JP4627346B2 - ブレーキディスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキパッドを押し付けて制動力をかけるブレーキディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車用のディスクブレーキは、ブレーキディスクの両面(制動部)にブレーキパッドを押し付けてブレーキディスクに制動力をかけるものである。ブレーキディスクのなかには軽量化を図るために、ブレーキディスク本体を軽量部材で形成し、その両面の制動部を摩擦係数の大きな部材で形成したものがある。
【0003】
軽量化を図ったブレーキディスクとして、例えば特開平8−226478号公報「ディスクブレーキ」が知られている。この技術は、ブレーキディスクの両面に摩擦材を固着させて制動面を形成したものである。制動面を摩擦材で形成することでブレーキディスクを軽量なアルミニウム合金で形成することが可能になりブレーキディスクの軽量化を図ることができる。
この発明では、摩擦材を溶射や塗布することにより制動面を形成するものであり、制動面の厚さは10〜20μm程度となる。
しかし、ブレーキディスクの種類によっては、より厚い制動面が必要となる。
【0004】
摩擦材を厚くしたブレーキディスクとして、例えば特開平9−42339号公報「複合金属層からなるブレーキディスク」が知られている。この技術は、アルミニウムの両面に合金鋼を爆発圧接したものである。
しかし、爆発圧接法は、アルミニウムに合金鋼を載せ、合金鋼に緩衝材を介して適当な量の爆薬を載せ、その一端を雷管によって起爆させるという煩雑な工程が必要になり、コスト的に高いものとなる。
【0005】
また、摩擦材を厚くしたブレーキディスクとして、実用新案登録第2557898号公報「ディスクロータ」も知られている。この技術は、ディスクロータの両面を形成する一対の金属板の間に、炭素繊維強化複合材料からなる板状体を配置し、一対の金属板及び板状体をリベットで一体化したものである。
しかし、一対の金属板及び板状体をリベットで一体化するには、一対の金属板及び板状体にそれぞれ複数個の貫通孔を開ける工程や、複数のリベットを加締める工程が必要になる。加えて、部品点数も多くなり、このことがコストアップの要因になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の技術では、チタン合金又はアルミニウム合金と鉄系材料とを接合するための大量生産に適した実用的な技術は無かった。
また、特開平9−42339号公報による爆発圧接法並びに実用新案登録第2557898号公報によるリベット接合法では、ブレーキディスクの製造コストが嵩み、これに代わる製造技術が求められている。
【0007】
そこで、本発明の目的は、チタン合金又はアルミニウム合金と鉄系材料とを接合することでブレーキディスクの軽量化を図ることができ、かつコストを抑えることができる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1は、チタン合金又はアルミニウム合金からなるブレーキディスク本体と、このブレーキディスク本体の両面にろう付け法で接合する鉄系材料からなる制動部と、からなる自動二輪車に取付けるブレーキディスクであって、前記ブレーキディスク本体の両面に接合された一対の制動部のうち、一方の制動部を車輪側に設けるとともに他方の制動部を前記車輪と反対側に設け、前記車輪側に設けた制動部を、前記車輪と反対側に設けた制動部の厚さより厚くした状態で車輪ハブに取付け、前記車輪と反対側に設けた制動部は、前記車輪側に設けた制動部よりブレーキディスク径方向の長さ寸法が大きいことを特徴とする。
【0009】
従来、軽量で高強度のチタン合金又はアルミニウム合金と鉄系材料とを接合するための大量生産に適した実用的な技術は無かった。そこで本発明は、ブレーキディスク本体を軽量で高強度のチタン合金又はアルミニウム合金で形成し、ブレーキディスク本体の両面に鉄系材料からなる異種の制動部をろう付け法で接合することを実現した。チタン合金やアルミニウム合金は軽量で高強度な材料であり、ブレーキディスクの軽量化を図ることができる。
また、制動部をろう付け法で接合する構成にした。制動部とブレーキディスク本体との間にろう材を挟んで溶かすだけで、制動部を簡単にブレーキディスク本体に接合することができる。
【0010】
