JP4618288B2 - 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置 - Google Patents

熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4618288B2
JP4618288B2 JP2007279132A JP2007279132A JP4618288B2 JP 4618288 B2 JP4618288 B2 JP 4618288B2 JP 2007279132 A JP2007279132 A JP 2007279132A JP 2007279132 A JP2007279132 A JP 2007279132A JP 4618288 B2 JP4618288 B2 JP 4618288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat medium
heat exchanger
temperature
medium circulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007279132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008116199A (ja
Inventor
幸一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2007279132A priority Critical patent/JP4618288B2/ja
Publication of JP2008116199A publication Critical patent/JP2008116199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4618288B2 publication Critical patent/JP4618288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、熱媒体循環装置及び半導体ウエハ等に対して成膜処理等の各種の熱処理を行う枚葉式の熱処理装置に関する。
一般に、半導体デバイスを製造するには、半導体ウエハに成膜処理、パターンエッチング処理、酸化拡散処理、改質処理等の各種の熱処理を繰り返し行なって所望のデバイスを製造するが、ウエハサイズの大型化に伴って、バッチ式の熱処理装置と比較して処理の面内均一性がより得られ易い、いわゆる枚葉式の熱処理装置が多用される傾向にある。この枚葉式の熱処理装置は、例えば特開平5−51294号公報や特開平9−219369号公報等に開示されている。
この種の熱処理装置は、例えば真空引き可能になされた処理容器内に、半導体ウエハを載置する載置台を設け、ウエハの加熱手段として加熱ランプや、抵抗加熱ヒータ等を有している。そして、熱処理時には、処理容器の天井部等に設けたシャワーヘッド部から所定の必要なガスを処理容器内へ供給しつつ容器内部を所定のプロセス圧力に維持し、それと共にウエハを所定のプロセス温度に加熱維持して、成膜処理等を施すことになる。
この場合、シャワーヘッド部や処理容器の壁面が過度に熱くなると、例えば成膜処理時にはこの壁面に不要な膜や反応副生成物が付着したりするので、冷却機構を用いて、このシャワーヘッド部や処理容器の壁面等を、過度に昇温しないように冷却することが行われている。また、加熱手段として加熱ランプを用いている場合には、この加熱ランプを収容するランプ室の区画壁も過度に昇温するので、これを冷却するために冷却機構が設けられる。
ところで、上記冷却機構としては、一般的にはチラー装置が用いられている。このチラー装置は、非常に大型の熱交換システムを備えて熱媒体を一定の温度まで冷却し、これを冷却すべき構造物に対して循環させるようになっている。
しかしながら、このチラー装置は、熱媒体の温度コントロールが容易であるという利点を有するが、上述のように非常に大型であるために、設備コストの高騰を招来するのみならず、設置スペース(フットプリント)も過大になってしまう、といった問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、装置自体が小型で、且つ設置スペースもそれ程要しない熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置を提供することにある。
本発明の関連技術は、熱媒体循環系に、温度制御の対象となる温度被制御体と、熱媒体と主たる熱交換を行う主熱交換器と、循環ポンプとを介設してなる温度制御用の熱媒体循環装置において、前記主熱交換器の下流側の前記熱媒体循環系に、熱電冷却素子を用いた副熱交換器を介設して前記熱媒体の温度制御を行うように構成したことを特徴とする熱媒体循環装置である。
このように、主熱交換器と副熱交換器とを用いて、主たる熱交換は主熱交換器にて熱媒体を冷却することにより行い、その後、微妙な温度調整用の熱交換は熱電冷却素子を用いた副熱交換器にて行うようにしたので、送出される熱媒体の温度を適正にコントロールできるのみならず、装置自体を小型化することができ、しかもその設置スペースも大幅に削減することが可能となる。
