JP2011015513A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】整流素子をヒートシンクに取付ける際の破損が低減され、また整流装置の整流素子の放熱性が大幅に向上した車両用交流発電機を得る。
【解決手段】この発明に係る車両用交流発電機は、ケースに回転自在に支持されたシャフトと、このシャフトに固定された回転子と、ケースの内壁面に固定された固定子と、交流を直流に整流する整流素子19及びこの整流素子19を放熱するヒートシンク18を有する整流装置とを備え、整流素子19は、ヒートシンク18の表面に面接触したベース24と、このベース24に搭載された半導体素子チップ25と、ベース24からヒートシンク18側に突出した挿入部27とを有し、この挿入部27がヒートシンク18に係合して、整流素子19はヒートシンク18に取付けられている。
【選択図】図2

Description

この発明は、交流を直流に整流する整流装置を有する回転電機に関するものである。
従来の車両用交流発電機の整流装置として、複数の整流素子、これらの整流素子が電気的かつ機械的に接続される金属製の正極側放熱フィン及び負極側放熱フィンを備え、正極側放熱フィン及び負極側放熱フィンにそれぞれ形成された貫通孔に整流素子を圧入したものが知られている。(例えば特許文献1参照)。
このものの場合、貫通孔に圧入された整流素子の底面が、冷却ファンの回転により生じた冷却風の通風路に配置された波形形状の放熱フィンに接触しており、整流素子の放熱性が図られている。
特開2006−149039号公報(図4)
しかしながら、上記構成の車両用交流発電機の整流装置は、整流素子の放熱性を高めるためには、整流素子の周側面と貫通孔の内周壁面とを密接する必要性があり、そのため整流素子を貫通孔に圧入しなければならず、その圧入工程で整流素子に過度の荷重が加わり整流素子が破損することが生じることがあるという問題点があった。
また、整流素子は、波形形状の放熱フィンに底面が線接触で接触しており、接触面積は小さいので整流素子と放熱フィンとの間の熱抵抗が大きなってしまい、整流素子の放熱性が低いという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解消することを課題とするものであって、整流素子をヒートシンクに取付ける際の破損が低減され、また整流装置の整流素子の放熱性が大幅に向上した回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ケースと、このケースに回転自在に支持されたシャフトと、このシャフトに固定された回転子と、前記ケースの内壁面に固定された固定子コア及びこの固定子コアに巻装された固定子コイルとから構成された固定子と、前記固定子コイルに電気的に接続され交流を直流に整流する整流素子及びこの整流素子を放熱するヒートシンクを有する整流装置とを備え、前記整流素子は、前記ヒートシンクの表面に面接触したベースと、このベースに搭載された半導体素子チップと、前記ベースから前記ヒートシンク側に突出した取付け部とを有し、この取付け部がヒートシンクに係合して、整流素子はヒートシンクに取付けられている。
この発明による回転電機によれば、整流素子の取付け部がヒートシンクに係合して、整流素子はヒートシンクに取付けられているので、整流素子をヒートシンクに取付ける際の破損が低減される。
また、整流素子のベースがヒートシンクの表面に面接触しているので、整流素子とヒートシンクとの間の熱抵抗は低減し、整流素子の放熱性が向上する。
この発明の実施の形態1による車両用交流発電機の要部側断面図である。 図1の負極側ヒートシンクと負極側整流素子との関係を示す分解斜視図である。 図1の整流装置の整流素子を示す正面図である。 図1の冷却フィンに整流素子の挿入部が埋設された様子を示す断面図である。 図1の整流素子と異なる例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2による整流装置の整流素子を示す正面図である。 図6の整流素子がヒートシンクに取付けられた様子を示す断面図である。 図6と異なる例である、整流素子がヒートシンクに装着される様子を示す断面図である。 この発明の実施の形態3による車両用交流発電機の要部側断面図である。 図9の負極側ヒートシンクと負極側整流素子との関係を示す分解斜視図である。 図9と異なる例の、負極側ヒートシンクと負極側整流素子との関係を示す分解斜視図である。 図1のヒートシンクと異なる例を示すヒートシンクの斜視図である。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による車両用交流発電機の要部断面図、図2は図1の負極側ヒートシンク18と負極側整流素子19との関係を示す分解斜視図である。
