JP4619497B2 - タイヤ用自動倉庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、タイヤの完成品及び半完成品の収納、入庫、出庫を行うスタッカークレーン式のタイヤ用自動倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤの完成品及びグリーンタイヤ等のタイヤの半完成品に対して収納、入庫、出庫を行うスタッカークレーン式のタイヤ用自動倉庫として、パレット方式とパレットレス方式が知られている。
【0003】
例えば、従来のパレット方式としては図1に示す通り、タイヤ9を収納する複数の多段の棚2を設けたラック3が両脇に配置され、中央の走行路8をラック3に沿ってクレーンガイド4がレール5に支持されながら走行し、クレーンガイド4に支持されながら昇降するスライドフォーク6によって構成された、パレット式のタイヤ用自動倉庫1がある。
【0004】
各棚にはパレット7に載置されたタイヤ9が保管されており、出庫指示によりクレーンガイド4が走行路に沿って移動し所定の棚位置の前で停止した後、スライドフォーク6が所定の棚2まで移動して停止する。その後、走行路側からラック側へ水平にスライドフォーク6が伸びパレット7の挿入孔へ挿入し上昇動作によってパレット7を持ち上げた後、再び走行路側へスライドフォーク6が縮んでタイヤ9を保持する。スライドフォーク6の昇降動作及びクレーンガイド4の走行動作によってパレット7を出庫位置へ搬送しタイヤ9の出庫を完了する。出庫によってパレット7からタイヤ9が取り去られた後の空のパレット7は、前記動作と逆の動作によってスライドフォーク6がパレット7を保持して出庫位置から元の棚位置まで移動して返却される。
【0005】
入庫動作は、収納しようとする所定の位置にある空のパレット7をスライドフォーク6が引き出し、スライドフォーク6の昇降動作とクレーンガイド4の走行動作によって入庫位置まで移動し、収納しようとするタイヤ9をパレット7に載置して上記と逆の動作によって所定の棚位置まで搬送して入庫を完了する
【0006】
又、従来のパレットレス方式の自動倉庫としては、例えば図2、図3に示すタイヤ用自動倉庫100がある。このタイヤ移動倉庫100においては、前記のパレット方式で用いられるようなパレット7が無く、タイヤ109が棚102に直接に載置されて収納される。棚102には、タイヤ109の側面の一部を係合するように円形の切り欠き部110が設けられタイヤ109が収納される。スライドフォーク106は、この切り欠き部110を通り抜けて下降することで直接タイヤ109を棚102に載置し、又切り欠き部110を通り抜けて上昇することで、棚102からタイヤ109を持ち上げる。このためパレット方式に比べてスライドフォーク106をクレーンガイドに沿ってより長いストロークで昇降させる必要がある。
【0007】
パレットの代わりにタイヤ109を直接保持して搬送する点と空のパレットを取りに行ったり返却したりする動作が無い点以外は、入庫及び出庫の動作はパレット方式とほぼ同じである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図1のパレット方式の場合、パレットを使用するために、パレット自体の購入コストがかかっていた。又、出庫時には空パレットを元の棚位置へ返却したり、入庫時には最初に空パレットを収納する棚位置に取りに行き、その位置から移動して準備する等、タイヤ自体の搬送以外の補完的な動作が必要となり、入出庫動作に時間がかかると共に、入出庫動作の制御が複雑となり、更にコストがかかっていた。
【0009】
一方、図2、図3のパレットレス方式の場合、上記パレット方式の課題は解決されるものの、スライドフォーク106で棚102の切り欠き部110からタイヤ109を持ち上げるための上昇高さが必要になるため棚102間の高さHが長くなり、ラック全体の大きさが同じ場合にはパレットレス方式を採用すると棚数が減りタイヤ収納のスペース効率が悪くなる。収納効率を上げるために切り欠き部110を設けないで棚102の平板上に直接タイヤを載置してもよいが、その際に、スライドフォーク106はタイヤの下部ではなくて上部側からタイヤを把持する把持具をスライドフォークの先端に設ける等の必要が生じて装置の複雑化は避けられない。
又、従来の自動倉庫においては、1台のスタッカークレーンは搬送路側から両側ラックの前面の1列の棚しかアクセスすることができず、例えば棚を2列設けようと思えば図4のようにスタッカークレーンを有する同一の自動倉庫を単に2台並設するしかなかった。
【0012】
