JP2023060387A - 感染症媒介生物防除方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】感染症媒介生物防除において優れた防除効果を発揮する感染症媒介生物防除方法を提供すること。【解決手段】本発明の感染症媒介生物防除方法は、体積中位径が3~10μmの範囲であるネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、及び担体を含有する製剤を水で希釈し、該希釈液を、ネオニコチノイド系化合物の処理量が50~800mg/m2となるように被処理面に散布する、ことを含む。【選択図】なし

Description

本発明は、感染症媒介生物防除方法に関する。
マラリアやデング熱など、蚊をはじめとする昆虫やダニ類などの感染症媒介生物(「ベクター」とも称される)によって媒介される疾病は熱帯、亜熱帯地域を中心として猛威をふるっている。中でもマラリアは世界三大感染症の一つとされ、特にサハラ以南のアフリカにて多くの死者を出している。マラリア等を媒介する感染症媒介生物の防除方法としては、長期残効性防虫蚊帳や殺虫剤の屋内残留性噴霧(Indoor residual spray、以下「IRS」と記載)が知られている。IRSとは、建物の壁に殺虫剤を噴霧し、その表面に止まった蚊等の感染症媒介生物に殺虫剤をばく露させることで該生物を殺すまたはその寿命を短くし、感染症の原虫の生活環を遮断することで感染症を防ぐ方法である。
しかしながら、IRSは、残効性の面で十分な性能を発揮しない場合があることが報告されている(非特許文献1)。
Malaria Journal 2011, 10: 333
本発明は、感染症媒介生物防除において優れた防除効果を発揮する方法を提供することを課題とする。
本発明者は、このような感染症媒介生物防除方法を見出すべく検討した結果、特定の範囲の体積中位径を有するネオニコチノイド系化合物を含有する製剤を所定の処理量で被処理面に散布することにより、優れた防除効果を発揮することを見出した。
すなわち本発明は、以下の[1]乃至[10]を含むが、これらの態様に限定されるものではない。
[1] (1)ネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、及び担体を含有する製剤を水で希釈する工程、(2)前記工程(1)により得られた希釈液を、ネオニコチノイド系化合物の処理量が50~800mg/mとなるように被処理面に散布する工程、を含み、前記製剤中におけるネオニコチノイド系化合物の体積中位径が3~10μmの範囲である、感染症媒介生物防除方法。
[2] ネオニコチノイド系化合物がクロチアニジン又はイミダクロピリドである、[1]に記載の防除方法。
[3] 感染症媒介生物が蚊である、[1]または[2]に記載の防除方法。
[4] 前記製剤が、水和剤(Wettable powder)、顆粒水和剤(Water Dispersible Granules)、および水性濃縮懸濁剤(Aqueous Suspension concentrate)からなる群より選択される一つである、[1]~[3]のいずれか1つに記載の防除方法。
[5] ネオニコチノイド系化合物の体積中位径が3~9μmの範囲である、[1]~[4]のいずれか1つに記載の防除方法。
[6] ネオニコチノイド系化合物の体積90%径が10~25μmの範囲である、[1]~[5]のいずれか1つに記載の防除方法。
[7] ネオニコチノイド系化合物の被処理面の材質がコンクリート壁、木材壁、土壁、または草木の葉でできた壁である、[1]~[6]のいずれか1つに記載の防除方法。
[8] ネオニコチノイド系化合物の被処理面の材質が土壁である、[1]~[7]のいずれか1つに記載の防除方法。
[9] 感染症媒介生物が、ヤブカ属(Aedes)、ハマダラカ属(Anopheles)、またはイエカ属(Culex)の蚊である、[1]~[8]のいずれか1つに記載の防除方法。
[10] 屋内残留性噴霧によって感染症媒介生物を防除するための、体積中位径が3~10μmの範囲であるネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、及び担体を含有する製剤の使用。
本発明の感染症媒介生物防除方法により、感染症媒介生物を効果的に防除することが可能になる。
本発明の感染症媒介生物防除方法(以下、「本発明方法」と記す)は、ネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、及び担体を含有する製剤(以下、「本発明製剤」と記す)を水で希釈する工程を含む。
本発明製剤はネオニコチノイド系化合物を含有する。ネオニコチノイド系化合物としては、例えば、クロチアニジン、イミダクロプリド、アセタミプリド、ジノテフラン、ニテンピラム、ニチアジン、チアクロプリド、及びチアメトキサムから選ばれる1つ以上の化合物が挙げられ、その中でもクロチアニジン及びイミダクロプリドが好ましく、クロチアニジンが特に好ましく使用される。本発明製剤はネオニコチノイド系化合物を合計量で、製剤の重量当たり、通常5~80重量%、好ましくは10~70重量%、より好ましくは30~60重量%含有する。
