JPH0320913A - 長尺体の長さマーキング装置 - Google Patents
長尺体の長さマーキング装置Info
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- JPH0320913A JPH0320913A JP1153836A JP15383689A JPH0320913A JP H0320913 A JPH0320913 A JP H0320913A JP 1153836 A JP1153836 A JP 1153836A JP 15383689 A JP15383689 A JP 15383689A JP H0320913 A JPH0320913 A JP H0320913A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば,プレハブ配線等に用いられる電気ケ
ーブルにブレ八ブ配線等の処理な施したりヒートバイブ
を布設したりするのに備えて所定の長さに切断するのに
便利なようにこの所定の長さに相応する間隔でこれらの
長尺体にマーキングを施す(移替えする)のに用いられ
る長尺体の長さマーキング装置に関するものである. (従来の技術) 例えば,プレハブ配線等に用いられる7l!気ケーブル
は,ビル内でのプレハブ配線を行なうために所定の長さ
に切断するが、この所定の長さに相応する間隔のマーキ
ングを予め工場で施すことが行なわれている. 従来技術では、このようなマーキングは、基準面から錘
りをつけた糸を垂らしたり基準面から垂直に定板を置い
てこの糸または定板に沿って行なうか.計尺ロールで計
尺しながら行なうか,目視で行なわれていた. (発明が解決しようとする課題) しかし、これらの従来技術では、いずれも接触方式で長
さに相応するマーキングを施しているが、このような接
触方式では直径が100〜300mmもある太いケーブ
ルに直角に移替えることが困難であった.例えば,第8
図に示すように、基準面Rからマーキングすべきケーブ
ルCまでの距離をaとし、基準面に対する移替えの角度
が直角から角度ψだけずれていたとすると,誤差ΔLは
ΔL=aψとなり,aが大きくなるにつれて、即ちケー
ブルの太さが大きくなるにつれて誤差が大きくなる.ま
た、ケーブルの表面が波付けされて凹凸を有すると,円
周方向に精度をよく長さを移替えすることができなかっ
た.尚、これはケーブル以外の長尺体にも同様に当ては
まる問題であった. 本発明の目的は,上記の欠点を回避し、太く表面に凹凸
がある長尺体でも小さな誤差で所定の長さに相応する間
隔でマーキングを施すことができる長尺体の長さマーキ
ング装置を提供することにある. (課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決するために、走行する長尺
体を水平に保持する複数のガイドロール治具と、これら
のガイドロール拍具によって水平に保持された長尺体の
横に配置され長尺体の長さ方向に沿ってマーキングすべ
き長さの間隔を保って保持される2つのレーザマーカを
含む装置本体とを備え、この装置本体は、機枠と、この
機枠上に2つのレーザマーカを長尺体の長さ方向に平行
に摺動自在に保持するマーカ摺動手段と、これらの2つ
のレーザマーカを調節可能な間隔をあけて連結する連結
手段とから成っていることを特徴とする長尺体の長さマ
ーキング装置を提供するものである. (作用) このような装置を用いると、予めマーキングすべき長さ
間隔を保って連結された2つレーザマーカからレーザビ
ームが長尺体に照射されて長尺体に非接触方式でマーク
を施すことができ,従って太くて表面に凹凸がある長尺
体でも精度よくマーキングを施すことができる.また、
長尺体はマーキングが施された後、この所定の長さに相
応する距離だけ走行して次のマーキングを施すが、この
場合後方のレーザマーカによって施されたマーキングが
前方のレーザマーカに対応するように長尺体を停止する
頗に、この位置が多少ずれても2つのレーザマーカをマ
ー力摺動手段によって前後に変位させて位置修正するこ
とができるのでマーキングを精度よく施すことができる
. (実施例) 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると,第
1図は本発明に係る長尺体の長さマーキング装110を
