JP4628520B2 - 電子装置実装基板の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子装置実装基板の製造方法に関し、より詳しくは、ハイエンドサーバ等の高周波信号を伝送する電子装置実装基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロプロセッサなどのデジタルLSIでは、負荷インピーダンスの急激な変動、電源電圧の変動、及び高周波ノイズを抑えるためにデカップリングコンデンサ(バイパスコンデンサ)が用いられている。
高速動作が要求されるデジタルLSIでは、高周波数帯域、例えばギガヘルツ帯域での安定動作が要求されている。また、デカップリングコンデンサは、LSIの高速化と低消費電力化が進むに伴ってさらなる性能向上が望まれている。
【0003】
LSIチップとデカップリングコンデンサの双方をセラミック基板の同一面上に取り付ける場合には、デカップリングコンデンサとLSIチップを接続するための配線の引き回しが避けられない。
例えば、図1(a),(b) に示すように、デカップリングコンデンサ102とLSIチップ103が同一面上に取り付けられる構造のセラミック基板101は、その内部に三次元的に配置された配線104を有している。そして、デカップリングコンデンサ102とLSIチップ103は、セラミック基板101上の電極105にフリップチップボンディングにより接続され、さらに電極105に接続された配線104を介して互いに電気的に接続されることになる。
【0004】
そのような三次元的に形成される配線104は、その配置の自由度が大きいので、デカップリングコンデンサ102とLSIチップ103を接続する配線104の距離が短くなる。
なお、図1(b) において、X、Y及びZは、互いに直交する三次元の軸を示している。
【0005】
しかし、そのような三次元に配置される配線104を介してLSIチップ103とデカップリングコンデンサ102を接続する構造のセラミック基板101を用いても、LSIの誤動作を防止するためには、デカップリングコンデンサ102とLSIチップ103がさらに近傍に実装されることが要求される。
これは、電子回路では配線がインダクタンス成分、抵抗成分となるため、デカプリングコンデンサ102とLSIチップ103の間の配線104が長くなるほど、LSIの高速動作に対する電源電圧変動の抑止や高周波リップル吸収といったデカップリングコンデンサの効果が小さくなるからである。特に、配線の引き回しによるインダクタンスの増加は、デカップリングコンデンサの高周波特性を悪くする主因となっている。
【0006】
従って、デカップリングコンデンサによる効果を高めるために求められることは、配線の等価直列抵抗(ESR)及び等価直列インダクタンス(ESL)の低減である。
そこで、図2に示すように、絶縁基板106内に平行平板電極型コンデンサ107を形成することにより、基板106上に取り付けられるLSIチップ108とコンデンサ107の距離を短くする構造が知られている。そのような構造によれば、LSIチップ108とコンデンサ107の接続距離は、図1(b) に示す構造に比べて短くなる。そのような基板は、例えば特開平7−37758号公報、特開平8−213755号公報に記載されている。また、特開平8−148368号公報には、基板内に埋め込まれた2つの線状のビアとそれらの間の誘電体によってコンデンサを構成することが記載されている。
【0007】
また、図3(a) は、セラミック基板110とLSIチップ111の間にキャパシタインターポーザ112を介在させた構造を示している。LSIチップ111は、図3(b) に示すように、キャパシタインターポーザ112内のプラグ112a,112b,112cを通して、セラミック基板110内の配線110aとキャパシタインターポーザ112内のコンデンサ113にそれぞれ接続されている。キャパシタインターポーザ112内のコンデンサ113は、図3(b) に示すように、上部電極113aと下部電極113bにより誘電体膜113cを挟んだ構造を有している。そして、キャパシタインターポーザ112内において、コンデンサ113を貫通する第1のプラグ112aは、上部電極113aに接続する一方でホールを介して下部電極113bから絶縁されている。また、コンデンサ113を貫通する第2のプラグ112bは、下部電極113bに接続する一方でホールを介して上部電極113aから絶縁されている。
【0008】
