JP4626451B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関するものであり、特に、車両用表示装置に用いて好適である。
表示器に所定電圧の電力を供給する定電圧回路と、この定電圧回路の作動を制御する制御トランジスタと、この制御トランジスタの作動を制御するマイクロコンピュータとを備えた車両用表示装置が知られている。定電圧回路は、電源(車載バッテリ)より電源スイッチ(イグニッションスイッチ)を介して、表示器に所定電圧の電力を供給するものであり、マイクロコンピュータは、イグニッションスイッチの投入(オン)時より、この制御トランジスタの作動を制御するものである。
しかし、イグニッションスイッチをオンしても、マイクロコンピュータは、これを確定(判定)するまでに例えば60ミリ秒(mS)の時間を要する。
一般に、マイクロコンピュータは、イグニッションスイッチがオンされたことを誤判断しないように、イグニッションスイッチの端子電位を例えば20ミリ秒毎に3回検出して、これを確定する。マイクロコンピュータは、この(60mS)後に、制御トランジスタの制御を開始する。
この(60mS)間、マイクロコンピュータの出力ポートが、入力インピーダンスがハイインピーダンスの不定状態を呈し、これにより、制御トランジスタは、所望の作動状態とならない。しかも、この(60mS)間、イグニッションスイッチがオンされているため、定電圧回路は、バッテリよりイグニッションスイッチを介して、表示器に所定電圧の電力を供給し得る状態にある。この結果、定電圧回路および表示器が意に反した作動を行い、例えば、表示器の透過照明用光源が瞬燈する等の問題が生ずることがある。
ここで、表示器は、液晶パネルに限るものではなく、指針計器と所定の情報を知らせるインジケータ等を含む。表示器の透過照明用光源は、液晶パネルの透過照明用光源に限るものではなく、指針計器の文字盤の透過照明用光源と指針計器の指針の発光照明用光源とインジケータの透過照明用光源等を含む。
この問題は、表示器の透過照明用光源が瞬燈することに限るものではなく、液晶パネル自身の瞬時の不要な表示等も含む表示器の誤動作に共通するものである。
本発明は、上記点に鑑みなされたものであり、電源スイッチの投入時に表示器が誤動作をすることを確実に防ぐことができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の表示装置は、電源より電源スイッチを介して表示器に所定電圧の電力を供給する定電圧回路と、定電圧回路の作動を制御する制御トランジスタと、電源スイッチの投入時より制御トランジスタの作動を制御する制御手段と、制御トランジスタの制御端子と電源との間に接続された調整用抵抗とを備え、制御手段は、電源から電力が常時供給され、電源スイッチが投入されてからの準備期間の間に電源スイッチの投入を確定し、この準備期間の間、制御トランジスタ(10)をオン、オフ制御しないように構成されたマイクロコンピュータ(9)であって、定電圧回路は、表示器(43b)に流す電流を制限する電流制限抵抗(R5)を介して表示器に所定電圧の電力を供給する第2トランジスタ(13a)を備え、制御トランジスタ(10)をオンすることにより、第2トランジスタ(13a)の制御端子がロウレベル電位となり、第2トランジスタ(13a)をオフすることにより表示器(43b)を消燈し、制御トランジスタ(10)をオフすることにより、第2トランジスタ(13a)の制御端子では、電源(18)からの抵抗(R6)を介した電位がツェナーダイオード(ZD)によりハイレベル電位に維持され、第2トランジスタ(13a)をオンすることにより表示器(43b)を点燈し、電源スイッチの投入時よりマイクロコンピュータ(9)がその投入を確定するまでの準備期間の間、制御トランジスタを調整用抵抗によってオンに調整するように構成されている構成とする。
この構成では、電源スイッチの投入時より制御手段がその投入を確定するまでの準備期間の間、制御トランジスタを調整用抵抗によってオンに調整する。これにより、この準備期間の間は、制御手段に頼ることなく、調整用抵抗によって制御トランジスタの作動状態を設定できる。この結果、電源スイッチの投入時に表示器が誤動作をすることを確実に防ぐことができる。
請求項2に記載の表示装置は、調整抵抗が、電源の出力側または接地側に接続されている構成とする。
