JP4632509B2 - 農園芸用水和剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、農薬活性成分を有効成分とする農園芸用水和剤に関する。更に詳しくは、使用時に水に希釈する際及び希釈液の物理性が良好な農園芸用水和剤及びそれを含有する水溶性フィルム包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
農園芸用農薬組成物の実際の使用場面は、水和剤、顆粒水和剤、フロアブルなどに製剤化したものを水に希釈した薬液を、対象作物に散布する使用法がほとんどである。その際、薬剤が速やかに水になじみ、均一に分散し、なおかつその状態を長く保持する、すなわち水希釈液の懸垂性が優れることが望まれる。
薬剤の水和性、分散性や懸垂性を高めるためには、湿展効果のある界面活性剤が一般的に使われるが、これらの界面活性剤は水溶液の表面張力が低くなる場合が多い。一方、薬剤散布液の表面張力が過度に低いと果樹や野菜などの作物に対しては、散布後に薬液が流失して薬剤の付着量が少なくなってしまうことがある。薬液の作物に対する付着性を損なわないためには表面張力が低下しない界面活性剤が望まれるが、すると薬剤の水和性、分散性や懸垂性が損なわれ、両者は相反する関係にある。したがって、作物に対する付着性を損なわずに薬剤の水和性、分散性や懸垂性を維持する技術が望まれる。
また、一般に農園芸用薬剤は、1種類だけでなく2種類以上の薬剤を使用時に同時に水に希釈して薬液を散布する、すなわち混用使用がほとんどである。その際、薬剤の組合せによっては凝集沈殿等を生じて、混用不可となる場合がある。したがって、単用のみならず混用条件においても水希釈液の懸垂性が優れることが望まれる。
【0003】
金属酸化物を農薬組成物に添加する技術としては、農薬活性成分に酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化マンガンから選ばれる1種以上の金属酸化物を含有する顆粒水和剤(特開平9−124406号)、薬害の抑制されたベンスルタップ粒剤(特開平5−117112号)、帯電が防止された農薬粉剤(特公昭63−62483号)、ジチオカーバメート系化合物と酸化亜鉛とを有効成分とする水中生物忌避剤(特開昭54−151123号)、などがあるが、これらはいずれもそれぞれ剤型あるいは用途が限られている。また、マンネブと不溶性塩基性亜鉛塩を含有する殺菌製剤(特公昭47−34927号)、マンネブと酸化亜鉛を含有する農園芸用殺菌剤組成物(特公昭48−7765号)が知られているが、これらは化合物が限定されている上、植物に対する薬害軽減を目的としており、希釈液の物理性に言及しているものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、使用時に水に希釈する際及び希釈液の物理性が良好な農園芸用水和剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は、マンネブ、マンゼブ、ジネブ、ジラム、チウラムなる群から選ばれる1種以上の農薬活性成分、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛なる群から選ばれる1種以上の金属酸化物、及び界面活性剤を含有する農園芸用水和剤であって、かつ該水和剤の0.2%(W/W)水希釈液の20℃における表面張力が67〜72mN/mであることを特徴とする農園芸用水和剤に関する。
また、本発明の第2の発明は、上記した第1の発明の農園芸用水和剤を、水溶性フィルム包装袋で包装してなることを特徴とする農園芸用水和剤包装物に関する。
【0006】
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、農薬活性成分に水に難溶な金属酸化物及び界面活性剤を含有し、なおかつ該組成物の0.2%(W/W)水希釈液の表面張力が67mN/m〜72mN/mであることを特徴とする農園芸用水和剤により、前記の問題点を解決できる知見を得、本発明を完成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的に説明する。
0.2%(W/W)水希釈液の表面張力が67mN/m未満となる組成物では、希釈の際の単用、及び混用物理性は比較的良好に維持されるが、植物体への付着性が劣る。一方、0.2%(W/W)水希釈液の表面張力が72mN/mを越える組成物では、対象作物によっては、良好な付着性を示す場合もあるが、希釈の際の物理性が劣る。0.2%(W/W)水希釈液の表面張力が67mN/m〜72mN/mとなる組成物で希釈時の単用、及び混用物理性と植物体への付着性が特異的に両立できる。
なお、本発明における表面張力は、20℃においてウィルヘルミー型表面張力計(協和界面科学CVBP−A3型)により白金プレートを用いて測定した値である。
【0008】
本発明において使用農薬活性成分は、一般に農薬として用いられるものであれば特に限定されず、固体あるいは液体のいずれでも用いることができ、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物成長調整剤、除草剤などが用いられる。