JP4632388B2 - プリント装置およびプリント方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント媒体上の同一プリント領域に対してプリントヘッドを複数回走査することにより、そのプリント媒体上に画像を完成させる所謂マルチパスプリント方式のプリント装置およびプリント方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスや家庭におけるパーソナルコンピュータやワードプロセッサ、ファクシミリ等の普及により、これらの機器の情報出力機器として様々なプリント方式のプリンタが開発されている。その中でもインクジェット方式によるプリンタは、カラー対応が容易で、動作時の騒音が低く、また多種多様のプリント媒体に対して高品位のプリントが可能であり、さらに小型である等の利点があるために、オフィスや家庭でのパーソナルユースにも最適である。
【0003】
その中でも、プリント媒体上をプリントヘッドが往復動作を行いながらプリントを行うシリアルスキャン型のインクジェットプリント装置は、低コストで高品位の画像をプリントできるため広く市場に普及している。
【0004】
さて、高品位のプリントを行うにはプリントヘッドの複数のプリント素子が形成するドットの位置、大きさ、形状が均等であることが望ましい。複数のプリント素子間でプリントされるドットの特性に分布や偏りがあると、形成された画像の濃度むらとして現われ、画像品位を低下させてしまう。
【0005】
そこで、本出願人は、特開平7−52390号公報において、プリント媒体上の同一プリント領域に対してプリントヘッドを複数回プリント走査し、その各走査において同一プリント領域のプリントデータに対しランダムマスクパターンを間引きパターンとして適用しながら画像を完成させる方式を提案した。
【0006】
この方式は、乱数を用いて作成したマスクを用いることで、濃度むらの周期性を視覚的に認識しにくくするとともに、プリントパターンと間引きパターンとの同調も回避している。
【0007】
一方、最近のインクジェットプリントヘッドは、高品位および高速のプリントを両立するために、プリント素子(この場合はインク吐出口)を高密度に配列するとともに、その配列範囲(プリント幅)の大きくした構成が主流である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらそのようなプリントヘッドを用いる場合、プリント素子数の増加に伴って、プリント動作に際し同時に駆動されるプリント素子の数も増加されることになる。上記のようなランダムの間引きマスクパターンを用いることで、一回のプリント走査で画像を完成させる場合と比べ、プリントヘッドで用いられる平均の電流値を抑えることができるが、適用されるランダムマスクの構成によっては多数のプリント素子が同時駆動されることもあり、瞬間的には大電流が生じ得るのである。
【0009】
瞬間的な電流値が大きいと、プリントヘッドに電圧を印加する経路の抵抗値を低減するための構成によるコスト増加や、ノイズの発生等の問題が生じる。
【0010】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、ランダムマスクを用いたマルチパスプリントにおいて、同時に駆動させるプリント素子数を低減し、瞬間的にプリントヘッドに流れる電流を抑制することを目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明は、プリント媒体に対しプリントを行うための複数のプリント素子を配列してなるプリントヘッドを用い、該プリントヘッドを前記配列の方向とは異なる方向に前記プリント媒体に対し相対的に走査させるとともに、前記プリント媒体上の同一プリント領域に対して前記走査を複数回行うことで画像形成を行うプリント装置において、
前記複数回の走査のそれぞれで、前記同一プリント領域を分割してなる分割領域のプリントに関与するプリント素子の駆動の可否を定めるための情報が不規則に配置された間引きパターンであって、前記複数回の走査に対し補完関係を有する当該間引きパターンを提供するとともに、異なる前記分割領域に対して異なる前記間引きパターンを提供する提供手段と、
該提供手段により提供される前記補完関係を有する間引きパターンを用いて前記分割領域にプリントされるべき画像データを間引くことにより、前記複数回の走査のそれぞれにおけるプリント素子の駆動データを生成する生成手段と、
を具え
前記提供手段は、同一走査における前記同一プリント領域内の複数の前記分割領域に前記補完関係を有するパターンのうちの少なくとも2つのパターンを提供し、
前記生成手段は、前記同一プリント領域に対する同一走査において同時駆動可能なプリント素子に対応する画像データを前記補完関係を有する間引きパターンにより間引くことで、前記同時駆動可能なプリント素子の駆動データを生成することを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、プリント媒体に対しプリントを行うための複数のプリント素子を配列してなるプリントヘッドを用い、該プリントヘッドを前記配列の方向とは異なる方向に前記プリント媒体に対し相対的に走査させるとともに、前記プリント媒体上の同一プリント領域に対して前記走査を複数回行うことで画像形成を行うプリント方法において、
前記複数回の走査のそれぞれで、前記同一プリント領域を分割してなる分割領域のプリントに関与するプリント素子の駆動の可否を定めるための情報が不規則に配置された間引きパターンであって、前記複数回の走査に対し補完関係を有する当該間引きパターンを提供するとともに、異なる前記分割領域に対して異なる前記間引きパターンを提供する提供工程と、
該提供工程において提供される前記補完関係を有する間引きパターンを用いて前記分割領域にプリントされるべき画像データを間引くことにより、前記複数回の走査のそれぞれにおけるプリント素子の駆動データを生成する生成工程と、
を具え
前記提供工程では、同一走査における前記同一プリント領域内の複数の前記分割領域に前記補完関係を有するパターンのうちの少なくとも2つのパターンを提供し、
前記生成工程では、前記同一プリント分割領域に対する同一走査において同時駆動可能なプリント素子に対応する画像データを前記補完関係を有する間引きパターンにより間引くことで、前記同時駆動可能なプリント素子の駆動データを生成することを特徴とする。
