JP4614435B2 - 車椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、搭乗者が着席したまま移動できる車椅子に係わり、特に、自動車などの車両への搭載に好適な車椅子に関する。
車椅子は、脚部にケガを負った負傷者や脚部に障害を持つ障害者などの搭乗者が着席したまま移動するのに不可欠な簡易車両として今日多く利用されている。そして一般的に用いられている車椅子の構造としては、主車輪と前方補助車輪とを回転可能に設けたパイプフレームを左右に開閉可能に備え、それらの間に布材などからなる座シートと背シートを張り渡して折りたたみできる構成となっていた。
このような車椅子の搭乗者には脚力による踏ん張りが効かない者が多いため、搭乗時には座シートや背シート上でのバランスが取り難く、外出時などにおいても搭乗者の身体を安全に保持できる機能が車椅子に求められていた。そこで、従来では、搭乗者の身体を保持してくれるシートベルトを備えた車椅子が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2000−316911号公報
また、近年では、車椅子の搭乗者が自動車の座席に乗り換える手間を省くべく、搭乗者が着席したまま車椅子ごと貨物室に搭載できる設備を備えた自動車が普及してきている。しかし、上記特許文献1に記載されているような車椅子の構成では、たとえシートベルトを備えていても、そのような自動車への搭載時における急停止や衝突などによる強い衝撃に対しては十分に身体を拘束できるものではなく、搭乗者の安全を確保できるものではなかった。
本発明の目的は、自動車搭載時の衝突に対しても搭乗者の身体の確実に拘束して安全を確保できる車椅子を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、搭乗者が着座するシートを有する車椅子であって、前記搭乗者の身体を拘束可能なシートベルトと、前記シートベルトに巻き取り方向の張力を付与する複数のシートベルトリトラクタと、前記シートの左右両側の側壁部の内側で上下回動可能に軸支された平板からなる跳ね上げ式のフットレストと、を有し、前記シートベルトリトラクタは、前記シートベルトに所定値以上の張力が付加されたときに、前記シートベルトの引き出し方向の動作をロックするロック機構と、前記シートベルトのトングが前記シートに設けた孔部の手前の所定位置で止まるように巻取りを停止させるための、リミッター機構と、を備えており、記シートのうち前記搭乗者が着座する座面部、前記シートのうち前記搭乗者の上半身を受ける背面部、前記シートのうち前記背面部の上端に位置して前記搭乗者の頭部を受けるヘッドレスト部、前記シートのうち前記搭乗者の肘を受ける肘掛け部、及び、主車輪の上方を覆うタイヤハウスを一体に成形した、炭素繊維強化プラスチック若しくはガラス繊維強化プラスチックからなるモノコック構造を有し、前記モノコック構造は、前記座面部の下面に位置して主車輪軸を支持する主車輪軸支持部の取り付け部を備えるとともに、前記座面部と前記背面部とが90度以上の角度をなしつつ前記背面部が後方に向けて傾斜するように設けられており、前記背面部の左右両側において上下の長手方向に沿って、中空の箱形構造又はアングル材又はチャネル材を用いたリブが設置されており、前記背面部に略水平にハンドル部材が延設されており、前記シートベルトリトラクタは、前記シートの裏側であって前記主車輪軸支持部の付近に設置されており、前記車椅子全体の重心位置が、前記主車輪軸より上方で、前記搭乗者の腰部の重点より下方に位置するよう構成されているものである。
これにより、自動車への搭載時において急停止や衝突などにより搭乗者が強い衝撃を受けても、シートベルトの巻き取り方向の張力によりシートベルトで身体を車椅子に確実に拘束でき、搭乗者の安全を確保できる。また、通常の地上搭乗時にシートベルトを外した場合には、シートベルトリトラクタがシートベルトを自動的に巻き取って収納できるため、搭乗者をシートベルトによる煩わしさから解放して快適に搭乗させることができ、また車椅子に対する乗降作業も円滑に行うことができる。
