JP2003168718A - 枚葉移載装置 - Google Patents

枚葉移載装置

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JP2003168718A
JP2003168718A JP2001367463A JP2001367463A JP2003168718A JP 2003168718 A JP2003168718 A JP 2003168718A JP 2001367463 A JP2001367463 A JP 2001367463A JP 2001367463 A JP2001367463 A JP 2001367463A JP 2003168718 A JP2003168718 A JP 2003168718A
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Hiroki Fujita
浩樹 藤田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枚葉状の物品を空気吸引によってハンドに保
持して移載する移載装置において、容易に製造できるハ
ンドの構造を提供する。 【解決手段】 ハンド31に、物品を吸着させる吸引孔
34、吸引手段に接続させる空気孔40、及び、ハンド
内部で空気孔34と吸引孔40とを連通させる通り溝4
3を形成し、該ハンド31に枚葉状の物品を保持して移
載作業を行わせる枚葉移載装置であって、前記ハンド3
1は、第一の板材31aと第三の板材31cとの間に第
二の板材31bを挟んで接合して形成するものとし、前
記吸引孔40を第一の板材31aに形成し、前記空気孔
40を第一の板材31a又は第三の板材31cに形成
し、前記通り溝43を第二の板材31bに形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉状の物品を空
気吸引によってハンドに保持して移載する、移載装置の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から枚葉移載装置の技術は公知とさ
れ、この装置は、枚葉状の物品(例えば、半導体ウエハ
や液晶用のガラスなど)を支持するためのハンドを有
し、該ハンドは、その先端側に形成される吸引孔と、基
部側に形成される空気孔と、該空気孔と吸引孔とを接続
する通り溝と、を備えている。そして、該空気孔に真空
ポンプを接続して駆動することにより、ハンドがその吸
引孔に物品を吸着させて保持するように構成し、該ハン
ドを取り付けるアーム等の駆動によって、物品の移載作
業を行わせるものとしている。
【0003】このハンドは例えばセラミック製とされて
おり、焼結にて一体成形されていたのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのハン
ドは、前記通り溝をハンド内部に形成する形状であるた
め、焼結による一体成形にはあまり適さない形状であ
り、一体成形が不可能とはいわないまでも通り溝の形状
の制約が大きかったのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0006】即ち、請求項1においては、ハンドに、物
品を吸着させる吸引孔、吸引手段に接続させる空気孔、
及び、ハンド内部で空気孔と吸引孔とを連通させる通り
溝を形成し、該ハンドに枚葉状の物品を保持して移載作
業を行わせる枚葉移載装置であって、前記ハンドは、第
一の板材と第三の板材との間に第二の板材を挟んで接合
して形成するものとし、前記吸引孔を第一の板材に形成
し、前記空気孔を第一の板材又は第三の板材に形成し、
前記通り溝を第二の板材に形成したものである。
【0007】請求項2においては、ハンドに形成される
空気孔の数が、前記吸引孔の数よりも少なく構成したも
のである。
【0008】請求項3においては、ハンドに形成される
吸引孔の数が三つ以上であるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1はクリーンルーム内の無人
搬送車の様子を示す斜視図である。図2は無人搬送車の
側面断面図、図3は同じく平面図である。図4はウエハ
の平面図であり、(a)はオリフラを形成した構成のウ
エハを、(b)はノッチを有するウエハを、それぞれ示
す。