概略的に示し、この長尺体の長さマーキング装NlOは
、サブライボビンl2から繰り出され巻取ボビン14に
巻き取られるまで走行する過程で長尺体l6を水平に保
持する複数のガイドロール治具l8と、これらのガイド
ロール治具l8によって水平に保持された長尺体l6の
横に配置され長尺体l6の長さ方向に沿ってマーキング
すべき長さの間隔を保って保持される2つのスリット式
またはスボット式のレーザマーカ20、20′を含む装
置本体22とを備えている.図示の実施例では、装置本
体22の入口側と出口側とで2つのガイドロール治具1
8が用いられているが、マーキングすべき長さが大きく
、途中でたるみ易い場合には3つまたはそれ以上のガイ
ドロール治具l8を用いることができる. ガイドロール治具l8は、第2図及び第3図に示すよう
に,基台24と、この基台24に高さ調節手段26を介
して取付けられたフレーム28と,このフレーム28の
入口側と出口側とに設けられた井桁状のガイドロール3
0A、30Bと,これらのガイドロール30A、30B
の途中でフレーム28上に設けられた水平ロール32と
から戊っている.高さ調節手段26は,第3図に示すよ
うに,基台24から垂直に延びる脚24aに回転自在に
取付けられたハンドル付ナット34と、このナット34
に螺合されフレーム28に固定されたスクリュー軸36
とから成っており、従ってハンドル付ナット34を回転
すると、フレーム28が上下に調節される.また、井桁
状のガイドロール30A,30Bは、それぞれ1対の垂
直ロ=ル38,38゜とl対の水平ロール40.40’
とから成っている.l対の垂直ロール38、38′は、
その下端にスクリュー軸42に螺合するナット44を有
し、スクリュー軸42をハンドル46によって回転して
間隔を調整して開閉することができる.また、1対の水
平ロール40,40゜は,上部水平ロール40をその支
持板48の長孔48aに沿って位置調節して開閉するこ
とができる.従って、水平に保持されるべき長尺体l6
は、この井桁状のガイドロール30A,30Bをそれぞ
れ開いて長尺体16を中に通し,その後これらの井桁状
のガイドロール30A、30Bを閉じて長尺体l6を保
持する. 装置本体22は、第4図乃至第6図に示されており,こ
の装置本体22は、機枠50と,この機枠50上に2つ
のレーザマーカ(例えばスリット式レーザマーカ)20
.20’を長尺体16の長さ方向に平行に摺動自在に保
持するマーカ摺動手段52と、これらの2つのレーザマ
ーカ20、20’を調節可能な間隔をあけて連結する連
結手段54と、レーザマーカ20、20゛をマーカ摺動
手段52と共に垂直方向に調節する高さ調節手段56と
からJiEツている.マーカ摺動手段52は、機枠50
の上に設けられた1対のガイドレール58.58’と,
これらのガイドレール58、58゜に摺動自在に係合し
各レーザ7−力20または20′を保持するスライダ6
0とから成っている.また、レーザマーカ20′側のス
ライダ60は、垂直方向の下向きに延びるスライダ延長
部60aに固定されスクリュー軸62が螺合するナット
64を有し、スクリュー軸62は機枠50に搭載された
ステップモータ66からチェーン・ベルト伝導機構68
によって駆動される.従って、モータ66を一方向また
は反対方向に回転することによってレーザマーカ20′
はガイドレール58、58’に沿って前後に摺動するこ
とができ、またレーザマーカ20は後にのべる連結手段
54を介してレーザマーカ20′と共に同様に連動して
摺動することができる.尚、第6図から解るように,各
スリット式のレーザマーカ20、20′はスライダ60
に上下左右に首振自在な首振機構70を介して支持され
ている.連結手段54は、スリット式のレーザマーカ2
0、20′を保持するスライダ60から下向きに延びる
スライダ延長部Boaからそれぞれ水平に延びる連結杆
72.72’とこれらの連結杆72、72′をそのオー
バラップ長さを調節することができるように締付けて連
結する連結ボルト74とから戊っている.従って連結ボ
ルト74が貫通する連結杆72、72′の貫通孔72a
.72’ aは横長となっている.また、連結杆72、
72′を水平に支えるために機枠50にはそれぞれ支え
ロール76、76“が設けられている. 高さ調節手段56は、床面Gに対して機枠50の高さを
