JP4616861B2 - 信号伝送回路及び信号伝送システム - Google Patents

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    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/028Arrangements specific to the transmitter end

Description

本発明は、信号伝送回路及び信号伝送システムに関する。
GHz帯のパルスクロックを有するシステムは、抵抗損失、RCによる遅延・損失、誘電損失等のために、配線を長くすることができない。しかし、ブロック間等の通信において、長い配線が益々重要になっており、例えば、LANケーブルは、メタル配線で100Gbps等の高速伝送が要求されている。
ブロック間の配線は、分布定数回路的に表現した伝送線路と見なすことができ、損失特性を予知して、それをプリエンファシス(pre-emphasis)やディエンファシス(de-emphasis)を施して伝送したり、イコライザ(equalizer)による波形レベルの調整などにより補正することで、高速伝送に対応することができる。
イコライザとして、例えば、伝送線路間に抵抗とコンデンサを並列接続し、この並列接続による回路の入・出力とグランド間のそれぞれに抵抗とインダクタを直列接続したπ型の構成によるイコライザが知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、コンデンサは補償帯域に対して低インピーダンスのものを用い、インダクタは補償帯域に対して高インピーダンスのものを用いる。
イコライザやプリエンファシスにおいては、ビット幅の線路が同一構造で、波形の乱れが一定であれば、それなりに波形制御が可能であり、LANケーブルの場合、100mを1Gbpsで伝送することができる。
しかし、これらの波形変形を送信側の出力段のトランジスタ回路で作ることは、クロック信号より1桁高い周波数特性を持つトランジスタが必要になる。これに対し、パッシブ(passive)回路は、その寄生特性を小さくすれば、基本的に非線形な周波数特性を持たないため、高度なトランジスタ回路技術を必要としないだけでなく、電力も活性的に消費しない。従って、パッシブ回路は、各種の回路の信号系に挿入するのみで、簡単に高速伝送が可能になる。
次に、受信側で特性を改善する手段として、代表的なものにディエンファシスがある。ディエンファシスは、受信端での波形振幅が小さくなると、途中でクロストーク信号が重畳され、誤動作の原因になる。このクロストークを低減するには、伝送線路の電磁波の広がりを小さくすればよく、代表的なものに同軸ケーブルがある。
更に、伝送線路で問題になる現象に反射がある。伝送線路においては、不連続点で反射して戻ったエネルギーが戻り側に有る不連続点で再び反射して多重反射を繰り返し、共振などを起こすと、全く想像がつかないような伝送波形になる。従って、多重反射を生じないようにする必要がある。
特開2006−191355号公報
本発明の目的は、メタルによる伝送線路において高帯域伝送を可能にした信号伝送回路及び信号伝送システムを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の信号伝送回路及び信号伝送システムを提供する。
]第1及び第2の出力端子から差動信号伝送線路へ差動信号を出力する送信回路と、前記第1の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第1のキャパシタ及び第1の抵抗からなる第1の並列回路と、前記第1の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第1のインダクタ及び第2の抵抗からなる第1の直列回路と、前記第2の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第2のキャパシタ及び第3の抵抗からなる第2の並列回路と、前記第2の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第2のインダクタ及び第4の抵抗からなる第2の直列回路と、を備えたことを特徴とする信号伝送回路。
