JP4627936B2 - 表示装置の検査装置、表示装置の検査システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置の検査装置に関し、さらに詳しくは、表示装置に駆動信号を入力して表示状態の目視検査を行う表示装置の検査装置、表示装置の検査システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
FPD(フラットパネルディスプレイ)には、製造上の欠陥に起因するドット不良やライン不良がしばしば発生する。この不良には常温での検査では発見が難しいものもあり、通常60℃前後の高温下で、不良発見に有効な図柄(表示パターン)を表示して、目視により微妙な不良を検出することが効果的である。
【0003】
そこで、従来、FPDモジュールの製造ラインの最終工程(検品工程)では、スクリーニング試験として、表示装置に動作条件よりも高温や高電圧の加速ストレスを加えて故障発生を加速し、短時間で不良品を取り除くバーンイン試験が行われている。
【0004】
図11および図12を参照して、FPDモジュールの恒温目視検査装置であるバーンイン装置について説明する。
【0005】
通常、FPDモジュールのバーンイン装置によれば、16枚から80枚のFPDモジュールをチャンバ(高温槽)に収納して、高温下での通電およびテストパターン表示を行いながら一定時間放置する(エージング)ことができる。そして、チャンバの観察窓よりFPDモジュールの表示状態を観察して、その経時変化を目視判定することができる。
【0006】
また、上記バーンイン装置において、チャンバ内のFPDモジュールに駆動信号を印加する方法としては、分配方式(図11)および1対1方式(図12)が一般的である。分配方式では、信号発生器を電装盤内に1台設置し、そこからの駆動信号をFPDモジュール一つ一つに分配して入力する。一方、1対1方式では、信号発生器をFPDモジュール一つ一つに設けて、信号をFPDモジュールごとに入力する。
【0007】
図11に示すように、分配方式のバーンイン装置100では、断熱材で囲まれたチャンバ120が、電装盤110に設けられたチャンバコントローラ112の制御により高温に維持される。また、電装盤110には信号発生器113が1台設置されており、信号発生器113が発生した駆動信号がチャンバ120に収納する複数のFPDモジュールD…に入力される。ここで、信号発生器113が発生した信号は、チャンバ120において、FPDモジュールDごとに分配され、波形成形回路121にてFPDモジュールDに入力される直前に信号波形が整形される。なお、バーンイン装置100全体の制御はメインコントローラ111によって行われる。
【0008】
これに対して、図12に示すように、1対1方式のバーンイン装置200では、断熱材で囲まれたチャンバ220が、電装盤210に設けられたチャンバコントローラ212の制御により高温に維持される。また、チャンバ220には、複数収納する各FPDモジュールD…に対して、それぞれ信号発生器221…が設けられており、各信号発生器221が発生した信号がFPDモジュールDにそれぞれ入力される。なお、バーンイン装置200全体の制御はメインコントローラ211によって行われる。
【0009】
ところで、FPDの製造工程のスクリーニング試験では、FPDモジュールに各色(RGB)のベタ画像等の簡易な駆動信号(簡易検査用信号)を入力する。そして、スクリーニング試験で欠陥が発見されたFPDモジュールには、さらに不良内容を特定するために、十字カーソル等の解析用の駆動信号(解析用信号)を入力して詳細な検査が行われる。なお、解析の結果、FPDモジュールの欠陥が修理可能であれば、修理、再検査の後出荷される。また、解析で得られた検査データは、蓄積され、製造工程にフィードバックするために活用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、解析用信号の印加に上記1対1方式を適用すると(図12)、チャンバ220内に収納するすべてのFPDモジュールD…に対して信号発生器221…を設けることになるが、解析用の信号発生器が高価であるため、バーンイン装置200が高価になる。
【0011】
一方、解析用信号の印加に上記分配方式を適用すると(図11)、複数のFPDモジュールD…に対して信号発生器113の1台で済むが、信号発生器113が故障した場合、すべてのFPDモジュールD…に解析用信号が印加できなくなる。また、信号発生器113が発生した高速の信号をチャンバ120内に点在するFPDモジュールD…に分配する必要があり、そのための分配回路(図示せず)が高価であるため、バーンイン装置100が高価になる。
【0012】