yamするねじ式の脚台78から成つている. 次に、本発明の装置の動作をのべると,先ず、第1図に
示すように,サブライボビンl2から繰り出され巻取ボ
ビンl4に巻き取られる過程で長尺体l6をガイドロー
ル治具18によって水平に維持する.尚、この場合,長
尺体l6の高さは、ガイドロール治具l8の高さW節手
段26によって適宜にjlllItiされる.一方、装
置本体22は、このガイドロール治具l8によって水平
に維持された長尺体l6の横に設置されるが、その1回
の測定長さし、即ち2つのレーザマーカ20、20′の
間隔は、連結手段54によって設定される.この測定長
さLは、使用目的に応じて500〜1000mmの間で
適宜に設定される.スリット式のレーザマーカ20、2
0′は、長尺体16が停止している間に、レーザビーム
20a、20”aをスリットを通してシート状に放射し
て長尺体16の円周方向にその円周のl/2〜1/4の
周長さでレーザマーキング16a.16a’が施される
(第7図(A)参照).従って、作業者はこのレーザマ
ーキングに合わせてマーキングテーブl7、17′等を
貼り付けてマーキングを施すことができる. 次に、長尺体l6を測定長さLに相応する長さで巻き取
ってマーキングテーブl7が施された部分をレーザマー
カ20′に整列するようにして停止する.尚、マーキン
グテープl7が正確にレーザマーカ20’に整列してい
ない場合には,モータ66を駆動して2つのレーザマー
カ20.20’をレーザマーカ20゜がマーキングテー
プl7に整列するまで位置TI4wiする.このように
して、レーザマーカ20からのレーザビーム20aが照
射された部分にマーキングテープl7を貼り付けて新し
いマーキングを施すことができる.尚,第7図(B)に
示すように、長尺体l6が波付けされていて凹凸がある
場合でもマーキングテープ17,17’を容易に貼り付
けることができることが解る.従来の按触式計尺装置で
は例えば6oomの測定長さに対して計尺誤差が0.3
%もあったが,本発明の装置によれば.O.OS〜0.
08%程度まで誤差を少なくすることができたことが確
認された.また、第8図の距離aを500mmとしてマ
ーキングした際に従来の接触方式では±(0.z〜0.
3)%程度の誤差があったが、本発明では、L=5m、
10mでいずれも測定誤差ΔL=±0.873mmであ
って精度はそれぞれ±0.035%.0.0175%と
極めて小さいことが確認された. (発明の効果) 本発明によれば、上記のように,予めマーキングすべき
長さ間隔を保って連結された2つレーザマーカからレー
ザビームが長尺体に照射されて長尺体に非接触方式でマ
ーキングを施すので、太くて表面に凹凸がある長尺体で
も精度よくマーキングを施すことができ、また長尺体は
マーキングが施された後、この所定の長さに相応する距
離だけ走行して次のマーキングを施すが,この場合後方
のレーザ7−力によって施されたマーキングが前方のレ
ーザマーカに対応するように長尺体を停止する際に、こ
の位置が多少ずれても2つのレーザマーカをマ一カ摺勤
手段によって前後に変位させて位置修正することができ
るのでマーキングを精度よく施すことができる実益があ
る.
ーブルにブレ八ブ配線等の処理な施したりヒートバイブ
を布設したりするのに備えて所定の長さに切断するのに
便利なようにこの所定の長さに相応する間隔でこれらの
長尺体にマーキングを施す(移替えする)のに用いられ
る長尺体の長さマーキング装置に関するものである. (従来の技術) 例えば,プレハブ配線等に用いられる7l!気ケーブル
は,ビル内でのプレハブ配線を行なうために所定の長さ
に切断するが、この所定の長さに相応する間隔のマーキ
ングを予め工場で施すことが行なわれている. 従来技術では、このようなマーキングは、基準面から錘
りをつけた糸を垂らしたり基準面から垂直に定板を置い
てこの糸または定板に沿って行なうか.計尺ロールで計
尺しながら行なうか,目視で行なわれていた. (発明が解決しようとする課題) しかし、これらの従来技術では、いずれも接触方式で長
さに相応するマーキングを施しているが、このような接
触方式では直径が100〜300mmもある太いケーブ
ルに直角に移替えることが困難であった.例えば,第8
図に示すように、基準面Rからマーキングすべきケーブ
ルCまでの距離をaとし、基準面に対する移替えの角度