である。
この車両用交流発電機は、アルミニウム製のリヤブラケット1及びフロントブラケット(図示せず)から構成されたケ−スと、リヤブラケット1のベアリング収納部2に嵌着されたリヤベアリング3及びフロントブラケットのベアリング収納部(図示せず)に嵌着されたフロントベアリング(図示せず)により回転自在に支持されているとともに一端部にプ−リ(図示せず)が固定されたシャフト4とを備えている。
また、車両用交流発電機は、シャフト4に固定されたランドル型の回転子5と、ケ−ス内の内壁面に固定された固定子6と、シャフト4のプーリの反対側の端部に固定され回転子5に電流を供給するスリップリング7と、スリップリング7に先端面が摺動する一対のブラシ(図示せず)と、固定子6に電気的に接続され固定子6で生じた交流を直流に整流する整流装置8と、固定子6で生じた交流電圧を所定範囲内に制御する調整する電圧調整器(図示せず)とを備えている。
回転子5は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル9と、回転子コイル9を覆って設けられた、一対の爪状磁極からなるポ−ルコア10と、ポールコア10の軸線方向の両側周面に溶接により固定された冷却用ファン11が溶接されている。
固定子6は、固定子コア12と、この固定子コア12に導線が巻回され回転子5の回転に伴い、回転子コイル9からの磁束の変化で交流が生じる固定子コイル13とを備えている。この固定子コイル13から導出したリード線14は、端子台15、共通線35を介して整流装置8と電気的に接続されている。
整流装置8は、正極側ヒートシンク16及びこの正極側ヒートシンク16に固定された正極側整流素子17と、負極側ヒートシンク18及びこの負極側ヒートシンク18に固定された負極側整流素子19とを備えている。
正極側ヒートシンク16及び負極側ヒートシンク18は、共にアルミニウムで構成されている。
正極側ヒートシンク16は、長方形状の正極側ヒートシンク本体20と、この正極側ヒートシンク本体20の裏面に並設された複数個のフィン21と、ヒートシンク本体20の両側に設けられた固定部(図示せず)とを備えている。
負極側ヒートシンク18は、正極側ヒートシンク本体20と平行に対向した長方形状の負極側ヒートシンク本体22と、この負極側ヒートシンク本体22の裏面に並設された複数個のフィン23と、負極側ヒートシンク本体22の両側に設けられた固定部40とを備えている。
図2に示す負極側整流素子19は、導電性のベース24と、このベース24にろう付けされた半導体素子チップ25と、ベース24上で半導体素子チップ25を覆う樹脂パッケージ26と、半導体素子チップ25の反対側に延びた取付け部である挿入部27と、先端部が半導体素子チップ25に接続され樹脂パッケージ26から外部に導出した引出端子28とを備えている。
挿入部27は、ベース24と一体で銅で形成されている。この挿入部27は、図3に示すように、根元部に縦目ローレット29が形成されている。
挿入部27は、フィン23に対応した位置に形成された挿入穴30に挿入されている。
正極側整流素子17についても、負極側整流素子19と同じ構成であり、導電性のベース31、半導体素子チップ(図示せず)、樹脂パッケージ32、挿入部33及び引出端子(図示せず)を備えている。
また、挿入部33の根元部には縦目ローレット(図示せず)が形成され、挿入部33は、フィン21に対応した位置に形成された挿入穴(図示せず)に挿入されている。
正極側ヒートシンク16及び負極側ヒートシンク18は、互いにフィン21,23を背にして対向してケース内に固定されている。
即ち、正極側ヒートシンク16の固定部と負極側ヒートシンク18の固定部40とは、絶縁物(図示せず)を介して重ねられ、ボルトが固定部40を貫通してリヤブラケット1に螺着して固定されている。
負極側整流素子19及び正極側整流素子17は、端子台15から導出した、リード線14と電気的に接続された共通線35と接続されており、負極側整流素子19は、リヤブラケット1を介してアースされている。
一列にそれぞれ配置された、負極側整流素子19及び正極側整流素子17は、互いにシフトして対面している。つまり、隣接した負極側整流素子19のそれぞれの挿入部27の中心軸線間の中心点を通る中心線上に、対向した正極側整流素子17の挿入部33の中心軸線を一致させるように、負極側整流素子19及び正極側整流素子17は配置されている。