これにより、LSIチップ111は、バンプ114及び第1のプラグ112aを介してコンデンサ113の上部電極113aに接続され、バンプ114及び第2のプラグ112bを介してコンデンサ113の下部電極113bに接続されている。なお、図3(a),(b) 中、符号115は、プラグ112a、112b、112cと配線110aの間に介在されるバンプを示している。
【0009】
そのようなコンデンサ113に類似の構造が特開平4−211191号公報に記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したようなコンデンサとLSIチップの接続の構造によれば、以下に示すような問題がある。
まず、コンデンサ内蔵基板を使用する場合には、コンデンサとLSIチップを最短で接続するためには、LSIチップに対応した位置にコンデンサを形成する必要があるため、LSIチップの種類に応じたコンデンサ内蔵基板が必要になるために、コンデンサ内蔵基板の汎用性が狭くなる。
【0011】
また、ハイエンドサーバに使用される半導体素子では端子数が数千を越えるものがあり、これに対応する微小径、微小ピッチのプラグをインターポーザ内に製造することは難しい。そのインターポーザを構成するセラミックをグリーンシート法で形成する場合には、プラグのピッチは100〜200μmが限界であり、それ以下の微細化が難しい。さらに、インターポーザ上に形成される薄膜のコンデンサのリークを防止するためには、セラミック表面の平坦化が必要になるが、その平坦性の向上が難しい。
【0012】
本発明の目的は、汎用性が高く、信頼性向上が図れるコンデンサを内蔵した電子装置実装基板の製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、中心導体線の周囲に誘電体層を形成する工程と、前記誘電体層の上に筒状の導電層を形成する工程と、前記導電層の周囲に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層に覆われた前記導電層、前記誘電体層及び前記中心導体線からなる多層構造線を複数用意する工程と、複数の前記多層構造線を束ねる工程と、複数の前記多層構造線のそれぞれの前記絶縁層を互いに一体化して基板を形成する工程を有する電子装置実装基板の製造方法によって解決される
【0015】
本発明に関連する電子装置実装基板によれば、中心導電部の周囲に筒状の誘電体層と筒状の導電層を形成してなる同軸多層構造を、絶縁層(基板)を介して複数配置された基板構造を有している。これにより、同軸多層構造を選択的にビアとして使用したりコンデンサとして使用することが可能になり、汎用性が高くなる。
【0016】
コンデンサとして使用する部分では、筒状の導電層に接続される配線を絶縁層上に形成したり、中心導電部の上にバンプを形成すると、コンデンサとLSIチップの接続が容易になる。コンデンサの一対の電極は中心導電部(中心導体線)と筒状の導電層によって構成される。
そのコンデンサは、中心導電部の周囲に形成されるので、絶縁層の表面の凹凸の影響を受けることはなく、信頼性が高くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
そこで、以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図4(a) 〜(d) は、本発明の一実施形態を示す電子装置に接続されるコンデンサの製造工程を示す断面図、図5、図6(a) 〜(c) は電子装置実装基板の製造工程を示す斜視図である。
【0018】
まず、図4(a) に示すように、直径50μmの銅線1aの表面に厚さ0.2μmの白金層1bを被覆して構成される中心導体線(中心導電部)1を用意する。そして、図4(b) に示すように、中心導体線1の外周面上に筒状の誘電体層2を形成する。
誘電体層2として、チタン酸バリウムストロンチウム(BST;(Ba,Sr)TiO3)のような高誘電体を用いる場合には、BST誘電体層2は例えば次のようなゾル・ゲル法によって形成される。
【0019】
即ち、図7(a) に示すように、Ba、Sr、Tiの複合アルコキシド溶液からなる出発溶液51を液糟52に入れ、中心導体線1を出発溶液内に浸漬しながら長さ方向に一定速度tで移動させる。1回の浸漬について100nm程度の膜厚のアルコキシド層が中心導体線1表面上に形成される。そして、図7(b) に示すように、溶液槽52から出た中心導体線1の表面上のアルコキシド層をヒータ53によって温度T1 (例えば120℃)、10分間の条件で乾燥し、さらに、図7(c) に示すように、ヒータ54によってアルコキシド層を温度T2 (例えば300℃)、10分間の条件で仮焼成する。
