JP4629903B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速機をシフトするシフトレバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
所謂ティプトロタイプのシフトレバー装置においては、例えば円柱状のシャフトを備えており、シャフトは、車両左右方向に平行とされると共に中心軸を中心に回転自在とされている。シャフトは、円筒状のリテーナに嵌入されており、リテーナは、シャフトを中心としてシャフトと別々に回転可能とされている。
【0003】
リテーナには、シフトレバーの基端が支持されている。シフトレバーは、リテーナと常に一体にシフト方向(車両前後方向)へ旋回可能とされると共に、リテーナに対しシフト方向に交差するセレクト方向(例えば車両左方向)へ旋回可能とされている。また、シフトレバーは車両の変速機に接続されている。
【0004】
ここで、シフトレバーは自動操作位置及びマニュアル操作位置(「M」操作位置)に位置可能とされており、シフトレバーが自動操作位置に位置する状態でシフト方向へ旋回されることで、シフト位置(例えば「P」シフト位置、「R」シフト位置、「N」シフト位置または「D」シフト位置)を変更可能とされている。また、シフトレバーが所定のシフト位置(例えば「D」シフト位置)に位置する状態からセレクト方向へ旋回されることで、シフトレバーが自動操作位置からマニュアル操作位置へ切り換え可能とされており、シフトレバーは、マニュアル操作位置に位置する状態でシフト方向へ旋回されることで、「+」位置または「−」位置へ配置可能とされている。
【0005】
シャフトの一端部には長尺板状のコントロールレバーが中央部分において取り付けられており、コントロールレバーは、シャフトの一端部を中心としてシャフトと別々にシフト方向へ旋回自在とされている。また、コントロールレバーの下端部は、ケーブルを介して変速機に接続されている。
【0006】
シャフトには、シフトレバーとコントロールレバーとの間においてクラッチの基端が固定されており、クラッチは、シャフトを中心としてシャフトと常に一体にシフト方向へ旋回自在とされると共に、反セレクト方向へ旋回不能とされている。さらに、クラッチの中央部分にはコントロールレバーの上端部が回転自在に取り付けられている。
【0007】
ここで、シフトレバーが自動操作位置に位置する状態では、シフトレバーがクラッチに係合している。これにより、この状態でシフトレバーがシフト方向へ旋回された際には、クラッチがシフトレバーと共にシフト方向へ旋回されることで、コントロールレバーがシフト方向へ旋回されて、変速機が自動モードでシフトされる。
【0008】
一方、シフトレバーがマニュアル操作位置に位置する状態では、シフトレバーがシフト方向へ旋回されることで、変速機がマニュアルモードでシフトされる。また、この状態ではシフトレバーがセレクト方向へ旋回されているため、シフトレバーのクラッチへの係合が解除されており、これにより、シフトレバーがシフト方向へ旋回された際でも、クラッチがシフトレバーと共にシフト方向へ旋回されずに、コントロールレバーがシフト方向へ旋回されない構成である。
【0009】
しかしながら、このようなシフトレバー装置においては、上述の如くクラッチが反セレクト方向へ旋回不能とされているため、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーのセレクト方向への旋回量が大きいという問題がある。これにより、シフトレバーのセレクト方向側のスペースを大きくする必要がある。
【0010】
またここで、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーの旋回量を小さくするためには、クラッチを反セレクト方向へ旋回可能とする必要がある。ところが、仮にシャフトに対するクラッチの反セレクト方向への旋回を可能にし、かつ、これに伴いクラッチに取り付けられるコントロールレバーをシャフトに対し反セレクト方向へ旋回可能とした構成とすると、変速機とコントロールレバーの旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバーの旋回位置を調整(微調整)しつつコントロールレバーの上端部をクラッチに取り付ける作業が不可能になるという問題が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーの旋回量を小さくできるシフトレバー装置を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のシフトレバー装置は、シフト方向へ旋回されてシフト位置を変更可能とされると共に所定のシフト位置においてシフト方向に交差するセレクト方向へ旋回可能なシフトレバーと、変速機に接続され、シフト方向へ旋回されることで前記変速機をシフト可能とされたコントロールレバーと、前記コントロールレバーと共にシフト方向へ旋回可能な基部と前記基部に支持されて前記基部と常に一体にシフト方向へ旋回すると共に前記基部に対し反セレクト方向へ旋回可能な旋回部とを有し、かつ、前記旋回部が前記基部に対し反セレクト方向へ旋回されることで作動可能とされ、前記シフトレバーが所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では作動せずに前記シフトレバーに係合することにより前記シフトレバーがシフト方向へ旋回された際に前記シフトレバーと共にシフト方向へ旋回されて前記コントロールレバーをシフト方向へ旋回させる一方、前記シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では作動して前記シフトレバーへの係合が解除されるクラッチと、を備えている。
