JP4626665B2 - 整流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用交流発電機に使用される整流装置に関する。
車両用交流発電機は、エンジンから伝えられた動力によって発電を行い、バッテリへの充電を行うとともに、エンジンの点火、照明その他の各種電装品への電源供給を行うものであり、市場競争力の維持あるいは向上のために、小型軽量化、高出力化、コストダウンとともに耐久性の向上は重要な課題である。例えば、整流装置に含まれる整流素子としての半導体装置には大電流が流れるため、半導体チップの発熱分を放熱するために、半導体装置を放熱フィンに圧入したり半田付けする構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。整流装置に用いられる一般的な半導体装置は、ディスク部、整流素子、リードで構成されており、これらを半田付し、シリコンゴムや樹脂の封止材で封止する構造となっている。放熱フィンに圧入固定される場合には、ディスク部外周部にローレット形状を形成し、放熱フィンに圧入嵌合する方法がとられている。
特許第3771637号明細書
ところで、ディスク部外周部にローレット形状を形成し、放熱フィンに圧入嵌合する従来方式において使用されるローレット形状は、打ち込み側と反打ち込み側のローレット外径は同じになっているため、圧入時のかじり等によって、ディスク部と放熱フィンの接触面積が減少して放熱性が低下し、整流素子の熱疲労寿命が低下するおそれがあるという問題があった。また、打ち込み時に整流素子への局所的な応力が加わると、半導体チップの破損や剥離等の故障が発生するおそれがあり、整流装置の信頼性が低下するという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、放熱性を向上させ、整流素子の熱疲労寿命の低下を防止することができる整流装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、整流装置の製造時に、整流素子への局所的な応力が加わることを防止することにより、信頼性の高い整流装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の整流装置は、放熱フィンに形成された取付孔に半導体装置が圧入される整流装置であって、半導体装置は、半導体チップと、半導体チップが底面に半田付けされる凹部を有し、円筒状の外周面がローレット形状を有するディスク部とを備え、ローレット形状の大径凸部の周方向幅が、打ち込み開始側よりも反打ち込み側が広くなっている。これにより、打ち込み開始側の圧入しろを低減することができるので、打ち込み開始時にかじり等によって取付孔内周面の圧入開始側で傷が発生して進行することを防止あるいは低減することができる。これにより、ディスク部と放熱フィンの接触面積が減少して放熱性が低下したり、整流素子の熱疲労寿命が低下することを防止することができる。
また、上述したディスク部は、凹部の底面側が反打ち込み側となっている。これにより、凹部形状を有するディスク部の底面全体を均一に押圧して半導体装置の打ち込みを行うことができ、ディスク部に半田付けされた半導体チップに局所的な応力が加わることによる半導体チップの破損や剥離を防止することができる。
また、上述した取付孔の内周面とディスク部の外周面の間に熱伝導性グリースが充填されていることが望ましい。これにより、さらに整流素子からの放熱フィンへの伝熱性を高め、整流素子の熱疲労寿命を向上させることができる。
以下、本発明の整流装置を適用した一実施形態の車両用交流発電機について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔第1の参考実施形態〕
図1は、第1の参考実施形態の車両用交流発電機の全体構成を示す断面図である。図1に示す車両用交流発電機1は、固定子2、回転子3、ブラシ装置4、整流装置5、フレーム6、リヤカバー7、プーリ8等を含んで構成されている。
固定子2は、固定子鉄心21と、この固定子鉄心21に形成された複数個のスロットに所定の間隔で巻き回された三相の固定子巻線23とを備えている。回転子3は、絶縁処理された銅線を円筒状かつ同心状に巻き回した界磁巻線31を、それぞれが複数の磁極爪部を有するポールコア32によって、回転軸33を通して両側から挟み込んだ構造を有している。また、フロント側のポールコア32の端面には、冷却ファン34が溶接等によって取り付けられている。同様に、リヤ側のポールコア32の端面には、冷却ファン35が溶接等によって取り付けられている。
ブラシ装置4は、整流装置5から回転子3の界磁巻線に31に励磁電流を流すためのものであり、回転子3の回転軸33に形成されたスリップリング36、37のそれぞれに押圧するブラシ41、42を有する。
整流装置5は、三相の固定子巻線23の出力電圧である三相交流電圧を整流して直流の出力電力を得るためのものであり、配線用電極を内部に含む端子台51と、所定の間隔で配置された正極側放熱フィン52および負極側放熱フィン53と、それぞれの放熱フィンに設けられた圧入孔に圧入することにより取り付けられた複数個の半導体装置としての整流素子54、55(後述する)とを含んで構成されている。
