JP4623816B2 - 二重傾斜位相変調器を有するrf増幅器 - Google Patents

二重傾斜位相変調器を有するrf増幅器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RF増幅器に関し、特に、RF信号の位相を変化させるための2重傾斜変調器を有するRF増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】
AM送信器では、オーディオ変調のレベル変動によりRFキャリア信号の位相がシフトされるのが観測される。これは特に、ディジタル無線放送では、歪となる。目的は、振幅変調システムにより起こされる位相誤差を補償するRF位相プリディストーションを供給することである。これは、入力RF信号と比較して、出力RF信号のデューティーサイクル(マーク対スペース比)を変えることなく達成されねばならない。
【0003】
RF信号の位相をシフトすることが知られている。図1は位相シフト回路の一例を示す。この例では、パルスのトレーン10よりなるRF信号が、好適なRF源12より得られる。このRF信号は位相シフト回路により、電力増幅器20とアンテナ22を含むRF送信器に供給される。位相シフト回路は、グランドとB+電源の間に接続された抵抗部30及び、接合点36へインダクタ34によりVcのような制御レベル信号を与える、調整可能なワイパーアーム32を有するポテンシオメータを含む。この接合点へは、キャパシタ40と抵抗R1によりRF信号が与えられる。調整ダイオードR1がグランドと接合点36の間に接続されている。接合点36は、キャパシタ42により電力増幅器20へ接続されている。キャパシタ42は抵抗44によりグランドへ接続されている。この既知の例では、入力RF信号10の傾斜は、小さな位相シフトを発生するように、変調される。変更されたRF出力信号は、ディジタル化され、そして、論理レベルへ変換される。従って、擬似の位相シフトが形成される。
【0004】
同調ダイオードCR1は、回路の心臓部であり、実体キャパシタンスが与えられる電圧に比例して変化する。抵抗R1とダイオードCR1により構成される可変低域通過フィルタは制御信号Vcにより可変される。この可変低域通過フィルタは、50で示すようなRF出力信号を得るために、立ち上り及び立下りエッジの傾斜を傾けることにより、事実上の位相シフトを形成するために入力RF信号の傾斜を変更する。制御レベル(Vc)は群遅延と帯域制限を行う低域通過フィルタを介してフィルタされるので、制御は制限される。
【0005】
RF信号の位相のシフトに使用する既知の回路を示す、図2を参照する。この回路は、図1の回路と似ており、説明の簡単のために、同じ参照記号は同じ構成要素を示し、異なる部分のみを以下に説明する。
【0006】
図2では、位相制御シフト回路は、エミッタが共に接続されそして、抵抗66を通してポテンシオメータのワイパーアーム32に接続されたNPNトランジスタペア62と64を有する差動増幅器60を有する。トランジスタ62のベースは、グランドとトランジスタのコレクタ間に直列に接続された抵抗70とキャパシタC1の接合点に接続されている。トランジスタ64のベースは、抵抗76によりグランドに接続され、コレクタは電源V+に接続されている。トランジスタ62のコレクタは、抵抗R1に接続され、キャパシタ42により、電力増幅器20の入力に接続されている。キャパシタ42は、抵抗74によりグランドへ接続されている。ポテンシオメータにより得られる制御電圧Vcは、トランジスタの電流利得を制御するのに、キャパシタC1を流れる電流を制御するのに使用される。キャパシタC1を流れる電流を制御することにより、直列抵抗R1とキャパシタC1よりなる可変低域通過フィルタが形成される。この可変低域通過フィルタは、入力RF信号の傾斜を変更し、そして、RF出力信号50の立ち上り及び、立下りエッジの傾斜をさせることにより実質的な位相シフトを形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図1と2の回路の出力デューティーサイクル(マーク対スペース比)は、入力信号に直接比例しない。これは、RF出力信号は、AC結合され、且つ、これはもとのRF信号のDC情報を奪いRF出力信号のレベルシフトを起こすためである。
【0008】
また、図1と2の回路は、調整のダイナミックレンジが非常に狭い。信号の傾斜は、徐々に変化すながら、信号のエンベロープも徐々に変化するためである。
