次供給するための供給機構と、前記供給機構から供給された円板製品を収容するとともに、前記円板製品を所定の姿勢にした状態で所定の排出口から順次排出する供給装置と、前記供給装置から排出された円板製品を、順次下方に向かってガイドするとともに、そのガイド経路途中において複数に分岐するシュートと、前記分岐したシュートのそれぞれに対応して互いに並設され、その各々が、自軸周りに間欠的に回転駆動され、前記分岐したいずれかのシュートを通って供給された円板製品をその停留時に同時に受け付け、その周縁部に保持しつつ共有の検査位置まで搬送するとともに、前記検査位置にて前記円板製品の検査面を露出させるように構成された複数のインデックス装置と、前記検査位置に配置され、前記円板製品の検査面を撮像する撮像装置と、前記撮像装置が撮像した円板製品が良品であるか又は不良品であるかを、予め定める基準に基づき判定する判定部と、前記判定部により前記円板製品が良品であると判定された場合に、各インデックス装置により搬送された当該円板製品を、各インデックス装置に設けられた所定の良品排出口から排出して所定の良品収容庫に排出する良品排出機構と、前記判定部により前記円板製品が不良品であると判定された場合に、各インデックス装置により搬送された当該円板製品を、各インデックス装置に設けられた所定の不良品排出口から排出して所定の不良品収容庫に排出する不良品排出機構と、を備えたことを特徴とする円板製品の検査装置が提供される。
以上の検査装置において、振分機構により、供給装置から排出された円板製品を、シュートの分岐部において複数のガイド経路に均等に振り分けるようにすれば、インデックス装置のいずれかの収容部において円板製品が不足するといった事態を回避することができ、複数の円板製品を安定して供給することができる。その結果、検査効率を確実に向上させることができる。
かかる構成によれば、吸引装置により吸引動作を行った際にセグメントをインデックス装置の装着面又はガイド部材に密着させることができ、気密性を保持することができる。その結果、吸引装置の吸引力を保持することができる。
そこで、インデックス装置の装着面又はガイド部材の少なくとも良品排出口及び不良品排出口に相当する箇所に、それぞれ第1のチャンバと、その第1のチャンバに隣接した第2のチャンバと、両チャンバを横断して円板製品の搬送路を形成するとともに、その搬送路に沿って複数の通風孔を有する架橋部材とを設け、その装着面又はガイド部材に設けられた第1の取付孔に、第1のチャンバに連通する吸引装置を取り付け、さらに、第1の取付孔に隣接して設けられた第2の取付孔に、第2のチャンバに連通する吹出装置が取り付けるようにするとよい。
また、以上に述べた検査装置を構築するため、本発明では、所定の製造工程で成形された円板製品の外観上の品質を順次検査する検査装置に適用される搬送装置であって、自軸周りに間欠的に回転駆動され、複数に分岐されたシュートから供給された複数の円板製品をその停留時に同時に受け付ける複数のセグメントが周設され、前記受け付けた円板製品を前記セグメントに保持しつつ所定の検査位置まで搬送するとともに、前記検査位置にて前記円板製品の検査面を露出させるように構成されたインデックス装置と、前記分岐されたシュートの先端から排出された複数の円板製品を一旦保持し、前記インデックス装置の複数のセグメントのいずれかに対し、前記複数の円板製品を前記インデックス装置の間欠動作と同期をとりながら同時に挿入する切り出し装置と、を備えたことを特徴とする円板製品の搬送装置が提供される。
図1は、本実施例にかかる検査装置全体の構成を表す概略構成図である。
本実施例の検査装置1は、造幣局のメダルなどの円板製品の製造工程である溶解工程,熱間圧延・冷間圧延工程,圧穿工程,圧縁工程,圧印工程を経た後に行われる検査工程において使用されるものであり、圧印工程の極印プレスで刻印された円板製品の模様を検査し、傷のある円板製品などの不良品を除くためのものである。
本実施例において、撮像装置110は、インデックス装置5に対して図中奥側に配設され、インデックス装置5の最上部から搬送方向に5インデックス目(セグメント10の5枚分)のセグメント10の位置に配置されている。インデックス装置5の裏面側は、この撮像装置110の位置に開口部を有し、そこでセグメント10を露出させている。
