JP4615365B2 - 収納ラベル - Google Patents

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本発明は、周縁部が接着された2枚のフィルムの間に説明書などを収納し、粘着剤を介して商品に貼付できる収納ラベルに関する。
従来、薬品能書、取扱説明書、商品説明書、懸賞応募説明書などの各種説明書、保証書などの各種証明書類、小冊子、各種カード類、付録などの扁平状の収納物を商品に添付するため、図10に示すような収納ラベルが知られている。
この収納ラベル100は、上下2層のフィルム101,102の周縁部を接着することにより、2層のフィルム間に周縁接着部が形成され、且つ周縁接着部で囲われる領域内に収納部103が形成された本体104と、下層のフィルム102の裏面に設けられた粘着部105と、を備え、本体104の一側縁に略V字状の開封用切込部106が形成された構成からなる。
かかる収納ラベル100は、その収納部103に収納物107を収納し、粘着部105を介して下層のフィルム102を商品にベタ状に貼付して使用される。
上記収納ラベル100に入れられた収納物107は、切込部106を起点にして本体104を切断して周縁接着部の一側部を除去し、収納部103を開封することによって取り出すことができる。
しかしながら、上記収納ラベル100は、下層のフィルム102が商品にベタ状に貼付されているので、貼付された状態のまま、切込部106から本体104の一部分を切除することは困難である。
この点、収納ラベル100を商品から引き剥がせば、収納物107の取り出しは簡単に行える。
しかしながら、収納物107を取り出すために、収納ラベル100を商品から引き剥がすことは面倒であり、場合によっては商品の貼付面まで剥ぎ取られることもある。
また、周縁接着部の一側部を除去し、収納物107を取り出した後、収納ラベル100に収納物107を再び収納しても、収納ラベル100は一側部が開口状態となっているため、収納物107が不用意に抜け出る虞がある。さらに、収納ラベル100を切断する際、切断線上に収納物107が存在すると、該収納物107が破れる虞がある。
加えて、収納ラベル100全体を一旦剥離すると、収納物107を収納ラベル100に再び収納し、元の通り収納ラベル100を商品に再貼付することは困難である。
そこで、本発明は、ラベル全体を商品から剥がさなくても収納物を容易に取り出すことができる収納ラベルを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明は、重ね合わせた上下2層のフィルムの周縁部を接着することにより、前記2層のフィルム間に周縁接着部が形成され、且つ周縁接着部で囲われる領域内に収納部が形成された本体と、下層のフィルムの裏面に設けられた粘着部と、収納部内に収納された収納物と、を備え、粘着部が、商品に剥離可能に貼付でき且つ剥離後再貼付可能であり、下層のフィルムには、収納部が形成された領域に於いて本体の一側部寄りに、開封用切れ目が形成され、開封用切れ目が、周縁接着部の内縁と収納物の外縁の間であって、収納物の一側領域を囲うように形成されている収納ラベルを提供する。
上記収納ラベルは、収納部内に収納物を収納し、下層のフィルムの裏面に設けられた粘着部を介して商品に貼付される。
かかる収納ラベルは、下層のフィルムのうち、収納部が形成された領域に於いて本体の一側部寄りに開封用切れ目が形成され、この開封用切れ目が、周縁接着部の内縁と収納物の外縁の間であって収納物の一側領域を囲うように形成されているので、本体の一側部を捲り上げることにより、下層のフィルムは、開封用切れ目を境に分割され、その外側領域は、上層のフィルムと共に捲れ上がり、一方、その内側領域は、商品に貼付された状態のままとなる。このように下層のフィルムが開封用切れ目に於いて開封するので、ラベル全体を商品から剥がさなくても、その開口部から収納物を取り出すことができる。
かかる収納ラベルは、本体の一側部を捲り上げる際に、収納物が引掛かることなく、収納物を傷付けることなく下層のフィルムを確実に開封することができる。
さらに、本発明の好ましい態様では、上記開封用切れ目が、平面視略コ字状に形成されている上記収納ラベルを提供する。
また、本発明の好ましい態様では、上記下層のフィルムの裏面のうち開封用切れ目よりも外側に、弱粘着部又は部分的な非接着部が設けられている上記収納ラベルを提供する。かかる収納ラベルは、開封用切れ目よりも外側に、弱粘着部又は部分的な非接着部が設けられているので、簡単に本体の一側部を捲り上げることができるので好ましい態様である。
本発明の収納ラベルは、全体を商品から剥がさなくても収納物を簡単に取り出すことができる。また、一旦取り出した収納物を収納部に再び入れて元通りに収納し直すことも可能である。
また、本発明の収納ラベルは、その好ましい態様により、収納物を傷つけずに取り出すことができ、又、本体の一側部を容易に捲り上げて収納物を簡単に取り出すことができる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1(a)は、収納ラベルの平面図を、図1(b)は、同底面図を示し、周縁接着部を判りやすくするため、便宜上、周縁接着部を網掛け部分で示している。また、図2は、図1(b)と同様に底面図を示しているが、粘着部が設けられた範囲を判り易く表すため、便宜上、粘着部を薄墨塗りで示している。
図1〜図3に於いて、1は、上下2層のフィルム2,3の周縁部を接着することにより、内部に収納物を収納可能な収納部5が形成されている本体6と、この本体6の裏面に設けられた粘着部7と、を備える収納ラベルを示し、この収納ラベル1の収納部5内には収納物10が収納されている。
この収納ラベル1は、図4に示すように、粘着部7を介して、長尺状の離型紙12の上に所定間隔をあけて複数仮貼付されており、該複数の収納ラベル1と離型紙12によって収納ラベル連続体14が構成されている。
上下2層のフィルム2,3は、特に限定されず、例えば、合成樹脂製フィルム、紙、合成紙、不織布、合成樹脂フィルムと紙の積層体などの積層フィルムなど、公知のフィルムを使用することができる。上下のフィルム2,3は、同一又は同種のものでも良いし、又は異なる材質でもよい。
さらに、収納部5に収納された収納物10を透視するため、少なくとも上層のフィルム2は、透明又は半透明の合成樹脂製フィルムを用いることが好ましい。
また、上下2層のフィルム2,3の周縁部を熱シールにて接着できることから、上下2層のフィルム2,3は、互いに熱溶着可能なフィルムを用いることが好ましい。例えば、上下2層のフィルム2,3の少なくとも一方が、重ね合わせ面に熱溶着可能なシーラント面を有するフィルムで構成されていることにより、両フィルム2,3を熱シールすることができる。
重ね合わされた上下2層のフィルム2,3は、その周縁部が全体(但し、形成される収納部5内の空気を逃がすため、一部分を非接着とすることでエアー抜き用の小さな通路が確保されている)に亘って所定幅接着されることにより周縁接着部4が形成され、この周縁接着部4で囲われる領域の内側に収納部5が形成されている。
周縁部の接着方法は、接着剤などを用いて接着してもよいが、製造容易なことから、熱シールにて接着することが好ましい。
収納部5の形状は、収納物10の形状などに応じて適宜設定され、本実施形態では、本体6及び収納部5ともに、平面視矩形状に形成されている。
尚、収納物10としては、薬品能書、取扱説明書、商品説明書、懸賞応募説明書などの各種説明書、保証書などの各種証明書類、小冊子、各種カード類、コイン状物品、付録などの扁平状の収納物が挙げられる。もっとも、収納部5には、このような扁平状の収納物10に限られず、ある程度嵩高い収納物10を収納することもできる。
さらに、下層のフィルム3には、収納部5が形成された領域であって本体6の一側部寄り(開封開始側)に、開封用切れ目8が形成されている。
具体的には、開封用切れ目8は、周縁接着部4の内縁と収納物10の外縁の間に形成されている。この開封用切れ目8は、収納物10の一側領域(例えば、収納物10の1/5〜1/2程度の面積)を囲うように形成されていることが好ましい。収納部5が矩形状に形成されている本実施形態に於いては、開封用切れ目8は略コ字状に形成されている。
開封用切れ目8は、下層のフィルム3の表面から裏面にまで貫通する切断線にて構成されている。但し、開封用切れ目8は、比較的長い切断線の所々に比較的短い非切断部が断続的に形成された態様(一部に非切断部が残された態様)でも構わない。
また、開封用切れ目8の両端部8aは、切止め加工として、その切断線が円弧状に形成されている。
下層のフィルム3の裏面には、粘着剤を塗布することにより、粘着層7aが設けられている。この粘着層7aの裏面のうち、開封用切れ目8の少なくとも外側領域に、部分的に非接着処理が施されている。
該粘着剤は、商品に収納ラベル1を貼付できるものが用いられ、好ましくは商品の貼付面を傷つけずに剥離可能であると共に剥離後再貼付可能な粘着剤を用いることが好ましい。
非接着処理は、粘着剤の粘着力を隠蔽できれば特に限定されず、例えば、紫外線硬化型インキなどを塗工することにより設けられている。また、紫外線硬化型インキを塗布するなどの印刷による非接着処理に代えて、例えば、合成樹脂製フィルムなどのシート材を積層接着してもよい。
よって、下層のフィルム3の裏面のうち、粘着層7aの裏面の露出した部分が、粘着部7となり、非接着処理された部分が、非接着部9となっている。
本実施形態では、図2に示すように、非接着部9は、本体6の一側部の縁に沿って帯状に設けられていると共に、この一側部に繋がる本体6の両側辺部にそれぞれ2箇所設けられている。
上記構成からなる収納ラベル1及び収納ラベル連続体14は、例えば、下記のようにして製造できる。
裏面全体に粘着剤が塗布され、この粘着剤塗布面が長尺状の離型紙12の上に仮貼付されている下層フィルム原反(下層のフィルムが連続的に繋がった長尺状のフィルム)から、離型紙12を剥がして粘着層7aを露出させ、該粘着層7aの裏面の所定箇所に紫外線硬化型インキを塗工して非接着部9を形成した後、離型紙12に再度仮貼付する。そして、この下層フィルム原反の表面から所定間隔をあけて開封用切れ目8を刻設する。
次に、この下層のフィルム原反の表面上に、所定間隔をあけて収納物10を載置すると共に、その上から上層フィルム原反を重ね合わせ、個々の収納物10を被包するように上下2層のフィルム原反を熱シールすることにより、周縁接着部4を形成する。最後に、周縁接着部4の外縁にて上下のフィルム原反を切断し、収納ラベル1以外の上下のフィルム原反(不要となった抜き滓フィルム)を取り除く。これにより、内部に一の収納物10を有する収納ラベル1が、長尺状の離型紙12の上に所定間隔をあけて並べて仮貼付された収納ラベル連続体14を得ることができる。
この各収納ラベル1は、離型紙12の長手方向に同じ向きにして並べられている(例えば、図4(b)に示すように、全ての各収納ラベル1の一側部が右側に向いて並べられるなど)。
かかる収納ラベル連続体14は、ロール状に巻き取られ、収納ラベル1を個々に商品に貼付するためラベリング装置(図示せず)に装填される。該装置に装填された収納ラベル連続体14は、収納ラベル1を商品に貼付する際、図5に示すように、開封用切れ目8が形成されていない収納ラベル1の他側部6a側(一側部6bに対向する側)から引き出され、ラベリング装置の略V字状の離型紙剥離部15に於いて離型紙12のみ反転回収される。これにより、収納ラベル1は、その他側部6aの端から捲り取られ、図6(a)に示すように、粘着部7を介して商品の外箱11などに連続的に貼付される。
上記収納ラベル1の貼付方法は、収納ラベル連続体14を収納ラベル1の他側部6a側(一側部6bに対向する側)から引き出すため、収納ラベル1を捲りながら連続的に貼付する際、下層のフィルム3が開封用切れ目8を境に外側領域と内側領域に分かれ、折れ曲がることを防止できる。
従って、かかる収納ラベル1の貼付方法によれば、収納ラベル1の貼付不良を極めて少なくすることができる。
次に、商品11の外箱の平坦面に貼付された収納ラベル1の使用例は下記の通りである。
使用者が、この収納ラベル1に収納された収納物10を取り出す際には、同図(b)に示すように、本体6をその一側部から捲り上げることにより、開封用切れ目8の外側領域が、商品11の貼付面から剥離する一方、開封用切れ目8の内側領域に於ける下層のフィルム3は、商品11の貼付面から剥離しない。
このように本体6の一側部から本体6を剥離すると、開封用切れ目8を境界にして、下層のフィルム3の外側領域は、上層のフィルム2と共に剥離され、下層のフィルム3の内側領域は、商品11に貼着した状態となるので、上層のフィルム2を破ることなく、収納部5を開封することができる。
そして、収納ラベル1を開封し収納物10を取り出した後、該収納物10を収納部5内に入れ直し、本体6の一側部を閉じ、開封用切れ目8の外側領域の裏面を商品11の貼付面に貼付することにより、収納物10を収納ラベル1内に元通りに再封することができる。
本発明の収納ラベル1によれば、ラベル全体を商品11から剥がさなくても収納物10を簡単に取り出すことができ、その後、収納ラベル1に収納物10を再封することができる。
このように上記収納ラベル1は、収納物10を再収納し且つ必要に応じて何度も取り出すことができるので、取扱説明書などのように保管の必要な収納物10を商品11に貼付するのに特に好適に使用できる。
また、上記収納ラベル1は、本体6の一側部の縁に非接着部9が設けられているので、収納物10を取り出すため本体6を捲り剥がす際、この本体6の一側部の縁を剥離起点とすることができる。加えて、この一側部に繋がる本体6の両側辺部にも部分的に非接着部9が設けられているので、この両側辺部に於ける商品への粘着強度が弱く、従って、本体6の一側部を容易に剥離することができる。
さらに、開封用切れ目8は、周縁接着部4の内縁と収納物10の外縁の間に形成されているので、本体6の一側部を捲り剥がす際に、収納物10が引掛かる虞がなく、下層のフィルム3を開封用切れ目8から確実に開封することができる。
また、開封用切れ目8は、収納物10の一側領域を囲うように形成されているので、本体6の一側部を捲り上げると、収納物10の一側部が露出する。従って、収納物10の出し入れを容易に行うことができる。
次に、本発明の変形例を示す。以下、主として上記実施形態と異なる構成及び作用効果について説明し、同様の構成などについては、その説明を省略し、図番を援用することがある。
上記実施形態では、非接着部9を設ける手段として、粘着層7aを設け且つ所定範囲に非接着処理を施すものを例示したが、かかる構成に限られず、例えば、下層のフィルム3の裏面のうち、粘着部7を設ける範囲にのみ粘着剤を塗工してもよい。この場合、非接着部9は、粘着剤が塗工されていない範囲、すなわち、下層のフィルム3の裏面露出部分で構成される。
また、上記実施形態では、開封用切れ目8の少なくとも外側に部分的な非接着部9が設けられているが、該非接着部9に代えて又は併用して、開封用切れ目8の少なくとも外側に弱粘着部を設けることもできる。弱粘着部とは、粘着部7よりも粘着力が弱くなるように調整された部分である。このような弱粘着部は、例えば、粘着剤を塗工した粘着層7aの裏面に紫外線硬化型インキなどを非常に薄く塗工したり、或いは、該インキなどを微細な網目状に印刷するなどの手段などが例示される。この弱粘着部は、開封用切れ目8の少なくとも外側領域全体に設けられていてもよいし、該領域に部分的に設けられていてもよい。このように弱粘着部を設けても、上記と同様に、弱粘着部の設けられた本体部分を商品から容易に剥離することができる。
さらに、上記実施形態では、非接着部9は、本体6の一側部の縁と、一側部に繋がる本体6の両側辺部とに設けられているが、例えば、図7(a)に示すように、開封用切れ目8の外側直近に非接着部9aが帯状に設けられていてもよい。かかる構成の場合、本体6の一側部は、本体6の一側部の縁に設けられた非接着部9bと開封用切れ目8の外側直近に設けられた非接着部9aの間に挟まれて存在する接着部7bによって、商品に接着する。このように開封用切れ目8の外側直近に非接着部9aを設けることにより、本体6の一側部を捲った際に、開封用切れ目8を境界にして、下層のフィルム3の内側領域を、商品11に確実に貼着した状態とすることができる。特に、開封用切れ目8として、一部に非切断部が残された切断線が用いられている場合には、このように非接着部9を構成することは好ましい態様である。
さらに、上記実施形態では、開封用切れ目8は、切断線(又は一部に非切断部が残された切断線)からなるが、例えば、図8(a)に示すように、収納物10の一側辺よりも長く形成された略直線状の切断線8aと、この切断線8aの両端部から収納物10の両側辺部に沿って伸びるミシン目8bと、から開封用切れ目8が構成されていてもよい。この構成の場合、本体6の一側部を捲り上げた際、切断線8aの両端部からミシン目8bに沿って下層のフィルム3が切れ、上記と同様に収納物10の一側部を露出させることができる。
かかるミシン目8bが併用された開封用切れ目8を形成する場合、上記と同様に開封用切れ目8の外側直近に非接着部9aを設けることが好ましく、特に、図8(a)に示すように、この非接着部9aが、切断線8aの両端部からミシン目8bの一部(切断線8aとミシン目8bの接続部)に於ける外側直近に設けられていることが好ましい。
尚、該ミシン目8aに代えて又は併用して、上記ミシン目8aの形成部分に、ハーフカット線(例えば、断面V字状のVノッチなど)を形成してもよい。
また、上記実施形態では、開封用切れ目8は、収納物10の一側部を囲うように略コ字状に形成されているが、開封用切れ目8の形状はこれに限られず、例えば、図8(b)に示すように、収納物10の一側辺よりも長く形成された略直線状の切断線から形成されていてもよい。この構成の場合、本体6の一側部を捲り上げた際に、収納物10の一側部は確実に露出しないが、収納物10を出し入れすることは可能である。また、下層のフィルム3としてラベルの剥離方向(例えば、図8(b)に示すX方向)と平行に引裂性のあるフィルムを用いれば、本体6の一側部を捲り上げた際、図8(b)に示すような開封用切れ目8であってもその両端部から下層のフィルム3が切れるので、収納物10の一側部を露出させることもできる。
尚、上記各実施形態では、開封用切れ目8は、周縁接着部4の内縁と収納部5に収納される収納物10の外縁の間に沿って形成されているが、例えば、開封用切れ目8は、収納物10の外縁よりも少し内側に(開封用切れ目8が、収納物10に重なるように)形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、本体6及び収納部5が矩形状の収納ラベル1を例示しているが、本発明の収納ラベル1は矩形状に限られず、例えば、図9(a)、(b)に示すように、略三角形状、略円形などに形成されていてもよい。また、開封用切れ目8は、周縁接着部4の内縁に沿って形成されているものに限られず、図9(c)に示すように、周縁接着部4の内縁と異なる形状に設けられていてもよい。
(a)は、収納ラベルの一実施形態を示す平面図、(b)は、同底面図。但し、網掛けは、周縁接着部が設けられた範囲を示す。 同底面図。但し、薄墨塗りは、粘着部が設けられた範囲を示す。 (a)は、図1のA−A線端面図、(b)は、同B−B線端面図。 (a)は、収納ラベル連続体の一実施形態を示す一部省略側面図、(b)は、同一部省略平面図。但し、網掛けは、周縁接着部が設けられた範囲を示す。 収納ラベル連続体から離型紙を取り除く状態を示す一部省略側面図。 (a)、(b)共に、収納ラベルの使用状態を示す斜視図。但し、薄墨塗りは、粘着部が設けられた範囲を示す。 (a)は、収納ラベルの他の実施形態を示す底面図(但し、薄墨塗りは、粘着部が設けられた範囲を示す)、(b)は、同C−C線端面図。 (a)、(b)共に、収納ラベルの他の実施形態を示す底面図。但し、薄墨塗りは、粘着部が設けられた範囲を示す。 (a)〜(c)共に、収納ラベルの使用状態を示す底面図。但し、薄墨塗りは、粘着部が設けられた範囲を示し、網掛けは、周縁接着部が設けられた範囲を示す。 (a)は、従来の収納ラベルを示す平面図、(b)は、同D−D線端面図。
符号の説明
1…収納ラベル、2…上層のフィルム、3…下層のフィルム、4…周縁接着部、5…収納部、6…本体、7…粘着部、7a…粘着層、8…開封用切れ目、9…非接着部、10…収納物、12…離型紙、14…収納ラベル連続体

Claims (3)

  1. 重ね合わせた上下2層のフィルムの周縁部を接着することにより、前記2層のフィルム間に周縁接着部が形成され、且つ前記周縁接着部で囲われる領域内に収納部が形成された本体と、下層のフィルムの裏面に設けられた粘着部と、前記収納部内に収納された収納物と、を備え、
    前記粘着部が、商品に剥離可能に貼付でき且つ剥離後再貼付可能であり、
    前記下層のフィルムには、収納部が形成された領域に於いて本体の一側部寄りに、開封用切れ目が形成され
    前記開封用切れ目が、前記周縁接着部の内縁と前記収納物の外縁の間であって、前記収納物の一側領域を囲うように形成されていることを特徴とする収納ラベル。
  2. 前記開封用切れ目が、平面視略コ字状に形成されている請求項1記載の収納ラベル。
  3. 前記下層のフィルムの裏面のうち前記開封用切れ目よりも外側に、弱粘着部又は部分的な非接着部が設けられている請求項1又は2記載の収納ラベル。
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