【0010】まず、本発明の移載装置を備える無人搬送
車1の全体構成について説明する。なお、以下の説明に
おいては、便宜上、図1における矢視F方向を前方とし
て説明する。
【0011】図1に示すように、無人搬送車1は、クリ
ーンルーム内の走行レール20・20上を自動走行する
有軌道台車に構成され、車体本体2が前後左右四隅の各
走行輪9により支持され、それぞれの走行輪9を駆動モ
ータ8(図2)で駆動し、走行レール20・20上で四
輪駆動にて走行させている。
【0012】前記走行レール20・20に沿って、処理
装置21・21・・・、ストッカ22が配設され、該ス
トッカ22上に複数のカセット23・23・・・が所定
間隔を空けて並設されている。各カセット23・23・
・・は箱状に構成するとともに、その開口を走行レール
20・20側へ向けて置かれ、該開口を挟んだ該カセッ
ト23の内面にはそれぞれ、ウエハ10の側端を保持す
る棚が上下方向に等間隔をおいて多数段設けられて、各
棚にウエハ10・10・・・が水平に置かれて収納され
ている。本実施例ではストッカ22を平置型としている
が、この代わりに、カセット23の搬出入口と、多数の
棚と、棚と搬出入口との間でカセット23を移載するス
タッカークレーンとを備えた自動倉庫に構成しても構わ
ない。
【0013】図2及び図3に示すように、前記無人搬送
車1の車体本体2の中央には、ウエハ10・10・・・
を移載する枚葉移載装置3が配設され、それを挟むよう
にして前後に、姿勢合わせ装置4と、バッファカセット
5が配置される。姿勢合わせ装置4はウエハ10・10
・・・の方向及び中心位置を揃えるためのものであり、
バッファカセット5は、ウエハ10・10・・・を一時
的に収納するためのものである。前記枚葉移載装置3
は、前記装置群21・22から受け取ったウエハ10を
バッファカセット5内の棚に一時的に収納したり、バッ
ファカセット5内の棚にあるウエハ10を取り出して、
姿勢合わせ装置4にてウエハ10の位置や姿勢を調整し
た上で前記処理装置21に受け渡したり、といった移載
作業に用いられる。
【0014】前記ウエハ10は、シリコン単結晶からな
る略円盤状に形成されている。シリコンの結晶には方位
性があるので、その方向を識別するための手段が形成さ
れている。例えば、図4(a)に示すように、ウエハ1
0の外周の一部を直線状に切り欠いて形成されるオリエ
ンテーションフラット(オリフラ)10aを有するよう
にしたり、図4(b)に示すように、ウエハ10の外周
の一部を切り欠いたノッチ10bを有するようにしたり
している。いずれの場合でも、その表面又は裏面におけ
る周部に、ウエハの製造履歴等、ウエハ情報を符号化し
たIDマーク11が刻印されている。このIDマーク1
1は前述の姿勢合わせ装置4内に設置される適宜のマー
ク読取装置によって読み取られ、これによって無人搬送
車1はウエハの情報を得ることができる。
【0015】次に、前記移載装置3について説明する。
図2及び図3に示すように、移載装置3は、移載アーム
30M・30S、基台38、ターンテーブル39等から
成る。基台38は車体本体2中央に埋設され、図示しな
い昇降機構にて昇降自在に構成されている。該基台38
上面にターンテーブル39が回転自在に取り付けられ、
該ターンテーブル39上に一対の移載アーム30M・3
0Sが取り付けられている。
【0016】前記移載アーム30M(30S)は、移載
ハンド31と、第一アーム32と、第二アーム33とで
リンク機構が組まれたスカラーアーム式のロボットハン
ドであり、図示せぬサーボモータにより伸縮自在に構成
されている。
【0017】前記移載ハンド31は平板状に形成され、
その二股に分かれた先端部にはそれぞれ吸引孔34・3
4が設けられ、真空ポンプで吸引して移載ハンド31に
物品たるウエハ10を吸着・保持するように構成されて
いる。この詳細な構成は詳述する。
【0018】一方の移載アーム30Mには、移載ハンド
31の吸引孔34・34とは反対側の端部に、マッピン
グセンサ35が取り付けられている。このマッピングセ
ンサ35は、先端が二股に分かれた平面視「V」字状の
形状で、その先端が光電センサ35a・35aとなって
いる。この構成で、前記基台38を上昇させて該移載ア
ーム30Mを屈伸させ、該マッピングセンサ35をバッ
ファカセット5に近接させた上で、基台38を下降させ