同図に示すように、架橋部材211が形成する搬送路に沿って複数の通風孔212が形成されるが、特に撮像装置120の撮像の軸が位置するその中央部においては、通風孔212の数が多く配置されている。これは、円板製品の検出面とは反対側の面の形状に応じて、吸引装置310の位置で当該円板製品の吸引力が高まるようにしたものであり、セグメント10に保持されて搬送された円板製品が検出位置(撮像位置)にきたときに、最も強く吸引して円板製品をより安定してこれを保持できるようにしたものである。搬送される円板製品は、その架橋部材211に差し掛かったところから吸引され始め、架橋部材211の中央部に停留したところで最も強く引き付けられる。そして、そこで撮像装置120による撮像が終了して再び下流側に搬送されると徐々に吸引力が弱まり、架橋部材211による搬送路を抜ける。このような吸引・搬送動作が後続する円板製品についても順次行われる。
かかる構成により、架橋部材241が形成する搬送路での円板製品の損傷を防止することができ、特に、アルミ等の軟質性金属円板からなる傷つきやすい円板製品を搬送する場合に、その効果を顕著に発揮することができる。
また、ガイド部材80において各取付孔と対向する位置には不良品排出口488が設けられ、その前面側を覆うように、不良品排出機構7につながるシュートが接続されている。そして、不良品排出口488の位置で吸引力及び吹出力が高まるよう、架橋部材411の中央部において通風孔421の数が多くなるように構成されている。
かかる構成により、架橋部材641が形成する搬送路での円板製品の損傷を防止することができる。
同図に示すように、良品排出機構6は、インデックス装置5の良品排出口から排出された円板製品を、予め用意された良品収容庫66に搬送して排出するための機構である。この良品排出機構6は、良品排出口から排出された円板製品を下方にガイドするシュート61と、シュート61を通って落下した円板製品を受入れ、円板製品保留部63に搬送するベルトコンベヤ62と、円板製品保留部63に保留された円板製品を上方に搬送するベルトコンベヤ64と、ベルトコンベヤ64の上端から良品収容庫66に落下させる際に円板製品を下方にガイドするシュート65とから構成されている。このように、良品と判定された円板製品は、順次良品収容庫66に搬送され蓄積されていく。
切り出し装置50は、上述したように、インデックス装置5の間欠動作2回につき1回動作し、インデックス装置5の停留時に円板製品の挿入動作を行う。また、不良品排出機構7は、インデックス装置5の停留ごとに不良品があればこれを排出し、不良品がなければこれを良品排出機構6に受け渡す。そして、良品排出機構6は、インデックス装置5の停留ごとに良品があればこれを排出し、良品がなければこれを残ワーク排出機構8に受け渡す。
このように、円板製品の搬送状態が安定し、かつ搬送速度が向上するため、撮像装置110,120の撮像処理,制御装置9による良品・不良品の判定処理を迅速にすることができる。その結果、検査装置1全体として精度のよい迅速な検査処理を実現することができる。発明者らは、本実施例の検査装置1によって850枚/分以上の処理能力を最重量・最大径のメダルをもって確認している。
[第2実施例]
本実施例は、検査装置を2台のインデックス装置を並設して構成したものである。図18は本実施例にかかる検査装置全体の構成を表す概略構成図である。
インデックス装置203(第1のインデックス装置)は、円柱状の本体を有し、その中心に位置する水平な回転軸(自軸)周りに回転するように垂直に立設され、図中右回り(時計回り)の搬送方向に間欠的に回転するように構成されている。
同図に示すように、インデックス装置203,204は、周設された各セグメント206に形成された円板製品収容部としての円孔206aの中心をつなぐ搬送ピッチ円(一点鎖線)が、互いに2点207,208で交差するように配設されている。そして、図中二点鎖線にて示す位置で(つまり18度おきに)移動・停留の間欠動作を繰り返す。尚、本実施例では、両交差点207,208の間隔が、2ピッチ分に設定されている。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