]差動信号を伝送する差動信号伝送線路と、第1及び第2の出力端子から前記差動信号伝送線路へ前記差動信号を出力する送信回路と、前記差動信号伝送線路からの信号を受信する受信回路と、前記第1の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第1のキャパシタ及び第1の抵抗からなる第1の並列回路と、前記第1の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第1のインダクタ及び第2の抵抗からなる第1の直列回路と、前記第2の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第2のキャパシタ及び第3の抵抗からなる第2の並列回路と、前記第2の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第2のインダクタ及び第4の抵抗からなる第2の直列回路と、を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
]前記差動信号伝送線路は、そのペアになる一対の配線の間隔dに対して、隣接する配線が2d以上離れていることを特徴とする前記[]に記載の信号伝送システム。
]前記送信回路は、その出力波形の立ち上がり時間をtr、立ち下がり時間をtf、前記差動信号伝送線路の特性インピーダンスをZ、前記キャパシタの静電容量をCとするとき、tr≧CZ、またはtf≧CZの関係を満足することを特徴とする前記[]に記載の信号伝送システム。
]前記送信回路は、その出力波形の立ち上がり時間をtr、立ち下がり時間をtf、前記第2の抵抗をR、前記インダクタのインダクタンスをLとするとき、tr≧L/R、またはtf≧L/Rの関係を満足することを特徴とする前記[]に記載の信号伝送システム。
]前記伝送線路は、電源グランドペア伝送線路を併設していることを特徴とする前記[]に記載の信号伝送システム。
請求項1の信号伝送回路によれば、メタルによる伝送線路において高帯域伝送を可能にすることができる。
請求項の信号伝送システムによれば、メタルによる伝送線路において高帯域伝送を可能にすることができる。
請求項の信号伝送システムによれば、伝送信号の再反射及びクロストークを低減することができる。
請求項の信号伝送システムによれば、立ち上がり時間と立ち下がり時間がほぼ同じスパイク波形を得ることができる。
請求項の信号伝送システムによれば、立ち上がり時間と立ち下がり時間がほぼ同じスパイク波形を得ることができる。
請求項の信号伝送システムによれば、伝送線路に接続された回路に電源グランドペア伝送線路を通して電源を供給することができる。
[第1の実施の形態]
(信号伝送回路の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る信号伝送システムを示す回路図である。
信号伝送システム100は、信号伝送回路10と、信号伝送回路10に接続されたメタルによるシングルエンド伝送線路30と、シングルエンド伝送線路30に接続された受信回路としてのレシーバ40とを備えて構成されている。
信号伝送回路10は、送信信号を出力する送信回路としてのドライバ11と、第1の抵抗13にキャパシタ12が並列接続された並列回路及びインダクタ16に第2の抵抗17が直列接続された直列回路とからなるパッシブイコライザ1とを備えて構成されている。
キャパシタ12及び第1の抵抗13の各一端はドライバ11の出力端に接続され、キャパシタ12及び第1の抵抗13の各他端が共通接続された出力側接続点14とグランド15との間にインダクタ16と第2の抵抗17が直列にして接続されている。
レシーバ40は、受信信号を少しでも大きくできるように、入力静電容量を小さくしてシングルエンド伝送線路30からの信号をハイインピーダンスで受ける構成になっている。換言すれば、全反射に近い形で動作可能な構成になっている。
第2の抵抗17は、直流時におけるインダクタ16のインピーダンスを確保する目的のほか、シングルエンド伝送線路30からレシーバ40の入力端に到達した信号が上記入力端で全反射し、シングルエンド伝送線路30を逆流してパッシブイコライザ1の送信端に戻った反射波を吸収し、再反射を防止する目的で設けられている。
(信号伝送システムの動作)
次に、図を示して信号伝送システム100の動作を説明する。