請求項1に規定する発明は、熱媒体循環系に、温度制御の対象となる温度被制御体と、熱媒体と主たる熱交換を行う主熱交換器と、前記熱媒体を一時的に貯留する貯留槽と、循環ポンプとを介設してなる温度制御用の熱媒体循環装置において、前記主熱交換器の下流側の前記熱媒体循環系に、副熱交換器を介設し、前記副熱交換器は、前記貯留槽の蓋部に設けられて、一端に熱媒体入口を有し、他端に熱媒体出口を有す熱交換流路と、前記蓋部にその一面が接合された熱電冷却素子と、前記熱電冷却素子の他面に接合された熱廃棄ユニットとよりなり、前記熱媒体の温度制御を行うように構成したことを特徴とする熱媒体循環装置である。
このように、主熱交換器と副熱交換器とを用いて、主たる熱交換は主熱交換器にて熱媒体を冷却することにより行い、その後、微妙な温度調整用の熱交換は熱電冷却素子を用いた副熱交換器にて行うようにしたので、送出される熱媒体の温度を適正にコントロールできるのみならず、装置自体を小型化することができ、しかもその設置スペースも大幅に削減することが可能となる。
この場合、例えば請求項2に規定するように、前記循環ポンプの下流側の前記熱媒体循環系に設けられた温度検出センサ部と、該温度検出センサ部の出力に基づいて前記熱電冷却素子の出力を制御する温度制御部とを備える。
この場合、例えば請求項3に規定するように、前記熱交換流路内には、これに流れる前記熱媒体と接触する複数の熱交換フィンが設けられる。
これによれば、熱交換フィンの作用により、副熱交換器における熱交換効率をより向上させることが可能となる。
請求項4に係る発明は、熱媒体循環系に、温度制御の対象となる温度被制御体と、熱媒体と主たる熱交換を行う主熱交換器と、前記熱媒体を一時的に貯留する貯留槽と、循環ポンプとを介設してなる温度制御用の熱媒体循環装置において、前記主熱交換器の下流側の前記熱媒体循環系に、副熱交換器を介設し、前記主熱交換器に対して前記熱媒体を迂回させるバイパス路を備え、前記副熱交換器は、前記貯留槽の蓋部に設けられて下端が前記貯留槽内に貯留されている熱媒体に浸漬された複数のヒートパイプと、前記蓋部にその一面が接合された熱電冷却素子と、前記熱電冷却素子の他面に接合された熱廃棄ユニットとよりなり、前記熱媒体の温度制御を行うように構成したことを特徴とする熱媒体循環装置である。
また、例えば請求項5に規定するように、前記主熱交換器及び前記副熱交換器には、廃棄すべき熱を排出するための廃棄熱用熱媒体が、前記順序で流されている。
また、例えば請求項6に規定するように、前記主熱交換器に対して前記熱媒体を迂回させるバイパス路を設ける。
また、例えば請求項7に規定するように、必要時には前記熱媒体は前記主熱交換器を迂回して前記バイパス路に流れると共に、前記熱電冷却素子は、前記熱媒体を加熱するように動作する。
これにより、必要時には熱媒体は、主熱交換器をバイパスされて副熱交換器に直接導入されてここで加熱昇温され、加熱状態で温度被制御体に流してこれを加熱することが可能となる。
また、例えば請求項8に規定するように、前記熱電冷却素子は、ペルチェ素子である。
また、例えば請求項9に規定するように、前記温度被制御体は、被処理体に対して所定の処理を行う熱処理装置に用いられる処理容器と、必要なガスを供給するシャワーヘッド部と、加熱ランプを収容するランプ室の区画壁の内の少なくともいずれか1つである。
請求項10に規定する発明は、上記熱媒体循環装置を用いた熱処理装置であり、すなわち、真空引き可能になされた処理容器と、被処理体を載置する載置台と、必要なガスを前記処理容器内へ供給するガス供給手段と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、上記熱媒体循環装置とを備えたことを特徴とする熱処理装置である。
本発明の熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
請求項1、2、4〜6、8〜10に規定する発明によれば、主熱交換器と副熱交換器とを用いて、主たる熱交換は主熱交換器にて熱媒体を冷却することにより行い、その後、微妙な温度調整用の熱交換は熱電冷却素子を用いた副熱交換器にて行うようにしたので、送出される熱媒体の温度を適正にコントロールできるのみならず、装置自体を小型化することができ、しかも特に貯留槽の蓋部に熱電冷却素子を設けて一体化しているので、その設置スペースも大幅に削減することができる。
請求項3に係る発明によれば、熱交換フィンの作用により、副熱交換器における熱交換効率をより向上させることができる。
請求項7に係る発明によれば、必要時には熱媒体は、主熱交換器をバイパスされて副熱交換器に直接導入されてここで加熱昇温され、加熱状態で温度被制御体に流してこれを加熱することができる。

以下に、本発明に係る熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る熱媒体循環装置を用いた熱処理装置の一実施例を示す断面図、図2は本発明に係る熱媒体循環装置を示す構成図、図3は貯留槽の蓋部を示す横断面図、図4は熱媒体の流れを示す図である。