例えば、殺菌剤としては3−(3,5−ジクロロフェニル)−N−イソプロピル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−1−カルボキサミド「イプロジオン」、1,1’−イミニオジ(オクタメチレン)ジグアニジウム=トリ(アルキルベンゼンスルホナート)「イミノクタジンアルベシル塩」、1,1’−イミニオジ(オクタメチレン)ジグアニジウム=トリアセタート「イミノクタジン酢酸塩」、4−クロロベンジル=N−(2,4−ジクロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)チオアセトイミダート「イミベンコナゾール」、2−メトキシ−N−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)アセト−2’,6’−キシリジド「オキサジキシル」、N-トリクロロメチルチオテトラヒドロフタルイミド「キャプタン」、cis−trans−3−クロロ−4−[4−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]フェニル=4−クロロフェニル=エーテル「ジフェノコナゾール」、4−シクロプロピル−6−メチル−N−フェニルピリミジン−2−アミン「シプロジニル」、(E,Z)−4−[3−(4−クロロフェニル)−3−(3,4−ジメトキシフェニル)アクリロイル]モルホリン「ジメトモルフ」、トランス−1−(2−シアノ−2−メトキシイミノアセチル)−3−エチルウレア「シモキサニル」、1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン「チオファネートメチル」、(E)−4−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−N−(1−イミダゾール−1−イル−2−プロポキシエチリデン)−o−トルイジン「トリフルミゾール」、all−rac−1−(ビフェニル−4−イルオキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール「ビテルタノール」、2’,4’−ジクロロ−2−(3−ピリジル)アセトフェノン=EZ−o−メチルオキシム「ピリフェノックス」、2,4’−ジクロロ−α−(ピリミジン−5−イル)ベンズヒドリル=アルコール「フェナリモル」、(RS)−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘキサン−2−オール「ヘキサコナゾール」、アルミニウム=トリス(エチル=ホスホナート)「ホセチル」、ポリオキシン複合体、メチル−1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンゾイミダゾールカーバメート「ベノミル」、ペンタ−4−エニル=N−フルフリル−N−イミダゾール−1−イルカルボニル−DL−ホモアラニナート「ペフラゾエート」、N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシド「プロシミドン」、2−p−クロロフェニル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ヘキサンニトリル「ミクロブタニル」、メチル=N−(2−メトキシアセチル)−N−(2,6−キシリル)−DL−アラニナート「メタラキシル」、N−(4−メチル−6−プロパ−1−イニルピリミジン−2−イル)アニリン「メパニピリム」、8−ヒドロキシキノリン銅「有機銅」、テトラクロロイソフタロニトリル「TPN」、ビス[(RS)−1−{2−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]−2,4,4−トリメチル−1,3−オキサゾリジン−3−イルカルボニル}イミダゾリウム]フマラート「オキスポコナゾールフマル酸塩」、イソプロピル[(S)−1−[(R)−1−(6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル)エチルカルバモイル]−2−メチルプロピル]カーバメート、ジンクエチレンビスジチオカーバメート「ジネブ」、マンガニーズエチレンビスジチオカーバメート「マンネブ」、亜鉛イオン配位マンガニーズエチレンビスジチオカーバメート「マンゼブ」、エチレンビスジチオカルバミン酸二アンモニウム「アンバム」、ビスジメチルジチオカルバモイルジンクエチレンビスジチオカーバメート「ポリカーバメート」、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル「有機硫黄ニッケル塩」、プロピレンビスジチオカルバミン酸亜鉛「プロピネブ」、ジンクジメチルジチオカーバメート「ジラム」、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスルフィド「チウラム」などが挙げられる。
【0009】
殺虫剤としては1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリン−2−イリデンアミン「イミダクロプリド」、(RS)−5−tert−ブチル−2−[2−(2,6−ジフルオロフェニル)4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−4−イル]フェネトール「エトキサゾール」、2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル=3−フェノキシベンジル=エーテル「エトフェンプロックス」、O,O−ジエチル−O−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエート「クロルピリホス」、4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−エトキシメチル−5−トリフルオロメチルピロール−3−カルボニトリル「クロルフェナピル」、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル=(1RS,3RS)−(1RS,3SR)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート「シペルメトリン」、4−エトキシフェニル[3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル]ジメチルシラン「シラフルオフェン」、N−(4