JP4625237B2 - 管継手 - Google Patents

管継手 Download PDF

Info

Publication number
JP4625237B2
JP4625237B2 JP2003022465A JP2003022465A JP4625237B2 JP 4625237 B2 JP4625237 B2 JP 4625237B2 JP 2003022465 A JP2003022465 A JP 2003022465A JP 2003022465 A JP2003022465 A JP 2003022465A JP 4625237 B2 JP4625237 B2 JP 4625237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe joint
synthetic resin
sounding
sound
retaining ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003022465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004232746A (ja
Inventor
賢司 水川
知広 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2003022465A priority Critical patent/JP4625237B2/ja
Publication of JP2004232746A publication Critical patent/JP2004232746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4625237B2 publication Critical patent/JP4625237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/092Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector
    • F16L37/0925Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector with rings which bite into the wall of the pipe
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/10Indicators for correct coupling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で抜出し防止可能状態に接続できる受口を備えた管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂管の挿口を差し込むだけで、シール機能と抜け止め機能を有するように接続できる受口を備えた管継手として、例えば、図17に示すように、テーパー内面を有する袋ナットaと、その内面に装着された係止用刃を有するロックリングb及びスペーサーリングcと、袋ナットaに螺合可能なネジd1が設けられた継手本体dの一端に管挿入部eとを備え、管挿入部eはその外周に周方向に沿って止水リングfが装着されているものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この管継手は、管挿入部e内のロックリングbと止水リングfとの間に接続すべき管pの先端を適正な奥部まで挿入すると、管Pの内面に管挿入部eの外周に装着された止水リングfが圧接されてシールすることができ、その後、被接続管pを引き抜く方向に引っ張ると、ロックリングbの端部が袋ナットaのテーパー内面に当たって縮径し、その係止用刃が管pの表面に食い込み、管pが管継手の管挿入部eから抜け出るのを防止することができるようになっている。
【0004】
上記のような従来の管継手の場合には、管挿入部e内に管pをシール機能と抜け止め機能を有するように接続するには、管挿入部e内の適正な奥部まで管pの先端を挿入することが必須の条件となる。
この対策として、袋ナットに外部から管の挿入状態が確認できる挿入確認窓を設けたり、挿入される管の方に挿入標線を記入し、管を管挿入部の適正な奥部まで挿入するようにしている。
【0005】
しかしながら、実際の施工現場で、暗い場所や周囲に障害物があって見え難い場所等では、施工者が管継手の外側からその条件を満たしていることを正確に確認しつつ接続作業を行うことが難しい場合がある。
そのような場合、施工者は管pを管挿入部e内の適正な奥部まで差し込んでいるつもりでも、十分に挿入されていないケースが発生し、漏水につながる施工不良の原因となり易いという問題点がある。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−193883(特許請求の範囲等参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような従来の問題点を解消し、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の端部が差し込まれたことを発音機構により音を目安にして確認しながら接続を行うことができる管継手を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に記載の発明は、管継手本体と、該管継手本体に連結された透明樹脂からなる外筒部と、該外筒部の先端部に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記外筒部及び前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ、該発音機構が、前記内筒部のゴム環装着溝及び前記抜止めリング装着位置よりも奥側の部分の前記内筒部の外周面、又は外筒部の内周面に発音体落し込み溝が設けられ、該発音体落し込み溝と前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置との間の前記内筒部の外周面、又は外筒部の内周面に発音体が仮着されていることを特徴とする管継手である。
