JP4613604B2 - 自動搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、被製造物を格納したカセットを、制御装置により制御される無人搬送車等の搬送システムを介して複数の製造装置のポート間で搬送する自動搬送システムに関するものである。
半導体、液晶などの製造工場においては、空気中の微細な粉塵などが製品の品質性能に悪影響を及ぼすため、製造過程の品物(例えば、半導体製品製造施設の場合、半導体基板や液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の被製造物の中間製品)をカセットに格納し、製造プロセスに従い、搬送システムにより装置から装置に搬送する自動搬送システム(AMHS: Automated Material Handling System)が用いられている(特許文献1参照)。尚、搬送システムとしては、天井より懸垂された軌道上を走行してFOUP(Front Opening Unified Pod)を搬送するOHT(Over head Hoist Transport)、OHS(Over Head Shuttle)、床上を自立走行する搬送台車を用いた搬送システムなど、軌道上を走行する搬送台車による搬送システムが主流となっている。
そして、自動搬送システムを用いた製造工場では、製造工場の生産性を向上させること、即ち、自動搬送システムにおいて製造装置の稼動率を向上させることが望ましい。そこで、特許文献2に示すように、搬送システムの搬送時間を短縮することにより製造装置の駆動率を向上させるために、各製造装置のキャリアポートの稼動率、ワークの処理タクト、搬送システムの搬送タクトをもとに、空キャリアの適正供給数を決定し、ストッカを介する搬送機会が最小になるように制御する技術が開発されている。
特開2002−37415号公報 特開2004−192411号公報
しかしながら、製造工場のほとんどの製造装置は、固定バッファタイプと呼ばれるタイプの製造装置であり、一旦ポート上に載置されたカセットはカセット内の被製造物が製造装置によって全て処理又は測定されるまでポート上に載置されている。従って、図4の搬送起因稼働率ロス発生のメカニズムを表す図に示すように、製造装置の1つのポートに注目した場合のそのポートにおけるカセット交換時間(ポートに載置されているカセットが払出可能になってから別のカセットの載置が完了するまでの時間)が長ければ、製造装置は無駄な待ち時間が発生してしまう。
また、図4に示すように、カセット交換時間が最短の時間であっても、その間に製造装置の他のポートに載置されているカセット内の全ての被製造物の処理や測定が終了してしまうようなことがあれば、たとえ製造装置での処理または測定を待つカセットが保管システム内にどれだけ多く待機していようと、製造装置は無駄な待ち時間を有することとなる。
そして、搬送システムに起因した製造装置の無駄な待ち時間(即ち、製造装置の遊休状態)は、製造装置の稼働率を悪化(ロス)させるという問題がある。また、現実の製造工場においては、製造装置の処理または測定時間や搬送システムの搬送時間などはある変動幅を持った値であり、搬送システムに起因した製造装置の遊休状態の発生を計算により検出することができない。従って、搬送システムに起因した製造装置の遊休状態により、製造装置の駆動率ひいては製造工場の生産性が悪化しても、有効な対策をとることができないという問題があった。
そこで、本発明は、製造装置の稼働率を悪化する原因である搬送システムに起因した製造装置の遊休状態を検出することができる自動搬送システムを提供するものである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明に係る自動搬送システムは、被製造物を格納するカセットを、制御装置により制御される搬送システムを介して複数の製造装置間で搬送する自動搬送システムにおいて、前記製造装置から前記制御装置に対する報告と、前記制御装置から前記搬送システムに対する指令と、の情報を収集する収集手段と、前記収集手段で収集した前記報告と前記指令とから、前記製造装置のあるポートにおいて供給されたカセットの処理又は測定が終了してから次のカセットが供給されるまでのカセット交換時間の間に、前記制御装置が前記搬送システムに搬送を指令する次に供給すべきカセットの出現を待つカセット待ち時間を含まないかを検出するカセット待ち時間検出手段と、前記収集手段で収集した前記報告と前記指令とから、前記カセット交換時間の開始時に、前記カセット待ち時間検出手段で前記カセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の前記製造装置のポートの全てにカセットが載置され、且つ、前記カセット交換時間の間に、前記カセット待ち時間検出手段で前記カセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