JP4614789B2 - 光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents

光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置 Download PDF

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    • G03B21/005Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto

Description

この発明は、光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置に関する。
従来より、大画面映像を表示する装置として、照明装置からの光を液晶パネルに照射し、この液晶パネルに表示されている画像をスクリーン上に拡大投写する液晶プロジェクタが知られており、その照明装置として複数の光源を用いる多灯式照明装置を用いるものが在る(特許文献1参照)。図10に示しているように、多灯式照明装置50は、第1光源51及び第2光源52から出射された光束を、反射混合部材53にて合成するように構成されたものである。前記反射混合部材53は、第1の反射面53aと第2の反射面53bとを交互に備えている。反射混合部材53はプリズムアレイとも呼ばれている。
また、赤色LEDからの赤色光、緑色LEDからの緑色光、及び青色LEDからの青色光を、クロスダイクロイックプリズムを用いてそれぞれ一つの方向に導く構成が提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−296679号公報 特開2002−189263号公報
色純度が高い発光ダイオード等にて3原色光をそれぞれ生成し、各色光を一つの方向に導くことができる光学系としては、特許文献2に記載のクロスダイクロイックプリズムがある。しかしながら、このクロスダイクロイックプリズムは高価である。一方、前述したプリズムアレイを用いる構成では、3つの色光を一つの方向に導くことができない。
この発明は、上記の事情に鑑み、クロスダイクロイックプリズムを用いずに3つの色光を一つの方向に導くことができる光学部材及び照明装置及びこれを用いた投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
この発明の光学部材は、上記の課題を解決するために、第1の方向から受けた第1の色光を特定方向に反射する第1の反射と第2の方向から受けた第2の色光を前記特定方向と平行な方向に反射する第2の反射とから成る組が鋸歯状を成すように複数配置されており、前記第1の反射及び第2の反射の少なくとも一方は、第3の方向から入射された第3の色光を透過させて前記特定方向と平行な方向に導くダイクロイックミラーであり、前記第1の反射部と前記第2の反射部とが成す頂角は鈍角となるように配置されていることを特徴とする(以下、この項において第1光学部材という)。
また、この発明の光学部材は、第1の方向から受けた第1の色光を特定方向に反射する第1の反射部と第2の方向から受けた第2の色光を前記特定方向と平行な方向に反射する第2の反射部とから成る組が鋸歯状を成すように複数配置されており、前記第1の反射部及び第2の反射部の少なくとも一方は、第3の方向から入射された第3の色光を透過させて前記特定方向と平行な方向に導くダイクロイックプリズムであり、前記第1の反射部と前記第2の反射部とが成す頂角は鈍角となるように配置されていることを特徴とする(以下、この項おいて第2光学部材という)。
また、この発明の光学部材は、第2光学部材において、前記ダイクロイックプリズムの前記第3の色光が入射する側に配置され、前記第3の色光を透過させると共に前記第3の色光の進行方向を制御して前記特定方向と平行な方向に導く透明部材を有することを特徴とする(以下、この項おいて第3光学部材という)。
上記構成であれば、クロスダイクロイックプリズムを用いずに3つの色光を一つの方向に導くことができる。
この発明の照明装置は、第1乃至第3の光学部材と、第1の色光を出射する第1光源と、第2の色光を出射する第2光源と、第3の色光を出射する第3光源とを備えたことを特徴とする。
上記照明装置において、前記光源の全て又は一部は複数の固体発光素子が同一平面内に配置された固体発光素子アレイから成ることを特徴とする。
また、この発明の投写型映像表示装置は、上記照明装置と、前記照明装置からの光を受けるライトバルブと、前記ライトバルブを経ることで得られた映像光を投写する投写手段と、を備えたことを特徴とする。
以下、この発明の実施形態の光学部材及び照明装置及び投写型映像表示装置を図1乃至図9に基づいて説明していく。
図1は、この発明の実施形態の光学部材12及び照明装置100及び投写型映像表示装置200を示した概略の構成図である。照明装置100は、LED光源11G,11R,11B(以下、個々のLED光源を特定しないで示すときには、符号”11”を用いる)と、光学部材12と、インテグレータレンズ(一対のフライアイレンズ)14と、偏光変換装置15と、を備えて成る。そして、投写型映像表示装置200は、上記照明装置100と、コンデンサレンズ2,3,4と、液晶表示パネル5と、投写レンズ6とを備えて成る。
LED光源11は、複数のLED(発光ダイオード)が同一平面内にアレイ状に配置されたものである。各LEDの主光線軸は前記平面(LED配置平面)に対して直交するように設定されている。前記LED光源11Rは赤色光を出射し、LED光源11Gは緑色光を出射し、LED光源11Bは青色光を出射する。LED光源11の各LEDは平行化用のレンズ部を備えていてもよい。また、LEDチップをアレイ状に配置し且つ各LEDチップの光出射側にレンズセル(平行光化用)をモールド等により配置して成るLED光源を採用することもできる。
光学部材12は第1ダイクロイックミラー部12aと第2ダイクロイックミラー部12bとから成る組を一つ又は複数有して成る。前記ミラー部12a,12bは鋸歯状を成すように傾斜配置されている。第1ダイクロイックミラー部12a及び第2ダイクロイックミラー部12bは図1の紙面垂直方向に長い薄板状の部材である。第1ダイクロイックミラー部12a及び第2ダイクロイックミラー部12bは共に青色光を透過し他の色光を反射するように設計されている。
図1においては、反射光及び透過光の光軸と光学部材12の法線Oを共通化して示している。LED光源11Gの主光線軸と前記法線Oとは所定の角度をなしており、同様に、LED光源11Rの主光線軸と前記法線Oとは前記所定の角度と同じ角度をなす。そして、LED光源11Gから出射された緑色光は第1ダイクロイックミラー部12aにて法線Oに平行な方向に反射され、LED光源11Rから出射された赤色光は第2ダイクロイックミラー部12bにて法線Oに平行な方向に反射されるように、第1ダイクロイックミラー部12aと第2ダイクロイックミラー部12bとが成す角度(頂角)及びLED光源11G及びLED光源11Rの位置(主光線軸の向き)が調整されている。
LED光源11Bは、その主光線軸が前記法線Oと平行となるように配置されている。LED光源11Bが出射する青色光は、第1ダイクロイックミラー部12a及び第2ダイクロイックミラー部12bを透過し、第1ダイクロイックミラー部12a及び第2ダイクロイックミラー部12bにて反射された赤色光及び緑色光と平行に進む。
前記インテグレータレンズ14は、前記光学部材12と平行に(前記法線Oに対して垂直に)配置されている。インテグレータレンズ14は、一対のフライアイレンズ14a,14bから成り、個々の凸レンズ対がLED光源11G,11R,11Bからの光を液晶表示パネル5の全面に照射するように設計される。すなわち、入射側フライアイレンズ14a上での各色光の輝度ムラが液晶表示パネル5上に反映されないようにするものでり、各色光の光強度分布は液晶表示パネル5上でほぼ均一化される。
偏光変換装置15は、偏光ビームスプリッタアレイ(以下、PBSアレイと称する)によって構成される。PBSアレイは、偏光分離膜と位相差板(1/2λ板)とを備える。PBSアレイの各偏光分離膜は、インテグレータレンズ14からの光のうち例えばP偏光を通過させ、S偏光を90°光路変更する。光路変更されたS偏光は隣接の偏光分離膜にて反射され、その前側(光出射側)に設けてある前記位相差板によってP偏光に変換されて出射される。一方、偏光分離膜を透過したP偏光は、そのまま出射される。すなわち、この場合には、ほぼ全ての光はP偏光に変換される。上記の例では、全ての光をP偏光に変換する構成に関して説明を行ったが、位相差板位置をP偏光出射位置に設けることで、全てS偏光に変換する構成とすることもできる。
上記照明装置100から出射された光は、コンデンサレンズ2,3,4を経て液晶表示パネル5に至る。この液晶表示パネル5に入射した光は、各画素において設定された光透過率に従って光強度変調を受けて映像光となり、投写レンズ6によって図示しないスクリーンに投影される。
前述した液晶表示パネル5は、RGBカラーフィルタを備えた構造、或いはRGBカラーフィルタを備えない構造を有する。RGBカラーフィルタを備える構造の表示パネル5を用いる場合には、前記LED光源11を常時点灯して白色光を表示パネル5に導く。前記RGBカラーフィルタを備えない構造の表示パネルを用いる場合には、LED光源11R,11G,11Bを時分割で順次に所定時間点灯させると共に、この所定時間点灯のタイミングに同期させて表示パネル5に各色の映像信号を供給する。
第1ダイクロイックミラー部12aと第2ダイクロイックミラー部12bのいずれか一方は、青色光を透過しないミラー(通常のミラー)であってもよい。いずれか一方を通常のミラーとする場合は、第1ダイクロイックミラー部12aを通常のミラーとする(第2ダイクロイックミラー部12bは残す)のがよい。ダイクロイックミラーは任意に設定した波長値を境界に例えば上側の波長の光を反射させ下側の波長の光を透過する。前記境界付近で透過させられるべき色光と反射させられるべき色光が混在すると、光の利用効率が低下してしまう。第2ダイクロイックミラー部12bは赤色光を反射し青色光を透過する。赤色光と青色光は波長帯が離れているから、上記のごとく、第2ダイクロイックミラー部12bを残すのがよい。
図2は照明装置101を示した説明図である。照明装置100との相違点は、LED光源11R,11Gに替えて、LED光源111R,111G(以下、個々のLED光源を特定しないで示すときには、符号”111”を用いる)を備えている点である。LED光源111は、複数のLEDが同一平面内に配置されたものであり、各LEDの主光線軸は前記平面(LED配置平面)に対して直交しないように設定されている。勿論、光学部材12にて反射された赤色光及び緑色光は互いに平行であり、且つ、LED光源11Bから出射されて光学部材12を透過した青色光とも平行である。この照明装置101は照明装置100に比べて小型化の点で有利である。一方、放熱性については、照明装置100の方がLED光源間に距離があるので照明装置101よりも有利である。
図3は照明装置102を示した説明図である。この照明装置102は、LED光源112G,112R,112B(以下、個々のLED光源を特定しないで示すときには、符号”112”を用いる)と、光学部材12と、を備えて成る。各LED光源112は、一つのLEDから成る。光学部材12にて反射された赤色光と、光学部材12にて反射された緑色光と、LED光源112Bから出射されて光学部材12を透過した青色光とが互いに平行となるように、LED光源112G,112R,112Bの主光線軸が調整されている。
図4は照明装置103を示した説明図である。この照明装置103は、LED光源112G,112R,112B(以下、個々のLED光源を特定しないで示すときには、符号”112”を用いる)と、光学部材22と、を備えて成る。光学部材22は、一つの第1ダイクロイックミラー部22aと一つの第2ダイクロイックミラー部22bとを有して成る。前記ミラー部22a,22bは山形状を成すように傾斜配置されている。第1ダイクロイックミラー部22a及び第2ダイクロイックミラー部22bは共に青色光を透過し他の色光を反射するように設計されている。光学部材22にて反射された赤色光と、光学部材22にて反射された緑色光と、LED光源112Bから出射されて光学部材22を透過した青色光とが互いに平行となるように、LED光源112G,112R,112Bの主光線軸及び前記ミラー部22a,22bの傾斜角度が調整されている。なお、光学部材22とLED光源112Bとから成るセットを複数設けてもよい。
図5は照明装置104を示した説明図である。照明装置100との相違点は、光学部材12に替えて光学部材13を備えると共に、LED光源11Bに替えてLED光源113Bを備えている点である。光学部材13は第1ダイクロイックプリズム部13aと第2ダイクロイックプリズム部13bとから成る組を複数有して成る。前記プリズム部13a,13bは光出射面(反射面)側において鋸歯状を成すように形成されている。第1ダイクロイックプリズム部13a及び第2ダイクロイックプリズム部13bは共に青色光を透過し他の色光を反射するように設計されている。
LED光源113Bは複数のLEDが同一平面内に配置されたものであり、各LEDはその位置に応じてその主光線軸が前記平面(LED配置平面)に対して直交しないように配置されている。すなわち、プリズム部13aに向けて光を出射するように配置された各LEDは、プリズム部13aを透過して出射する光が前記法線Oと平行となるように、前記法線Oに対して反時計回りに所定角度傾けられる。また、プリズム部13bに向けて光を出射するように配置された各LEDは、プリズム部13bを透過して出射する光が前記法線Oと平行となるように、前記法線Oに対して時計回りに所定角度傾けられる。
第1ダイクロイックプリズム部13aと第2ダイクロイックプリズム部13bのいずれか一方は、青色光を透過しない通常のミラーであってもよい。いずれか一方を通常のミラーとする場合は、第1ダイクロイックプリズム部13aを通常のミラー部とする(第2ダイクロイックプリズム部13bは残す)のがよい。ダイクロイックプリズムは任意に設定した波長値を境界に例えば上側の波長の光を反射させ下側の波長の光を透過する。前記境界付近で透過させられるべき色光と反射させられるべき色光が混在すると、光の利用効率が低下してしまう。第2ダイクロイックプリズム部13bは赤色光を反射し青色光を透過する。赤色光と青色光は波長帯が離れているから、上記のごとく、第2ダイクロイックプリズム部13bを残すのがよい。
図6は照明装置105を示した説明図である。照明装置104との相違点は、LED光源11R,11Gに替えて、LED光源111R,111Gを備えている点である。この照明装置105は照明装置104に比べて小型化の点で有利である。一方、放熱性については、照明装置104の方がLED光源間に距離があるので照明装置105よりも有利である。
図7は照明装置106を示した説明図である。この照明装置106は、LED光源112G,112R,112Bと、光学部材23と、を備えて成る。各LED光源112は、一つのLEDから成る。光学部材23は、第1部材23Aと第2部材(光指向性制御部材)23Bとから成る。
第1部材23Aは光学部材13と同一の構成を有する。すなわち、第1部材23Aは、第1ダイクロイックプリズム部23aと第2ダイクロイックプリズム部23bとから成る組を複数有して成る。前記プリズム部23a,23bは光出射面(反射面)側において鋸歯状を成すように形成されている。第1ダイクロイックプリズム部23a及び第2ダイクロイックプリズム部23bは共に青色光を透過し他の色光を反射するように設計されている。ただし、LED光源112Bの光束内に複数のプリズム部23a,23bが存在する点で照明装置104と相違している。
第2部材23Bは、この実施形態ではプリズムアレイである(ダイクロイック特性は有しない)。このプリズムアレイの山形状部の頂部と前記プリズム部23a,23bから成る山形状部の頂部を結ぶ線は光学部材23の法線O(図7では省略している)に平行である。この照明装置106においては、光学部材23にて反射された赤色光の主光線軸と、光学部材23にて反射された緑色光の主光線軸と、LED光源112Bから出射されて光学部材23を透過した青色光の主光線軸とが互いに平行となるように、LED光源112G,112R,112Bの主光線軸及び前記山形状部の角度が調整されている。
図8に示す照明装置107はLED光源112G,112R,112Bと、光学部材33と、角度制御レンズ34と、を備えて成る。各LED光源112は、一つのLEDから成る。光学部材33は、第1ダイクロイックプリズム部33aと第2ダイクロイックプリズム部33bとから成る組を一つ有して成る。一つのLED光源112Bに対して一組のプリズム部33a,33bが対応する。第1ダイクロイックプリズム部33a及び第2ダイクロイックプリズム部33bは共に青色光を透過し他の色光を反射するように設計されている。角度制御レンズ34は光学部材33とLED光源112Bとの間に設けられており、光学部材33から出射される青色光が略平行光となるように、LED光源112Bから出射された青色光の分散角を制御し、当該制御された青色光を光学部材33の光入射面に導く。角度制御レンズ34は回転対称な形状を有する透明部材から成り、中央部の凸状非球面部Aと周辺側非球面部Bと周辺側非球面ミラー部Cと中央の凹状非球面部Dとから成る。LED光源112Bからは拡散光(非平行光)が出射される。なお、角度制御レンズ34として、一般的な平行光化用のレンズ等を備えてもよい。
図9はこの発明にかかる照明装置100を備えた三板式の投写型映像表示装置を示した説明図である。照明装置100からは各色光が常時出射される。照明装置100から出射された白色光は第1ダイクロイックミラー68へと導かれる。第1ダイクロイックミラー68は、赤色波長帯域の光を透過し、シアン(緑+青)の波長帯域の光を反射する。第1ダイクロイックミラー68を透過した赤色波長帯域の光は、反射ミラー69にて反射されて光路を変更される。反射ミラー69にて反射された赤色光はコンデンサレンズ70を経て赤色光用の透過型の液晶表示パネル81を透過することによって光変調される。一方、第1ダイクロイックミラー68にて反射したシアンの波長帯域の光は、第2ダイクロイックミラー71に導かれる。
第2ダイクロイックミラー71は、青色波長帯域の光を透過し、緑色波長帯域の光を反射する。第2ダイクロイックミラー71にて反射した緑色波長帯域の光はコンデンサレンズ72を経て緑色光用の透過型の液晶表示パネル82に導かれ、これを透過することによって光変調される。また、第2ダイクロイックミラー71を透過した青色波長帯域の光は、反射ミラー74,76、リレーレンズ73,75、及びコンデンサレンズ77を経て青色光用の透過型の液晶表示パネル83に導かれ、これを透過することによって光変調される。
各液晶表示パネル81,82,83は、入射側偏光板81a,82a,83aと、一対のガラス基板(画素電極や配向膜を形成してある)間に液晶を封入して成るパネル部81b,82b,83bと、出射側偏光板81c,82c,83cとを備えて成る。液晶表示パネル81,82,83を経ることで変調された変調光(各色映像光)は、クロスダイクロイックプリズム78によって合成されてカラー映像光となる。このカラー映像光は、投写レンズ79によって拡大投写され、スクリーン上に投影表示される。
なお、以上の実施形態においては、透過型の液晶表示パネル5を用いたが、これに限るものではなく、反射型の液晶表示パネルを用いてもよいし、或いは、液晶表示パネルに代えて例えば微小ミラーを個別に駆動するタイプの光変調素子を用いても用いてもよいものである。また、発光ダイオード(LED)に限らず、有機或いは無機のエレクトロルミネッセンスなどを用いてもよい。
この発明の実施形態の照明装置を備えた投写型映像表示装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を示した説明図である。 この発明の実施形態の照明装置を備えた投写型映像表示装置を示した説明図である。 従来の照明装置を示した説明図である。
符号の説明
100 照明装置
101 照明装置
102 照明装置
103 照明装置
104 照明装置
105 照明装置
106 照明装置
107 照明装置
5 液晶表示パネル
6 投写レンズ
11 LED光源
111 LED光源
112 LED光源
113 LED光源
12 光学部材
13 光学部材
22 光学部材
23 光学部材
14 インテグレータレンズ

Claims (6)

  1. 第1の方向から受けた第1の色光を特定方向に反射する第1の反射と第2の方向から受けた第2の色光を前記特定方向と平行な方向に反射する第2の反射とから成る組が鋸歯状を成すように複数配置されており
    前記第1の反射及び第2の反射の少なくとも一方は、第3の方向から入射された第3の色光を透過させて前記特定方向と平行な方向に導くダイクロイックミラーであり、
    前記第1の反射部と前記第2の反射部とが成す頂角は鈍角となるように配置されていることを特徴とする光学部材。
  2. 第1の方向から受けた第1の色光を特定方向に反射する第1の反射部と第2の方向から受けた第2の色光を前記特定方向と平行な方向に反射する第2の反射とから成る組が鋸歯状を成すように複数配置されており
    前記第1の反射及び第2の反射の少なくとも一方は、第3の方向から入射された第3の色光を透過させて前記特定方向と平行な方向に導くダイクロイックプリズムであり、
    前記第1の反射部と前記第2の反射部とが成す頂角は鈍角となるように配置されていることを特徴とする光学部材。
  3. 請求項2記載の光学部材において、
    前記ダイクロイックプリズムの前記第3の色光が入射する側に配置され、前記第3の色光を透過させると共に前記第3の色光の進行方向を制御して前記特定方向と平行な方向に導く透明部材を有することを特徴とする光学部材。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の光学部材と、第1の色光を出射する第1光源と、第2の色光を出射する第2光源と、第3の色光を出射する第3光源とを備えたことを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4に記載の照明装置において、前記光源の全て又は一部は複数の固体発光素子が同一平面内に配置された固体発光素子アレイから成ることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項4または5に記載の照明装置と、前記照明装置からの光を受けるライトバルブと、前記ライトバルブを経ることで得られた映像光を投写する投写手段と、を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。
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