【0009】
本願の請求項2に記載の発明は、前記発音体が、一部切開された環状をなし、断面形状が扇形とされていることを特徴とする請求項1に記載の管継手である。
【0010】
本願の請求項3に記載の発明は、管継手本体と、該管継手本体に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ、該発音機構が環状の発音体からなり、該発音体がその断面形状が受口開口側に膨出する部分を有するように形成されており、その膨出部分に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに受口の奥側に反転して音が発生可能とされていることを特徴とする管継手である。
【0011】
本願の請求項4に記載の発明は、管継手本体と、該管継手本体に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ、前記発音機構が、受口奥部に設けられた発音体装着部と、該発音体装着部に装着される環状の発音体とからなり、
該発音体が径方向の中央部を支点として回動自在とされ、内周部に受口開口側に突出する突出部が設けられ、外周側に発音部が設けられたものからなり、前記発音体装着部にその発音部が係止されるように装着された前記発音体の突出部に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに発音部の係止状態が外れて受口を打つ音が発生可能とされていることを特徴とする管継手である。
【0012】
本願の請求項5に記載の発明は、管継手本体と、該管継手本体に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ、前記発音機構が、環状の発音体からなり、該発音体が、断面形状が三角形状に受口開口側に突出する部分を有していて、その突出部分に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに潰れて音が発生可能とされていることを特徴とする管継手である。
【0016】
【作用】
本願の請求項1に係る発明の管継手は、前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられていることにより、受口内の抜止めリングとシール用ゴム環との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、その先端が発音機構に接触して音を発生するので、その音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の先端が挿入されたことを確認することができる。
【0017】
さらに、前記外筒部が透明樹脂からなることにより、合成樹脂管の挿口の先端が発音機構に接触するのを外部から目視することができるので、目視確認を併用することができる。
【0018】
また、前記発音機構が、前記内筒部のゴム環装着溝及び前記抜止めリング装着位置よりも奥側の部分の前記内筒部の外周面、又は外筒部の内周面に発音体落し込み溝が設けられ、該発音体落し込み溝と前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置との間の前記内筒部の外周面、又は外筒部の内周面に発音体が仮着されているので、受口内の抜止めリングとシール用ゴム環との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、発音体仮着溝に仮着された発音体が合成樹脂管の挿口により押されて、音を発しながら発音体落込み溝内に落し込まれるので、その音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の先端が挿入されたことを確認することができる。
【0019】
本願の請求項に係る発明の管継手のように、前記発音体が、一部切開された環状をなし、断面形状が扇形とされたものからなると、発音体の拡縮径が容易となる。
【0021】
本願の請求項に係る発明の管継手のように、前記発音機構が、環状の発音体からなり、該発音体が、その断面形状が受口開口側に膨出する部分を有するように形成されており、その膨出部分に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに受口の奥方に反転して音が発生可能とされていると、受口内の抜止めリングとシール用ゴム環との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、その先端により発音体が押されて音を発しながら受口の奥方に反転されるので、その音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の先端が挿入されたことを確認することができる。
【0022】