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、低コストで入出庫時間を短縮でき簡便でしかも収納効率に優れたタイヤの自動倉庫を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記の課題を解決し、目的を達成するために、本発明のタイヤ用自動装置は、タイヤを収納する多数の棚から成るラックと、ラックに沿って水平方向に伸びる走行路と、走行路上を走行すると共に上下方向に伸長するクレーンガイドを含むクレーンとを備え、ラックに沿ってクレーンが走行路上を走行してタイヤの入出庫を行うスタッカークレーン式のタイヤ用自動倉庫において、上記ラックは、タイヤを保持し得ると共に走行路上に突出し得るように各々の棚に対応して水平方向にスライド自在に設けられたスライド板を含み、上記クレーンは、クレーンガイド上に昇降自在に設けられ,走行路側からスライド板を引き出しかつ押し戻すように形成された押し引き装置と、クレーンガイド上に昇降自在に設けられ,走行路上に引き出されたスライド板に保持されたタイヤをクランプし得るハンドリング装置を含み、スライド板は、ラック内で上下方向に重なり得ると共に,水平方向に相対的に移動して相互に連結及び離脱し得る少なくとも2つのスライド板を含み、少なくとも2つのスライド板の一方のスライド板は、タイヤを保持した状態で他方のスライド板と端辺同士で連結し、空の状態で自重により他方のスライド板から離脱するように形成されている。
【0014】
上記発明において、まず棚上のスライド板を押し引き装置によって走行路上へ引出し、スライド板上のタイヤを直接ハンドリング装置でクランプしてクレーンガイドの走行によって出庫口まで搬送し、ハンドリング装置の移動によって出庫位置の高さまで下げて出庫する。
【0015】
又、入庫口にあるタイヤをハンドリング装置がクランプし、クレーンガイドの走行によって所定の棚まで搬送し、押し引き装置とハンドリング装置を目的の棚の高さまで移動させ、前面にある棚上の空のスライド板を引き出して搬送されてきたタイヤを載置し、再度スライド板をラック側へ押し戻してタイヤをラック内へ収納し入庫を完了する。
【0016】
以上のような動作となることから、従来のパレット方式に比べパレットを使用しなくてよく、出庫後の空パレットを元の棚位置へ返却するための動作と、入庫前の棚位置に空パレットを取りに行き、その位置から入庫位置まで搬送する動作などを省略することにより入出庫にかかる時間を短縮し、入出庫のスピードを高めることができる。又、従来のパレットレス方式に比べて、棚の高さ方向のスペースが少なくて済み同じ高さのラックの場合よりも多くのタイヤが収納でき収納効率がよくなる。
【0018】
以上のように構成して、押し引き装置により走行路側のスライド板を手前に引き出すと、走行路と反対側のスライド板も手前のスライド板に連結されて同時に引き出されるので、各スライド板を各々引き出す必要がない。
【0019】
又、押し引き装置のストロークはスライド板のスライド方向の長さ分であり、従来のフォーク装置を使用した場合のストロークよりも短く、簡単な構造の引き出し動作と押し戻し動作を行う装置でよく、アクセス時間が短縮できる。
【0020】
又、ラックを複数列設けても各ラックに対面する走行路を各々設ける必要がなく、スペース効率もよく低コストで収納量を拡大でき、走行路と反対側の棚に更に拡張用の棚を簡単に増設することができる。
【0021】
、押し引き装置は、クレーンガイドに沿って昇降しながら特定の棚位置のスライド板の前面に停止し、
先ず、走行路側の一方のスライド板を押し引き装置でラック外(走行路上)に引き出すことにより、隣接する他方のスライド板を連結させた状態で同時に引き出し、
続いて、走行路側に引き出された一方のスライド板を押し引き装置でラック内に押し戻すことにより、隣接する他方のスライド板との連結を解いてラック内の他方のスライド板の下に重ね合わせ、
続いて、重ね合わされた他方のスライド板を押し引き装置でラック外(走行路上)へ引き出し、又押し戻し、
続いて、ラック内に重ね合わされた一方のスライド板を押し引き装置でラック外(走行路上)に引き出すことにより、重ね合わせを解いて他方のスライド板を連結させ、
続いて、走行路側の一方のスライド板を押し引き装置でラック内に押し戻し、隣接する他方のスライド板を同時に押し戻し、
上記一連の動作によって走行路上へ引き出された一方又は他方のスライド板とハンドリング装置の間でタイヤの受渡しを行って、ラック内に収容されているタイヤの搬出入を行うことができる。
上記構成において、ラックは、走行路を挟んで、水平方向の両側に配置されている、構成を採用してもよい。
これによれば、低コスト、簡便で、しかも収納効率に優れたタイヤ用自動倉庫が得られる。
【0022】