本発明製剤に含有されるネオニコチノイド系化合物の体積中位径(volume mean diameter)は、通常、3~10μmの範囲であり、好ましくは3~9μmの範囲であり、より好ましくは5~8μmの範囲であり、より一層好ましくは6~8μmの範囲であり、更に好ましくは、7~8μmの範囲である。
本発明製剤に含有されるネオニコチノイド系化合物の体積90%径は、10~25μmの範囲であることが好ましく、14~25μmの範囲であることがより好ましく、16~25μmの範囲であることがより一層好ましく、17~21μmの範囲であることが更に好ましく、18~21μmの範囲であることが特に好ましい。
体積中位径は、体積基準の頻度分布において累積頻度で50%となる粒径(体積50%径(D50)とも呼称する)を指し、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて湿式測定により求めることができる。体積90%径(D90)は、体積基準の頻度分布において累積頻度で90%となる粒径を指し、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて湿式測定により求めることができる。より具体的には、被測定物を水中に分散させてレーザー回折式粒度分布測定装置を用いて測定する。被測定物が水溶性である場合は、該被測定物の飽和水溶液を測定媒体として使用する。かかるレーザー回折式粒度分布測定装置としては、例えば、マルバーン社製のマスターサイザー2000及びマスターサイザー3000や堀場製作所製のPartica LA-960、島津製作所製のSALD-2300などが挙げられる。
1実施態様において、本発明製剤に含有されるネオニコチノイド系化合物の体積中位径は3~10μmの範囲であって、そして、体積90%径は10~25μmの範囲である。
1実施態様において、本発明製剤に含有されるネオニコチノイド系化合物の体積中位径は3~9μmの範囲であって、そして、体積90%径は10~25μmの範囲である。
1実施態様において、本発明製剤に含有されるネオニコチノイド系化合物の体積中位径は5~8μmの範囲であって、そして、体積90%径は14~25μmの範囲である。
別の1実施態様において、本発明製剤に含有されるネオニコチノイド系化合物の体積中位径は7~8μmの範囲であって、そして、体積90%径は17~21μmの範囲である。
本発明製剤は、1つ以上の界面活性剤を含有する。かかる界面活性剤としては、例えば、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、およびそれらの2つ以上(例えば、2個、3個、または4個)の混合物が挙げられる。非イオン性界面活性剤としては、例えば、糖エステル、脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンビスフェノール、ポリオキシアルキレンの多芳香環、シリコン系ポリオキシエチレンエーテル、シリコン系ポリオキシエチレンエステル、フッ素系ポリオキシエチレンエーテル、及びフッ素系ポリオキシエチレンエステルが挙げられる。具体的には、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシアルキレンベンジル化フェニル、及びポリオキシアルキレンスチリル化フェニルエーテルが挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、ドデシルアミン塩酸塩などのアルキルアミン塩酸塩、ドデシルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホリニウム塩などのアルキル第四級アンモニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ポリアルキルビニルピリジニウム塩が挙げられる。塩としては、例えば、塩化物、臭化物、メチル硫酸塩、及びエチル硫酸塩が挙げられる。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、硫酸エステル塩型界面活性剤、スルホン酸塩型界面活性剤、カルボン酸塩型界面活性剤、およびリン酸エステル塩型界面活性剤を挙げることができる。硫酸エステル塩型界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルエーテル硫酸エステル塩、及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール硫酸エステル塩を挙げることができる。