JPH10339517A - 熱移動媒体の温度制御装置 - Google Patents

熱移動媒体の温度制御装置

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JPH10339517A
JPH10339517A JP14635397A JP14635397A JPH10339517A JP H10339517 A JPH10339517 A JP H10339517A JP 14635397 A JP14635397 A JP 14635397A JP 14635397 A JP14635397 A JP 14635397A JP H10339517 A JPH10339517 A JP H10339517A
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JP
Japan
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temperature
heat
transfer medium
heat transfer
heat exchanger
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Application number
JP14635397A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Kobayashi
茂信 小林
Toichi Tanaka
東一 田中
Masahiro Kikushima
正紘 菊島
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MATSUKUEITO KK
Original Assignee
MATSUKUEITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のヒートポンプにあっては、熱交換効率
は高いが、温度設定の分解能を細かくすることができ
ず、細かな温度設定が不可能であるといった問題があ
り、また、電子熱交換素子にあっては、冷却または加熱
を電子熱交換素子の電流制御によって非常に細かな温度
分解能で温度制御できるが、熱交換効率があまりよくな
いといった問題があった。 【解決手段】 ヒートポンプ等の冷却ガス冷却器1aか
らなる第1の熱交換器1と、ペルチェ素子等の電子熱変
換素子2aからなる第2の熱交換器2とを具備し、各熱
交換器によって冷却あるいは加熱された熱移動媒体を第
1、第2のタンク1c,3内に貯留すると共にポンプ8
a,8bによって移動媒体パイプ4d〜4fを介して被
冷加熱体5を冷却あるいは加熱するようにした熱移動媒
体の温度制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却あるいは加熱す
る必要のある被冷加熱体(例えば、病人の頭部や身体を
冷やす等に使用する枕やマット)を、予め設定した一定
温度で正確に冷却あるいは加熱することができると共
に、熱移動媒体の設定温度を細かく設定することができ
る熱移動媒体の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における冷加熱装置としては、冷媒
ガスの蒸発を利用した装置と、本出願人会社が出願した
(例えば、特開平8−84744号公報)ペルチェ素子
等の電子熱変換素子を利用した装置等がある。
【0003】前記冷媒ガスの蒸発を利用した装置とは、
公知のヒートポンプであってフロンガス等の冷媒が蒸発
する時の気化熱を利用して冷却し、あるいは、3方弁を
切り換えて前記冷媒が凝縮する時の気化熱を利用して加
熱するものであり、また、電子熱交換素子に電流を流す
ことにより冷却あるいは加熱された熱交換器に対して熱
媒体あるいは水を通過させることにより冷却あるいは加
熱するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したヒ
ートポンプにあっては、熱交換効率は高いが、温度設定
の分解能を細かくすることができず、細かな温度設定が
不可能であるといった問題があり、また、電子熱交換素
子にあっては、冷却または加熱を電子熱交換素子の電流
制御によって非常に細かな温度分解能で温度制御できる
が、熱交換効率があまりよくないといった問題があっ
た。
【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、熱交換効率が高い冷
媒ガスを使用した冷却装置と、細かな温度制御ができる
