JPH09285500A - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JPH09285500A
JPH09285500A JP8122488A JP12248896A JPH09285500A JP H09285500 A JPH09285500 A JP H09285500A JP 8122488 A JP8122488 A JP 8122488A JP 12248896 A JP12248896 A JP 12248896A JP H09285500 A JPH09285500 A JP H09285500A
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JP
Japan
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guard plate
wheel
mudguard
wheelchair
frame
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Pending
Application number
JP8122488A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagayoshi Satou
永佳 佐藤
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泥除けの合理化を図る。 【解決手段】 前方にフットレスト4が突設され、後部
に操舵アーム6を備え、側面には駆動用車輪9と補助車
輪8とが設けられたサイドフレム1aに、肘当て13と
ガード板14及び泥除け15とが一体に形成されたアッ
パーフレーム1bを組み付けて成る左右一対の基枠1,
1同士をX状リンク2で連結する。前記駆動用車輪9の
上方は、泥除け15により覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剛性が高く快適な
車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子は、機種により多少の相違はある
が、概ね、座席の両脇に各々駆動用車輪と補助車輪とを
備え、前方には脹ら脛支持用のパットや足置き台を有し
たフットレストを備えた構造となっていて、駆動輪の上
方には取り付け金具を有した泥除けが装備されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車椅子にあって
は、泥除けは図4に例示する如く、リテーナ17,17
を介してボルト及びナットにて車輪内側の基枠1に取り
付けられているため、取り付けが面倒なことと、泥除け
本体を含め、取り付け金具及びボルト,ナットなどの部
品によって車椅子の重量が増加し、障害者や老人の多く
が希望している軽量車椅子ができないこと、又図5に示
すように、座席の両サイドに設けられているガード板1
4との間に隙間を有するように取り付けられているの
で、ガード板14と泥除け15との隙間内に、搭乗者が
介護を受けての移動時に遊んでいる手を入り込ませてし
まったり、搭乗する際に衣類の裾を駆動車輪に接触させ
て汚し、不愉快な思いをすることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は合理的な構成に
より泥除けの剛性を高めると共に、手や衣類の裾を滑り
込ませて衣類を汚す等の不快な思いをすることのないよ
うにした車椅子であって、その構成は、座席の側面に設
けられるガード板に対して、車輪の上部を覆う泥除けを
密着して一体的に設けたことにある。そして泥除けは、
基枠構成部材と肘当て及びガード板と一体形成すること
ができ、前記ガード板の前側上部には開口窓を形成する
ことが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る車椅子の実施例を、
図面に基づいて説明する。図1は車椅子の全体を示した
もので、1,1は、サイドフレーム1aの上部にアッパ
ーフレーム1bが組み付けられた左右一対の基枠であ
り、それら基枠1,1はX状リンク2,2により連結さ
れると共に、両基枠1,1間にシート地3が張り渡され
ていて、シート地3を引っ張って座部が張設されるまで
広げたり、基枠1,1同士が重なり合うように折り畳み
可能となっている。前記各基枠1,1の前側には、夫々
先端に足乗せ台4aを備えたフットレスト4,4が上部
より斜め下方に向けて突設され、フットレスト4,4間
には脹ら脛支持用のパットとして利用するためのシート
地5が張り渡されている。又、各基枠1,1の後部に
は、真上に向けて操舵アーム6,6が突設され、それら
操舵アーム6,6間には、背もたれとしてのシート地7
が張り渡されている。
【0006】前記基枠1,1の各側面には、前部に補助
車輪8が、又後部には駆動用車輪9が設けられ、補助車
輪8は、基枠1の下方に突設された支持軸8aに対して
転向自在に取り付けられ、駆動用車輪9は、軸受け9a
により回動自在に片持ち支持され、同心配置された駆動
リング10を備えたものとなっている。又各基枠1の側
面には、回動操作により駆動用車輪の周面に対してブレ
ーキ爪11aを離反動作させるサイドレバー11が取り
付けられていると共に、前記操舵アーム6先端のグリッ
プ部6aに設けられているグリップレバー12によって
操作可能なドラム式のブレーキ12aが駆動用車輪に取
り付けられている。
【0007】アッパーフレーム1bは、上縁に肘当て1
3を有し、側面はガード板14で覆われ、そのガード板
14の外側面に密着して泥除け15を備えた形態になっ
ていて、それらが合成樹脂により一体形成されている。
又、サイドフレーム1aとの接続部は内方に変位せしめ
られ、アッパーフレーム1bはその分外方にせり出して
組み付けられる。更に、ガード板14の前側上部には、
開口窓16が形成されている。
【0008】このように形成された車椅子は、駆動用車
輪9の上方を覆う泥除け15が、アッパーフレーム1b