本願の請求項に係る発明の管継手のように、前記発音機構が、受口奥部に設けられた発音体装着部と、該発音体装着部に装着される環状の発音体とからなり、該発音体が径方向の中央部を支点として回動自在とされ、内周部に受口開口側に突出する突出部が設けられ、外周側に発音部が設けられたものからなり、前記発音体装着部にその発音部が係止されるように装着された前記発音体の突出部に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに発音部の係止状態が外れて受口を打つ音が発生可能とされていると、受口内の抜止めリングとシール用ゴム環との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、その先端により発音体の突出部が押されて、その発音部が受口を打つ音が発生するので、その音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の先端が挿入されたことを確認することがで
きる。
【0023】
本願の請求項に係る発明の管継手のように、前記発音機構が、環状の発音体からなり、該発音体が、断面形状が三角形状に受口開口側に突出する部分を有していて、その突出部分に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに潰れて音が発生可能とされているものからなると、受口内の抜止めリングとシール用ゴム環との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、その先端により発音体の突出部が押されて、その発音部が突出部分を押し潰す音が発生するので、その音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の先端が挿入されたことを確認することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の管継手の一例を示す断面図である。
図1に示すように、この管継手1は、管継手本体11と、管継手本体11に連結された外筒部12と、外筒部12の先端部に連結された袋ナット13と、管継手本体11から外筒部12及び袋ナット13の内側に延びる内筒部14とで囲まれた受口を備えている。
【0025】
管継手本体11は、脱鉛青銅や砲金等の金属材料からなり、一端部の外周面に周方向に沿って外筒部12の他端部の係止凸部123が嵌合する係止凹部111が設けられ、中央部の外周に周方向に沿って突条112が設けられ、他端部に挿口113が設けられている。
【0026】
外筒部12は、透明ポリフェニレンサルファイド等の透明樹脂からなり、先端部の外周面に周方向に沿って袋ナット13の基端部の係止凸部132が嵌合する係止凹部121が設けられ、中央部の外周に周方向に沿って突条122が設けられ、基端部の内周面に周方向に沿って管継手本体11の係止凹部111に嵌合する係止凸部123が設けられている。外筒部12の先端部の内周面に周方向に沿って後述する抜け止めリンク15を装着する切欠き部124が設けられている。
【0027】
袋ナット13は、砲金等の金属材料からなり、接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入する管挿入口131が設けられ、基端部の内周面に周方向に沿って外筒部12の係止凹部121に嵌合する係止凸部132が設けられている。袋ナット13は、先端部の内周面(管挿入口131面)に周方向に沿って開口端側に向かうにつれて次第に縮径する傾斜面133が設けられ、傾斜面133が設けられた部分から基端部側は段部134となされている。
【0028】
内筒部14は、管継手本体11の一端部に外筒部12及び袋ナット13の内側に延びるように延設されており、略中央部の外周に周方向に沿ってゴム環装着溝141が設けられ、基端部の外周面に周方向に沿って発音体落込み溝142が設けられている。図4にも示すように、内筒部14には発音体落込み溝142が設けられた部分に隣接する部分のやや受口開口側の外周面に周方向に沿って120°程度の角度にて外周方向に向けて開くような発音体仮着溝143が設けられている。
【0029】
抜止めリング15は、砲金等の金属材料からなり、図3にも示すように、外周面に周方向に沿って袋ナット13の傾斜面133に対応する傾斜面151が設けられ、内周面には受口内に挿入される合成樹脂管の挿口外周に食い込む刃部152が設けられている。抜止めリング15は軸方向に沿ってスリット部153を有していて、拡縮径ができるようになっている。
【0030】
17は発音体であって、バネ鋼等の金属材料からなり、図4及び図5にも示すように、一部切開された環状をなし、断面形状が扇形とされたものからなる。発音体17は、図4(a)に示すように、受口内に合成樹脂管の挿口が挿入される前は内筒部14の発音体仮着溝143に装着され、図4(b)に示すように、受口内に合成樹脂管Pの挿口P1が挿入された後は、合成樹脂管Pの挿口P1の先端により押されて発音体落込み溝142内に落し込まれるようにして使用される。
【0031】
そして、図1に示すように、内筒部14の発音体仮着溝143に発音体17が仮着されるとともにゴム環装着溝141にシール用ゴム環16が装着され、管継手本体11の一端部に外筒部12の基端部が係止凹部111に係止凸部123が嵌合されるようにして接続され、外筒部12の先端部に袋ナット13の基端部が、両者内に抜止めリング15を内包するようにして、係止凹部121に係止凸部132を嵌合するように接続されて、管継手本体11と外筒部12と袋ナット13と内筒部14とで囲まれた受口を有する管継手1が形成される。
【0032】