電子熱交換素子を使用した熱交換装置とを組み合わせる
ことにより、熱交換効率が高く、しかも、細かな温度制
御ができる熱移動媒体の温度制御装置を提供せんとする
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の熱移動媒体の温
度制御装置は前記した目的を達成せんとするもので、そ
の手段は、ヒートポンプ等の冷却ガス冷却器と、該冷却
器の冷媒流路によって内部に充填された熱移動媒体を冷
却あるいは加熱する第1のタンクとからなる第1の熱交
換器と、ペルチェ素子等の電子熱変換素子と、該電子熱
変換素子に取付けられ熱移動媒体を冷却あるいは加熱す
る第2の熱交換器と、前記第2の熱交換器によって冷却
あるいは加熱された熱移動媒体を貯留する第2のタンク
と、前記第1および第2のタンクと冷却あるいは加熱す
る必要のある被冷加熱体とを接続し、熱移動媒体を循環
させる移動媒体パイプと、前記被冷加熱体の入口側と出
口側の温度を検出する一対の温度検出器と、前記被冷加
熱体を何度で冷却あるいは加熱するかを設定する温度設
定器と、前記一対の温度検出器からの温度平均値と、前
記温度設定器で予め設定した温度との温度差が小さい場
合には前記第2の熱交換器のみを制御する信号を、ま
た、入口側温度検出器との温度差が大きい場合には前記
第1の熱交換器をも制御する信号を送出する温度制御器
とを具備したものである。
【0007】また、前記第2の熱交換器を2台以上設置
すると共に、前記第2のタンクを前記第1のタンクと直
列的に前記移動媒体パイプで接続することが望ましく、
さらに、前記第1、第2のタンクの上面を傾斜面あるい
は半球面に形成すると共に、出口側の移動媒体パイプを
傾斜面あるいは半球面の最頂部分に接続してタンク内の
空気を排出するようにすることが望ましい。
【0008】また、前記第1、第2のタンクおよび前記
移動媒体パイプ内を循環させるためのポンプを2台並列
接続すると共に流路切換器を接続し、かつ、前記移動媒
体パイプ内を流れる熱移動媒体が停止したことを検出す
る流体検出器を接続し、該流体検出器が熱移動媒体の停
止を検出した時に、前記流路切換器を他のポンプ側に切
換えると共に、該ポンプを駆動するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る熱移動媒体の
温度制御装置の実施の形態を図面と共に説明する。図1
は全体の構成を示すブロック図であり、1は熱交換効率
の高い冷媒ガスを利用した第1の熱交換器にして、ヒー
トポンプ1aと、該ヒートポンプ1aに接続された冷媒
流路1bと、該冷媒流路の外周に巻回された第1のタン
ク1c、前記ヒートポンプ1aを放熱するための放熱器
1dおよび該放熱器1dを冷却するファン1eより構成
されている。なお、前記ヒートポンプ1には後述する温
度制御器13よりの信号によってオン・オフするスイッ
チ1fを介して電源に接続されている。
【0010】前記第1のタンク1cは図2(a),(b) に示
すように、上面1c1 がテーパー状あるいは半球状に形
成されている。また、該第1のタンク1cは外部環境温
度に影響されないように、外周を断熱材(図示せず)に
よって覆い、タンク内の熱移動媒体が温度変化しないよ
うに構成されている。
【0011】2は電流制御により非常に細かな温度分解
能で冷却または加熱制御が行なえる第2の熱交換器にし
て、ペルチェ素子等の電子熱交換素子2aと、該電子熱
交換素子2aに固着された熱変換器2bと、前記電子熱
交換素子2aを放熱するための放熱器2cおよび該放熱
器2cを冷却するファン2dとより構成されている。
【0012】3は前記した第1のタンク1cと同様な形
状に形成されると共に、外周を断熱材で覆った第2のタ
ンクである。そして、本実施の形態にあっては、第2の
熱交換器2と第2のタンク3とがそれぞれ一対配置され
ている。4aは前記各第2の熱変換器2b内に密着状態
で挿通された媒体移動パイプにして、熱変換器2bによ
って冷却または加熱された熱移動媒体は、媒体移動パイ
プ4aを介して第2のタンク3内に流入される。
【0013】また、4bは第2のタンク3における上面
3aの最頂部に接続された媒体移動パイプにして、先端
は前記第2の熱交換器2における熱変換器2b内に挿入
されているので、第2のタンク3内に貯留された熱移動
媒体は、この媒体移動パイプ4bを介して次の第2の熱
交換器2における熱変換器2b内に供給される。
【0014】4cは第2段目の第2のタンク3における
上面3aの最頂部に接続された媒体移動パイプにして、
カプリング4c1 を介して冷却あるいは加熱する必要の
