JP4628489B1 - 書類収納用ファイル付きバインダー - Google Patents

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Abstract

【課題】書類を挟むクリップが表側に取り付けられたバインダーボードの裏側に、書類を収納するファイルを装着した書類収納用ファイル付きバインダーにおいて、バインダーボードの表側を上向きとして使用する際に、下向きとなるバインダーボードの裏側に装着したファイルから書類が脱落することを防止する。
【解決手段】バインダーボード2の裏側に装着されたファイル4の開口43となる二辺41、42の角部48に、磁力によりファイル4の開口43の角部48を閉じる磁石手段5を配設した。磁石手段5によってファイル4の開口43の角部48が閉じられるので、バインダーボード2の表側を上向きとして使用する際に、下向きとなるバインダーボード2の裏側のファイル4の開口43が、ファイル4内に収納された書類の重量によって垂れ下がるように開くことはなく、ファイル4から書類が脱落することを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、書類を挟むクリップが取り付けられたバインダーボードの裏側に、書類を収納するファイルを装着した書類収納用ファイル付きバインダーに関する。
バインダーとして、書類が載せられその書類に筆記具で記入する際の下台となるバインダーボードに、書類を挟むクリップを設けたもの(所謂クリップボード)が知られてる。また、ファイルとして、長方形状の薄い袋体の隣り合う二辺が開口され、その隣り合う二辺の開口から書類を出し入れするもの(所謂フォルダファイル)が知られている。
本発明者は、上述したクリップボードとフォルダファイルとを合体させれば、営業活動等において便利なツールとなることを見出した。すなわち、本発明者は、表側に書類を挟むクリップが設けられたバインダボードの裏側に、長方形状の薄い袋体の隣り合う二辺が開口された書類収納用のファイルを装着して成る書類収納用ファイル付きバインダーを創案した。
かかる書類収納用ファイル付きバインダーにおいては、裏側のファイルには、営業先に関連する書類を幾枚か収納しておき、表側のバインダーのクリップには、その場で記入する書類を挟んでおく。そして、営業先にて、表側の書類の記入が終了したら、記入済みの書類を裏側のファイルに収納し、代わりにファイルから新たに記入すべき別の書類を取り出して表側のバインダーのクリップに挟む。
この書類収納用ファイル付きバインダーによれば、書類を収納するファイルと書類に記入する際に用いるバインダーとが一体となっているので、ファイルとバインダーとを別々に持ち運ぶ必要がない。また、ファイルとバインダーとが裏表の配置となっているので、営業員が営業先で立ったまま、書類を速やかにファイルとバインダーとの間で入れ替えることができる。
なお、従来技術として、背表紙に磁石が設けられたサブファイルを、メインファイルに設けた板金に吸着させ、着脱自在としたファイル文具(特許文献1)、ファイルに磁石を取り付け、その磁石によりファイルを冷蔵庫等の表面に吸着させるようにした書類保管装置(特許文献2)等が知られているが、いずれもファイルとバインダーとを合体させたものではなく、本願発明とは直接関係はない。
特開2003−341270号公報 特開2005−059421号公報
ところで、上述した書類収納用ファイル付きバインダーは、営業員が営業先で立ったまま使用する際、バインダボードの表側を上方に向けた状態で、左手でバインダーボードを把持し、右手で筆記具を掴み、立ち姿勢で、バインダボードの表側に載せられた書類に記入することになる。
しかし、このようにバインダーボードの表側を上方に向けると、バインダボードの裏側が下方に向いた状態となるため、バインダーボードの裏側に装着したファイルの開口が、ファイル内に収納した書類の重量によって垂れ下がるように開いてしまい、ファイルから書類が脱落し易い。