これらにおいて、前記間引きパターンは、前記駆動の可否を定めるための情報が乱数的に配置された所定サイズのマスクとすることができる。
【0013】
また、前記複数回の走査間で、前記複数のプリント素子の配列幅未満の量ずつ前記プリント媒体を前記走査の方向と直交する方向に相対的に搬送する手段または工程を具えることができる。
【0015】
以上において、前記プリントヘッドは、前記プリント媒体に対しインクを吐出するインクジェットヘッドの形態を有するものとすることができ、さらに前記インクジェットヘッドは、インクを吐出するために利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する電気熱変換体を前記プリント素子として有するものとすることができる。
【0016】
本発明は、例えばインクを吐出する複数の吐出口を有するプリントヘッドをプリント媒体の同一プリント領域に対して複数回走査させ、各走査で吐出の可否を定めるための情報が乱数的に配置された所定サイズのランダムマスクパターンを各プリント領域に対する間引きパターンとし、その間引きパターンに従って間引き画像を形成して画像を完成させるとともに、前記ランダムマスクで補完関係にあるマスクを同時駆動するプリント素子群に分割して割り当てるようにするものである。
【0017】
なお本明細書において、「プリント」(以下においては「記録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚しうるように顕在化したものであるか否かを問わず、プリント媒体上に液体を付与することによって広く画像、模様、パターン等を形成する、またはそのプリント媒体の加工を行う場合も言うものとする。
【0018】
また、「プリント媒体」とは、一般的なプリント装置で用いられている紙のみならず、広く布、プラスチックフィルム,金属板等、プリントヘッドから吐出されるインクを受容可能なものも言うものとするが、以下の説明では「記録紙」と言う場合もある。
【0019】
さらに、「インク」とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈されるべきもので、プリント媒体上に付与されることによって画像、模様、パターン等の形成、またはプリント媒体の加工に供されうる液体を言うものとする。
【0020】
また、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギを発生する素子を総括して言うものとする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0022】
(プリント装置の構成例)
図1は複数のノズルを用いてプリントを行うインクジェットプリンタの構成例を模式的に示す。この図において、1901は例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の4色のインクに対応して設けたヘッドカートリッジであり、それぞれのヘッドカートリッジ1901はそれらのいずれかの色のインクを充填したインクタンク1902Tと、そのインクタンクから供給されるインクをプリント媒体上に吐出可能な吐出口を多数配列してなるプリントヘッド1902Hとから構成されている。
【0023】
1903は紙送りローラ(フィードローラ)であり、補助ローラ1904と協働してプリント媒体(記録紙)1907を挟持しつつ図の矢印方向に回転し、記録紙1907を随時y方向に搬送する。また、1905は記録紙1907を挟持しながら被プリント位置に向けて送給する一対の給紙ローラであり、ローラ1903および1904との間で記録紙1907を平坦に保持する機能も果たす。
【0024】
1906は4つのヘッドカートリッジ1901を支持し、プリント動作に際してこれらを主走査方向に移動させるためのキャリッジであり、プリントを実行しないとき、あるいはヘッド部1902Hのインク吐出性能を良好に保持するための回復動作を行うときには、図の破線で示した位置(ホームポジション)hに設定される。
【0025】
プリント開始前にホームポジションhに設定されているキャリッジ1906は、プリント開始命令の入来に応じてx方向に移動を開始し、プリントヘッド1902Hに設けられた複数の吐出口からプリントデータに応じてインクを吐出して、吐出口配列範囲に対応した幅Dのプリントを行う。そして、記録紙1907のx方向端部までプリント動作が終了すると、片方向プリントの場合にはキャリッジ1906はホームポジションhに復帰し、再びx方向に向けてプリント動作を行う。また、双方向プリントであればホームポジションhに向かう−x方向の移動時にもプリント動作を行う。いずれにせよ、一方向へ向かう1回のプリント動作(1スキャン)が終了してから次回のプリント動作が開始される前に、紙送りローラ1903が図の矢印方向に所定量回転することで、所定量だけy方向に記録紙1907が搬送される。これらのように、1スキャンのプリント動作と所定幅の記録紙搬送とを繰り返すことにより、記録紙1枚分のデータのプリントが完成する。
【0026】
さて、モノクロームプリンタとして文字,数字,記号などのキャラクタのみを記録するものと異なり、カラーイメージ画像をプリントするに当たっては、発色性、階調性、一様性など様々な要素が要求される。特に一様性に関しては、多数のを集積配置してなるマルチノズルヘッドの製作工程時に生じる僅かなノズル単位のばらつきが、プリント動作時において各ノズルのインク吐出量やインク吐出方向の向きに影響を及ぼし、最終的にはプリント画像の濃度むらとして画像品位を低下させる。
【0027】
そこでこの濃度むら対策として、1スキャン終了後のプリント媒体搬送量をノズル配列幅未満とするとともに1スキャンでのデータ量を間引き、同一領域に対し、複数回の走査で画像を完成させるマルチパスプリント方式が採用されるのである。
【0028】
図2は図1に示したインクジェットプリンタの制御系の概略構成例を示すブロック図である。
【0029】
