JP2002119028A - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP2002119028A JP2000304722A JP2000304722A JP2002119028A JP 2002119028 A JP2002119028 A JP 2002119028A JP 2000304722 A JP2000304722 A JP 2000304722A JP 2000304722 A JP2000304722 A JP 2000304722A JP 2002119028 A JP2002119028 A JP 2002119028A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整流素子と放熱板との間の熱伝導性の向上と
接触抵抗の低減を図ることができ、耐環境性を向上させ
ることができる車両用交流発電機を提供すること。 【解決手段】 車両用交流発電機1は、正極側の整流素
子54が打ち込み孔150に圧入された正極側放熱板5
2と、負極側の整流素子55が打ち込み孔150に圧入
された負極側放熱板53とを含んで構成される整流装置
5を備えている。整流素子54、55の台座の外周には
ローレット部168が形成されている。このローレット
部168を放熱板52、53に形成された各打ち込み孔
150に圧入すると、こられの結合部に微小隙間170
が形成されるが、この微小隙間170には熱伝導性部材
172が充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車やトラック
等に搭載される車両用交流発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用交流発電機は、エンジンから伝え
られた動力によって発電を行い、バッテリへの充電を行
うとともに、エンジンの点火、照明その他の各種電装品
への電源供給を行うものであり、市場競争力の維持ある
いは向上のために、小型軽量化、高出力化、コストダウ
ンは重要な課題である。これらの課題の中でも小型軽量
化およびコストダウンを達成する手段の一つとして、車
両用交流発電機に内蔵される整流装置の放熱板の材質に
アルミニウムを用いる手法が知られている。しかしなが
ら、アルミニウムの放熱板への整流素子の半田付けは容
易ではない。例えば、アルミニウム放熱板に直接半田付
けがしにくいため、この放熱板をメッキした後に整流素
子を半田付けする等の方法を採る必要があり、手間とコ
ストがかかることになる。このため、アルミニウム放熱
板に整流素子を接合する場合には、特開平10−242
671号公報に開示されているように、アルミニウム放
熱板に形成された貫通孔あるいは凹部に、整流素子の金
属台座の外周に設けられたローレット部を圧入すること
により、機械的な固定と電気的な接続の両方を実現する
手法が汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、放熱板に形
成された貫通孔あるいは凹部に整流素子を圧入する従来
方式においては、整流素子のローレット部と放熱板との
実効的な接触面がローレット部対向面の70%程度に低
下してしまい、整流素子による発生熱の放熱板への拡散
効率が悪化するとともに、接触抵抗が大きくなるという
問題があった。
【0004】また、アルミニウムは、腐食環境において
腐食されやすいため、その対策として、整流装置全体を
組み付けた後に塗装する場合があるが、放熱板とローレ
ット部との間に形成される微小隙間にまでは塗装が浸透
せずに放熱板のアルミニウムが露出してしまい、耐環境
性が悪化するという問題があった。この微小隙間に冷却
水等の電解液が浸入して滞留すると、イオン化傾向の違
いによりアルミニウム放熱板の腐食が著しく促進される
おそれがあり、このような状態を長時間放置すると、最
悪の場合には整流装置の機能を損なうことになる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、整流素子と放熱板との間の
熱伝導性の向上と接触抵抗の低減を図ることができ、耐
環境性を向上させることができる車両用交流発電機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の車両用交流発電機は、複数の整流素子
と放熱板とを含む整流装置が内蔵しており、整流素子が
圧入される打ち込み孔を有する放熱板を用いるととも
に、この打ち込み孔に整流素子が圧入された状態でこれ
らの間に生じる微小隙間に充填部材を介在させている。
充填部材によって、整流素子と打ち込み孔との間に形成
される隙間が充填されるため、この隙間に対する電解液
等の浸入を防止することができ、耐環境性を向上させる
ことができる。
【0007】また、上述した整流素子は、側面が凹凸形
状に形成された円筒状金属台座を有しており、この円筒
状金属台座を打ち込み孔に圧入することが望ましい。圧
入に際してこの凹凸部分に当接する打ち込み孔の当接面
近傍が主に変形するため、打ち込み孔に対して円筒状金
属台座の側面をほぼ均等に接触させることができるとと
もに、これらの間に形成される微小隙間の大きさもほぼ