この構成では、調整抵抗が、電源の出力側または接地側に接続されている。これにより、調整抵抗が電源の出力側に接続されている場合は、調整抵抗がプルアップ抵抗として作用することによって上述の効果が得られ、調整抵抗が電源の接地側に接続されている場合は、調整抵抗がプルダウン抵抗として作用することによって上述の効果が得られる。
請求項3に記載の表示装置は、制御手段が、その出力ポートの入力インピーダンスが、準備期間においてハイインピーダンスを呈するように構成されている構成とする。
この構成では、制御手段の出力ポートの入力インピーダンスが、準備期間においてハイインピーダンスを呈する。これにより、制御トランジスタの作動状態を、制御手段の出力ポートの入力インピーダンスの影響を受けないで、調整用抵抗により設定できる。この結果、上述の効果を、簡易に得ることができる。
請求項4に記載の表示装置は、制御手段が、準備期間の後に、調整用抵抗の影響を受けないで制御トランジスタの作動を制御できるように構成されている構成とする。
この構成では、制御手段が準備期間の後に、調整用抵抗の影響を受けないで制御トランジスタの作動を制御できる。これにより、制御手段による制御トランジスタの制御が調整抵抗により妨げられないで、上述の効果を得ることができる。
請求項5に記載の表示装置は、調整抵抗が電源の出力側に接続され、制御手段が、準備期間の後に制御トランジスタの制御端子をロウレベル電位に制御する際、制御手段の出力ポートの入力インピーダンスがロウインピーダンスを呈するように構成されている構成とする。
この構成では、調整抵抗は、電源の出力側に接続されているため、準備期間の後においても制御トランジスタの制御端子をハイレベル電位に制御しようとする。この時、制御手段が、制御トランジスタの制御端子をロウレベル電位に制御する場合、調整抵抗による制御と相反するため、その影響を受けることになる。
しかし、制御トランジスタの制御端子をロウレベル電位に制御する際、制御手段の出力ポートの入力インピーダンスがロウインピーダンスを呈するように構成されている。このため、調整抵抗による制御端子の電位は、制御手段の出力ポートの入力インピーダンスを介してロウレベル電位に降下する。この結果、制御手段による制御トランジスタの制御が調整抵抗により妨げられないで、上述の効果を得ることができる。
請求項6に記載の表示装置は、制御トランジスタが、バイポーラ型トランジスタまたは電界効果型トランジスタであり、制御端子が、トランジスタがバイポーラ型トランジスタである場合、ベースであり、制御端子が、トランジスタが電界効果型トランジスタである場合、ゲートである構成とする。
この構成においても、上述の効果を得ることができる。
請求項7に記載の表示装置は、表示器が、液晶表示器と指針計器と所定の情報を知らせるインジケータとの少なくともいずれかである構成とする。
この構成においても、上述の効果を得ることができる。
請求項8に記載の表示装置は、制御トランジスタの作動を制御することにより、液晶表示器の透過照明用光源と指針計器の文字盤の透過照明用光源と指針計器の指針の発光照明用光源とインジケータの透過照明用光源との少なくともいずれかを点燈・消燈する構成とする。
この構成においても、上述の効果を得ることができる。
以下、本発明による表示装置を、自動車に搭載されるコンビネーションメータに適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図1に示すコンビネーションメータ1の電気回路を説明する回路構成図である。
図4は、図3中のIV部の詳細回路図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する各種情報を表示し、本実施形態では、図1に示すように、走行速度を表示する速度計2と、エンジン回転数を表示する回転計3と、トランスミッションのギアポジションを表示するギアポジション表示器4を構成する。
速度計2は、文字盤21と、この前面を回動する指針22と、文字盤21の背後に配置されて指針22を回動させるムーブメント23(図3)とから構成される。ムーブメント23は、例えば交差コイル式アクチュエータ、あるいはステッピングモータ等から構成され、外部からの電気信号(車速信号)に対応した角度だけ指針22を回動させるものである。