本実施例では、枚葉式の熱処理装置として成膜処理を行う場合を例にとって説明する。この熱処理装置2は、例えばアルミニウム等により内部が円筒状或いは箱状に成形された処理容器4を有しており、この処理容器4内には、処理容器4の底部6より起立させた円筒状の載置台支持基台8が設けられている。尚、この支持基台8を容器側壁で支持させてもよい。この載置台支持基台8は例えばアルミニウム等の耐腐食性材料により形成される。この円筒状の載置台支持基台8の上部に、平面リング状のガス流安定フランジ部10を設け、更に、このフランジ部10より内側方向へ僅かに突出させてリング状に支持棚部12が形成されている。そして、この支持棚部12上に、円板状の載置台14の周縁部を当接させて載置している。この載置台14は、例えば厚さが3〜4mm程度のSiCにより形成されている。そして、この載置台14の直径は、この載置台14上に載置されて処理されるべき半導体ウエハWのサイズにより異なり、例えば8インチサイズのウエハを処理する場合には、載置台14の直径は24cm程度になされる。
そして、上記ガス流安定フランジ部10の内周部からは、例えばアルミニウム製の円筒体状の反射板16が下方向に向かって延びるように形成されており、この内面が反射面となっている。この反射板16の下端は、上記処理容器4の底部6からは、僅かに離間されており、浮いた状態となっている。
そして、上記載置台支持基台8のガス流安定フランジ部10の内周部から上記載置台14の周縁部の上方側に円形リング状のシールドリング18が設けられている。
また、この載置台14の下方には、複数本、例えば3本のL字状のリフタピン20(図1では2本のみ示す)が上方へ起立させて設けられており、この各リフタピン20の基部を連結するリング状の連結部材22を処理容器4の底部6に貫通して設けられた押し上げ棒24により上下動させることにより、上記リフタピン20を載置台14に貫通させて設けたリフタピン穴26に挿通させてウエハWを持ち上げ得るようになっている。このリフタピン20は石英等の熱線透過材料により形成される。また、反射板16の一部には、リフタピン20を貫通してこの上下動を許容する長孔(図示せず)が形成されている。
上記押し上げ棒24の下端は、処理容器4において内部の気密状態を保持するために伸縮可能なベローズ28を介してアクチュエータ30に接続されている。
また、載置台14の直下の容器底部6には、石英等の熱線透過材料よりなる透過窓32が気密に設けられており、この下方には、透過窓32を囲むように箱状に区画壁34を形成してこの内部にランプ室36を構成している。このランプ室36内には加熱手段として複数個の加熱ランプ38が反射鏡も兼ねる回転台40に取り付けられており、この回転台40は、回転軸42を介してランプ室36の底部に設けた回転モータ44により回転される。従って、この加熱ランプ38より放出された熱線は、透過窓32を透過して載置台14の下面を照射してこれを加熱し得るようになっている。
また、上記ガス流安定フランジ部10の外周側には、多数の整流孔46を有する、例えばアルミニウム製のリング状の整流板48が、処理容器4の側壁4Aとの間で連結されるように支持させて設けられている。この整流板48の下方の底部6には排気口50が設けられ、この排気口50には図示しない真空ポンプに接続された排気路52が接続されており、処理容器4内を所定の真空度に真空引きし得るようになっている。また、処理容器4の側壁4Aには、ウエハを搬出入する際に開閉されるゲートバルブ54が設けられる。
一方、上記載置台14と対向する処理容器4の天井部56には、処理ガス等を処理容器4内へ導入するためにガス供給手段としてのシャワーヘッド部58が設けられている。具体的には、このシャワーヘッド部58は、例えばアルミニウム等により円形箱状に成形されたヘッド本体60を有し、この天井部には流量制御された必要な処理ガスを導入するガス導入口62が設けられている。
上記ヘッド本体60の下面であるガス噴射面には、ヘッド本体60内へ供給されたガスを放出するための多数のガス噴射孔64が面内の略全体に配置されており、ウエハ表面に亘ってガスを放出するようになっている。
また、ヘッド本体60内には、多数のガス分散孔66を有する拡散板68が配設されており、ウエハ面に、より均等にガスを供給するようになっている。
そして、ここでは通常の熱処理時には、処理容器4、シャワーヘッド部58及びランプ室36を区画する区画壁34は、これらが過度に昇温することを防止するために、温度制御の対象、すなわち温度被制御体となる。そのため、上記処理容器4の側壁4A、シャワーヘッド部48のヘッド本体60の側壁及びランプ室36を区画する区画壁34には、それぞれ熱媒体を流すための熱媒体ジャケット70A、70B、70Cが形成されている。
図2に示すように、各熱媒体ジャケット70A、70B、70Cには、熱媒体循環装置72により温度制御された熱媒体が供給されるようになっている。ここで熱媒体としては、例えば水(冷却水、或いは加熱用の温水を含む)が用いられる。
具体的には、この熱媒体循環装置72は、熱媒体74を一時的に貯留するための貯留槽76を途中に介設した熱媒体循環系78を有している。この熱媒体循環系78の途中は、3本に分岐されて並列に流れる分岐路80A、80B、80Cが形成されており、各分岐路80A、80B、80Cに、上記各熱媒体ジャケット70A、70B、70Cがそれぞれ介設されている。そして、各分岐路80A、80B、80Cには、開閉弁81A、81B、81C及び流量計83A、83B、83Cがそれぞれ介設されている。