【0013】
請求項1に記載のシフトレバー装置では、クラッチが基部と基部に支持された旋回部とを有しており、基部はコントロールレバーと共にシフト方向へ旋回可能とされる一方、旋回部は基部と常に一体にシフト方向へ旋回すると共に基部に対し反セレクト方向へ旋回可能とされている。
【0014】
シフトレバーが所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では、旋回部が基部に対し反セレクト方向へ旋回されずにクラッチが作動せず、これにより、クラッチがシフトレバーに係合する。このため、シフトレバーがシフト方向へ旋回された際には、クラッチがシフトレバーと共にシフト方向へ旋回されて、コントロールレバーがシフト方向へ旋回され、これにより、変速機がシフトされる。
【0015】
一方、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では、旋回部が基部に対し反セレクト方向へ旋回されてクラッチが作動し、これにより、クラッチのシフトレバーへの係合が解除される。このため、シフトレバーがシフト方向へ旋回された際でも、クラッチがシフトレバーと共にシフト方向へ旋回されずに、コントロールレバーがシフト方向へ旋回されない。
【0016】
ここで、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された際には旋回部が基部に対し反セレクト方向へ旋回されるため、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーの旋回量を小さくすることができる。これにより、シフトレバーのセレクト方向側のスペースを小さくすることができる。
【0017】
また、上述の如くクラッチの旋回部を基部に対し反セレクト方向へ旋回可能にするのみでシフトレバーの旋回量を小さくすることができるため、クラッチの基部をシャフトに対し反セレクト方向へ旋回可能にする必要がない。したがって、クラッチの基部に取り付けられるコントロールレバーをシャフトに対し反セレクト方向へ旋回可能とした構成にする必要がなく、これにより、変速機とコントロールレバーの旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバーの旋回位置を調整(微調整)しつつコントロールレバーをクラッチに取り付ける作業が可能になる。
【0018】
請求項2に記載のシフトレバー装置は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記コントロールレバーの上部を車内の床面より突出させると共に前記コントロールレバーの上部に前記基部を取り付けた、ことを特徴としている。
【0019】
請求項2に記載のシフトレバー装置では、車内の床面より突出されたコントロールレバーの上部にクラッチの基部を取り付けるため、コントロールレバーをクラッチに容易に取り付けることができる。
【0020】
また、上述の如くコントロールレバーをクラッチの基部に容易に取り付けることができるため、変速機とコントロールレバーの旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバーの旋回位置を調整(微調整)しつつコントロールレバーをクラッチに取り付ける作業を容易に行うことができる。
【0021】
請求項3に記載のシフトレバー装置は、シフト方向へ旋回されてシフト位置を変更可能とされると共に所定のシフト位置においてシフト方向に交差するセレクト方向へ旋回可能なシフトレバーと、前記シフトレバーの所定のシフト位置以外のシフト位置に対応しかつシフト方向に平行とされた阻止部及び前記シフトレバーの所定のシフト位置に対応しかつ前記阻止部より反セレクト方向側へ凹んだ許可部を有する案内壁と、変速機に連結されかつシフト方向へ旋回されることで前記変速機をシフト可能とされると共に反セレクト方向へ作動可能とされ、前記シフトレバーが所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では前記阻止部に作動を阻止されて前記シフトレバーに係合することにより前記シフトレバーがシフト方向へ旋回される際に前記シフトレバーと共にシフト方向へ旋回される一方、前記シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では前記許可部に作動を許可されて前記シフトレバーへの係合が解除されることにより前記シフトレバーがシフト方向へ旋回された際でも前記シフトレバーと共にシフト方向へ旋回されないクラッチと、を備えている。
【0022】
請求項3に記載のシフトレバー装置では、クラッチが反セレクト方向へ作動可能とされている。
【0023】
シフトレバーが所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では、案内壁の阻止部にクラッチのセレクト方向への作動が阻止されて、クラッチがシフトレバーに係合する。このため、シフトレバーがシフト方向へ旋回された際には、クラッチがシフトレバーと共にシフト方向へ旋回され、これにより、変速機がシフトされる。
【0024】
一方、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では、案内壁の許可部にクラッチのセレクト方向への作動が許可されて、クラッチのシフトレバーへの係合が解除される。このため、シフトレバーがシフト方向へ旋回された際には、クラッチがシフトレバーと共にシフト方向へ旋回されない。
【0025】
ここで、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された際にはクラッチが反セレクト方向へ作動されるため、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーの旋回量を小さくすることができる。これにより、シフトレバーのセレクト方向側のスペースを小さくすることができる。
【0026】
請求項4に記載のシフトレバー装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のシフトレバー装置において、前記クラッチに設けられ、前記シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されて前記クラッチが作動した際には所定方向へ移動する一方、前記シフトレバーが反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際には前記シフトレバーに反所定方向へ押圧されることで前記クラッチの作動を解除して前記クラッチを前記シフトレバーに係合させる移動部を備えたことを特徴としている。
【0027】
請求項4に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されてクラッチが作動した際にはクラッチの移動部が所定方向へ移動し、かつ、シフトレバーが反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際にはシフトレバーがクラッチの移動部を反所定方向へ押圧することでクラッチの作動が解除されてクラッチがシフトレバーに係合される。これにより、シフトレバーが反セレクト方向へ復帰旋回された際に容易にクラッチをシフトレバーに係合させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー装置10の内部構造が分解斜視図にて示されており、図2には、シフトレバー装置10が部分的に破断及び省略された斜視図にて示されている。
【0029】
本実施の形態に係るシフトレバー装置10は、所謂ティプトロタイプのものである。
【0030】
シフトレバー装置10は、円柱状のシャフト12を備えている。シャフト12は、車両左右方向に平行に配置されると共に、中心軸を中心に回転自在とされている。シャフト12は、円筒状のリテーナ16に嵌入されており、リテーナ16は、シャフト12を中心としてシャフト12と別々に回転可能とされている。
【0031】
リテーナ16には、ピン18によってシフトレバー20の基端が支持されている。シフトレバー20は、リテーナ16と常に一体にシフト方向(本実施の形態では車両前後方向)へ旋回可能とされると共に、リテーナ16に対しシフト方向に交差するセレクト方向(本実施の形態では車両左方向)へ旋回可能とされている。また、シフトレバー20は車両の変速機(図示省略)に接続されている。
【0032】
ここで、シフトレバー20は自動操作位置22及びマニュアル操作位置24(「M」操作位置)に位置可能とされており、シフトレバー20が自動操作位置22に位置する状態でシフト方向へ旋回されることで、シフト位置(本実施の形態では「P」シフト位置、「R」シフト位置、「N」シフト位置または「D」シフト位置)を変更可能とされている。なお、本実施の形態のシフトレバー装置10は所謂ゲート式のものであり、シフトレバー20のシフト位置を「P」シフト位置と「R」シフト位置との間及び「R」シフト位置と「N」シフト位置との間で変更する際には、シフトレバー20をシフト方向のみならずセレクト方向や反セレクト方向へ旋回操作する必要がある。
【0033】
また、シフトレバー20が所定のシフト位置(本実施の形態では「D」シフト位置)に位置する状態からセレクト方向へ旋回されることで、シフトレバー20が自動操作位置22からマニュアル操作位置24へ切り換え可能とされており、シフトレバー20は、マニュアル操作位置24に位置する状態でシフト方向へ旋回されることで、「+」位置または「−」位置へ配置可能とされている。
【0034】
シャフト12の一端部(シフトレバー20の反セレクト方向側端部)には、長尺板状のコントロールレバー26が中央部分においてボルト28により取り付けられており、コントロールレバー26は、シャフト12の一端部を中心としてシャフト12と別々にシフト方向へ旋回自在とされている。コントロールレバー26の上端部には調整孔30が形成されており、調整孔30はシフト方向に沿う長孔とされている。コントロールレバー26の下端部は、ケーブル32を介して変速機に接続されている。さらに、コントロールレバー26のボルト28取付部分及び上端部は車内の床面14より上方に配置され、また、コントロールレバー26の下端部は車内の床面14より下方に配置されている。
【0035】
シャフト12には、シフトレバー20とコントロールレバー26との間においてクラッチ34が設けられている。クラッチ34は、平面視断面がシフトレバー20側へ開放されたコ字状とされると共に、基端側の基部36と先端側の旋回部38とに分割されている。
【0036】
基部36の基端はピン40によってシャフト12に固定されており、これにより、基部36は、シャフト12を中心としてシャフト12と常に一体にシフト方向へ旋回自在とされると共に、セレクト方向及び反セレクト方向へ旋回不能とされている。また、基部36の先端側にはコントロールレバー26の上端部が調整孔30に挿通されたボルト42によって取り付けられている。ボルト42は調整孔30に回転不能に固定されると共に基部36に回転自在に取り付けられており、これにより、基部36はコントロールレバー26の上端部に対しシフト方向において相対回転自在とされている。さらに、基部36の先端にはシフトレバー20に対向する壁面において凹部44が形成されており、凹部44にはピン46が架け渡されている。
【0037】
旋回部38の基端には、シフトレバー20に対向する壁面において、移動部としての凸部48が形成されており、凸部48は基部36側へ突出している。凸部48は、凹部44に略嵌合された状態でピン46に支持されており、これにより、旋回部38が基部36に支持されて、旋回部38は、基部36と常に一体にシフト方向へ旋回すると共に基部36に対し反セレクト方向へ旋回可能とされている。また、クラッチ34は、旋回部38が基部36に対し反セレクト方向へ旋回されることで作動可能とされている。
【0038】
旋回部38と基部36との間にはピン46に挿通された捩りコイルスプリング(図示省略)が架け渡されており、これにより、旋回部38が基部36に対し反セレクト方向側へ付勢されている。
【0039】
また、旋回部38の先端側における側壁にはそれぞれ係合部50が形成されており、各係合部50はシフトレバー20側へ突出している。
【0040】
クラッチ34の近傍には、案内壁52が設置されている。案内壁52は、シフトレバー20の所定のシフト位置以外のシフト位置(「P」シフト位置、「R」シフト位置及び「N」シフト位置)に対応する阻止部54を有しており、阻止部54はシフト方向に平行な壁面とされている。さらに、案内壁52は、シフトレバー20の所定のシフト位置(「D」シフト位置)に対応する許可部56を有しており、許可部56は阻止部54より反セレクト方向側へ凹んでいる。
【0041】
ここで、シフトレバー20が所定のシフト位置以外のシフト位置及び各シフト位置の間(「N」シフト位置と「D」シフト位置との間を含む)に位置する際は、案内壁52の阻止部54にクラッチ34の作動(旋回部38の基部36に対する反セレクト方向へ旋回)が阻止されており、また、シフトレバー20が所定のシフト位置に位置する際は、シフトレバー20に凸部48が押圧されて旋回部38のセレクト方向への移動が阻止されることでクラッチ34の作動が阻止されている。このため、シフトレバー20が自動操作位置22に位置する状態では、シフトレバー20がクラッチ34に係合している。これにより、この状態でシフトレバー20がシフト方向へ旋回された際には、クラッチ34がシフトレバー20と共にシフト方向へ旋回されることで、コントロールレバー26がシフト方向へ旋回されて、変速機が自動モードでシフトされる。なお、シフトレバー20が自動操作位置22に位置する状態では、シフトレバー20のシフト位置の変更等のためにシフトレバー20がセレクト方向に旋回された際でも、シフトレバー20がクラッチ34の係合部50に係合することで、シフトレバー20のクラッチ34への係合が維持される。
【0042】
一方、シフトレバー20がマニュアル操作位置24に位置する状態(シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態)では、シフトレバー20がシフト方向(「+」位置または「−」位置)へ旋回されることで、変速機がマニュアルモードでシフトされる。また、この状態では、案内壁52の許可部56にクラッチ34の作動が許可されて(旋回部38が許可部56に挿入されて)、シフトレバー20のクラッチ34への係合が解除されている。これにより、シフトレバー20がシフト方向へ旋回された際でも、クラッチ34がシフトレバー20と共にシフト方向へ旋回されずに、コントロールレバー26がシフト方向へ旋回されない。
【0043】
さらに、シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されてクラッチ34が作動した際にはクラッチ34の凸部48がセレクト方向(所定方向)へ移動し、かつ、シフトレバー20が反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際にはシフトレバー20がクラッチ34の凸部48を押圧することでクラッチ34の作動が解除されてクラッチ34がシフトレバー20に係合される構成である。
【0044】
次に本実施の形態の作用を説明する。
【0045】
以上の構成のシフトレバー装置10では、クラッチ34が基部36と基部36に支持された旋回部38とを有しており、基部36はコントロールレバー26と共にシフト方向へ旋回可能とされる一方、旋回部38は基部36と常に一体にシフト方向へ旋回すると共に基部36に対し反セレクト方向へ旋回可能とされている。
【0046】
シフトレバー20が所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では、旋回部38の基部36に対する反セレクト方向への旋回が案内壁52の阻止部54に阻止されてクラッチ34が作動せず、これにより、クラッチ34がシフトレバー20に係合する。このため、シフトレバー20がシフト方向へ旋回された際には、クラッチ34がシフトレバー20と共にシフト方向へ旋回されて、コントロールレバー26がシフト方向へ旋回され、これにより、変速機が自動モードでシフトされる。
【0047】
一方、シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では、旋回部38の基部36に対する反セレクト方向への旋回が案内壁52の許可部56に許可されてクラッチ34が作動し、これにより、クラッチ34のシフトレバー20への係合が解除される。このため、シフトレバー20がシフト方向へ旋回された際でも、クラッチ34がシフトレバー20と共にシフト方向へ旋回されずに、コントロールレバー26がシフト方向へ旋回されない。
【0048】
ここで、シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された際にはクラッチ34が反セレクト方向へ作動されて旋回部38が基部36に対し反セレクト方向へ旋回されるため、シフトレバー20のクラッチ34への係合を解除するためのシフトレバー20の旋回量を小さくすることができる。これにより、シフトレバー20のセレクト方向側のスペースを小さくすることができる。
【0049】
さらに、シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されてクラッチ34が作動した際にはクラッチ34の凸部48がセレクト方向へ移動し、かつ、シフトレバー20が反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際にはシフトレバー20がクラッチ34の凸部48を押圧することでクラッチ34の作動が解除されてクラッチ34がシフトレバー20に係合される。これにより、シフトレバー20が反セレクト方向へ復帰旋回された際に容易にクラッチ34をシフトレバー20に係合させることができると共に、シフトレバー20が所定のシフト位置に位置する際に案内壁52の許可部56内にクラッチ34(旋回部38)が挿入されることを防止できる。
【0050】
またここで、上述の如くクラッチ34の旋回部38を基部36に対し反セレクト方向へ旋回可能にするのみでシフトレバーの旋回量を小さくすることができるため、クラッチ34の基部36をシャフト12に対し反セレクト方向へ旋回可能にする必要がない。したがって、クラッチ34の基部に取り付けられるコントロールレバー26をシャフト12に対し反セレクト方向へ旋回可能とした構成にする必要がなく、これにより、変速機とコントロールレバー26の旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバー26の旋回位置(ボルト42の調整孔30への取付位置)を調整(微調整)しつつコントロールレバー26をクラッチ34に取り付ける作業が可能になる。
【0051】
さらにまた、車内の床面14より突出されたコントロールレバー26の上部にクラッチ34の基部36を取り付けるため、コントロールレバー26をクラッチ34に容易に取り付けることができる。
【0052】
また、上述の如くコントロールレバー26をクラッチ34の基部36に容易に取り付けることができるため、変速機とコントロールレバー26の旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバー26の旋回位置を調整(微調整)しつつコントロールレバー26をクラッチ34に取り付ける作業を容易に行うことができる。
【0053】
[第2の実施の形態]
図3には、本発明の第2の実施の形態に係るシフトレバー装置60の内部構造が分解斜視図にて示されている。
【0054】
本実施の形態に係るシフトレバー装置60は、上記第1の実施の形態に係るシフトレバー装置10とほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
【0055】
クラッチ62は、分割されておらず一体部品とされている。クラッチ62の基端は、ピン64によってシャフト12に支持されており、クラッチ62は、シャフト12を中心としてシャフト12と常に一体にシフト方向へ旋回自在とされると共にシャフト12に対し反セレクト方向へ旋回自在とされている。
【0056】
クラッチ62には、コントロールレバー26に対向する壁面において、長孔66が形成されており、長孔66はクラッチ62の長手方向に平行とされている。長孔66内には、コントロールレバー26上端部の調整孔30に回転不能に固定されたボルト28が回転自在かつスライド自在に嵌入されており、これにより、クラッチ62は、コントロールレバー26上端部に対しシフト方向において相対回転自在とされると共に反セレクト方向へ相対旋回自在とされている。また、クラッチ62は、反セレクト方向へ付勢されており、クラッチ62は反セレクト方向へ旋回されることで作動される。
【0057】
シフトレバー20の基部は断面U字状の押圧部68とされると共に、クラッチ62の基部には断面U字状の移動部70が設けられており、移動部70は押圧部68内に略嵌合可能とされている。
【0058】
ここで、シフトレバー20が所定のシフト位置以外のシフト位置及び各シフト位置の間(「N」シフト位置と「D」シフト位置との間を含む)に位置する際は、案内壁52の阻止部54にクラッチ62の作動(反セレクト方向への旋回)が阻止されており、また、シフトレバー20が所定のシフト位置に位置する際は、シフトレバー20の押圧部68内にクラッチ62の移動部70が略嵌合されることで移動部70の上方への移動が阻止されてクラッチ62の作動が阻止されている。このため、シフトレバー20が自動操作位置22に位置する状態では、シフトレバー20がクラッチ62に係合している。
【0059】
一方、シフトレバー20がマニュアル操作位置24に位置する状態(シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態)では、案内壁52の許可部56にクラッチ62の作動が許可されて(クラッチ62が許可部56に挿入されて)、シフトレバー20のクラッチ62への係合が解除されている。
【0060】
また、シフトレバー20が所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されてクラッチ62が作動した際にはクラッチ62の移動部70が上方(所定方向)へ移動し、かつ、シフトレバー20が反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際にはシフトレバー20の押圧部68がクラッチ62の移動部70を下方へ押圧することでクラッチ62の作動が解除されて(押圧部68内に移動部70が略嵌合されて)クラッチ62がシフトレバー20に係合される構成である。
【0061】
本実施の形態に係るシフトレバー装置60でも、上記第1の実施の形態に係るシフトレバー装置10と同様の効果を得ることができる。
【0062】
なお、本実施の形態では、コントロールレバー26上端部の調整孔30に固定されたボルト28をクラッチ62の長孔66に嵌入した構成としたが、これに代えて、シャフトの一端部(シフトレバーの反セレクト方向側端部)にコントロールレバーを固定することで、コントロールレバーがシャフトの一端部を中心としてシャフトと常に一体にシフト方向へ旋回自在とされた構成としてもよく、このような構成でも本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0063】
さらに、上記第1の実施の形態や第2の実施の形態では、シフトレバー装置10、60をゲート式のものとした構成としたが、シフトレバー装置を所謂ストレート式のものとしてシフトレバーをシフト方向へ旋回操作するのみでシフト位置を変更できる構成としてもよい。
【0064】
また、上記第1の実施の形態や第2の実施の形態では、シフトレバー装置10、60を車内の床面14に取り付けた構成としたが、シフトレバー装置を車内のインストルメントパネルに取り付けた構成としてもよい。
【0065】
【発明の効果】
請求項1に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された際には旋回部が基部に対し反セレクト方向へ旋回されるため、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーの旋回量を小さくすることができる。
【0066】
また、クラッチの基部をシャフトに対し反セレクト方向へ旋回可能にする必要がないため、変速機とコントロールレバーの旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバーの旋回位置を調整しつつコントロールレバーをクラッチに取り付ける作業が可能になる。
【0067】
請求項2に記載のシフトレバー装置では、車内の床面より突出されたコントロールレバーの上部にクラッチの基部を取り付けるため、コントロールレバーをクラッチに容易に取り付けることができる。またこのため、変速機とコントロールレバーの旋回位置とのマッチングのためにコントロールレバーの旋回位置を調整しつつコントロールレバーをクラッチに取り付ける作業を容易に行うことができる。
【0068】
請求項3に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された際にはクラッチが反セレクト方向へ作動されるため、シフトレバーのクラッチへの係合を解除するためのシフトレバーの旋回量を小さくすることができる。
【0069】
請求項4に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されてクラッチが作動した際にはクラッチの移動部が所定方向へ移動し、シフトレバーが反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際にはシフトレバーがクラッチの移動部を反所定方向へ押圧することでクラッチがシフトレバーに係合されるため、シフトレバーが反セレクト方向へ復帰旋回された際に容易にクラッチをシフトレバーに係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー装置の内部構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシフトレバー装置を示す部分的に破断及び省略した斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るシフトレバー装置の内部構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置
14 車内の床面
20 シフトレバー
26 コントロールレバー
34 クラッチ
36 基部
38 旋回部
48 凸部(移動部)
52 案内壁
54 阻止部
56 許可部
60 シフトレバー装置
62 クラッチ
70 移動部

Claims (4)

  1. シフト方向へ旋回されてシフト位置を変更可能とされると共に所定のシフト位置においてシフト方向に交差するセレクト方向へ旋回可能なシフトレバーと、
    変速機に接続され、シフト方向へ旋回されることで前記変速機をシフト可能とされたコントロールレバーと、
    前記コントロールレバーと共にシフト方向へ旋回可能な基部と前記基部に支持されて前記基部と常に一体にシフト方向へ旋回すると共に前記基部に対し反セレクト方向へ旋回可能な旋回部とを有し、かつ、前記旋回部が前記基部に対し反セレクト方向へ旋回されることで作動可能とされ、前記シフトレバーが所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では作動せずに前記シフトレバーに係合することにより前記シフトレバーがシフト方向へ旋回された際に前記シフトレバーと共にシフト方向へ旋回されて前記コントロールレバーをシフト方向へ旋回させる一方、前記シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では作動して前記シフトレバーへの係合が解除されるクラッチと、
    を備えたシフトレバー装置。
  2. 前記コントロールレバーの上部を車内の床面より突出させると共に前記コントロールレバーの上部に前記基部を取り付けた、ことを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。
  3. シフト方向へ旋回されてシフト位置を変更可能とされると共に所定のシフト位置においてシフト方向に交差するセレクト方向へ旋回可能なシフトレバーと、
    前記シフトレバーの所定のシフト位置以外のシフト位置に対応しかつシフト方向に平行とされた阻止部及び前記シフトレバーの所定のシフト位置に対応しかつ前記阻止部より反セレクト方向側へ凹んだ許可部を有する案内壁と、
    変速機に連結されかつシフト方向へ旋回されることで前記変速機をシフト可能とされると共に反セレクト方向へ作動可能とされ、前記シフトレバーが所定のシフト位置以外のシフト位置に位置する状態では前記阻止部に作動を阻止されて前記シフトレバーに係合することにより前記シフトレバーがシフト方向へ旋回される際に前記シフトレバーと共にシフト方向へ旋回される一方、前記シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回された状態では前記許可部に作動を許可されて前記シフトレバーへの係合が解除されることにより前記シフトレバーがシフト方向へ旋回された際でも前記シフトレバーと共にシフト方向へ旋回されないクラッチと、
    を備えたシフトレバー装置。
  4. 前記クラッチに設けられ、前記シフトレバーが所定のシフト位置からセレクト方向へ旋回されて前記クラッチが作動した際には所定方向へ移動する一方、前記シフトレバーが反セレクト方向へ所定のシフト位置まで復帰旋回された際には前記シフトレバーに反所定方向へ押圧されることで前記クラッチの作動を解除して前記クラッチを前記シフトレバーに係合させる移動部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のシフトレバー装置。
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