【0020】
そのように、中心導体線1の出発溶液51への含浸、中心導体線1上のアルコキシド層の乾燥、仮焼成、といった一連の工程を1回又は複数回、例えば4回繰り返して、中心導体線1上のアルコキシド層をBST層として使用する。そして、最後に、BST層を温度700℃、時間60分で本焼成し、BST層を結晶化させる。これにより、BST層は、膜厚が400nm、比誘電率が500、誘電体損失が2%以下となって、筒状の誘電体層2として用いられる。誘電体層2の膜厚は、一連の工程の繰り返し回数の変更等によって制御される。
【0021】
次に、誘電体層2によって覆われた中心導体線1の上に、図4(c) に示すような筒状の外側導電体層3をスパッタ法、蒸着法又はメッキ法のいずれかによって例えば5μmの厚さに形成する。スパッタ法又は蒸着法によって外側導電体層3を形成する場合には、外側導電体層3を周方向に一定速度で回転させると、均一な厚さの筒状の外側導電体層3が誘電体層2上に形成される。これにより、中心導体線1、誘電体層2及び外側導電体層3から構成される同軸多層構造線4が形成される。
【0022】
次に、図8(a) に示すように、溶剤に溶解させたポリイミド、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂液55に同軸多層構造線4を浸漬しながら一定速度で長さ方向に移動させると、同軸多層構造線4の表面には、図4(d) に示すように樹脂製の熱可塑性絶縁層5が筒状に形成される。ついで、図8(b) に示すように、熱可塑性絶縁層5をヒータ56により加熱して乾燥する。この場合、同軸多層構造線4の移動速度と熱可塑性樹脂液55中への浸漬回数を調整することにより、熱可塑性絶縁層5の膜厚を制御して例えば80μm程度にする。
【0023】
以上の工程によって、図5に示すように、中心導体線1、誘電体層2、外側導電体層3及び熱可塑性絶縁層5により得られる被覆導線6の直径は220μmとなる。
そのような線材を図6(a) に示すように多数本束ねて、それらを温度300℃で加熱接合すると、隣接する複数の被覆導線6のそれぞれの熱可塑性絶縁層5は図6(b) に示すように融着するので、図6(b) に示すように、熱可塑性絶縁層5をベースにして、複数の同軸多層構造線4が例えばピッチ200μm間隔で千鳥格子状に配置された基板ブロック7が形成される。
【0024】
続いて、図6(c) に示すように、基板ブロック7を所定の厚さ、例えば0.5mmの厚さに切断すると、膜厚方向に同軸多層構造線4が貫通する構造の新たな電子装置実装基板7aが完成する。その同軸多層構造線4は、コンデンサ(キャパシタ)として使用され、さらに、ビアとして使用される。即ち、中心導体線1、誘電体層2及び外側導電体層3をコンデンサCとして使用することもできるし、中心導体線1、外側導電体層3をビアとして使用することもできる。なお、電子装置実装基板7a内では中心導体線1は、切断されて柱状になる。
【0025】
その電子装置実装基板7aは、例えばキャパシタインターポーザとして使用する場合に、LSIチップを中心導体線1、外側導体線3に接続するための引出配線とバンプは、以下のような工程により形成される。
図9〜図11は、電子装置実装基板7aに引出配線、バンプを形成する工程を示す断面図であり、それらの図は電子装置実装基板7aのうちの1つの同軸多層構造線4とその周辺部分を示している。
【0026】
まず、図9(a) に示すように、電子装置実装基板7aの上面と下面のそれぞれに、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、その他の無機材料よりなる第1の保護絶縁膜11と第2の保護絶縁膜12を形成する。続いて、レジストを使用するフォトリソグラフィー法により第1の保護絶縁膜11をパターニングして筒状の外側導電層3の上面を露出させる環状の第1の開口部11aを形成する。
【0027】
次に、図9(b) に示すように、第1の保護絶縁膜11の上と第1の開口部11aの中に、アルミニウム、タングステン等の第1の金属膜13を形成する。続いて、図9(c) に示すように、第1の金属膜13をパターニングすることにより、第1の金属2よりなる第1の引出配線13aを形成する。この引出配線13aは筒状の外側導電層3の上面から隣の別の外側導電層3との間の位置に延びる形状に形成される。