上記貯留槽76の媒体出口82に接続される下流側の熱媒体循環系78には、熱媒体74を循環させる循環ポンプ84が介設されており、更に、その両側には開閉弁86A、86Bがそれぞれ介設されている。
また、この貯留槽76の上流側の熱媒体循環系78には、系内を流れる熱媒体と主たる熱交換を行うための主熱交換器88が介設されると共に、この主熱交換器88を必要時に迂回させて熱媒体を流すように主熱交換器88に対して並行となるようにバイパス路90が分岐して形成されている。そして、この主熱交換器88内には熱媒体が流れる内側パイプ89が設けられており、この入口側88Aに接続される熱媒体循環系78及び上記バイパス路90には、それぞれ切換開閉弁92A、92Bが介設されて、主熱交換器88とバイパス路90に対して選択的に熱媒体を流し得るようになっている。
そして、上記貯留槽76の蓋部94は、例えばアルミニウム、銅等の熱伝導性の良好な材料よりなり、この蓋部94に副熱交換器96を設けている。具体的には、図3にも示すように、この蓋部94内には、例えば蛇行状に形成された熱交換流路98が形成されており、この上流側の一端である熱媒体入口98Aは、上記主熱交換器88の内側パイプ89の出口側88Bに熱媒体循環系78を介して接続され、下流側の他端は貯留槽76内に向けて開放された熱媒体出口98Bとして形成され、副熱交換後の熱媒体を貯留槽76内に流下させて一時的に貯留するようになっている。
この蓋部94の上面には、例えばペルチェ素子よりなる板状の熱電冷却素子100が、その一面を上記蓋部上面に接合させて設けられている。これにより、上記蓋部94の熱交換流路98内を流れる熱媒体を、例えば冷却しつつ温度調整し得るようになっている。この板状の熱電冷却素子100は、図示例では2枚示しているが、実際には貯留槽76などの大きさにもよるが、例えば20枚程度平面的に配列して設けられることになる。
そして、この熱電冷却素子100の他端(上面)には、この熱電冷却素子100の他面(上面)にて発生した、例えば温熱を搬出して廃棄させるための熱廃棄ユニット102が取り付けられている。この熱廃棄ユニット102は、例えばアルミニウム、銅等の熱伝導性の良好な材料よりなるブロック体104に熱廃棄用熱媒体を流す熱交換路106を形成して構成されている。そして、上記主熱交換器88の容器内及び上記熱廃棄ユニット102の熱交換路106内をこの順序で順次、熱廃棄用熱媒体を流すように熱廃棄流路108が形成されており、この流路108にも、開閉弁119及び流量計112がその途中に介設されている。ここで、上記熱廃棄用熱媒体としては、例えば常温の市水(水道水)が用いられる。
一方、上記循環ポンプ84の下流側の熱媒体循環系78には、温度検出センサ部として例えば熱電対114が設けられており、ここに流れる熱媒体の温度を検出し得るようになっている。そして、この熱電対114の出力は、例えばマイクロコンピュータ等よりなる温度制御部116へ入力されており、この温度制御部116は、上記熱電対114の出力に基づいて上記熱電冷却素子100の出力を制御することにより、熱媒体の温度を制御し得るようになっている。
また、上記貯留槽76内には、これに貯留される熱媒体の液面を検知するレベルスイッチ118が設けられており、熱媒体の不足時には、熱媒体供給系120より、不足した熱媒体を供給し得るようになっている。
次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。
まず、ウエハ表面に例えばタングステン膜やタングステンシリサイド等の成膜処理を施す場合には、処理容器4の側壁4Aに設けたゲートバルブ54を開いて搬送アーム(図示せず)により処理容器4内にウエハWを搬入し、リフタピン20を押し上げることによりウエハWをリフタピン20側に受け渡す。そして、リフタピン20を、押し上げ棒24を下げることによって降下させ、ウエハWを載置台14上に載置する。
次に、図示しない処理ガス源から成膜ガス等の種々の必要なガスをシャワーヘッド部58へ所定量ずつ供給して、これをヘッド本体60の下面のガス噴射孔64から処理容器4内へ略均等に供給する。これと同時に、排気口50から内部雰囲気を吸引排気することにより処理容器4内を所定の真空度に維持し、且つランプ室36内の加熱ランプ38を回転させながら駆動し、熱エネルギを放射する。
放射された熱線は、透過窓32を透過した後、載置台14の裏面を照射してこれを加熱する。この載置台14は、前述のように数mm程度と非常に薄いことから迅速に加熱され、従って、この上に載置してあるウエハWを迅速に所定の温度まで加熱することができる。供給されたガスは所定の化学反応を生じ、例えばタングステン膜がウエハ表面に堆積し、形成されることになる。
ここで、成膜処理中には、上記加熱ランプ38からの熱線によって、ランプ室36の区画壁34、処理容器4の側壁4A及びシャワーヘッド部58等は、過度に高温状態に晒される恐れが生ずるが、本実施例では、これらに設けた各熱媒体ジャケット70A、70B、70Cに、ここでは略一定の温度に維持された冷却用の熱媒体を流して冷却しているので、過度に高温になることを防止することができる。