この管継手1は、図2に示すように、受口内に接続すべき合成樹脂管Pの挿口P1を挿入するだけのワンタッチの操作で抜止めリング16にて抜出し防止可能状態に接続できるようになっている。
即ち、受口内の抜止めリング15とシール用ゴム環16との間に合成樹脂管Pの挿口P1を挿入していくと、発音体仮着溝143に仮着された発音体17が合成樹脂管Pの挿口P1により押されて、音を発しながら発音体落込み溝142内に落し込まれる。この音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管Pの挿口P1の先端が挿入されたことを確認することができる。
また、外筒部12を透明樹脂からなるものとしておくことにより、発音体仮着溝143に仮着された発音体17が合成樹脂管Pの挿口P1により押されて発音体落し込み溝142に落し込まれる状態を外部から目視することができるので、目視確認を併用することができる。
このとき、シール用ゴム環16が合成樹脂管Pの内周面に圧接されてシール性が確保された状態となる。
【0033】
その後、合成樹脂管Pを引き抜く方向に引っ張ると、抜止めリング15は傾斜面151が袋ナット13の傾斜面133に摺動することにより縮径し、その刃部152が合成樹脂管管Pの外周面に食い込み、合成樹脂管Pが管継手1の受口内から抜け出るのが防止された状態となる。
また、図4(b)に示すように、発音体17が断面形状が扇形とされているので、その角部に合成樹脂管Pの内周面に噛み込んで、これも合成樹脂管Pが管継手1の受口から抜け出すのを一層防止するように作用する。
【0034】
図6は、本発明の管継手の別の例を示す断面図である。
図6に示すように、この管継手2は、管継手本体21と、管継手本体21に連結された外筒部22と、外筒部22の先端部に連結された袋ナット23と、管継手本体21から外筒部22及び袋ナット23の内側に延びる内筒部24とで囲まれた受口を備えている。
【0035】
管継手本体21、袋ナット23及び発音体27は、図1等を参照して説明した外筒部21の構造と同じである。同じ構造部分は図中に対応する図番を付してその詳細な説明と省略する。
【0036】
外筒部22は、基端部の内周面の係止凸部223が設けられた部分よりもやや中央側に発音体落込み溝242が設けられるとともに、発音体落込み溝242が設けられた部分に隣接する部分のやや受口開口側の内周面に発音体仮着溝243が設けられていること以外は、図1等を参照して説明した外筒部21の構造と同じである。同じ構造部分は図中に対応する図番を付してその詳細な説明と省略する。
【0037】
内筒部24は、発音体落込み溝142及び発音体仮着溝143に相当する部分を有しないこと以外は、図1等を参照して説明した筒部14の構造と同じである。同じ構造部分は図中に対応する図番を付してその詳細な説明と省略する。
【0038】
この管継手1は、図6に示すように、受口内に接続すべき合成樹脂管Pの挿口P1を挿入するだけのワンタッチの操作で抜止めリング2にて抜出し防止可能状態に接続できるようになっている。
即ち、受口内の抜止めリング25とシール用ゴム環26との間に合成樹脂管Pの挿口P1を挿入していくと、発音体仮着溝243に仮着された発音体27が合成樹脂管Pの挿口P1により押されて、音を発しながら発音体落込み溝242内に落し込まれる。この音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管Pの挿口P1の先端が挿入されたことを確認することができる。
また、外筒部22を透明樹脂からなるものとしておくことにより、発音体仮着溝243に仮着された発音体27が合成樹脂管Pの挿口P1により押されて発音体落し込み溝242に落し込まれる状態を外部から目視することができるので、目視確認を併用することができる。
このとき、シール用ゴム環26が合成樹脂管Pの内周面に圧接されてシール性が確保された状態となる。
【0039】
その後、合成樹脂管Pを引き抜く方向に引っ張ると、抜止めリング25は傾斜面251が袋ナット23の傾斜面233に摺動することにより縮径し、その刃部252が合成樹脂管管Pの外周面に食い込み、合成樹脂管Pが管継手2の受口内から抜け出るのが防止された状態となる。
【0040】
図7は本発明の管継手の更に別の例を示す断面図である。
図7に示すように、この管継手3は、管継手本体31と、管継手本体31に連結された袋ナット32と、管継手本体31から袋ナット32の内側に延びる内筒部33とで囲まれた受口を備えている。
【0041】
管継手本体31は、脱鉛青銅や砲金等の金属材料からなり、一端部の外周面に周方向に沿って袋ナット32の他端部の係止凸部32が嵌合する係止凹部311が設けられ、中央部の外周に周方向に沿って突条312が設けられ、他端部に挿口313が設けられている。
【0042】
袋ナット32は、砲金等の金属材料からなり、接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入する管挿入口321が設けられ、基端部の内周面に周方向に沿って管継手本体11の係止凹部11に嵌合する係止凸部322が設けられている。袋ナット32は、中央部の内周面(管挿入口321面)に周方向に沿って開口端側に向かうにつれて次第に縮径する傾斜面323が設けられている。324は挿入確認窓である。
【0043】
内筒部33は、砲金等の金属材料からなり、管継手本体31の一端部から袋ナット32の内側に延びるように設けられており、略中央部の外周面に周方向に沿ってゴム環装着溝331が設けられている。