【0028】
この第1の引出配線13aを形成した後にフォトレジストを溶剤によって除去することになるが、電子装置実装基板7aは無機材料よりなる第1及び第2の保護絶縁膜11,12によって覆われているので、電子装置実装基板7aを構成する有機材料の熱可塑性絶縁層5がエッチングされることがない。
次に、図10(a) に示すように、第1の保護絶縁膜11、第1の引出配線13aの上にカバー絶縁膜14を形成する。カバー絶縁膜14としては、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜等の無機絶縁膜、或いはポリイミドのような有機絶縁膜を用いてもよい。
【0029】
続いて、図10(b) に示すように、カバー絶縁膜14をパターニングして同軸多層構造線4の中心導体線1の上に第2の開口部14aを形成するとともに、筒状の外側導電層3から離れた領域で第1の引出配線13aの上に第3の開口部14bを形成する。第2及び第3の開口部14a,14bを形成する方法としてはフォトレジストを用いるフォトリソグラフィー法を採用してもよく、また、カバー絶縁膜14が有機材料から構成されている場合にはレーザ照射法を採用してもよい。
【0030】
次に、図10(c) に示すように、チタン、窒化チタンその他の金属材料よりなる下地金属膜15をカバー絶縁膜14上と第2及び第3の開口部14a,14b内に形成する。さらに、下地金属膜15の上にフォトレジスト16を塗布し、これを露光、現像することにより第2及び第3の開口部14a,14bとその周辺を露出する第1及び第2の窓16a,16bを形成する。そして、下地金属膜15を電極として使用する電解メッキ法により第1及び第2の窓16a,16bの中に選択的に金、錫鉛等よりなる第1及び第2のバンプ17a,17bを形成する。
【0031】
さらに、フォトレジスト16を溶剤により除去した後に、図11(a) に示すように、第1及び第2のバンプ17a,17bをマスクに使用して下地金属膜16をスパッタエッチング等により除去することにより、第1のバンプ17aと第2のバンプ17bの下にのみ下地金属膜16を残す。
これにより、電子装置実装基板7a上の第1及び第2のバンプ17a,17bは、図12の平面の配置となる。
【0032】
その後に、図11(b) に示すように、第2の保護絶縁膜12をパターニングして同軸多層構造線4の中心導体線1の下に第4の開口部12aを形成する。その後に、第2の保護絶縁膜12を金属膜18で覆い、さらに、その金属膜18を電極に使用して、フォトレジスト(不図示)を用いた電解メッキ法により中心導体線1の下に金属膜18を介して第3のバンプ19aを形成する。そして、フォトレジスト(不図示)を除去した後に、第3のバンプ19aをマスクに使用して金属膜18をエッチングする。
【0033】
以上のような工程によって形成された第1のバンプ17aは中心導体線1に接続され、第2のバンプ17bは外側導電層3に接続される。この場合、中心導体線1と外側導電層3とそれらの間の誘電体層2によってデカップリング効果を奏するコンデンサCが構成される。また、電子装置実装基板7aの上面側の第1のバンプ17aは、中心導体線1と第3のバンプ19aを介して下側に電気的に引き出されることになるので、コンデンサCを構成する中心導体線1は、ビア(プラグ)として使用してもよく、この場合には、外側導電層3をシールド層として使用してもよい。
【0034】
ところで、図11(b) に示す例では、電子装置実装基板7aの上面上の第2のバンプ17bが電子装置実装基板7aの下側に電気的に引き出されていないが、第2のバンプ17bを下側に電気的に引き出す場合には、隣接する別の中心導体線1をビアとして使用してもよい。
即ち、図13に示すように、電子装置実装基板7aの上面側で外側導電層3に接続された引出配線13aを隣の中心導体線1の上まで延在させるとともに、第1の保護絶縁膜11をパターニングして隣の中心導体線1の上に第5の開口部11bを形成する。
【0035】