ここで、600はコントローラであり、マイクロコンピュータ形態のCPU601、後述する制御シーケンスに対応したプログラムや所要のテーブルその他の固定データを格納したROM602、後述するキャリッジモータの制御、紙送りモータの制御および、プリントヘッド650の制御等の制御信号を生成する特殊用途集積回路(ASIC)603、画像データを展開する領域や作業用の領域等を設けたRAM604、および、CPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行うシステムバス605、以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をCPU601に供給するA/D変換器606などで構成される。
【0030】
610は画像データの供給源となるホストコンピュータ(あるいは画像読取り用のリーダや、デジタルカメラなど)であり、インタフェース(I/F)611を介して画像データ,コマンド,ステータス信号等をコントローラ600と送受信する。
【0031】
また、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのスイッチ622およびプリントヘッドのインク吐出性能を良好な状態に維持するための処理(回復処理)の起動を指示するための回復スイッチ623など、操作者による指令入力を受容するためのスイッチを有する。630はホームポジションhを検出するためのフォトカプラ631、環境温度を検出するためにプリンタの適宜の箇所に設けられた温度センサ632等、装置状態を検出するためのセンサ群である。
【0032】
さらに、641はキャリッジ1906をxおよび−x方向に走査させるための駆動源をなすキャリッジモータ、640はそのドライバ、643はプリント媒体1907を搬送するための駆動源をなす紙送りモータ、642はそのドライバである。
【0033】
(プリントヘッド制御部の構成例)
図3はインク吐出に利用されるエネルギとして、インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する素子(電気熱変換体。以下吐出ヒータと言う。)が形成されたプリントヘッド基板(以下、ヒータボードという)上の制御回路の構成例を示すブロック図である。
【0034】
この制御回路では、プリントヘッド1902Hが備えるプリント要素(ノズルないし吐出ヒータ)を、その配列範囲の一端部から他端部に向けて、例えば16個ずつN個のグループに分割するとともに、ブロック分割駆動によるプリントが行われるように制御する。従って、プリントヘッドは16×N個のプリント要素を備えていることになる。
【0035】
図3の制御回路は、16×Nビットのシフトレジスタ(以下、単にシフトレジスタという)5007、16×Nビットのラッチ回路(以下、単にラッチ回路という)5008、ブロック選択回路5005、各グループ毎のドライバアレイ回路5004およびAND回路5006等を備えている。
【0036】
シフトレジスタ5007には、プリンタ本体の駆動回路(コントローラ600)から画像信号(DATA)とクロック信号(DCLK)とが入力され、クロック信号(DCLK)に同期してシリアルに入力される画像信号(DATA)を保持する。ラッチ回路5008は、プリンタ本体の駆動回路からラッチ信号(LATCH)が入力されると、シフトレジスタ5007に保持された画像信号(DATA)をそのラッチ信号(LATCH)に対応してラッチする。このラッチされた画像信号が使用するノズルを選択する信号となる(以下、ノズル選択信号という)。
【0037】
ブロック選択回路5005には、プリンタ本体の駆動回路から各々2値の3bit並列のブロック選択信号(BENB0〜2)が入力され、これらブロック選択信号BENB0〜2の各ビットの状態の組み合わせにより、8つのブロック(Block0〜7)のいずれかを指定する信号(Block0〜7)が生成されて、これがAND回路5006に出力される。これらのブロック信号は、ノズルないし吐出用ヒータにプリントヘッドの一端部より“Seg.1”、“Seg.2”、・・・と符号を付すものとすると、下記のようにノズルを選択するように結線されている。
【0038】
Block0(ブロック0):Seg.16k+1、 Seg.16k+2
Block1(ブロック1):Seg.16k+3、 Seg.16k+4
Block2(ブロック2):Seg.16k+5、 Seg.16k+6
Block3(ブロック3):Seg.16k+7、 Seg.16k+8
Block4(ブロック4):Seg.16k+9、 Seg.16k+10
Block5(ブロック5):Seg.16k+11、Seg.16k+12
Block6(ブロック6):Seg.16k+13、Seg.16k+14
Block7(ブロック7):Seg.16k+15、Seg.16k+16
ここで、kは0〜(N−1)の整数である(但し、Nは2以上の整数)。
【0039】
さらに、パルス信号(ODD)およびパルス信号(EVEN)(以下、これら2つの信号を偶奇選択信号という)は、下記のようにノズルを選択するようにAND回路5006に結線されている。
【0040】
ODD :Seg.16k+(2m+1)
EVEN:Seg.16k+(2m+2)
ここで、mは0〜7の整数である。
【0041】
従って、ブロック選択信号と偶奇選択信号とを組み合わせることで、ノズル群を16個の小ブロックに分割してノズルを選択することが可能となる。
【0042】
また、ヒートパルス信号(HENB)はプリンタ本体の駆動回路から入力され、AND回路5006に結線され、すべてのノズルに対応するように結線されている。
【0043】
図4はプリンタ本体の駆動回路(コントローラ600)からプリントヘッド1902Hに供給される種々の信号のタイムチャートである。この図では、「イベント1」および「イベント2」として示されるように、プリント動作2周期分の信号波形が図示されている。
【0044】
図4にも示されるように、ブロック選択信号(BENB0〜2)と偶奇選択信号(ODDおよびEVEN)により1周期のプリント動作を16個のブロックに分割している。また、「イベント1」で転送される画像信号(DATA)は「イベント2」のラッチ信号(LATCH)で有効になる。
【0045】
以上をまとめると、駆動するノズルはノズル選択信号により選択され、同時駆動するノズル群の駆動タイミングをブロック信号および偶奇選択信号により決定し、ブロック信号および偶奇選択信号に同期してパルス信号を与えることで各吐出ヒータに印加するパルス波形が制御され、制御された各吐出ヒータにはドライバアレイ回路5004により電圧VHが印加される。
【0046】
