JP4626494B2 - 電子部材の載置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ステージ上に半導体基板等の電子部材を搬送する搬送装置、電子部材の載置方法、及び半導体装置の製造方法に関する。特に本発明は、ステージ上に載置する際の電子部材の位置精度を高くすることができる搬送装置、電子部材の載置方法、及び半導体装置の製造方法に関する。
図6は、従来の搬送装置が有するステージの構成を説明する為の平面図である。この搬送装置は、ステージ110上に電子部材101(例えば半導体チップ又は半導体基板)を載置する装置である。ステージ110には電子部材101を吸着するための吸着穴111が設けられている。吸着穴111は、電子部材101の縁と重ならないように、縁より内側に配置されている。
電子部材101は、搬送トレイ(図示せず)を用いて搬送装置のそばまで運ばれる。そして電子部材101は、搬送用の吸着治具(図示せず)を用いて搬送トレイから取り出されて搬送され、ステージ110上に載置される。ステージ110上に載置された電子部材101は、吸着穴111によって吸着される。
電子部材101の搬送トレイ内での位置には、搬送時の振動等に起因したばらつきが生じる。吸着治具では電子部材101の位置が補正できないため、ステージ110上に載置された電子部材101の位置には、ばらつきが生じる。従来は、この位置のばらつきを機械的に修正していた(例えば特許文献1参照)。
特開平7−211733号公報(第3段落)
上記したように、従来はステージ上に載置された電子部材の位置のばらつきを、機械的に修正していた。このため、工程数が増加していた。また、電子部材の形状が複雑な場合、機械的に位置を修正することが困難な場合がある。
このため、ステージ上に載置する際の電子部材の位置精度を高くする必要がある。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ステージ上に載置する際の電子部材の位置精度を高くすることができる搬送装置、電子部材の載置方法、及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る搬送装置は、複数の角部を有する板状の電子部材を載置するステージと、
前記ステージに設けられ、前記複数の角部それぞれに対応する位置に配置された複数の吸着穴とを具備する。
この搬送装置によれば、前記ステージ上に載置された前記電子部材にはセルフアライメント効果が生じ、前記電子部材は、前記複数の角それぞれが、対応する前記吸着穴上に位置した状態で位置決めされる。従って、前記ステージ上に載置する際の前記電子部材の位置精度が向上する。
前記電子部材が略長方形の半導体基板又は半導体チップである場合、前記吸着穴は、前記半導体基板の4つの角部それぞれに対応する位置に配置されている。前記電子部材、例えば水晶発振子が、長方形又は正方形の板を、4つの角部が残るように部分的に切り欠いた形状を有している場合、前記吸着穴は、前記4つの角部それぞれに対応する位置に配置されている。
本発明に係る搬送装置は、電子部材を載置するステージと、
前記ステージに設けられ、前記電子部材の互いに対向する端部それぞれに対応する位置に配置された複数の吸着穴とを具備する。
本発明に係る電子部材の載置方法は、複数の角部を有する電子部材が載置されるステージに、前記複数の角部それぞれに対応する位置に配置された吸着穴を設けておき、
前記ステージ上に前記電子部材を載置して、かつ前記吸着穴で前記電子部材を吸着することにより、前記複数の角部それぞれを、該角部に対応する吸着穴上に位置させるものである。
本発明に係る他の電子部材の載置方法は、電子部材が載置されるステージに、前記電子部材の互いに対向する端部それぞれに対応する位置に配置された吸着穴を設けておき、
前記ステージ上に前記電子部材を載置して、かつ前記吸着穴で前記電子部材を吸着することにより、前記互いに対向する端部それぞれを、該端部に対応する吸着穴上に位置させるものである。
本発明に係る他の電子部材の載置方法は、長方形の半導体基板又は半導体チップが載置されるステージに、前記半導体基板又は半導体チップの4つの角部それぞれに対応する位置に配置された吸着穴を設けておき、
前記ステージ上に前記半導体基板又は半導体チップを載置して、かつ前記吸着穴で前記半導体基板又は半導体チップを吸着することにより、前記4つの角部それぞれを該角部に対応する吸着穴上に配置させ、
その後前記半導体基板又は半導体チップを処理するものである。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の概略図である。本搬送装置は、半導体チップをTCP(tape carrier package)技術で実装する装置の一部である、吸着治具20及びステージ10を有している。
本搬送装置で搬送される半導体チップ1は、搬送トレイ2を用いて搬送装置のそばまで搬送される。このとき、搬送トレイ2と半導体チップ1の間には遊びがあるため、搬送トレイ2内における半導体チップ1の位置には、搬送時の振動等に起因したばらつきが生じる。
搬送装置のそばまで搬送された半導体チップ1は、搬送装置が有する搬送用の吸着治具20によって搬送トレイ2から取り出される。吸着治具20には吸着穴21が設けられている。半導体チップ1は、吸着穴21に吸着されることにより、搬送トレイ2から取り出される。吸着治具20に吸着された状態において、半導体チップ1の位置は、ばらついたままである。
その後、半導体チップ1は、吸着治具20によってステージ10上まで搬送され、その後吸着治具20から離れる。これにより、半導体チップ1はステージ10上に載置される。ステージ10には複数の吸着穴11が設けられている。吸着穴11は排気手段(図示せず)に接続されている。吸着穴11に吸着されることにより、半導体チップ1は位置決めされる。その後、半導体チップ1には実装処理が行われる。
図2は、吸着穴11の位置を説明する為のステージ10の平面図である。吸着穴11は、略長方形の半導体チップ1が有する4つの角それぞれに対応する位置に設けられている。このため、半導体チップ1は、4つの角それぞれが、対応する吸着穴11上に位置した状態で位置決めされる。
このように、本実施形態によれば、ステージ10が有する吸着穴11を、半導体チップ1が有する4つの角それぞれに対応する位置に配置したため、半導体チップ1にはセルフアライメント効果が生じる。このため半導体チップ1は、4つの角それぞれが、対応する吸着穴11上に位置した状態で位置決めされる。
従って、ステージ10に載置する際の半導体チップ1の位置精度が向上し、機械的な位置修正作業を行う必要がなくなる。この効果は、半導体チップ1が小型であり、搬送トレイ2内での位置のばらつきが大きくなる場合に顕著になる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の平面図である。本図は第1の実施形態における図2に相当する図である。本実施形態に係る搬送装置は、吸着穴11の配置を除いて、第1の実施形態に係る搬送装置と同一の構成である。以下、第1の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
本実施形態において半導体チップ1の幅は1mm以下である。このため、吸着穴11は、半導体チップ1の両端部それぞれに対応した位置に、合計2つ配置されている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同一の効果を得ることができる。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の平面図である。本図は第1の実施形態における図2に相当する図である。本実施形態に係る搬送装置は、吸着穴11の配置を除いて、第1の実施形態に係る搬送装置と同一の構成である。以下、第1の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
本実施形態において吸着穴11は、半導体チップ1の互いに対向する2つの辺(図中上下に延伸する2つの辺)それぞれに対応した位置に配置されている。
このため、本実施形態によれば、半導体チップ1の位置精度は、図中横方向において向上する。
図5は、本発明の第4の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の平面図である。本実施形態に係る搬送装置は、半導体チップ1ではなく水晶振動子3をTCP実装する装置の一部である点、及び吸着穴11の配置を除いて、第1の実施形態と同一の構成である。以下、第1の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
水晶振動子3は、長方形又は正方形の水晶の板を、少なくとも4つの角部が残るように切り欠いた形状を有している。詳細には、水晶振動子3は、正方形状部材3a,3b,3cを有している。正方形状部材3aは、元となった正方形の4つの角部それぞれに位置しており、正方形状部材3bは、元となった正方形の中心部に位置している。正方形状部材3cは、元となった正方形が有する互いに対向する2つの辺それぞれの中央部に位置している。
4つの正方形状部材3aは、2つのT字状部材3eで部材3bに接続されている。詳細には、T字状部材3eは、水平部分の両端それぞれに正方形状部材3aが接続されており、垂直部分の下端に正方形状部材3bが接続されている。また2つの正方形状部材3cは、それぞれ線状部材3dで正方形状部材3bに接続されている。
吸着穴11は、4つの正方形状部材3aそれぞれに対応する位置に設けられている。
このため、本実施形態によれば、水晶振動子3が複雑な形状を有していても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば第1〜第3の実施形態において、搬送装置は、半導体装置を処理する装置の一部であってもよい。この場合、搬送装置が搬送する電子部材は半導体基板となる。
第1の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の概略図。 吸着穴11の位置を説明する為のステージ10の平面図。 第2の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の平面図 第3の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の平面図。 第4の実施形態に係る搬送装置の構成を説明する為の平面図。 従来の搬送装置が有するステージの構成を説明する為の平面図。
符号の説明
1…半導体チップ、2…搬送トレイ、3…水晶振動子、3a〜3c…正方形状部材、3d…正方形状部材、3e…T字状部材、10,110…ステージ、11,111…吸着穴、20…吸着治具、21…吸着穴、101…電子部材