ここで、ブレーキディスクを自動二輪車に取付けた際に、ブレーキディスクは車輪側の面と比較すると、車輪と反対側の面が走行風に十分に触れやすいことは知られている。このため、ブレーキディスクに制動力をかける際に、車輪側の制動部の温度が車輪と反対側の制動部の温度より高くなる。制動部は温度が高くなると摩擦係数が低下するので、各々の制動部の温度を一定にすることは重要である。
【0011】
これを実現化するために、一対の制動部の厚さに差を設け、例えば自動二輪車の車輪側に厚い方の制動部を取付け、走行風に触れる外側に薄い方の制動部を取付けた。車輪側の制動部を厚くすることで、制動力をかけたときに発生した熱を制動部の内部に多量に吸収する。このため、車輪側の制動部の温度と車輪と反対側の制動部の温度を同じに保つ。
従って、車輪側の制動部の摩擦係数と車輪と反対側の制動部の摩擦係数を略一定の高さに保つことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」及び「右」は運転者から見た方向に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0015】
図1は本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)を採用した自動二輪車の側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ11aに取付けたフロントフォーク12と、フロントフォーク12の上端に取り付けたハンドル13と、フロントフォーク12の下端に取り付けた前輪14と、車体フレーム11の前部上方に取付けた燃料タンク15と、燃料タンク15の後方に取り付けたシート16と、車体フレーム11の前端下方に取り付けたパワーユニット17(エンジン17a及び変速機17bを組み合せたもの)と、車体フレーム11の後部にスイング自在に取り付けたスイングアーム18と、スイングアーム18の後端に取り付けるとともにブレーキディスク30を備えた後輪19とからなる。以下、本発明に係るブレーキディスク30について説明する。
【0016】
図2は図1の2−2線断面図であり、ホイール20をハブ21、フォーク22及びリム23で構成し、このホイール20をスイングアーム18の間に配置し、ホイール20をリヤアクスル24を介してスイングアーム18に回転自在に取り付け、リム23にタイヤ25を取り付け、ハブ21の右側面にスプロケット26をボルト27・・・(・・・は複数個を示す)で取り付け、スプロケット26に駆動チェーン(図示しない)をかけ、ハブ21の左側面にブレーキディスク30をボルト31・・・で取り付け、ブレーキディスク30の下端側にキャリパ32を取り付けた状態を示す。
【0017】
キャリパ32は、自動二輪車10(図1に示す)の本体に取付けるとともにブレーキディスク30の両面(すなわち、内側制動部40及び外側制動部42)にブレーキパッド33,33を対向させて配置したものである。
キャリパ32のブレーキパッド33,33をブレーキディスク30の内側制動部40及び外側制動部42に押し付けることにより、ブレーキディスク30に制動力をかける。
【0018】
図3は本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)の断面図である。
ブレーキディスク30は、チタン合金からなるブレーキディスク本体35と、このブレーキディスク本体35の両面36a,36b(車輪側の面36a、車輪と反対側の面36b)にろう付け法で接合するステンレス鋼からなる内側制動部40及び外側制動部42とからなる。
【0019】
ブレーキディスク本体35は、リング部36を板厚t1に形成し、リング部36の内周に取付片37を板厚t2に一体形成し、取付片37に貫通孔37aを形成し、車輪と反対側の面36bを凹部に形成したチタン合金製の部材である。チタン合金は、アルミニウム6%、バナジウム4%の成分を含んだ合金であることが好ましいがこれに限らない。
リング部36の車輪側の面36aに内側制動部40を内側ろう材45で接合し、車輪と反対側の面36bに外側制動部42を外側ろう材46で接合する。ここで、外側制動部42の表面を、ブレーキディスク本体35の表面と面一に設定する。
【0020】
内側制動部40は、ステンレス鋼(一例として、SUS410M)でリング部36の車輪側の面36aと略同じ形状に形成したものである。内側制動部40の板厚t3は0.3〜0.5mmが好ましいがこれに限らない。
外側制動部42は、ステンレス鋼(一例として、SUS410M)でブレーキディスク本体35の車輪と反対側の面36bと略同じ形状に形成したものである。外側制動部42の板厚t4は、内側制動部40と同様に0.3〜0.5mmが好ましいがこれに限らない。