また、本発明の車椅子は、シートベルトリトラクタを複数個有する。これにより、衝撃を受けた際のシートベルトによる身体の拘束がより確実となって、搭乗者の安全を一層確保することができる。
また、本発明の車椅子は、シートベルトリトラクタがシートの裏側に取り付けられている。これにより、構造上強度が高くなっているシートの裏側にシートベルトリトラクタを設置できることから、自動車への搭載時において急停止や衝突などにより搭乗者が強い衝撃を受けても、シートが損傷してシートベルトリトラクタが外れることがなくシートベルトに巻取り方向の張力を付与して身体を拘束することができる。
また、本発明の車椅子は、シートベルトリトラクタが、シートベルトに所定値以上の張力が付加されたときに、シートベルトの引き出し方向の動作をロックするロック機構を備える。これにより、シートベルトに急激な張力が付加された際にシートベルトの引き出しをロックすることで、搭乗者の安全を一層確保することができる。
また、本発明の車椅子は、少なくとも、シートのうち搭乗者が着座する座面部と、搭乗者の上半身を受ける背面部と、背面部の上端に位置して搭乗者の頭部を受けるヘッドレスト部とを一体に成形したモノコック構造を有する。これにより、車椅子全体の強度が向上して衝撃に対する耐久度の高い構成となるとともに、搭乗者の身体に対してもシートベルトリトラクタとシートベルトを介してより確実に拘束することができる。
また、本発明の車椅子は、モノコック構造が、座面部の下面に位置して主車輪軸を支持する主車輪軸支持部の取り付け部を備えている。これにより、車椅子全体の強度がより向上して衝撃に対する耐久度の高い構成となり、搭乗者の安全を一層確保することができる。
また、本発明の車椅子は、シートベルトリトラクタを主車輪軸支持部の付近に設置している。これにより、構造上強度が高くなっている主車輪支持部に多く設けられている強度部材にシートベルトリトラクタを設置できることから、急激な張力が付加されたシートベルトに対しても確実にロックして身体を拘束することができる。
また、本発明の車椅子は、背面部の長手方向に沿ってリブを設置している。これにより、背面部の強度が向上し、衝撃を受けた際に最も動きの激しい搭乗者の上半身に対してより確実に拘束することができる。
また、本発明の車椅子は、背面部に略水平に延設したハンドル部材を有する。これにより、後方からの介添人による押し移動や引き戻しが容易となるとともに、搭乗者が搭乗していない空車時における車椅子の取り扱いも片手で容易に行うことができる。
また、本発明の車椅子は、搭乗者の肘を受ける肘掛け部と、主車輪の上方を覆うタイヤハウスとを一体に形成している。これにより、主車輪を座面部に近い位置に配置して車幅を狭くしたコンパクトな構成とした場合でも、搭乗者は主車輪のタイヤ部に触れることがなく、うでを自然な位置に置いて快適に搭乗することができる。
また、本発明の車椅子は、座面部と背面部とが90度以上の角度をなして設けられている。これにより、搭乗者は上半身を後方にあずけた姿勢で快適に搭乗することができる。
また、本発明の車椅子は、全体の重心位置が、主車輪軸より上方で、搭乗者の腰部の重点より下方に位置するよう構成されている。これにより、搭乗時における車椅子の重心が安定し、また搭乗者自身による腰部の移動によってもバランスがとりやすくなるため、衝撃などを受けた場合でも転倒を防ぐことができる。
そして、さらに本発明においては、跳ね上げ式のフットレストを有している。これにより、搭乗者は、シートに着席している際に、フットレストを下げ降ろし、水平に固定させた状態でその上に足を乗せることにより、脚部を適切な姿勢で安定させることができる。また、車椅子への乗降時にはフットレストを上げることで、シート付近で地面に直接起立することができ、フットレスト上で起立した場合に生じうる車椅子の転倒を防ぐことができる。