の前記製造装置のポートの全てに載置されたカセットの処理または測定が終了したかを検出する全ポートカセット終了検出手段と、を有する搬送起因稼働率ロス検出手段を備え、前記収集手段が、前記報告に関する情報として、前記製造装置から前記制御装置に対して報告される前記製造装置のポートにおける前記カセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報を収集し、前記指令に関する情報として、前記制御装置から前記搬送システムに対して指令される搬送開始の情報を収集し、前記カセット待ち時間検出手段が、前記製造装置のあるポートに載置されたカセットの払出可能時から当該ポートで次に供給すべきカセットの載置完了時までをカセット交換時間と判断し、当該カセット交換時間の間において、当該ポートに載置されたカセットの払出可能時又は当該ポートに載置されたカセットの払出完了時と、当該ポートに次に供給すべきカセットを搬送する搬送システムに対して前記制御装置が指令した搬送開始時と、が同時であると判断した場合にカセット待ち時間を含まないものと検出し、前記全ポートカセット終了検出手段が、前記カセット交換時間の開始時に、前記カセット待ち時間検出手段で前記カセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の他の前記製造装置のポートの全てから前記載置完了の情報を収集しており、且つ、前記カセット交換時間の間に前記カセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の他の前記製造装置のポートの全てから前記払出可能の情報を収集したと判断した場合に、前記カセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の前記製造装置のポートの全てにカセットが載置され、且つ、全てのカセットの処理または測定が終了したと検出することを特徴とする。
これにより、搬送起因稼働率ロス検出手段において、カセット待ち時間検出手段で、収集した製造装置から制御装置に対する報告と、制御装置から搬送システムに対する指令に関する情報から、製造装置のあるポートにおいて供給されたカセットの処理又は測定が終了してから次のカセットが供給されるまでのカセット交換時間の間に、制御装置が搬送システムに搬送を指令する次に供給すべきカセットの出現を待つカセット待ち時間を含まないかを検出することにより、カセット交換時間が搬送システムのみに起因しているものと判断することができ、製造装置の稼働率を阻害しているポートを特定して必要な改善策をとることにより、生産工場の生産性の向上に寄与することが可能となる。
また、搬送起因稼働率ロス検出手段において、カセット待ち時間検出手段で製造装置のあるポートについてカセット交換時間の間にカセット待ち時間を含まないと検出された場合に、更に、全ポートカセット終了検出手段でカセット交換時間開始時に当該ポートの他の全てのポートにカセットが載置されており、且つ、カセット交換時間の間に当該ポートの他の全てのカセットの処理または測定が終了していることを検出することにより、カセット交換時間が搬送システムのみに起因している上に製造装置にカセットを供給することができるポートがないという製造装置が無駄な遊休状態を有していると判断することができ、製造装置の稼働率を阻害している状態を特定して必要な改善策をとることにより、生産工場の生産性の向上に寄与することが可能となる。
更に、カセット待ち時間検出手段及び全ポートカセット終了検出手段において、収集手段で収集した製造装置から制御装置に対して報告される製造装置のポートにおけるカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と、制御装置から搬送システムに対して指令される搬送開始の情報とから、製造装置のあるポートに載置されたカセットの払出可能時から当該ポートで次に供給すべきカセットの載置完了時までを、製造装置のあるポートにおいて供給されたカセットの処理又は測定が終了してから次のカセットが供給されるまでのカセット交換時間、製造装置のあるポートに載置されたカセットの払出可能時をカセット交換時間の開始時と判断することができる。また、カセット待ち時間検出手段において、収集手段で収集した製造装置から制御装置に対して報告される製造装置のポートにおけるカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と、制御装置から搬送システムに対して指令される搬送開始の情報とから、当該カセット交換時間の間において、当該ポートに載置されたカセットの払出可能時又は当該ポートに載置されたカセットの払出完了時と、当該ポートに次に供給すべきカセットを搬送する搬送システムに対して制御装置が指令した搬送開始時との差が、制御装置が前記搬送システムに搬送を指令する当該ポートに次に供給すべきカセットの出現を待つカセット待ち時間であると判断することができるため、当該ポートに載置されたカセットの払出可能時又は当該ポートに載置されたカセットの払出完了時と、次に供給すべきカセットを搬送する搬送システムに対して制御装置が指令した搬送開始時とが同時である場合に、カセット待ち時間を含まないものと検出することができる。そして、全ポートカセット終了検出手段において、収集手段で収集した製造装置から制御装置に対して報告される製造装置のポートにおけるカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と、制御装置から搬送システムに対して指令される搬送開始の情報とから、当該カセット交換時間の開始時にカセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出されたポート以外の他のポートの全てから載置完了の情報を収集し、且つ、カセット交換時間の間に前記カセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出されたポート以外の他のポートの全てから払出可能の情報を収集したと判断した場合に、カセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出されたポート以外のポートの全てにカセットが載置され、且つ、全てのカセットの処理または測定が終了したと検出することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る自動搬送システムを実施するための最良の形態について、具体的な一例に即して説明する。
まず、本実施形態に係る自動搬送システム1についての概要を説明する。図1は、本実施形態に係る自動搬送システム1の概要を示すブロック図である。自動搬送システム1は、図1に示すように、制御装置24を構成するMES(Manufacturing Execution System)20及びMCS(Material Control System)23と、製造装置2と、搬送起因稼働率ロス検出器(搬送起因稼働率ロス検出手段手段)3と、搬送システム11と、保管システム12とから構成される。
MES20は、半導体製造ラインの進捗管理、生産自動化のための情報処理システムであり、スケジューラ21とディスパッチャ22の機能を含み、製造装置2からポートの状態報告(払出可能報告、払出完了報告等)を受信すると共に、製造装置2に対してポート予約や払出指示などを行う。スケジューラ21は、工場内のカセットの工程の進捗(開始時刻及び終了時刻など)を計画するためのソフトウェアである。ディスパッチャ22は、各種装置の状態とカセットの状態を含む工場内の様々な情報とスケジューラ21から出力される個々のカセットの進捗計画から、カセットの行き先を決定するためのソフトウェアである。このディスパッチャ22によって、搬送システム11に対する搬送指示が生成される。MCS23は、MES20からの搬送指令を受け付け、それに従って後述するAMHSコンポーネント10の個々が有機的に動作してMES20から受けた搬送指示を遂行するように指示を出し、ここのAMHSコンポーネント10の状態を監視するためのソフトウェアである。
搬送システム11と保管システム12とにより構成されるAMHSコンポーネント10は、搬送や保管を実行するためのシステムである。具体的には、搬送システム11は、OHT,OHS,AGV,RGV等であり、保管システム12はストッカである。製造装置2は、被製造物(ウェハ等)を物理的あるいは化学的に処理するプロセス装置と、被製造物を測定する(ウェハの場合は膜厚、比抵抗、パターンの寸法、ごみの数等を測定する)測定装置を含むものである。
搬送起因稼働率ロス検出器3は、収集部(収集手段)4と、カセット待ち時間検出部(カセット待ち時間検出手段)5と、全ポートカセット終了検出部(全ポートカセット終了検出手段)6と、から構成される。収集部4は、製造装置2からMES20に対して報告される製造装置2の各ポートにおけるカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と、MES20を介してMCS23から搬送システム11に対して指令される搬送開始の情報とを収集する。カセット待ち時間検出部5は、収集部4で収集したカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と搬送開始の情報とから、カセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないかを検出するものであり、詳細については自動搬送システムの制御方法に基づいて後述する。全ポートカセット終了検出部6は、収集部4で収集したカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と搬送開始の情報とから、カセット待ち時間検出部5でカセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないと検出した場合に、当該ポートの他の全てのポートにカセットが載置されていると共に、カセット交換時間の間に当該ポートの他の全てのポートのカセットで被製造物の処理または測定が完了したかを検出するものであり、詳細については自動搬送システムの制御方法に基づいて後述する。