抜止めリング34は、砲金等の金属材料からなり、外周面に周方向に沿って袋ナット32の傾斜面323に対応する傾斜面341が設けられ、内周面に受口内に挿入される合成樹脂管の挿口に外周に食い込む刃部342が設けられている。抜止めリング34は軸方向に沿ってスリット部を有していて、拡縮径ができるようになっている。
【0044】
36は発音体であって、図8にも示すように、肉薄の環状体からなり、その断面形状が軸方向に対して、内方に向かうにつれて次第に受口開口側となる一側方側に膨出するように形成されており、膨出方向から押圧することにより受口奥方側となる他側方側に音を発しながら反転するような構造となっている。
受口奥方となる継手本体部31の一端面には、発音体36の外周部分を支持する発音体支持部314が設けられるともに、その内周側に、発音体支持部314よりも奥方に周方向に窪むような空間315が設けられていて、発音体37が一側方側から他側方側に反転できるようになされている。
【0045】
そして、図7に示すように、継手本体31の発音体支持部314に発音体36が装着されるとともにゴム環装着溝331にシール用ゴム環35が装着され、継手本体31の一端部に、抜止めリング34を内包する袋ナット32の基端部が係止凹部311に係止凸部322が嵌合されるようにして接続されて、管継手本体31と袋ナット32と内筒部33とで囲まれた受口を有する管継手3が形成される。
【0046】
この管継手3は、受口内に図示しない接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で抜止めリング34にて抜出し防止可能状態に接続できるようになっている。
即ち、受口内の抜止めリング34とシール用ゴム環35との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、発音体36が合成樹脂管の挿口の先端により押されて音を発しながら空間315内に反転される。この音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の先端が挿入されたことを確認することができる。
また、挿入確認窓324より、合成樹脂管の挿口の先端が通過したことを外部から目視することができるので、目視確認を併用することができる。 このとき、シール用ゴム環34が合成樹脂管の内周に圧接されてシール性が確保された状態となる。
【0047】
その後、合成樹脂管を引き抜く方向に引っ張ると、抜止めリング34は傾斜面341が袋ナット32の傾斜面323に摺動することにより縮径し、その刃部342が合成樹脂管管の外周面に食い込み、合成樹脂管が管継手3の受口内から抜け出るのが防止された状態となる。
【0048】
発音体としては、図9〜図11に示すように、環状板からなり、その断面形状が軸方向に対して、中央に向かうにつれて次第に受口開口側となる一側方側に膨出するように形成されており、膨出方向から押圧することにより受口奥側となる他側方側に音を発しながら反転するような構造となっている発音体37〜39を使用してもよい。
【0049】
図12は本発明の管継手の更に別の例を示す断面図である。
図12に示すように、この管継手4は、管継手本体41と、管継手本体41に連結された袋ナット42と、管継手本体41から袋ナット42の内側に延びる内筒部43とで囲まれた受口を備えている。
【0050】
袋ナット42、内筒部43及び抜止めリング44は、それぞれ、図7を参照して説明した袋ナット体32、内筒部33及び抜止めリング34と同じ構造である。従って、図中に対応する図番を付してその詳細な説明は省略する。
【0051】
管継手本体41は、受口奥方となる一端部に、発音部係止部414aを有する発音体装着部414が設けられていること以外は、図7を参照して説明した管継手本体31の構造と同じである。
発音体装着部414は、受口奥方に直立する突当たり部414bと、内周側に周方向に沿って設けられた凹溝部414cと、外周側に周方向に沿って受口奥方に延びるように穿設された発音部係止部414aとからなる。
尚、図7と同じ同じ構造部分は図中に対応する図番を付してその詳細な説明と省略する。
【0052】
46は発音体であって、図13にも示すように、肉薄環状板からなり、周方向に幅広部46Aと幅狭部46Bが交互に設けられており、その幅広部Aの、内周側に受口開口側となる一側面側に突出する突出部461が設けられ、中央部の他側面側に支点部462が設けられ、外周縁に他側面側に曲折する発音部463が設けられ、その幅狭部46Bの内周側に係止部464が設けられたものからなる。
【0053】
この発音体46は、図13(a)に示すように、発音体装着部414に、それぞれ、その支点部462が突当たり部414bに押圧され、その係止部464が凹溝414cに係止され、発音部463が発音部係止部414aに係止されて、突出部461が受口内の接続すべき合成樹脂管の挿口が挿入される部分に突出するように装着される。
【0054】
そして、図14に示すように、受口内に接続すべき合成樹脂管Pの挿口P1が挿入されたときに、合成樹脂管Pの挿口P1の先端が突出部461を押圧し、これにより発音体46が支点部462を中心にして回動して、係止部464が凹溝414cから外れるとともに、発音部463が発音部係止部414aから外れて袋ナット42の基端部の内周面に打ち付けられて音が発生するようにして使用される。
【0055】
そして、図12に示すように、管継手本体41の発音体装着部414に発音体46が装着されるとともにゴム環装着溝431にシール用ゴム環45が装着され、管継手本体41の一端部に、抜止めリング44を内包する袋ナット42の基端部が係止凹部411に係止凸部422が嵌合されるようにして接続されて、管継手本体41と袋ナット42と内筒部43とで囲まれたた受口を有する管継手4が形成される。
