JPH0712752A - 液晶パネルの試験方法および試験装置 - Google Patents

液晶パネルの試験方法および試験装置

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JPH0712752A
JPH0712752A JP15557793A JP15557793A JPH0712752A JP H0712752 A JPH0712752 A JP H0712752A JP 15557793 A JP15557793 A JP 15557793A JP 15557793 A JP15557793 A JP 15557793A JP H0712752 A JPH0712752 A JP H0712752A
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test
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JP15557793A
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Kiyoshi Sugawara
潔 菅原
Hiroyuki Yoshine
裕之 芳根
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エージング加速試験などのように、複数の液
晶パネルを同時に駆動試験(本試験)するための試験用
ボードに対し、各液晶パネルが正常に試験用ボードに対
してコンタクトしているかを、本試験の前に確認するこ
とができる液晶パネルの試験方法および試験装置を提供
すること。 【構成】 試験用ボード32における各ソケット取付位
置に貫通孔62を形成し、これら貫通孔62を通して、
各ソケットに装着された液晶パネル3aに光を透過さ
せ、液晶パネル3aを駆動した状態で、液晶パネル3a
からの透過光を観察することにより、液晶パネル3aの
エージング加速試験前に、液晶パネル3aとソケット3
4またはソケット34と試験用ボード32とのコンタク
トを確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの試験方法
および試験装置に係り、さらに詳しくは、複数の液晶パ
ネルを同時に駆動試験するための試験用ボードに対し、
各液晶パネルが正常に試験用ボードに対してコンタクト
しているかを、本試験の前に確認するための液晶パネル
の試験方法および試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ビデオカメラのビューファイ
ンダ、小型テレビ、ワープロまたは携帯型コンピュータ
の表示装置などにおいて、薄型で消費電力が少ない液晶
パネルが用いられている。
【0003】この種の液晶パネルは、表面に薄膜トラン
ジスタ(TFT)をつくり込んだTFT基板と対向基板
との間に液晶を封入することにより構成されるが、最終
製品であるビデオカメラなどに組み込む前に、各種の試
験・検査を行ない、完成品の不良を防止している。
【0004】液晶パネルの試験・検査の一つとしてエー
ジング加速試験がある。このエージング加速試験は、た
とえば60℃に設定した恒温チャンバー内に、多数の液
晶パネルを投入し、各液晶パネルにグレーの駆動信号を
送り、たとえば6時間放置した後、液晶表示状態を評価
する試験であり、液晶パネルが高温で長時間使用された
場合の耐久信頼性を保証するための試験である。
【0005】このようなエージング加速試験を行う場
合、恒温チャンバー内に多数の液晶パネルを投入し、か
つ、各液晶パネルを同時に駆動させる必要があるため、
エージングボードと呼ばれる試験用ボードにソケットを
介して液晶パネルを複数取り付け、エージングボードに
形成された検査用駆動回路と外部装置とによって液晶パ
ネルの駆動を行うようにしている。
【0006】ここで用いられるソケットは、恒温チャン
バー内で液晶パネルを駆動させる必要があるために、液
晶パネルの端子とソケットの端子とを精度よく接続させ
なければならず、しかも、両端子を接続させた後に液晶
パネルを固定しておく必要もある。
【0007】ソケットは予めエージングボードに取り付
けられ、各ソケットに対して、液晶パネルを自動挿入す
る装置が開発されている。この自動挿入装置の精度が完
全であれば、各液晶パネルは、各ソケットに対して確実
に固定され、そのコンタクト不良も生じない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動挿入装
置の精度を完全にすることは困難であり、液晶パネルと
ソケットとのコンタクト不良が生じる場合がある。その