以上のように構成されるので、出庫時にタイヤが載せられたスライド板が走行路上へいったん引き出され、ハンドリング装置でタイヤが取り除かれた後の空のスライド板は、隣接する棚のうちで走行路側の棚にだけ他のスライド板と共に重ねられた状態で待機させられる。このため、入庫時に空のスライド板を引き出すのに短いストロークで短時間に引き出すことができスループット性が高まる。
【0023】
又、走行路側の棚に重ねられた複数のスライド板のうち最上のものにタイヤが載置され、最上のスライド板から順にスライド板1枚分の単一ストロークだけ順に隣接する棚側へ押出されスライド板同士の連結を繰り返すので、簡単に水平面内の隣接する幅方向の全棚にタイヤを収納することができ、単一ストロークの押し引き装置で簡単にスループット性の高い入庫動作が行える。
【0024】
又、スライド方向の棚列数が増えれば各棚のスライド板同士を連結させて、スライド板1枚分の単一ストローク分づつ走行路側手前のスライド板から順次引出しつつ、共に連結して引き出された隣接のスライド板の下へ順次重ねていけるので、単一ストローク分の棚列毎に増設ができ拡張性が増す。
【0025】
上記構成において、押し引き装置及びハンドリング装置は、クレーンガイドに対して昇降自在に設けられた共通架台上に設置され、ハンドリング装置は、共通架台に対して昇降する、構成を採用することができる。
【0026】
上記の構造により押し引き装置の昇降動作とハンドリング装置の昇降動作を共通の駆動機構によって行うことが可能となり、タイヤをクランプして入庫口又は出庫口へクレーンガイドに沿って昇降する動作をハンドリング装置と押し引き装置の各々の昇降駆動機構で動作させる必要がなく省力化できる
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に、完成タイヤ及び半完成品としての生タイヤ等を対象にしたタイヤ用自動倉庫としての本発明の好適な各実施形態について添付図面を参照して述べる。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態を示すタイヤ用自動倉庫200の全体側面図であり、図6は全体平面図である。本発明は図の通りスタッカークレーン式の自動倉庫に基くもので、その構造は中央の走行路208には床面に敷かれたレール205上を往来するクレーンガイド204と前記クレーンガイド204に昇降自在に取付けられたハンドリング装置212とから構成されるクレーン部分と、走行路208に沿う両脇にクレーン部分がアクセスする多段の棚202が走行方向に複数列配置されたラック203から構成されている。
【0028】
ラック部分には、上記各棚202に設けられた棚梁211に沿ってタイヤ209を載置してスライド可能なスライド板206が設けられ、棚梁211にガイドされてスライド板206がラック外の走行路208上へスライド可能となっており、走行路208上に突き出た位置で停止できるように図7に示すストッパ221が設けられている。スライド板206には図7に示すように走行路208と反対側端部底面にローラ222が設けられ、棚梁211の上面をローラ222が回転しつつスムーズにスライドできるようになっているが、スライドする機構であれば特に限定されるものではない。棚梁211の走行路208と反対側の端には凹部223が形成されているので、ローラ222がその位置に留まることでスライド板206が収納位置に安定して静止することができる。
【0029】
クレーン部分には、走行するクレーンガイド204にハンドリング装置212と独立してガイドされた昇降自在の押し引き装置210が別途設けられ、昇降動作によって押し引き装置210が所定の棚位置で停止して、その棚位置にある前記スライド板の走行路側端部に設けられた取っ手220に押し引き装置210の図示しないハンドを引っ掛け、スライド板を引き出したり押し戻したりするようになっている。
【0030】
押し引き装置210は、クレーンガイド204をガイドとしてラックピニオン等で昇降するための昇降駆動機構を内蔵した自走式タイプであってもよく、上からワイヤ等で押し引き装置210を吊下げ、ワイヤを引張り上げたり降したりして昇降させるタイプであってもいいが、特に限定するものではない。押し引き装置210には、押し引き装置210本体からスライド可能に伸びてスライド板206の取っ手220に引っ掛けてスライドさせるハンド(図示せず)が設けられており、スライド板206単体のスライド方向の長さ分だけ伸縮可能となっている。又、ハンドリング装置212には、走行路208上に引き出されたスライド板206上のタイヤ209をクランプするために、下側両端に外側に向いたL字状の爪213が水平方向に開閉自在に備えられており、タイヤ209の真上からハンドリング装置212が下降してタイヤ209の内径部分まで達すると爪213が外方向に広がってタイヤ209をクランプすることができるようになっている。