なお、図4に示すように、負極側ヒートシンク18の隣接したフィン23間に挿入穴を形成し、この挿入穴に挿入部27を挿入するようにしてもよい。
この場合には、負極側整流素子19の挿入部27を負極側ヒートシンク18に仮挿入後、フィン23の先端側から挿入部27の先端部を掴んで組み込みを完了させることも可能である。その際、挿入部27は、根元部に縦目ローレット29が形成されているので、回転することなく円滑に挿入される。
また、挿入部27の先端部を挿入穴が通る範囲で掴むのに適した形状にすることで、ベース24を圧入プランジャ等で押すことが不要となり、負極側整流素子19の負極側ヒートシンク18に対する取付け工程時の破損を低減することができる。
また、図5に示すように、負極側ヒートシンク18の隣接したフィン23間に挿入穴30Aを形成し、この挿入穴30Aに負極側整流素子19Aの挿入部27Aを遊挿し、挿入部27Aの端部に止め具36を装着するようにしてもよい。
なお、正極側ヒートシンク16及び正極側整流素子17に関しても、負極側ヒートシンク18及び負極側整流素子19と同様に、正極側ヒートシンク16の隣接したフィン21間に挿入穴を形成し、この挿入穴に挿入部27を挿入するようにしてもよい。
また、正極側ヒートシンク16の隣接したフィン21間に挿入穴を形成し、この挿入穴に挿入部を遊挿し、挿入部の端部に止め具を装着するようにしてもよい。
次に、上記構成の車両用交流発電機の動作について説明する。
まず、電流がバッテリ(図示せず)からブラシおよびスリップリング7を介して回転子5の回転子コイル9に供給され、磁束が発生する。この磁束により、ポールコア10が周方向に交互にN極とS極とに磁化される。
一方、エンジンの回転トルクがベルト(図示せず)およびプーリを介してシャフト4に伝達され、回転子5が回転される。そこで、回転磁界が固定子6の固定子コイル13に与えられ、起電力が固定子コイル13に発生する。
この交流の起電力は、整流装置8で直流電流に整流され、バッテリが充電され、或いは電気負荷に供給される。
このとき、回転子5の回転により冷却用ファン11が回転駆動され、冷却風がリヤブラケット1に穿設された吸気孔37からリヤブラケット1内に吸気される。そして、リヤブラケット1内に吸気された冷却風は、フィン21,23間を軸線方向に沿って流れた後、冷却用ファン11により径方向外側に曲げられ、リヤブラケット1の側面に穿設された排気孔(図示せず)からリヤブラケット1外に排気される。
なお、図示していないフロントブラケットにおいても、冷却風がフロントブラケットの端面に穿設された吸気孔から吸気され、ファンにより径方向外側に曲げられ、フロントブラケットの側面に穿設された排気孔からフロントブラケット外に排気される。
以上説明したように、この実施の形態による車両用交流発電機によれば、整流素子17,19,19Aは、ヒートシンク16,18の表面に面接触したベース24,31と、このベース24,31に搭載された半導体素子チップ25と、ベース24,31からヒートシンク16,18側に突出した取付け部である挿入部27,27Aとを有し、この挿入部27,27Aがヒートシンク16,18に係合して、整流素子17,19,19Aはヒートシンク16,18に取付けられており、整流素子17,19,19Aのベース24,31は、ヒートシンク16,18と面接触しており、整流素子17,19,19Aの発熱は、効率よくヒートシンク16,18を通じて外部に放出される。
また、挿入部27,27Aは、軸線に対して垂直方向に沿って切断した断面の大きさが、ヒートシンク16,18に面接触したベース24,31の面の大きさよりも小さいので、挿入穴30の径は小さくてよく、また挿入部27,27Aを挿入穴30に挿入することで、整流素子17,19,19Aはヒートシンク16,18に簡単に取付けられる。
また、挿入部27は、ヒートシンク16,18のフィン21,23に挿入されてフィン21,23と一体化されているので、整流素子17,19の発熱は、ベース24、挿入部27を通じてフィン21,23に確実に伝達される。
また、挿入部27は、フィン21,23を構成したアルミニウムよりも熱伝導効率の高い銅で構成されているので、挿入部27が挿入されたフィン21,23は、隣接したアルミニウムで構成されたフィン21,23よりも高い放熱効果が得られる。