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、バインダーボードの表側を上向きとして使用する際に、バインダーボードの裏側に装着したファイルから書類が脱落することを防止でき、使い勝手のよい書類格納用ファイル付きバインダーを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、書類が載せられ、該書類に記入する際の下台となるバインダーボードと、該バインダーボードの表側に設けられ、書類を挟んで保持するクリップと、前記バインダーボードの裏側に装着され、長方形状の薄い袋体の隣り合う二辺が開口された書類収納用のファイルと、該ファイルの前記二辺の角部に配設され、磁力により前記ファイルの開口の角部を閉じる磁石手段とを備え、前記ファイルが、前記バインダーボードの裏側に固定された長方形状の下シート部と、長方形状に形成され隣り合う二辺が前記下シート部に接続された上シート部とを有し、前記磁石手段が、前記上シート部に固定された永久磁石又は鉄片から成る上側磁気吸着部と、前記バインダーボード及び前記下シート部の少なくとも一方に固定され、前記上側磁気吸着部に吸着される永久磁石又は鉄片から成る下側磁気吸着部とを有し、前記上側磁気吸着部と前記下側磁気吸着部とにより、前記ファイルの開口の角部を閉じると共に前記ファイル内に収納された書類を挟んで保持することを特徴とする書類収納用ファイル付きバインダーである。
請求項2に係る発明は、前記ファイルが、透明なクリアファイルである請求項1に記載の書類収納用ファイル付きバインダーである。
請求項3に係る発明は、前記ファイルの開口を成す前記上シート部の隣り合う二辺の少なくとも一方に、前記上シート部と前記下シート部との間に使用者の手指を案内するため、凹状又は凸状に形成された手掛かり部を設けた請求項1又は2に記載の書類収納用ファイル付きバインダーである。
請求項4に係る発明は、前記上側磁気吸着部の前記手掛かり部側の縁と、前記下側磁気吸着部の前記手掛かり部側の縁とが、前記バインダーボードの垂直方向から見て重なっている請求項3に記載の書類収納用ファイル付きバインダーである。
請求項5に係る発明は、前記クリップを前記バインダーボードの表側の一辺に偏らせて設け、かかるバインダーボードの表側において、前記クリップが設けられた側を上側とし、その左方を左側、右方を右側とすると、前記ファイルの開口を成す二辺が、前記バインダーボードの表側から見て、上側と右側とに配置された請求項1乃至4のいずれかに記載の書類収納用ファイル付きバインダーである。
本発明によれば次のような効果を発揮できる。
(1)請求項1に係る発明によれば、バインダーボード裏側に装着したファイルの開口の角部が磁石手段によって閉じられるので、バインダーボード表側を上向きとして使用する際に、下向きとなるバインダーボード裏側のファイルの開口がファイル内に収納された書類の重量によって垂れ下がるように開くことはなく、ファイルからの書類の脱落を防止できる。詳しくは、磁石手段を構成する上側磁気吸着部と下側磁気吸着部とによって、ファイルの開口の角部を閉じると共にファイル内に収納された書類を挟んで保持するので、ファイルから書類が脱落することを的確に防止できる。
(2)請求項2に係る発明によれば、ファイルに透明なクリアファイルを用いているので、バインダーボードの裏側を上向きにすることで、ファイルに収納された一番上の書類を外部から視認することができ、営業先の担当者に説明するために見せる資料とすることができる。
(3)請求項3に係る発明によれば、ファイルの上シート部に凹状又は凸状に形成された手掛かり部を設け、この手掛かり部によって使用者の手指をファイルの上シート部と下シート部との間に案内するようにしたので、上シート部と下シート部との間に案内された手指で上シート部を持ち上げることで、上側磁気吸着部が下側磁気吸着部から斜めに引き離され、ファイルの開口を容易に開くことができる。
(4)請求項4に係る発明によれば、上側磁気吸着部の手掛かり部側の縁と下側磁気吸着部の手掛かり部側の縁とが重なっているので、手指で上シート部を持ち上げて上側磁気吸着部を下側磁気吸着部から斜めに引き離す際、上側磁気吸着部と下側磁気吸着部との重合面積が徐々に小さくなって吸着力が弱まった後に上側磁気吸着部が下側磁気吸着部から離間する。よって、上シート部の上側磁気吸着部近傍における応力集中を回避でき、耐久性が向上する。
(5)請求項5に係る発明によれば、ファイルの開口を成す二辺がバインダーボード表側から見て上側と右側とに配置されているので、表側を上向きとしたバインダボードの左側を左手で把持した状態で、右手でファイルの開口を開閉操作でき、使い勝手がよい。