これにより、引出配線13aは隣の中心導体線1の上面に接続される。引出配線13aの上に形成される第2のバンプ17bの位置は第1のバンプ17aから離れた位置であれば特に特定されるものではないが、隣の中心導体線1の上に形成するのが好ましい。また、電子装置実装基板7aの下側において、隣の中心導体線1を露出する第6の開口12bを第2の保護絶縁膜12に形成することにより、隣の中心導体線1の下に第4のバンプ19bを接続してもよい。なお、第4のバンプ19bは、第3のバンプ19aと同時に形成してもよく、この場合には、第4のバンプ19bと隣の中心導体線1の間には金属膜18が介在することになる。これにより、コンデンサCを構成する筒状の外側導電層3は、電子装置実装基板7aの上側の引出配線13aと隣の中心導体線1を介して下側に電気的に引き出される。
【0036】
なお、図13に示した第1及び第2のバンプ17a,17bの平面構成は、図14に示すようになる。
以上のような構造を有する電子装置実装基板7aをキャパシタインターポーザとして使用する場合には、図15に示すように、LSIチップ21とセラミック基板22の間に電子装置実装基板7aを挟んだ状態で、バンプを介してLSIチップと電子装置実装基板7aを接続し、さらに、バンプを介して電子装置実装基板7aとセラミック基板22を接続する。
【0037】
この場合、図16に示すように、LSIチップ21の一部のバンプ21a,21bは、コンデンサを構成する中心導体線1と筒状の外側導電層3にそれぞれ接続される。また、コンデンサとして使用しない部分は、コンデンサの中心導体線1及び外側導電層3は単にビアとして使用されることになって、バンプ17c、19cを介してLSIチップ21のバンプ21cとセラミック基板22の電極22aとの間に介在されることになる。
【0038】
なお、図15,図16中符号23は、セラミック基板22の底部に取り付けられたピンを示し、それらのピン23は、セラミック基板22内の配線22bを介して電子装置実装基板7aに接続される。
以上のような電子装置実装基板7aでは、中心導体線1の周囲に誘電体層2と外側導電層3を形成し、これをコンデンサとして使用できるようにしたので、LSIチップとコンデンサの接続を短い距離で接続することができるので、等価インダクタンス、等価抵抗を小さくすることができ、デジタルLSIの高速化に伴う高周波帯域における電源電圧変動及び高周波ノイズに対して有効なデカップリング機能を期待できる。しかも、外側導電層3に引出電極13aを接続しない状態では、中心導体線1を通常のビアとして使用することができるので、回路設計の自由度が広がる。また、中心導体線1と外側導電層3を同心円上に配置してなる配線は、一般的な同軸ケーブルと同じように、高周波信号を効率よく伝送できる。
【0039】
この結果、高速デジタルLSIの動作の信頼性を向上させ、基板搭載型のチップコンデンサ部品を不要となることにより回路基板の小型化、高密度化が実現できる。しかも、コンデンサCは、基板に内蔵された同軸の一対の電極とその間の円筒状の誘電体層から構成されているので、基板の表面の凹凸がコンデンサのリーク電流に影響を与えることはない。
【0040】
また、電子装置実装基板7a内に形成されるコンデンサCは、同軸上に形成された中心導体線1、筒状の誘電体層2と筒状の外側導電層3から構成され、また、隣り合うコンデンサ相互間の距離は同軸多層構造線4の周囲に形成する熱可塑性絶縁層5の厚さによって決定するために、その膜厚を50μm程度にすれば、隣り合う同軸多層構造線4の間の距離を100μmよりも小さくすることが可能になる。
【0041】
ところで、上記した誘電体層2はゾル・ゲル法によって形成されているが、スパッタリング法を用いてもよい。例えば、チャンバ内にアルゴンガスを36sccmの流量で導入し、ターゲットをチャンバ内に配置し、酸素ガスを4sccmで導入し、そのチャンバ内の真空度を0.5Paとなるように内部のガスを排気するとともに、チャンバ内でターゲットに印加する電力を120Wに設定して、10時間で200nmの膜厚の複合酸化物、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT;(Pb,Zr)TiO3)を導電線の周囲に形成する。PZTを形成する際のターゲット材料としてはPZTの焼結体を使用する。この場合、中心導体線1の周囲の複合酸化物の膜厚を一定にするために、チャンバ内で中心導体線1を周方向に一定速度で回転させるようにするのが好ましい。
【0042】
また、誘電体層2の構成材料として樹脂を用いてもよい。例えば、ポリアミック酸溶液中で導電線1を浸漬しながら長さ方向に一定速度で通過させる。そして、1回の浸漬について5μm程度の膜厚の樹脂層を導電線1表面上に形成する。さらに、出発溶液の溶液槽から出た導電線1の表面上の樹脂層(誘電体層)を例えば温度120℃、時間10分で乾燥し、さらに温度300℃、時間30分で焼成する。