このように、上記従来の構造では、解析用信号による検査を確実に実施可能な装置を安価に提供することができなかった。
【0013】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、表示装置の目視検査のために、ベタ画像などの簡易検査用信号と、十字カーソルなどの解析用信号とを、それぞれ確実に供給できる安価な表示装置の検査装置、表示装置の検査システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の表示装置の検査装置は、複数の表示装置に駆動信号を入力して表示状態を提示する表示装置の検査装置であって、第1の駆動信号を生成する第1の駆動信号供給手段を備え、かつ、第2の駆動信号を外部より入力する入力手段、および、上記第1の駆動信号供給手段が生成した第1の駆動信号と上記入力手段を介して入力された第2の駆動信号との何れか一方を選択して上記表示装置に入力する切替手段を、上記表示装置ごとに備えることを特徴としている。
【0015】
上記の構成により、まず、表示装置の検査装置は、内部の第1の駆動信号供給手段で生成した第1の駆動信号を表示装置に入力して表示状態を提示できる。また、表示装置の検査装置は、外部から入力手段を介して第2の駆動信号を表示装置に入力して表示状態を提示できる。そして、表示装置の検査装置は切替手段を備えており、上記第1の駆動信号と上記第2の駆動信号との何れか一方を選択して表示装置に入力できる。すなわち、上記表示装置の検査装置によれば、表示装置に、第1の駆動信号と上記第2の駆動信号とを切り替えて入力することができる。
【0016】
ここで、上記表示装置の検査装置では、上記入力手段および上記切替手段が表示装置ごとに設けられている。よって、外部からの第2の駆動信号の入力を表示装置ごとに行うことができるとともに、内部の第1の駆動信号供給手段で生成した第1の駆動信号と、外部から入力手段を介して入力された第2の駆動信号との切り替えを、表示装置ごとに行うことができる。
【0017】
よって、第2の駆動信号の供給は表示装置を選択して行うことが可能であるため、第2の駆動信号を生成する駆動信号供給装置は複数の表示装置に対して1台でよい。また、1台の駆動信号供給装置からの入力信号を複数の表示装置に分配する必要がないため、分配回路や波形成形回路を省略できる。また、上記駆動信号供給装置は上記表示装置の検査装置とは別体に設けることができるため、故障した場合でも交換が容易である。
【0018】
したがって、上記表示装置の検査装置によれば、第1の駆動信号と第2の駆動信号とをそれぞれ確実に供給できる。それゆえ、内部で生成した駆動信号を用いた検査と、外部で生成した駆動信号を用いた検査とを確実に行うことができる表示装置の目視検査装置を、低コストで実現できる。
【0019】
例えば、上記表示装置の検査装置は、第1の駆動信号供給手段にて表示装置の製造ラインの検品工程に必要最低限の表示パターンを表示する第1の駆動信号を生成するとともに、第1の駆動信号で発見された欠陥の不良内容を調査するために必要な表示パターンを表示する第2の駆動信号を外部の駆動信号供給装置から入力するように構成してもよい。
【0020】
そして、この表示装置の検査装置によれば、次のような検査が可能となる。まず、表示装置の製造ラインの検品工程において、第1の駆動信号によって各色(RGB)のベタ画像等の簡易な表示パターンを表示して欠陥を発見する。つづいて、欠陥が発見された表示装置に対してのみ、第2の駆動信号によって十字カーソル等の精細な表示パターンを表示して不良内容を特定する。
【0021】
このように、上記の構成によれば、表示装置に簡易検査用の駆動信号と解析用の駆動信号とを確実に印加できる恒温目視装置を、低コストで実現することが可能となる。
【0022】
さらに、本発明の表示装置の検査装置は、上記切替手段は、上記第2の駆動信号の入力を検知した時、当該第2の駆動信号を上記表示装置に入力するものであることを特徴としている。
【0023】
上記の構成により、さらに、上記切替手段は、上記入力手段を介して第2の駆動信号が入力されていなければ、上記第1の駆動信号供給手段から入力された第1の駆動信号を表示装置へ出力し、一方、上記入力手段を介して第2の駆動信号が入力されていれば、この第2の駆動信号を表示装置へ出力できる。
【0024】
したがって、上記表示装置の検査装置によれば、第2の駆動信号を入力手段に入力するだけで、内部で生成した第1の駆動信号から外部で生成した第2の駆動信号に自動的に切り替えて、表示装置に供給することができる。
【0025】
さらに、本発明の表示装置の検査装置は、上記表示装置を収納する内部の環境を制御可能なチャンバを備えるとともに、上記入力手段が上記チャンバの外部に露出して設けられていることを特徴としている。
【0026】