さらに本発明においては、シートベルトのトングを所定位置で止めるためのリミッター機構を有している。このリミッター機構を用いて、トングがシートの孔部の手前で止まるよう自動巻き取りを停止させることにより、シートベルトが引き込まれすぎて次回引き出しにくくなったり、引き出せなくなるのを防止することができる。
さらに本発明においては、背面部のリブが上下方向に沿って備えられていることにより、背面部は前後方向に大きな荷重を受けても折れにくい構造となっており、前方の衝撃に対して特に強度が高い構成となっている。
本発明によれば、自動車搭載時の衝突に対しても搭乗者の身体の確実に拘束して安全を確保することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態による車椅子の全体を上側方より斜視で示す図であり、図2は下側方より斜視で示す図、図3は側面図、図4は正面図、図5は底面図である。図1において、本実施形態による車椅子1は、概略的に言うと、座席本体2と、この座席本体2の後方で下方両側に備える一対の主車輪3と、座席本体2の前方で下方両側に備える一対の前方補助車輪4と、座席本体2の前方で両側に備える一対のフットレスト5と、座席本体2の後方に備えるハンドル6と、座席本体2の各所より引き出して示している5本のシートベルト7,8,9,10,11と、各シートベルト7〜11を座席本体2に連結するシートベルトリトラクタ12,13,14,15,16(図2、図5中に破線で図示)とを有している。
まず、この車椅子1の機能を概略的に説明すると、搭乗者は、座席本体2に着席しフットレスト5に足を乗せて正常に搭乗した状態となり、さらにその状態から各シートベルト7〜11をシートベルトリトラクタ12〜16から引き出して適切に装着することで、身体を座席本体2に確実に拘束することができる。また、搭乗者は一対の主車輪3を手で回転操作することで、搭乗者自身による移動が可能となり、後方から介添人がハンドル6を把持することで搭乗者の搭乗の有無にかかわらず容易に車椅子1を移動させることができる。
また、本実施形態の車椅子1は、自動車の貨物室に搭載して後述するアタッチメントなどにより固定した際に、搭乗者の身体を車椅子1に確実に拘束することができ、自動車の急停止や衝突などによる強い衝撃を受けた場合でも十分に身体を拘束して搭乗者の安全を確保できるようになっている。
以下、上記機能を奏する各部について詳細に説明する。
まず、座席本体2について説明すると、座席本体2は、搭乗者が着座する座面部17と、搭乗者の上半身を受ける背面部18と、背面部18の上端に位置して搭乗者の頭部を受けるヘッドレスト部19と、座面部17の下面に位置して主車輪3及び主車輪軸20を支持する主車輪軸支持部21を例えばボルト締結を介し取り付ける取り付け部(図示せず)と、座面部17の両側からその前方斜め下方に延びるよう位置する側壁部22と、各側壁部22の後方側で上方両側に位置する肘掛け部23とを有しており、これらは全てCFRP(Carbon-Fiber Reinforced Plastics/炭素繊維強化プラスチック、以下同様)を材料として一体に成形されたモノコック構造のイス型構造物(シート)となっている。なお、CFRPに限られず、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)等の他の複合材料や、若しくは樹脂材料で形成してもよい。そしてこの座席本体2の各所の角部は曲線状となっており、全体の外形が流面と流線で形成された形状となっている。なお、ヘッドレスト部19についてはモノコック構造とせず、他の部分に対し伸縮あるいは上下変位可能な別体構造としてもよい。同様に肘掛け部23も、モノコック構造とせず、他の部分にボルト等により取り付ける別体構造としてもよい。
このように、搭乗者を着席させ、車椅子1の各部を連結する主構造部材として機能する座席本体2をモノコック構造で構成していることにより、車椅子1全体の強度が向上して衝撃に対する耐久度の高い構成となるとともに、搭乗者の身体に対してもシートベルトリトラクタ12〜16とシートベルト7〜11を介してより確実かつ安全に拘束することができる。