等しくすることができる。
【0008】また、上述した充填部材は、整流素子を放
熱板に圧入する際に流動性を有していることが望まし
い。これにより、圧入時に整流素子と打ち込み孔の間に
形成される微小隙間に、充填部材を確実に浸透させるこ
とができる。
【0009】また、上述した充填部材は、導電性部材で
あることが望ましい。導電性部材を介して電流が流れる
ため、整流素子と放熱板との間の接触抵抗を小さくする
ことができる。
【0010】また、上述した充填部材は、熱伝導性部材
であることが望ましい。整流素子に対する通電によって
発生した熱がこの熱伝導性部材を通して伝わるため、整
流素子と放熱板との間の熱伝導性を向上させることがで
きる。
【0011】また、上述した整流素子は、打ち込み孔と
の対向面に充填部材が塗布された状態で、打ち込み孔に
対する圧入を行うことが望ましい。圧入前に整流素子の
外周に充填部材を塗布するだけで、圧入時に形成される
微小隙間に充填部材を充填することができるため、圧入
後に充填部材を微小隙間に充填させる場合に比べて工程
が簡略化でき、製造が容易となる。
【0012】また、上述した打ち込み孔が凹形状に形成
されている場合に、この凹形状の底部に充填部材を配置
した後に整流素子の圧入を行うことにより、打ち込み孔
と整流素子の各対向面の間に充填部材を充填することが
望ましい。圧入工程の前に、打ち込み孔の底部に充填部
材を配置するだけで、圧入時に形成される微小隙間に充
填部材を充填することができるため、さらに工程を簡略
化することができる。
【0013】また、上述した打ち込み孔が、底部に充填
部材注入口を有する凹形状に形成されている場合に、打
ち込み孔に整流素子を圧入した後に、充填部材注入口か
ら充填部材を注入することにより、打ち込み孔と整流素
子の各対向面の間に生じる微小隙間に充填部材を充填す
ることが望ましい。これにより、圧入によって形成され
た微小隙間に対して、充填部材を一方向から確実に充填
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態の車両用交流発電機について、図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0015】図1は、車両用交流発電機の全体構成を示
す断面図である。図1に示す車両用交流発電機1は、固
定子2、回転子3、ブラシ装置4、整流装置5、フレー
ム6、リヤカバー7、プーリ8等を含んで構成されてい
る。
【0016】固定子2は、固定子鉄心21と、この固定
子鉄心21に形成された複数個のスロットに所定の間隔
で巻き回された三相の固定子巻線23とを備えている。
【0017】回転子3は、絶縁処理された銅線を円筒状
かつ同心状に巻き回した界磁巻線31を、それぞれが6
個の爪部を有するポールコア32によって、回転軸33
を通して両側から挟み込んだ構造を有している。また、
フロント側のポールコア32の端面には、フロント側か
ら吸い込んだ冷却風を軸方向および径方向に吐き出すた
めに軸流式の冷却ファン34が溶接等によって取り付け
られている。同様に、リヤ側のポールコア32の端面に
は、リヤ側から吸い込んだ冷却風を径方向に吐き出すた
めに遠心式の冷却ファン35が溶接等によって取り付け
られている。
【0018】ブラシ装置4は、整流装置5から回転子3
の界磁巻線31に励磁電流を流すためのものであり、回
転子3の回転軸33に形成されたスリップリング36、
37のそれぞれに押圧するブラシ41、42を有する。
【0019】整流装置5は、三相の固定子巻線23の出
力電圧である三相交流電圧を整流して直流の出力電力を
得るためのものであり、配線用電極を内部に含む端子台
51と、所定の間隔で配置された正極側放熱板52およ
び負極側放熱板53と、それぞれの放熱板に設けられた
打ち込み孔に圧入することにより取り付けられた複数個
の整流素子54、55とを含んで構成されている。整流
装置5の詳細については後述する。
【0020】フレーム6は、固定子2および回転子3を
収容しており、回転子3が回転軸33を中心に回転可能
な状態で支持されているとともに、回転子3のポールコ
ア32の外周側に所定の隙間を介して配置された固定子
2が固定されている。また、フレーム6は、固定子鉄心
21の軸方向端面から突出した固定子巻線23に対向し
た部分に冷却風の吐出窓61が、軸方向端面に冷却風の
吸入窓62がそれぞれ設けられている。
【0021】リヤカバー7は、リヤ側のフレーム6の外
側に取り付けられるブラシ装置4、整流装置5およびI
Cレギュレータ12の全体を覆って、これらを保護する
ためのものである。
【0022】上述した構造を有する車両用交流発電機1
は、ベルト等を介してプーリ8にエンジン(図示せず)
からの回転力が伝えられると回転子3が所定方向に回転
する。この状態で回転子3の界磁巻線31に外部から励
磁電圧を印加することにより、ポールコア32のそれぞ
れの爪部が励磁され、固定子巻線23に三相交流電圧を
発生させることができ、整流装置5の出力端子からは直
流の出力電力が取り出される。
【0023】次に、整流装置5の詳細について説明す
る。図2は、整流装置5の詳細構造を示す平面図であ
る。また、図3は整流装置5を含む車両用交流発電機1