図5は、パッシブイコライザ1を通過前と通過後の波形を示し、(a)はインダクタ16と第2の抵抗17を設けない構成においてキャパシタ12がシングルエンド伝送線路30の特性インピーダンスに見合ったRC時定数で放電した場合の波形図、(b)は(a)と同じ条件で(a)よりもクロック時間が短くなった場合の波形図、(c)は(b)と同じ条件でインダクタ16と第2の抵抗17を設けた場合の波形図である。なお、図5の(a)及び(b)は、インダクタ16と第2の抵抗17を接続しない場合である。
まず、インダクタ16と第2の抵抗17が設けられていない場合の動作を説明する。ドライバ11は、図5に示す入力信号Siに応じた送信信号(出力信号)を、キャパシタ12と第1の抵抗13からなる並列回路を介してシングルエンド伝送線路30へ出力され、レシーバ40により受信される。
ドライバ11から出力される送信信号において、急峻に変化する立ち上がり及び立ち下がりの部分では、インピーダンスがほぼ0の状態でキャパシタ12に瞬時的に充電される。そして、図5の(a)に示すように、キャパシタ12と第1の抵抗13のRC時定数で放電し、0レベルまで尾を引く出力信号Ss(パッシブイコライザ1の出力電圧)になる。
出力信号Ssは、入力信号Siがオフになる時点では、キャパシタ12の電荷の放電によりマイナス側に振れ、プラス側の時と同じRC時定数で0レベルに収束する。この波形は、典型的なディエンファシス波形の特性である。
次に、ドライバ11の出力信号がHまたはLの安定状態(一定電圧値)になると、キャパシタ12は出力信号に対して高インピーダンスになり、第1の抵抗13のみがドライバ11の出力端に挿入された状態になり、ドライバ11の出力信号の振幅は第1の抵抗13の抵抗値に応じて減衰する。
なお、第1の抵抗13における直流成分のエネルギーは、スパイク波形のエネルギーに比べて殆ど無視できるため、その値を1MΩ以上にして実質的振幅を0にする構成も可能である。特に、10GHz以上の周波数域で有効である。
次に、図5の(b)に示すように、(a)の状態からクロック時間が短くなると、定常状態になる前にオフタイミングが訪れ、キャパシタ12の電荷が、その後の信号波形に影響して信号タイミングのジッター(jitter)を大きくする。
次に、インダクタ16と第2の抵抗17がキャパシタ12と第1の抵抗13に付加されたパッシブイコライザ1の動作を説明する。インダクタ16と第2の抵抗17が接続されていると、図5の(c)に示すように、インダクタ16は、信号が急激に変化しているときには高インピーダンスを示してキャパシタ12の効果を妨害しないが、信号が緩やかに変化するときには低インピーダンスを示してキャパシタ12の放電電荷を吸収する。
つまり、インダクタ16は、ドライバ11の出力端の信号波形の立ち下がり時にキャパシタ12の電荷を吸収し、キャパシタ12の放電電荷が長引くのを防止し、送信波形の立ち下がりを急峻にする。この結果、パッシブイコライザ1からは、高速信号に適したディエンファシス波形が出力される。
パッシブイコライザ1を構成している各素子のパラメータは、デジタル波の過渡応答式で定義されるため、特許文献1に示されるイコライザの様に減衰量で定義されるものと異なり、変化は生じない。
(信号伝送回路10の動作条件)
信号伝送回路10は、図1に示すドライバ11の出力波形の立ち上がり時間tr、及び立ち下がり時間tfに追従しなければならない。ドライバ11の負荷は、シングルエンド伝送線路30の特性インピーダンスZである。この場合、キャパシタ12の静電容量Cの電圧V変化は、ドライバ11の出力電圧をVddとすると、次のようになる。
=1−exp(t/CZ)}
この時定数CZで決まる立ち上がり時間は、次のように立ち上がり時間tr、及び立ち下がり時間tfよりも小さくするが、概ね等しくすることが望ましい。
tr≧CZ、または、tf≧CZ
シングルエンド伝送線路30の特性インピーダンスZは一義的に与えられるため、Cを変化させてこの条件にすることになる。
充電された静電容量Cがその後のパルスエネルギの注入により長い放電になる。これを同じ時定数でグランドに引き抜くインダクタ16のインダクタンスLと負荷である第2の抵抗17(抵抗値R)の電圧Vの変化は、次のようになる。
=V{1−exp(tr/L)}
したがって、パッシブイコライザ1の条件は、次のようになる。
tr≧L/R、または、tf≧L/R
は反射波の吸収端となるため、与えられた値であり(図1に示すシングルエンドでは、R=Z、後記する図6の差動伝送では、R=Z/2)、インダクタンスLを変化させてこの条件にすることになる。
第1の抵抗13の抵抗値Rは、公知のように、次の遷移タイミングの時間で立ち上がる振幅、実測では35mVにパルスの直流成分が減衰するように設定する。これは、後記する図2の100mケーブルを通過後の受信信号波形の振幅(33.9mV)と等価である。