また、座席本体2が流面と流線で形成された形状となっていることにより、衝撃などの大きい荷重を受けた場合でも応力集中が発生しにくく、非常に耐久性の高い構成となっている。なお、座席本体2を構成する材料については、上記のように強度の高いCFRPにて一体に形成することが望ましいが、これに限らずに高強度アルミ材など他の高強度材料で構成することももちろん可能である。また、以上の座席本体2のモノコック構造は、少なくとも座面部17、背面部18及びヘッドレスト部19が一体に成形されていれば、衝撃に対して要求される耐久度を得ることができるものであるが、本実施形態の車椅子1のように主車輪軸支持部21を取り付ける上記取り付け部をも一体に成形したモノコック構造とした場合には、格段に耐久度を向上させることができる。
背面部18は、自動車搭載時の衝突時のシートベルト8からの大荷重に耐えるために構造上強度の高い構成となっている。さらに背面部18の裏面18a(搭乗者の背中に接する面の逆側の面)には、左右両側で上下の長手方向にそってリブ24が形成されており、これにより、背面部18はさらに強度が向上した構成となって、衝撃を受けた際に最も動きの激しい搭乗者の上半身に対してより確実に拘束することができる。特に、図示するようにリブ24が上下方向に沿って備えられていることにより、背面部18は前後方向に大きな荷重を受けても折れにくい構造となっており、前方の衝撃に対して特に強度が高い構成となっている。なお、図示するリブ24は中空の箱形構造となっているが、これに限らずにアングル材やチャネル材などを設置した構成であってもよい。
また、座面部17と背面部18との間は、図3に示すように90度以上(この例ではおよそ120度)の角度をなして形成されており、背面部18は後方に向けて傾斜する配置となっている。このように座面部17と背面部18との間に90度以上の角度をなして形成していることにより、搭乗者は上半身を後方にあずけた楽な姿勢で快適に搭乗することができる。
さらに、このように背面部18を後方に傾斜する配置とするとともに、各部に図示しないバラストなどを設置するなどによって、搭乗者が搭乗した際における全体の重心位置を、図3中のA点で示すように、主車輪軸20より上方で搭乗者の腰部の重点(図中のおよそB点の位置)より下方に位置するよう重量バランスが取られている。この構成により、搭乗時における車椅子1の重心が安定し、また搭乗者自身による腰部の移動によってもバランスがとりやすくなるため、衝撃などを受けた場合でも転倒しにくくすることができる。
図1に戻り、ヘッドレスト部19は、搭乗者が搭乗している状態で頭部の背面に当たる配置となっている。このヘッドレスト部19の中央には、図示しないヘッドレストマットを貼着できるようになっており、そのような場合には上記衝突による衝撃を受けた場合でも頭部に対してより柔軟に衝撃を緩和することができる。
主車輪軸支持部21は、主車輪3に貫通させて回転可能に支持する主車輪軸20を座席本体2より側方に突設して支持する部分であり、搭乗者の体重のほとんどを受けて主車輪軸20を介し主車輪3に付加するため、座席本体2でも最も多くの強度構造部材が集中して設けられている部分である。
肘掛け部23は、搭乗者の搭乗時に肘を置く部分であり、それと同時に主車輪3の上方を覆うタイヤハウスと一体に形成された構成となっている。これにより、主車輪3を座面部17に近い位置に配置して車幅を狭くしたコンパクトな構成とした場合でも、搭乗者は主車輪3のタイヤ部分(後述する)に触れることがなく安全かつ衛生的であり、また腕を自然な位置に置いて快適に搭乗することができる。
また、各フットレスト5の上方で、各側壁部22の間を左右に張り渡すように(例えば伸縮可能ないわゆるマジックベルトで構成された)レッグベルト25が設けられている。これは、搭乗者の脚力が弱い場合でもふくらはぎを受けて、脚部が下方にずり落ちないよう支持するものである。