図5はプリントヘッド1902Hに配列される吐出口のプリント走査に関するプリント媒体上の位置関係を示した図であり、図面の横方向がプリントヘッドの主走査方向(図1におけるx方向)、縦方向が副走査方向すなわちプリント媒体の搬送方向(図1におけるy方向)である。
【0047】
各吐出口の番号(セグメント番号)は図3の回路図におけるノズルの番号に対応している。各吐出口は、副走査方向に関しては、画素間隔であるdで等間隔に並んでいる。主走査方向に関しては、同一のブロックに属しかつ偶奇選択信号によって同時選択されるノズルの吐出口(例えばSeg.16k+1,kは0〜N−1の整数)は同一の位置にある。従って、各ノズルは、プリント画像に対して副走査方向に16画素周期で同時のタイミングで駆動される。
【0048】
また、吐出口は、各グループ内においてブロック0に属する吐出口を基準に、1プリント動作周期に対応した主走査方向の1画素間隔内でd/16の間隔をもって並んでいる。
【0049】
以上のように吐出口群を配置することにより、プリントヘッド1902Hをx方向に主走査させつつ、ブロック0に属するノズルからブロック16に属するノズルまでを1プリント動作周期内で順次に駆動した場合、プリント媒体上に1カラム分の縦線をプリントすることができる。
【0050】
(ランダムマスクの作成例)
図6は同一プリント領域に対し4回のプリント走査(4パスプリント)、すなわち1回の主走査(プリント走査)と、副走査方向の吐出口配列範囲の1/4としたプリント媒体の搬送とを繰り返すことで画像を完成させる際に適用されるマスクの構成例を示した図である。
【0051】
マスクは「マスクA」、「マスクB」、「マスクC」および「マスクD」の4つの領域で構成される。図に示すように、「マスクA」、「マスクB」、「マスクC」および「マスクD」は、それぞれ16kByte(1kByte=16000bit)で構成され、各マスク領域は縦方向16ビット、横方向16000ビットのサイズを有する。この縦方向と横方向との関係は、プリント画像データの縦と横との関係、すなわち図1および図5におけるx方向とy方向との関係と一致する。
【0052】
またマスクにおける画素の位置は、図6上半部中の矢印で示されるように、縦方向をV、横方向をHとして管理する。ここで、「マスクA」、「マスクB」、「マスクC」および「マスクD」を記憶領域上で一続きに展開することで、横方向のHの値により各マスクを管理することができる。この管理方法によると、「マスクA」の先頭は(H,V)=(0,0)、「マスクB」の先頭は(H,V)=(16000,0)、「マスクC」の先頭は(H,V)=(16000×2,0)、「マスクD」の先頭は(H,V)=(16000×3,0)となる。
【0053】
図7は本実施形態で用いるランダムマスクの生成方法を示したフローチャートである。
【0054】
まず、ステップS1000でランダムマスクの作成を開始すると、ステップS1001にて、マスクの設定を開始する位置を各マスク領域の先頭に設定する。すなわち、「マスクA」については(H,V)=(0,0)、「マスクB」については(H,V)=(16000,0)、「マスクC」については(H,V)=(16000×2,0)、「マスクD」については(H,V)=(16000×3,0)に設定される。
【0055】
次に、ステップS1002では「0」,「1」,「2」,「3」で構成される乱数を発生させる。続くステップS1003、ステップS1004およびステップS1005においては、発生した乱数の値に応じ、ドットのプリントおよび非プリントを規定するためのマスクを決定する。
【0056】
乱数が「0」の場合は、ステップS1003での肯定判定に応じ、ステップS1006、ステップS1007、ステップS1008およびステップS1009の処理を実行する。ステップS1006においては、「マスクA」における現在の処理位置のビットを「1」に設定し、画像データに応じて画素のプリントを許可するビット(以下、プリントビットという)とする。ステップS1007においては、「マスクB」における現在の処理位置のビットを「0」に設定し、画像データによらず画素のプリントを許可しないビット(以下、非プリントビットという)とする。ステップS1008およびステップS1009においては、それぞれ、「マスクC」および「マスクD」における現在の処理位置のビットを「0」に設定し、ともに非プリントビットとする。すなわち、ステップS1006、ステップS1007、ステップS1008およびステップS1009の一連の処理により「マスクA」における現在の処理位置のビットに対応する画素は画像データに応じてプリントが行われ得る画素、その他は非プリント画素となる。
【0057】
乱数が「1」の場合は、ステップS1004での肯定判定に応じ、ステップS1010、ステップS1011、ステップS1012およびステップS1013の処理を実行する。そして、ステップS1010、ステップS1011、ステップS1012およびステップS1013の一連の処理により、「マスクB」における現在の処理位置のビットに対応する画素は画像データに応じてプリントが行われ得る画素、その他は非プリント画素となる。
【0058】
乱数が「2」の場合は、ステップS1005での肯定判定に応じ、ステップS1014、ステップS1015、ステップS1016およびステップS1017の処理を実行する。そして、ステップS1014、ステップS1015、ステップS1016およびステップS1017の一連の処理により、「マスクC」における現在の処理位置のビットに対応する画素は画像データに応じてプリントが行われ得る画素、その他は非プリント画素となる。
【0059】
乱数が「3」の場合は、ステップS1003、ステップS1004およびステップS1005での否定判定に応じ、ステップS1018、ステップS1019、ステップS1020およびステップS1021の処理を実行する。ステップS1018、ステップS1019、ステップS1020およびステップS1021の一連の処理により、「マスクD」における現在の処理位置のビットに対応する画素は画像データに応じてプリントが行われ得る画素、その他は非プリント画素となる。
【0060】
これら各マスク領域におけるそれぞれ1画素のマスク設定の処理後は、ステップS1022に進み、マスクの全領域を設定し終えたか否かを判断する。すなわち、この判断は「マスクA」の現在の処理対象であるビットの位置が(H,V)=(16000,16)であるか否かの判断である。