本発明の一実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダーの説明図であり、(a)は同バインダーの表側の斜視図、(b)は同バインダーの裏側の斜視図である。 図1に示す書類収納用ファイル付きバインダーの裏側の平面図である。 図1、図2に示す書類収納用ファイル付きバインダーのファイルを開口させる様子を示す説明図であり、(a)はファイルの開口が閉じた状態を示す図2のIII−III線断面図、(b)は開口を開く第1ステップを示す断面図、(c)は開口を開く第2ステップを示す断面図、(d)は開口が開いた様子を示す断面図である。 本発明の第1の変形実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダーの裏側の斜視図である。 図4に示す書類収納用ファイル付きバインダーの断面図である。 本発明の第2の変形実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダーの裏側の平面図である。 本発明の第3の変形実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダーの裏側の平面図である。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(a)、図1(b)、図2に示すように、本実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1は、書類が表側に載せられるバインダーボード2と、バインダーボード2の表側に設けられたクリップ3と、バインダーボード2の裏側に装着された書類収納用のファイル4と、ファイル4の開口の角部を磁力により閉じる磁石手段5とを備えている。
バインダーボード2は、ABS樹脂やPVC樹脂等から長方形の板状に形成されたボード本体(例えばA4サイズ)21と、ボード本体21の四隅に装着され落下時等に四隅が損傷することを防止するため四隅を抱き込むようにL字状に形成された補強金具22とを備えており、ボード本体21の上に載せられた書類に筆記具で記入する際の下台となる。なお、補強金具22はボード本体21の四隅にカシメられている。
バインダーボード2の表側には、書類を挟んで保持するクリップ3が、バインダーボード2の一辺に偏らせて設けられている。クリップ3は、ボード本体21に固定された金属製のベース31と、金属ロッドを略コ字状に屈曲して成りその両端部がベース31に回動可能に取り付けられた押えアーム32と、押えアーム32をベース31に押し付けるように付勢するバネ(図示せず)とを有し、バネの付勢力によって押えアーム32とベース31との間に書類を挟持する。ベース31には、略U字状に形成された引っ掛け金具33が、ボード本体21から突き出るように取り付けられている。
バインダーボード2の裏側には、書類収納用のファイル(例えばA4サイズ:バインダーボード2の用紙と同サイズ)4が装着されている。ファイル4は、長方形状の薄い袋体の隣り合う二辺41、42が開口された構造であり、その二辺41、42の開口43を通じて書類を出し入れし、内部に幾枚(例えば1〜30枚程度)かの書類を収納する。詳しくは、ファイル4は、バインダーボード2の裏側に固定された長方形状の下シート部44と、長方形状に形成され隣り合う二辺46、47が下シート部44に接続された上シート部45とを有し、上シート部45と下シート部44との接続されない二辺41、42が開口43となっている。
本実施形態のファイル4は、上シート部45と下シート部44とが接続された大きさのPP樹脂製等の平坦なシートを半分に折り畳み、その折り畳み部の一辺46に隣接する上シート部45の一辺47と下シート部44の一辺47とが溶着或いは接着等により接続されて構成され、上シート部45と下シート部44との接続されていない残りの二辺41、42が書類を出し入れするための開口43となっている。また、本実施形態のファイル4には、内部を透視できる透明なクリアファイルが用いられているが、色付きのファイルを用いても構わない。
ファイル4の開口43を成す二辺41、42の角部48には、磁力によりファイル4の開口43の角部48を閉じる磁石手段5が配設されている。磁石手段5は、上シート部45に固定された上側磁気吸着部51と、バインダーボード2に固定された下側磁気吸着部52とから成り、上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52とが磁気的に吸着することで、ファイル4の開口43の角部48を閉じると共にファイル4内に収納された書類を挟んで保持する。
図1(b)、図2、図3(a)に示すように、上側磁気吸着部51及び下側磁気吸着部52は、共に高さの低い円柱状に形成された同寸法の永久磁石から成り、互いに吸着し合うように、N極とS極とが対向されている。上側磁気吸着部51及び下側磁気吸着部52は、互いに磁気的に吸着すればよいので、いずれか一方を永久磁石とし、他方を鉄片としてもよい。また、これら永久磁石、鉄片は、断面円状に限られず、断面角状でもよく、薄いシート状のものでも構わない。