ある被冷加熱体5(例えば、水枕や冷却マット)の入口
側に接続されている。この媒体移動パイプ4cの途中に
は感温素子6aが取付けられ、この感温素子6aには温
度変化を電気信号に変えて出力する温度検出器6が接続
されている。
【0015】4dは前記第1のタンク1cにおける上面
1c1 の最頂部に接続された媒体移動パイプにして、先
端は最初の第2の熱交換器2における熱変換器2b内に
挿入されているので、第1のタンク1c内に貯留された
熱移動媒体は、この媒体移動パイプ4dを介して第2の
熱交換器2における熱変換器2b内に供給される。
【0016】4eは前記被加熱体5の出口側とカプリン
グ4e1 を介して流路切換器7とを接続する媒体移動パ
イプにして、この媒体移動パイプ4eの途中には感温素
子6a′が取付けられ、この感温素子6a′には温度変
化を電気信号に変えて出力する温度検出器6′が接続さ
れている。
【0017】流路切換器7の出口側は2つに分岐され、
それぞれポンプ8a,8bを介して流体検出器9に接続
されている。この流体検出器9は流体である熱移動媒体
が流れなくなると信号を送出するもので、該出力は前記
流路切換器7と切換スイッチ10とに出力される。
【0018】例えば、熱移動媒体が流路切換器7からポ
ンプ8aを介して流体検出器9に流れている場合におい
て、ポンプ8aが何らかの原因で停止したとすると、流
体検出器9は熱移動媒体を検出しなくなるので、信号を
流路切換器9と切換スイッチ10に出力する。従って、
流路切換器7はポンプ8b側に流路を切換え、かつ、ポ
ンプ8bが駆動を開始して流体検出器9に熱移動媒体が
流れるようになる。なお、11は流路がポンプ8b側に
切換えられた時に点灯するポンプ動作モニター用の発光
ダイオードである。
【0019】4fは前記流体検出器9と第1のタンク1
cの入口側とを接続する媒体移動パイプである。12は
前記2つの第2の熱交換器2における電子熱変換素子2
aを各別に制御するための電流を出力する2つのドライ
バー回路にして、それぞれ2個のトランジスターの組み
合わせによって構成されている。
【0020】13は前記温度検出器6,6′よりの出力
を温度に換算し平均値を算出し温度設定器14と比較
し、温度設定器14よりの温度が高かった場合には、電
子熱交換素子2aの温度を低下させる出力を送出し、ま
た、逆の場合には電子熱交換素子2aの温度を上げる出
力を送出する。この出力を受けたドライバー回路12
は、それぞれの電子熱交換素子2aに対して温度を低下
あるいは上昇させる電流を供給し、被冷加熱体5の温度
が一定になるように制御する。
【0021】さらに、前記電子熱交換素子2aのみでは
所定温度に設定できない場合には、第1の熱交換器1に
おけるヒートポンプ1aを電源に接続して、温度検出器
6の温度と温度設定器14の設定温度とを比較し、温度
設定器14よりの温度が高かった場合には、ヒートポン
プ1aを冷却動作させ、また、逆の場合には、冷却を停
止させる動作を行い十分な熱交換が行なわれるようにす
る。なお、14は被冷加熱体5を何度に制御するかを設
定するための温度設定器である。
【0022】次に、前記した構成に基づいて動作を説明
する。先ず、被冷加熱体5を何度に冷却するか、あるい
は、何度に加熱するかを温度設定器14によって設定す
る。該温度設定器14による設定が行なわれると、温度
制御器13よりスイッチ1fに対してオン信号が出力さ
れて、該スイッチ1fは閉じられる。これにより、第1
の熱交換器1におけるヒートポンプ1aが動作して冷媒
を冷却あるいは加熱する。
【0023】この冷媒が冷却あるいは加熱されると、該
冷媒が循環する冷媒流路1bによって第1のタンク1c
内の熱移動媒体(例えば、水)が効率よく冷却あるいは
加熱される。また、前記温度制御器13よりドライバー
回路12に対して冷却あるいは加熱信号が出力されるの
で、該ドライバー回路12より2つの第2の熱交換器2
における電子熱交換素子2aに対して熱変換器2bを冷
却あるいは加熱する信号が出力され、該熱交換機2bを
冷却あるいは加熱する。
【0024】この状態において、ヒートポンプ1aにも
電源が供給されているので、第1のタンク1c、第2の
タンク3内に充填されている熱移動媒体が、媒体移動パ
イプ4d〜14内を流れて被冷加熱体5を介して循環す
る。この熱移動媒体の温度は常時温度検出器6,6′に
よって検出されているので、その温度信号は温度制御器
13に送出され、該温度制御器13は前記温度設定器1
4で設定した温度になったか否かを監視する。
【0025】そして、予め設定した温度に略達すると、