次に、第1の実施の形態に対応した比較例について説明する。
[比較例]
図2(a)は、ドライバ11の出力端に直列回路は接続せずにキャパシタ12と第1の抵抗13からなる並列回路を接続し、これに長さ100mのLANケーブルをシングルエンド伝送線路30として接続し、100MHzで信号伝送したときの送信側波形Ss及び受信側波形Srを示す波形図である。
図2(a)の受信側波形Srを参照すると、パッシブイコライザ1による入力信号Siに対する処理の結果、電流が変化しないため、745mV×480ps/2=357.6pVsという微分波形(送信側波形Ss)の送信信号エネルギーが、受信側では、33.9mV×5000ps=169.5Vsのエネルギーを持つ積分波形として受信されている。即ち、レシーバ40には、入力信号Siに近似した台形波の受信側波形Srが受信される。
図2(b)は、並列回路が接続されていない長さ100mの同軸ケーブルに100KHzと100MHzの単一パルスを伝送したときの受信端の波形を示す波形図である。
図2(b)に示すように、同軸ケーブルに100KHzのパルス信号を伝送した場合、周波数が低いことから、受信端に信号波形の乱れは見られない。
一方、図2(b)に示すように、100MHzの高周波数のパルス信号をディエンファシス等を施さないで伝送した場合、時間軸に電磁エネルギーが拡散して30dB程度の減衰が生じ、波形が乱れて信号を伝送することができない。
これに対し、第1の実施の形態によれば、図2(a)に示すように、入力信号Siが急峻に変化する立ち上がり及び立ち下がりの部分でキャパシタ12に充電(微分)し、信号が緩やかに変化する段階ではインダクタ16によってキャパシタ12の電荷を吸収するパッシブイコライザ1を設けているため、綺麗な受信波形が得られる。また、減衰は6dB程度である。
(信号伝送回路に直列回路を付加しない場合のアイパターン)
図3は、伝送周波数を500MHzとし、インダクタ16と第2の抵抗17を設けない構成におけるランダム波形のアイパターン(eye pattern)を測定した結果を示し、(a)は送信信号のアイパターン、(b)は受信信号のアイパターンである。
図3を参照すると、微分波形の立ち下がり(すそ引き)が次の遷移時点で残り、これが次の波形の立ち上がりエッジのタイミングを乱し、大きなジッターを発生させている。この周波数レベルがこのケーブルの限界周波数といえる。
図3の(a)に見られる波形の立ち下がりを短くするためには、このエネルギーを急峻にグランドに引き抜くことが有効である。このための工夫が、インダクタ16及び抵抗17からなる直列回路の挿入である。
インダクタ16は、キャパシタ12が有効に機能しているときには不活性を示し、信号変化が緩やかになったときに低インピーダンスになるように設定されている。
インダクタ16は、直流状態になるとインピーダンスが0になる。そこで、第2の抵抗17がインダクタ16に直列接続され、直流に対してインピーダンスを持たせるようにしている。また、第2の抵抗17は、伝送線路系内のインピーダンスが不整合な部分からの反射信号に対する終端抵抗としても機能する。
(信号伝送回路に直列回路を付加した場合のアイパターン)
図4は、インダクタ16と第2の抵抗17を挿入した図1の信号伝送回路10により図3の条件を再現した場合のアイパターンであり、(a)は送信信号のアイパターン、(b)は受信信号のアイパターンである。
図4の(a)から明らかなように、送信信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時間は、パッシブイコライザ1によってほぼ同じスパイク波形になる。この波形の送信信号を長さ100mのシングルエンド伝送線路30を介して送信すると、レシーバ40の受信波形のジッターは実測で50psであり、周波数特性の向上が十分に望め、2GHzにおけるメタル伝送が十分可能になる。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る信号伝送システムを示す回路図である。
(信号伝送システムの構成)
第2の実施の形態に係る信号伝送システム100は、図1に示す第1の実施の形態の信号伝送回路10を差動構成にした信号伝送回路10と、信号伝送回路10に接続されたメタルによる差動信号伝送線路31と、差動信号伝送線路31に接続された差動レシーバ41とを備えて構成されている。
本実施の形態の信号伝送回路10は、第1の実施の形態の信号伝送回路10において、ドライバ11に代えて差動アンプ18を用い、その+出力端子に第1のキャパシタ19と第1の抵抗13からなる第1の並列回路を接続し、−出力端子に第2のキャパシタ20と第3の抵抗21からなる第2の並列回路を接続し、出力側接続点14とグランド15との間に第1のインダクタ22と第2の抵抗17からなる第1の直列回路を接続し、出力側接続点25とグランド15との間に第2のインダクタ23と第4の抵抗24からなる第2の直列回路を接続したものである。出力側接続点25は、第2のキャパシタ20と第3の抵抗21の各出力側が接続された場所である。
信号伝送回路10においては、第1の抵抗13、第2の抵抗17、第1のキャパシタ19、第2のキャパシタ20、第3の抵抗21、第1のインダクタ22、第2のインダクタ23及び第4の抵抗24により、パッシブイコライザ1が構成されている。
差動レシーバ41は、受信信号の振幅が少しでも大きくなるように、入力静電容量を小さくして差動信号伝送線路31からの信号をハイインピーダンスで受ける構成になっている。換言すれば、全反射に近い形で動作可能な構成になっている。
第2,第4の抵抗17,24は、第1の実施の形態と同様に、直流時における第1,第2のインダクタ16,23のインピーダンスを確保する目的のほか、差動信号伝送線路31から差動レシーバ41の入力端に到達した信号が上記入力端で全反射し、差動信号伝送線路31を逆流して送信端に戻った反射波を吸収し、再反射を防止する目的で設けられている。
(信号伝送システムの動作)
次に、第2の実施の形態の信号伝送システムの動作について説明する。
差動ドライバ18の+出力端子からの信号が、第1のキャパシタ19と第1の抵抗13からなる第1の並列回路を介して差動信号伝送線路31の心線へ出力され、また、−出力端子からの信号は第2のキャパシタ20と第3の抵抗21からなる第2の並列回路を介して差動信号伝送線路31の外被(シールド)へ出力され、差動レシーバ41へ伝送される。
このように、差動ドライバ18の±出力端子からの差動信号の急峻な変化に対しては、第1,第2のキャパシタ19,20が反応し、インピーダンスがほぼ0の状態で忠実に波形を出力する。そして、差動信号がHまたはLの安定状態になると、第1,第2のキャパシタ19,20は機能せず、第1,第3の抵抗13,21が挿入された状態になり、差動信号の振幅は第1,第3の抵抗13,21の抵抗値に見合って減衰する。
このとき、第1,第2のインダクタ22,23は、差動信号が変化しているときには高インピーダンスとなり、差動信号の変化が小さいときに低インピーダンスとなって信号立ち下がり時の第1,第2のキャパシタ19,20の電荷を吸収する。この結果、差動レシーバ41による受信信号は、急峻な立ち下がりの信号になる。
なお、図2の受信側波形に示すように、差動信号伝送線路31を通過後のパルス振幅は小さいため、高感度の差動レシーバ41が必要になる。この差動レシーバ41の市販品として、例えば、5mVまでの振幅を800mVにまで増幅でき且つ3Gbpsレベルまで使用可能なMAXIM社の「3748」がある。また、「3748」の改良品として、同社の「MAX3971A」があり、10Gbpsまで使用できる。
また、第2の実施の形態においては、立ち上がり時間tr及び立ち下がり時間tfは、第1の実施の形態と同様に、tr≧CZ、tf≧CZ、tr≧L/R及びtf≧L/Rを満たす必要がある。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る信号伝送システムを示す結線図である。本実施の形態は、第1の実施の形態において、シングルエンド伝送線路30を同軸ケーブルに代えて層構造にした配線パターンからなるものとし、配線パターンの1つをグランドにしている。なお、グランドは、バイアス調整の参照のために用いられる。
また、図7においては、ドライバ11側からドライバ40への電源供給に、同軸ケーブル等からなる電源グランドペア伝送線路61を用いている。なお、本実施の形態においては、パッシブイコライザ1の図示を省略している。
なお、第3の実施の形態において、ドライバ11及びレシーバ40を搭載するプリント配線基板(図示せず)の布線にも層構造にした配線パターンを用いることができる。以下に、図を示して説明する。
図8は、プリント配線基板におけるシングルエンドペア線路の構成を示す斜視図である。シングルエンドペア線路65は、一対の帯状の配線パターンを上下に所定間隔にして構成されており、段差を設ける必要がある部分では、相互の接続は、ビアコネクション66を介して行われる。
シングルエンドペア線路65は、インピーダンスが、Z=50Ωであるため、平行配線は難しく、信号線とグランド線がペアになったスタックドペア配線となる。どちらか一方がグランド配線となり、一般のプリント配線基板のように、ベタグランドやベタ電源層は線路配線の周りに設けない。この場合、配線幅wとペア間隔dを同じ(w=d)にしても、クロストークは殆ど生じない。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る信号伝送システムを示す結線図である。本実施の形態は、第1の実施の形態において、差動信号伝送線路31を同軸ケーブルに代えて層構造にした配線パターンからなるものとし、上下の配線パターンを差動ドライバ18の差動出力端子に接続した構成にしている。なお、図9においては、パッシブイコライザ1の図示を省略している。
差動伝送の場合、差動ドライバ18や差動レシーバ41の近辺では、バイアス調整のためグランドが参照され、完全な整合が取れる。しかし、ベタグランドが有るとクロストークが発生するため、この部分の長さは最小限にとどめることが望ましい。数GHzの帯域であれば、従来の差動構造に対してベタグランドの有無による影響は発生しない。
第4の実施の形態においても、差動ドライバ18及び差動レシーバ41を搭載するプリント配線基板(図示せず)の布線は、層構造にした配線パターンを用いることができる。以下に、図を示して説明する。
図10は、プリント配線基板における差動ペア線路の構成を示す斜視図である。シングルエンドペア線路65は、一対の帯状の配線パターンを上下に所定間隔にして構成されており、段差を設ける必要がある部分では、相互の接続は、ビアコネクション66を介して行われる。
信号反射の原因であるプリント配線基板のビアホールの不連続点を極力少なくするためには、図10に示すように、差動ペア線路64の配線幅wと同等なビアホール径で層間を接続する。
差動ペア線路64においては、減衰やノイズの混入を受けないようにする必要がある。このためには、伝送線路の繋ぎ目などの構造、特に、コネクタが重要である。従って、コネクタには、特性インピーダンスを高精度に出すことが可能な差動コネクタを用いるのが望ましい。
差動ペア線路64の場合、インピーダンスがZ=100Ωであるため、ペア配線間は間隔dを設けて配線するが、プリント配線基板上では、差動ペア線路64の周りのベタグランドとベタ電源を全て除去する。差動ペア線路64の相互間は、2dの間隔を設けて配線することが望ましい。これにより、クロストークを殆ど排除できる。
[第5の実施の形態]
図11は、本発明の第5の実施の形態に係る信号伝送システムの接続図である。本実施の形態は、第2の実施の形態に係る信号伝送回路10を用いて構成したものである。
(信号伝送システムの構成)
信号伝送システム100は、信号伝送回路50と、信号伝送回路50に接続された電源グランドペア伝送線路61と、差動信号伝送線路62A,62Bと、これら伝送線路62A,62Bに接続された信号伝送回路70とを備えて構成されている。
信号伝送回路50は、信号伝送回路50内の各回路に直流電源を供給する電源部51と、送信信号等を生成する機能回路ブロック52と、機能回路ブロック52及び差動信号伝送線路62A,62Bに対して入出力処理を実行する入出力回路53と、図1及び図6に示したパッシブイコライザ1と同様の構成のパッシブイコライザ54と、信号伝送回路50側の各回路が実装された基板55とを備えて構成されている。
入出力回路53は、機能回路ブロック52とパッシブイコライザ54との間に設けられた差動ドライバ531と、機能回路ブロック52とコネクタ63Aとの間に設けられた差動レシーバ532とを備えて構成されている。
信号伝送回路70は、信号伝送回路70内の各回路に直流電源を供給する電源部71と、送信信号等を生成する機能回路ブロック72と、機能回路ブロック72及び差動信号伝送線路62A,62Bに対して入出力処理を実行する入出力回路73と、図1及び図6に示したパッシブイコライザ1と同様の構成のパッシブイコライザ74と、信号伝送回路70側の各回路が実装された基板75とを備えて構成されている。
入出力回路73は、機能回路ブロック72とパッシブイコライザ74との間に設けられた差動ドライバ731と、機能回路ブロック72とコネクタ63Bとの間に設けられた差動レシーバ732とを備えて構成されている。
電源グランドペア伝送線路61と差動信号伝送線路62A,62Bは、コネクタ63A,63Bを介して信号伝送回路50,70に接続されている。なお、差動信号伝送線路62A,62Bは、シングルエンド信号で信号線と同じ断面形状を持つグランドとのペア伝送線路も含むものとする。
(信号伝送システムの動作)
機能回路ブロック52からの送信信号は、入出力回路53の差動ドライバ531を介してパッシブイコライザ54に入力され、パッシブイコライザ54で信号が補正された後、コネクタ63Aから差動信号伝送線路62Aへ出力され、差動信号伝送線路62Aを介して信号伝送回路70へ伝送される。
信号伝送回路70は、差動信号伝送線路62Aからの信号をコネクタ63Bを介して差動レシーバ732で受信し、機能回路ブロック72へ出力する。機能回路ブロック72は差動レシーバ732からの受信信号を処理する。
また、機能回路ブロック72からの送信信号は、入出力回路73の差動ドライバ731を介してパッシブイコライザ74に入力され、パッシブイコライザ54で信号が補正された後、コネクタ63Bから差動信号伝送線路62Bへ出力され、差動信号伝送線路62Bを介して信号伝送回路50へ伝送される。
信号伝送回路50は、差動信号伝送線路62Bからの信号をコネクタ63Aを介して差動レシーバ532で受信し、機能回路ブロック52へ出力する。機能回路ブロック52は差動レシーバ532からの受信信号を処理する。
また、電源部51,71のそれぞれからの電源出力は、電源グランドペア伝送線路61に出力され、信号伝送回路50,70のいずれかに電源の障害が生じても、システムが動作を継続できるようになっている。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変形が可能である。例えば、各実施の形態間の構成要素の組合せは任意に行うことができる
例えば、上記第1,第2の実施の形態において、並列回路に第1,第3の抵抗13,17を設けないか1MΩ以上にする構成も可能であり、CZ=L/Rとすることにより左右対称のスパイク波形を得ることができる。
また、伝送系にハイパスフィルタを挿入して低周波数の範囲を限定し、高周波側は時定数の制御で周波数範囲を限定することもできる。ガウシアン(gaussian)波形を簡単に得られることは、ガウシアン波形信号処理システムに十分使用できるものである。従来、デジタル波形をこの様に簡単にUWB(Ultra WideBand)信号に変換できるものはない。
また、上記各実施の形態においては、パッシブイコライザ1,54,74を送信側に設けるものとしたが、受信側(レシーバ側)に設けることもできる。この場合、第1のインダクタと第2の抵抗及び第2のインダクタと第4の抵抗からなる直列回路は、レシーバ40、差動レシーバ41の入力端子側に接続する。
本発明の第1の実施の形態に係る信号伝送システムを示す回路図である。 図2(a)、(b)は、比較例を示す波形図である。 伝送周波数を500MHzとし、インダクタと第2の抵抗を設けない比較例におけるランダム波形のアイパターンを測定した結果を示し、(a)は送信信号のアイパターン、(b)は受信信号のアイパターンである。 インダクタと第2の抵抗を挿入した図1の信号伝送回路により図3の条件を再現した場合の第1の実施の形態のアイパターンであり、(a)は送信信号のアイパターン、(b)は受信信号のアイパターンである。 パッシブイコライザを通過前と通過後の波形を示し、(a)はインダクタと第2の抵抗を設けない構成においてキャパシタがシングルエンド伝送線路の特性インピーダンスに見合ったRC時定数で放電した場合の波形図、(b)は(a)と同じ条件で(a)よりもクロック時間が短くなった場合の波形図、(c)は(b)と同じ条件でインダクタと第2の抵抗を設けた場合の波形図である。 本発明の第2の実施の形態に係る信号伝送システムを示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る信号伝送システムを示す結線図である。 第3の実施の形態のプリント配線基板におけるシングルエンドペア線路の構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る信号伝送システムを示す結線図である。 第4の実施の形態のプリント配線基板における差動ペア線路の構成を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る信号伝送システムの接続図である。
