JP4619508B2 - パターン形成方法、薄膜トランジスタマトリクス基板の製造方法および露光マスク - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パターン形成方法及びTFT(薄膜トランジスタ)マトリクス基板の製造方法に関し、より詳しくは、パターンをつなぎ合わせて一つの全体パターンを形成するパターン形成方法と、そのパターン形成方法を用いた薄膜トランジスタ基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコンのディスプレイや壁掛けテレビとして、TFTマトリクス型カラー液晶表示装置が普及してきた。そして、それに伴い、液晶表示装置は大画面化が進められてきている。
【0003】
この表示装置を安価に製造するためには、より少ない工程で、かつ歩留り良く、TFTマトリクスを形成することが重要であり、多数のパターンを同時に転写できるレチクル(露光マスク)を用いたフォトリソグラフィー技術が主流となっている。通常、一つのパターニング工程あたり一つのレチクル(一つの層と称する。)が用いられる。
【0004】
ところが、大画面のものになってくると基板が大型化してくるため、露光装置の構造上、一つの層の全体のパターンを一度に転写することが困難になってくる。このため、一つの層の全体のパターン領域を複数の部分領域に分割してその部分領域毎に複数のレチクルを作成する。そして、全体のパターンを形成する場合には、同じレジスト膜に対して露光すべき部分領域以外の他の領域を遮光し、部分領域毎に別々に露光して全体のパターンを形成するようにしている。
【0005】
図4に、簡略化したTFTマトリクス基板50を示す。図4では画素数を簡略化して示しており、TFT36により駆動される基本画素単位40が縦6行×横9列のマトリクス状に配置されている。構成を簡単に説明すると、ガラス基板30上に、ゲートバスライン32とドレインバスライン34が互いに垂直となるように配置され、ゲートバスライン32とドレインバスライン34の交点付近にTFT36(構成は後述)が配置される。TFT36のゲートがゲートバスライン32に接続され、ドレインがドレインバスライン34に接続される。さらに、TFT36のソース電極が画素電極38に接続される。この互いに接続されるTFT36、画素電極38、ゲートバスライン32及びドレインバスライン34からなる単位領域を、ここでは基本画素単位、あるいは、その領域内のパターンを基本単位パターンと呼ぶ。
【0006】
この図4に示すようなTFTマトリクスを二枚のレチクルを用いて形成する場合、第1〜第4列の領域(左領域)と第5〜第9列の領域(右領域)の2つの領域に、直線的な境界線で単純に二分割する方法が考えられる。ここで、図5の平面図及び図6の断面図(図5のA−A線断面図)から分かるように、TFT36は位置合わせ精度を考慮してゲート電極32(ゲートバスライン32が兼ねる)とソース電極36S及びドレイン電極36Dがオーバラップするように形成されているため、ゲート電極32とソース電極36Sの間に浮遊容量Cgsが生じる。そこで、上記左領域と右領域を別々に位置合わせすると、左領域TFT36と右領域のTFT36でソース電極36Sとゲート電極32との重なり幅が異なってくる場合がある。この場合、左領域と右領域のTFT36のCgsが異なるため、各領域でソース電圧に差が生じ、ひいては、透過率の差を生みだす。これにより、二つの領域間で輝度差が生じて表示ムラとなってしまう。なお、上記の例では、左右に分割したが、実際には画素数が多いため、左右方向の分割のみではなく上下方向での分割もあり、あらゆる方向で位置合わせずれが生じる可能性がある。
【0007】
この表示ムラを解決する方法として、特開平9−236930号公報等に、異なる露光マスクで形成する単位パターン群の繋ぎ合わせ部において、異なる露光マスクに係る単位パターンを入り混じって並ばせるパターン形成方法が開示されている。
【0008】
図7は、上記文献に記載された従来技術の概略を示す図であり、二つの(一組の)レチクルを示している。レチクルRTa3,RTb3は、縦6行×横6列のTFTマトリクスを形成するためのものである。なお、実際には複数層の露光工程があり各層で露光パターンは異なるが、ここでは説明の簡単化のために、基本画素単位72が分かるように、ゲートバスライン66、ドレインバスライン、TFT70及び画素電極の簡略パターンを図示した。