位相変調の許容範囲は、RF波長の10分の1のオーダーである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、RF信号の位相を変化させる位相変調器を有するRF増幅器システムであって、各パルスが固定の振幅と継続時間を有し、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルスのトレーンよりなるRF信号を供給するRF源を有し、
前記変調器は、前記RF信号の各パルスサイクルを、各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る二重傾斜対称ランプ信号に変換するための積分手段と、基準レベルから等しく離れた第1のレベル信号と第2のレベル信号を供給する手段とを有し、
前記基準レベルは前記ランプ信号の前記最小及び最大レベルの間の中間であり、
前記二重傾斜ランプ信号と前記第1及び第2レベル信号を比較し、且つ、前記ランプ信号が前記第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間と一致する間の第1のパルス信号と、前記第2のレベル信号が前記第ランプ信号を超える継続時間と一致する間の継続時間の間の第2のパルス信号と、を供給する二重スロープ比較手段と、
それぞれが前記第1と第2のパルス信号を受信し且つ、第1と第2のトリガパルスを供給する前記第1と第2のパルス発生器と、
第1のトリガに応じた第1の状態と、第2のトリガに応じた第2の状態とのそれぞれの前記第1と第2のトリガパルスに応答する双安定手段とを有し、且つ、前記固定周波数と前記第1のパルスのトレーンの前記固定のデューティーサイクルよりなる第2のパルスのトレーンよりなり且つ、前記第1のレベル信号又は、前記第2のレベル信号の振幅に関連する量だけ位相がシフトされた出力RF信号を供給することを特徴とするシステムを含む。
【0010】
本発明の目的は、RF入力信号のデューティーサイクルを維持しながら、位相シフトされた出力信号を得るために、RF信号の位相をシフトする手段を提供することである。
【0011】
従来、RF源は、各パルスが固定の振幅と継続時間を有する固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルストレーンよりなるRF信号を供給する。変調器は、RF信号の各パルスサイクルを、各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る二重傾斜対称ランプ信号に変換する。第1のレベル信号と第2のレベル信号が供給され、それらは、ランプ信号の最小及び最大レベルの間の中間にある基準レベルから等しく離れている。二重スロープ比較は、ランプ信号と前記第1及び第2レベル信号を比較し、且つ、ランプ信号が第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間の間の第1のパルス信号と、第2のレベル信号が第ランプ信号を超える継続時間に対応する継続時間の間の第2のパルス信号とを供給する。第1と第2のパルス発生器は、それぞれが第1と第2のパルス信号を受信し且つ、第1と第2のトリガパルスを供給する。双安定回路は、第1と第2の状態応じたそれぞれの前記第1と第2のトリガパルスに応答し、前記第1のレベル信号又は、前記第2のレベル信号の振幅に関連する量だけ第1のトレーンから位相がシフトされた第2のトレーンよりなる出力RF信号を供給する。
【0012】
本発明は、また、各パルスが固定の振幅と継続時間を有し、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルスのトレーンよりなるRF信号の位相を変化させる方法であって、前記方法は、
前記RF信号の望む位相シフトを表す振幅を有する制御レベル信号を供給し、前記制御レベル信号から、前記ランプ信号の前記最小及び最大レベルの間の中間である基準レベルから等しく離れた第1のレベル信号と第2のレベル信号を発生することを特徴とする、前記RF信号の各パルスサイクルを、各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る二重傾斜対称ランプ信号に変換することによりRF信号を積分するステップと、第1と第2のレベル信号をランプ信号と比較し、且つランプ信号が前記第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間と一致する間の第1のパルス信号と、前記第2のレベル信号が前記第ランプ信号を超える継続時間と一致する間の継続時間の間の第2のパルス信号供給するステップと