回転計3も、速度計2と同様に、文字盤31と、この前面を回動する指針32と、文字盤31の背後に配置されて指針32を回動させるムーブメント33(図3)とから構成される。
表示器であるギアポジション表示器4は、各ギアポジションを示すポジション表示41と、ギアインジケータ42と、液晶パネル43とから構成される。
各ギアインジケータ42は、それぞれ、各ポジション表示41に隣接して配置され、これに隣接しているポジション表示41が示すギアポジションに切り替えられた際に、これを知らせるものである。ギアインジケータ42は、アクリルレンズ等で形成され、この背後には、それぞれこれを透過照明する発光ダイオードが配置される。ギアインジケータ42は、この発光ダイオードが点燈して、ギアインジケータ42が発光表示されることにより、このギアポジションに切り替えられていることを知らせるものである。
液晶パネル43は、ドライブポジションDにおいてドライブレンジ(1速から4速)の切り替えを表示するものである。ポジション表示41とギアインジケータ42と液晶パネル43は、文字盤21、31の各端部を隠すための意匠プレート5に設けられた各開口部に配置される。
液晶パネル43には、ドライブレンジを表示するセグメントが形成されている。本実施形態における液晶パネル43は、例えば、電圧無印加時には透光性となり、電圧印加時には遮光性となるものを使用する。すなわち、電圧無印加時には全体が透光性となり、電圧印加時には、所定のセグメントが黒色となり、所定の数字を表示する。なお、図1は、各セグメントの全てに電圧を印加していない状態を示す。
液晶パネル43の背後には、図2に示すように、これを透過照明する透過照明用光源である発光ダイオード(LED)43bと、発光ダイオード43bの発する光を拡散して液晶パネル43を均一に透過照明する光拡散板43aが配置される。リフレクタ6は、発光ダイオード43bの発する光を光拡散板43aへ導くものである。
上述したムーブメント23,33や発光ダイオード43b等は、プリント基板7に実装され、液晶パネル43は、図示しない配線によってプリント基板7に接続される。
以上説明した本実施形態による制御装置8備えたコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図3に基づいて説明する。
制御装置8には、電源であるバッテリ18から電力が常時供給され、イグニッションスイッチ17がその操作ポジション(オフポジション、オンポジション)を検出可能に接続され、当該自動車の走行速度を検出する速度センサ14やエンジン回転数を検出する回転センサ15やトランスミッションのギアポジションを検出するギアポジションセンサ16が、それらの検出信号を入力可能に接続される。
また、車速センサ14と回転センサ15からの検出信号に応じて制御装置8によって駆動されるムーブメント23、33、液晶パネル43、発光ダイオード43bも、制御装置8に接続される。
次に、制御装置8が発光ダイオード43bを点燈・消燈させる電気回路構成について、即ち、本発明の特徴について、図4に基づいて詳細に説明する。
制御装置8は、定電圧回路13と、制御トランジスタである第1トランジスタ10と、制御手段であるマイクロコンピュータ9と、調整用抵抗であるプルアップ抵抗11とを備える。
定電圧回路13は、バッテリ18よりイグニッションスイッチ17を介して表示器であるギアポジション表示器4等(図4においては、発光ダイオード43b)に所定電圧の電力を供給するものである。第1トランジスタ10は、NPN型トランジスタであり、定電圧回路13の作動を制御するものである。
マイクロコンピュータ9は、その出力ポートPOが抵抗R4を介して第1トランジスタ10の制御端子であるベースBと接続され、イグニッションスイッチ17の投入(オン)時より第1トランジスタ10の作動を制御(オン・オフ)するものである。
プルアップ抵抗11は、その一端が抵抗R4を介して第1トランジスタ10のベースBに接続され、その他端がイグニッションスイッチ17を介してとバッテリ18に接続され、第1トランジスタ10のベースBとバッテリ18との間に接続される。
制御装置8は、第1トランジスタ10をオン・オフ制御することにより透過照明用光源である発光ダイオード43bの作動を制御(点燈・消燈)する。