【0009】
横6列のTFTマトリクスは、2列ごとに、第1の領域(第1列,第2列)、第2の領域(第5列,第6列)及び第3の領域(第3列,第4列)に分けられ、第3の領域が2つのレチクルでパターンを形成する際の繋ぎ合わせ部である境界部となる。よって、レチクルRTa3には、第1の領域に対応する領域100に基本画素単位72を露光するためのパターン形成領域78が設けられ、第3の領域に対応する領域300a´に、パターン形成領域78と、露光を行わないパターン非形成領域である遮光領域76が千鳥状に設けられている。また、レチクルRTa3には、第2の領域に対応する領域200に基本画素単位72を露光するためのパターン形成領域78が設けられ、第3の領域に対応する領域300a´に、パターン形成領域78と、露光を行わないパターン非形成領域である遮光領域76がレチクルRTa3とは逆の千鳥状に(相補うように)設けられている。したがって、第3の領域の基本画素単位72は、レチクルRTa3,RTb3の一方を用いた時に露光されてパターンが形成され、他方を用いた時には遮光領域により露光されない。
【0010】
このように、境界部を設けて、異なる露光マスクにかかる単位パターンを境界部内で入り混じるように配置することで、異なる露光マスクで形成されたパターン間で輝度差が生じても、その明確な境界を認識することが困難となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図8及び図9は、図7に示したパターン形成方法を具体的なパターン形成に適用する時に使用されるレチクルの一部を示している。レチクルRTa4,RTb4は、図4に示すような横方向に9列並んだTFTマトリクスのパターンを形成するものであり、それぞれ、第1列,第2列が第1の領域、第8列,第9列が第2の領域、第3列〜第7列が第3の領域となる。
【0012】
図8に示すレチクルRTa4は、第1の領域及び第3の領域にパターンを形成するもので、第1の領域(第1列,第2列)に対応する部分には、基本画素単位72に対応するパターン形成領域78が設けられている。また、第3の領域(第3列〜第7列)に対応する部分には、基本画素単位72の領域に対応するパターン形成領域78と同様に基本画素単位72の領域に対応する遮光領域76が千鳥状に設けられている。
【0013】
一方、図9に示すレチクルRTb4は、第2の領域及び第3の領域にパターンを形成するもので、第3の領域(第8列,第9列)に対応する部分には、基本画素単位72に対応するパターン形成領域78が設けられている。また、第3の領域(第3列〜第7列)に対応する部分には、基本画素単位72の領域に対応するパターン形成領域78と同様に基本画素単位72の領域に対応する遮光領域76がレチクルRTa4とは相補的に千鳥状に設けられている。
【0014】
レチクルRTa4,RTb4は、具体的には、TFTマトリクスの製造工程におけるドレイン電極、ソース電極、ドレインバスライン及び蓄積容量の対向電極をパターニングする際に使用されるものである。つまり、詳細な工程は後述するが、図8及び図9における対向電極42とソース電極36S、ドレイン電極36Dおよびドレインバスライン34は、同一工程でパターニングされるものである。そして、基本画素単位72(パターン形成領域78)内には、対向電極42、ソース電極36S、ドレイン電極36Dおよびドレインバスライン34に対応する遮光パターンが形成されている。
【0015】
図10において、(a)図は図8において丸印で囲った部分の拡大図であり、(b)図は(a)図のX−X線における断面図である。
【0016】
図10(a)より、遮光領域76が左に、パターン形成領域78が右に隣接して配置される部分では、遮光領域76の遮光パターンの右側に、その遮光パターンのエッジに沿って延びる、所望のドレインバスラインパターンに対応するパターン形成領域78の遮光パターンが近接配置されている。さらにその右側に所望の蓄積容量の対向電極パターンに対応する所望の遮光パターンが形成されている。また、図10(b)より、レチクルRTa4は、ガラス等の透明な基板80にクロム等の遮光性の金属膜等で遮光パターンが形成されている。