の部分的な断面図であり、リヤカバー7と整流装置5近
傍の断面構造が示されている。図4は負極側放熱板53
の詳細形状を示す図である。図5は整流素子単体の形状
を示す図である。なお、以下では主に負極側放熱板53
と整流素子55について説明するが、正極側放熱板52
と整流素子54についても同様であり、詳細な説明は省
略する。
【0024】図4に示すように、負極側放熱板53に
は、整流素子55を圧入して取り付けるための4個の打
ち込み孔150が形成されている。これらの打ち込み孔
150は貫通孔であって、その直径は、整流素子55の
外径よりも若干小さな値に設定されている。
【0025】整流素子55は、図5に示すように、放熱
板53とほぼ同じ厚みを有する金属材料(例えば銅)の
円筒状台座160上に半導体ペレット162の一方の面
を半田付けし、さらこの半導体ペレット162の他方の
面にリード164を半田付けすることにより形成されて
いる。上述した半導体ペレット162の周囲は、円筒状
の樹脂リング166によって覆われており、半導体ペレ
ット162の全体を保護するためにその内部にシリコン
樹脂等の保護層が充填されている。また、上述した台座
160の外周には、ローレット部168が形成されてい
る。このローレット部168の外径を、放熱板53に形
成された打ち込み孔150の内径よりも若干大きく形成
することにより、打ち込み孔150に整流素子55の台
座160を圧入した際にこれらが主に打ち込み孔150
の変形を伴って結合される。
【0026】図6は、放熱板53に整流素子55を圧入
した場合の結合部分の部分的な拡大図である。放熱板5
3の打ち込み孔150に整流素子55の台座160を圧
入することにより、この台座160の外周に形成された
ローレット部168が打ち込み孔150と部分的に噛み
合って変形する。その際に、これらの結合部分には、ロ
ーレット部168の凹凸形状に対応する微小隙間170
が形成されるが、この微小隙間170には熱伝導性部材
172が充填されている。
【0027】この熱伝導性部材172は、少なくとも放
熱板53に整流素子55を圧入する際には流動性を有し
ていることが望ましい。また、この熱伝導性部材172
は、シリコン樹脂等の熱伝導性の高い樹脂材料を使うこ
とができるが、金属材料を混合することにより導電性部
材とすることがさらに望ましい。
【0028】例えば、本実施形態では、図7に示すよう
に、ローレット部168の外周にあらかじめ(放熱板5
3に対する圧入前に)熱伝導性部材172を塗布してお
いて、整流素子55を放熱板53に圧入する際に形成さ
れる微小隙間170に同時に熱伝導性部材172を充填
する方法が採用されている。この方法によれば、圧入前
に整流素子55の台座160の外周に熱伝導性部材17
2を塗布するだけで、圧入工程において微小隙間170
に対する熱伝導性部材172の充填作業も同時に行うこ
とができるため、充填作業を後工程で行う場合に比べて
工程を簡略化することができる。
【0029】このように、本実施形態では、放熱板53
の打ち込み孔150と整流素子55のローレット部16
8との間に形成される微小隙間170に熱伝導性部材1
72を充填封止することにより、隙間の空いた微小空間
がなくなるため、これらの結合部を介した良好な熱伝導
が実現される。しかも、従来では防食塗装等の処理が困
難であったこの微小隙間170の耐食性、耐環境性を向
上させることができる。また、熱伝導性部材172とし
て導電性部材を用いた場合には、放熱板53と整流素子
55の接触抵抗を下げることができるため、発電時に結
合部分の接触抵抗に起因して発生する熱を抑制すること
ができる利点もある。
【0030】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
整流素子55の台座160の外周にローレット部168
を形成しておいて、内周面の形状が滑らかな放熱板53
の打ち込み孔150に圧入する場合を考えたが、反対
に、打ち込み孔150の内周面にローレット部を形成
し、整流素子55の外周面を滑らかに形成するようにし
てもよい。また、打ち込み孔150の内周面と台座16
0の外周面のいずれにもローレット部のような凹凸形状
を形成せずに、滑らかな面同士を結合させてもよい。こ
の場合にも、設計上は真円となる外径側形状を有する整
流素子55の台座160の外周面と、同じく真円となる
内径側形状を有する打ち込み孔150の内周面との間に
形成された微小隙間170に導電性を有する熱伝導性部
材172が充填され、熱伝導性、導電性、耐食性、耐環
境性を向上させることができる。
【0031】また、上述した実施形態では、圧入前の整
流素子55の台座160の外周に熱伝導性部材172を
塗布しておいて、圧入時に微小隙間170にこの熱伝導
性部材172が充填されるようにしたが、熱伝導性部材
172の充填方法については各種の変形実施が考えられ
る。
【0032】例えば、図8に示すように、放熱板53a
の打ち込み孔150aを貫通させずに凹形状に形成して
おいて、この凹形状の底部180に流動性の熱伝導性部
材172を配置しておく。この状態において、図9に示
すように、打ち込み孔150aに整流素子55の台座1
60を圧入すると、台座160の端面と底部180との