ながら光電センサ35a・35aでバッファカセット5
の各棚を探知することで、各棚にウエハ10が載置され
ているか否かを検出することができる。
【0019】次に、移載ハンド31の構成を説明する。
図5は移載ハンドの斜視図である。
【0020】この移載ハンド31は図5に示すように長
方形平板状に構成され、その長手方向一側(移載ハンド
31先端側)がU字状に欠設され、先端側が対称状に二
股に分岐される如きの形状とされている。そして、分岐
されたそれぞれの先端の上面に、枚葉状物品としての前
記ウエハ10を吸着して移載ハンド31に保持するため
の吸引孔34・34を形成してある。
【0021】吸引孔34のそれぞれと対応させて、該吸
引孔34を形成した側と長手方向で反対側に位置する部
位において、移載ハンド31の上面には一対の空気孔4
0を形成してある。各空気孔40にはエアパイプ50の
一端が接続され、このエアパイプ50は前記第一アーム
32・第二アーム33内部を通された上で、その他端側
には吸引手段たる真空ポンプ41が接続される。なお、
吸引手段は、真空ポンプに限るものではなく、真空イン
ジェクター等の吸引装置でも良い。
【0022】前記移載ハンド31の内部には、二本の通
り溝43が移載ハンド31の長手方向に沿って互いに平
行に形成される。各通り溝43は、その一端に前記吸引
孔34を、他端に空気孔40を、それぞれ接続させてい
る。
【0023】なお、真空ポンプ41と空気孔40との間
にはバルブ42が介在されており、この構成で一旦ウエ
ハ10を移載ハンド31に吸着させた後にバルブ42を
閉じるようにすることで、真空ポンプ41を停止させて
も、エアパイプ50・50や通り溝43・43の真空状
態を保ち、ウエハ10を移載ハンド31の吸引孔34に
保持させ続けることができる。この結果、真空ポンプ4
1を必要なときのみ駆動させることで消費電力を節約で
きるとともに、真空ポンプ41からの排気も抑制される
から、クリーンルーム内に塵挨を巻き上げる悪影響も低
減されることになる。なお、前記の吸着保持を解除して
ウエハ10を移載ハンド31から離すには、真空ポンプ
41を駆動させない状態で前記バルブ42を開くように
すればよい。
【0024】次に、以上の構成とした移載ハンド31の
製造方法について説明する。図6は三枚の薄板を貼り合
わせて移載ハンドを構成する様子を示した斜視図であ
る。
【0025】前記移載ハンド31は図6に示すように、
以下に説明する三枚の板材たる薄板31a・31b・3
1cを、互いに積層させ貼り合わせて構成される。
【0026】三枚の薄板31a・31b・31cはステ
ンレス素材により構成され、それぞれの外郭線は、前記
移載ハンド31の外郭線と一致させてある。なお、ステ
ンレス素材が採用されているので、セラミック製の移載
ハンドで必要とされるような帯電防止加工(例えば、フ
ッ素樹脂コーティング加工)は不要である。そして、こ
の三枚の薄板31a・31b・31cを貼り合わせる前
の段階で、第一の薄板31aと第三の薄板31cとに挟
まれる第二の薄板31bに、通り溝43・43を打ち抜
いて形成し、また、第一の薄板31aには前記吸引孔3
4・34を打ち抜いて開口する。加えて、前記第一の薄
板31aには、前記空気孔40・40をも打ち抜いてお
く。なお、第一の薄板31aにおいて前記吸引孔34・
空気孔40を打ち抜く位置は、前記通り溝43の両端に
相当する位置とする。
【0027】以上のとおり、これら通り溝43、吸引孔
34、空気孔40を形成する加工は、前記薄板31a・
31bに対する簡単な打ち抜き加工を採用し、これによ
って生産コストや工数が低減される。なお、薄板31a
・31bの加工は、打ち抜き加工に限るものではなく、
レーザー加工等でも良い。レーザー加工にすることで、
より薄い板材を、より精度良く加工することができる。
【0028】そして、第一の薄板31aと第二の薄板3
1bの互いに対向する面、及び、第二の薄板31bと第
三の薄板31cの互いに対向する面に、接着剤を万遍な
く塗布し、第二の薄板31bが第一の薄板31aと第三
の薄板31cとに挟まれる形で、互いに貼り合わせて接
着する。このとき、吸引孔34は通り溝43の一端に接
続され、空気孔40は通り溝43の他端に接続される。
なお、三枚の薄板31a・31b・31cを接着剤によ
り接着させることで、通り溝43の気密性を十分優れた