状態で、エージングボードを恒温チャンバーに入れ、液
晶パネルのエージング加速試験を行なっても、コンタク
ト不良が生じている液晶パネルについては、正確な試験
結果を得ることはできない。
【0009】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、エージング加速試験などのように、複数の液晶パネ
ルを同時に駆動試験(本試験)するための試験用ボード
に対し、各液晶パネルが正常に試験用ボードに対してコ
ンタクトしているかを、本試験の前に確認することがで
きる液晶パネルの試験方法および試験装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液晶パネルの試験方法は、試験用ボードに
おける各液晶パネル取付位置に貫通孔を形成し、これら
貫通孔を通して、各液晶パネルに光を透過させ、液晶パ
ネルを駆動した状態で、液晶パネルからの透過光を観察
することにより、液晶パネルの駆動本試験前に、液晶パ
ネルと試験用ボードとのコンタクトを確認することを特
徴とする。
【0011】また、本発明の液晶パネルの試験装置は、
各液晶パネルが取り外し自在に装着され、液晶パネルに
対して検査用光が透過可能になるように開口部が形成し
てあるソケットと、各液晶パネルが取り付けられた複数
のソケットが装着され、各ソケット取付位置に貫通孔が
形成してある試験用ボードと、上記試験用ボードが接続
され、試験用ボードおよびソケットを通して各液晶パネ
ルに駆動信号を供給するコネクタと、上記試験用ボード
の裏側に配置され、試験用ボードの貫通孔およびソケッ
トの開口部を通して、各液晶パネルに光を透過させる光
源とを有する。
【0012】
【作用】本発明の液晶パネルの試験装置を用いた試験方
法では、試験用ボードに形成された貫通孔を通して、各
液晶パネルに光を透過させ、液晶パネルを駆動した状態
で、液晶パネルからの透過光を観察する。コンタクト不
良が生じている液晶パネルの透過光は、コンタクト不良
が生じていない液晶パネルの透過光と異なるので、それ
を観察することで、コンタクト不良が生じている液晶パ
ネルを特定することができる。したがって、液晶パネル
の駆動本試験(たとえばエージング加速試験)前に、液
晶パネルとソケットまたはソケットと試験用ボードとの
コンタクトを確認することができる。コンタクト不良が
生じている液晶パネルは、たとえば作業者により、ソケ
ットなどを介して再度試験用ボードに対して確実に接続
され、その後、駆動本試験が行なわれる。その結果、コ
ンタクト不良が生じたままで駆動本試験が行なわれるな
どの不都合がなくなり、駆動本試験の精度が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る液晶パネルの試験方法お
よび試験装置を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例に係る液晶パネルの試
験装置の概略斜視図、図2(A),(B)はそれぞれ液
晶パネルの平面図および断面図、図3は図1に示すiii
−iii 線に沿う概略断面図、図4は図1に示すエージン
グボードの概略平面図、図5(A),(B)はそれぞれ
ソケットへの液晶パネルの取付を示すソケットの概略断
面図である。
【0014】まず、液晶パネルについて説明する。図2
に示すように、液晶パネル3は、表面に薄膜トランジス
タ(TFT)などを作り込んだ透明な駆動基板10と、
透明対向電極が形成してある透明な対向基板11を有
し、これら基板間に液晶が封入してある。なお、図2に
おいて符号「8」が液晶パネル3の一側に配設された駆
動基板側端子であり、この端子8と図示しないフレキシ
ブルプリント基板(FPC)とが電気的に接続される。
また、符号「12」,「13」は、液晶パネル3の表裏
それぞれに貼着された上偏光板および下偏光板であり、
互いに90゜の角度で位相した偏光角度を有している。
【0015】この液晶パネル3の製造過程において、駆
動基板10と対向基板11との間に液晶を封入した後、
偏光板12,13を装着する前に、液晶パネルの耐久信
頼性を試験するために、液晶パネルはエージング加速試
験される。本実施例の方法は、エージング加速試験前
に、このエージング加速試験を行なうための試験用ボー
ドとしてのエージングボードに対し、液晶パネルが正常
なコンタクト状態で接続してあるか否かを確かめるため
の方法である。
【0016】本実施例の試験方法を実施するための試験
装置を図1に示す。図1に示すように、本発明の一実施
例に係る液晶パネルの試験装置30は、ソケット34が
複数装着されたエージングボード32を有する。エージ
ングボード32は、エージングボードホルダー38に保