【0017】
次に、図11より、遮光領域76が右側に、パターン形成領域78が左に隣接して配置される部分では、遮光領域76の遮光パターンの左側に、パターン形成領域78の所望の対向電極パターンに対応する遮光パターンが形成されている。また、レチクルRTb4もレチクルRTa4と同様に、ガラス等の透明な基板80にクロム等の遮光性の金属膜等で遮光パターンが形成されている。
【0018】
図12は、図11に示したレチクルRTb4の遮光パターンに図10のレチクルRTa4のパターン形成領域の遮光パターンを重ね合わせた図である。レチクルRTa4のデータバスラインに対応する遮光パターンのエッジと、レチクルRTb4の遮光領域の遮光パターンのエッジとの間隔Lは、所望パターン、すなわち、対向電極とデータバスラインのパターン間隔Gに関係する。したがって、パターンが微細になり間隔Gがより狭くなると間隔Lも小さくなる。さらに、レチクルの位置合わせずれによっても間隔Lが小さくなる場合がある。
【0019】
間隔Lが小さくなると、一方のレチクル(例えばレチクルRTb4)で露光を行っている時に遮光領域76の遮光パターンのパターンエッジから回折光が回り込み、本来露光すべきでない領域まで露光してしまうことになる。したがって、例えばデータバスラインであれば、所望のパターン幅より縮小した細いパターンとなってしまうことがあった。
【0020】
本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、複数枚の露光マスクを用いて全体のパターン群を形成する際に、繋ぎ合わせを行う境界部で、パターンの縮小などが発生しない、所望の良好なパターン形成を行うことが可能なパターン形成方法、および、TFTマトリクス基板の形成方法を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、上記課題は以下の特徴を持つパターン形成方法によって解決される。
【0022】
すなわち、基本単位となる第1のパターンが繰り返し配列されたパターン群を複数の露光マスクを用いて形成するパターン形成方法であって、
第1の露光マスクで露光される第1の領域と、第2の露光マスクで露光される第2の領域との間に挟まれた第3の領域を、第1の露光マスク及び第2の露光マスクで相補的に露光するに際し、第3の領域を露光する繰り返し単位パターンを第1のパターンとは異なるパターンとしたパターン形成方法である。
【0023】
本発明の第1の観点によれば、第3の領域を露光する時には露光マスクにパターン形成領域と遮光領域を設けるが、パターン形成領域の所望のパターンが、他のマスクで露光を行うときの遮光領域により影響を受けないパターンとなり、不必要な露光によるパターンの縮小化などが生じないため、所望のパターンを得られる。
【0024】
また、本発明の第2の観点によれば、上記課題は以下の特徴を持つ薄膜トランジスタマトリクス基板の製造方法によって解決される。
【0025】
すなわち、上記第1の観点によるパターン形成方法を用いて、ゲートバスライン及びドレインバスラインの少なくともいずれかを形成する工程を有する薄膜トランジスタマトリクス基板の製造方法である。
【0026】
本発明の第2の観点によれば、ゲートバスラインやドレインバスラインなどは基本画素単位の領域内で端部に配置されている。したがって、第3の領域に繰り返し配置されるパターン形成領域を基本画素単位のパターンで設けると、複数の露光マスクで露光しているうちに、ゲートバスラインやドレインバスラインのパターンが影響を受けてしまうが、基本画素単位とは異なるパターンとすれば影響を受けることなく、所望のパターンを得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0028】
図1は本発明の基本原理を示すものであり、一組のレチクル(露光マスク)RTa1,RTb1を示している。
【0029】
レチクルRTa1,RTb1は、縦6行×横6列のTFTマトリクスを形成するものである。なお、実際には複数層の露光工程があり各層で露光パターンは異なるが、ここでは説明の簡単化のために、基本画素単位10が分かるように、ゲートバスライン16、ドレインバスライン18、TFT12及び画素電極14を示す簡略パターンを図示した。