【0043】
そのような中心導体線1のポリアミック酸溶液への含浸と、中心導体線1上の樹脂層の乾燥と焼成といった一連の工程を2回繰り返して膜厚10μmの樹脂層(誘電体層)を中心導体線1上に形成する。その誘電体層2は比誘電率が3.0となる。
なお、誘電体層2をCVD法により形成してもよい。CVD法により形成する膜は例えば、窒化シリコン、酸化シリコン等のシリコン化合物がある。また、誘電体層2の形成方法は上記した説明に限られるものではなく、例えば、樹脂を電着、静電塗装、含浸、蒸着させたり、または、アルミナ、シリカなどの無機物微粒子(フィラー)を分散した樹脂を電着、静電塗装、含浸させる方法を採用しても良い。
【0044】
さらに、図上記した例では、筒状の外側導電層2の周囲に熱可塑性絶縁層5を形成したが、その代わりにシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、その他のシリコン化合物を形成してもよい。例えば、中心導体線1の周囲に誘電体層2と外側導電層3からなる同軸多層構造線4を形成した後に、同軸多層構造線4をSOG溶液中に浸漬しながら長さ方向に一定速度で通過させる。SOG溶液は、珪素化合物及び添加物(有機バインダー、ガラス室形成剤など)を有機溶剤に溶解したものである。その後に、同軸多層構造線4上のSOGを350℃程度に加熱して溶剤の蒸発と脱水・重合反応を進行させてシリコン酸化層とする。これにより得られた線材を図6に示すと同様にして複数束ねて加熱一体化する。ここで、加熱温度を例えば700℃以上とする。そのような熱可塑性絶縁層5は、無機物から構成されるので、図9〜図11に示すような引出配線とバンプを形成する工程では、保護絶縁膜11,12は省略される。
【0045】
(付記1)中心導電部、該中心導電部の周囲に形成された筒状誘電体層、及び該筒状誘電体層の周囲に形成された筒状導電層を有する同軸多層構造が略平行に寄せ集められてなり、相互間が絶縁層で固められた電子装置実装基板。
(付記2)前記同軸多層構造の中心軸は、前記絶縁層を上下に貫通する方向であることを特徴とする付記1に記載の電子装置実装基板。
【0046】
(付記3)前記中心導電部の上端又は下端の少なくとも一方にはバンプが接続されることを特徴とする付記1に記載の電子装置実装基板。
(付記4)前記絶縁膜層の上面のうち前記筒状導電層の端からその外側には配線が形成されていることを特徴とする付記1に記載の電子装置実装基板。
(付記5)前記配線の上にはカバー絶縁膜が形成され、該カバー絶縁膜には前記中心導電部の端面を露出する開口部が形成されていることを特徴とする付記4に記載の電子装置実装基板。
【0047】
(付記6)前記配線の上面と前記中心導電部の前記端面の上には、それぞれバンプが形成されていることを特徴とする付記5に記載の電子装置実装基板。
(付記7)前記配線は、隣の前記中心導体部の上に延びて接続されていることを特徴とする付記4に記載の電子装置実装基板。
(付記8)前記筒状誘電体層は、酸化物誘電体材料、樹脂のいずれかから構成されていることを特徴とする付記1に記載の電子装置実装基板。
【0048】
(付記9)前記酸化物誘電体材料は、PZT、BSTのいずれかであることを特徴とする付記8に記載の電極装置実装基板。
(付記10)中心導体線の周囲に誘電体層を形成する工程と、前記誘電体層の上に筒状の導電層を形成する工程と、前記導電層の周囲に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層に覆われた前記導電層、前記誘電体層及び前記中心導体線からなる多層構造線を複数用意する工程と、複数の前記多層構造線を束ねる工程と、複数の前記多層構造線のそれぞれの前記絶縁層を互いに一体化して基板を形成する工程を有することを特徴とする電子装置実装基板の製造方法。
【0049】
(付記11)複数の前記多層構造線が露出するように前記基板を切断して所望の厚さにする工程をさらに有することを特徴とする付記10に記載の電子装置実装基板の製造方法。
(付記12)前記誘電体層は、スパッタ法、CVD法、溶液含浸法のいずれかによって酸化物誘電体材料を前記中心導体線の周囲に付着させて形成されることを特徴とする付記10に記載の電子装置実装基板の製造方法。
【0050】
(付記13)前記誘電体層は、電着、静電塗装、含浸、蒸着のいずれかによって形成されることを特徴とする付記10に記載の電極装置装置実装基板の製造方法。