持される。エージングボードホルダー38は、ガイドロ
ッド42に対して、その軸方向移動自在に保持される。
エージングボード32には、接続端子40が形成してあ
り、エージングボードホルダー38をガイドロッド42
に沿って矢印A方向に移動させることで、接続端子40
をコネクタ36に接続可能になっている。コネクタ36
に対して接続端子が接続することで、エージングボード
32に対して、液晶のための試験用駆動信号が供給され
る。
【0017】エージングボードホルダー38をガイドロ
ッド42に沿って移動させるには、操作パネル48の操
作によるモータ駆動などで行なう。ガイドロッド42
は、傾斜盤33の表面に形成してある。傾斜盤33は、
支持台31上に傾斜して装着してある。この支持台31
に、操作パネル48が形成してある。
【0018】傾斜盤33には、上偏光板ユニット44
が、ガイドロッド46に沿って軸方向移動可能に装着し
てある。上偏光板ユニット44は、図3に示すように、
ガラス50の上に上偏光板52を積層させた構造であ
り、エージングボード32上に行列上に装着されたソケ
ット34の上方を、ソケットの34の列方向に平行移動
自在に装着してある。この上偏光板ユニット44は、1
行分のソケット34に装着された液晶パネル3aからの
透過光を観察するために十分な幅を有し、ユニット44
を矢印B方向に移動させることで、各行毎のソケットに
装着された液晶パネル3aからの透過光を順次観察する
ことができる。
【0019】傾斜盤33には、図3に示すように、開口
部35が形成してあり、傾斜盤33の背面に装着された
光源ユニット54からの光をエージングボード32の背
面へ透過させるようになっている。光源ユニット54に
は、光源としての蛍光灯56が複数配置され、その前面
に、保護ガラス58および下偏光板60が装着してあ
る。下偏光板60と上偏光板52とは、90度の角度で
偏光角度がずれるように、配置してある。各ソケット3
4に装着される製造途中の液晶パネル3aには、偏光板
が装着されていない。
【0020】なお、本実施例では、光源ユニット54を
傾斜盤33の背面に固定したが、本発明では、この光源
ユニット54を図1に示すエージングボードホルダー3
8の背面に装着するように構成することもできる。本実
施例のエージングボード32は、たとえばガラスエポキ
シ系の基板で構成してあり、その大きさは特に限定され
ないが、たとえば580×230mm程度である。このエ
ージングボード32は、図4に示すように、たとえば5
0個のソケット34を行列上に配置するための大きさを
有し、その表面には、ソケット34のコンタクトピンが
装着されるコンタクト孔が、ソケット装着1に対応して
形成してあると共に、各コンタクト孔とボードの接続端
子40とを接続するためのプリント配線回路が形成して
ある。
【0021】本実施例では、このエージングボード32
に、各ソケット34取付位置に対応して、光を透過させ
るための貫通孔62が形成してある。この貫通孔を透過
した光は、後述するように、ソケット34の開口部を通
して液晶パネルに入射するようになっている。
【0022】次に、図5に基づき、液晶パネル3aとソ
ケット34との装着関係について説明する。図5に示す
ように、ソケット34は、例えばポリエーテルサルホン
(PES)など、絶縁性を有するエンジニアリングプラ
スチックス等から形成されたソケット本体2を有してお
り、このソケット本体2の上面には、試験対象となる液
晶パネル3aが載置される座面4が形成してある。座面
4の中央には開口部5が開設してある。開口部5は、液
晶パネル3aの映像表示部に対応する大きさであり、後
述するように、そこを通して光が液晶パネル3aに入射
する。
【0023】座面4の周囲には、立壁6が形成されてお
り液晶パネル3aを座面4上に載置した後の液晶パネル
3aの落下等を防止するようになっているが、液晶パネ
ル3aを座面4上に載置する際においては、液晶パネル
3aの外周縁と立壁6とが干渉しないように、立壁6の
内周寸法は液晶パネル3aの外周寸法より大きく設定し
てある。
【0024】座面4の対向する側部には、図2に示す液
晶パネル3の端子8と接触するコンタクトピン9a,9
bが取り付けてある。図2に示す液晶パネル3は、試験
後の液晶パネル3aに対して偏光板12,13を取り付
けた後のものである。ソケット本体2に取り付けられた
コンタクトピン9a,9bの他端は、エージンボードの
端子に装着され、エージングボード32を通して液晶パ
ネル3aに試験用駆動信号を供給する。
【0025】液晶パネル3aをソケット1に載置するに
あたり、液晶パネル3aの端子8とソケットのコンタク
トピン9aとを高精度で位置決めするのは、マーキング
を利用した画像処理により行うが、液晶パネル3aを載