また、ヒートシンク16,18の隣接したフィン21,23間に挿入穴30Aを形成し、この挿入穴30Aに挿入部27Aを遊挿し、挿入部27Aの端部に止め具36を装着するようにした場合には、挿入穴30Aに挿入部27Aを圧入する必要性がなく、圧入工程での整流素子19Aの破損が低減される。
また、正極側整流素子17及び負極側整流素子19,19Aは、互いに列方向にシフトして対面しているので、正極側ヒートシンク16と負極側ヒートシンク18とを互いに接近させることができ、その分それぞれのフィン21,23の高さを増大させることで、よりヒートシンク16,18の放熱性能が向上する。
また、正極側整流素子17及び負極側整流素子19,19Aのそれぞれのベース31,24と取付け部27,27A,33とは銅で一体に構成されているので、半導体素子チップ25からの発熱は、ベース31,24、取付け部27,27A,33を通じて正極側ヒートシンク16、負極側ヒートシンク18に円滑に伝達される。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2における車両用交流発電機の負極側整流素子19Bを示す側面図である。
この負極側整流素子19Bは、ベース24の底面に取付け部である、コの字形状の挿入部27Bが接着されている。この挿入部27Bを挿入穴30Bに挿入し、露出した先端部をかしめ変形することで、図7に示すように、負極側整流素子19Bは、ブロック状の負極側ヒートシンク18Bに取付けられる。
この実施の形態では、負極側整流素子19Bを負極側ヒートシンク18Bに半田等の溶接作業をすることなく簡単に取付けることができる。
また、負極側整流素子19Bの取付け作業時に、負極側整流素子19Bの挿入部27Bの除く部位には、過度な応力が加わることなく、信頼性が向上する。
なお、正極側整流素子についても、負極側整流素子19Bと同じ構成であり、その説明は省略する。
また、他の構成は、実施の形態1と同じである。
また、図8に示すように、負極側整流素子19Bについては、挿入部27Bの先端部の周辺部位が矢印に示すように折曲される負極側ヒートシンク18Cを用いて、負極側整流素子19Bを負極側ヒートシンク18Cに取付けてもよい。
なお、実施の形態1と同様に、負極側整流素子19Bのベース24と挿入部27Bとは一体構成であってもよい。
また、正極側整流素子が取付けられる正極側ヒートシンクについても、負極側ヒートシンク18Cと同じであり、その説明は省略する。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による車両用交流発電機の要部断面図、図10は図9の要部分解斜視図である。
この実施の形態では、正極側整流素子17C及び負極側整流素子19Cのそれぞれの樹脂パッケージ26A,32Aが直方体形状である。
他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態では、正極側整流素子17C及び負極側整流素子19Cは、直方体形状であるので、挿入部27,33を挿入穴30に挿入する際、正極側整流素子17C及び負極側整流素子19Cは掴みやすく、かつ引出端子28の整列作業も簡素化が可能となる。
なお、図11に示すように、挿入穴30Cを長穴形状にし、この挿入穴30Cに挿入する挿入部27Cを長方形状の平板とし、挿入穴30Cに挿入部27Cを嵌入するようにしてもよい。
このものの場合、正極側整流素子17C及び負極側整流素子19Cが正極側ヒートシンク、負極側ヒートシンク18Dに取付けられた時点で、それぞれの相対位置が定まる。即ち、断面形状が円形の挿入部27,33のように、挿入後の周方向の位置ずれのおそれはない。
なお、上記各実施の形態では、正極側ヒートシンク本体20、負極側ヒートシンク本体22は長方形状で、それぞれのフィン21,23は互いに平行に配置され、リヤブラケット1の吸気孔37からケース内に侵入した冷却風は、対向したフィン21,23間に沿って流れるようになっているが、勿論このものに限定されない。
例えば、円弧帯形状のヒートシンク本体をシャフトを中心にして配置し、ヒートシンク本体に、複数のフィンを立設するようにしてもよい。
また、図12に示すように、円弧帯形状の負極側ヒートシンク本体22Aをシャフトを中心にして配置し、負極側ヒートシンク本体22Aに、複数のフィン23Aを放射線状に立設するようにしてもよい。正極側ヒートシンについても同様である。