スルホン酸塩型界面活性剤としては、例えば、ナフタレンスルホン酸塩及びそのホルムアルデヒド縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩(例えば、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム)及びそのホルムアルデヒド縮合物、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩(例えば、スルホメチル化リグニンスルホン酸ナトリウムなどのスルホメチル化リグニンスルホン酸塩)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルケニルスルホン酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホコハク酸ハーフエステル塩を挙げることができる。カルボン酸塩型界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸塩、N-メチル-脂肪酸サルトシネーチ塩、メタアクリル酸重合物塩、アクリル酸とメタアクリル酸との共重合物塩、アクリル酸とメタアクリル酸ポリオキシエチレンエステルとの共重合物塩、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物塩、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物塩、アクリル酸とマレイン酸との共重合物塩、マレイン酸とイソブチレンとの共重合物塩、及びスチレンとマレイン酸との共重合物塩を挙げることができる。リン酸塩エステル塩型界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンモノアルキルフェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルフェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルフェニルエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンリン酸エステル塩、及びアルキルリン酸エステル塩が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、N-ラウリルアラニン、N,N,N-トリメチルアミノプロピオン酸、N,N,N-トリヒドロキシエチルアミノプロピオン酸、N-ヘキシル-N,N-ジメチルアミノ酢酸、1-(2-カルボキシエチル)ピリミジニウムベタイン、及びレシチンが挙げられる。
1実施態様において、本発明の製剤は、少なくとも1個以上(2個以上が好ましい)のアニオン性界面活性剤を含む。
本発明製剤は界面活性剤を合計量で、製剤の重量当たり、通常0.5~30重量%、好ましくは2~20重量%、より好ましくは5~10重量%含有する。
本発明製剤は、担体を含有する。担体としては、例えば、鉱物担体、植物質担体、合成担体、水溶性担体、及び水が挙げられる。鉱物担体としては、例えば、カオリナイト、ディッカナイト、ナクライト及びハロサイト等のカオリン鉱物;クリソタイル、リザータイト、アンチコライト及びアメサイト等の蛇紋石;ナトリウムモンモリロナイト、カルシウムモンモリロナイト及びマグネシウムモンモリロナイト等のモンモリロナイト鉱物;サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト及びハイデライト等のスメクタイト;パイロフィライト、タルク、蝋石、白雲母、フェンジャイト、セリサイト及びイライト等の雲母;非晶質シリカ、クリストバライト及びクォーツ等のシリカ;アタパルジャイト及びセピオライト等の含水珪酸マグネシウム;ドロマイト及び炭酸カルシウム微粉末等の炭酸カルシウム;ギプサム及び石膏等の硫酸塩鉱物;ゼオライト、沸石、凝灰石、バーミキュライト、ラポナイト、軽石、珪藻土、酸性白土、活性白土が挙げられる。植物質担体としては、例えば、セルロース(例えば、セルロースカルボキシメチルエーテルナトリウム塩などのセルロースカルボキシメチルエーテルの塩)、籾殻、小麦粉、木粉、澱粉、糠、ふすま、及び大豆粉が挙げられる。合成担体としては、例えば、湿式法シリカ、乾式法シリカ、湿式法シリカの焼成品、表面改質シリカ、非晶質シリカ、及び加工澱粉が挙げられる。水溶性担体としては、例えば、
乳糖、ショ糖、デキストリン等の糖類、尿素、硫安、食塩、芒硝、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ピロリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、及びリンゴ酸が挙げられる。これらの中でも、乳糖が特に好ましい。本発明製剤は担体を合計量で、製剤の重量当たり、通常10~95重量%、好ましくは20~80重量%、より好ましくは30~60重量%含有する。
本発明製剤は、通常の殺虫剤含有製剤において用いられる製剤助剤を含有していてもよい。かかる製剤助剤としては、例えば、消泡剤、防腐剤、粘結剤、滑沢剤、及びpH調整剤等が挙げられる。本発明製剤が製剤助剤を含有する場合、その合計含有量は、製剤の重量当たり、通常0.1~10重量%、好ましくは0.2~3重量%、より好ましくは0.5~2重量%である。