また、各側壁部22の前方で外側壁面には、アタッチメント部26がボルトにより固定されている。各アタッチメント部26には、前方に解放するスリット27が形成されており、このスリット27に図示しない自動車の貨物室に固定された固定器具を係止することで、車椅子1全体を貨物室に固定することができる。
次に、主車輪3について説明する。主車輪3は、内部に図示しないベアリングを備えて(但しベアリングは主車輪軸20側に備えられていてもよい)主車輪軸20に回転可能に軸支されるハブ28と、ハブ28から放射状に延びるよう設けられる複数本(この例では4本)のスポーク29と、これらスポーク29に連結してハブ28と同心的に配置されたリム30と、このリム30の外周に取り付けられたゴム製のタイヤ31と、リム30とほぼ同径の環状リングであってリム30から左右外側に離間して連結しているハンドリム32とを備えている。搭乗者は、左右両方のハンドリム32を把持してそれぞれ前後に回転させることで、車椅子1の前進、後退、左折、右折の移動ができるようになっている。
次に、前方補助車輪4について説明する。前方補助車輪4は、外周にゴム製のタイヤ33を備えた車輪34をキャスターフォーク35に回転可能に軸支されており、このキャスターフォーク35は座席本体2の各側壁部22の下端に垂直軸周りに回転可能に軸支されている。このような構成の前方補助車輪4により、車椅子1の前方側の荷重を支えるとともに、車椅子1が任意の方向へ円滑に移動できるよう補助するようになっている。
次に、フットレスト5について説明する。フットレスト5は、座席本体2の各側壁部22の内側で上下回動可能に軸支された平板であり、それぞれ下げ降ろした場合には図示しないストッパにより相互に水平対向する配置で固定され、またそれぞれ水平よりも上方には自由に回動できる、いわゆる跳ね上げ式で設置されている。搭乗者は、座席本体2に着席している際に、各フットレスト5を下げ降ろし、水平に固定させた状態でその上に足を乗せることにより、脚部を適切な姿勢で安定させることができる。また、車椅子1への乗降時には各フットレスト5を上げることで、座面部17の付近で地面に直接起立することができ、フットレスト5上で起立した場合の車椅子1の転倒を防ぐことができる。
次に、ハンドル6について説明する。ハンドル6(ハンドル部材)は、図2に示すように、略棒状のものであって、背面部18に略水平に延設して設置している。従来一般的に用いられていたバックレストパイプは、背面部の両側後方で前後方向水平に配置された一対の片持ち把持部であったのに対し、本実施形態が備えるハンドル6は左右に渡るコの字型に形成されて設置されているため、後方に位置する介添人からはより自然な把持が可能となり、押し移動や引き戻しが容易に行える。また、車椅子1の中心線上での片手での把持が可能となるため、搭乗者が搭乗していない空車時における車椅子1の取り扱いも容易に行うことができる。
次に、シートベルト7〜11とシートベルトリトラクタ12〜16について説明する。5つのシートベルト7〜11は、座席本体2の各部に設けた孔部36,37,38,39,40から引き出せるようになっており、1つは座面部17の中央に設けた孔部36から、2つは各側壁部22の肘掛け部23付近に設けた孔部37,38から、残りの2つはそれぞれ背面部18の同じ高さ位置に設けた2つの孔部39,40から引き出せるようになっている。搭乗者から向かって右側の側壁部22の孔部37から引き出せるシートベルト8の先端には、共通バックル41が設けられており、他の4つのシートベルト7,9,10,11の先端には共通バックル41に着脱可能なトング42が設けられている。
各シートベルト7〜11を引き出して各トング42を共通バックル41に装着した場合には、図4に示すように共通バックル41を中心として放射状にシートベルト7〜11が延びる配置となる。これにより搭乗者は、上方の2つのシートベルト10,11により両肩を背面部18に拘束され、両側方の2つのシートベルト8,9により腹部を背面部18に拘束され、下方の1つのシートベルト7により腰部を座面部17に拘束されることになる。