【0030】
横6列のTFTマトリクスは、2列ごとに、第1の領域(第1列,第2列)、第2の領域(第5列,第6列)及び第3の領域(第3列,第4列)に分けられ、第3の領域が2つのレチクルでパターンを形成する際の繋ぎ合わせ部である境界部となっている。よって、レチクルRTa1には、第1の領域に対応する領域100に、基本となる第1のパターンである基本画素単位10のパターン(基本単位パターン10ともいう)を露光するためのパターン形成領域が設けられている。また、第3の領域に対応する領域300aには、3種類のパターン形成領域22,22a,22b、露光を行わないパターン非形成領域である3種類の遮光領域20,20a,20bが設けられている。本発明のパターン形成領域及び遮光領域は、従来のような基本単位パターン10とは異なっている。すなわち、パターン形成領域22は、1つの基本単位パターン10の右半分のパターンと隣接するもう1つの基本単位パターンの左半分のパターンを合わせたものとなっている。さらに、パターン形成領域22aは基本単位パターン10の右半分のみのパターンとなっており、パターン形成領域22bは基本単位パターン10の左半分のみのパターンとなっている。そして、遮光領域20,20a,20bは、それぞれパターン形成領域22,22a,22bに対応する領域を遮光するものとなっている。
【0031】
また、レチクルRTb1には、第2の領域に対応する領域200に、基本となる第1のパターンである基本画素単位10のパターン(基本単位パターン10ともいう)を露光するためのパターン形成領域が設けられている。また、第3の領域に対応する領域300aには、レチクルRTa1と同様に3種類のパターン形成領域22,22a,22b、露光を行わないパターン非形成領域である3種類の遮光領域20,20a,20bが設けられている。
【0032】
レチクルRTa1及びレチクルRTb1のそれぞれに形成される遮光領域20,20a,20b、および、パターン形成領域22,22a,22bは、相補的な位置に配置されており、図1の例では、各レチクル内では千鳥状に配置されている。
【0033】
図2及び3は本発明の一実施例である、TFTマトリクス基板の製造方法に用いられる一組のレチクル(露光マスク)の一部を示す図であり、図7に示すような横方向に9列の画素が並んだTFTマトリクス基板のパターンを形成する場合に使用される。また、図7において、第1列,第2列が第1の領域100、第8列,第9列が第2の領域200、第3列〜第7列が境界部の第3の領域300となる。
【0034】
なお、図2及び図3のレチクルRTa2,RTb2は、後述する製造工程において、TFTのソース/ドレイン電極、ドレインバスライン及び蓄積容量の対向電極をパターニングする際に用いられる。
【0035】
図2に示すレチクルRTa2は、第1の領域100及び第3の領域300にパターンを形成するもので、第1の領域(第1列,第2列)に対応する部分には、基本単位パターン10に対応するパターン形成領域10−1が設けられている。パターン形成領域10−1には、TFTのソース/ドレイン電極、ドレインバスライン及び蓄積容量の対向電極に対応するパターンが設けられており、ドレインバスラインに対応するパターンが領域内の縁部に設けられている。
【0036】
また、第3の領域(第3列〜第7列)に対応する部分には、3種類のパターン形成領域22−1,22a−1,22b−1、及び、露光を行わないパターン非形成領域である3種類の遮光領域20−1,20a−1,20b−1が設けられている。
【0037】
パターン形成領域22−1には、隣合う2つのパターン形成領域10−1のパターンが分割されて半分ずつのパターンを合わせたパターンが設けられており、ドレインバスラインに対応するパターンが領域内の中央部に配置され、遮光パターンエッジからは離れて配置されている。また、パターン形成領域22a−1には、パターン形成領域10−1の右半分のパターン、すなわち、ソース/ドレイン電極、ドレインバスライン及び対向電極の一部のパターンが設けられている。パターン形成領域22b−1には、パターン形成領域10−1の左半分のパターン、すなわち、対向電極の一部のパターンが設けられている。