フレーム6は、固定子2および回転子3を収容しており、回転子3が回転軸33を中心に回転可能な状態で支持されているとともに、回転子3のポールコア32の外周側に所定の隙間を介して配置された固定子2が固定されている。また、フレーム6は、固定子鉄心21の軸方向端面から突出した固定子巻線23に対向した部分に冷却風の吐出窓61が、軸方向端面に冷却風の吸入窓62がそれぞれ設けられている。リヤカバー7は、リヤ側のフレーム6の外側に取り付けられるブラシ装置4、整流装置5およびICレギュレータ12の全体を覆って、これらを保護するためのものである。
上述した構造を有する車両用交流発電機1は、ベルト等を介してプーリ8にエンジン(図示せず)からの回転力が伝えられると回転子3が所定方向に回転する。この状態で回転子3の界磁巻線31に外部から励磁電圧を印加することにより、ポールコア32のそれぞれの爪部が励磁され、固定子巻線23に三相交流電圧を発生させることができ、整流装置5の出力端子からは直流の出力電力が取り出される。
次に、整流装置5の詳細について説明する。図2は、整流装置5の詳細構造を示す平面図である。なお、以下では主に負極側放熱フィン53に圧入された整流素子55について説明するが、正極側放熱フィン52に圧入された整流素子54についても同様であり、詳細な説明は省略する(この点は第2の参考実施形態以降の各実施形態についても同じである)。
整流装置5は、正極側放熱フィン52と負極側放熱フィン53を有している。負極側放熱フィン53には6箇所に取付孔56が形成されており、それぞれの取付孔56に負極側整流素子55が打ち込まれる。圧入によって負極側整流素子55を負極側放熱フィン53に取り付けることにより、半田付けによって取り付けた場合に比べて作業工数およびコストの低減が可能になる。
図3は、負極側整流素55を負極側放熱フィン53の取付孔56に打ち込む方向を示す図である。図4は、負極側整流素子55の断面図である。図4に示す矢印Aは、負極側整流素子55を負極側放熱フィン53に打ち込む方向を示している。
負極側整流素子55は、ディスク部500、半導体チップ510、リード520を含んで構成されている。ディスク部500は、一方の端面に凹部504が形成された円筒形状を有している。この凹部504の内側底面が整流素子としての半導体チップ510を半田付けする接合面506となる。本実施形態(後述する第2の参考実施形態でも同じ)では、凹部504を有するディスク部500は、凹部504の底面側(図4に示す例ではディスク部500の下面側)が打ち込み時の圧入面になっており、この圧入面の全体が均一に加圧される。
負極側整流素子55は、ディスク部500の接合面506上に半導体チップ510が半田512によって半田付けされ、さらに半導体チップ510の上部にリード520が半田514によって半田付けされている。また、半導体チップ510の全体を覆うようにシリコンゴムあるいは樹脂からなる保護層522が形成されている。
ところで、ディスク部500は円筒状の外周面502を有し、この外周面502はローレット形状を有している。すなわち、外周面502には、ローレット加工によって圧入方向のローレット溝が形成されている。また、この外周面502は、打ち込み開始側の外径D1が反打ち込み側の外径D2よりも小さくなるように設定されている(D1<D2)。なお、負極側放熱フィン53の取付孔56の内径は、ディスク部500の打ち込み開始側の外径D1よりも若干小さな値に設定されている。
また、負極側整流素子55を負極側放熱フィン53の取付孔56に圧入した状態で、取付孔56の内周面とディスク部500の外周面502の間には熱伝導性グリースが充填されている(このためには、負極側整流素子55を取付孔56に打ち込む前に、ディスク部500の外周面502あるいは取付孔56の内周面の少なくとも一方に熱伝導性グリースを塗布する必要がある)。なお、負極側整流素子55の発熱量等によっては熱伝導性グリースを充填しなくても充分な放熱性能が確保できる場合もあり、このような場合には熱伝導性グリースを省略してもよい。
このように、本実施形態の車両用交流発電機1に備わった整流装置5では、負極側放熱フィン53の取付孔56に打ち込む半導体装置としての負極側整流素子55のディスク部500の形状を、打ち込み開始側の外径D1が反打ち込み側の外径D2よりも小さくなるように設定しているため、ディスク部500の打ち込み開始時にかじり等によって取付孔56内周面の圧入開始側で傷が発生して進行することを防止あるいは低減することができる。これにより、ディスク部500と負極側放熱フィン53の接触面積が減少して放熱性が低下したり、負極側整流素子55の熱疲労寿命が低下することを防止することができる。
また、取付孔56の内周面とディスク部500の外周面の間に熱伝導性グリースが充填されているため、打ち込み時にかじり等が発生してディスク部500と負極側放熱フィン53の接触面積が減少した場合であっても放熱性の低下を防止することができ、負極側整流素子55の熱疲労寿命が低下することを防止することができる。