【0031】
次に前記自動倉庫への入庫動作について説明する。図6における本発明のタイヤ用自動倉庫200の全体平面図において走行路208の一方端に入庫口215があり、他方端に出庫口216があって、図示しないタイヤ209はコンベア等の他の搬送装置により入庫口215まで搬送されてくる。入庫口215にタイヤ209が到着すると、クレーンガイド204がレール205上を入庫口215まで移動して停止する。ハンドリング装置212と押し引き装置210が共にクレーンガイド204に沿って入庫口215の搬送されてきたタイヤ209の位置まで下降して停止し、タイヤ209が押し引き装置210本体の上に図示しない装置で載せられる。次に、押し引き装置210は停止したままで載せられたタイヤ209の真上からハンドリング装置212が爪213を閉じたままクレーンガイド204に沿って下降し爪213をタイヤ209の内径部分へ挿入して爪213を開きタイヤ209をクランプする。クレーンガイド204が再度動き出し、タイヤ209を収納すべき棚202の位置までレール205上を水平方向に移動して停止後、クレーンガイド204に沿ってハンドリング装置212と押し引き装置210が目的の棚202と同じ垂直方向の位置まで移動して停止する。
【0032】
ここで、押し引き装置210は、押し引き装置210の本体上へ押し引き装置210のハンドがスライド板206の取っ手220に引っ掛けて引き出すことができるようなハンド位置となるように、押し引き装置210の位置を棚位置に合わせて停止するようになっている。ハンドリング装置212でクランプしているタイヤ209をラック203内へ収納するためには、まず、押し引き装置210がスライド板206を押し引き装置210上に引き出す。タイヤ209をクランプしたハンドリング装置212がクレーンガイド204に沿って、押し引き装置210上のスライド板206上方に下降して停止する。タイヤ209をクランプしいた爪213が閉じてタイヤ209はクランプ状態から外され、走行路208上のスライド板206の上に載置される。同時に、ハンドリング装置212は上昇する。その後、押し引き装置210は、タイヤ209を載置したスライド板206をラック203側へ押し戻し、タイヤ209をラック203内に収納して入庫が完了する。押し引き装置210とハンドリング装置212は、待機位置へ戻り待機する。
【0033】
次に出庫動作について説明する。目的の棚位置のタイヤ209の出庫指示が出されると、待機位置のハンドリング装置212と押し引き装置210は共にクレーンガイド204に沿った昇降動作とクレーンガイド204の走行路に沿った走行動作によって、目的の棚位置へ移動する。このとき、押し引き装置210の位置は入庫時と同様に押し引き装置210のハンドがスライド板206の取っ手220にかかる位置となっているので、入庫動作と同様にスライド板206をハンドで押し引き装置210上に引き出すと、スライド板206上に載置してあるタイヤ209に対してハンドリング装置212が下降して、タイヤ209の内径部分に閉じた爪213を挿入後に開き、タイヤ209をクランプする。クランプされたタイヤ209は、ハンドリング装置212の上昇動作によってスライド板206上より持ち上げられる。その後、スライド板206は、ラック203内に押し戻される。入庫時と同様に出庫位置へ、クレーンガイド204の走行路に沿った走行動作とクレーンガイド204に沿った押し引き装置210とハンドリング装置212の移動動作によってタイヤ209を出庫口216へ搬送する。出庫口216にてハンドリング装置212がタイヤ209のクランプを外して押し引き装置210上にタイヤ209が載置され、図示しない自動倉庫外の他の搬送装置でラック外へ搬送される。
【0034】
以上は、ハンドリング装置212と押し引き装置210が対で棚位置と入庫又は出庫口間を移動する場合について述べたが、ハンドリング装置212がタイヤ209をクランプして入庫位置又は出庫位置へ移送するときに押し引き装置210は昇降動作を停止して留まっていることも可能である。例えば、クレーンガイド204の軸に対してハンドリング装置212と押し引き装置210を走行路208の走行方向に対向する位置に配置させ、クレーンガイド204に対して各々すれ違いながら昇降動作させ互いの進行を妨げない自由な昇降移動することができ、押し引き装置210はスライド板206を押し引きする以外に特にタイヤ209を搬送する動作に関わる必要ない。
【0035】
但し、押し引き装置210が棚202からスライド板206を押し引きしてハンドリング装置212がタイヤ209をクランプするときに、押し引き装置210とハンドリング装置212のクレーンガイド204の本体主要部分はクレーンガイド204の軸に対して同じ側に位置する必要があり、ハンドリング装置212が停止している押し引き装置210に干渉することなく昇降移動するために、ハンドリング装置212の主要部がクレーンガイド204の回りに旋回して押し引き装置210に対して対向するように位置させることが必要となる。
【0036】
次に本発明の第2の実施形態について説明する。図8には、本発明の第2の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫300の全体側面図が記載されている。上記に述べた本発明の第1の実施例においては、ハンドリング装置212は押し引き装置210とは独立してクレーンガイド204に沿って昇降できるようになっていた。第2の実施形態においては、図8にあるようにハンドリング装置212と押し引き装置210は共通架台231上に設けられ、共通架台231がクレーンガイド204に沿って昇降することによって、ハンドリング装置212と押し引き装置210が共に昇降する構成となっている。又、ハンドリング装置212は、共通架台231に固設された昇降ガイド232により昇降自在となっており、タイヤ209をクランプして押し引き装置210上のスライド板206上へ載置するときと、前記スライド板206上のタイヤ209をクランプして引き上げるときに、共通架台231に対してハンドリング装置212が昇降動作を行う。以上の点のみ異なるだけで、他は先に説明した本発明の第1の実施形態と同じであり説明を省略する。
【0037】
次に本発明の第3の実施形態について説明する。図9は本発明の第3の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫400の全体側面図である。この実施形態は、第1の実施形態に比して棚の列が走行路308の両側に2列づつ設けられている点と、隣接する棚間のスライド板306が連結できるような構成となっている点が異なっている。
【0038】
図12は走行路308に対して左側のラック303に設けられたスライド板306の状態を表したものである。スライド板306は、走行路側の右スライド板306aと走行路308と反対側の左スライド板306bにより形成され、各棚の仕切り位置で右スライド板306aと左スライド306bの端辺同士が重なる様子が描いてある。タイヤ309を右スライド板306aに載置したときに右スライド板306aの端辺に設けた連結凹部333が左スライド板306bの端辺に設けた連結凸部334にタイヤ309の重みにより右スライド板306aの中心よりやや左寄りに設けたローラ322を軸に時計回りに回転して連結するようになっている。
【0039】
又、逆にタイヤ309を右スライド板306aから取り外してやれば、連結凹部333の重みにより、ローラ322の軸の回りに半時計回りに回転して連結が外れる。連結された状態では、押し引き装置310で右スライド板306aを押し引きして右スライド板306aと共に左スライド板306bを同時に押し引きすることができるし、連結が外れた状態では、押し引き装置310により右スライド板306aと左スライド板306bを単体で押し引きすることが可能である。この連結の手段としては特にこの構造に限定するものではなく設計の範囲で適時選択されるものである。
【0040】
このような右スライド板306aと左スライド板306bは図10に示すように設けられている。図10は図9におけるタイヤ用自動倉庫400の左側のラック303と走行路308部分の側面図として出庫動作を説明する図である。
【0041】
左スライド板306bはその底面両端部に回転可能なローラ322bを設けている。一方、右スライド板306aは、その底面に1個の回転可能なローラ322aを設けており、上部棚レール335より下位で右側棚の棚梁の上面のみに設けられた下部棚レール336上を走行して、走行路308上に待機している押し引き装置310上へスライドできるようになっている。
【0042】
左スライド板306bがラック303内のタイヤ309を収納する上部棚レール335上で安定して静止できるように、上部棚レール335の走行路308と反対側の端部にはローラ322bが落ち込むように凹部337が設けてあり、又、右側の棚の中心からやや走行路308と反対側にずれた位置には同様に下部棚レール336に凹部338が設けてあり右スライド板306aのローラ322aが凹部338に係合して安定して静止できるようになっている。
【0043】
又、右スライド板306aには、ローラ322aとは反対側の端辺に支持脚339(図中では取っ手320と重なって見えない)が設けられ、右スライド板306aのローラ322aと反対側部分を棚レール上で、又は押し引き装置310上で支えて平行を保っている。この支持脚339の他に右スライド板306aを棚レールに対して平行を保つため、別にローラ等を取付けてもよく、これに限定するものではない。