ものとすることができ、空気漏れを防止してウエハ10
に対する吸着保持力の低下を回避している。このように
して、移載ハンド31内部の通り溝43にて吸引孔34
と空気孔40同士が連通される構成の移載ハンド31
が、簡単に製造できるのである。
【0029】なお、前記空気孔40は、吸引孔34を形
成した側の薄板31aに打ち抜くこととしているが、他
側の薄板(即ち、第三の薄板31c)に打ち抜く構成と
しても構わない。この場合は、空気孔40は移載ハンド
31の下面に開口される構成となり、該空気孔40にエ
アパイプ50を接続することになる。
【0030】以上が移載ハンド31の構成であるが、前
述したように通り溝43の形状をそのまま打ち抜き状に
前記第二の薄板31bに形成する構成であるから、前記
通り溝43の形状の制約が少なく、様々な通り溝43の
形状を現出できる利点がある。このメリットを活用した
変形例が図7及び図8に示され、以下これについて説明
する。図7は変形例の移載ハンドの斜視図、図8は三枚
の薄板を貼り合わせて変形例の移載ハンドを構成する様
子を示した斜視図である。
【0031】変形例の移載ハンド31’について、前述
した移載ハンド31の構成と異なる点を中心に説明す
る。図7に示すように、空気孔40は移載ハンド31’
に一箇所のみ形成される構成とし、また、ウエハ10を
吸着させる一対の前記吸引孔34・34のほかに、もう
一つの吸引孔34’が開口されている。
【0032】そして本移載ハンド31’における通り溝
43’は平面視「Y」字状に形成され、一端側には前記
空気孔40が、二股に分岐された他端側の端部には前記
吸引孔34・34が、分岐部分に前記もう一つの吸引孔
34’が、それぞれ接続されている。
【0033】空気孔40は前述の移載ハンド31と同様
に、エアパイプ50を介して真空ポンプ41に接続され
る。なお、空気孔40を単一としているから、エアパイ
プ50が一本で済んで部品点数が削減されるとともに、
(一般に空気漏れが生じ易い)該エアパイプ50と空気
孔40との接続箇所も一つで済むので、空気漏れの心配
が少ない構成となっている。
【0034】この通り溝43’は前述の移載ハンド31
の通り溝43に比して、分岐部や曲線部を含む点で複雑
な形状ではあるけれども、これも打ち抜き加工の型の形
状を通り溝43’の形状に応じていったん製作すれば、
この型を使用した打ち抜き加工により、図8に示す如く
第二の薄板31bに通り溝43’の形状を単に打ち抜く
のみであるから、製造コストの上昇要因にはほとんどな
らない。
【0035】また、変形例の移載ハンド31’において
は、ウエハ10を吸着させるための吸引孔は三箇所(3
4・34・34’)形成されており、二箇所34・34
に形成するのみの前述の移載ハンド31に比して、ウエ
ハ10をより多くのポイントで吸着保持できることとな
るから、移載作業時におけるウエハ10の挙動が安定す
ることになる。従って、ウエハ10を保持させた状態の
移載ハンド31’を高速で移動/停止させるような場合
でも、ウエハ10は移載ハンド31’に対して確実に吸
着保持される。従って、高速での移載作業に特に適した
構成となる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0037】即ち、請求項1に示す如く、ハンドに、物
品を吸着させる吸引孔、吸引手段に接続させる空気孔、
及び、ハンド内部で空気孔と吸引孔とを連通させる通り
溝を形成し、該ハンドに枚葉状の物品を保持して移載作
業を行わせる枚葉移載装置であって、前記ハンドは、第
一の板材と第三の板材との間に第二の板材を挟んで接合
して形成するものとし、前記吸引孔を第一の板材に形成
し、前記空気孔を第一の板材又は第三の板材に形成し、
前記通り溝を第二の板材に形成したので、第二の板材に
通り溝の形状の溝を形成するという簡単な方法で通り溝
を構成でき、製造工数やコストの低減を図れる。特に、
打ち抜き加工にて第二の板材に通り溝を形成する方法を
採ることも可能で、この場合は製造工数・コストの低減
効果は顕著である。また、通り溝の形状の加工の制約が
少ないので、通り溝の形状を様々に構成できることにな
る。
【0038】請求項2に示す如く、ハンドに形成される
空気孔の数が、前記吸引孔の数よりも少ないので、空気
孔を少なくすることで空気漏れの箇所が少なくなり、ハ