それぞれが前記第1と第2のパルス信号に応じて第1と第2のトリガパルスを供給し、且つ、前記第1と第2のの状態に応じた、第1と第2の状態とのそれぞれであるように前記第1と第2のトリガパルスに応答して双安定回路を動作させ、且つ、前記固定周波数と前記第1のパルスのトレーンの前記固定のデューティーサイクルよりなる第2のパルスのトレーン且つ、前記制御レベル信号の振幅に関連する量だけ位相がシフトされた出力RF信号を供給するステップを有する方法も有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を、図を参照して説明する。
【0014】
本発明の第1の実施例を示す図3を参照する。この実施例では、種々の構成要素は図1と2に示す構成要素と同様であり、異なる部分は詳細に説明される。RF入力信号は、RF源から得られ、この信号は、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルストレーンよりなり、各パルスが固定の振幅と継続時間を有する。このRF信号は、本発明に従って、構成された、二重傾斜変調器100により供給される。この変調器は、線形積分器102、二重傾斜比較器104、パルス発生器の組106と108及び、適した電力増幅器20により増幅されそしてアンテナ22により送信される出力RF信号を供給する、S−Rフリップフロップ110を有する。
【0015】
図示の実施例では、回路は固定及び、RF波長の半分までの(λ/2)動的位相シフトを提供できる。出力位相シフトTd(図5及び6参照)は、直接的に入力位相シフト制御信号Vcに比例する。入力位相制御は、図1と2を参照して説明した従来技術のような、位相変調要求の周波数応答を制限するであろう低域通過フィルタ無しに動作する広帯域である。
【0016】
図3に示すように、図5の波形を有する入力RF信号は、積分器102に供給される。これは線形積分器であり、RF信号の各パルスサイクルを図5に示す波形202を有する二重傾斜対象ランプ信号に変換する。このランプ信号は、振幅が各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る(図5参照)。
【0017】
制御信号Vcは、増幅器112を介して演算増幅器114の負又は反転入力へ与えられる。線形積分器102からの出力は、グランド間に抵抗116とキャパシタ118を有する分割回路を介して与えられる。基準電圧レベルVは抵抗116とキャパシタ118の接合点から取られ、この電圧は演算増幅器114の正又は非反転入力へ与えられる。増幅器112からの出力は、即ち電圧Vaは、二重傾斜比較器104の電圧比較器120として働く、演算増幅器の負又は反転入力へ供給される。演算増幅器114の出力電圧Vbは、二重傾斜比較器104内の電圧比較器122を構成する演算増幅器の正又は非反転入力へ供給される。増幅器112から得られる電圧Vaと、増幅器114から得られる電圧Vbは、基準電圧Vから等しく反対方向に離れていることに注意する。まら、基準電圧Vは、ランプ信号202の最小と最大レベルの中間である(図5の波形参照)。
【0018】
二重傾斜比較器104は、積分器102から得られたランプ信号と、第1及び第2のレベル信号VaとVbを比較し、第1のパルス信号Aと第2のパルス信号Bを供給する。パルス信号Aは、ランプ信号が第1の信号レベルVaを超える時間期間に対応する継続時間を有する。第2のパルス信号Bは、第2のレベル信号がランプ信号を超える時間期間に対応する時間期間に供給される。
【0019】
特に、図3と5より、二重傾斜比較器104は、積分器102、位相シフト制御及び出力パルス発生器106と108との間でインターフェースする、3つの入力ポート及び、2つの出力ポートを有することに注意する。図5に示されているように、波形204で、比較器120の出力は、ランプ信号が第1のレベル信号Vaよりも大きい限り、論理ハイ信号Aである。同様に、図5の波形206に示すように、比較器122の出力は、第2のレベル信号Vbがランプ信号よりも大きい限り、論理ハイ信号Bである。信号VaとVbは互いに追跡し、そして、電圧基準Va(図5参照)に関して反対方向である二重レベルサンプリングは、原信号のデューティーサイクルの再形成を保証する。RF入力のデューティーサイクルが50%の時には、基準レベルVは、ゼロである。第1のレベル信号Vaは、ランプ電圧のピーク対ピーク値間で調整可能である(図5参照)。そして、
Vb=2V−Va (式1)