上記の構成により、さらに、入力手段がチャンバの外部に露出して設けられているため、チャンバ内の状態を乱すことなく、外部から第2の駆動信号を入力できる。具体的には、外部の駆動信号供給装置と上記切替手段との接続を、チャンバを開けることなく行うことが可能である。なお、チャンバ内部の環境は、高温の他、低温、高湿、振動などの状態に制御されていてもよい。
【0027】
なお、上記表示装置の検査装置は、チャンバ内を高温状態にして、高温下で通電およびパターン表示を行いながら一定時間放置する(エージング)工程のための熱処理工程に利用できる。この場合、バーンイン中に発生した欠陥の情報を収集するための高度な目視検査が可能である。
【0028】
また、本発明の駆動信号供給装置は、上記の表示装置の検査装置に上記第2の駆動信号を供給する駆動信号供給装置であって、上記表示装置の検査装置とは独立して搬送可能であることを特徴としている。
【0029】
上記駆動信号供給装置は上記表示装置の検査装置に対して外部接続であるため、1台の駆動信号供給装置を複数の表示装置の検査装置に使用できる。そのため、作業者は複数の表示装置の検査装置を巡回しながら作業することになる。
【0030】
この点、上記の構成により、上記駆動信号供給装置が上記表示装置の検査装置とは独立して搬送可能であるため、第1の駆動信号で欠陥が発見された表示装置の位置まで駆動信号供給装置を移動させて、第2の駆動信号による検査を行うことが容易である。
【0031】
また、本発明の表示装置の検査システムは、上記の表示装置の検査装置と、上記の駆動信号供給装置と、を含むことを特徴としている。
【0032】
上記の構成により、上記表示装置の検査装置および駆動信号供給装置によれば、第1の駆動信号と第2の駆動信号とをそれぞれ確実に供給できる。したがって、表示装置の検査装置で生成した駆動信号を用いた検査と、駆動信号供給装置で生成した駆動信号を用いた検査とを確実に行うことができる表示装置の目視検査システムを、低コストで実現できる。また、駆動信号供給装置が表示装置の検査装置とは独立して搬送可能であるため、第1の駆動信号で欠陥が発見された表示装置の位置まで駆動信号供給装置を移動させて、第2の駆動信号による検査を行うことが容易である。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について図1から図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0034】
まず、図2〜図5を用いて、本実施の形態に係るバーンイン装置1について説明する。図2は、上記バーンイン装置1の構成の概略を示すシステムブロック図である。図3は、上記バーンイン装置1の外観を示す斜視図である。図4は、上記バーンイン装置1のチャンバ20内にFPDモジュールDが収納された状態を示す説明図である。図5は、上記FPDモジュールDと駆動ユニット21との接続状態を示す説明図である。
【0035】
図2に示すように、上記バーンイン装置(表示装置の検査装置)1は、複数のFPDモジュール(表示装置)D…を収納する、断熱材で囲まれたチャンバ20を備えた恒温目視検査装置である。そして、バーンイン装置1は、電装盤10にメインコントローラ11、チャンバコントローラ12、タッチパネル13、ワイヤレス受信機14が設けられている。
【0036】
上記バーンイン装置1の全体の制御は、メインコントローラ11によって行われる。また、バーンイン装置1には、作業者が操作するユーザインタフェースとしてタッチパネル13およびリモコン装置Rがある。リモコン装置Rからの無線信号は上記ワイヤレス受信機14によって受信される。
【0037】
また、上記チャンバ20は、上記チャンバコントローラ12の制御により高温に維持される。さらに、上記チャンバ20内には、FPDモジュールDごとに、駆動ユニット21が設けられている。また、外部の解析用信号供給装置(駆動信号供給装置)51から解析用信号(第2の駆動信号)を駆動ユニット21の切替回路(切替手段)23に入力するためのコネクタ(入力手段)24が、バーンイン装置1の外部に露出して設けられている。なお、上記駆動ユニット21については後述する。
【0038】
なお、メインコントローラ11と、チャンバコントローラ12、タッチパネル13、ワイヤレス受信機14との通信は、例えばRS−232Cによって行うことができる。また、メインコントローラ11と各駆動ユニット21との通信は、駆動ユニット21にCPUを設けてRS−485等によって行うこともできるし、CPUを設けず接点やTTL等の制御信号のみで行うこともできる。
【0039】
図4に示すように、恒温槽であるチャンバ20内には、複数のFPDモジュールDを複数段に載置するモジュールラック30が設置されている。図4の例では、モジュールラック30は、表側と裏側にそれぞれ20枚のFPDモジュールDを4枚ずつ5段に載置できる。