【0038】
また、遮光領域20−1,20a−1,20b−1は、それぞれパターン形成領域22−1,22a−1,22b−1に対応する領域を遮光するものとなっており、パターン形成領域22−1,22a−1,22b−1、及び、遮光領域20−1,20a−1,20b−1は千鳥状に配置されている。
【0039】
一方、図3に示すレチクルRTa2は、第2の領域200及び第3の領域300にパターンを形成するもので、第2の領域(第8列,第9列)に対応する部分には、基本単位パターン10に対応するパターン形成領域10−1が設けられている。パターン形成領域10−1には、図2のレチクルRTa2のパターン形成領域10−1と同様なパターンが設けられている。
また、第3の領域(第3列〜第7列)に対応する部分には、3種類のパターン形成領域22−1,22a−1,22b−1、及び、露光を行わないパターン非形成領域である3種類の遮光領域20−1,20a−1,20b−1が設けられているが、これも図2のレチクルRTa2と同様なパターンが設けられている。
【0040】
また、レチクルRTa2及びレチクルRTb2のそれぞれに形成される遮光領域20−1,20a−1,20b−1、および、パターン形成領域22−1,22a−1,22b−1は、相補的な位置に配置されており、図2及び図3の例では、各レチクル内では千鳥状に配置されている。
【0041】
上記実施の形態では、基本単位パターンを分割して組み合わせているので、他方のレチクルの遮光パターンによる回折光の影響を受けやすいパターン、例えば、ドレインバスラインのパターンのように細長く、本来、基本単位パターン内ではエッジ近傍に配置されるようなパターンを、パターン形成領域の中央近傍に配置することが可能である。よって、図15での間隔Lを大きくとることができ、遮光パターンのエッジから回折してくる光の影響を受けずに済む。よって、形状が良好な所望のパターンを得ることができる。
【0042】
さらに、上記実施の形態では、本来、一体の連続パターンであるものを分割しているので、分割されたそれぞれのパターンは遮光領域の遮光パターンと接続された遮光パターンとなる。レチクルの位置合わせ精度や遮光パターンの形状についてのマージンに余裕ができる。
【0043】
次に、図2及び図3のレチクルRTa2,RTb2が使用される、TFTマトリクス基板の製造方法について説明する。
【0044】
図8は、図7のTFTマトリクス基板50の基本画素単位40を示す図であり、図9は図8におけるA−A線での断面図である。
【0045】
画素40は、ゲートバスライン32とドレインバスライン34が基板30上に絶縁膜を介して直交して設けられ、その交点付近にTFT36が形成される。TFT36のドレイン電極36Dは、ドレインバスライン34から延びゲート電極を兼ねるゲートバスライン32上に、ゲート絶縁膜や半導体膜等を介して配置される。さらにソース電極36Sがドレイン電極36Dに対向するように離間して配置される。ソース電極36Sはコンタクトホール44を介して画素電極38と接続される。画素領域の中心部近傍には、ゲートバスラインと同層に設けられた蓄積容量バスライン41が配置される。蓄積容量バスライン41上に、ゲート絶縁膜や動作半導体膜等を介して対抗電極42が設けられる。また、ここで蓄積容量が形成される。対抗電極42はコンタクトホールを介して画素電極38と接続される。
【0046】
次に、図9の断面図も参照しながら、製造工程を説明する。
【0047】
まず、ガラス基板30上にクロム等の金属層を堆積し、第1のフォト工程によりパターニングして、ゲートバスライン32及び蓄積容量バスライン41を形成する。
【0048】
次に、窒化シリコン膜からなるゲート絶縁膜52、アモルファスシリコン層、窒化シリコン膜を連続的に堆積し、第2のフォト工程により、上層の窒化シリコン膜をゲートバスライン32上に残し、チャネルストッパ56を形成する。
【0049】