制御装置8のマイクロコンピュータ9は、セントラルプロセッサユニット(CPU)91、メモリ92と入出力切替端子(I/Oポート)93等を備える。I/Oポート93は、第1電界効果型トランジスタ(第1FET)93aと第2電界効果型トランジスタ(第2FET)93bとを備える。
CPU91は、第1FET93aと第2FET93bのオン・オフ制御等をするものであり、メモリ92は、CPU91の作動をプログラムとして記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリもしくはバックアップRAM(ランダムアクセスメモリ)等を含むものである。
イグニッションスイッチ17のオフポジション時においても、バッテリ18から電力が、ダイオードD2とバッテリ18の電圧を5ボルトに変換する電源回路12を介して、マイクロコンピュータ9の電源端子VDに常時供給される。イグニッションスイッチ17がオンポジションへ操作されると、バッテリ18の電圧が抵抗R1、R2で分割されて、その分割電圧が、起動信号として入力端子PIに入力する。
マイクロコンピュータ9は、イグニッションスイッチ17がオンされたことを誤判断しないように、この起動信号を例えば20ミリ秒毎に3回検出して、イグニッションスイッチ17がオンされたことを判断する。マイクロコンピュータ9は、イグニッションスイッチ17がオンされてから60ミリ秒の間、即ち、イグニッションスイッチ17のオン時よりマイクロコンピュータ9がその投入を確定するまでの準備期間の間、つまり、この遅れ時間の間、第1トランジスタ10をオン・オフ制御しないように構成されている。
この準備期間の間、バッテリ18の電圧は、オンされているイグニッションスイッチ17とプルアップ抵抗11とを介して第1トランジスタ10のベースBに印加される。即ち、制御装置8は、この準備期間の間、第1トランジスタ10をプルアップ抵抗11によって決定される所定状態に調整するように構成されている。
第1トランジスタ10のコレクタCは、第2トランジスタ13aのベースBに接続され、第1トランジスタ10をオン・オフ制御することにより、第2トランジスタ13aをオン・オフ制御する。第2トランジスタ13aをオン・オフ制御することにより、発光ダイオード43bを点燈・消燈する。抵抗R5は、発光ダイオード43bに流す電流を制限する電流制限抵抗である。
(作動)
図5は、図4に示すイグニッションスイッチ(I/G)17、マイクロコンピュータ(マイコン)9の出力端子PO、第1トランジスタ(Tr1)10、第2トランジスタ(Tr2)13a、及び、発光ダイオード(LED)43bの各制御を示すタイムチャートである。
以上説明した本実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の作動について、制御装置8が発光ダイオード43bを点燈・消燈させる作動を中心に説明する。
尚、制御装置8のマイクロコンピュータ9では、メモリ92に記憶されたプログラムに従って、CPU91が以下の制御を行う。
イグニッションスイッチ17がオンされると、図3において、制御装置8は、それを検出して作動を開始する。具体的に、イグニッションスイッチ17がオンポジションへ操作されると、図4に示すように、バッテリ18の電圧が抵抗R1、R2で分割されて、その分割電圧が、起動信号として入力端子PIに入力する。CPU91は、この起動信号を20ミリ秒毎に3回検出して、イグニッションスイッチ17がオンされたことを判断する。
この判断後、速度センサ14からの出力信号に基づき、当該自動車の車速を算出し、これに対応した角度だけ指針22を回動させるように、ムーブメント23を駆動する。また、回転センサ15からの出力信号に基づき、当該自動車のエンジンの回転数を算出し、これに対応した角度だけ指針32を回動させるように、ムーブメント33を駆動する。ギアポジションセンサ16からの出力信号に基づき、ギヤインジケータ42の発光ダイオードを点燈し、液晶パネル43を制御し、発光ダイオード43bを点燈する。
以下、制御装置8が発光ダイオード43bを点燈・消燈させる作動を、図4と図5に基づいて説明する。
CPU91は、イグニッションスイッチ(I/G)17がオン(ON)されてから60ミリ秒(mS)の間、即ち、この準備期間の間、第1FET93aと第2FET93bを、共にオフし、これにより、出力端子POの入力インピーダンスを、ハイインピーダンスな状態(入力インピーダンスが1メガオーム以上の不定な状態)にしている。即ち、マイクロコンピュータ(マイコン)9は、この準備期間では第1トランジスタ(Tr1)10をオン・オフ(ON/OFF)制御していない。
一方、イグニッションスイッチ17がオンされると、バッテリ18の電圧が、プルアップ抵抗11を介して第1トランジスタ10のベースBに印加される。マイクロコンピュータ9が第1トランジスタ10をオン・オフ制御していない際(準備期間)、マイクロコンピュータ9の出力端子POの入力インピーダンスがハイインピーダンスな状態である。
このため、プルアップ抵抗11を介した第1トランジスタ10のベースBの電位は、マイクロコンピュータ9の出力端子POの影響を受けることがない。即ち、第1トランジスタ10の作動状態を、マイクロコンピュータ9の出力端子POの入力インピーダンスの影響を受けないで、プルアップ抵抗11により設定できる。
具体的には、バッテリ18の電圧がプルアップ抵抗11を介して第1トランジスタ10のベースBに印加されることにより、第1トランジスタ10のコレクタCとエミッタE間に電流が流れ、第1トランジスタ10をオン(ON)する。これにより、第2トランジスタ(Tr2)13aのベースBがロウレベル電位となり、第2トランジスタ13aのコレクタCとエミッタE間に電流が流れなくて、第2トランジスタ13aをオフ(OFF)する。これにより、発光ダイオード(LED)43bを、消燈(OFF)している。
マイクロコンピュータ9が第1トランジスタ10をオン・オフ制御していない状態((準備期間))が終了した後、発光ダイオード43bを、引き続き消燈させたい場合、CPU91は、第1FET93aのみオンさせ、第2FET93bをオフさせて、その出力端子POをハイレベル電位(Hi)にさせる。
これにより、第1トランジスタ10のベースBを、引き続きハイレベル電位にさせて、第1トランジスタ10を引き続きオンする。この際、バッテリ18からのプルアップ抵抗11を介した電位も、第1トランジスタ10をオンするように作用するため、マイクロコンピュータ9のこの作動を妨げない。
マイクロコンピュータ9が準備期間(60mS)にある場合と同様に、第1トランジスタ10をオンすることにより、第2トランジスタ13aのベースBがロウレベル電位となり、第2トランジスタ13aをオフする。これにより、発光ダイオード43bを、引き続き消燈する。
この後、CPU91は、第2FET93bのみオンさせ、出力端子POをグランド電位(ロウレベル電位、Lo)にさせる。これにより、第1トランジスタ10のベースBがグランド電位になり、第1トランジスタ10をオフ(OFF)する。
この際、出力端子POの入力インピーダンスを、ロウインピーダンスな状態(入力インピーダンスが数十ミリオーム以下)にするため、バッテリ18からのプルアップ抵抗11を介した電位は、出力端子POを介して降下して、グランド電位(ロウレベル電位)になる。これにより、マイクロコンピュータ9が第1トランジスタ10をオフする制御が、プルアップ抵抗11により妨げられない。
第1トランジスタ10をオフすることにより、第2トランジスタ13aのベースBでは、バッテリ18からの抵抗R6を介した電位がツェナーダイオードZDによりハイレベル電位に維持され、これにより、第2トランジスタ13aをオン(ON)する。このため、発光ダイオード43bを、点燈(ON)する。
これに対して、プルアップ抵抗11がない場合、図5において、マイクロコンピュータ9の準備期間(60mS)の間、第1トランジスタ10がオフして、第2トランジスタ13aをオンし、これにより、発光ダイオード43bを点燈する。この準備期間(60mS)の後、CPU91は、第1FET93aのみオンさせ、第2FET93bをオフさせて、その出力端子POをハイレベル電位(Hi)にさせる。これにより、第1トランジスタ10をオンし、第2トランジスタ13aをオフして、発光ダイオード43bを消燈する。
即ち、発光ダイオード43bは、イグニッションスイッチ17がオンされてから60mSの間点燈し、その後消灯するという、瞬燈の問題が生ずる。
本実施形態では、プルアップ抵抗11を設けるのみにより、この瞬燈の問題を解決すると共に、マイクロコンピュータ9の準備期間(60mS)の後、マイクロコンピュータ9は、プルアップ抵抗11の影響を受けないで第1トランジスタ10の作動を制御できる。