また、ケースに整流装置のヒートシンクを面接触して一体化して構成された車両用交流発電機においても、このヒートシンクにこの発明の整流素子を面接触して取付けるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では車両用交流発電機について説明したが、この発明は、勿論車両用に限定されるものではなく、また電動機にも適用できる。
4 シャフト、5 回転子、6 固定子、8 整流装置、9 固定子コイル、12 固定子コア、13 固定子コイル、16 正極側ヒートシンク、17,17C 正極側整流素子、18,18B,18C,18D 負極側ヒートシンク、19,19A,19B,19C 負極側整流素子、20,20A 正極側ヒートシンク本体、21,23,23A フィン、22,22A 負極側ヒートシンク本体、24,31 ベース、25 半導体素子チップ、26,26A,32,32A 樹脂パッケージ、27,27A,27B,27C,33 挿入部(取付け部)、30,30A,30B 挿入穴、36 止め具。

Claims (12)

  1. ケースと、
    このケースに回転自在に支持されたシャフトと、
    このシャフトに固定された回転子と、
    前記ケースの内壁面に固定された固定子コア及びこの固定子コアに巻装された固定子コイルとから構成された固定子と、
    前記固定子コイルに電気的に接続され交流を直流に整流する整流素子及びこの整流素子を放熱するヒートシンクを有する整流装置とを備え、
    前記整流素子は、前記ヒートシンクの表面に面接触したベースと、このベースに搭載された半導体素子チップと、前記ベースから前記ヒートシンク側に突出した取付け部とを有し、この取付け部がヒートシンクに係合して、整流素子はヒートシンクに取付けられていることを特徴とする回転電機。
  2. 前記取付け部は、軸線に対して垂直方向に沿って切断した断面の大きさが、前記ヒートシンクに面接触した前記ベースの面の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ヒートシンクの前記整流素子が取付けられた面と反対側の面には、複数のフィンが立設されており、前記取付け部は、このフィンに挿入されてフィンと一体化されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記取付け部は、前記ヒートシンクに挿入されて外部に露出した先端部が折曲されて、前記整流素子がヒートシンクに取付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  5. 前記ヒートシンクは、前記ヒートシンクに挿入された前記取付け部の先端部の周辺部位が折曲されて、前記整流素子がヒートシンクに取付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  6. 前記取付け部は、前記ヒートシンクに挿入されて外部に露出した端部に係止した止め具により、前記整流素子がヒートシンクに取付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  7. 前記取付け部は、前記ヒートシンクよりも熱伝導率が高い材料で構成されることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の回転電機。
  8. 前記ベースと前記取付け部とは同一部材で一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の回転電機。
  9. 前記整流素子は、直方体形状であることを特徴とする請求項1ないし8の何れか1項に記載の回転電機。
  10. 前記取付け部は、矩形平板状であり、この取付け部は、前記ヒートシンクに形成された長穴形状の挿入穴に挿入されていることを特徴とする請求項1ないし9の何れか1項に記載の回転電機。
  11. 前記ヒートシンクは、正極側ヒートシンク及びこの正極側ヒートシンクに対面した負極側ヒートシンクであり、
    前記整流素子は、間隔を空けて前記正極側ヒートシンクに一列に配置された複数の正極側整流素子及び間隔を空けて前記負極側ヒートシンクに一列に配置された複数の負極側整流素子であり、
    各前記正極側整流素子及び前記負極側整流素子は、互いに列方向にシフトして対面していることを特徴とする請求項1ないし10の何れか1項に記載の回転電機。
  12. 前記回転電機は車両用交流発電機であることを特徴とする請求項1ないし11の何れか1項に記載の回転電機。
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