ンドの物品に対する吸着力が良好である。また、吸引孔
を多くすることは、ハンドに物品を多数のポイントで吸
着保持できることを意味するから、物品はハンドにしっ
かりと確実に保持され、ハンドによる実際の移載作業に
おいても物品の挙動は安定する。空気孔の数が吸引孔の
数よりも少ないから、空気孔と吸引孔とを繋ぐ通り溝の
形状は、例えば曲線部や折曲部や分岐部等を有する、複
雑な形状となることが多い。しかしながら前述したとお
り、第二の板材に通り溝をそのまま形成するという方法
で通り溝を構成でき、通り溝の形状の加工の制約が少な
いので、このような複雑な形状の通り溝を構成するのも
容易である。
【0039】請求項3に示す如く、ハンドに形成される
吸引孔の数が三つ以上であるので、吸引孔が二つ以下の
構成に比し、物品はハンドにしっかりと確実に保持さ
れ、ハンドによる移載作業においても物品の挙動が安定
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーンルーム内の無人搬送車の様子を示す斜
視図。
【図2】無人搬送車の側面断面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】ウエハの平面図。
【図5】移載ハンドの斜視図。
【図6】三枚の薄板を貼り合わせて移載ハンドを構成す
る様子を示した斜視図。
【図7】変形例の移載ハンドの斜視図。
【図8】三枚の薄板を貼り合わせて変形例の移載ハンド
を構成する様子を示した斜視図。
【符号の説明】
3 枚葉移載装置 31 移載ハンド(ハンド) 31a 第一の薄板(板材) 31b 第二の薄板(板材) 31c 第三の薄板(板材) 34・34 吸引孔 40 空気孔 43 通り溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 DS01 FS01 FT10 FT11 NS13 3F022 AA08 BB09 CC02 EE05 KK10 LL07 QQ11 5F031 CA02 CA05 DA01 DA17 GA08 GA24 GA26 GA32 GA33 GA35 GA36 GA43 GA47 GA49 GA50 GA58 JA05 JA13 JA23 JA34 JA35 JA50 KA11 KA12 NA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドに、物品を吸着させる吸引孔、吸
    引手段に接続させる空気孔、及び、ハンド内部で空気孔
    と吸引孔とを連通させる通り溝を形成し、該ハンドに枚
    葉状の物品を保持して移載作業を行わせる枚葉移載装置
    であって、 前記ハンドは、第一の板材と第三の板材との間に第二の
    板材を挟んで接合して形成するものとし、 前記吸引孔を第一の板材に形成し、前記空気孔を第一の
    板材又は第三の板材に形成し、前記通り溝を第二の板材
    に形成したことを特徴とする、 枚葉移載装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の枚葉移載装置であっ
    て、ハンドに形成される空気孔の数は、前記吸引孔の数
    よりも少ないことを特徴とする、枚葉移載装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の枚葉移載
    装置であって、ハンドに形成される吸引孔の数が三つ以
    上であることを特徴とする、枚葉移載装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008071845A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Denki Kagaku Kogyo Kk 放熱部品及びその製造方法
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KR101400089B1 (ko) * 2012-03-02 2014-05-28 주식회사 성진하이메크 기판 고정용 진공 흡착판
CN108364896A (zh) * 2017-01-27 2018-08-03 苏斯微技术光刻有限公司 末端执行器

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