が直角から角度ψだけずれていたとすると,誤差ΔLは
ΔL=aψとなり,aが大きくなるにつれて、即ちケー
ブルの太さが大きくなるにつれて誤差が大きくなる.ま
た、ケーブルの表面が波付けされて凹凸を有すると,円
周方向に精度をよく長さを移替えすることができなかっ
た.尚、これはケーブル以外の長尺体にも同様に当ては
まる問題であった. 本発明の目的は,上記の欠点を回避し、太く表面に凹凸
がある長尺体でも小さな誤差で所定の長さに相応する間
隔でマーキングを施すことができる長尺体の長さマーキ
ング装置を提供することにある. (課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決するために、走行する長尺
体を水平に保持する複数のガイドロール治具と、これら
のガイドロール拍具によって水平に保持された長尺体の
横に配置され長尺体の長さ方向に沿ってマーキングすべ
き長さの間隔を保って保持される2つのレーザマーカを
含む装置本体とを備え、この装置本体は、機枠と、この
機枠上に2つのレーザマーカを長尺体の長さ方向に平行
に摺動自在に保持するマーカ摺動手段と、これらの2つ
のレーザマーカを調節可能な間隔をあけて連結する連結
手段とから成っていることを特徴とする長尺体の長さマ
ーキング装置を提供するものである. (作用) このような装置を用いると、予めマーキングすべき長さ
間隔を保って連結された2つレーザマーカからレーザビ
ームが長尺体に照射されて長尺体に非接触方式でマーク
を施すことができ,従って太くて表面に凹凸がある長尺
体でも精度よくマーキングを施すことができる.また、
長尺体はマーキングが施された後、この所定の長さに相
応する距離だけ走行して次のマーキングを施すが、この
場合後方のレーザマーカによって施されたマーキングが
前方のレーザマーカに対応するように長尺体を停止する
頗に、この位置が多少ずれても2つのレーザマーカをマ
ー力摺動手段によって前後に変位させて位置修正するこ
とができるのでマーキングを精度よく施すことができる
. (実施例) 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると,第
1図は本発明に係る長尺体の長さマーキング装110を
概略的に示し、この長尺体の長さマーキング装NlOは
、サブライボビンl2から繰り出され巻取ボビン14に
巻き取られるまで走行する過程で長尺体l6を水平に保
持する複数のガイドロール治具l8と、これらのガイド
ロール治具l8によって水平に保持された長尺体l6の
横に配置され長尺体l6の長さ方向に沿ってマーキング
すべき長さの間隔を保って保持される2つのスリット式
またはスボット式のレーザマーカ20、20′を含む装
置本体22とを備えている.図示の実施例では、装置本
体22の入口側と出口側とで2つのガイドロール治具1
8が用いられているが、マーキングすべき長さが大きく
、途中でたるみ易い場合には3つまたはそれ以上のガイ
ドロール治具l8を用いることができる. ガイドロール治具l8は、第2図及び第3図に示すよう
に,基台24と、この基台24に高さ調節手段26を介
して取付けられたフレーム28と,このフレーム28の
入口側と出口側とに設けられた井桁状のガイドロール3
0A、30Bと,これらのガイドロール30A、30B
の途中でフレーム28上に設けられた水平ロール32と
から戊っている.高さ調節手段26は,第3図に示すよ
うに,基台24から垂直に延びる脚24aに回転自在に
取付けられたハンドル付ナット34と、このナット34
に螺合されフレーム28に固定されたスクリュー軸36
とから成っており、従ってハンドル付ナット34を回転
すると、フレーム28が上下に調節される.また、井桁
状のガイドロール30A,30Bは、それぞれ1対の垂
直ロ=ル38,38゜とl対の水平ロール40.40’
とから成っている.l対の垂直ロール38、38′は、
その下端にスクリュー軸42に螺合するナット44を有
し、スクリュー軸42をハンドル46によって回転して
間隔を調整して開閉することができる.また、1対の水
平ロール40,40゜は,上部水平ロール40をその支
持板48の長孔48aに沿って位置調節して開閉するこ
とができる.従って、水平に保持されるべき長尺体l6
は、この井桁状のガイドロール30A,30Bをそれぞ