符号の説明
1 パッシブイコライザ
10 信号伝送回路
11 ドライバ
18 差動ドライバ
12 キャパシタ
13 第1の抵抗
14,25 出力側接続点
15,76 グランド
16 インダクタ
17 第2の抵抗
18 差動ドライバ
19 第1のキャパシタ
20 第2のキャパシタ
21 第3の抵抗
22 第1のインダクタ
23 第2のインダクタ
24 第4の抵抗
30 シングルエンド伝送線路
31 差動信号伝送線路
40 レシーバ
41 差動レシーバ
50,70 信号伝送回路
51,71 電源部
52,72 機能回路ブロック
53,73 入出力回路
54,74 パッシブイコライザ
55,75 基板
61 電源グランドペア伝送線路
62A,62B 差動信号伝送線路
63A,63B コネクタ
64 差動ペア線路
65 シングルエンドペア線路
66 ビアコネクション
71 電源部
72 機能回路ブロック
73 入出力回路
100 信号伝送システム
531,731 差動ドライバ
532,732 差動レシーバ

Claims (6)

  1. 第1及び第2の出力端子から差動信号伝送線路へ差動信号を出力する送信回路と、
    前記第1の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第1のキャパシタ及び第1の抵抗からなる第1の並列回路と、
    前記第1の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第1のインダクタ及び第2の抵抗からなる第1の直列回路と、
    前記第2の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第2のキャパシタ及び第3の抵抗からなる第2の並列回路と、
    前記第2の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第2のインダクタ及び第4の抵抗からなる第2の直列回路と、
    を備えたことを特徴とする信号伝送回路。
  2. 差動信号を伝送する差動信号伝送線路と、
    第1及び第2の出力端子から前記差動信号伝送線路へ前記差動信号を出力する送信回路と、
    前記差動信号伝送線路からの信号を受信する受信回路と、
    前記第1の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第1のキャパシタ及び第1の抵抗からなる第1の並列回路と、
    前記第1の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第1のインダクタ及び第2の抵抗からなる第1の直列回路と、
    前記第2の出力端子と前記差動信号伝送線路との間に接続された第2のキャパシタ及び第3の抵抗からなる第2の並列回路と、
    前記第2の並列回路の出力側とグランドとの間に接続された第2のインダクタ及び第4の抵抗からなる第2の直列回路と、
    を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
  3. 前記差動信号伝送線路は、そのペアになる一対の配線の間隔dに対して、隣接する配線が2d以上離れていることを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  4. 前記送信回路は、その出力波形の立ち上がり時間をtr、立ち下がり時間をtf、前記差動信号伝送線路の特性インピーダンスをZ、前記キャパシタの静電容量をCとするとき、tr≧CZ、またはtf≧CZの関係を満足することを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  5. 前記送信回路は、その出力波形の立ち上がり時間をtr、立ち下がり時間をtf、前記第2の抵抗をR、前記インダクタのインダクタンスをLとするとき、tr≧L/R、またはtf≧L/Rの関係を満足することを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
  6. 前記伝送線路は、電源グランドペア伝送線路を併設していることを特徴とする請求項に記載の信号伝送システム。
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