以上説明した本発明の一実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1は、電源であるバッテリ18より電源スイッチであるイグニッションスイッチ17を介して表示器であるギアポジション表示器4(43b)に所定電圧の電力を供給する定電圧回路13と、定電圧回路13の作動を制御する制御トランジスタである第1トランジスタ10と、イグニッションスイッチ17の投入時より第1トランジスタ10の作動を制御する制御手段であるマイクロコンピュータ9と、第1トランジスタ10の制御端子であるベースBとバッテリ18との間に接続された調整用抵抗であるプルアップ抵抗11とを備え、イグニッションスイッチ17の投入時よりマイクロコンピュータ9がその投入を確定するまでの準備期間(60mS)の間、第1トランジスタ10をプルアップ抵抗11によって決定される所定状態に調整するように構成されている。
これにより、この準備期間の間は、制御手段に頼ることなく、調整用抵抗によって制御トランジスタの作動状態を設定できる。この結果、電源スイッチの投入時に表示器が誤動作をすることを確実に防ぐことができる。
(変形例)
図6は、図4の変形例を示す詳細回路図である。
図6に示す変形例では、NPN型のバイポーラタイプの第1トランジスタ10の代わりにPNP型のバイポーラタイプの第1トランジスタ10を用い、これに伴い、プルアップ抵抗11の代わりにプルダウン抵抗11を用いている。
この変形例でも、マイクロコンピュータ9が第1トランジスタ10をオン・オフ制御していない状態(準備期間の間)では、上述したように、出力端子POの入力インピーダンスが、ハイインピーダンスな状態(入力インピーダンスが1メガオーム以上の不定な状態)となっている。しかし、この場合、第1トランジスタ10のベースBは、プルダウン抵抗11を介してグランド電位(ロウレベル電位)になり、第1トランジスタ10をオンする。
第1トランジスタ10をオンすることにより、第2トランジスタ13aのベースBがロウレベル電位となり、第2トランジスタ13aをオフする。これにより、発光ダイオード43bを、消燈する。
即ち、制御装置8を図6に示すように構成することにより、即ち、プルダウン抵抗11を追加するのみにより、発光ダイオード43bの瞬燈の問題を解決すると共に、マイクロコンピュータ9の準備期間(60mS)の後、マイクロコンピュータ9は、プルダウン抵抗11の影響を受けないで第1トランジスタ10の作動を制御できる。
尚、第1トランジスタ10をバイポーラ型に限る必要はなく、電界効果型(FET)を用いることができる。
また、第1トランジスタ10の作動を制御することにより、液晶パネル43の透過照明用光源である発光ダイオード43bを点燈・消燈する場合に限る必要はなく、ギアインジケータ42用の発光ダイオードや、速度計2の文字盤21の透過照明用光源や指針22の発光照明用光源等を点燈・消燈する場合等にも、本発明を適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図1に示すコンビネーションメータ1の電気回路を説明する回路構成図である。 図4は、図3中のIV部の詳細回路図である。 図5は、図4に示すイグニッションスイッチ(I/G)17、マイクロコンピュータ(マイコン)9の出力端子PO、第1トランジスタ(Tr1)10、第2トランジスタ(Tr2)13a、及び、発光ダイオード(LED)43bの各制御を示すタイムチャートである。 図6は、図4の変形例を示す詳細回路図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(表示装置)
2 速度計、21 文字盤、22 指針、23 ムーブメント
3 回転計、31 文字盤、32 指針、33 ムーブメント
4 ギアポジション表示器(表示器)、41 ポジション表示、42 ギアインジケータ
43 液晶パネル、43a 光拡散板
43b 発光ダイオード(LED、透過照明用光源)
5 意匠板、6 リフレクタ、7 プリント基板、8 制御装置
9 マイクロコンピュータ(マイコン、制御手段)
91 CPU(セントラルプロセッサユニット)、92 メモリ
93 I/Oポート(入出力切替端子)
93a 第1FET(第1電界効果型トランジスタ)