すなわち、図2にも示すように、貯留槽76に貯留されている熱媒体は、ここでは例えば20〜35℃程度に維持されて冷却媒体として機能し、これより熱媒体循環系78を介して送出され、各分岐路80A〜80Cを通った後に各熱媒体ジャケット70A〜70Cにそれぞれ流入して、処理容器4の側壁4A、シャワーヘッド部58及びランプ室36の区画壁34を冷却することになる。各熱媒体ジャケット70A〜70Cを流出した熱媒体は、上記熱交換によって例えば40〜50℃程度の高温状態になっており、この熱媒体は合流して主熱交換器88及び貯留槽76の蓋部94に設けた副熱交換器96内を順次流れ、この時、熱廃棄用熱媒体である常温の市水と順次熱交換されて、例えば20〜25℃程度まで冷却され、その後、再度循環使用される。
この時、主熱交換器88と副熱交換器96内を流れる熱媒体は、図4(A)において示されており、白抜き矢印122が熱媒体の流れを示す。すなわち、温度が20℃程度の市水が、熱廃棄流路108を介して主熱交換器88内及び熱廃棄ユニット102内の熱交換路106内を、この順序で流れている。他方、ここではバイパス路90に介設した切換開閉弁92Bは閉になされ、熱媒体循環系78に介設した切換開閉弁92Aは開になされており、従って、熱媒体である冷却水は、主熱交換器88内の内側パイプ89及び蓋部94の熱交換流路98内を順次流れる。この時、熱電冷却素子100は、下面側に冷熱が発生し、上側面に温熱が発生するように動作される。従って、熱処理装置2側より循環されてくる熱媒体は前段に設けた主熱交換器88にて主たる熱交換が行われてその温度がかなり低下されて、例えば27〜29℃程度まで冷却される。そして、次に副熱交換器96にて僅かな温度、例えば数℃程度、更に冷却されて20〜25℃程度になる。
ここで、循環ポンプ84の下流側の熱媒体循環系78には熱電対114を設けてここに流れる熱媒体の温度を常時検出し、これを温度制御部116へ入力している。この温度制御部116は、上記熱電対114での温度検出値が予め設定された値を維持するように、上記熱電冷却素子100に投入する電力を制御している。これにより、熱媒体循環系78を送出される熱媒体の温度は予め設定された所定の値に略維持されることになる。
また、熱廃棄流路108内を流れる市水は、最初に熱媒体同士の温度差が大きくなるように主熱交換器88内に流し、次に、熱媒体同士の温度差が小さくなるように副熱交換器96の熱廃棄ユニット102内に流すようにしたので、その分、貯留槽76内の熱媒体74の温度制御を適正に行うことが可能となる。
また、図示するように、全体として比較的構造が簡単なので、従来装置で用いている大型のチラー装置と比較して、設備コストを削減できるのみならず、占有スペースも大幅に減少させることが可能となる。
これに対して、熱処理装置2のメンテナンス時等のように、処理容器4内を開放する場合には、開放に伴って清浄空気が処理容器4内に流入してこれが冷えている処理容器4の側壁4Aや冷えているシャワーヘッド部58と接触して清浄空気中の水分が結露すると問題を生ずるので、この場合には、前述とは逆に、処理容器4の側壁4Aやシャワーヘッド部58等を加熱してメンテナンス時に結露が生じないようにする。或いは、また、処理容器4を開放する場合には、処理容器4の内壁に付着した反応副生成物が容易に空気中の水分を吸着して反応することもあるが、上述のように処理容器4の側壁やシャワーヘッド部58を加熱し、これを防ぐようにする。
この時の熱媒体の流れは図4(B)に示される。すなわち、熱廃棄流路108内を流れる市水は図4(A)に示す場合と同様に流すが、熱媒体に関しては、主熱交換器88内にこれを流さないようにするために、内部パイプ89の入口側188Aの切換開閉弁92Aを閉じ、代わりにバイパス路90の切換開閉弁92B開き、このバイパス路90内に沿って熱媒体を流す。更に、熱媒体を加熱するために副熱交換器96における熱電冷却素子100に対する通電方向を前述した場合とは逆方向になるように動作してこの下面に温熱を発生させ、上面に冷熱を発生させる。
これにより、所定の温度、例えば50℃程度に熱媒体が加熱されて循環されて行くことになる。
実際に、本発明装置を作成してその評価を行ったところ、同じ冷却能力のもとで、従来のチラー装置と比較して占有スペースは25.5〜35%程度も削減することができた。また、消費電力については、従来のチラー装置が20KVAであるのに対して、本発明装置(20枚のペルチェ素子を使用)の場合には2KW(ワット)であり、消費電力を大幅に減少させることができた。
尚、ここでは熱媒体を一時的に貯留する貯留槽76を設けた場合を例にとって説明したが、この貯留槽76を設けないようにして、熱媒体を一時的に貯留することなく熱媒体循環系78内に連続的に流すようにしてもよい。
次に、本発明の変形例について説明する。
図5は本発明の変形例の副熱交換器を示す横断面図、図6は図5中のA−A線矢視断面図である。ここでは、副熱交換器96の熱交換流路98内に、複数の熱交換フィン124を設け、これに熱媒体を直接的に接触させるようになっている。この熱交換フィン124は、熱伝導性の良好な材料、例えばアルミニウム、銅等よりなり、断面が略楕円状の熱交換フィン124を上記熱交換流路98内に起立させて設けている。この熱交換フィン124は熱媒体の流れ方向に沿って所定の間隔で多数設けられている。
これによれば、熱交換フィン124を設けた分だけ、熱媒体との熱交換効率を向上させることができる。この場合、熱交換フィンを更に薄く形成して、熱媒体の流れ方向に対して、所定の角度、例えば45度程度だけ傾けて設けるようにし、熱媒体に対する流体抵抗を抑制しつつ、高い熱交換効率を維持するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