本発明製剤は、水に易分散であり水で希釈して用いられる製剤である。かかる製剤としては、水和剤(wettable powder)、顆粒水和剤(water dispersible granules)、および水性濃縮懸濁剤(Aqueous suspension concentrate)が挙げられ、中でも、顆粒水和剤が好ましく用いられる。
本発明製剤が、水和剤である場合、ネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、担体と、さらに必要に応じて製剤助剤とを混合し、エアーミル等の乾式粉砕機を用いてネオニコチノイド系化合物が所望の体積中位径となるように粉砕することにより、本発明製剤を製造することができる。また、あらかじめ所望の体積中位径となるようにエアーミル等の乾式粉砕機を用いて粉砕したネオニコチノイド系化合物を、界面活性剤、担体、さらに必要に応じて製剤助剤と混合することによっても、水和剤の形態である本発明製剤を製造することができる。
本発明製剤が、顆粒水和剤である場合、ネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、担体と、さらに必要に応じて製剤助剤とを混合し、エアーミル等の乾式粉砕機を用いてネオニコチノイド系化合物が所望の体積中位径となるように粉砕した後に、押出造粒機などにより顆粒状に成型することにより、本発明製剤を製造することができる。また、あらかじめ所望の体積中位径となるようにエアーミル等の乾式粉砕機を用いて粉砕したネオニコチノイド系化合物を、界面活性剤、担体、さらに必要に応じて製剤助剤とを混合し、押出造粒機などにより顆粒状に成型することによっても、顆粒水和剤の形態の本発明製剤を製造することができる。
本発明製剤が、水性濃縮懸濁剤である場合、ネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、担体としての水と、さらに必要に応じて製剤助剤とを混合し、ビーズミル等の湿式粉砕機を用いてネオニコチノイド系化合物が所望の体積中位径となるように粉砕することにより、本発明製剤を製造することができる。必要に応じて、湿式粉砕機を用いて混合物を粉砕した後に、さらに製剤助剤を添加してもよい。また、あらかじめ所望の体積中位径となるようにエアーミル等の乾式粉砕機を用いて粉砕したネオニコチノイド系化合物を、界面活性剤、水、さらに必要に応じて製剤助剤と混合することによっても、水性濃縮懸濁剤の形態の本発明製剤を製造することができる。
本発明製剤を希釈する水としては、水道水、イオン交換水、蒸留水、井戸水、雨水、及び河川の水などが挙げられる。井戸水や河川の水などに関しては、軟水であるか硬水であるかを問わず用いることができる。
本発明方法において、希釈液中のネオニコチノイド系化合物の濃度は、希釈液の体積当たり、通常1~50g/Lの範囲、好ましくは5~30g/Lの範囲に調整される。
本発明方法は、本発明製剤の水希釈液を、被処理面に散布する工程を含む。被処理面へのネオニコチノイド系化合物の処理量は、通常、50~800mg/m、好ましくは、150~500mg/mである。本発明製剤の水希釈液の散布には、噴霧散布機が使用される。
本発明方法において、本発明製剤の水希釈液を散布する被処理面の材質としては、例えば、コンクリート壁、木材壁、金属壁、テント生地、土壁、及び草木の葉でできた壁などが挙げられ、この中でもコンクリート壁、木材壁、土壁、及び草木の葉でできた壁が好ましく、さらに土壁が特に好ましい。上記の壁はその表面が塗料などで塗装されていてもよい。上記の土壁とは、例えば、土壌や藁、牛糞、及び石膏などを混ぜて水を加えて混練し、それを積み上げる、またはブロックなどで作った壁の表面に塗布して乾燥させる、ことにより作成される。前記土壁は内部に空隙を有する場合がある。空隙とは、土壁における凹凸のへこみ部分や気泡の入り込みにより空間ができた部分のことを言う。本発明方法における被処理面の材質としての土壁は、内部に空隙を有していても、いなくてもいずれの土壁でもよいが、内部に空隙を有する土壁が好ましい。空隙率は一定の大きさの幅であれば特に限定されるものではないが、例えば、空隙率が10~60%の範囲である土壁が好ましく、空隙率が30~45%の範囲である土壁がより好ましい。土壁の空隙率は、X線CTスキャンにより撮影された内部画像の解析や水銀圧入法などの方法で測定することができるが、本発明における空隙率とは、X線CTスキャンにより撮影された画像を解析し、空隙部分の面積の比率を計算することにより求められた空隙率を意味する。
本発明方法において、ネオニコチノイド系化合物の被処理面は、建物の内側(例えば、壁、天井、床)であってもよいし、建物の外側であってもよいが、建物の内側(例えば、壁、天井、床)であることが好ましい。
本発明方法により防除される感染症媒介生物としては、例えば、蚊(Culicidae)、サシガメ(Reduviidae)、ブユ(Simuliidae)、ダニ(Acari)、シラミ(Anoplura)、サシチョウバエ(Phlebotominae)、ツェツェバエ(Glossinidae)、ゴキブリ(Blattodea)、及びトコジラミ(Cimicidae)が挙げられるが、これらに限定されるものではない。この中でも蚊、サシガメ、サシチョウバエ、ツェツェバエが好適に防除され、蚊がより好適に防除される。蚊の中でも、ヤブカ属(Aedes)、ハマダラカ属(Anopheles)、およびイエカ属(Culex)に属するものが特に好適に防除される。