図3(a)に示すように、上側磁気吸着部51は、ファイル4の上シート部45の外面に接着剤等で固定されている。下側磁気吸着部52は、バインダーボード2の裏側に下側磁気吸着部52の形状に合わせて形成された凹部23に嵌め込まれており、そこに接着剤等で固定されている。なお、下側磁気吸着部52は、バインダーボード2ではなく下シート部44に固定(接着)されてもよい。この場合、上側磁気吸着部51を図3(b)〜(d)に示すように下側磁気吸着部52から引き離す際、下シート部44が持ち上がらないようにするため、下シート部44をバインダボード2にしっかりと固定(接着)しておく。すなわち、下側磁気吸着部52は、バインダーボード2及び下シート部44の少なくとも一方(両方でもよい)に固定(接着)される。
下側磁気吸着部52の上面とバインダーボード2の裏側の面とは面一となっている。このため、バインダーボード2の裏側の面に貼付される裏表紙(裏紙)24に皺が発生することはなく、美観が損なわれない。裏表紙24は、バインダーボード2の裏側に、略全面に亘って貼付されており、この裏表紙24によって下側磁気吸着部52が覆われている。裏表紙24の上には、ファイル4の下シート部44が、接着剤や両面テープ等で固定されている。なお、裏表紙24を省略してもよい。この場合、バインダーボード2の裏側の面に、直接、ファイル4の下シート部44を接着剤や両面テープ等で固定する。
こうして、バインダーボード2の裏側に固定されたファイル4の上シート部45の外面には、上側磁気吸着部51が接着剤等で取り付けられている。上側磁気吸着部51は、図2、図3(a)に示すように、バインダーボード2の垂直方向から見て、下側磁気吸着部52と丁度重なるように、即ち上側磁気吸着部51及び下側磁気吸着部52の双方の永久磁石の対向面同士が完全に重合するように、取り付けられている。双方の永久磁石の対向面は、同形状且つ同寸法である。
図1(b)、図2に示すように、ファイル4の開口43を成す上シート部45の隣り合う二辺41、42の一方(長辺41)の中程には、上シート部45と下シート部44との間に使用者の手指を案内するため、凹状に形成された手掛かり部49が設けられている。そして、図3(a)に示すように、上側磁気吸着部51の手掛かり部49側の縁51aと、下側磁気吸着部52の手掛かり部49側の縁52aとが、バインダーボード2の垂直方向から見て重なっている。これにより、上側磁気吸着部51が図3(b)〜(d)に示すように図中の右方(手掛かり部49の方向)に移動するに伴って、上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52との重合面積が徐々に小さくなる。
また、図1(a)、図1(b)に示すように、バインダーボード2の表側に取り付けられるクリップ3は、バインダーボード2の表側の一辺に偏らせて設けられている。かかるバインダーボード2の表側において、クリップ3が偏らせて設けられた側を上側Uとし、その左方を左側L、右方を右側Rとすると、バインダボード2の裏側に装着されたファイル4の開口43を成す二辺41、42は、バインダーボード2の表側から見て、上側Uと右側Rとに配置されている。これにより、表側を上向きとしたバインダボード2の左側Lを左手で把持すると、裏側のファイル4の開口43を成す二辺41、42が右側Rと上側Uとに位置し、右手でファイル4の開閉操作し易い位置となる。
以上の構成からなる本実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1の使用方法(作用)を述べる。
上述した書類収納用ファイル付きバインダー1によれば、書類を複数枚収納するファイル4と書類に記入する際の下台として用いるバインダー2とが一体となっているので、ファイル4とバインダー2とを別々に持ち運ぶ必要がない。また、ファイル4とバインダー2とが裏表の配置となっているので、書類を速やかにファイル4とバインダー2との間で入れ替えることができる。
かかる書類収納用ファイル付きバインダー1は、営業員等(使用者)によって、営業先等で、主として使用者が立姿勢で使用される。この際、使用者は、バインダボード2の表側を上方に向けた状態で、左手でバインダーボード2の左側Lを把持し、右手で筆記具を掴み、立ち姿勢で、バインダボード2の表側に載せられた書類に記入することになる。