【0040】
図5に示すように、上記モジュールラック30には、載置したFPDモジュールDの後方に駆動ユニット21が配設されている。FPDモジュールDは、駆動ユニット21と各種の接続ケーブル34によって接続される。また、FPDモジュールDは、チャンバ20内において、背面を角度調節棒31に、底辺を滑り止め32に当てて立てかけられた状態で、上記モジュールラック30に載置される。この角度調節棒31は、角度調整ゲージ33での係止位置を変更することで、FPDモジュールDの表示面を作業者が見易いように、FPDモジュールDの表示面の角度を調整できる。なお、図5では、駆動ユニット21の切替回路23とコネクタ24とを接続するケーブルは省略されている。
【0041】
図3に示すように、上記バーンイン装置1には、チャンバ20を開けることなくFPDモジュールDの表示面を観察できるように、引き戸のガラス扉15が設けられている。これにより、全面がガラス扉15であるため、多数のFPDモジュールD…の表示状態が一目で確認できる。また、チャンバ20内のFPDモジュールDがガラス扉15のもっとも近い位置に設置されるため、微妙な不具合も目視確認できる。
【0042】
また、このガラス扉15には、FPDモジュールDの正面近傍にコネクタ24(図2)が、FPDモジュールDごとに配設されている。なお、コネクタ24は、チャンバ20内で対応する駆動ユニット21の切替回路23(図2)に接続されている。
【0043】
また、上記バーンイン装置1には、作業者が操作するためのタッチパネル13(図2)が設けられている。加えて、上記バーンイン装置1には、ワイヤレス受信機14が設けられており、タッチパネル13より離れた位置からでも作業者がリモコン装置R(図2)によって操作できるようになっている。
【0044】
そして、作業者がタッチパネル13あるいは上記リモコンで行った操作は、メインコントローラ11を介して制御信号として、バーンイン装置1の各所に伝送される。これにより、作業者は、例えば以下のような操作が可能である。▲1▼すべてのFPDモジュールDの点灯/消灯、▲2▼すべてのFPDモジュールDの黒表示表示、▲3▼パターンの切り替え(先送り/後戻り)、▲4▼表示パターンの自動送り機能の一時停止/解除、▲5▼表示パターンの自動送り機能/手動送り機能の切り替え、▲6▼バックライトのみ点灯。さらに、タッチパネル13では、電源制御条件、表示パターン(図柄)、エージング温度/時間などを、FPDモジュールDごとに詳細に設定および確認できる。
【0045】
つづいて、図1を参照しながら、チャンバ20に収納したFPDモジュールDに駆動信号を供給するための構成について詳述する。
【0046】
図1は、図2に示すようにFPDモジュールDごとに設けられた駆動ユニット21…のうちの1つのコネクタ24と解析用信号供給装置51のコネクタ53とを接続した状態を示すブロック図である。
【0047】
第一に、駆動ユニット21は、簡易検査用信号発生器(第1の駆動信号供給手段)22、切替回路23を備えて構成されている。
【0048】
上記簡易検査用信号発生器22は、パターン発生器41、駆動回路42、クロック信号発生器43、電源44を備えて構成されている。
【0049】
上記パターン発生器41は、メインコントローラ11(図2)からの制御信号に応じて、上記クロック信号発生器43が発生するクロック信号のタイミングに従って、上記制御信号で指定された表示パターンの画像信号を生成し、上記駆動回路42へ出力する。
【0050】
上記駆動回路42は、上記パターン発生器41から入力された画像信号に基づき、上記クロック信号発生器43が発生するクロック信号のタイミングに従って、電源44の電圧を用いて、FPDモジュールDの駆動信号(簡易検査用信号(第1の駆動信号))を生成し、上記切替回路23へ出力する。
【0051】
ここで、上記パターン発生器41には、FPDモジュールDの製造ラインの検品工程で使用する、各色(RGB)のベタ画像等の簡易な表示パターンがあらかじめ格納されている。
【0052】
第二に、解析用信号供給装置51は、解析用信号発生器52を少なくともを備えている。そして、上記解析用信号発生器52は、CPU(central processing unit)61、メモリ62、パターン発生器63、パターン発生用メモリ64、駆動回路65、クロック信号発生器66、分周器67、電源68を備えて構成されている。
【0053】
上記解析用信号供給装置51は、メモリ62に展開した所定のプログラムをCPU61が実行することによって制御される。なお、CPU61は、上記クロック信号発生器66が発生するクロック信号のタイミングに従って動作する。