また、上記実施例では、インデックス装置に円板製品を供給するシュートをその搬送経路上流側で2経路に分岐させる構成としたが、3経路以上に分岐させて円板製品を供給し、インデックス装置側で3個以上の円板製品を同時に受け付けるようにしてもよい。
2 供給機構
3 回転円板式供給装置
4 シュート
5,203,204 インデックス装置
6,216 良品排出機構
7,217 不良品排出機構
8,218 残ワーク排出機構
9 制御装置
10,206 セグメント
10a,206a 円孔
22 ベルトコンベヤ
31 回転円板
32 排出口
41,42 シュート
50,250 切り出し装置
51,52 ディスク
53 駆動機構
54 挿入機構
66 良品収容庫
72 不良品収容庫
80 ガイド部材
81,82 押出機構
84 挿入ピン
88 検出孔
90 分岐装置
92 振分機構
93,94 振分ディスク
110,120 撮像装置
210,441,442 チャンバ
211,221,231,241,411,641 架橋部材
212,222,244,421,644 通風孔
213,431,432 取付孔
232 円溝
242,642 開口部
243,643 ローラ
310,510 吸引装置
488 不良品排出口
520 吹出装置
Claims (17)
- 所定の製造工程で成形された円板製品の外観上の品質を順次検査する検査装置であって、
前記成形後の円板製品を搬送して当該検査装置内に順次供給するための供給機構と、
前記供給機構から供給された円板製品を収容するとともに、前記円板製品を所定の姿勢にした状態で所定の排出口から順次排出する供給装置と、
前記供給装置から排出された円板製品を、順次下方に向かってガイドするとともに、そのガイド経路途中において複数に分岐するシュートと、
自軸周りに間欠的に回転駆動され、前記シュートを通って複数に分岐して供給された複数の円板製品をその停留時に同時に受け付け、その周縁部に保持しつつ所定の検査位置まで搬送するとともに、前記検査位置にて前記円板製品の検査面を露出させるように構成されたインデックス装置と、
前記検査位置に配置され、前記円板製品の検査面を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置が撮像した円板製品が良品であるか又は不良品であるかを、予め定める基準に基づき判定する判定部と、
前記判定部により前記円板製品が良品であると判定された場合に、前記インデックス装置により搬送された当該円板製品を、所定の良品排出口から排出して所定の良品収容庫に排出する良品排出機構と、
前記判定部により前記円板製品が不良品であると判定された場合に、前記インデックス装置により搬送された当該円板製品を、所定の不良品排出口から排出して所定の不良品収容庫に排出する不良品排出機構と、
を備えたことを特徴とする円板製品の検査装置。 - 所定の製造工程で成形された円板製品の外観上の品質を順次検査する検査装置であって、
前記成形後の円板製品を搬送して当該検査装置内に順次供給するための供給機構と、
前記供給機構から供給された円板製品を収容するとともに、前記円板製品を所定の姿勢にした状態で所定の排出口から順次排出する供給装置と、
前記供給装置から排出された円板製品を、順次下方に向かってガイドするとともに、そのガイド経路途中において複数に分岐するシュートと、
前記分岐したシュートのそれぞれに対応して互いに並設され、その各々が、自軸周りに間欠的に回転駆動され、前記分岐したいずれかのシュートを通って供給された円板製品をその停留時に同時に受け付け、その周縁部に保持しつつ共有の検査位置まで搬送するとともに、前記検査位置にて前記円板製品の検査面を露出させるように構成された複数のインデックス装置と、
前記検査位置に配置され、前記円板製品の検査面を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置が撮像した円板製品が良品であるか又は不良品であるかを、予め定める基準に基づき判定する判定部と、
前記判定部により前記円板製品が良品であると判定された場合に、各インデックス装置により搬送された当該円板製品を、各インデックス装置に設けられた所定の良品排出口から排出して所定の良品収容庫に排出する良品排出機構と、
前記判定部により前記円板製品が不良品であると判定された場合に、各インデックス装置により搬送された当該円板製品を、各インデックス装置に設けられた所定の不良品排出口から排出して所定の不良品収容庫に排出する不良品排出機構と、
を備えたことを特徴とする円板製品の検査装置。 - 前記供給装置から排出された円板製品を、前記シュートの分岐部において前記複数のガイド経路に均等に振り分ける振分機構を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円板製品の検査装置。
- 前記分岐されたシュートの先端から排出された複数の円板製品を一旦保持し、前記インデックス装置に対して周設された複数のセグメントのいずれかの収容部に対し、前記複数の円板製品を前記インデックス装置の間欠動作と同期をとりながら同時に挿入する切り出し装置を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円板製品の検査装置。
- 前記切り出し装置は、分岐されたシュートの先端から落下してきた前記円板製品をその円周部分を係止するように受け入れ、前記円板製品を前記落下方向に垂直なその厚み方向に押し込むことにより、前記セグメントの収容部に挿入することを特徴とする請求項4記載の円板製品の検査装置。
- 前記切り出し装置は、
前記円板製品の円周面の部分に沿った凹部を複数周設した歯車状の複数のディスクと、
前記ディスクを自軸周りに回転駆動させる駆動機構と、
前記いずれかのセグメントの収容部に対面して設けられ、前記円板製品が前記ディスクの回転により所定の挿入位置にきたときに、当該円板製品を前記セグメント側に押し込んでこれを前記収容部に挿入する挿入機構と、
を備え、
前記駆動機構により前記ディスクを間欠駆動させながら、前記インデックス装置との同期をとるように構成されたことを特徴とする請求項4記載の円板製品の検査装置。 - 前記インデックス装置は、水平な回転軸周りに回転するように、垂直に立設され、前記シュートの先端が鉛直方向に延びるように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円板製品の検査装置。
- 前記複数のインデックス装置は、第1のインデックス装置と、その第1のインデックス装置に並設された第2のインデックス装置との2個のみからなり、
前記第1のインデックス装置及び第2のインデックス装置は、周設された各セグメントに形成された前記円板製品を収容する収容部としての円孔の中心をつなぐ搬送ピッチ円が、互いに交差するように配設され、
前記第1のインデックス装置及び第2のインデックス装置の一方に取り付けられたセグメントは、他方に取り付けられたセグメントに対して一移動量分だけ位相がずれるように配置され、前記搬送ピッチ円上の交差する停留位置に交互に移動して停留するように動作し、
前記撮像装置は、前記停留位置にて前記円板製品の検査面を撮像するように配置されたこと、
を特徴とする請求項2に記載の円板製品の検査装置。
- 前記インデックス装置は、
前記セグメントを装着する装着面と、前記セグメントの収容部を前記装着面とは反対側から覆うとともに、前記装着面との間に前記円板製品を挟んでその搬送をガイドするガイド部材とを有し、
前記装着面又は前記ガイド部材の少なくとも前記検出位置に相当する箇所に、チャンバと、そのチャンバを横断して円板製品の搬送路を形成するとともに、その搬送路に沿って複数の通風孔を有する架橋部材とが設けられ、前記装着面又は前記ガイド部材に形成された取付孔に前記チャンバに連通する吸引装置が取り付けられ、前記吸引装置により前記チャンバ内の空気を吸引することで、前記円板製品を前記装着面側又は前記ガイド部材側に当接させて保持できるように構成され、
前記取付孔と対向する前記ガイド部材又は前記装着面に設けられた検出孔から前記円板製品の検出面を覗くように、前記撮像装置が配置されたこと、
を特徴とする請求項4記載の円板製品の検査装置。 - 前記インデックス装置のセグメントは、樹脂材料からなり、前記収容部近傍においてその可撓性を高くするために、その厚み方向の断面積を部分的に減少させて構成されたことを特徴とする請求項4記載の円板製品の検査装置。
- 前記インデックス装置は、
前記セグメントを装着する装着面と、前記セグメントの収容部を前記装着面とは反対側から覆うとともに、前記装着面との間に前記円板製品を挟んでその搬送をガイドするガイド部材とを有し、
前記装着面又は前記ガイド部材の少なくとも前記良品排出口及び前記不良品排出口に相当する箇所に、それぞれ第1のチャンバと、その第1のチャンバに隣接した第2のチャンバと、前記両チャンバを横断して前記円板製品の搬送路を形成するとともに、その搬送路に沿って複数の通風孔を有する架橋部材とが設けられ、
前記装着面又は前記ガイド部材に設けられた第1の取付孔に前記第1のチャンバに連通する吸引装置が取り付けられ、前記吸引装置により前記第1のチャンバ内の空気を吸引することで、前記円板製品が前記良品排出口及び前記不良品排出口から排出されるのを防止できるように構成され、
前記装着面又は前記ガイド部材に第1の取付孔に隣接して設けられた第2の取付孔に、前記第2のチャンバに連通する吹出装置が取り付けられ、前記吹出装置により前記第2のチャンバ内に空気を吹き出すことで、前記円板製品を前記良品排出口及び前記不良品排出口から排出することができるように構成されたこと、
を特徴とする請求項4記載の円板製品の検査装置。 - 前記良品排出口及び前記不良品排出口に相当するそれぞれの箇所において、前記吸引装置及び前記吹出装置が一体化された吸引/吹出装置が設けられ、
前記吸引/吹出装置は、内蔵する電磁弁の切替えにより、前記吸引動作又は吹出動作を行うように構成されたことを特徴とする請求項11記載の円板製品の検査装置。 - 前記架橋部材は、自軸周りに回転するローラをその回転軸とは垂直な方向に複数並設して構成され、
前記架橋部材における前記複数のローラ間の隙間が、前記複数の通風孔を形成するように構成されたことを特徴とする請求項9又は請求項11に記載の円板製品の検査装置。 - 前記架橋部材の複数の通風孔は、前記円板製品の前記検出面とは反対側の面の形状に応じて、前記吸引装置の位置で当該円板製品の吸引力が高まるように配置されたことを特徴とする請求項9に記載の円板製品の検査装置。
- 前記架橋部材の複数の通風孔は、前記円板製品の前記検出面とは反対側の面の形状に応じて、前記吸引装置及び前記吹出装置の位置で当該円板製品の吸引力及び吹出力が高まるように配置されたことを特徴とする請求項11に記載の円板製品の検査装置。
- 所定の製造工程で成形された円板製品の外観上の品質を順次検査する検査装置に適用される搬送装置であって、
自軸周りに間欠的に回転駆動され、複数に分岐されたシュートから供給された複数の円板製品をその停留時に同時に受け付ける複数のセグメントが周設され、前記受け付けた円板製品を前記セグメントに保持しつつ所定の検査位置まで搬送するとともに、前記検査位置にて前記円板製品の検査面を露出させるように構成されたインデックス装置と、
前記分岐されたシュートの先端から排出された複数の円板製品を一旦保持し、前記インデックス装置の複数のセグメントのいずれかに対し、前記複数の円板製品を前記インデックス装置の間欠動作と同期をとりながら同時に挿入する切り出し装置と、
を備えたことを特徴とする円板製品の搬送装置。 - 所定の製造工程で成形された円板製品の外観上の品質を順次検査する検査装置に適用される搬送装置であって、
複数に分岐されたシュートのそれぞれに対応して互いに並設され、その各々が、自軸周りに間欠的に回転駆動され、前記分岐したいずれかのシュートを通って供給された円板製品をその停留時に受け付ける複数のセグメントが周設され、前記受け付けた円板製品を前記セグメントに保持しつつ共有の検査位置まで搬送するとともに、前記検査位置にて前記円板製品の検査面を露出させるように構成された複数のインデックス装置と、
前記分岐されたシュートの先端から排出された複数の円板製品を一旦保持し、前記各インデックス装置の複数のセグメントのいずれかに対し、前記複数の円板製品を前記インデックス装置の間欠動作と同期をとりながら同時に挿入する切り出し装置と、
を備えたことを特徴とする円板製品の搬送装置。
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