このように、バインダーボード2の表側を上向きとしてボード表面の書類に記入する際、下向きとなるバインダーボード2の裏側に装着したファイル4の開口43がファイル4内に収納された書類の重量によって垂れ下がるように開き易くなる。本実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1によれば、ファイル4の開口43の角部48が磁石手段5によって閉じられているので、ファイル4の開口43が開くことが防止される。よって、ファイル4からの書類の脱落を防止できる。
詳しくは、磁石手段5を、ファイル4の上シート部45に固定した上側磁気吸着部51と、下シート部44やバインダーボード2に固定した下側磁気吸着部52とから構成し、これら上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52との間に、ファイル4内に収納された書類を挟んで保持する。このように上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52とで書類を挟持するので、ファイル4からの書類の脱落を的確に防止できる。上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52との磁力を高めれば、書類を挟持する力が大きくなり、ファイル4内への書類の収納枚数を例えば30枚程度(一例であり、限定されない)まで増やすことができる。
なお、裏表紙24及び下シート部44に、下側磁気吸着部52(又は上側磁気吸着部51)の位置及び形状に応じた穴を形成し、その穴から下側磁気吸着部52を露出させてもよい。これにより、上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52との間で作用する磁力が裏表紙24及び下シート部44によって減衰されなくなるので、ファイル4に収納された書類を上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52とによって挟む力が強くなり、ファイル4内への書類の収納枚数を更に増やすことができる。この場合、下側磁気吸着部52を、バインダボード2の凹部23にしっかりと固定(接着)しておく必要がある。また、この場合も裏表紙24は省略可能である。
また、この書類収納用ファイル付きバインダー1においては、ファイル4の上シート部45に凹状に形成された手掛かり部49を設け、この手掛かり部49によって使用者の手指をファイル4の上シート部45と下シート部44との間に案内するようにしたので、上シート部45と下シート部44との間に案内された手指で上シート部45を図3(a)〜(d)に示すように持ち上げることで、上側磁気吸着部51が下側磁気吸着部52から斜めに引き離され、ファイル4の開口43を容易に開くことができる。
この点、詳述すると、図3(a)〜(d)に示すように、ファイル4は、図中において、下シート部44の右端44aと上シート部45の右端45aとが接続されており、下シート部44の右端44aから下側磁気吸着部52までの下シート部44上の長さと、上シート部45の右端45aから上側磁気吸着部51までの上シート部45上の長さとは等しい。よって、図2に示す手掛かり部49により案内された使用者の手指で上シート部45の中程を上方(図3矢印A参照)に持ち上げると、その持ち上げ高さに応じて上側磁気吸着部51が左方(手掛かり部49の方向)に徐々に移動し、最終的には斜めに持ち上げられることになる。
加えて、図3(a)に示すように、上側磁気吸着部51の図中の右側(手掛かり部49側)の縁51aと下側磁気吸着部52の図中の右側(手掛かり部49側)の縁52aとが重なっているので、手指で上シート部45の中程を徐々に持ち上げて上側磁気吸着部51を徐々に左方に移動させると、図3(b)、(c)に示すように、上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52との重合面積が徐々に小さくなって吸着力が弱まった後、図3(d)に示すように、上側磁気吸着部51が下側磁気吸着部52から斜めに離間する。この結果、上シート部45の上側磁気吸着部51近傍における応力集中を回避でき、耐久性が向上する。すなわち、上側磁気吸着部51の近傍の上シート部45に亀裂が発生し難くなる。