(付記14)前記誘電体層として、BST、PZT、樹脂のいずれかを前記中心導体線の周囲に形成することを特徴とする付記10に記載の電子装置実装基板の製造方法。
【0051】
(付記15)前記絶縁層として、前記導電層の周囲に熱可塑性絶縁膜を形成し、複数の前記多層構造線のそれぞれの前記絶縁層を加熱により一体化することを特徴とする付記10に記載の電子装置実装基板の製造方法。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、中心導電部の周囲に筒状の誘電体層と筒状の導電層を形成してなる同軸多層構造を、絶縁層(基板)を介して複数配置された基板構造を有しているので、同軸多層構造を選択的にビアとして使用したりコンデンサとして使用することが可能になり、汎用性を高くすることができる。
【0053】
コンデンサとして使用する部分では、筒状の導電層に接続される配線を絶縁層上に形成したり、中心導電部の上にバンプを形成すると、コンデンサとLSIチップの接続が容易になる。
そのコンデンサは、中心導電部の周囲に形成されるので、絶縁層の表面の凹凸の影響を受けることはなく、信頼性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) は、従来の電子装置及びコンデンサの基板上への実装状態を示す側面図、図1(b) は、図1(a) の部分断面図である。
【図2】図2は、従来のコンデンサ内蔵基板上へのLSIチップ実装状態を示す側面図である。
【図3】図3(a) は、キャパシタインターポーザをLSIチップとセラミック基板との間に介在させた状態を示す側面図、図3(b) はその部分断面図である。
【図4】図4(a) 〜(d) は、本発明の実施形態に係る電子装置実装基板の製造に使用される被覆導電線の形成工程を示す断面図である。
【図5】図5は、図4(d) に示した同軸多層構造線の外観を示す斜視図である。
【図6】図6は、図5に示した同軸多層構造線を使用して本発明の実施形態に係る電子装置実装基板を形成する工程を示す斜視断面図である。
【図7】図7(a) 〜(c) は、図5に示した同軸多層構造線の誘電体層の形成方法の一例を示す工程図である。
【図8】図8(a),(b) は、図5に示した同軸多層構造線の熱可塑性絶縁層の形成方法の一例を示す工程図である。
【図9】図9(a) 〜(c) は、本発明の実施形態に係る電子装置実装基板の表面への配線、バンプの形成工程を示す断面図(その1)である。
【図10】図10(a) 〜(c) は、本発明の実施形態に係る電子装置実装基板の表面への配線、バンプの形成工程を示す断面図(その2)である。
【図11】図11(a),(b) は、本発明の実施形態に係る電子装置実装基板の表面への配線、バンプの形成工程を示す断面図(その3)である。
【図12】図12は、図11(b) の上面図である。
【図13】図13は、本発明の実施形態に係る電子装置実装基板の別な配線及びバンプ構成を示す断面図である。
【図14】図14は、図13の上面図である。
【図15】図15は、本発明の実施形態に係る電子装置実装基板をキャパシタインターポーザとして使用する一例を示す側面図である。
【図16】図16は、図15の部分断面図である。
【符号の説明】
1…中心導体線(中心導電部)、2…誘電体層、3…導電層、4…同軸多層構造線、5…熱可塑性絶縁層、6…被覆導電線、7…基板ブロック、7a…電子装置実装基板、13a…引出配線、17a,17b…バンプ、19a…バンプ。

Claims (2)

  1. 中心導体線の周囲に誘電体層を形成する工程と、
    前記誘電体層の上に筒状の導電層を形成する工程と、
    前記導電層の周囲に絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層に覆われた前記導電層、前記誘電体層及び前記中心導体線からなる多層構造線を複数用意する工程と、
    複数の前記多層構造線を束ねる工程と、
    複数の前記多層構造線のそれぞれの前記絶縁層を互いに一体化して基板を形成する工程
    を有することを特徴とする電子装置実装基板の製造方法。
  2. 複数の前記多層構造線が露出するように前記基板を切断して所望の厚さにする工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の電子装置実装基板の製造方法。
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