れ開いて長尺体16を中に通し,その後これらの井桁状
のガイドロール30A、30Bを閉じて長尺体l6を保
持する. 装置本体22は、第4図乃至第6図に示されており,こ
の装置本体22は、機枠50と,この機枠50上に2つ
のレーザマーカ(例えばスリット式レーザマーカ)20
.20’を長尺体16の長さ方向に平行に摺動自在に保
持するマーカ摺動手段52と、これらの2つのレーザマ
ーカ20、20’を調節可能な間隔をあけて連結する連
結手段54と、レーザマーカ20、20゛をマーカ摺動
手段52と共に垂直方向に調節する高さ調節手段56と
からJiEツている.マーカ摺動手段52は、機枠50
の上に設けられた1対のガイドレール58.58’と,
これらのガイドレール58、58゜に摺動自在に係合し
各レーザ7−力20または20′を保持するスライダ6
0とから成っている.また、レーザマーカ20′側のス
ライダ60は、垂直方向の下向きに延びるスライダ延長
部60aに固定されスクリュー軸62が螺合するナット
64を有し、スクリュー軸62は機枠50に搭載された
ステップモータ66からチェーン・ベルト伝導機構68
によって駆動される.従って、モータ66を一方向また
は反対方向に回転することによってレーザマーカ20′
はガイドレール58、58’に沿って前後に摺動するこ
とができ、またレーザマーカ20は後にのべる連結手段
54を介してレーザマーカ20′と共に同様に連動して
摺動することができる.尚、第6図から解るように,各
スリット式のレーザマーカ20、20′はスライダ60
に上下左右に首振自在な首振機構70を介して支持され
ている.連結手段54は、スリット式のレーザマーカ2
0、20′を保持するスライダ60から下向きに延びる
スライダ延長部Boaからそれぞれ水平に延びる連結杆
72.72’とこれらの連結杆72、72′をそのオー
バラップ長さを調節することができるように締付けて連
結する連結ボルト74とから戊っている.従って連結ボ
ルト74が貫通する連結杆72、72′の貫通孔72a
.72’ aは横長となっている.また、連結杆72、
72′を水平に支えるために機枠50にはそれぞれ支え
ロール76、76“が設けられている. 高さ調節手段56は、床面Gに対して機枠50の高さを
yamするねじ式の脚台78から成つている. 次に、本発明の装置の動作をのべると,先ず、第1図に
示すように,サブライボビンl2から繰り出され巻取ボ
ビンl4に巻き取られる過程で長尺体l6をガイドロー
ル治具18によって水平に維持する.尚、この場合,長
尺体l6の高さは、ガイドロール治具l8の高さW節手
段26によって適宜にjlllItiされる.一方、装
置本体22は、このガイドロール治具l8によって水平
に維持された長尺体l6の横に設置されるが、その1回
の測定長さし、即ち2つのレーザマーカ20、20′の
間隔は、連結手段54によって設定される.この測定長
さLは、使用目的に応じて500〜1000mmの間で
適宜に設定される.スリット式のレーザマーカ20、2
0′は、長尺体16が停止している間に、レーザビーム
20a、20”aをスリットを通してシート状に放射し
て長尺体16の円周方向にその円周のl/2〜1/4の
周長さでレーザマーキング16a.16a’が施される
(第7図(A)参照).従って、作業者はこのレーザマ
ーキングに合わせてマーキングテーブl7、17′等を
貼り付けてマーキングを施すことができる. 次に、長尺体l6を測定長さLに相応する長さで巻き取
ってマーキングテーブl7が施された部分をレーザマー
カ20′に整列するようにして停止する.尚、マーキン
グテープl7が正確にレーザマーカ20’に整列してい
ない場合には,モータ66を駆動して2つのレーザマー
カ20.20’をレーザマーカ20゜がマーキングテー
プl7に整列するまで位置TI4wiする.このように
して、レーザマーカ20からのレーザビーム20aが照
射された部分にマーキングテープl7を貼り付けて新し
いマーキングを施すことができる.尚,第7図(B)に
示すように、長尺体l6が波付けされていて凹凸がある
場合でもマーキングテープ17,17’を容易に貼り付
けることができることが解る.従来の按触式計尺装置で
は例えば6oomの測定長さに対して計尺誤差が0.3
%もあったが,本発明の装置によれば.O.OS〜0.