これに対して、例えば、図2において、使用者が上側磁気吸着部51の近傍の上シート部45(部分X)を手指で摘んでその部分Xを下シート部44に対して垂直上方に持ち上げると、上側磁気吸着部51が下側磁気吸着部52に対して略垂直に持ち上げられることになり、上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52とが略完全に重合した状態における大きな磁力(吸着力)を上回る力で部分Xを持ち上げる必要がある。このため、部分Xにて応力集中が発生し、部分Xを持ち上げる操作、即ちファイル4を開閉する操作を繰り返すと、上シート部45の上側磁気吸着部51近傍(部分X)に亀裂が生じる等の問題が生じ得る。
他方、本実施形態では、図2に示す手掛かり部49によって案内された使用者の手指で、図3(a)〜(d)に示すように上シート部45の中程を上方に持ち上げるようにしているので、上述したように、上側磁気吸着部51と下側磁気吸着部52との重合面積が徐々に小さくなって吸着力が弱まった後、上側磁気吸着部51が下側磁気吸着部52から斜めに離間する。よって、上シート部45の上側磁気吸着部51近傍における応力集中を回避でき、耐久性が向上するわけである。
また、本実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1においては、図1(a)、(b)に示すように、ファイル4の開口43を成す二辺41、42がバインダーボード2の表側から見て上側Uと右側Rとに配置されているので、表側を上向きとしたバインダボード2の左側Lを左手で把持した状態で、バインダボード2を手掛かり部49が上方となるように略鉛直に立てることで、右手で容易にファイル4の開口43を開閉操作でき、使い勝手がよい。
また、本実施形態では、ファイル4に透明なクリアファイルを用いているので、バインダーボード2の裏側を上向きにすることで、ファイル4に収納された一番上の書類を外部から視認することができ、営業先の担当者に説明するために見せる資料とすることもできる。
本発明の第1の変形実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1aを図4、図5を用いて説明する。
この実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1aは、図1〜図3を用いて既述した前実施形態の書類収納用ファイル付きバインダー1と基本的な構成は同一であり、磁石手段5の上側磁気吸着部51が永久磁石である一方、下側磁気吸着部52が鉄片52bである点のみが前実施形態と異なる。よって、下側磁気吸着部52(鉄片52b)についてのみ説明し、その他の構成については説明を省略する。
図4、図5に示すように、下側磁気吸着部52は、平板状の鉄片52bから成り、バインダーボード2の裏側に、ファイル4の開口43を成す二辺41、42の角部48に位置して、装着されている。この鉄片52bは、バインダーボードの補強金具22と一体的に形成されていて、補強金具22と共にボード本体21にカシメられ、強固に固定されている。なお、鉄片52bを補強金具22と別体とし、ボード本体21に接着してもよい。この鉄片52bの手掛かり部49側(図5中の右側)の縁52aは、バインダーボード2の垂直方向から見て、上側磁気吸着部(永久磁石)51の手掛かり部49側(図5中の右側)の縁51aと重なっている。
この実施形態によれば、磁石手段5を構成する永久磁石の使用個数が前実施形態と比べて半分になるので、コストダウンを図ることができる。なお、この実施形態の基本的な作用効果は、前実施形態と同様なので、説明を省略する。
本発明の第2の変形実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1bを図6を用いて説明する。
図6に示す書類収納用ファイル付きバインダー1bは、図1〜図3を用いて既述した最初の実施形態の書類収納用ファイル付きバインダー1と基本的な構成は同一であり、凹状に形成された手掛かり部49の近傍の上シート部45に、使用者の手指を上シート部45と下シート部44との間に案内する意識付けのための手指マーク49xを描いた点のみが最初の実施形態と異なる。
このように、手掛かり部49の近傍の上シート部45に手指マーク49xを描くことで、使用者は、手指で上側磁気吸着部51近傍の上シート部45(部分X)を摘み上げるのではなく、手指を手掛かり部49から上シート部45と下シート部44との間に差し入れることが促される。この結果、図3(a)〜(d)に示すように、ファイル4の開口43が適正に開かれることが確保され、上シート部45の耐久性を高めることができる。なお、この実施形態の基本的な作用効果は、前実施形態と同様なので、説明を省略する。