本発明方法により感染拡大を防ぐことのできる感染症としては、マラリア、ウエストナイル熱、チクングニア熱、デング熱、リフトバレー熱、黄熱、リンパ系フィラリア症、日本脳炎、トリパノソーマ症、リーシュマニア症が挙げられるが、これらに限定されるものではない。感染拡大を防ぐことのできる好ましい感染症としてはマラリア、ウエストナイル熱、チクングニア熱、デング熱、リフトバレー熱、黄熱、リンパ系フィラリア症、日本脳炎が挙げられ、さらに好ましくはマラリアが挙げられる。
次に本発明に使用する製剤の製造例および試験例等によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
製剤例1
クロチアニジン50.0重量部、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム3.0重量部、スルホメチル化リグニンスルホン酸ナトリウム4.0重量部、セルロースカルボキシメチルエーテルナトリウム塩0.25重量部、非晶質シリカ1.0重量部、及び乳糖41.75重量部を混合し、バンタムミルとエアーミルを用いて、エアーミルへの供給速度と空気圧を調整することにより、クロチアニジンの体積中位径が約7.5μmの粉末状混合物を得た。該粉末状混合物に水約10重量部を加えて混練し、得られた混練物を1.0mmφのスクリーンから押出造粒した後に乾燥することにより、顆粒水和剤の形態の本発明製剤1を得た。
製剤例2
クロチアニジン50.0重量部、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム3.0重量部、スルホメチル化リグニンスルホン酸ナトリウム4.0重量部、セルロースカルボキシメチルエーテルナトリウム塩0.25重量部、非晶質シリカ1.0重量部、及び乳糖41.75重量部を混合し、バンタムミルとエアーミルを用いて、エアーミルへの供給速度と空気圧を調整することにより、クロチアニジンの体積中位径が約5.5μmの粉末状混合物を得た。該粉末状混合物に水約10重量部を加えて混練し、得られた混練物を1.0mmφのスクリーンから押出造粒した後に乾燥することにより、顆粒水和剤の形態の本発明製剤2を得た。
製剤例3
クロチアニジン50.0重量部、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム3.0重量部、スルホメチル化リグニンスルホン酸ナトリウム4.0重量部、セルロースカルボキシメチルエーテルナトリウム塩0.25重量部、非晶質シリカ1.0重量部、及び乳糖41.75重量部を混合し、バンタムミルとエアーミルを用いて、エアーミルへの供給速度と空気圧を調整することにより、クロチアニジンの体積中位径が約5.7μmの粉末状混合物を得た。該粉末状混合物に水約10重量部を加えて混練し、得られた混練物を1.0mmφのスクリーンから押出造粒した後に乾燥することにより、顆粒水和剤の形態の本発明製剤3を得た。
比較例1
クロチアニジン50.0重量部、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム3.0重量部、スルホメチル化リグニンスルホン酸ナトリウム4.0重量部、セルロースカルボキシメチルエーテルナトリウム塩0.25重量部、非晶質シリカ1.0重量部、及び乳糖41.75重量部を混合し、バンタムミルとエアーミルを用いて、エアーミルへの供給速度と空気圧を調整することにより、クロチアニジンの体積中位径が約2μmの粉末状混合物を得た。該粉末状混合物に水約10重量部を加えて混練し、得られた混練物を1.0mmφのスクリーンから押出造粒した後に乾燥することにより、顆粒水和剤の形態の比較製剤1を得た。
比較例2
クロチアニジン50.0重量部、アルケニルスルホネート(商品名「ソルポール5115」、東邦化学工業株式会社製)10.0重量部及び珪藻土40.0重量部を混合し、バンタムミルを用いて、クロチアニジンの体積中位径が約12μmの粉末状混合物を得た。該粉末状混合物に水約10重量部を加えて混練し、得られた混練物を1.0mmφのスクリーンから押出造粒した後に乾燥することにより、顆粒水和剤の形態の比較製剤2を得た。
試験例1
得られた本発明製剤1、2、3および比較製剤1をクロチアニジン飽和水溶液に分散させた後、レーザー回折式粒度分布測定装置(マルバーン社製のマスターサイザー3000)を用いて粒度分布の測定を行い、クロチアニジンの体積中位径と体積90%径を算出した。比較製剤2については、クロチアニジンの飽和水溶液に分散させて測定したときの粒度分布と、クロチアニジンが全量溶解するようにイオン交換水に分散させて測定した時の粒度分布の差をとり、クロチアニジンの体積中位径と体積90%径を算出した。
試験例2