【0056】
この管継手4は、受口内に図示しない接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で抜止めリング44にて抜出し防止可能状態に接続できるようになっている。
即ち、受口内の抜止めリング44とシール用ゴム環45との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、図14にも示すように、合成樹脂管Pの挿口P1の先端が発音体46の突出部461を押圧し、これにより発音体46が支点部462を中心にして回動して、係止部464が凹溝414cから外れるとともに、発音部463が発音部係止部414aから外れて袋ナット42の基端部の内周面に打ち付けられて音が発生する。この音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管Pの挿口P1の管端が挿入されたことを確認することができる。
また、挿入確認窓424より、合成樹脂管の挿口の先端が通過したことを外部から目視することができるので、目視確認を併用することができる。
このとき、シール用ゴム環44が合成樹脂管の内周に圧接されてシール性が確保された状態となる。
【0057】
その後、合成樹脂管を引き抜く方向に引っ張ると、抜止めリング44は傾斜面441が袋ナット42の傾斜面423に摺動することにより縮径し、その刃部442が合成樹脂管管の外周面に食い込み、合成樹脂管が管継手4の受口内から抜け出るのが防止された状態となる。
【0058】
図15は本発明の管継手の更に別の例を示す断面図である。
図15に示すように、この管継手5は、管継手本体51と、管継手本体51に連結された袋ナット52と、管継手本体51から袋ナット52の内側に延びる内筒部53とで囲まれた受口を備えている。
【0059】
袋ナット52、内筒部53及び抜止めリング54は、それぞれ、図7を参照して説明した袋ナット体2、内筒部33及び抜止めリング34と同じ構造である。従って、図中に対応する図番を付してその詳細な説明は省略する。
【0060】
管継手本体51は、受口奥部となる一端面に、発音体装着部514が設けられていること以外は、図7を参照して説明した管継手本体31の構造と同じである。同じ構造部分は図中に対応する図番を付してその詳細な説明と省略する。
【0061】
56は発音体であって、図16にも示すように、環状体からなり、周方向に16分割されていて、(b)に示すような断面形状が三角形の部分56Aと、(c)に示すような断面形状が台形の部分56Bとが一つおきに配列されている。そして、断面形状が三角形の部分56Aが、接続すべき合成樹脂管の挿口が挿入されたときに、合成樹脂管の挿口の先端が当たって、音を発しながら断面形状が台形の部分56Bと同じ形状に押し潰されるような構造となっている。
【0062】
そして、図15に示すように、管継手本体51の発音体装着部514に発音体56が装着されるとともにゴム環装着溝531にシール用ゴム環55が装着され、管継手本体51の一端部に、抜止めリング54を内包する袋ナット52の基端部が係止凹部511に係止凸部522が嵌合されるようにして接続されて、管継手本体51と袋ナット52と内筒部53とで囲まれた受口を有する管継手5が形成される。
【0063】
この管継手5は、受口内に図示しない接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で抜止めリング54にて抜出し防止可能状態に接続できるようになっている。
即ち、受口内の抜止めリング54とシール用ゴム環55との間に合成樹脂管の挿口を挿入していくと、断面形状が三角形の部分56Aに、接続すべき合成樹脂管の挿口の先端が当たって、音を発しながら断面形状が台形の部分562と同じ形状に押し潰される。この音を目安として、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の挿口の管端が挿入されたことを確認することができる。
また、挿入確認窓524より、合成樹脂管の挿口の先端が通過したことを外部から目視することができるので、目視確認を併用することができる。
このとき、シール用ゴム環54が合成樹脂管の内周面に圧接されてシール性が確保された状態となる。
【0064】
その後、合成樹脂管を引き抜く方向に引っ張ると、抜止めリング54は傾斜面541が袋ナット52の傾斜面523に摺動することにより縮径し、その刃部542が合成樹脂管管の外周面に食い込み、合成樹脂管が管継手5の受口内から抜け出るのが防止された状態となる。
【0065】
【発明の効果】
本発明の管継手は、上記のとおりの構成とされているので、暗い場所や周囲に障害物があって見え難い施工現場であっても、受口内の適正な奥部まで合成樹脂管の端部が差し込まれたことを発音機構の音を目安にして確認しつつ接続作業を確実に行うことができて、漏水につながる施工不良が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手の一例を説明する断面図である。
【図2】図1に示す管継手の受口に接続すべき合成樹脂管の挿口を接続する過程を説明する断面図である。
【図3】図1に示す管継手に使用される抜止めリングの一例を示す斜視図である。
【図4】図1に示す管継手の受口に接続すべき合成樹脂管の挿口を接続する過程を説明する断面図でり、(a)は接続前の状態を示す断面図、(b)は接続中の状態を示す断面図である。
【図5】図1に示す管継手に使用される発音体の一例を示す平面図である。
【図6】本発明の管継手の別の例を説明する断面図である。
【図7】本発明の管継手の更に別の例を説明する一部断面図である。