本発明の第3の変形実施形態に係る書類収納用ファイル付きバインダー1cを図7を用いて説明する。
図7に示す書類収納用ファイル付きバインダー1cは、図1〜図3を用いて既述した最初の実施形態の書類収納用ファイル付きバインダー1と基本的な構成は同一であり、手掛かり部49yを凹状ではなく凸状とした点のみが最初の実施形態と異なる。
このように、手掛かり部49yを凸状とすることで、使用者は、右手の親指の腹等で凸状の手掛かり部49yを引っ掛け、ファイル4の上シート部45の一辺41の中程を容易に持ち上げることができる。これにより、図3(a)〜(d)に示すように、ファイル4の開口43を容易に適正に開くことが確保される。すなわち、手掛かり部49yを凸状とすることで、使用者は、手指で上側磁気吸着部51近傍の上シート部45(部分X)を摘み上げるのではなく、ファイル4の開口43の一辺41の中程に形成した手掛かり部49yを持ち上げることが促され、開口43を適正に開くことが確保される。手掛かり部49yの凸状の部分は、この実施形態ではバインダーボード2の縁から突出しているが、突出していなくてもよい。なお、この実施形態の基本的な作用効果は、前実施形態と同様なので、説明を省略する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。
例えば、手掛かり部49は、図2において上シート部45の上側Uの辺42に設けてもよい。すなわち、手掛かり部49は、ファイル4の開口43を成す上シート部45の隣り合う二辺41、42の少なくとも一方に設ければよい。
また、図4及び図5の実施形態と、図6の実施形態と、図7の実施家形態と、前段落で述べた実施形態とを適宜組み合わせてもよい。
1 書類収納用ファイル付きバインダー
2 バインダーボード
3 クリップ
4 ファイル
41、42 二辺
46、47 二辺
43 開口
44 下シート部
45 上シート部
48 角部
49 手掛かり部
5 磁石手段
51 上側磁気吸着部
51a 縁
52 下側磁気吸着部
52a 縁
U 上側
L 左側
R 右側

Claims (5)

  1. 書類が載せられ、該書類に記入する際の下台となるバインダーボードと、
    該バインダーボードの表側に設けられ、書類を挟んで保持するクリップと、
    前記バインダーボードの裏側に装着され、長方形状の薄い袋体の隣り合う二辺が開口された書類収納用のファイルと、
    該ファイルの前記二辺の角部に配設され、磁力により前記ファイルの開口の角部を閉じる磁石手段とを備え、
    前記ファイルが、前記バインダーボードの裏側に固定された長方形状の下シート部と、長方形状に形成され隣り合う二辺が前記下シート部に接続された上シート部とを有し、
    前記磁石手段が、前記上シート部に固定された永久磁石又は鉄片から成る上側磁気吸着部と、前記バインダーボード及び前記下シート部の少なくとも一方に固定され、前記上側磁気吸着部に吸着される永久磁石又は鉄片から成る下側磁気吸着部とを有し、
    前記上側磁気吸着部と前記下側磁気吸着部とにより、前記ファイルの開口の角部を閉じると共に前記ファイル内に収納された書類を挟んで保持する
    ことを特徴とする書類収納用ファイル付きバインダー。
  2. 前記ファイルが、透明なクリアファイルである
    請求項1に記載の書類収納用ファイル付きバインダー。
  3. 前記ファイルの開口を成す前記上シート部の隣り合う二辺の少なくとも一方に、前記上シート部と前記下シート部との間に使用者の手指を案内するため、凹状又は凸状に形成された手掛かり部を設けた
    請求項1又は2に記載の書類収納用ファイル付きバインダー。
  4. 前記上側磁気吸着部の前記手掛かり部側の縁と、前記下側磁気吸着部の前記手掛かり部側の縁とが、前記バインダーボードの垂直方向から見て重なっている
    請求項3に記載の書類収納用ファイル付きバインダー。
  5. 前記クリップを前記バインダーボードの表側の一辺に偏らせて設け、
    かかるバインダーボードの表側において、前記クリップが設けられた側を上側とし、その左方を左側、右方を右側とすると、
    前記ファイルの開口を成す二辺が、前記バインダーボードの表側から見て、上側と右側とに配置された
    請求項1乃至4のいずれかに記載の書類収納用ファイル付きバインダー。
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