図7は本発明の熱循環装置の第2の実施例を示す構成図である。尚、図2に示す構成部分と同一構成部分については同一参照符号を付して説明を省略する。
この第2の実施例では、蓋部94には熱交換流路98(図2参照)を設けておらず、これに代えて、上端を上記蓋部94にて支持させ、且つ下端を貯留槽76内の熱媒体74に浸漬させた複数のヒートパイプ126を設けている。これにより、熱媒体74の温熱をヒートパイプ126により上方まで汲み上げて、これを熱廃棄ユニット102で廃棄するようになっている。
この場合、貯留槽76に対する熱媒体入口98Aは、蓋部94に設けるのではなく、貯留槽76の上部側壁に設けて、循環して戻ってきて主熱交換器88から流出した熱媒体を、上記熱媒体入口98Aから直接的に貯留槽76内に導入するようになっている。
この第2の実施例の場合にも、先の実施例の場合と同様な作用効果を発揮することができる。
尚、上記実施例では温度被制御体として、処理容器4、シャワーヘッド部58、ランプ室36の区画壁34を例にとって説明したが、これらは単に一例を示したに過ぎず、冷却を必要とする部材には全て本発明を適用できるのは勿論である。
また、熱処理としては、成膜処理に限定されず、エッチング処理、酸化拡散処理、改質処理等の全ての熱処理に対して本発明を適用することができる。
また、被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、ガラス基板、LCD基板等についても適用することができる。
本発明に係る熱媒体循環装置を用いた熱処理装置の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る熱媒体循環装置を示す構成図である。 貯留槽の蓋部を示す横断面図である。 熱媒体の流れを示す図である。 本発明の変形例の副熱交換器を示す横断面図である。 図5中のA−A線矢視断面図である。 本発明の熱循環装置の第2の実施例を示す構成図である。
符号の説明
2 熱処理装置
4 処理容器(温度被制御体)
14 載置台
34 区画壁(温度被制御体)
38 加熱ランプ(加熱手段)
58 シャワーヘッド部(ガス供給手段:温度被制御体)
70A〜70C 熱媒体ジャケット
72 熱媒体循環装置
74 熱媒体
76 貯留槽
78 熱媒体循環系
84 循環ポンプ
88 主熱交換器
90 バイパス路
96 副熱交換器
98 熱交換流路
100 熱電冷却素子
102 熱廃棄ユニット
108 熱廃棄流路
114 熱電対(温度検出センサ部)
116 温度制御部
124 熱交換フィン
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (10)

  1. 熱媒体循環系に、温度制御の対象となる温度被制御体と、熱媒体と主たる熱交換を行う主熱交換器と、前記熱媒体を一時的に貯留する貯留槽と、循環ポンプとを介設してなる温度制御用の熱媒体循環装置において、
    前記主熱交換器の下流側の前記熱媒体循環系に、副熱交換器を介設し、
    前記副熱交換器は、
    前記貯留槽の蓋部に設けられて、一端に熱媒体入口を有し、他端に熱媒体出口を有す熱交換流路と、
    前記蓋部にその一面が接合された熱電冷却素子と、
    前記熱電冷却素子の他面に接合された熱廃棄ユニットとよりなり、
    前記熱媒体の温度制御を行うように構成したことを特徴とする熱媒体循環装置。
  2. 前記循環ポンプの下流側の前記熱媒体循環系に設けられた温度検出センサ部と、
    該温度検出センサ部の出力に基づいて前記熱電冷却素子の出力を制御する温度制御部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の熱媒体循環装置。
  3. 前記熱交換流路内には、これに流れる前記熱媒体と接触する複数の熱交換フィンが設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の熱媒体循環装置。
  4. 熱媒体循環系に、温度制御の対象となる温度被制御体と、熱媒体と主たる熱交換を行う主熱交換器と、前記熱媒体を一時的に貯留する貯留槽と、循環ポンプとを介設してなる温度制御用の熱媒体循環装置において、
    前記主熱交換器の下流側の前記熱媒体循環系に、副熱交換器を介設し、
    前記副熱交換器は、
    前記貯留槽の蓋部に設けられて下端が前記貯留槽内に貯留されている熱媒体に浸漬された複数のヒートパイプと、
    前記蓋部にその一面が接合された熱電冷却素子と、
    前記熱電冷却素子の他面に接合された熱廃棄ユニットとよりなり、
    前記熱媒体の温度制御を行うように構成したことを特徴とする熱媒体循環装置。
  5. 前記主熱交換器及び前記副熱交換器には、廃棄すべき熱を排出するための廃棄熱用熱媒体が、前記順序で流されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の熱媒体循環装置。
  6. 前記主熱交換器に対して前記熱媒体を迂回させるバイパス路を設けるように構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の熱媒体循環装置。