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチルピラゾール−5−カルボキサミド「テブフェンピラド」、1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)尿素「テフルベンズロン」、2−tert−ブチル−5−(4−tert−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3(2H)−オン「ピリダベン」、S−4−フェノキシブチル=ジメチルチオカーバメート「フェノチオカルブ」、2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン「ブプロフェジン」、(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル=N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリナート「フルバリネート」、O,O−ジメチル−S−[5−メトキシ−1,3,4−チアジゾル−2(3H)オニル−(3)−メチル]ジチオホスフェート「DMTP」、O,O−ジメチル−O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート「MEP」などが挙げられる。
【0010】
除草剤としては2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−s−トリアジン「アトラジン」、N,N−ジエチル−3−メシチルスルホニル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミド「カフェンストロール」、N−(ホスホノメチル)グリシナート塩「グリホサート塩」、アンモニウム=DL−ホモアラニン−4−イル(メチル)ホスフィナート「グルホシネート」、ブチル=(R)−2−[4−(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)フェノキシ]プロピオナート「シハロホップブチル」、L−2−アミノ−4−[(ヒドロキシ)(メチル)ホスフィノイル]ブチリル−L−アラニル−L−ブラニンナトリウム塩「ビアラホス」、2,6−ビス(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルオキシ)安息香酸ナトリウム「ビスピリバックナトリウム塩」、メチル=2−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルオキシ)−6−(1−メトキシイミノエチル)ベンゾエート「ピリミノバックメチル」、O−3−tert−ブチルフェニル=6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカルバマート「ピリブチカルブ」、(RS)−2−ブロモ−N−(α,α−ジメチルベンジル)−3,3−ジメチルブチルアミド「ブロモブチド」、2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニリド「メフェナセット」などが挙げられる。
【0011】
植物成長調整剤としては4’−クロロ −2’ −(α−ヒドロキシベンジル)イソニコチンアニリド「イナベンフィド」、(E)−(S)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ−1−エン−3−オール「ウニコナゾールP」、(2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−3−オール「パクロブトラゾール」、カルシウム=3−オキシド−5−オキソ−4−プロピオニルシクロヘキサ−3−エンカルボキシラート「プロヘキサジオンカルシウム塩」などが挙げられる。
【0012】
上記農薬活性成分の中でも、ジチオカーバメート系農薬活性成分が好ましく、特にマンガニーズエチレンビスジチオカーバメート「マンネブ」、亜鉛イオン配位マンガニーズエチレンビスジチオカーバメート「マンゼブ」が好適である。
これら農薬活性成分の配合割合は、合計で組成物100重量部に対して通常1〜95重量部、好ましくは5〜80重量部である。
【0013】
本発明において使用できる金属酸化物の例としては、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛から選ばれる1種以上が挙げられる。これらの金属酸化物は、平均粒径が0.1〜30μmの粉末状のものが好ましい。中でも、湿式法で製造される酸化亜鉛(活性亜鉛華)が好ましい。これらの金属酸化物の配合割合は、組成物100重量部に対して通常0.1〜20重量部、好ましくは1〜10重量部である。
【0014】
本発明において使用できる界面活性剤は、特に限定されるものではない。例えば、陰イオン性界面活性剤としてはナフタレンスルホン酸重縮合物金属塩、ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、ポリカルボン酸塩など、陽イオン性界面活性剤としてはアルキルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキルジメチルベンザルコニウムクロライドなど、非イオン性界面活性剤としてはHLBが約15以上のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられるが、中でもナフタレンスルホン酸重縮合物金属塩、ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩などの陰イオン性界面活性剤が望ましい。これらの界面活性剤は単独であるいは2種以上を混合して用いることができる。これら界面活性剤の配合割合は、組成物100重量部に対して通常0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜10重量部である。その際、本発明水和剤の0.2%(W/W)水希釈液の表面張力が60mN/m〜72mN/mになるように調整しなければならない。
【0015】
本発明においてこれらの構成成分の他に、農薬製剤組成物に通常使用される増量剤、その他の補助剤などを配合することができる。
増量剤としては、例えば、クレー、ベントナイト、タルク、珪藻土、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ショ糖、ラクトース、尿素等が挙げられる。増量剤の配合割合は、組成物100重量部に対して通常0.01〜90重量部、好ましくは0.1〜80重量部である。
その他の補助剤としては、シリコーン、石鹸等の消泡剤、ヘキサメチレンテトラミン、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤等の分解防止剤、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デキストリン、デンプン類等のバインダー、アルファー化デンプン、アルギン酸塩、ポリアクリル酸塩等の物理性向上剤等が挙げられる。その他の補助剤の配合割合は、その配合目的によって異なるが、通常組成物100重量部に対して0.01〜30重量部、好ましくは0.05〜10重量部である。
【0016】
本発明の農園芸用水和剤は、使用時には通常そのまま水に希釈して用いられるが、使用時の粉立ち防止や使用者と薬剤の接触を避けるため、必要に応じて水溶性フィルム袋に包装して使用することができる。その際、水溶性フィルム袋個装への充填量は通常10g〜20kgであり、用途に応じて選択される。
本発明において使用される水溶性フィルムの材質は、ポリビニルアルコール、ポリオキシポリアルキレングリコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸、ゼラチン、プルラン、可溶化デンプン等が挙げられるが、限定されるものではない。また、水溶性フィルムの厚さは特に限定されないが、一般に20μm〜100μmである。
【0017】
本発明の農園芸用水和剤は、通常の農薬水和剤の製造法により製造することができる。すなわち、粉末状水和剤の場合には、農薬活性化合物と金属酸化物、界面活性剤、更に必要に応じて増量剤、消泡剤等を均一に混合後、粉砕して得られる。粉砕の方法としては、衝撃式粉砕、高速気流中粉砕等があるが、特に限定されるものではない。また、あらかじめ農薬活性化合物を衝撃式粉砕、高速気流中粉砕等により微粉末とした後、その他の構成成分を配合して均一に混合してもよい。粉砕において、粉塵爆発性が危惧される場合は、粉塵爆発防止のため窒素環流下で粉砕することが望ましい。このようにして得られた本発明の農園芸用粉末状水和剤は、45μm以下の粉末度が90%以上であり、望ましくは平均粒径が1〜20μm 、更に望ましくは平均粒径が2〜10μmの微粉末である。
また、顆粒状水和剤の場合には、農薬活性化合物と金属酸化物、界面活性剤、更に必要に応じて増量剤、消泡剤等を均一に混合し、必要に応じて粉砕した後、押し出し造粒法、流動層造粒法、噴霧乾燥造粒法、転動造粒法などの一般的な造粒法により得られるが、特に限定されるものではない。このようにして得られた本発明の農園芸用顆粒状水和剤は、45μm以上1000μm以下の粒度が90%以上であり、望ましくは100μm 以上850μm以下の粒度が90%以上の顆粒状である。
【0018】
本発明の農園芸用水和剤は使用に当って一般に農薬散布に用いられる方法で使用できる。すなわち、本発明の農園芸用水和剤を例えば約50〜20000倍程度に水に希釈して使用する。
また、本発明製剤が、上記希釈濃度で散布される対象としては、稲、野菜(例えば、キュウリ、トマト、スイカ、メロン、カボチャ、レタス、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、ネギ、タマネギ、イチゴ、ダイズ、バレイショ、テンサイ)、果樹(例えば、りんご、かんきつ類、なし、もも、ぶどう、かき、くり、うめ、)、茶、タバコ等の食用、工芸対象作物、あるいは雑草類が挙げられる。これらの対象作物のなかでも、キュウリ、トマト、スイカ、メロン等の果菜類、かんきつ類、なし、バレイショ、茶において、本発明の付着向上効果は、好適に発現され、更に、かんきつ類の葉、果実に発生する病虫害防除において、特に効果が顕著である。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び試験例にて更に具体的に説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。なお、以下の実施例において、部は重量部を表す。
【0020】
実施例1
メパニピリム50部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)10部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールSNB)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、珪藻土20部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は70mN/mであった。
【0021】
実施例2
フルバリネート50部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)10部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールSNB)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、珪藻土20部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は68mN/mであった。
【0022】
実施例3
イミダクロプリド20部、酸化マグネシウム10部、ナフタレンスルホン酸縮合物(東邦化学製、商品名:ルノックス1000C)3部、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙製、商品名:パールレックスCP)2部、珪藻土40部、クレー25部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は69mN/mであった。
【0023】
実施例4
プロヘキサジオンカルシウム塩20部、酸化マグネシウム10部、ナフタレンスルホン酸ナトリウム重縮合物(竹本油脂製、商品名:ニューカルゲンPS−P)5部、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙製、商品名:パールレックスCP)2部、珪藻土30部、クレー33部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は70mN/mであった。
【0024】
実施例5
マンネブ75部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールMS)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は72mN/mであった。
【0025】
実施例6
マンゼブ75部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールMS)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は71mN/mであった。
【0026】
実施例7
マンゼブ75部、酸化マグネシウム5部、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールN)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は72mN/mであった。
【0027】
実施例8
マンゼブ75部、酸化アルミニウム5部、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールN)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は70mN/mであった。
【0028】
実施例9
マンゼブ75部、酸化チタン5部、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールN)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー15部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は71mN/mであった。
【0029】
実施例10
ジネブ75部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールSNB)3部、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙製、商品名:パールレックスCP)1部、クレー16部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は69mN/mであった。
【0030】
実施例11
ジラム50部、チウラム30部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、ナフタレンスルホン酸ナトリウム重縮合物(竹本油脂製、商品名:ニューカルゲンPS−P)3部、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙製、商品名:パールレックスCP)1部、クレー11部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は69mN/mであった。
【0031】
実施例12
マンゼブ65部、シモキサニル12部、酸化亜鉛5部、アルキルナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物(ウィトコ製、商品名:モルウェットD−425パウダー)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー13部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は70mN/mであった。
【0032】
実施例13
ジラム44部、チウラム26部、メパニピリム10部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、ナフタレンスルホン酸縮合物(東邦化学製、商品名:ルノックス1000C)3部、リグニンスルホン酸ナトリウム(日本製紙製、商品名:サンエキスP252)2部、クレー10部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は68mN/mであった。
【0033】
実施例14
実施例5の粉末状水和剤100gを縦20cm横15cm厚さ30μmのポリビニルアルコール製水溶性フィルム袋に入れヒートシールにより密封し、粉末状水和剤の水溶性フィルム包装袋を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は72mN/mであった。
【0034】
実施例15
実施例6の粉末状水和剤100gを縦20cm横15cm厚さ30μmのポリビニルアルコール製水溶性フィルム袋に入れヒートシールにより密封し、粉末状水和剤の水溶性フィルム包装袋を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は71mN/mであった。