【0061】
ステップS1022においてマスクの全領域を設定し終えていないと判断された場合には、ステップS1023に進み、次に設定処理を行う各マスク領域上のビットの位置を指定する。ここでの指定は、基本的には現在のV座標の値を+1インクリメントするものであるが、現在のV座標値が「16」である場合はVを「1」に設定するとともに、「マスクA」、「マスクB」、「マスクC」および「マスクD」のそれぞれのH座標値を+1インクリメントすることになる。
【0062】
ステップS1023の処理後にはステップS1002に復帰し、各マスク領域において指定した位置のビットに対し、上述と同様の処理を繰り返す。また、ステップS1022においてマスクの全領域を設定し終えていると判断された場合には、ステップS1024に進み、ランダムマスクの生成処理を終了する。
【0063】
以上のようなランダムマスク生成処理は画像のプリントに先立って実行することができ、生成されたランダムマスクを例えばRAM604の記憶領域に展開しておくことで、続く画像のプリント処理に際してこれを適用することができる。また、一度生成したランダムマスクを長期間用いるのであれば、不揮発性メモリ等に記憶させて、プリンタの電源オフ時にも内容が保存されるようにしてもよい。さらに、ランダムマスクの生成をプリンタ側で行うのではなく、コンピュータ等のホスト装置610においてこれを行い、適時プリンタ側に供給されるようにしてもよい。
【0064】
(プリント制御の例)
上述のランダムマスクは、プリント媒体上のプリント可能領域に対して設定可能な構成をとる。プリント媒体上のプリント可能領域の座標で主走査方向をHとし、副走査方向をVとする。また、本実施形態では、同一プリント領域に対して4回のプリント走査を行うことで画像を完成させるものとする。また、プリントヘッドのプリント素子数は16×16×c(cは1以上の整数)とし、前述のN値はN=16×cとなる。
【0065】
プリント装置本体はインターフェース611を介して転送されたプリントデータのコマンドを解析し、プリントを行う画像データとしてRAM602に展開する。画像データの展開領域(展開バッファ)は、横を主走査方向のプリント可能領域分の画素数Hpに対応したもの、縦をプリントヘッドの1回のプリント走査でプリントされる縦方向の画素数である16×16cの4分の1(すなわち64c画素)に対応したものとして構成し、RAM602の記憶領域上に確保する。またプリント走査においてプリントヘッドにデータを送るために参照されるRAM602上の記憶領域(プリントバッファ)としては、横を主走査方向のプリント可能領域分の画素数Vpに対応したもの、縦をプリントヘッドの1回のプリント走査でプリントされる縦方向の画素数である16×16cに対応したものとして構成し、RAM602の記憶領域上に確保する。
【0066】
プリント装置本体のASIC603は、プリントバッファの縦方向の16画素単位でプリントバッファの横方向に対するランダムマスクの開始位置であるH座標として指定する機能を実行できる構成をとる。また、ASIC603は、プリント領域の横方向に対してランダムマスクの終端になった場合は、ランダムマスクの先頭に戻す機能を実行できる構成をとる。すなわち、プリント領域の横方向に対してランダムマスクの横方向のH=“0”〜“16000”の値を順次に、繰り返し対応させることになる。
【0067】
かかる対応をもとに、ASIC603は、プリントヘッドのプリント走査の際に、プリントバッファに展開された画像データの位置と、上述のように作成されたランダムマスクのデータの位置とを対応させつつ、RAM602の記憶領域に直接アクセスしながら双方のデータの論理積(AND)をとり、プリントヘッドに対してプリント素子(吐出ヒータ)の駆動データDATAを転送する。
【0068】
また、本実施形態では各プリント走査間に副走査方向のノズル配列幅の1/4のプリント媒体搬送を介在させつつ、4回のプリント走査で画像を完成させるため、プリントヘッドのプリント走査が1回終了する毎に、プリントヘッドの縦幅(副走査方向のノズル配列幅)の4分の1の画像が完成する。よって1回のプリントヘッドのプリント走査が終了した時点で、プリントバッファに展開されているプリント画像データのうち、既に画像が完成したプリント媒体搬送方向の下流側の4分の1に相当するデータが不要になる。そこで、不要になったデータが配置されていたプリントバッファの領域を次の画像データ展開用の展開バッファとして使用し、それまで展開バッファとして使用していた記憶領域を、プリント媒体搬送方向の上流側の4分の1に相当するデータを展開するためのプリントバッファの4分の1の領域として使用する。すなわち、展開バッファおよびプリントバッファの記憶領域は、プリントヘッドのプリント走査でプリントされる幅の4分の1を単位領域として管理される。そして、この管理する5つの領域において適切にアドレス管理を行いつつ、展開バッファの領域とプリントバッファの4領域とをローテートしながら使用する。
【0069】
図8は本実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【0070】
図において、各破線間はプリント媒体の1回の副走査による搬送量を示すものである。すなわち、この実施形態の場合の1回の副走査による搬送量は、1回のプリントヘッドのプリント走査でプリントヘッドの縦幅の4分の1にあたる64c画素である。また、図において紙面の左右がプリントヘッドのプリント走査方向となり、紙面の上方向がプリント媒体の搬送方向の下流となる。
【0071】
図中、A1、B1、C1、D1等の表記における数字部分はそのプリント領域に対するランダムマスクの適用開始点(ビット)の管理番号であり、また付加された数字が同一の場合には、例えばAとBとでランダムマスクの開始位置が横方向に16000画素分オフセットしていることを示している。またBとCとの関係、CとDとの関係についても、AとBとの関係と同等である。すなわち同一のプリント領域に対する4回のプリント走査では、開始位置を横方向にそれぞれ16000画素分オフセットさせて「マスクA」、「マスクB」、「マスクC」および「マスクD」を用いることでその領域の画像が完成する。
【0072】