【0054】
上記パターン発生器63は、CPU61からの制御信号に応じて、上記クロック信号発生器66が発生するクロック信号に基づき上記分周器67が発生するタイミング信号に従って、上記制御信号で指定された表示パターンの画像信号を生成し、上記駆動回路65へ出力する。
【0055】
上記駆動回路65は、上記パターン発生器63から入力された画像信号に基づき、上記分周器67が発生するタイミング信号に従って、電源68の電圧を用いて、FPDモジュールDの駆動信号(解析用信号)を生成し、コネクタ53へ出力する。
【0056】
ここで、上記パターン発生器63には、FPDモジュールDの製造ラインの検品工程で発見された欠陥の原因を特定するための、十字カーソル等の精細な表示パターンがあらかじめ格納されている。なお、パターン発生器63は、出力に先立って表示パターンの画像信号を生成してパターン発生用メモリ64に格納しておき、出力時にはパターン発生用メモリ64より読み出すことで画像信号を出力してもよい。
【0057】
つぎに、上記駆動ユニット21の切替回路23は、コネクタ24から解析用信号が入力されていなければ、駆動回路42から入力された簡易検査用信号をFPDモジュールDへ出力し、一方、コネクタ24から解析用信号が入力されていれば、この解析用信号をFPDモジュールDへ出力する回路である。すなわち、切替回路23は、第2の駆動信号の入力を検知した時、当該第2の駆動信号をFPDモジュールDに入力する回路である。
【0058】
よって、図1に示すように、コネクタ24とコネクタ53とが接続された状態では、上記切替回路23は、チャンバ20外部の解析用信号発生器52からの入力解析用信号をFPDモジュールDへ出力する。
【0059】
なお、切替回路23における出力信号の解析用信号への切り替えは、例えばコネクタ53の所定のピンを短絡するなどにより、信号の切り替えを指定する特別な信号を解析用信号に含めることによっても可能となる。すなわち、解析用信号を検知して出力信号を切り替える切替回路23は、公知の技術に基づいて種々に実現できるものである。
【0060】
これにより、コネクタ53をコネクタ24に接続するだけで、簡易検査用信号発生器22で生成した簡易検査用信号に代えて、外部の解析用信号発生器52で生成した解析用信号をFPDモジュールDに供給することができる。
【0061】
つづいて、図6を参照しながら、上記解析用信号供給装置51についてさらに説明する。
【0062】
上記解析用信号供給装置51は、解析用信号発生器52による表示パターンの表示を、ピクセル・サブピクセル単位で制御できる。具体的には、例えば十字カーソルを表示する場合、交差点の座標を表示パネル54に表示させながら、交差点の位置を操作ボタン55で移動させることができる。
【0063】
また、上記解析用信号供給装置51は、複数種(SVGA、XGA、SXGA、UXGA等)のFPDモジュールDの解析が行えるように、画面サイズ、駆動クロック、および表示パターン等の設定をあらかじめパターン発生器63に格納しておいてもよい。
【0064】
また、図6に示すように、上記解析用信号供給装置51は、DC電源装置56やコンピュータ57とともにキャスタ付きラック58に搭載されて、可搬式の解析装置50を構成してもよい。
【0065】
上記DC電源装置56は、駆動するFPDモジュールDに供給する電源であり、複数のFPDモジュールに対応可能な容量を備えている。
【0066】
上記コンピュータ57は、▲1▼複雑な表示パターン(図柄)の編集・作成、▲2▼解析用信号供給装置51やDC電源装置56の設定の変更、▲3▼検出したFPDモジュールDの不良情報(不良箇所、不良内容等)の入力・保管を行うことができる。なお、上記コンピュータ57で編集・作成した表示パターンは、解析用信号発生器52で利用できる。
【0067】
以上より、上記バーンイン装置1および解析用信号供給装置51を含む表示装置の検査システムによれば、チャンバ20にFPDモジュールDを複数枚収納し、パネル表面の温度分布を高精度で維持しながら、各FPDモジュールDに駆動信号を入力して表示パターンを表示させ、表示状態をガラス扉15を通して観察できる。上記駆動信号としては、内部の簡易検査用信号発生器22で生成した簡易検査用信号と、外部の解析用信号発生器52で生成してコネクタ53・24を介して入力された解析用信号とが利用できる。
【0068】
ここで、上記バーンイン装置1は、コネクタ24および切替回路23がFPDモジュールDごとに設けられており、簡易検査用信号と解析用信号との切り替えをFPDモジュールDごとに行うことができる。
【0069】
よって、スクリーニング試験で欠陥が発見されたFPDモジュールに対してのみに、さらに不良内容を特定するための解析用信号を入力して詳細な検査を行うことが可能となる。