  7. 必要時には前記熱媒体は前記主熱交換器を迂回して前記バイパス路に流れると共に、前記熱電冷却素子は、前記熱媒体を加熱するように動作することを特徴とする請求項6記載の熱媒体循環装置。
  8. 前記熱電冷却素子は、ペルチェ素子であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の熱媒体循環装置。
  9. 前記温度被制御体は、被処理体に対して所定の処理を行う熱処理装置に用いられる処理容器と、必要なガスを供給するシャワーヘッド部と、加熱ランプを収容するランプ室の区画壁の内の少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の熱媒体循環装置。
  10. 真空引き可能になされた処理容器と、
    被処理体を載置する載置台と、
    必要なガスを前記処理容器内へ供給するガス供給手段と、
    前記被処理体を加熱する加熱手段と、
    請求項1乃至9のいずれかに記載の熱媒体循環装置とを備えたことを特徴とする熱処理装置。
JP2007279132A 2007-10-26 2007-10-26 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置 Expired - Fee Related JP4618288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007279132A JP4618288B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007279132A JP4618288B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001313219A Division JP2003121023A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008116199A JP2008116199A (ja) 2008-05-22
JP4618288B2 true JP4618288B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=39502262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007279132A Expired - Fee Related JP4618288B2 (ja) 2007-10-26 2007-10-26 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4618288B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8294068B2 (en) * 2008-09-10 2012-10-23 Applied Materials, Inc. Rapid thermal processing lamphead with improved cooling
KR101396559B1 (ko) 2012-06-22 2014-05-21 (주) 예스티 이중 냉매를 이용하는 가압 열처리장치
JP6088817B2 (ja) 2012-12-25 2017-03-01 株式会社Kelk 温度制御装置
KR101708490B1 (ko) * 2014-04-11 2017-02-21 에너진(주) 가열과 냉각이 가능한 등방압 프레스장치 및 이를 이용한 칩 부품의 제조방법
WO2023063391A1 (ja) * 2021-10-15 2023-04-20 東京エレクトロン株式会社 温度制御装置、基板処理装置および液量制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000267739A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Komatsu Ltd 流体温度制御装置
JP2001034344A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Komatsu Ltd 温度制御システム
JP2001090997A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Daikin Ind Ltd 氷蓄熱装置
JP2001124372A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Daikin Ind Ltd 氷蓄熱装置
JP2001263737A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Sanden Corp 保冷庫の蓄冷装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2519714B2 (ja) * 1987-03-30 1996-07-31 株式会社東芝 温水式暖房装置