93b 第2FET(第2電界効果型トランジスタ)
10 第1トランジスタ(制御トランジスタ、Tr1)
11 プルアップ抵抗(プルダウン抵抗、調整用抵抗)
12 電源回路、 13 定電圧回路、13a 第2トランジスタ(Tr2)
14 速度センサ、15 回転センサ、16 ギアポジションセンサ
17 イグニッションスイッチ(I/G)、18 バッテリ(電源)

Claims (8)

  1. 電源より電源スイッチを介して表示器に所定電圧の電力を供給する定電圧回路と、
    前記定電圧回路の作動を制御する制御トランジスタと、
    前記電源スイッチの投入時より前記制御トランジスタの作動を制御する制御手段と、
    前記制御トランジスタの制御端子と電源との間に接続された調整用抵抗とを備え、
    前記制御手段は、前記電源から電力が常時供給され、前記電源スイッチが投入されてからの準備期間の間に前記電源スイッチの投入を確定し、この準備期間の間、前記制御トランジスタ(10)をオン、オフ制御しないように構成されたマイクロコンピュータ(9)であって、
    前記定電圧回路は、
    前記表示器(43b)に流す電流を制限する電流制限抵抗(R5)を介して前記表示器に所定電圧の電力を供給する第2トランジスタ(13a)を備え、
    前記制御トランジスタ(10)をオンすることにより、前記第2トランジスタ(13a)の制御端子がロウレベル電位となり、前記第2トランジスタ(13a)をオフすることにより前記表示器(43b)を消燈し、
    前記制御トランジスタ(10)をオフすることにより、前記第2トランジスタ(13a)の前記制御端子では、前記電源(18)からの抵抗(R6)を介した電位がツェナーダイオード(ZD)によりハイレベル電位に維持され、前記第2トランジスタ(13a)をオンすることにより前記表示器(43b)を点燈し、
    前記電源スイッチの投入時より前記マイクロコンピュータ(9)が該投入を確定するまでの準備期間の間、前記制御トランジスタを前記調整用抵抗によってオンに調整するように構成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記調整抵抗は、前記電源の出力側または接地側に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御手段は、その出力ポートの入力インピーダンスが、前記準備期間においてハイインピーダンスを呈するように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記準備期間の後に前記調整用抵抗の影響を受けないで前記制御トランジスタの作動を制御できるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記調整抵抗が前記電源の出力側に接続され、
    前記制御手段は、前記準備期間の後に前記制御トランジスタの前記制御端子をロウレベル電位に制御する際、該制御手段の出力ポートの入力インピーダンスがロウインピーダンスを呈するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記制御トランジスタは、バイポーラ型トランジスタまたは電界効果型トランジスタであり、
    前記制御端子は、前記トランジスタがバイポーラ型トランジスタである場合、ベースであり、
    前記制御端子は、前記トランジスタが電界効果型トランジスタである場合、ゲートであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記表示器は、液晶表示器と指針計器と所定の情報を知らせるインジケータとの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記制御トランジスタの作動を制御することにより、前記液晶表示器の透過照明用光源と前記指針計器の文字盤の透過照明用光源と該指針計器の指針の発光照明用光源と前記インジケータの透過照明用光源との少なくともいずれかを点燈・消燈することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
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