【0035】
実施例16
マンネブ50部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールSNB)5部、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙製、商品名:パールレックスCP)5部、しょ糖5部、珪藻土20部、クレー10部を均一に混合後、水30部を噴霧しながら流動層造粒機で造粒、乾燥して、顆粒状水和剤を得た。本顆粒水和剤0.2%水希釈液の表面張力は68mN/mであった。
【0036】
実施例17
マンゼブ50部、酸化亜鉛(活性亜鉛華)5部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(花王製、商品名:デモールSNB)5部、リグニンスルホン酸カルシウム(日本製紙製、商品名:パールレックスCP)5部、しょ糖5部、珪藻土20部、クレー10部を均一に混合後、水30部を噴霧しながら流動層造粒機で造粒、乾燥して、顆粒状水和剤を得た。本顆粒水和剤0.2%水希釈液の表面張力は67mN/mであった。
【0037】
比較例1
メパニピリム50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(花王製、商品名:エマルゲン810)5部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸アンモニウム(第一工業製薬製、商品名:ディクスゾールW−66)5部、ホワイトカーボン2部、珪藻土20部、クレー18部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は48mN/mであった。
【0038】
比較例2
マンゼブ75部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(花王製、商品名:エマルゲン810)2部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸アンモニウム(第一工業製薬製、商品名:ディクスゾールW−66)5部、ホワイトカーボン2部、クレー16部を均一に混合後、衝撃式粉砕機により粉砕し、粉末状水和剤を得た。本水和剤0.2%水希釈液の表面張力は52mN/mであった。
【0039】
比較例3
マンゼブ50部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(花王製、商品名:エマルゲン810)5部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸アンモニウム(第一工業製薬製、商品名:ディクスゾールW−66)5部、ホワイトカーボン3部、しょ糖5部、珪藻土15部、クレー17部を均一に混合後、水30部を噴霧しながら流動層造粒機で造粒、乾燥して、顆粒水和剤を得た。本顆粒水和剤0.2%水希釈液の表面張力は45mN/mであった。
【0040】
試験例1 懸垂性(単用)
試料0.5gに20℃の3度硬水50mLを加えて十分分散させた後250mL共栓メスシリンダーに移し3度硬水で250mLとした。1分間に30回で激しく倒立撹拌した後静置した。15分後に25mLホールピペットを用いて液の中央部から検液を採取し、70℃通風乾燥器で水を蒸発させた。残渣の重量を量り、試料重量に対する割合(懸垂性%)を求めた。結果を表1に示す。
【0041】
試験例2 懸垂性(混用)
試料0.5g、スプラサイド乳剤(クミアイ化学)0.25mLに20℃の3度硬水50mLを加えて十分分散させた後250mL共栓メスシリンダーに移し3度硬水で250mLとした。1分間に30回で激しく倒立撹拌した後静置した。15分後に25mLホールピペットを用いて液の中央部から検液を採取し、70℃通風乾燥器で水を蒸発させた。残渣の重量を量り、試料重量に対する割合(懸垂性%)を求めた。結果を表1に示す。
【0042】
試験例3 付着性試験
試料500倍希釈液をハンドスプレーでキュウリ葉に均一に薬液が滴り落ちるまで散布した。風乾後、薬剤の付着面積を肉眼観察により評価し、以下の指数で示した。結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
試験例4 付着性試験
試料500倍希釈液をハンドスプレーでミカン葉及び果実に均一に薬液が滴り落ちるまで散布した。風乾後、薬剤の付着面積を肉眼観察により評価し、以下の指数で示した。結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】
本発明の農園芸用水和剤は、使用時に水に希釈する際の物理性が単用、混用にかかわらず良好であるため、容易に薬液を調製することができ作業者にとって省力的である。また、作物に対して効率的、均一に薬剤を散布することができるため、防除効果の向上も期待できる。
Claims (4)
- マンネブ、マンゼブ、ジネブ、ジラム、チウラムなる群から選ばれる1種以上の農薬活性成分、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛なる群から選ばれる1種以上の金属酸化物、及び界面活性剤を含有する農園芸用水和剤であって、かつ該水和剤の0.2%(W/W)水希釈液の20℃における表面張力が67〜72mN/mであることを特徴とする農園芸用水和剤。
- 農薬活性成分がマンネブ又はマンゼブである、請求項1記載の農園芸用水和剤。
- 金属酸化物が、湿式法で製造される活性亜鉛華である請求項1又は2に記載の農園芸用水和剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の農園芸用水和剤を、水溶性フィルム包装袋で包装してなることを特徴とする農園芸用水和剤包装物。
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