【0070】
このように、上記表示装置の検査システムは、従来の分配方式の欠点を補う1対1方式であって、かつ、簡易検査用信号で欠陥が発見されたFPDモジュールにのみ選択的に解析用信号を入力することで、従来の1対1方式の欠点を解決したものである。それゆえ、恒温槽内のFPDモジュールに簡易検査用信号と解析用信号とを印加できる恒温目視装置を、低コストで実現できる。
【0071】
なお、本実施の形態では、検査対象をFPDモジュールとし、高温のチャンバ内で簡易検査用信号あるいは解析用信号を印加できる恒温目視検査装置について説明した。しかし、本実施の形態は本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、以下のように構成することができる。
【0072】
検査対象はFPDモジュールに限定されず、CRT(cathode ray tube)を含む表示装置全般の目視検査に広く適用できる。また、チャンバ20内の環境は、チャンバコントローラ12によって、低温、高湿、振動などの高温以外の状態に制御されていてもよい。また、信号印加時には、表示状態の目視検査とともに、出力信号波形をモニタしてもよい。
【0073】
また、簡易検査用信号と解析用信号との切り替えは、FPDモジュールDの直前で行ってもよいし、駆動回路42の直前で行ってもよいし、解析用信号をパターン発生器41に入力して簡易検査用信号の発生を停止させることで行ってもよい。
【0074】
また、解析用信号供給装置51を搬送可能としたが、解析用信号供給装置51(および作業者)の位置を固定して、チャンバ20すなわちFPDモジュールDを解析用信号供給装置51の位置まで移動可能に構成してもよい。
【0075】
また、一般にバーンイン装置は製造ラインの検査工程において使用されるため、複数台が同時に使用される。この点、上記解析用信号発生器52は外部接続であるため、1台か2台程度の解析用信号発生器52ですべてのバーンイン装置1に収納されているFPDモジュールDの解析用信号による検査を行うことができる。もちろん、解析用信号発生器52の台数は、バーンイン装置1で確認される不良発生数に応じて検討される。なお、1台の解析用信号発生器52が解析用信号発生器52を複数備え、複数のFPDモジュールD…に解析用信号を独立に入力可能に構成してもよい。
【0076】
また、外部の解析用信号発生器52と切替回路23とをチャンバ20内の環境を乱すことなく接続する構成としては、例えば、図7〜図10に示すような構成が可能である。なお、図7〜図10に示す構成は一例であり、FPDモジュールDおよびコネクタ24の数や位置あるいはガラス扉15の形状などを限定するものではない。
【0077】
図7では、バーンイン装置1(図3参照)のガラス扉15が、横方向に並べて載置された4枚のFPDモジュールDごとに、4枚の表示状態を同時に観察可能に横長形状で設けられている。このガラス扉15は、下端辺が回転軸であり、上端部に配設された開閉用つまみ15aによって、上端辺が操作者側へ引き出されるように開放される。そして、各FPDモジュールDに対応するコネクタ24は、ガラス扉15の下端辺の下方位置においてガラス扉15と隣接して配設されている。
【0078】
図8では、バーンイン装置1(図3参照)のガラス扉15が、縦方向に並べて載置された5枚のFPDモジュールDごとに、5枚の表示状態を同時に観察可能に縦長形状で設けられている。このガラス扉15は、右端辺が回転軸であり、左端部に配設された開閉用つまみ15aによって、左端辺が操作者側へ引き出されるように開放される。そして、各FPDモジュールDに対応するコネクタ24は、ガラス扉15の右端辺の右方位置においてガラス扉15と隣接して配設されている。
【0079】
このように、図7および図8の構成例では、コネクタ24が対応するFPDモジュールDに近接して配設されている。よって、簡易検査用信号による表示状態を観察しながら解析用信号を入力すべきFPDモジュールDを特定し、その特定したFPDモジュールDに対応するコネクタ24に解析用信号供給装置51のコネクタ53を確実に接続することが容易である。
【0080】
図9では、バーンイン装置1(図3参照)のガラス扉15が、横に2枚ずつ5段並べて載置された10枚のFPDモジュールDごとに、10枚の表示状態を同時に観察可能に縦長形状で設けられている。このガラス扉15は、隣接する2枚1組で左右引き違いの引き戸を構成する。そのため、各ガラス扉15には、右端辺あるいは/および左端辺に沿って開閉用引手15bが配設されている。そして、各FPDモジュールDに対応するコネクタ24は、1組のガラス扉15・15が構成する引き戸ごとに、引き戸の額縁に配設されている。すなわち、図9では、右の組の引き戸91内に収納される20枚のFPDモジュールDに対応する20個のコネクタ24…が右方の額縁93に配設され、左の組の引き戸92内に収納される20枚のFPDモジュールDに対応する20個のコネクタ24…が左方の額縁94に配設されている。