温度制御器13はスイッチ1fをオフ状態となし、第1
の熱交換器1を停止状態にすると共に、ドライバー回路
12から電子熱交換素子2aに流れていた電流はさらに
細かく制御され、第2の熱交換器2が予め予定した温度
に達するように温度制御される。
【0026】このように被冷加熱体5は一定温度で冷却
あるいは加熱されるが、該被冷加熱体5の負荷によって
温度が予め設定した温度から外れると、温度検出器6,
6′で検出する温度の平均値に差が生じるので、これを
検出した温度制御器13は前記差分を補正する信号をド
ライバー回路12に出力し、該ドライバー回路12は前
記差分を補正する電流を電子熱交換素子2aに流して、
熱変換器2b内を流れる熱移動媒体を冷却あるいは加熱
する。
【0027】また、被冷加熱体5に加わる負荷が大きく
変動し、温度検出器6′で検出する温度の差分が第2の
熱交換器2のみでは迅速に対応できない程大きくなった
場合には、温度制御器13は第1の熱交換器1に対して
スイッチ1fを閉じる信号を出力し、第1のタンク1c
内の熱移動媒体を効率よく冷却あるいは加熱して設定温
度に早く達する制御を行なう。以上のような制御を繰り
返し行い、被加熱体5を設定温度に迅速、かつ、細かい
温度分解能で冷却あるいは加熱することができるもので
ある。
【0028】前記温度制御を行なっている時に、何らか
の原因でポンプ8aが停止した場合には、流体検出器9
が流体の流れを検出しなくなるので、該流体検出器9は
流路切換器7と切換スイッチ10とに切換え出力を送出
する。これにより、流路切換器7がポンプ8b側に切換
えられると共に切換スイッチ10も切換えられ、以降は
ポンプ8bによって熱移動媒体の循環が行なわれる。ま
た、前記切換えが行なわれると、ポンプ動作モニタ用の
発光ダイオード11が点灯される。
【0029】なお、前記した本実施の形態にあっては、
第2の熱交換器2を2台直列的に接続し、細かな温度分
解能で被冷加熱体5を冷却あるいは加熱する場合を示し
たが、より細かな温度分解能で制御する場合には、直列
的に第2の熱交換器2を2台以上接続することが望まし
く、逆に細かな温度分解能を必要としない場合には、1
台の第2の熱交換器2でもよい。
【0030】また、本実施の形態にあっては、第1およ
び第2のタンク1c,3の上面2a 1 をテーパー状ある
いは半球状に形成し、かつ、出口側の媒体移動パイプ4
b,4c,4dを最頂部分に接続したのは、タンク1
c,3内に空気が溜まらないようにするためである。
【0031】さらに、前記した温度設定器14は特定温
度を手動で設定することができ、また、時間経過により
設定温度が変化するプログラムによる自動温度傾斜設定
もできるようにすることができ、さらに、温度設定器1
4の設定温度データを出力するようにもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明は前記したように、ヒートポンプ
等の冷却ガス冷却器からなる第1の熱交換器と、ペルチ
ェ素子等の電子熱変換素子からなる第2の熱交換器とを
具備し、各熱交換器によって冷却あるいは加熱された熱
移動媒体を第1、第2のタンク内に貯留すると共にポン
プによって移動媒体パイプを介して被冷加熱体を冷却あ
るいは加熱するようにしたので、熱交換効率の高い前記
第1の熱交換器によって迅速に設定温度で被冷加熱体を
冷却あるいは加熱でき、かつ、細かい温度分解能が可能
な前記第2の熱交換器によって細かい温度で微妙な冷却
あるいは加熱が行なえる。
【0033】また、前記第2の熱交換器を2台以上設置
すると共に、前記第2のタンクを直列的に接続すること
により、より細かな温度制御が可能となり、さらに、前
記第1、第2のタンクの上面を傾斜面あるいは半球面と
なし、かつ、前記移動媒体パイプの出口側を前記傾斜面
あるいは半球面の最頂部分に接続することにより、順路
中に空気が入ることがなくなり、効率的な熱交換ができ
る。
【0034】さらに、順路中の熱移動媒体を循環させる
ための前記ポンプを2台並列接続すると共に流路切換器
によって何れかのポンプを選択できるようにし、かつ、
熱移動媒体の流れを検出する流体検出器によって、熱移
動媒体の流れが停止したのを検出するようにしたので、
熱移動媒体の流れが停止した時に、前記流路切換器を切
り換えて他のポンプによって連続して熱移動媒体の循環
を行なうことができ、従って、被冷加熱体を連続して冷
却あるいは加熱できて安全性の面でも優れている等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱移動媒体の温度制御装置全体の