【図8】図7に示す管継手に使用される発音体の一例を説明する平面図である。
【図9】図7に示す管継手に使用される発音体の別の例を説明する平面図である。
【図10】図7に示す管継手に使用される発音体の更に別の例を説明する平面図である。
【図11】図7に示す管継手に使用される発音体の更に別の例を説明する平面図である。
【図12】本発明の管継手の更に別の例を説明する一部断面図である。
【図13】図12に示す管継手に使用される発音体の一例の説明図であり、(a)は(b)におけるI−I線に沿う断面図、(b)はその平面図である。
【図14】図12に示す管継手に使用される発音体の動作を説明する平面図である。
【図15】本発明の管継手の更に別の例を説明する一部断面図である。
【図16】図15に示す管継手に用いられる発音体の一例の説明図であり、(a)はその平面図、(b)はそのII−II線に沿う断面図、(c)はそのIII−III線に沿う断面図である。
【図17】従来の管継手の一例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 管継手
2 合成樹脂管
11,21,31,41,51 管継手本体
12,22 外筒部
13,23,32、42,52 袋ナット
14,24,33,43,53 内筒部
15,25,34,44,54 抜止めリング
16,26,35,45,55 シール用ゴム環
17,27,36,46,56 発音体

Claims (5)

  1. 管継手本体と、該管継手本体に連結された透明樹脂からなる外筒部と、該外筒部の先端部に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記外筒部及び前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、
    該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、
    前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ
    該発音機構が、前記内筒部のゴム環装着溝及び前記抜止めリング装着位置よりも奥側の部分の前記内筒部の外周面、又は外筒部の内周面に発音体落し込み溝が設けられ、
    該発音体落し込み溝と前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置との間の前記内筒部の外周面、又は外筒部の内周面に発音体が仮着されている
    ことを特徴とする管継手。
  2. 前記発音体が、一部切開された環状をなし、断面形状が扇形とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 管継手本体と、該管継手本体に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、
    該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、
    前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ、
    該発音機構が環状の発音体からなり、
    該発音体がその断面形状が受口開口側に膨出する部分を有するように形成されており、
    その膨出部分に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに受口の奥側に反転して音が発生可能とされている
    ことを特徴とする管継手。
  4. 管継手本体と、該管継手本体に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、
    該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、
    前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ、
    前記発音機構が、受口奥部に設けられた発音体装着部と、
    該発音体装着部に装着される環状の発音体とからなり、
    該発音体が径方向の中央部を支点として回動自在とされ、
    内周部に受口開口側に突出する突出部が設けられ、外周側に発音部が設けられたものからなり、
    前記発音体装着部にその発音部が係止されるように装着された前記発音体の突出部に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに発音部の係止状態が外れて受口を打つ音が発生可能とされている
    ことを特徴とする管継手。
  5. 管継手本体と、該管継手本体に連結された袋ナットと、前記管継手本体から前記袋ナットの内側に延びる内筒部とで囲まれた受口を備え、
    該受口内に抜止めリングとシール用ゴム環が装着されており、該受口内に接続すべき合成樹脂管の挿口を挿入するだけのワンタッチの操作で前記抜止めリングにて抜出し防止可能状態に接続できる管継手であって、
    前記受口内における、前記抜止めリング及び前記シール用ゴム環の装着位置よりも奥側の部分に、前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに音が発生してその挿入確認を行うことができる発音機構が設けられ
    前記発音機構が、環状の発音体からなり、
    該発音体が、断面形状が三角形状に受口開口側に突出する部分を有していて、その突出部分に前記合成樹脂管の挿口の先端が接触したときに潰れて音が発生可能とされている