Claims (5)

  1. 複数のを有する電子部材が載置されるステージに、前記複数のそれぞれに対応
    する位置に配置された吸着穴を設けておき、
    前記ステージ上に前記電子部材を載置して、かつ前記吸着穴で前記電子部材を吸着する
    ことにより、前記複数のそれぞれを、該に対応する吸着穴上に位置させる電子部
    材の載置方法。
  2. 前記電子部材は略長方形の半導体基板又は半導体チップであり、
    前記吸着穴は、前記半導体基板の4つのそれぞれに対応する位置に配置されている
    請求項1に記載の載置方法
  3. 前記電子部材は、長方形又は正方形の板を、4つのが残るように部分的に切り欠い
    た形状を有しており、
    前記吸着穴は、前記4つのそれぞれに対応する位置に配置されている請求項1に記
    載の載置方法
  4. 前記電子部材は水晶発振子である請求項1又は3に記載の載置方法
  5. 電子部材が載置されるステージに、前記電子部材の互いに対向するそれぞれに対応
    する位置に配置された吸着穴を設けておき、
    前記ステージ上に前記電子部材を載置して、かつ前記吸着穴で前記電子部材を吸着する
    ことにより、前記互いに対向するそれぞれを、該に対応する吸着穴上に位置させ
    る電子部材の載置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06260409A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
JP2000286185A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Nec Kansai Ltd スピンチャック
JP2001242631A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Marugo Giken:Kk 露光装置

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