そして、全てのシートベルト7〜11は、図2に示すようにそれぞれシートベルトリトラクタ12〜16を介して座席本体2に連結しており、シートベルトリトラクタ12〜16から各シートベルト7〜11を軽く自然な力で引き込むことで、それぞれの所定の長さで引き出せるようになっている。また、これらシートベルトリトラクタ12〜16は、各シートベルト7〜11に対して常に巻取り方向の張力を付与するようになっており、そのため搭乗者が着席して各シートベルト7〜11を装着した際には搭乗者の身体に対して適切な張力を持って身体を拘束することができるとともに、共通バックル41から各トング42を外してシートベルト7〜11を自由した際には、シートベルト7〜11をそれぞれ自動的に巻き取ることができるようになっている。さらに、このシートベルトリトラクタ12〜16は、各シートベルト7〜11に急激な張力が付加された際には、シートベルト7〜11の引き出し方向の動作をロックするロック機構も備えている。
これにより、車椅子1を自動車に搭載した時において、急停止や衝突などにより搭乗者の身体に強い衝撃を受けた際には、シートベルト7〜11の巻き取り方向の張力により身体を車椅子1に確実に拘束でき、搭乗者の安全を確保することができる。そして、さらに強い衝撃を受けた際には、シートベルト7〜11に急激な張力が付加されることになるため、ロック機構によりシートベルトリトラクタ12〜16からのシートベルト7〜11の引き出しがロックされ、シートベルト7〜11で身体を車椅子1に確実に拘束できることから、搭乗者の安全を一層確保することができる。また、自動車から降車して通常の地上搭乗時にシートベルト7〜11を外した場合には、シートベルトリトラクタ12〜16がシートベルト7〜11を自動的に巻き取って収納できるため、搭乗者をシートベルト7〜11による煩わしさから解放して快適に搭乗させることができるとともに、車椅子1に対する乗降作業も円滑に行うことができる。
また、このようなシートベルトリトラクタは1つではなく複数個有するべきであり、できれば本実施形態のように全てのシートベルトに設けるのが望ましい。そうすることで、衝撃を受けた際のシートベルトによる身体の拘束がより確実となって、搭乗者の安全を一層確保することができる。また、本実施形態のように4本のシートベルトで拘束する5点式が望ましいが、条件によっては4点式以下の拘束とすることもある。
また、本実施形態の車椅子1では、図5に示すように各シートベルトリトラクタ12〜16をひとまとめにユニット化して主車輪軸支持部21の付近に設置しており、特にシートベルトリトラクタ13〜16はシートの裏側(着座側と反対側)である背面部18に渡って設置している。上述したように構造上強度が高くなっている背面部18及び主車輪軸支持部21には強度部材が集中して多く設けられており、特に主車輪軸20とほぼ同軸上に配置された各シートベルトリトラクタ12〜16はこれら強度部材に直接設置できる。したがって、シートベルト7〜11に急激な張力が付加されてもシートベルトリトラクタ12〜16が確実にロックし、座席本体2から外れることなく身体を確実に拘束させることができる。
なお、設置するシートベルトリトラクタ12〜16は、上述したようなロック機能と自動巻取り機能を有しているものであれば、自動車の座席に使用されている様々な種類のものが適用できる。また、本実施形態では、シートベルトリトラクタ12〜16が備える図示しないリミッター機構により、各シートベルト7〜11のトング42が座席本体2の各孔部36〜40の手前の所定位置で止まるよう自動巻き取りを停止させることができ、シートベルト7〜11が引き込みすぎて次回引き出しにくくなったり、引き出せなくなるのを防止するようになっている。これは、リミッター機能を設ける他にも、例えば図示しないが、各トング42に各孔部36〜40を通過できない大きさのストッパー部材を設けることなどにより、シートベルト7〜11の引き込みすぎを防ぐことができる。
また、共通バックル41を備えた右側のシートベルト8が通過する孔部37付近には、座席本体2の側壁部22に共通バックル41がはまりこめる大きさの凹形状でバックル収容部43が形成されている。これにより、シートベルト7〜11を巻き取って共通バックル41を引き込んだ際には、図6に示すように共通バックル41が側壁部22に収容され、搭乗者にとってじゃまにならないようにできる。
以上の構成にある本実施形態の車椅子1によれば、通常の地上搭乗時においても従来にはなかった快適かつ安全な搭乗が可能であるばかりでなく、車椅子1ごと自動車に搭載した際には、自動車の通常座席でシートベルトを着用した状態とほぼ同様に搭乗者の身体を確実に拘束して安全性を確保できるため、自動車への搭載に好適な機能を有する車椅子1となっている。
上述した本実施形態の具体的な構成は、本発明の内容を厳密に限定するものではなく、細部に関しては本発明の趣旨に沿って多様に変更できることはもちろんである。
本発明の実施形態による車椅子の全体を上側方から見た斜視図である。 同じく車椅子の全体を下側方から見た斜視図である。 同じく車椅子の全体の側面図である。 同じく車椅子の全体の正面図である。 同じく車椅子の全体の底面図である。 共通バックルを収容した状態のバックル収容部の拡大図である。
符号の説明
1 車椅子
2 座席本体(シート)
3 主車輪
4 前方補助車輪
5 フットレスト
6 ハンドル(ハンドル部材)
7,8,9, シートベルト
10,11
12,13,14, シートベルトリトラクタ
15,16
17 座面部
18 背面部
18a 背面部裏面
19 ヘッドレスト部
20 主車輪軸
21 主車輪軸支持部
22 側壁部
23 肘掛け部
24 リブ
25 レッグベルト
26 アタッチメント部
27 スリット
28 ハブ
29 スポーク
30 リム
31 タイヤ
32 ハンドリム
33 タイヤ
34 車輪
35 キャスターフォーク
36,37,38, 孔部
39,40
41 共通バックル
42 トング
43 バックル収容部

Claims (1)

  1. 搭乗者が着座するシートを有する車椅子であって、
    前記搭乗者の身体を拘束可能なシートベルトと、
    前記シートベルトに巻き取り方向の張力を付与する複数のシートベルトリトラクタと
    前記シートの左右両側の側壁部の内側で上下回動可能に軸支された平板からなる跳ね上げ式のフットレストと、
    を有し、
    前記シートベルトリトラクタは、
    前記シートベルトに所定値以上の張力が付加されたときに、前記シートベルトの引き出し方向の動作をロックするロック機構と、
    前記シートベルトのトングが前記シートに設けた孔部の手前の所定位置で止まるように巻取りを停止させるための、リミッター機構と、
    を備えており、
    記シートのうち前記搭乗者が着座する座面部、前記シートのうち前記搭乗者の上半身を受ける背面部、前記シートのうち前記背面部の上端に位置して前記搭乗者の頭部を受けるヘッドレスト部、前記シートのうち前記搭乗者の肘を受ける肘掛け部、及び、主車輪の上方を覆うタイヤハウスを一体に成形した、炭素繊維強化プラスチック若しくはガラス繊維強化プラスチックからなるモノコック構造を有し、
    前記モノコック構造は、
    前記座面部の下面に位置して主車輪軸を支持する主車輪軸支持部の取り付け部を備えるとともに、前記座面部と前記背面部とが90度以上の角度をなしつつ前記背面部が後方に向けて傾斜するように設けられており、
    前記背面部の左右両側において上下の長手方向に沿って、中空の箱形構造又はアングル材又はチャネル材を用いたリブが設置されており、
    前記背面部に略水平にハンドル部材が延設されており、
    前記シートベルトリトラクタは、
    前記シートの裏側であって前記主車輪軸支持部の付近に設置されており、
    前記車椅子全体の重心位置が、
    前記主車輪軸より上方で、前記搭乗者の腰部の重点より下方に位置するよう構成されている
    ことを特徴とする車椅子。
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