また、ディスク部500の凹部504の底面側が反打ち込み側(押圧側)になっており、ディスク部500の底面全体を均一に押圧して負極側整流素子55の打ち込みを行うことができ、ディスク部500に半田付けされた半導体チップ510に局所的な応力が加わることによる半導体チップ510の破損や剥離を防止することができる。
なお、上述したローレット形状は、打ち込み方向と垂直な横断面をみると、複数の大径凸部とその間の小径凹部とが周方向に並んでいるが、これら大径凸部の径方向高さは、打ち込み開始側よりも反打ち込み側の方が低いことが望ましい。これにより、打ち込み時に大径凸部が変形しつつ放熱フィンになじみよく打ち込まれるので、上記効果を高めることができる。
〔第2の参考実施形態〕
次に、第2の参考実施形態の整流装置について説明する。上述した第1の参考実施形態の整流装置5では、負極側整流素子55(正極側整流素子54も同様)のディスク部500の外周面502の形状を、打ち込み開始側の外径D1が反打ち込み側の外径D2よりも小さいテーパ形状としたが、ディスク部500の外周面502をテーパ形状とする代わりに負極側放熱フィン53の取付孔56の内周面をテーパ形状にしてもよい。
図5は、第2の参考実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図であり、図3に対応する内容が示されている。なお、整流装置5やこれを用いた車両用交流発電機1の全体構造については第1の実施形態と同じであり、以下では、相違点に着目して説明を行うものとする。
図5に示すように、本実施形態の半導体装置としての負極側整流素子55は、ディスク部500の外周面の打ち込み開始側の外径は反打ち込み側の外径と同じに設定されている。一方、この負極側整流素子55が打ち込まれる負極側放熱フィン53の取付孔56は、ディスク部500の圧入開始側の内径d2が反圧入開始側の内径d1よりも大きくなるように設定されている(d2>d1)。なお、取付孔56の反圧入開始側の内径d1は、ディスク部500の外径よりも若干大きく設定されている。なお、取付孔56の形状とディスク部500の外周面502の形状以外については第1の参考実施形態と同じであり、第2の実施形態の構造が正極側整流素子54についても適用される点も第1の実施形態と同じである。
このように、本実施形態の車両用交流発電機1に備わった整流装置5では、負極側整流素子55のディスク部500を打ち込む負極側放熱フィン53の取付孔56の形状を、ディスク部500の圧入開始側の内径d2が反圧入開始側の内径d1よりも大きくなるように設定しているため、ディスク部500の打ち込み開始時にかじり等によって取付孔56内周面の圧入開始側で傷が発生して進行することを防止あるいは低減することができる。これにより、ディスク部500と負極側放熱フィン53の接触面積が減少して放熱性が低下したり、負極側整流素子55の熱疲労寿命が低下することを防止することができる。
第1の実施形態〕
次に、第1の実施形態の整流装置について説明する。上述した第1および第2の参考実施形態の整流装置5では、ディスク部500の外周面502あるいは負極側放熱フィン53(正極側放熱フィン52)の取付孔56の内周面をテーパ形状にしたが、これらのテーパ形状を廃止し、ローレット形状を工夫して同様の効果を得るようにしてもよい。
図6は、第1の実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図であり、図3や図5に対応する内容が示されている。なお、整流装置5やこれを用いた車両用交流発電機1の全体構造については第1および第2の参考実施形態と同じであり、以下では、相違点に着目して説明を行うものとする。
図6に示すように、本実施形態の半導体装置としての負極側整流素子55は、ディスク部500の外周面の打ち込み開始側の外径は反打ち込み側の外径と同じに設定されている。また、この負極側整流素子55が打ち込まれる負極側放熱フィン53の取付孔56も、ディスク部500の圧入開始側の内径は反圧入開始側の内径と同じに設定されている。
ところで、本実施形態では、ディスク部500の外周面502のローレット形状は、大径凸部5020の周方向幅が、打ち込み開始側よりも反打ち込み側が広く設定されている。これにより、打ち込み開始側の圧入しろを低減することができるので、打ち込み開始時にかじり等によって取付孔56の内周面の圧入開始側で傷が発生して進行することを防止あるいは低減することができる。よって、上述した第1の参考実施形態や第2の参考実施形態と同様に、ディスク部500と放熱フィン53(あるいは52)の接触面積が減少して放熱性が低下したり、整流素子55(あるいは54)の熱疲労寿命が低下することを防止することができる。
第3の参考実施形態〕
次に、第3の参考実施形態の整流装置について説明する。図7は、第3の参考実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図であり、図3や図5に対応する内容が示されている。なお、整流装置5やこれを用いた車両用交流発電機1の全体構造については第1および第2の参考実施形態や第1の実施形態と同じであり、以下では、相違点に着目して説明を行うものとする。