【0081】
また、図10では、図9と同様に、バーンイン装置1のガラス扉15が、隣接する2枚1組で左右引き違いの引き戸を構成する。そして、1組のガラス扉15・15が構成する引き戸ごとに、コネクタ24と当該コネクタ24から解析用信号を入力するFPDモジュールDを設定する切り替えスイッチ24aとが1個ずつ引き戸の額縁に配設されている。すなわち、図10では、右の組の引き戸91内に収納される20枚のFPDモジュールDに対応するコネクタ24とその切り替えスイッチ24aが右方の額縁93に配設され、左の組の引き戸92内に収納される20枚のFPDモジュールDに対応するコネクタ24とその切り替えスイッチ24aが左方の額縁94に配設されている。なお、切り替えスイッチ24aは信号ラインの切り替えを機械的に行っても、電気的に行ってもよい。また、コネクタ24を何枚のFPDモジュールDで共用するかは、コネクタ24からFPDモジュールDまでの信号線の限界に基づいて決定できる。
【0082】
このように、図9および図10の構成例では、複数のFPDモジュールDに対応するコネクタ24が1カ所にまとめて配設されている。よって、解析用信号供給装置51のコネクタ53をつなぎ換える際、作業者は移動する必要がない。なお、簡易検査用信号による表示状態を観察しながら解析用信号を入力すべきFPDモジュールDを決定し、コネクタ53をつなぎ換える場合、このようなコネクタ24の配置は小型のバーンイン装置1に適している。
【0083】
さらに、コネクタ24をチャンバ20の外部に露出して設ける以外にも、チャンバ20の外壁(ガラス扉15を含む)にケーブルを通す孔や作業者が手を挿入する隙間を開閉自在に設けてもよい。
【0084】
また、FPDモジュールDに切り替えて入力する駆動信号を簡易検査用信号および解析用信号として説明したが、これら信号の用途は限定されない。すなわち、簡易検査用信号発生器22で生成する信号は、信号発生器をバーンイン装置(チャンバ内を含む)に設けることが、信号発生器をバーンイン装置の外部に複数のFPDモジュールに対して1つ設けるよりも望ましい信号であればよい。一方、解析用信号発生器52で生成する信号は、信号発生器をバーンイン装置の外部に複数のFPDモジュールに対して1つ設けることが、信号発生器をバーンイン装置に設けるよりも望ましい信号であればよい。
【0085】
【発明の効果】
以上のように、本発明の表示装置の検査装置は、複数の表示装置に駆動信号を入力して表示状態を提示する表示装置の検査装置であって、第1の駆動信号を生成する第1の駆動信号供給手段を備え、かつ、第2の駆動信号を外部より入力する入力手段、および、上記第1の駆動信号供給手段が生成した第1の駆動信号と上記入力手段を介して入力された第2の駆動信号との何れか一方を選択して上記表示装置に入力する切替手段を、上記表示装置ごとに備える構成である。
【0086】
それゆえ、外部からの第2の駆動信号の入力を表示装置ごとに行うことができるとともに、内部の第1の駆動信号供給手段で生成した第1の駆動信号と、外部から入力手段を介して入力された第2の駆動信号との切り替えを、表示装置ごとに行うことができる。
【0087】
よって、第2の駆動信号の供給は表示装置を選択して行うことが可能であるため、第2の駆動信号を生成する駆動信号供給装置は複数の表示装置に対して1台でよい。また、1台の駆動信号供給装置からの入力信号を複数の表示装置に分配する必要がないため、分配回路や波形成形回路を省略できる。また、上記駆動信号供給装置は上記表示装置の検査装置とは別体に設けることができるため、故障した場合でも交換が容易である。
【0088】
したがって、上記表示装置の検査装置によれば、第1の駆動信号と第2の駆動信号とをそれぞれ確実に供給できる。それゆえ、内部で生成した駆動信号を用いた検査と、外部で生成した駆動信号を用いた検査とを確実に行うことができる表示装置の目視検査装置を、低コストで実現できるという効果を奏する。
【0089】
さらに、本発明の表示装置の検査装置は、上記切替手段は、上記第2の駆動信号の入力を検知した時、当該第2の駆動信号を上記表示装置に入力するものである。
【0090】
それゆえ、さらに、上記表示装置の検査装置によれば、第2の駆動信号を入力手段に入力するだけで、内部で生成した第1の駆動信号から外部で生成した第2の駆動信号に自動的に切り替えて、表示装置に供給することができるという効果を奏する。
【0091】
さらに、本発明の表示装置の検査装置は、上記表示装置を収納する内部の環境を制御可能なチャンバを備えるとともに、上記入力手段が上記チャンバの外部に露出して設けられている構成である。