JPH01292826A (ja) * 1988-05-20 1989-11-27 Toshiba Corp ウエハ加工装置
JPH04155770A (ja) * 1990-10-19 1992-05-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 燃料電池冷却システムとその制御方法
JP2855295B2 (ja) * 1991-07-26 1999-02-10 東京エレクトロン株式会社 冷却水供給装置
JPH0551294A (ja) * 1991-08-20 1993-03-02 Nikko Kyodo Co Ltd 気相成長装置
JP3297288B2 (ja) * 1996-02-13 2002-07-02 株式会社東芝 半導体装置の製造装置および製造方法
JPH10151631A (ja) * 1996-11-21 1998-06-09 Matsui Mfg Co 樹脂成形型の温度調節機
JPH10339517A (ja) * 1997-06-04 1998-12-22 Matsukueito:Kk 熱移動媒体の温度制御装置
JPH11312632A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Nikon Corp 温度制御装置および露光装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000267739A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Komatsu Ltd 流体温度制御装置
JP2001034344A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Komatsu Ltd 温度制御システム
JP2001090997A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Daikin Ind Ltd 氷蓄熱装置
JP2001124372A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Daikin Ind Ltd 氷蓄熱装置
JP2001263737A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Sanden Corp 保冷庫の蓄冷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008116199A (ja) 2008-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100602481B1 (ko) 열 매체 순환 장치 및 이것을 이용한 열처리 장치
TWI787307B (zh) 高壓及高溫退火腔室
JP6947914B2 (ja) 高圧高温下のアニールチャンバ
US6403927B1 (en) Heat-processing apparatus and method of semiconductor process
JP4819106B2 (ja) 基板処理装置及び温度調節装置
US7604042B2 (en) Cooling mechanism with coolant, and treatment device with cooling mechanism
JP3230836B2 (ja) 熱処理装置
JP4618288B2 (ja) 熱媒体循環装置及びこれを用いた熱処理装置
TW200409176A (en) System and method for cooling a thermal processing apparatus
TW200405415A (en) Wafer batch processing system and method
WO2005064659A1 (ja) 基板処理システムのための温度調節方法および基板処理システム
KR20040010620A (ko) 처리 장치 및 처리 방법
JP4158386B2 (ja) 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置
JP2010034491A (ja) アニール装置
JP4742431B2 (ja) 熱処理装置
JP2003037107A (ja) 処理装置及び処理方法
CN105074884A (zh) 基板处理装置
JP4791303B2 (ja) 基板処理装置およびこの装置に用いられる冷却手段、icの製造方法
JP2006203033A (ja) 熱処理装置
JPH07135182A (ja) 熱処理装置
TW202301586A (zh) 基板處理裝置、半導體裝置的製造方法及程式
JPH07273101A (ja) 枚葉式熱処理装置
JPH09280756A (ja) マルチ温度制御システム及び同システムが適用された反応処理装置
JP2004311648A (ja) 基板処理装置
JP2003037109A (ja) 熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4618288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees