JPS6160974A - 自転車格納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多数台の自転車を立体的に格納すると共蚤
こ、出し入れが能率よく行なえる自転車格納装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

自転車の格納において、平面的な収納は極めて効率が悪
く、例えば多数台の自転車を格納する必要のあるレンタ
サイクルにおいては、広大な格納スペースがいることに
なり、このため、格納の立体化をこよるスペースの有効
利用化が強く望まれている。

従来の自転車用立体格納装置としては、例えば特開昭５
９−４４４７０号に示されるように、リフト装置で自転
車のノ１ンドル部分を吊上げ、各自転車を一台づつ収納
するようにしたものが提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、自転車を一台づつ個々に吊上げ搬送する方式
は、極めて効率が悪く、出し入れ作業に時間がかかり、
特にレンタサイクルのように、同一構造の自転車を格納
する場合、一台づつの出し入れでは能率が悪いという問
題がある。

この発明は、上記のような問題を解消するためになされ
たものであり、スペースの有効利用が図れると同時に出
し入れ作業が能率よく行なえろ自転車格納装置を提供す
るのが目的である。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点を解決するため、この発明は、昇降機構に
よりて上下動する昇降台の昇降スペースと、昇降スペー
スに沿って上下に複数段設けられた自転車収納スペース
と、収納スペース内から昇降スペースに出し入れ自在と
なるよう収納スペース内に配置される自転車載置用パレ
ットと、昇降台上に載置され、この昇降台と同じ高さレ
ベル位置の収納スペースとの間を移動自在となるパレッ
ト搬送台車とで構成され、パレット搬送台車を、自転車
載置用パレットを持上げて昇降台と収納スペースの間を
移送するように形成したものである。

〔作　用〕

各収納スペースの一つを除く各々に自転車載置用パレッ
トを配置し、各パレットには複数台づつの自転車が載置
されて収納されている。

自転車の取出しを行なうには、昇降台に取出さんとする
収納スペースと同じ高さ位置に停止させ、搬送台車を昇
降台から収納スペース内に移動させ、搬送台車がパレッ
トを持上げると昇降台上蚤こ戻り、昇降台は昇降スペー
スの下部取出しゾーンに降下し、パレット上の自転車を
人為的に外部に取出す。

空バレットは蔓の収納スペース内へ搬送台車で送り込み
、搬送台車が戻った昇降台は次の取出しのために上昇し
、前記と同様の動作で自転車を取出すと、空パレットは
前回の取出しによって空になった収納スペース内に順送
りすることにより、各収納スペース内の自転車を順番に
取出すことができる。

また、自転車の格納は、空パレットを取出しゾーンにま
で移動させ、パレット上に自転車を載置するとこのパレ
ットを先の全収納スペースをこ順送りすることによって
行なうことができる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第１図乃至第５図に示す第１の例は、自転車格納用構造
物１の内部に、昇降機構２によって昇降台３が上下動す
る中央部の昇降スペース４と、この昇降スペース４の両
側に沿う上下複数段の自転車収納スペース５とが設けら
れ、各収納スペース５内には一つの収納スペースを除い
て、自転車Ａを載置するパレット６が配置されている。

パレット６は、第２図と第３図のように、例えば１０台
の自転車Ａが起立状態で並列して納まるだけの平面的な
大きさを備え、上面に自転車の起立ホルダー７と、両側
に起伏操作が可能な側枠８とが取付けられている。

前記昇降台３は、第２図のように、パレット６よりも平
面的に少し大きい方形枠状に形成され、その両端コーナ
部分には、構造物１のガイトレー）ｖ　９を抱持する車
輪１０を備え、エレベータ式の昇降機構２により、垂直
に上下動するようになっている。

昇降台３の上面には、両側収納スペース５の方向に延び
る一対の断面コ字状レール１１が敷設され、両レール１
１間の位置にパレット搬送台車１２が載置されている。

上記搬送台車１２は、枠体１３の両側にレール１１内を
転動する複数の車輪１４を取付け、枠体１３に車輪１４
の駆動モータ１５と、モータ１５ε各車輪１４の連動機
構１６及び複数のパレット持上機１７とを取付けて形成
されている。

前記各収納スペース５は、パレット６が納まる平面的な
大きさと、起立した自転車Ａがパレット６と共に納まる
上下高さを備えた容積の空間によって形成され、各収納
スペース５は下部両側に、昇降台３のレー）Ｌ／１１と
等しい幅で一対のレール１８が敷設されている。

昇降台３は、昇降機構２によって、上下各収納スペース
５に対し、第５図の如くそのレール１１が収納スペース
５のレール１８と同じ高さ位置で停止するようになって
おり、搬送台車１２は、レール１１．１８に沿う移動に
より、昇降台３がら収納スペース５に向けて自由に移動
できるようになっている。

搬送台車１２に取付けた持上機１７は、伸長時ニハレノ
ト６を持上げ、パレット６をレール１１又は１８から浮
かすことにより、このパレット６と搬送台車１２を一体
（こ移動させることができると共（こ、持上機１７の収
縮時は、パレット６から離れ、パレット６をレール１１
または１８上に載１ｚシて解放し、収納スペース５蚤こ
おけるパレット６の直下に搬送台車１２が自由に進入し
得るようになっている。

なお、パレット６の移送方向が正確になるよう、パレッ
ト６の下面両側に、レール１１．１８に外接するガイド
１９が固定しであると共に、搬送台車１２のモーフ１５
に対して、収納スペース５への移動時においても電気的
に制御できるよう、搬送台車Ｉ２にはコードリール式等
の給電設備が取付けられる。

また、収納スペース５は、第１図の場合、昇降スペース
４の両側に、各々二列づつを設けたが、内外および上下
の並列数はスペースに合わせて自由（こ選択できると共
に、収納スペース５と昇降スペース４のセットを複数組
並べるようにしてもよい。

この発明の第１の例は上記のような構成であり、次に自
転車の出し入れを説明する。

自転車の取出し 全収納スペース５の数より一枚少ない数のパレット６を
用意し、自転車Ａを載置したパレット６は各収納スペー
ス５内に納まり、レー／Ｌ／　１８上に載って支持され
ている。

格納スペースが満車のとき、取出しゾーン４ａに臨む最
下部内側の収納スペース５ａのみが空になりている。

この状態で自転車Ａの取出しを行なうには、昇降台３を
最下部の収納スペースに臨ませ、搬送台車１２を外側収
納スペース５ｂのバレット直下蚤こまで移動させ、持上
機１７でこのパレット６を持上げて昇降台３上まで移送
し、昇降台３をこ載せた状態で自転車Ａの取出しを行な
う。

空になったパレットは再び搬送台車１２で収納スペース
５ｂまで運び搬送台車１２のみ昇降台３に戻す。

次に、昇降台３を下部から二段目の収納スペースの高さ
まで上昇させ、二段目内側の収納スペース５ｃのパレッ
ト６を搬送台車１２で昇降台３上に取出し、昇降台３を
取出しゾーン４ａにまで下降させることにより自転車Ａ
の取出しを行ない、空になりだパレットは最下部内側収
納スペース５ａ内に送り込む。

再び昇降台３を二段目収納スペースの高さまで上昇させ
、二段目外側収納スペース５ｄのパレット６を搬送台車
１２で昇降台３上に取出し、昇降台３を取出しゾーン４
ａにまで下降させることにより、自転車Ａを取出す。

空蚤こなったパレット６は、昇降台３を二段目収納スペ
ースの高さまで上昇させ、搬送台車１２で元の二段目外
側の収納スペース５ｄ内に戻す。

搬送台車１２の載りた昇降台３は三段目収納スペースの
位置に上昇し、このスペース内自転車の取出しを行なう
。

このように、外側収納スペースのパレット６は、自転車
の取出し後に再び元の収納スペースに戻される往復移動
とすることになる。

これに対して内側収納スペースのパレット６は、自転車
の取出し後に一段下の内側収納スペースへ順送りされ、
外側収納スペース内バレットの取出しに支障を与えるこ
とのないようにしている。

第１図において、各収納スペース内に記入した矢印は、
各収納スペースのパレットの移動を理解するために記載
されている。

自転車の格納 自転車を各収納スペース内に収納する蚤こは、上部の空
収納スペースから下方を二順次移行して行くものであり
、外側収納スペース５内のパレットは、取出時と同じく
取出ゾーン４ａにまで移動させ、自転車Ａを積込んだ後
、再び元の収納スペース（こ戻す往復運動を与えること
によって収納する。

内側収納スペースのパレットは、取出ゾーン４ａに取出
して自転車を積込んだ後、元の収納スペースよりも一段
上の内側収納スペース内へ順送りすることによって収納
し、外側収納スペース内空バレットの取出しを可能にす
るものである。

次）こ、第６図に示す第２の例は、昇降台３を各々搬送
台車１２を（Ｉｉｉｉえた上下二段とし、上位昇降台３
ａを自転車出し入れ専用に、また下位昇降台３ｂは空パ
レットの戻し専用に使用し、出し入れ作業の短縮化を図
るようにしたものである。

昇降スペース４の取出ゾーン４ａに凹入部２１を設け、
下降時に上位昇降台３ａが最下部収納スペースと同じレ
ベ／ｌ／ｌこなるようにすると共に、昇降台の側部床面
にテーブルリフタ２２が配置されている。

自転車の取出時は、収納スペース内から上位の昇降台上
をこパレットを取出し、取出しゾーン４ａにおいて、自
転車を取出した後、上昇位置のテーブルリフタ２２上に
空パレットを移し、次にテーブルリフタ２２を降下させ
、降下位置で空パレットを下位昇降台３ｂ上に送り込む
。

再び昇降台が次の自転車取出しのために上昇し、上位昇
降台３ａがパレットの取出しを行なっているとき、それ
よりも−股下の収納スペースに臨んでいる下位昇降台は
空パレットを収納スペース内に送り込むことになる。

また、自転車の格納時においては、上位昇降台３ａの搬
送台車１２が収納スペースへのパレットの送り込みを行
なっている間に、下位昇降台３ｂの搬送台車が下位収納
スペースの空パレットを取出している。

このように、昇降台３ａ、３ｂを上下二段に配置し、テ
ーブルリフタ２２を配置すると、自転車Ａの出し入れ作
業中に空バレットの出し入れが並行して行なえ、出し入
れ作業のロスタイムが少なくなり、作業能率が向上する
。

〔効　果〕

以上のように、この発明によると、パレットの単位ごと
に自転車の出し入れが行なえ、レンタサイクルの如く同
一機種の自転車を格納する場合の串り、Ｊ作業が能率よ
く行なえる。

また、昇降台上の搬送台車でパレットを収納スペース内
から取出すため、パレット出し入れが搬送台車の制御の
みでよく、機構の簡略化と共に、遠隔操作が簡単に行な
える。

更に、収納スペース数を設置条件等に合わせて自由をこ
選ぶことができ、ユーザーの希望に応じた収容台数のも
のを手軽に構築することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の例を示す正面図、第２図は同
上の要部を拡大した横断平面図、第３図は同縦断側面図
、第４図は昇降台部分の拡大正面図、第５図は昇降台の
正面図、第６図は同第２の例を示す正面図である。 ２・・・昇降機溝、３・・・昇降台、４・−・昇降スペ
ース、５・・・自転車収納スペース、６・・・パレット
、１１．１８・・・レール、１２・・・搬送台車、１７
・・・持上機特許出願人　　　野　村　裕　晧 同代理人　　　鎌　１）文　二 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 昇降機構によって上下動する昇降台の昇降スペースと、
   昇降スペースに沿って上下に複数段設けられた自転車収
   納スペースと、収納スペース内から昇降スペースに出し
   入れ自在となるよう収納スペース内に配置される自転車
   載置用パレットと、昇降台上に載置されこの昇降台と同
   じ高さレルベル位置の収納スペースとの間を移動自在と
   なるパレット搬送台車とで構成され、パレット搬送台車
   が、自転車載置用パレットを持上げて昇降台と収納スペ
   ースの間を移送するように形成されている自転車格納装
   置。