【0092】
それゆえ、さらに、入力手段がチャンバの外部に露出して設けられているため、チャンバ内の状態を乱すことなく、外部から第2の駆動信号を入力できるという効果を奏する。
【0093】
また、本発明の駆動信号供給装置は、上記の表示装置の検査装置に上記第2の駆動信号を供給する駆動信号供給装置であって、上記表示装置の検査装置とは独立して搬送可能である。
【0094】
それゆえ、上記駆動信号供給装置が上記表示装置の検査装置とは独立して搬送可能であるため、第1の駆動信号で欠陥が発見された表示装置の位置まで駆動信号供給装置を移動させて、第2の駆動信号による検査を行うことが容易であるという効果を奏する。
【0095】
また、本発明の表示装置の検査システムは、上記の表示装置の検査装置と、上記の駆動信号供給装置と、を含む構成である。
【0096】
それゆえ、上記表示装置の検査装置および駆動信号供給装置によれば、第1の駆動信号と第2の駆動信号とをそれぞれ確実に供給できる。したがって、表示装置の検査装置で生成した駆動信号を用いた検査と、駆動信号供給装置で生成した駆動信号を用いた検査とを確実に行うことができる表示装置の目視検査システムを、低コストで実現できるという効果を奏する。また、駆動信号供給装置が表示装置の検査装置とは独立して搬送可能であるため、第1の駆動信号で欠陥が発見された表示装置の位置まで駆動信号供給装置を移動させて、第2の駆動信号による検査を行うことが容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したバーンイン装置および解析用信号供給装置における駆動信号を生成する回路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るバーンイン装置および解析用信号供給装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図3】図2に示したバーンイン装置の外観を示す斜視図である。
【図4】図2に示したバーンイン装置のチャンバ内にFPDモジュールが収納された状態を示す説明図である。
【図5】図2に示したバーンイン装置のチャンバ内におけるFPDモジュールと駆動ユニットとの接続状態を示す説明図である。
【図6】図2に示した解析用信号供給装置を搭載した解析装置の概略を示す説明図である。
【図7】図3に示したバーンイン装置のガラス扉およびコネクタの一構成例を示す説明図である。
【図8】図3に示したバーンイン装置のガラス扉およびコネクタの他の構成例を示す説明図である。
【図9】図3に示したバーンイン装置のガラス扉およびコネクタのさらに他の構成例を示す説明図である。
【図10】図3に示したバーンイン装置のガラス扉およびコネクタのさらに他の構成例を示す説明図である。
【図11】従来の技術に係る分配方式のバーンイン装置の概略を示すブロック図である。
【図12】従来の技術に係る1対1方式のバーンイン装置の概略を示すブロック図である。
【符号の説明】
D FPDモジュール(表示装置)
1 バーンイン装置(表示装置の検査装置)
20 チャンバ
22 簡易検査用信号発生器(第1の駆動信号供給手段)
23 切替回路(切替手段)
24 コネクタ(入力手段)
51 解析用信号供給装置(駆動信号供給装置)
Claims (4)
- 複数の表示装置に駆動信号を入力して表示状態を提示する表示装置の検査装置であって、
簡易検査信号である第1の駆動信号を生成する第1の駆動信号供給手段と、解析用信号である第2の駆動信号を外部より入力する入力手段と、上記第1の駆動信号供給手段が生成した第1の駆動信号と上記入力手段を介して入力された第2の駆動信号との何れか一方を選択して上記表示装置に入力する切替手段とを、上記表示装置ごとに備えることを特徴とする表示装置の検査装置。 - 上記切替手段は、上記第2の駆動信号の入力を検知した時、当該第2の駆動信号を上記表示装置に入力するものであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置の検査装置。
- 上記表示装置を収納する内部の環境を制御可能なチャンバを備えるとともに、
上記入力手段が上記チャンバの外部に露出して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置の検査装置。 - 請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置の検査装置と、上記検査装置に上記第2の駆動信号を供給する駆動信号供給装置と、を含むことを特徴とする表示装置の検査システム。
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