たい肥/砂/おがくず/灰を重量比で 1 : 1 : 1:1 で混合し、水を加えて混練し、シナベニア上(15cm × 15cm)に厚さ2 mmで塗布して室温で乾燥させることにより、土壁を作製した。本発明製剤1、2または比較製剤1を水で希釈し、クロチアニジンの処理量が300mg/mとなるように土壁に散布した。製剤の水希釈液を散布した壁を室温で3か月間保存した後に、Guidelines for testing mosquito adulticides for indoor residual spraying and treatment of mosquito nets(WHO reference number: WHO/CDS/NTD/WHOPES/GCDPP/2006.3)の2.4.2に記載の方法に準じ、効力評価を実施した。ただし、苦死虫率(mortality)の評価は、クロチアニジン処理面へのばく露から5日後に行った。
試験例3
タンザニア連合共和国アルーシャにて、牛糞/現地土壌/おがくず/灰を重量比1:1:1:1で混合し、水を加えて混練し、試験小屋の壁に塗布して乾燥させることで土壁を作製した。本発明製剤3または比較製剤2を水で希釈し、クロチアニジンの処理量が300mg/mとなるように土壁に散布した。製剤の水希釈液を散布した壁を室温で1か月間保存した後に、Guidelines for testing mosquito adulticides for indoor residual spraying and treatment of mosquito nets(WHO reference number: WHO/CDS/NTD/WHOPES/GCDPP/2006.3)の2.4.2に記載の方法に準じ、効力評価を実施した。ただし、苦死虫率(mortality)の評価はクロチアニジン処理面へのばく露から5日後に行った。
試験例4
試験例3において、本発明製剤3の試験に使用した土壁の内部の画像をX線-CTを用いて4枚撮影した。X線-CTの画像は、凹凸のへこみ部分や気泡の入り込みにより空間ができた空隙部が黒色で表示される。画像解析にて、空隙部分である黒色を背景色として指定し、その黒色からの色差にて壁材部分を認識させた。壁材部分として認識した領域の面積を算出し、(1-壁材部分/全体の面積)×100(%)の計算式から空隙率を算出した。
試験例1、2および3の結果を表1および2に示す。
Figure 2023060387000001
Figure 2023060387000002
表1の通り、本発明製剤1および2の苦死虫率は処理3か月後まで89%以上と高いのに対し、比較製剤1の苦死虫率は処理3ヵ月後で84%とやや低く、本発明製剤1および2の効力が高いことが示された。また、表2の通り、本発明製剤3の苦死虫率は処理1か月後で100%と高いのに対し、比較製剤2の苦死虫率は同条件で87%に留まり、本発明製剤3の効力が高いことが示された。
試験例4の結果、X線-CTにより撮影された4枚の画像から算出された空隙率は、それぞれ38.1%、40.3%、41.2%、および41.9%であった。
本発明の感染症媒介生物防除方法により、感染症媒介生物を効果的に防除することができる。

Claims (10)

  1. (1)ネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、及び担体を含有する製剤を水で希釈する工程、(2)前記工程(1)により得られた希釈液を、ネオニコチノイド系化合物の処理量が50~800mg/mとなるように被処理面に散布する工程、を含み、前記製剤中におけるネオニコチノイド系化合物の体積中位径が3~10μmの範囲である、感染症媒介生物防除方法。
  2. ネオニコチノイド系化合物がクロチアニジン又はイミダクロピリドである、請求項1に記載の防除方法。
  3. 感染症媒介生物が蚊である、請求項1または2に記載の防除方法。
  4. 前記製剤が、水和剤(Wettable powder)、顆粒水和剤(Water Dispersible Granules)、および水性濃縮懸濁剤(Aqueous Suspension concentrate)からなる群より選択される一つである、請求項1~3のいずれか1つに記載の防除方法。
  5. ネオニコチノイド系化合物の体積中位径が3~9μmの範囲である、請求項1~4のいずれかに1つ記載の防除方法。
  6. ネオニコチノイド系化合物の体積90%径が10~25μmの範囲である、請求項1~5のいずれか1つに記載の防除方法。
  7. ネオニコチノイド系化合物の被処理面の材質がコンクリート壁、木材壁、土壁、または草木の葉でできた壁である、請求項1~6のいずれか1つに記載の防除方法。
  8. ネオニコチノイド系化合物の被処理面の材質が土壁である、請求項1~7のいずれか1つに記載の防除方法。
  9. 感染症媒介生物が、ヤブカ属(Aedes)、ハマダラカ属(Anopheles)、またはイエカ属(Culex)の蚊である、請求項1~8のいずれか1つに記載の防除方法。
  10. 屋内残留性噴霧によって感染症媒介生物を防除するための、体積中位径が3~10μmの範囲であるネオニコチノイド系化合物、界面活性剤、及び担体を含有する製剤の使用。
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