図8において、まず、最初のプリント走査S101でプリントヘッドはプリント媒体の搬送方向上流側の64c画素分にあたるSeg.16×12c+1からSeg.16×16cまでのプリント素子が「プリント領域1」のプリントを行う。このプリント走査S101において、「プリント領域1」を副走査方向に4分の1毎の領域に分けて、各領域に対してランダムマスクの開始位置を管理する。図に示すように、プリント素子(吐出ヒータ)に対し、ランダムマスクを
Seg.16×12c+1からSeg.16×13cまで:D1、
Seg.16×13c+1からSeg.16×14cまで:C1、
Seg.16×14c+1からSeg.16×15cまで:B1、
Seg.16×15c+1からSeg.16×16cまで:A1、
で示されるビットから開始して用いる。
【0073】
次に、プリント媒体を64c画素分搬送してプリント走査S102に移る。プリント走査S102では、プリント素子に対し、ランダムマスクを
Seg.16× 8c+1からSeg.16× 9cまで:A1、
Seg.16× 9c+1からSeg.16×10cまで:D1、
Seg.16×10c+1からSeg.16×11cまで:C1、
Seg.16×11c+1からSeg.16×16cまで:B1、
Seg.16×12c+1からSeg.16×13cまで:D2、
Seg.16×13c+1からSeg.16×14cまで:C2、
Seg.16×14c+1からSeg.16×15cまで:B2、
Seg.16×15c+1からSeg.16×16cまで:A2、
で示されるビットから開始して用いる。
【0074】
次に、プリント媒体を64c画素分搬送してプリント走査S103に移る。プリント走査S103では、プリント素子に対し、ランダムマスクを
Seg.16× 4c+1からSeg.16× 5cまで:B1、
Seg.16× 5c+1からSeg.16× 6cまで:A1、
Seg.16× 6c+1からSeg.16× 7cまで:D1、
Seg.16× 7c+1からSeg.16× 8cまで:C1、
Seg.16× 8c+1からSeg.16× 9cまで:A2、
Seg.16× 9c+1からSeg.16×10cまで:D2、
Seg.16×10c+1からSeg.16×11cまで:C2、
Seg.16×11c+1からSeg.16×16cまで:B2、
Seg.16×12c+1からSeg.16×13cまで:D3、
Seg.16×13c+1からSeg.16×14cまで:C3、
Seg.16×14c+1からSeg.16×15cまで:B3、
Seg.16×15c+1からSeg.16×16cまで:A3、
で示されるビットから開始して用いる。
【0075】
次に、プリント媒体を64c画素分搬送してプリント走査S104に移る。プリント走査S104では、プリント素子に対し、ランダムマスクを
Seg. 1からSeg.16× 1cまで:C1、
Seg.16× 1c+1からSeg.16× 2cまで:B1、
Seg.16× 2c+1からSeg.16× 3cまで:A1、
Seg.16× 3c+1からSeg.16× 4cまで:D1、
Seg.16× 4c+1からSeg.16× 5cまで:B2、
Seg.16× 5c+1からSeg.16× 6cまで:A2、
Seg.16× 6c+1からSeg.16× 7cまで:D2、
Seg.16× 7c+1からSeg.16× 8cまで:C2、
Seg.16× 8c+1からSeg.16× 9cまで:A3、
Seg.16× 9c+1からSeg.16×10cまで:D3、
Seg.16×10c+1からSeg.16×11cまで:C3、
Seg.16×11c+1からSeg.16×16cまで:B3、
Seg.16×12c+1からSeg.16×13cまで:D4、
Seg.16×13c+1からSeg.16×14cまで:C4、
Seg.16×14c+1からSeg.16×15cまで:B4、
Seg.16×15c+1からSeg.16×16cまで:A4、
で示されるビットから開始して用いる。
【0076】
このプリント走査S104が終了した時点で、「プリント領域1」では分割した4つの領域にそれぞれA1、B1、C1、D1より開始させてランダムマスクを用いたプリント走査が1回づつあるので、この領域の画像が完成される。
【0077】
また、プリント素子は16c個づつに分割されて、補完関係にある4つのランダムマスク(「マスクA」〜「マスクD」)が適用されていることになる。すなわち、分割した4つの領域内ではプリント素子の16c個毎に、ランダムマスクは横方向に16000画素の単位でずれていることになる。また、プリント素子は16個の周期で同時の駆動が行われるため、分割した4つの領域内での同時駆動数は最大でも4分の1となる。よって、全体としても同時駆動される素子数は4分の1となる。
【0078】
図に示すプリント走査S105からS109についても、またそれ以降のプリント走査についても上述と同様の処理が行われ、どのプリント走査においてもプリント素子と、その駆動に適用されるランダムマスクとの関係から、同時駆動される素子数は全体の高々4分の1となる。
【0079】
また、本実施形態では、各プリント領域に対しての開始位置を固定せず、任意にランダムマスクの開始位置を設定できるので、この開始位置を定める管理番号をプリント領域毎にランダムに設定することで、ランダムマスクを適用する際に問題となる周期的な模様の発生をなくすことができる。
【0080】
(他の実施形態)
上述した実施形態では、プリント素子数を16×16cとしたので、プリント素子を16個ずつグループ化することで16c(=N)個のプリント素子群(グループ)に分かれる。よって、プリント素子の同時駆動の周期と同期する。すなわち、プリント素子の同時駆動の周期と同期した状態でプリント素子列を16分割できるために、あるプリント領域について4回の走査で画像を完成させるプリント制御に対して、補完関係にある4つのランダムマスクを4組使用することができる。
【0081】
本発明の他の実施形態では、上述の実施形態に対して、プリント素子数を16×8M(Mは1以上の奇数)としたプリントヘッドを用いるものとする。
【0082】
図9は本発明の他の実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【0083】
まず、最初のプリント走査S201でプリントヘッドはプリント媒体の搬送方向上流側の16M画素分にあたるSeg.16×6M+1からSeg.16×8Mまでのプリント素子が「プリント領域1」のプリントを行う。このプリント走査S201において、「プリント領域1」に対して副走査方向に4分の1毎の領域に分けて、各領域に対してランダムマスクの開始位置を管理する。図に示すように、プリント素子(吐出ヒータ)に対し、ランダムマスクを
Seg.16×6M+1からSeg.16×7Mまで:C1、
Seg.16×7M+1からSeg.16×8Mまで:A1、
で示されるビットから開始して用いる。
【0084】
次に、プリント媒体を搬送してプリント走査S202に移る。プリント走査S202では、プリント素子に対し、ランダムマスクを
Seg.16×4M+1からSeg.16×5Mまで:D1、
Seg.16×5M+1からSeg.16×6Mまで:B1、
Seg.16×6M+1からSeg.16×7Mまで:C1、
Seg.16×7M+1からSeg.16×8Mまで:A1、
で示されるビットから開始して用いる。
【0085】
次に、プリント媒体を搬送してプリント走査S203に移る。プリント走査S203では、プリント素子に対し、ランダムマスクを
Seg.16×2M+1からSeg.16×3Mまで:A1、
Seg.16×3M+1からSeg.16×4Mまで:C1、
Seg.16×4M+1からSeg.16×5Mまで:D1、
Seg.16×5M+1からSeg.16×6Mまで:B1、
Seg.16×6M+1からSeg.16×7Mまで:C2、
Seg.16×7M+1からSeg.16×8Mまで:A2、
で示されるビットから開始して用いる。
【0086】
次に、プリント媒体を搬送してプリント走査S204に移る。プリント走査S204では、プリント素子に対し、ランダムマスクを
Seg. 1からSeg.16×1Mまで:B1、
Seg.16×1M+1からSeg.16×2Mまで:D1、
Seg.16×2M+1からSeg.16×3Mまで:A1、
Seg.16×3M+1からSeg.16×4Mまで:C1、
Seg.16×4M+1からSeg.16×5Mまで:D2、
Seg.16×5M+1からSeg.16×6Mまで:B2、
Seg.16×6M+1からSeg.16×7Mまで:C2、
Seg.16×7M+1からSeg.16×8Mまで:A2、
で示されるビットから開始して用いる。
【0087】
このプリント走査S204が終了した時点で、「プリント領域1」では分割した4つの領域にそれぞれA1、B1、C1、D1より開始させてランダムマスクを用いたプリント走査が1回づつあるので、この領域の画像が完成される。
【0088】
また、プリント素子群は2分割され、補完関係にある4つのランダムマスク(「マスクA」〜「マスクD」)が適用されることになるので、同時駆動されるプリント素子は高々4分の1となる。
【0089】
本発明は、上述したように同一プリント領域の画像を4回のプリント走査で完成させる場合のみならず、複数回のプリント走査で完成させるものであれば同様に適用できる。
【0090】
図10は本発明のさらに他の実施形態として、同一プリント領域の画像を3回のプリント走査で完成させる場合におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを示す説明図である。
【0091】
ここで使用するランダムマスクはA、B、Cの3つのマスクであり、それらを使用したときに画像が完成する補完関係にある。またプリントヘッドのプリント素子数は16×9c個(N=9c)とする。この場合にも、3つのマスクと3分割された領域に対し、プリント走査S301,S302,・・・のそれぞれで上述とほぼ同様の制御を行うことで、同時駆動されるプリント素子を3分の1することができる。
【0092】
図11は本発明のさらなる実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【0093】
この実施形態では、プリントヘッドは16×4L(Lは3以上の奇数)個のプリント素子を有したものとすし、また同一プリント領域の画像を4回のプリント走査で完成させるものとする。この場合にも、プリント走査S401,S402,・・・のそれぞれで上述とほぼ同様の制御を行うことで、同時駆動されるプリント素子を3分の1とすることができる。
【0094】
これらの実施形態のように、プリント素子の数、1プリント領域に対するプリント走査の回数、補完関係を得るためのマスクの数、各プリント領域の分割数等は適宜定めることができるものである。
【0095】
また、上述の各実施形態では、1列に配置されたプリント素子群を用いるものとしたが、複数列の構成に対しても同様に、同時に駆動するプリント素子に対して補完関係にあるランダムマスクを適用することで同様の効果を得ることができる。また、同時に駆動されるプリント素子が複数色に分かれても同様の構成をとることが可能である。
【0096】
さらに、本発明は、ランダムマスクを適用してマルチパスプリントを行う際に生じ得る瞬間的な駆動電流値の増大が問題となるのであれば、プリント素子として電機熱変換体を有するインクジェットヘッドのみならず、ピエゾ素子など電気機械変換体を有するインクジェットヘッドを用いる場合にも適用でき、さらに熱転写型や熱昇華型などその他の方式によるプリントヘッドを用いる場合にも適用できるのは勿論である。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ランダムマスク適用しつつ同一プリント領域に対し複数回のプリント走査を行うことで画像を完成させるプリント方式において、同一プリント領域をプリントする際に、同時駆動が行われるプリント素子に対して、補完関係をもつランダムマスクを適用するようにしたので、同時に駆動され得るプリント素子数の最大数を制限して、瞬間に流れる電流を抑制できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるプリント装置の一例として、複数のノズルを用いてプリントを行うインクジェットプリンタの構成例を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェットプリンタの制御系の概略構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタに用いられるプリントヘッドに対する制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2に示すコントローラから図3の制御回路に供給される種々の信号のタイムチャートである。