であることに注意する。
【0020】
パルス発生器106と108は、それぞれが比較器120と122から得られる正の出力パルスAとBの立ち上りエッジによりそれぞれトリガされる。このように、図5の波形208のような各SETパルスは、信号Aの立ち上りエッジによりトリガされる。SETパルスは、短いがしかし以下に説明するS−Rフリップフロップ110をトリガするには十分である。同様に、パルス発生器108から得られるRESETパルスRは、図5の波形210に示される。
【0021】
S−Rフリップフロップ110の形式で示される双安定回路は、図示のように接続された論理ゲート130と132を有し、アンテナ22によりRF信号を送信するための電力増幅器20へ、図5の波形214に示すような出力信号Xを供給する。S−Rフリップフロップ110のSET及びRESETポートはそれぞれが、パルス発生器106と108からのトリガパルスを受信し、1つの状態から他の状態へ変化する。出力信号Xの波形214とRF入力信号の波形200を比較することにより示されるように、出力信号Xは、原RF入力信号のデューティーサイクルに一致する(図5参照)。出力Xは位相遅延Tdだけシフトされていることに注意する。この時間又は、位相遅延は、ポテンシオメータ30から得られた位相シフト制御信号Vcに線形に比例する(図3)。回路は2分の1波長の調整が可能な最大遅延の遅延線としても使用できることに注意する。出力デューティーサイクルは、図3の二重傾斜変調器を使用することにより影響されない。
【0022】
図4の波形は、4分の1波長(λ/4)までの遅延時間(Td)での動作を示す。サンプル点x1とx2は、波形202の反対の傾斜に移動する。図4の波形と同様な図5の波形を参照すると、同様な波形は同じ参照記号で示す。図5では、遅延時間(Td)がλ/4より大きい、大きな位相遅延が生成される。
【0023】
図6に示す実施例を参照する。この実施例は、図3に示す実施例と似ており、ここで、説明を簡単にするために、同じ構成要素は同じ参照記号で示い、以下に相違点を説明する。この実施例は、入力オーディオバッファ300へ供給されたオーディオ入力を示し、そして、レベル変換器304へと同様に、RF電力増幅器20へオーディオレベルを供給するオーディオ変調回路302へ供給される。これは、制御信号Vcを二重傾斜変調器100内の増幅器112へ供給する。変調器100からの出力は、増幅器306を介して、RF電力増幅器20へ与えられる。図6の動作は、図3の実施例と図4及び5の波形に関して説明したのと同様である。
【0024】
各パルスが固定の振幅と継続時間を有し、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルスのトレーンよりなるRF信号の位相を変化させるRF増幅器システム及び方法である。積分器は、RF信号の各パルスサイクルを、二重傾斜対称ランプ信号に変換する。第1のレベル信号と第2のレベル信号が供給され、それらは、ランプ信号の最小及び最大レベルの間の中間にある基準レベルから等しく離れている。二重傾斜プランプ信号は、第1及び第2レベル信号と比較される。第1のパルス信号は、ランプ信号が第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間の間に供給され、第2のパルス信号は、第2のレベル信号が第ランプ信号を超える継続時間に対応する継続時間の間に供給される。第1と第2のパルス発生器は、それぞれが第1と第2のパルス信号を受信し且つ、第1と第2のトリガパルスを供給する。双安定回路は、第1と第2の状態応じたそれぞれの前記第1と第2のトリガパルスに対応し、前記第1のレベル信号又は、前記第2のレベル信号の振幅に関連する量だけ第1のトレーンから位相がシフトされた第2のトレーンよりなる出力RF信号を供給する。
【0025】
【発明の効果】
本発明により、RF入力信号のデューティーサイクルを維持しながら、位相シフトされた出力信号を得るために、RF信号の位相をシフトする手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】位相シフト回路を採用する従来のRF増幅器の概略のブロックを示す図である。
【図2】位相シフト回路を採用する従来の他のRF増幅器の概略のブロックを示す図である。
【図3】本発明の一実施例の概略のブロックを示す図である。
【図4】本発明の動作を示す複数の波形を示す図である。
【図5】図4と同様な他の動作の特徴を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例の概略のブロックを示す図である。