ブロック図である。
【図2】(a),(b) は同上に使用するタンクの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の熱交換器 1a 冷却ガス冷却器 1b 冷媒流路 1c 第1のタンク 2 第2の熱交換器 2a 電子熱交換素子 2b 熱変換器 3 第2のタンク 4d〜4f 媒体移動パイプ 5 被冷加熱体 6,6′ 温度検出器 7 流路切換器 8a,8b ポンプ 9 流体検出器 13 温度制御器 14 温度設定器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートポンプ等の冷却ガス冷却器と、該
    冷却器の冷媒流路によって内部に充填された熱移動媒体
    を冷却あるいは加熱する第1のタンクとからなる第1の
    熱交換器と、 ペルチェ素子等の電子熱変換素子と、該電子熱変換素子
    に取付けられ熱移動媒体を冷却あるいは加熱する第2の
    熱交換器と、 前記第2の熱交換器によって冷却あるいは加熱された熱
    移動媒体を貯留する第2のタンクと、 前記第1および第2のタンクと冷却あるいは加熱する必
    要のある被冷加熱体とを接続し、熱移動媒体を循環させ
    る移動媒体パイプと、 前記被冷加熱体の入口側と出口側の温度を検出する一対
    の温度検出器と、 前記被冷加熱体を何度で冷却あるいは加熱するかを設定
    する温度設定器と、 前記一対の温度検出器からの温度平均値と、前記温度設
    定器で予め設定した温度との温度差が小さい場合には前
    記第2の熱交換器のみを制御する信号を、また、入口側
    温度設定器との温度差が大きい場合には前記第1の熱交
    換器をも制御する信号を送出する温度制御器と、 を具備したことを特徴とする熱移動媒体の温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の熱交換器を2台以上設置する
    と共に、前記第2のタンクを前記第1のタンクと直列的
    に前記移動媒体パイプで接続したことを特徴とする請求
    項1記載の熱移動媒体の温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2のタンクの上面を傾斜面
    あるいは半球面に形成すると共に、出口側の移動媒体パ
    イプを傾斜面あるいは半球面の最頂部分に接続してタン
    ク内の空気を排出するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の熱移動媒体の温度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2のタンクおよび前記移動
    媒体パイプ内を循環させるためのポンプを2台並列接続
    すると共に流路切換器を接続し、かつ、前記移動媒体パ
    イプ内を流れる熱移動媒体が停止したことを検出する流
    体検出器を接続し、該流体検出器が熱移動媒体の停止を
    検出した時に、前記流路切換器を他のポンプ側に切換え
    ると共に、該ポンプを駆動するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の熱移動媒体の温度制御装置。
JP14635397A 1997-06-04 1997-06-04 熱移動媒体の温度制御装置 Pending JPH10339517A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003033973A1 (fr) * 2001-10-10 2003-04-24 Tokyo Electron Limited Dispositif de circulation de fluide chauffant et equipement de traitement thermique faisant appel audit dispositif
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CZ310032B6 (cs) * 2021-04-09 2024-05-22 SUNPOWER s.r.o. Systém skladování a distribuce energie pro zvýšení energetické udržitelnosti provozů

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