【0044】
次に図10によって出庫動作について説明する。図10は、A〜Eまでの各ステップで出庫動作における押し引き装置310による押し引き動作、および、ハンドリング装置312とスライド板間でのタイヤ309の受渡し動作について簡略的に説明した図である。まず、Aの状態では、左右の棚上の各スライド板上にタイヤ309が載置され収納されている。
【0045】
第1の実施形態と同様に、出庫時に押し引き装置310がハンドリング装置312と共にこのAの状態にある棚位置へ走行路上のクレーンガイド304と共に水平動作及び垂直動作によって接近して停止すると、押し引き装置310から図示しないハンドが右スライド板306aの取っ手320まで伸びて、右スライド板306aを押し引き装置310本体の上面まで引き出してBの状態となる。このとき、各スライド板の連結部333,334は互いに連結されているので、右スライド板306aと同時に左スライド板306bも走行路側へ移動し、左側のローラ322bが上部棚レール335の凹部340に係止され、左スライド板306bは、右側の棚位置で安定して静止する。
【0046】
Bの状態では、押し引き装置310の上面にある右スライド板306aのローラの位置は押し引き装置310上にあるが、連結部により左スライド板306bと連結しているため、左スライド板306bと同様に、右スライド板306aは静的に安定している。その状態で、第1の実施形態と同様な方法で、ハンドリング装置312がタイヤ309をクランプして上方に移動する。この動作によって、右スライド板306aはタイヤ309の無い空の状態になって、図12(b)のように連結が外れて左下がりの状態となる。右スライド板306aは、押し引き装置310によってラック側へ押し戻され、左スライド板306bの下に潜り込んでCの状態となる。この後、タイヤ309をクランプしたハンドリング装置312が出庫位置まで移動して、タイヤ309を出庫する。
【0047】
次に、Cの状態から右側の棚位置にある左スライド板306bのタイヤ309を出庫するときは、右スライド板306aの場合と同様に、押し引き装置310がハンドリング装置312と共にCの状態にある棚位置に接近して停止する。
そして、Dの状態のように左スライド板306bを押し引き装置310上に引き出し、第1の実施形態と同様な方法で、ハンドリング装置312がタイヤ309をクランプして上方に移動する。
【0048】
この動作によって、左スライド板306bはタイヤ309の無い空の状態になり、左スライド板306bは、押し引き装置310によってラック側へ押し戻され、右スライド板306aの上に納められてEの状態となる。この後、タイヤ309をクランプしたハンドリング装置312が出庫位置まで移動して、タイヤ309を出庫する。Eの状態が出庫後の空スライド板の待機状態となる。
【0049】
図11に入庫動作のフローを示すように、入庫動作は、出庫動作のほぼ逆の動作となっているが、個々の基本的動作については出庫動作と同様である。まず、待機状態のEの状態にある空のスライド板306へタイヤ309を載置するために、入庫口でタイヤ309をクランプしたハンドリング装置312が押し引き装置310と共に棚位置に接近して停止する。Fの状態のように、第1の実施形態と同様な方法で、左スライド板306bを押し引き装置310上に引き出し、タイヤ309をクランプしているハンドリング装置312が下降し、タイヤ309のクランプを解除して、左スライド板306b上にタイヤ309を載置して上方に移動する。左スライド板306bは、押し引き装置310によって、再び、ラック側へ押し戻され、右スライド板306aの上に納められてGの状態となる。
【0050】
次に、再び、入庫口でタイヤ309をクランプしたハンドリング装置312が押し引き装置310と共に棚位置に接近して停止する。Hの状態のように、第1の実施形態と同様な方法で、右スライド板306aを押し引き装置310上に引き出し、タイヤ309をクランプしているハンドリング装置312が下降し、タイヤ309のクランプを解除して、右スライド板306a上にタイヤ309を載置して上方に移動する。
【0051】