    ことを特徴とする管継手。
JP2003022465A 2003-01-30 2003-01-30 管継手 Expired - Lifetime JP4625237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003022465A JP4625237B2 (ja) 2003-01-30 2003-01-30 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003022465A JP4625237B2 (ja) 2003-01-30 2003-01-30 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004232746A JP2004232746A (ja) 2004-08-19
JP4625237B2 true JP4625237B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=32951528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003022465A Expired - Lifetime JP4625237B2 (ja) 2003-01-30 2003-01-30 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4625237B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4764621B2 (ja) * 2004-11-11 2011-09-07 株式会社タブチ 管継手
JP2008196557A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Tabuchi Corp 電気融着式サドル分水栓
ATE525607T1 (de) * 2007-11-28 2011-10-15 Kongsberg Automotive As Rohrkupplungssystem
JP4953463B2 (ja) * 2008-07-14 2012-06-13 株式会社テスク プラスチック樹脂パイプ用の管継手
ES1070533Y (es) * 2009-06-15 2009-12-23 Multitubo Montaje Y Distribuci Accesorio para acoplamiento de tubos por deslizamiento
FR3065050B1 (fr) * 2017-04-10 2019-04-19 Parker Hannifin Emea Sarl Dispositif de raccordement a temoin sonore de connexion

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002031282A (ja) * 2000-07-11 2002-01-31 Higashio Mech Co Ltd 管継手

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002031282A (ja) * 2000-07-11 2002-01-31 Higashio Mech Co Ltd 管継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004232746A (ja) 2004-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3829117B2 (ja) 管継手
JP3938798B2 (ja) 細径配管接続用コネクター
JP4625237B2 (ja) 管継手
JP2008240881A (ja) ホース継手
JP2011099515A (ja) 弁と管との継手構造および弁
JP3032200B1 (ja) 管体の継手構造
JP5534821B2 (ja) 離脱防止機能付きシール材および離脱防止管継手
JP4781220B2 (ja) 管継手およびそれに用いられるバックアップリング
JP4827171B2 (ja) 管用栓を用いた管端閉塞工法
JP4416237B2 (ja) 樹脂管の管口閉塞装置
JP2009045126A (ja) 内視鏡の配管切換弁
JP4796394B2 (ja) 配水管の分岐口保護構造及び分岐口用保護ブッシュ及び保護ブッシュ装着方法
JP2005326025A (ja) 流体管の分岐口防食方法
JP2017072222A (ja) シール材および管継手
JP2008164039A (ja) 管継手
JP5455383B2 (ja) 管継手
JP4033254B2 (ja) 管路連結構造
JP4712227B2 (ja) 管継手
JP2011122698A (ja) ハウジング形管継手
JP2007147062A (ja) 配管用カバー及び接続構造
JP2007024227A (ja) 配管用カバー及び接続構造
JP2007138970A (ja) 帽の構造
JP2007255684A (ja) 管継手
JP2020179472A (ja) フレキシブル管用マーキング治具
JP4992537B2 (ja) 配管部材接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4625237

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term