【符号の説明】
10 パルスのトレーン
12 RF源
20 電力増幅器
22 アンテナ
36 接合点
40 キャパシタ
60 差動増幅器
100 二重傾斜変調器
102 線形積分器
104 二重傾斜比較器
106,108 パルス発生器
110 S−Rフリップフロップ
112 増幅器
114 演算増幅器
116 抵抗
118 キャパシタ
120 電圧比較器
122 電圧比較器
202 ランプ信号
300 入力オーディオバッファ
306 変増幅器

Claims (12)

  1. RF信号の位相を変化させる位相シフト器であって、
    各パルスが固定の振幅と継続時間を有し、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルスのトレーンよりなるRF信号を受信し
    前記位相シフト器は、
    前記RF信号の各パルスサイクルを、各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る二重傾斜対称ランプ信号に変換するための積分手段と、
    前記ランプ信号の前記最小及び最大レベルの間の中間である基準レベルから等しく離れた第1のレベル信号と第2のレベル信号を供給する手段と
    前記二重傾斜ランプ信号と前記第1及び第2レベル信号を比較し、且つ、前記ランプ信号が前記第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間と一致する間の第1のパルス信号と、前記第2のレベル信号が前記第ランプ信号を超える継続時間と一致する間の継続時間の間の第2のパルス信号と、を供給する二重スロープ比較手段と、
    それぞれが前記第1と第2のパルス信号を受信し且つ、第1と第2のトリガパルスを供給する前記第1と第2のパルス発生器と、
    第1のトリガに応じた第1の状態と、第2のトリガに応じた第2の状態とのそれぞれの前記第1と第2のトリガパルスに応答する双安定手段と、
    を有し、
    前記固定周波数と前記第1のパルスのトレーンの前記固定のデューティーサイクルよりなる第2のパルスのトレーンよりなり且つ前記第1のレベル信号又は前記第2のレベル信号の振幅に関連する量だけ位相がシフトされた出力RF信号を供給する、
    ことを特徴とする位相シフト器
  2. 前記積分手段は前記ランプ信号の振幅が線形に変化する線形積分器であり、前記第1及び第2のレベル信号を供給する前記手段は、制御レベル信号を供給する手段とRF信号の位相の望ましい変化に従って前記制御レベル信号の振幅を変える手段を含み、前記制御レベル信号から前記第1及び第2のレベル信号を供給する回路を有することを特徴とする請求項1記載の位相シフト器
  3. 前記回路は、前記制御レベル信号を受信し且つそこから前記第1レベル信号を供給する第1の増幅器を有し、前記積分手段と前記第2のレベル信号を供給するための前記第1の増幅器に結合する第2の増幅器を有し、前記積分手段は前記ランプ信号の振幅が線形に変わる線形積分器であることを特徴とする請求項2記載の位相シフト器
  4. 前記二重傾斜比較手段は、前記ランプ信号と前記第1のレベル信号を比較しかつ、前記第の1パルス信号を供給する第1の比較器を有し、前記二重傾斜比較手段は、前記第2のレベル信号と前記ランプ信号を比較しかつ、前記第2のパルス信号を供給する第2の比較器を有し、且つ、前記積分手段は前記ランプ信号の振幅が線形に変わる線形増幅器であることを特徴とする請求項1記載の位相シフト器
  5. 前記第1及び第2のレベル信号を供給する前記手段は、制御レベル信号を供給する手段と、RF信号の位相の望まれる変化に従って前記制御レベル信号の振幅を変える手段とを有することを特徴とする請求項4記載の位相シフト器
  6. 前記双安定手段は、前記第1と第2のトリガパルスに応じてそれぞれセット状態とリセット状態を有するS−Rフリップフロップであり、且つ、好ましくは前記第1と第2のトリガパルスはセット及びリセットパルスであり、且つ、前記積分手段は前記ランプ信号の振幅が線形に変化する線形積分器であることを特徴とする請求項1記載の位相シフト器
  7. RF信号の位相を変化させる位相シフト器であって、
    各パルスが固定の振幅と継続時間を有し、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルスのトレーンよりなるRF信号を受信し、
    前記位相シフト器は、前記RF信号の各パルスサイクルを、各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る二重傾斜対称ランプ信号に変換する積分手段を有し、
    第1のレベル信号と第2のレベル信号は基準レベルから等しく離ており、前記基準レベルは前記ランプ信号の前記最小及び最大レベルの間の中間であり、
    前記第1及び第2レベル信号と前記ランプ信号とを受信し、且つ、前記ランプ信号が前記第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間と一致する間の第1のパルス信号と、前記第2のレベル信号が前記第ランプ信号を超える継続時間と一致する間の継続時間の間の第2のパルス信号と、を供給する二重スロープ比較器と、
    前記二重スロープ比較器に結合し且つ、それぞれが前記第1と第2のパルス信号を受信し且つ、第1と第2のトリガパルスを供給する前記第1と第2のパルス発生器と、
    前記第1と第2のパルス発生器に接続され且つ第1のトリガに応じた第1の状態と、第2のトリガに応じた第2の状態とのそれぞれの前記第1と第2のトリガパルスに応答する双安定回路と
    を有し、
    前記固定周波数と前記第1のパルスのトレーンの前記固定のデューティーサイクルよりなる第2のパルスのトレーンよりなり且つ、前記第1のレベル信号又は、前記第2のレベル信号の振幅に関連する量だけ位相がシフトされた出力RF信号を供給する
    ことを特徴とする位相シフト器
  8. 前記積分手段は前記ランプ信号の振幅が線形に変化する線形積分器であり、制御レベル信号を供給する制御レベル信号回路と、RF信号の位相の望む変化に従って前記制御レベル信号の振幅を変える手段と、前記制御レベル信号から前記第1と第2のレベル信号を供給する回路を有することを特徴とする請求項7記載の位相シフト器
  9. 前記回路は、前記制御レベル信号を受信し且つそこから前記第1レベル信号を供給する第1の増幅器と、前記積分手段と前記第2のレベル信号を供給するための前記第1の増幅器に結合する第2の増幅器とを有し、前記2重傾斜比較器は、前記ランプ信号と前記第1レベル信号を比較しかつ前記第1のパルスを供給する第1の比較器と、前記第2レベル信号と前記ランプ信号を比較しかつ前記第2のパルスを供給する第2の比較器とを有することを特徴とする請求項8記載の位相シフト器
  10. 前記双安定回路は、前記第1と第2のトリガパルスに応じてそれぞれセット状態とリセット状態を有するS−Rフリップフロップであり、前記第1と第2のトリガパルスはセット及びリセットパルスであり、且つ、前記積分器は前記ランプ信号の振幅が線形に変化する線形積分器であることを特徴とする請求項1記載の位相シフト器
  11. 各パルスが固定の振幅と継続時間を有し、固定の周波数と固定のデューティーサイクルを示す第1のパルスのトレーンよりなるRF信号の位相を変化させる方法であって、前記方法は、前記RF信号の望む位相シフトを表す振幅を有する制御レベル信号を供給し、前記制御レベル信号から、ランプ信号の前記最小及び最大レベルの間の中間である基準レベルから等しく離れた第1のレベル信号と第2のレベル信号を発生することを特徴とする、前記RF信号の各パルスサイクルを、各パルスサイクルに対して振幅が最小レベルから最大レベルへ変わりそして前記最小レベルへ戻る二重傾斜対称ランプ信号に変換することによりRF信号を積分するステップと、第1と第2のレベル信号をランプ信号と比較し、且つランプ信号が第1レベル信号を超える継続時間に対応する継続時間と一致する間の第1のパルス信号と、第2のレベル信号が第ランプ信号を超える継続時間と一致する間の継続時間の間の第2のパルス信号供給するステップとそれぞれが前記第1と第2のパルス信号に応じて第1と第2のトリガパルスを供給し、且つ、前記第1と第2のトリガパルスに応じた、第1と第2の状態とのそれぞれであるように第1と第2のトリガパルスに応答して双安定回路を動作させ、且つ、前記固定周波数と前記第1のパルスのトレーンの前記固定のデューティーサイクルよりなる第2のパルスのトレーンよりなり且つ、前記制御レベル信号の振幅に関連する量だけ位相がシフトされた、前記双安定回路の動作に依存する出力RF信号を供給するステップを有する方法。
  12. 前記積分するステップは、前記ランプ信号の振幅が線形に変化するように前記RF信号を線形に積分することを含むことを特徴とする請求項11記載の方法。
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