図7に示すように、本実施形態の半導体装置としての負極側整流素子55は、ディスク部500の外周面の打ち込み開始側の外径は反打ち込み側の外径と同じに設定されている。また、この負極側整流素子55が打ち込まれる負極側放熱フィン53の取付孔56も、ディスク部500の圧入開始側の内径は反圧入開始側の内径と同じに設定されている。
ところで、本実施形態では、ディスク部500の外周面502のローレット形状は、大径凸部5020の本数が、打ち込み開始側よりも反打ち込み側が多くなっている。これにより、打ち込み開始側の圧入しろを低減することができるので、打ち込み開始時にかじり等が生ずることを防止し、上述と同様の効果を得ることができる。
特に、凹部の底面側が反打ち込み側であるディスク部500において、ローレット形状の大径凸部5020の本数が多い部分の打ち込み方向長さL1が、ディスク部500の底面の打ち込み方向長さ(図4にLdで示されている)以上であることが望ましい。これにより、整流素子55(あるいは54)からの伝熱性を高め、整流素子55(あるいは54)の熱疲労寿命を向上させることができる。
第4の参考実施形態〕
次に、第4の参考実施形態の整流装置について説明する。図8は、第4の参考実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図であり、図3や図5に対応する内容が示されている。なお、整流装置5やこれを用いた車両用交流発電機1の全体構造については第1〜第3の参考実施形態や第1の実施形態と同じであり、以下では、相違点に着目して説明を行うものとする。
図8に示すように、本実施形態の半導体装置としての負極側整流素子55は、ディスク部500の外周面の打ち込み開始側の外径は反打ち込み側の外径と同じに設定されている。また、この負極側整流素子55が打ち込まれる負極側放熱フィン53の取付孔56も、ディスク部500の圧入開始側の内径は反圧入開始側の内径と同じに設定されている。
ところで、本実施形態では、ディスク部500の外周面502のローレット形状の外周硬度は、打ち込み開始側よりも反打ち込み側が高くなっている。これにより、打ち込み開始側の圧入しろを低減することができるので、打ち込み開始時にかじり等が生ずることを防止し、上述と同様の効果を得ることができる。
例えば、ローレット形状の打ち込み開始側の一定長さL2の外周面にめっき処理がなされており、めっき処理がされためっき部5021の硬度をめっき処理がされていない部分の硬度よりも高くすることができる。
また、めっき部5021の打ち込み方向長さL2が、ディスク部500の底面の打ち込み方向長さ(図4にLdで示されている)以上であることが望ましい。これにより、整流素子55(あるいは54)からの放熱フィンへの伝熱性を高め、整流素子55(あるいは54)の熱疲労寿命を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、車両用交流発電機1に備わった整流装置5について説明したが、車両用交流発電機1以外の用途に用いられる整流装置についても本発明を適用することができる。
第1の参考実施形態の車両用交流発電機の全体構成を示す断面図である。 整流装置の詳細構造を示す平面図である。 負極側整流素子を負極側放熱フィンの取付孔に打ち込む方向を示す図である。 負極側整流素子の断面図である。 第2の参考実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図である。 第1の実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図である。 第3の参考実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図である。 第4の参考実施形態の整流装置の部分的な構造を示す図である。
符号の説明
5 整流装置
52 正極側放熱フィン
53 負極側放熱フィン
54 正極側整流素子
55 負極側整流素子
56 取付孔
500 ディスク部
502 外周面
5020 ローレット大径凸部
5021 めっき部
504 凹部
506 接合面
510 半導体チップ
512、514 半田
520 リード
522 保護層

Claims (2)

  1. 放熱フィンに形成された取付孔に半導体装置が圧入される整流装置であって、
    前記半導体装置は、
    半導体チップと、
    前記半導体チップが底面に半田付けされる凹部を有し、円筒状の外周面に複数の大径凸部によって形成されたローレット形状を有し、前記凹部の底面側が反打ち込み側であるディスク部と、
    を備え、前記大径凸部の周方向幅が、打ち込み開始側よりも反打ち込み側が広いことを特徴とする整流装置。
  2. 請求項1において、
    前記取付孔の内周面と前記ディスク部の外周面の間に熱伝導性グリースが充填されていることを特徴とする整流装置。
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