間に形成された空間が次第に減少するため、熱伝導性部
材172が台座160の外周部に形成される微小隙間1
70を通って押し出されるため、この微小隙間170が
熱伝導性部材172によって充填封止される。この充填
方法では、熱伝導性部材172を底部180に滴下等に
よって配置するだけであるため、上述した実施形態のよ
うに塗布する場合に比べてさらに作業工程の簡略化が可
能になる。
【0033】また、図10に示すように、放熱板53b
の打ち込み孔150bを貫通させずに凹形状に形成する
とともに、この凹形状の底部182に、後工程において
熱伝導性部材172を注入するための注入口184を形
成しておく。このような打ち込み孔150bに、底部1
82に適当な隙間が形成されるように整流素子55の台
座160を圧入した後、図11に示すように、注入口1
84を通してノズル等から熱伝導性部材172を射出す
ることにより、台座160の外周部に形成される微小隙
間170に熱伝導性部材172が充填封止される。この
充填方法では、熱伝導性部材172を注入口184から
整流素子55のリード164に向かう一方向に沿って微
小隙間170に充填することができるため、微小隙間1
70内の空気を確実に排除して効率よく充填作業を進め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用交流発電機の全体構成を示す断面図であ
る。
【図2】整流装置の詳細構造を示す平面図である。
【図3】整流装置を含む車両用交流発電機の部分的な断
面図である。
【図4】負極側放熱板の詳細形状を示す図である。
【図5】整流素子単体の形状を示す図である。
【図6】放熱板に整流素子を圧入した場合の結合部分の
部分的な拡大図である。
【図7】ローレット部に熱伝導性部材が塗布された状態
の整流素子を示す図である。
【図8】熱伝導性部材の充填方法の変形例を示す図であ
る。
【図9】熱伝導性部材の充填方法の変形例を示す図であ
る。
【図10】熱伝導性部材の充填方法の他の変形例を示す
図である。
【図11】熱伝導性部材の充填方法の他の変形例を示す
図である。
【符号の説明】
1 車両用交流発電機 5 整流装置 52 正極側放熱板 53 負極側放熱板 54、55 整流素子 160 台座 162 半導体ペレット 164 リード 168 ローレット部 170 微小隙間 172 熱伝導性部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の整流素子と放熱板とを含む整流装
    置が内蔵された車両用交流発電機において、 前記放熱板は、前記整流素子が圧入される打ち込み孔を
    有しており、 前記打ち込み孔に前記整流素子が圧入された状態で、前
    記打ち込み孔と前記整流素子の各対向面の間に生じる微
    小隙間に充填部材を介在させたことを特徴とする車両用
    交流発電機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記整流素子は、側面が凹凸形状に形成された円筒状金
    属台座を有しており、この円筒状金属台座を前記打ち込
    み孔に圧入することを特徴とする車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記充填部材は、前記整流素子を前記放熱板に圧入する
    際に流動性を有していることを特徴とする車両用交流発
    電機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記充填部材は、導電性部材であることを特徴とする車
    両用交流発電機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記充填部材は、熱伝導性部材であることを特徴とする
    車両用交流発電機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記整流素子は、前記打ち込み孔との対向面に前記充填
    部材が塗布された状態で、前記打ち込み孔に対する圧入
    が行われることを特徴とする車両用交流発電機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記打ち込み孔は凹形状に形成されており、この凹形状
    の底部に前記充填部材を配置した後に前記整流素子の圧
    入を行うことにより、前記打ち込み孔と前記整流素子の
    各対向面の間に生じる微小隙間に前記充填部材を充填す
    ることを特徴とする車両用交流発電機。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記打ち込み孔は底部に充填部材注入口を有する凹形状
    に形成されており、前記打ち込み孔に前記整流素子を圧
    入した後に、前記充填部材注入口から前記充填部材を注
    入することにより、前記打ち込み孔と前記整流素子の各
    対向面の間に生じる微小隙間に前記充填部材を充填する
    ことを特徴とする車両用交流発電機。
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