右スライド板306aは、図12(b)に示すように、タイヤ309を載置する前は、中央よりやや左よりに設けられているローラ322aを軸にして連結具(連結凹部333の重みで水平から左に傾いているが、タイヤ309を載せると、図12(a)に示すように、スライド板306がほぼ水平となり連結凹部333と連結凸部334が連結し、右スライド板306aと左スライド板306bが一体となりスライド可能な状態となる。この状態で、タイヤ309を載置した右スライド板306aが押し引き装置310により右側の棚に押し戻されると、同様にタイヤ309を載置した左スライド板306bも同時に左側の棚へ押し戻され、各棚の所定位置にタイヤ309が収納された状態Iとなり入庫が完了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパレット方式タイヤ用自動倉庫1の全体側面図
【図2】従来のパレットレス方式タイヤ用自動倉庫100の全体側面図
【図3】従来のパレットレス方式タイヤ用自動倉庫100の棚及びスライドフォークの平面図
【図4】従来の複数列配置のパレット方式タイヤ用自動倉庫の全体側面図
【図5】本発明の第1の実施形態を示すタイヤ用自動倉庫200の全体側面図
【図6】本発明の第1の実施形態を示すタイヤ用自動倉庫200の全体平面図
【図7】本発明の第1の実施形態を示すタイヤ用自動倉庫200の動作説明図
【図8】本発明の第2の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫300の全体側面図
【図9】本発明の第3の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫400の全体側面図
【図10】本発明の第3の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫400の出庫動作説明図
【図11】本発明の第3の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫400の入庫動作説明図
【図12】本発明の第3の実施形態としてのタイヤ用自動倉庫のスライド板の動作説明図
【符号の説明】
1、100、200、300…タイヤ用自動倉庫
2、102、202、302…棚
3、103、203、303…ラック
4、104、204、304…クレーンガイド
5、105、205、305…レール
6、106…スライドフォーク
206、306…スライド板
306a…右スライド板
306b…左スライド板
7…パレット
8、108、208、308…走行路
9、109、209、309…タイヤ
110…切り欠き部…110
210、310…押し引き装置
211、311…棚梁
212、312…ハンドリング装置
213、313…爪
215…入庫口
216…出庫口
217,317…クレーン
220,320…取っ手
221…ストッパ
222,322、322a、322b…ローラ
231…共通架台
232…昇降ガイドレール
223、337、338、340…凹部
333…連結凹部
334…連結凸部
335…上部棚レール
336…下部棚レール
339…支持脚

Claims (3)

  1. タイヤを収納する多数の棚から成るラックと、前記ラックに沿って水平方向に伸びる走行路と、前記走行路上を走行すると共に上下方向に伸長するクレーンガイドを含むクレーンとを備え、前記ラックに沿って前記クレーンが前記走行路上を走行してタイヤの入出庫を行うスタッカークレーン式のタイヤ用自動倉庫において、
    前記ラックは、タイヤを保持し得ると共に前記走行路上に突出し得るように各々の棚に対応して水平方向にスライド自在に設けられたスライド板を含み、
    前記クレーンは、前記クレーンガイド上に昇降自在に設けられ,前記走行路側から前記スライド板を引き出しかつ押し戻すように形成された押し引き装置と、前記クレーンガイド上に昇降自在に設けられ,前記走行路上に引き出された前記スライド板に保持されたタイヤをクランプし得るハンドリング装置を含み、
    前記スライド板は、前記ラック内で上下方向に重なり得ると共に,水平方向に相対的に移動して相互に連結及び離脱し得る少なくとも2つのスライド板を含み、
    前記少なくとも2つのスライド板の一方のスライド板は、タイヤを保持した状態で他方のスライド板と端辺同士で連結し、空の状態で自重により他方のスライド板から離脱するように形成されている、
    ことを特徴とするタイヤ用自動倉庫。
  2. 前記ラックは、前記走行路を挟んで、水平方向の両側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用自動倉庫。
  3. 前記押し引き装置及び前記ハンドリング装置は、前記クレーンガイドに対して昇降自在に設けられた共通架台上に設置され、
    前記ハンドリング装置は、前記共通架台に対して昇降する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ用自動倉庫。
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