と一体成形されているので剛性が高く、変形や位置ズレ
の虞れがなくなり、而も泥除け15はガード板14に密
着しているから、衣類の端を汚すこともない。
【0009】又、ガード板14の前側上部に開口窓16
が設けられているので、アッパーフレーム1bの前端部
を握り部として利用でき、乗り降りの際にはそのアッパ
ーフレーム1bの前端を握って安定した姿勢を保つこと
ができるから便利であるし、前記握り部は、折り畳んで
持ち運びする際にも有効に利用できる。
【0010】前記実施例の泥除け15は、前側が駆動車
輪9の外周に沿って湾曲しているので、サイドレバー1
1を操作する場合に手や袖を駆動車輪9のタイヤに接触
させて汚すことがない。又泥除けは、図2に例示するよ
うに、後側に、駆動車輪9の外周に沿って下方へ湾曲し
た延長部を設ければ、泥の跳ね上げ防止対策も完璧とな
る。更に泥除けは、サイドフレームとアッパーフレーム
とから成る基枠のアッパーフレームとガード板及び肘当
てとともに一体成形するばかりでなく、図示は省略する
が、アッパーフレームには肘当て取り付け座を形成し、
その取り付け座に別体の肘当てを装着するようにした
り、アッパーフレームに別体の泥除けと一体成形された
ガード板を取り付けたり、或いは図3に例示するよう
に、一体型の基枠1に別体のガード板14を取り付け、
そのガード板14に別体の泥除け15を固着するなど、
適宜変更できる。
【0011】尚本発明の車椅子は、泥除けをガード板に
対して密着固定することにより剛性の確保と共に、快適
性の向上と重量の軽減とを図り、且つ衣類の汚れ防止を
目的としたもので、対象となる車椅子は折り畳み式に限
定されものではない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ガード板に対して一体
的に取り付けられた泥除けは、ガード板の補強作用で剛
性が高められると共に、重量低減が図られ、外力を受け
ても簡単には変形しないし、ガード板と泥除けとの間に
隙間がなくなるので、搭乗する際や走行時に誤って手や
衣類を前記隙間に入り込ませたり、隙間に入り込んだ衣
類の裾が汚れるようなことは一切なくなる。又、ガード
板の前側上部に開口窓を設け、基枠の前端を握り部とし
て利用できるから、乗り降りや持ち運びにも利用でき、
前記衣類を汚す心配をしなくてよくなったことと相俟っ
てより快適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車椅子の説明図である。
【図2】アッパーフレームの変更例を示す説明図であ
る。
【図3】別体の部材を組み付けて形成される変更例の説
明図である。
【図4】従来の車椅子における泥除け取り付け例を示す
説明図である。
【図5】従来の車椅子における泥除け取り付け例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1・・基枠、1a・・サイドフレーム、1b・・アッパ
ーフレーム、2・・X状リンク、3・・シート地(座部
用)、4・・フットレスト、4a・・足乗せ台、5・・
シート地(パット用)、6・・操舵アーム、6a・・ハ
ンドル、7・・シート地(背もたれ用)、8・・補助車
輪、8a・・支持軸、9・・駆動用車輪、9a・・軸受
け、10・・駆動リング、11・・サイドレバー、11
a・・ブレーキ爪、12・・グリップレバー、12a・
・ブレーキ、13・・肘当て、14・・ガード板、15
・・泥除け、16・・開口窓。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の側面に設けられるガード板に対し
    て、車輪の上部を覆う泥除けを密着して一体的に設けた
    車椅子。
  2. 【請求項2】 基枠構成部材と、肘当て及び泥除けとが
    ガード板と一体形成されている請求項1に記載の車椅
    子。
  3. 【請求項3】 前記ガード板の前側上隅角部に開口窓を
    形成した請求項1又は2に記載の車椅子。
JP8122488A 1996-04-20 1996-04-20 車椅子 Pending JPH09285500A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8122488A JPH09285500A (ja) 1996-04-20 1996-04-20 車椅子

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JP8122488A JPH09285500A (ja) 1996-04-20 1996-04-20 車椅子

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JPH09285500A true JPH09285500A (ja) 1997-11-04

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ID=14837094

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JP (1) JPH09285500A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085464A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Nagayoshi Sato 車椅子の泥除け
DE10248624A1 (de) * 2002-10-18 2004-05-06 Sunrise Medical Gmbh Rollstuhl mit Kleiterschutz- Seitenteil
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CN106562855A (zh) * 2016-10-26 2017-04-19 钟立朋 移动式座椅

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