内側ろう材45及び外側ろう材46は、活性銀ろう、すなわち銀70%、銅28%、チタン2%の成分のものが好ましいがこれに限らない。
【0021】
図4は本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)の平面図であり、ブレーキディスク30を車輪19(図2に示す)側から見た状態を示す。
ブレーキディスク本体35の車輪側の面36a(図3参照)にリング状の内側制動部40をろう付けし、車輪と反対側の面36b(図3参照)にリング状の外側制動部42をろう付けすることでブレーキディスク30を構成する。
このブレーキディスク30の貫通孔37a・・・に、図2に示すボルト31・・・を差し込んでハブ21のねじ孔に捩じ込むことにより、ブレーキディスク30をハブ21に取付ける。
【0022】
次に、ブレーキディスク30の摩擦係数及び重量の関係について表1に基づいて説明する。
【0023】
【表1】
Figure 0004627346
【0024】
ステンレス鋼で形成したブレーキディスクを比較例1、チタン合金で形成したブレーキディスクを比較例2、アルミニウム合金で形成したブレーキディスクを比較例3、さらに第1実施の形態のブレーキディスクを実施例とした。
なお、ブレーキディスクの重量は、比較例1の重量Wを基準として、この値との比較で示した。
【0025】
比較例1は摩擦係数が0.5、重量がWである。摩擦係数は十分であるが、軽量化に問題がある。
比較例2は摩擦係数が0.2〜0.7、重量が0.6Wである。軽量化を図ることはできるが、摩擦係数に幅があり安定した制動力を得ることは難しい。
比較例3は摩擦係数が0.3、重量が0.3Wである。比較例2と同様に軽量化を図ることはできるが、摩擦係数が小さく十分な制動力を得ることは難しい。
実施例は摩擦係数が0.5、重量が0.7Wである。摩擦係数を高くすることができ、加えて軽量化を図ることもできる。
【0026】
このように、第1実施の形態によれば、ブレーキディスク本体35を軽量で高強度のチタン合金で形成し、ブレーキディスク本体35の両面に鉄系材料からなる異種の制動部40,42をろう付け法で接合した。異種材料同士をろう付け法で接合可能にすることで、軽量で高強度なチタン合金をブレーキディスク本体35として使用することが可能になり、ブレーキディスク30の軽量化を図ることができる。
【0027】
次に、ブレーキディスク20のろう付け法を説明する。
図5(a)〜(c)は本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)のろう付け法の説明図である。
(a)において、ろう付け法に使用する治具50(載置台51、加圧板53)を準備し、載置台51の複数個のピン54・・・の間に外側制動部42を配置し、外側制動部42に外側ろう材46、ブレーキディスク本体35、内側ろう材45、内側制動部40をこの順に載せる。次に、内側制動部40に加圧板53を載せる。
【0028】
内側制動部40及び外側制動部42は、素材の板厚を0.3〜0.5mmより僅かに大きく設定することが好ましい。後工程で内側制動部40及び外側制動部42の表面を研削するために、研削代を確保するためである。
内側ろう材45は、内側制動部40と同じ形状で厚さが100μmであることが好ましいが、これに限定されるものではない。また、外側ろう材46は、外側制動部42と同じ形状に形成したもので、厚さが100μmであることが好ましいが、これに限定されるものではない。
なお、内側ろう材45及び外側制動部42はパウダを使用してもよい。
【0029】
(b)において、外側制動部42、外側ろう材46、ブレーキディスク本体35、内側ろう材45及び内側制動部40の各部材をセットした治具50を真空室55に配置し、加圧板53に略2kgの荷重Pを白抜き矢印の如くかけて、ろう付けする部分の面圧を0.01kgf/cm2に設定する。
【0030】
次に、真空室55を真空状態(1.5Torr)にするとともに雰囲気を850℃まで上げ、この状態を40分継続する。内側ろう材45及び外側ろう材46が溶融する。溶融した内側ろう材45でブレーキディスク本体35の車輪側の面36aに内側制動部40を接合し、溶融した外側ろう材46でブレーキディスク本体35の車輪と反対側の面36b(図3も参照)に外側制動部42を接合する。
【0031】
このろう付け法によれば、加圧板53に略2kgの荷重Pをかけることにより、ろう付けの際に、外側制動部42及び内側制動部40に歪が発生することを防ぐ。
さらに、外側制動部42、外側ろう材46、ブレーキディスク本体35、内側ろう材45及び内側制動部40をピン54・・・で位置決めすることで、ろう付けの際に各々の部材がずれることを防ぐ。
【0032】
また、このろう付け法によれば、例えばチタン合金と鉄系材料との異種材料同士を接合することができる。このため、軽量で高強度なチタン合金をブレーキディスク本体35として使用することが可能になり、ブレーキディスク30の軽量化を図ることが可能になる。
【0033】
(c)において、ブレーキディスク本体35に接合した内側制動部40及び外側制動部42の表面を、研削刃57で加工してブレーキディスク30として必要な平面度を確保する。加工後の内側制動部40及び外側制動部42の板厚を0.3〜0.5mmに設定することが好ましい。
なお、内側制動部40及び外側制動部42が、ブレーキディスク30として必要な平面度を確保している場合には表面を加工する必要はない。
【0034】
第1実施の形態によれば、内外の制動部40,42をろう付け法で接合する構成にした。従って、制動部40,42とブレーキディスク本体35との間にろう材を挟んで溶かすだけで、制動部40,42をブレーキディスク本体35に手間をかけないで簡単に接合することができる。
【0035】
次に、第2実施の形態について説明する。
第2実施の形態のブレーキディスクは、ブレーキディスク本体をアルミニウム合金で形成し、制動部をステンレス鋼で形成し、制動部をブレーキディスク本体にろう付けしたものである。すなわち、このブレーキディスクは、ブレーキディスク本体をアルミニウム合金で形成した点で第1実施の形態のブレーキディスク30と異なり、その他は第1実施の形態と同じ構成である。
【0036】
図6は本発明に係るブレーキディスク(第2実施の形態)の温度と摩擦係数との関係を示すグラフであり、縦軸は制動部の摩擦係数を示し、横軸は制動部の温度を示す。また、●は比較例を示し、○は実施例を示す。比較例は、ブレーキディスク本体及び制動部をステンレス鋼で一体形成したブレーキディスクである。
実施例は、第2実施の形態のブレーキディスクである。
なお、ステンレス鋼の熱伝達率は約0.18cal/cm・s・℃であり、アルミニウム合金の熱伝達率は約0.53cal/cm・s・℃である。従って、アルミニウム合金の熱伝達率はステンレス鋼の熱伝達率より約3倍大きい。
ここで、測定方法は、ブレーキディスクを所定回転数で回転させ、回転中のブレーキディスクをブレーキパッドで制動し、制動部の温度及び摩擦係数を測定する方法を採用した。
【0037】
比較例は、制動時に発生した熱をブレーキディスク本体側に十分に伝え難いので、制動時間が長くなると、●で示すように制動部の温度がある程度上昇して摩擦係数が僅かに小さくなる。このブレーキディスクでも十分な制動力は得られていたが、さらに優れたブレーキディスクが望まれていた。
【0038】
実施例は、ブレーキディスク本体をアルミニウム合金で形成したので、制動時に発生した熱をブレーキディスク本体側に十分に吸収させることができる。このため、制動エネルギーが大きくなっても、○で示すように制動部の温度上昇を抑えることができる。従って、摩擦係数を略一定に保つことができるので、十分に優れた制動力を得ることができる。
加えて、第2実施の形態も、第1実施の形態と同様に軽量化を図ることができるので、自動二輪車の性能を上げる上で好ましい。
【0039】
図7は本発明に係る本発明に係るブレーキディスク(第3実施の形態)の断面図である。なお、第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
ブレーキディスク60は、チタン合金からなるブレーキディスク本体35と、このブレーキディスク本体35の両面36a,36b(車輪側の面36a、車輪と反対側の面36b)にろう付け法で接合するステンレス鋼からなる内側制動部62及び外側制動部64とからなる。
【0040】
リング部36の車輪側の面36aに内側制動部62を内側ろう材45で接合し、車輪と反対側の面36bに外側制動部64を外側ろう材46で接合する。ここで、外側制動部64の表面を、ブレーキディスク本体35の表面と面一に設定する。
【0041】
内側制動部62は、ステンレス鋼(一例として、SUS410M)でリング部36の車輪側の面36aと略同じ形状に形成したものである。内側制動部40の板厚t5は0.3〜0.5mmが好ましいがこれに限らない。
外側制動部64は、ステンレス鋼(一例として、SUS410M)でブレーキディスク本体35の車輪の反対側の面36bと略同じ形状に形成したものである。外側制動部64の板厚t6は、内側制動部62と同様に0.3〜0.5mmが好ましいがこれに限らない。
【0042】
ブレーキディスク60は、内側制動部62の板厚t5を外側制動部64の板厚t6より大きく設定することにより、内側制動部62及び外側制御部64の厚さに差をつけ、図1に示す自動二輪車10に取付ける際に、厚い方の制動部(内側制動部)62を車輪19中心に向け、薄い方の制動部(外側制御部)64を走行風に触れる外側に向けた状態で、図2に示す車輪ハブ(ハブ)21に取付けたものである。
ここで、内側制動部62及び外側制動部64が、第1実施の形態の内側制動部40及び外側制動部42と異なる点は、板厚t5,t6のみで、その他は第1実施の形態の内側制動部40及び外側制動部42と同じ構成である。
【0043】
一般に、ブレーキディスク60を自動二輪車10(図1に示す)に取付けた際に、ブレーキディスク60は車輪側の面(すなわち、内側制動部62)と比較すると、車輪と反対側の面(すなわち、外側制動部64)が走行風に十分に触れやすいことは知られている。
このため、ブレーキディスク60に制動力をかける際に、内側制動部62の温度が外側制動部64の温度より高くなる。内側制動部62及び外側制動部64は温度が高くなると摩擦係数が低下するので、内側制動部62及び外側制動部64の温度を一定にすることは重要である。
【0044】
これを実現化するために、第3実施の形態で内側制動部62の板厚t5を外側制動部64の板厚t6より厚く設定する。内側制動部62を厚く設定することで、制動力をかけたときに発生した熱を内側制動部62の内部に十分に吸収させることができる。このため、内側制動部62に走行風が十分に触れなくても、内側制動部62の温度を外側制動部64の温度と略同じに保つことができる。
従って、内側制動部62の摩擦係数及び外側制動部64の摩擦係数を一定の高さに保つことができるので、ブレーキディスク60の両側に略均一の制動力をかけることができる。
【0045】
図7、図8に基づいて制動部の板厚が摩擦係数に与える影響について説明する。
図8は本発明に係るブレーキディスク(第3実施の形態)の摩擦係数と制動部の板厚との関係を示すグラフであり、縦軸は内外の制動部62,64の摩擦係数の平均値を示し、横軸は内側制動部62の板厚t5と外側制動部64の板厚t6との比(t5/t6)を示す。
なお、この測定条件は、制動部の板厚差による摩擦係数の差を明確にさせるために、第1実施の形態の表1の測定条件より厳しい条件にした。従って、摩擦係数の値は表1とは異なった値になる。
【0046】
(t5/t6)が0.25、すなわち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の1/4のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.41である。(t5/t6)が0.5、すなわち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の1/2のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.43である。(t5/t6)が0.75、すなわち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の3/4のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.46である。
【0047】
さらに、(t5/t6)が1.0、すなわち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6と同じとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.48である。(t5/t6)が1.25、すなわち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の1.25倍のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.49である。(t5/t6)が1.5、すなわち内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6の1.5倍のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.5である。
【0048】
図8のグラフから、内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6と同じとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数は0.46であり、比較的満足できる摩擦係数を得ることができる。
さらに、内側制動部62の厚さt5が外側制動部64の厚さt6より厚くなると、ブレーキディスク両面の摩擦係数を0.46よりさらに高めることができる。特に、内側制動部62の厚さt5を外側制動部64の厚さt6の1.5倍のとき、ブレーキディスク両面の摩擦係数を0.5まで高めることができることが分かった。
【0049】
なお、前記第1、第3実施の形態では、ブレーキディスク本体をチタン合金で形成した例について説明したが、例えばチタン、アルミニウム、アルミニウム合金等のその他の材料で形成してもよく、軽量で剛性に優れた材料であればよい。
また、前記第2実施の形態では、ブレーキディスク本体をアルミニウム合金で形成した例について説明したが、例えばアルミニウム材で形成してもよく、熱伝達率に優れた材料であればよい。
さらに、制動部をステンレス鋼で形成した例について説明したが、これに限るものではなく、炭素鋼や鋳鉄等のその他の鉄系材料で制動部を形成してもよく、摩擦係数を確保することができる材料であればよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ブレーキディスク本体をチタン合金又はアルミニウム合金で形成し、ブレーキディスク本体の両面に鉄系材料からなる制動部をろう付け法で接合した。チタン合金やアルミニウム合金は軽量な材料であり、ブレーキディスクの軽量化を図ることができる。
また、制動部をろう付け法で接合する構成にした。すなわち、ブレーキディスク本体をチタン合金又はアルミニウム合金として制動部を鉄系材料とし、これらの異種材料間にろう材を挟んで溶かすだけで、制動部を簡単にブレーキディスク本体に接合することができる。従って、ブレーキディスクのコスト低減を図ることができる。
【0052】
加えて、一対の制動部の厚さに差を設け、例えば厚い方の制動部を車輪側に取付け、薄い方の制動部を外側に取付けた。車輪側の制動部を厚くすることで、制動力をかけたときに発生した熱を制動部の内部に吸収させることができる。このため、車輪側の制動部の温度と車輪と反対側の制動部の温度を略同じに保つことができる。従って、車輪側の制動部の摩擦係数と車輪と反対側の制動部の摩擦係数を略一定の高さに保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)を採用した自動二輪車の側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)の断面図
【図4】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)の平面図
【図5】本発明に係るブレーキディスク(第1実施の形態)のろう付け法の説明図
【図6】本発明に係るブレーキディスク(第2実施の形態)の温度と摩擦係数との関係を示すグラフ
【図7】本発明に係る本発明に係るブレーキディスク(第3実施の形態)の断面図
【図8】本発明に係るブレーキディスク(第3実施の形態)の摩擦係数と制動部の厚さとの関係を示すグラフ
【符号の説明】
10…自動二輪車、30,60…ブレーキディスク、35…ブレーキディスク本体、36a…両面の一方(車輪側の面)、36b…両面の他方(車輪の反対側の面)、40,62…内側制動部、42,64…外側制動部、45…内側ろう付材、46…外側ろう材、t3,t5…内側制動部の板厚、t4,t6…外側制動部の板厚。

Claims (1)

  1. チタン合金又はアルミニウム合金からなるブレーキディスク本体と、このブレーキディスク本体の両面にろう付け法で接合する鉄系材料からなる制動部と、からなる自動二輪車に取付けるブレーキディスクであって、
    前記ブレーキディスク本体の両面に接合された一対の制動部のうち、一方の制動部を車輪側に設けるとともに他方の制動部を前記車輪と反対側に設け、
    前記車輪側に設けた制動部を、前記車輪と反対側に設けた制動部の厚さより厚くした状態で車輪ハブに取付け
    前記車輪と反対側に設けた制動部は、前記車輪側に設けた制動部よりブレーキディスク径方向の長さ寸法が大きいことを特徴とするブレーキディスク。
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