置した後に該液晶パネルを固定するために、ソケット本
体2には一対の押え爪14が設けられている。
【0026】押え爪14は、貫通軸によってソケット本
体2に対して回動自在に支持されており、その基端とソ
ケット本体2との間にが介装されて、常時液晶パネル3
aを固定しようとする方向に付勢されている。押え爪1
4の先端には、液晶パネル装着装置のローラ27によっ
て押圧されるカム面17が形成されており、その最先端
14bとソケット本体2に設けられたコンタクトピン9
a,9bとで液晶パネル3aを挟持するようになってい
る。
【0027】液晶パネル装着装置によってカム面17が
押圧されると、押え爪14はスプリング16の弾性力に
抗して開き、コンタクトピン9a,9bの先端が露呈す
るので、上方から供給される液晶パネル3aの装着が容
易になる。これに対して、押え爪14のカム面17への
押圧力を解除すると、押え爪14はスプリングの弾性力
によって閉じることになり、該押え爪の最先端14bが
コンタクトピン9a,9bの先端に対向して液晶パネル
3aを強固に挟持することができる。
【0028】液晶パネル3aを、エージングボード32
に予め装着された各ソケット34に対して自動装着する
には、まず、液晶パネル3aを図5(A)に示す装着装
置の吸着部22に吸着する。このとき、液晶パネル3a
の駆動基板10側を吸着部22に吸着する。
【0029】この状態から、吸着部22をソケット34
に接近させてゆくと、まず最初に、ローラ27がソケッ
トの押え爪14に形成されたカム面17に接触し、該カ
ム面17を押圧する。これによって、ソケットの押え爪
14がスプリングの弾性力に抗して開き、コンタクトピ
ン9a,9bの先端が露呈する。
【0030】この状態で流体シリンダなどを作動させて
吸着部22を下降させ、真空チャックに吸着された液晶
パネル3aをソケット34の装着位置に載置したのち、
真空源からの吸着力を遮断することにより液晶パネル3
aの吸着を解除する。液晶パネル3aを放してソケット
34に載置したら、図5(B)に示すように、吸着部2
2およびローラ27ををソケット34から離間させる。
すると、スプリングの弾性力によって押え爪14が閉
じ、その結果、液晶パネル3aがソケット34に固定さ
れることになる。
【0031】このように、液晶パネル3aを載置すると
きのみ、ソケットの押え爪14を開くようにし、しかも
押え爪14の開閉操作を液晶パネル装着装置の吸着部2
2の接近離反移動を利用して行っているため、液晶パネ
ル3aの装着操作の自動化を実現することができ、その
結果、装着作業の効率が向上する。
【0032】本実施例では、このような液晶パネルのソ
ケットに対する自動装着における液晶パネル3aとソケ
ット34とのコンタクトの確認を、エージング加速試験
前に行なうために、以下のような方法を採用している。
すなわち、エージングボード32に予め装着された各ソ
ケット34に対し、それぞれ液晶パネル3aを、前述の
ような自動装着装置により自動装着し、その後、このエ
ージングボード32を、図1に示す試験装置30のエー
ジングボードホルダー38に対して取り付ける。次に、
図1に示す操作パネルを操作し、モータ駆動により、エ
ージングボードホルダー38をエージングボード32と
共に、ガイドロッド42に沿って図1上矢印A方向にス
ライド移動させ、エージングボード32の接続端子40
をコネクタ36に接続する。
【0033】次に、操作パネル48を操作することによ
り、コネクタ36から、エージングボード32に対し、
液晶試験用駆動信号を供給する。この駆動信号は、コン
タクトが正常であることを条件に、各ソケット34に送
られ、そこから各液晶パネル3aに送られる。試験用駆
動信号としては、特に限定されないが、たとえば液晶パ
ネルがノーマルホワイトの液晶パネルである場合に、液
晶パネルの表示部全面を黒表示とする駆動信号を供給す
る。
【0034】同時に、操作パネル48を操作し、図3に
示す光源ユニット54の蛍光灯56を点灯させる。光源
ユニット54からの光は、下偏光板60で偏光され、エ
ージングボード32の各貫通孔62および図5に示すソ
ケット34の開口部5を通し、液晶パネル3aへ入射す
る。液晶パネル3aの端子8とソケットのコンタクトピ
ン9a,9bとのコンタクトが正常である場合には、図
3に示す上偏光板ユニット44を通して観察される液晶
パネル3aの表示面は、黒表示となる。なお、観察は目
視によって行うが、CCDカメラを用いた画像処理で自
動判別することもできる。
【0035】また、液晶パネル3aの端子8とソケット
のコンタクトピン9a,9bとのコンタクトが不良であ
る場合には、図3に示す上偏光板ユニット44を通して