【図5】プリントヘッドに配列される吐出口の、プリント走査に関するプリント媒体上の位置関係を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態に適用されるランダムマスクの構成例を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態に適用されるランダムマスクの生成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【図9】本発明の他の実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【図11】本発明のさらなる実施形態におけるプリント領域に対するプリントヘッドの走査および使用されるマスクパターンを説明するための説明図である。
【符号の説明】
600 コントローラ
601 CPU
602 ROM
603 ASIC
604 RAM
610 ホスト装置
620 スイッチ群
630 センサ群
641 キャリッジモータ
643 紙送りモータ
1901 ヘッドカートリッジ
1902H プリントヘッド
1903 紙送りローラ(フィードローラ)
1907 プリント媒体(記録紙)
1905 給紙ローラ
1906 キャリッジ

Claims (10)

  1. プリント媒体に対しプリントを行うための複数のプリント素子を配列してなるプリントヘッドを用い、該プリントヘッドを前記配列の方向とは異なる方向に前記プリント媒体に対し相対的に走査させるとともに、前記プリント媒体上の同一プリント領域に対して前記走査を複数回行うことで画像形成を行うプリント装置において、
    前記複数回の走査のそれぞれで、前記同一プリント領域を分割してなる分割領域のプリントに関与するプリント素子の駆動の可否を定めるための情報が不規則に配置された間引きパターンであって、前記複数回の走査に対し補完関係を有する当該間引きパターンを提供するとともに、異なる前記分割領域に対して異なる前記間引きパターンを提供する提供手段と、
    該提供手段により提供される前記補完関係を有する間引きパターンを用いて前記分割領域にプリントされるべき画像データを間引くことにより、前記複数回の走査のそれぞれにおけるプリント素子の駆動データを生成する生成手段と、
    を具え
    前記提供手段は、同一走査における前記同一プリント領域内の複数の前記分割領域に前記補完関係を有するパターンのうちの少なくとも2つのパターンを提供し、
    前記生成手段は、前記同一プリント領域に対する同一走査において同時駆動可能なプリント素子に対応する画像データを前記補完関係を有する間引きパターンにより間引くことで、前記同時駆動可能なプリント素子の駆動データを生成することを特徴とするプリント装置。
  2. 前記間引きパターンは、前記駆動の可否を定めるための情報が乱数的に配置された所定サイズのマスクであることを特徴とする請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記複数回の走査間で、前記複数のプリント素子の配列幅未満の量ずつ前記プリント媒体を前記走査の方向と直交する方向に相対的に搬送する手段を具えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 前記プリントヘッドは、前記プリント媒体に対しインクを吐出するインクジェットヘッドの形態を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のプリント装置。
  5. 前記インクジェットヘッドは、インクを吐出するために利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する電気熱変換体を前記プリント素子として有することを特徴とする請求項に記載のプリント装置。
  6. プリント媒体に対しプリントを行うための複数のプリント素子を配列してなるプリントヘッドを用い、該プリントヘッドを前記配列の方向とは異なる方向に前記プリント媒体に対し相対的に走査させるとともに、前記プリント媒体上の同一プリント領域に対して前記走査を複数回行うことで画像形成を行うプリント方法において、
    前記複数回の走査のそれぞれで、前記同一プリント領域を分割してなる分割領域のプリントに関与するプリント素子の駆動の可否を定めるための情報が不規則に配置された間引きパターンであって、前記複数回の走査に対し補完関係を有する当該間引きパターンを提供するとともに、異なる前記分割領域に対して異なる前記間引きパターンを提供する提供工程と、
    該提供工程において提供される前記補完関係を有する間引きパターンを用いて前記分割領域にプリントされるべき画像データを間引くことにより、前記複数回の走査のそれぞれにおけるプリント素子の駆動データを生成する生成工程と、
    を具え
    前記提供工程では、同一走査における前記同一プリント領域内の複数の前記分割領域に前記補完関係を有するパターンのうちの少なくとも2つのパターンを提供し、
    前記生成工程では、前記同一プリント分割領域に対する同一走査において同時駆動可能なプリント素子に対応する画像データを前記補完関係を有する間引きパターンにより間引くことで、前記同時駆動可能なプリント素子の駆動データを生成することを特徴とするプリント方法。
  7. 前記間引きパターンは、前記駆動の可否を定めるための情報が乱数的に配置された所定サイズのマスクであることを特徴とする請求項に記載のプリント方法。
  8. 前記複数回の走査間で、前記複数のプリント素子の配列幅未満の量ずつ前記プリント媒体を前記走査の方向と直交する方向に相対的に搬送する工程を具えたことを特徴とする請求項またはに記載のプリント方法。
  9. 前記プリントヘッドは、前記プリント媒体に対しインクを吐出するインクジェットヘッドの形態を有することを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載のプリント方法。
  10. 前記インクジェットヘッドは、インクを吐出するために利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する電気熱変換体を前記プリント素子として有することを特徴とする請求項に記載のプリント方法。
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