08%程度まで誤差を少なくすることができたことが確
認された.また、第8図の距離aを500mmとしてマ
ーキングした際に従来の接触方式では±(0.z〜0.
3)%程度の誤差があったが、本発明では、L=5m、
10mでいずれも測定誤差ΔL=±0.873mmであ
って精度はそれぞれ±0.035%.0.0175%と
極めて小さいことが確認された. (発明の効果) 本発明によれば、上記のように,予めマーキングすべき
長さ間隔を保って連結された2つレーザマーカからレー
ザビームが長尺体に照射されて長尺体に非接触方式でマ
ーキングを施すので、太くて表面に凹凸がある長尺体で
も精度よくマーキングを施すことができ、また長尺体は
マーキングが施された後、この所定の長さに相応する距
離だけ走行して次のマーキングを施すが,この場合後方
のレーザ7−力によって施されたマーキングが前方のレ
ーザマーカに対応するように長尺体を停止する際に、こ
の位置が多少ずれても2つのレーザマーカをマ一カ摺勤
手段によって前後に変位させて位置修正することができ
るのでマーキングを精度よく施すことができる実益があ
る.
第1図は本発明の長尺体の長さマーキング装置の概略系
統図、第2図及び第3図は本発明に用いられるガイドロ
ール治具の拡大上面図及び側面図,第4図乃至第6図は
それぞれ本発明に用いられる装置本体の上面図、側面図
及び正面図,第7図(A)(B)はそれぞれ本発明によ
るマーキング動作を示す拡大斜視図,第8図は移替え時
の誤差を表わす説明図である.1 0−−−−一長尺体
の長さマーキング装置,1 8−−−−一長尺体,18
−−−−−ガイドロール治具、20、20” −−−−
−レーザマーカ,22−−−−一装置本体、50−−−
−一機枠,52−−−−−マーカ摺動手段、54一一一
一一連結手段. 第 2 図 l8 第3 図 第 6 図
統図、第2図及び第3図は本発明に用いられるガイドロ
ール治具の拡大上面図及び側面図,第4図乃至第6図は
それぞれ本発明に用いられる装置本体の上面図、側面図
及び正面図,第7図(A)(B)はそれぞれ本発明によ
るマーキング動作を示す拡大斜視図,第8図は移替え時
の誤差を表わす説明図である.1 0−−−−一長尺体
の長さマーキング装置,1 8−−−−一長尺体,18
−−−−−ガイドロール治具、20、20” −−−−
−レーザマーカ,22−−−−一装置本体、50−−−
−一機枠,52−−−−−マーカ摺動手段、54一一一
一一連結手段. 第 2 図 l8 第3 図 第 6 図
Claims (1)
- 走行する長尺体を水平に保持する複数のガイドロール治
具と、前記ガイドロール治具によって水平に保持された
長尺体の横に配置され前記長尺体の長さ方向に沿ってマ
ーキングすべき長さの間隔を保って保持される2つのレ
ーザマーカを含む装置本体とを備え、前記装置本体は、
機枠と、前記機枠上に前記2つのレーザマーカを前記長
尺体の長さ方向に平行に摺動自在に保持するマーカ摺動
手段と、前記2つのレーザマーカを調節可能な間隔をあ
けて連結する連結手段とから成っていることを特徴とす
る長尺体の長さマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153836A JPH0320913A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 長尺体の長さマーキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1153836A JPH0320913A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 長尺体の長さマーキング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320913A true JPH0320913A (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=15571158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1153836A Pending JPH0320913A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 長尺体の長さマーキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0320913A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0700749A1 (de) * | 1994-09-02 | 1996-03-13 | de Man, Gerardus | Positioniermaschine zum Anordnen eines Verbinders |
JP4628489B1 (ja) * | 2010-05-27 | 2011-02-09 | 和代 今野 | 書類収納用ファイル付きバインダー |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP1153836A patent/JPH0320913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0700749A1 (de) * | 1994-09-02 | 1996-03-13 | de Man, Gerardus | Positioniermaschine zum Anordnen eines Verbinders |
JP4628489B1 (ja) * | 2010-05-27 | 2011-02-09 | 和代 今野 | 書類収納用ファイル付きバインダー |
JP2011245764A (ja) * | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Kazuyo Konno | 書類収納用ファイル付きバインダー |
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