観察される液晶パネル3aの表示面は、白表示となる。
したがって、本実施例の試験装置30を用いて、液晶パ
ネル3aを駆動し、液晶パネル3aの表示面を上偏光ユ
ニット44側から観察することで、コンタクト不良の液
晶パネル3aを容易に見つけることができる。なお、本
実施例では、1行分の各ソケット34に装着された液晶
パネル3aの表示面を観察した後、次の行に相当する各
ソケット34に装着された液晶パネル3aの表示面を順
次観察する。
【0036】本実施例では、液晶パネルのエージング加
速試験前に、液晶パネル3aとソケット34またはソケ
ット34とエージングボード32とのコンタクトを確認
することができる。コンタクト不良が生じている液晶パ
ネル3aは、たとえば作業者により、ソケット34を介
して再度エージングボード32に対して確実に接続され
る。その後、図1に示す試験装置30から、エージング
ボード32を取り外し、複数のエージングボード32を
恒温室内に収容し、エージング加速試験を行なう。その
結果、コンタクト不良が生じたままでエージング加速試
験が行なわれるなどの不都合がなくなり、エージング加
速試験の精度が向上する。
【0037】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。たとえば、上偏光板ユニット44の幅は、
1行分のソケット34に対応する大きさ以外に、2行
分、あるいはそれ以上の大きさであっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、液晶パネルの駆動本試験(たとえばエージング加速
試験)前に、液晶パネルとソケットまたはソケットと試
験用ボードとのコンタクトを確認することができる。コ
ンタクト不良が生じている液晶パネルは、たとえば作業
者により、ソケットなどを介して再度試験用ボードに対
して確実に接続され、その後、駆動本試験が行なわれ
る。その結果、コンタクト不良が生じたままで駆動本試
験が行なわれるなどの不都合がなくなり、駆動本試験の
精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る液晶パネルの試
験装置の概略斜視図である。
【図2】図2(A),(B)はそれぞれ液晶パネルの平
面図および断面図である。
【図3】図3は図1に示すiii −iii 線に沿う概略断面
図である。
【図4】図4は図1に示すエージングボードの概略平面
図である。
【図5】図5(A),(B)はそれぞれソケットへの液
晶パネルの取付を示すソケットの概略断面図である。
【符号の説明】
3,3a… 液晶パネル 5… 開口部 8… 駆動基板側端子 10… 駆動基板 11… 対向基板 30… 試験装置 32… エージングボード(試験用ボード) 34… ソケット 36… コネクタ 38… コネクタホルダー 40… 接続端子 44… 上偏光板ユニット 52… 上偏光板 54… 光源ユニット 56… 蛍光灯 60… 下偏光板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液晶パネルを試験用ボードに取り
    付けて、これら液晶パネルの駆動試験を行なう液晶パネ
    ルの試験方法であって、 試験用ボードにおける各液晶パネル取付位置に貫通孔を
    形成し、これら貫通孔を通して、各液晶パネルに光を透
    過させ、液晶パネルを駆動した状態で、液晶パネルから
    の透過光を観察することにより、液晶パネルの駆動本試
    験前に、液晶パネルと試験用ボードとのコンタクトを確
    認することを特徴とする液晶パネルの試験方法。
  2. 【請求項2】 各液晶パネルが取り外し自在に装着さ
    れ、液晶パネルに対して検査用光が透過可能になるよう
    に開口部が形成してあるソケットと、 各液晶パネルが取り付けられた複数のソケットが装着さ
    れ、各ソケット取付位置に貫通孔が形成してある試験用
    ボードと、 上記試験用ボードが接続され、試験用ボードおよびソケ
    ットを通して各液晶パネルに駆動信号を供給するコネク
    タと、 上記試験用ボードの裏側に配置され、試験用ボードの貫
    通孔およびソケットの開口部を通して、各液晶パネルに
    光を透過させる光源とを有し、 上記液晶パネルとソケットとのコンタクトまたはソケッ
    トと試験用ボードとのコンタクトを確認するための液晶
    パネルの試験装置。
JP15557793A 1993-06-25 1993-06-25 液晶パネルの試験方法および試験装置 Pending JPH0712752A (ja)

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