次に、n+ 型アモルファスシリコン層、クロム等の金属膜を堆積し、第3のフォト工程で、金属膜、n+ 型アモルファスシリコン層及びアモルファスシリコン層までをパターニングして、動作半導体層54T、n+ 型アモルファスシリコン層58D及び金属層60Dからなるドレイン電極、n+ 型アモルファスシリコン層58S及び金属層60Sからなるソース電極36S、n+ 型アモルファスシリコン層58C及び金属層60Cからなる蓄積容量の対向電極42が形成される。
また、図9には図示されないドレインバスラインも同時に形成される。
【0050】
図2及び図3のレチクルRTa2,RTb2は、この第3のフォト工程で使用される。具体的には、上記工程で金属膜を堆積した後、全面にレジストが塗布される。その後、まずレチクルRTa2を使用し、TFTマトリクスの第1の領域100及び第3の領域を露光する。次いで、レチクルRTb2を使用し、第2の領域及び第3の領域を露光する。そしてレジストを現像し、エッチングによりパターニングを行う。
【0051】
次いで、窒化シリコン膜からなる保護膜62を形成し、第4のフォト工程により、コンタクトホール44,46を形成する。
【0052】
次いで、ITOからなる透明導電膜を堆積し、第5のフォト工程により、ITOを画素電極38の形状にパターニングする。
【0053】
そして、配向膜64を全面に形成して、TFTマトリクス基板が完成する。さらに、ITOからなる共通電極、さらに必要に応じてカラーフィルタが形成された対向基板(CF基板)を貼りあわせ、液晶を注入すれば液晶パネルとなる。
【0054】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、複数の露光マスクによりパターンを繋ぎ合わせる境界部において、遮光パターンエッジ部の回折光による影響を受けやすい所望のパターンを、影響を受けにくい位置に移動させているのと同じであるため、回折光によるパターンの細りなどを回避することが可能となり、よって、良好なパターン形成を実現できると言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態のレチクルを示す図である。(その1)
【図3】本発明の一実施形態のレチクルを示す図である。(その2)。
【図4】TFTマトリクス基板を示す図である。
【図5】画素領域を示す図である。
【図6】図5でのA−A線断面図示す図である。
【図7】従来例を示す図である。
【図8】従来例のレチクルを示す図である。(その1)
【図9】従来例のレチクルを示す図である。(その2)
【図10】従来の問題点を説明する図。(その1)
【図11】従来の問題点を説明する図。(その2)
【図12】従来の問題点を説明する図。(その3)
【符号の説明】
RTa1,RTa2,RTa3,RTa4 レチクル
RTb1,RTb2,RTb3,RTb4 レチクル
10,40 基本単位パターン
20,20a,20b 遮光領域
22,22a,22b パターン形成領域
Claims (3)
- 基本となる第1のパターンが繰り返し配列されたパターン群を複数の露光マスクを用いて形成するパターン形成方法であって、第1の露光マスクで露光される第1の領域と、第2の露光マスクで露光される第2の領域との間に挟まれた第3の領域を、前記第1の露光マスク及び前記第2の露光マスクで相補的に露光するに際し、前記第3の領域を露光する繰り返し単位パターンを前記第1のパターンとは異なるパターンのみとし、
前記単位パターンは、一の前記第1のパターンを分割した一部分と、隣接する他の前記第1のパターンを分割した一部分をあわせたパターンであることを特徴とするパターン形成方法。 - 請求項1記載のパターン形成方法を用いて、ゲートバスライン及びドレインバスラインの少なくともいずれかを形成する工程を有することを特徴とする薄膜トランジスタマトリクス基板の製造方法。
- 境界部を重ね合わせてパターンを繋ぎ合わせ、基本となる第1のパターンが繰り返し配列されたパターン群を形成する複数枚からなる露光マスクであって、境界部のパターン形成領域は前記複数枚の露光マスクで相補的に形成され、前記パターン形成領域の露光パターンは前記第1のパターンとは異なるパターンのみであることを特徴とする露光マスク。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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