次に、この自動搬送システム1を用いた製造装置2への被製造物を格納したカセットの供給と、製造装置2からの被製造物の処理が完了したカセットの回収を自動搬送システム1で自動化する場合の制御方法について説明する。自動搬送システム1の制御方法は、現状2つの制御方法が存在する。この2つの制御方法を、制御シナリオA及び制御シナリオBとし、図2及び図3に基づいて、それぞれについての概要を以下に説明する。図2は、本実施の形態に係る自動搬送システムの1つの制御方法(制御シナリオA)を示すタイミングチャートである。図3は、本実施の形態に係る自動搬送システムの別の制御方法(制御シナリオB)を示すタイミングチャートである。
まず制御シナリオAについて説明する。制御シナリオAにおいては、図2に示すように、製造装置2である装置Aのポートでカセットの払出が可能になったときに、製造装置2はMES20に対してポートIDとカセットIDを報告する。そして、MES20はそのカセットの次の行き先を決定し、MCS23に対してそのカセットを払出す搬送を指示する。MCS23はMES20の搬送指示に従って、カセットを払出すように搬送システム11に指示する。搬送システム11は、製造装置2のポートからカセットを回収する。すると、このポートは空になり、次のカセットを載置することができるようになるので、製造装置2はMES20に対してこのポートIDを付加して払出完了したことを報告する。そして、MES20はその装置で次に供給すべき(即ち、処理あるいは測定すべき)カセットを決定し、MCS23に対してそのカセットを当該ポートに搬送する搬送を指示する。ここで、次に供給すべきカセットが存在しない場合は、MES20は、そのカセットが出現する(即ち、前工程の処理或いは測定を終了して当該装置に供給可能な状態になる)まで待機する。そして、MCS23はMES20の搬送指示に従って、次に供給すべきカセットを供給するように搬送システム11に指示して、搬送を遂行させるように制御する。搬送システム11は、次に供給すべきカセットを当該ポートに載置する。次に、カセットは、製造装置2のポート上で自分の番の処理が来るのを待つ。そして、製造装置2は、カセット内の被製造物を取り出し、処理または測定を行い、処理または測定済みの被製造物を元のカセットに戻す。カセット内の被製造物の処理又は測定が全て終了すると初めに戻る。
尚、図2において、カセット交換時間は、製造装置2のポートの払出可能報告から、当該ポートへの次に供給すべきカセットの載置完了までの時間を意味する。TUは、製造装置2のポートの払出可能報告から、払出完了報告までの時間を意味する。TLは、MES20が当該ポートに供給すべきカセットの搬送開始の指令をMCS23から搬送システム11に行ってから、当該カセットの当該ポートへの載置完了までの時間を意味する。また、カセット待ち時間は、MES20が次に供給すべきカセットを待つ時間を意味し、具体的には、製造装置2のポートの払出完了報告から、MES20が当該ポートに供給すべきカセットの搬送開始の指令をMCS23から搬送システム11に行うまでの時間を意味する。
次に、制御シナリオBについて説明する。制御シナリオBにおいては、図3に示すように、製造装置2である装置Aのポートでカセットの払出が可能になったときに、製造装置2はMES20に対してポートIDとカセットIDを報告する。そして、MES20はそのカセットの次の行き先を決定し、MCS23に対してそのカセットを払出す搬送を指示する。MCS23はMES20の搬送指示に従って、カセットを払出すように搬送システム11に指示する。そして、MES20はその装置で次に供給すべき(即ち、処理あるいは測定すべき)カセットを決定し、MCS23に対してそのカセットを当該ポートに搬送する搬送を指示する。ここで、次に供給すべきカセットが存在しない場合は、MES20は、そのカセットが出現する(即ち、前工程の処理或いは測定を終了して当該装置に供給可能な状態になる)まで待機する。搬送システム11は、製造装置2のポートからカセットを回収する。すると、このポートは空になり、次のカセットを載置することができるようになるので、製造装置2はMES20に対してこのポートIDを付加して払出完了したことを報告する。そして、MCS23はMES20の搬送指示に従って、次に供給すべきカセットを供給するように搬送システム11に指示して、搬送を遂行させるように制御する。搬送システム11は、次に供給すべきカセットを当該ポートに載置する。次に、カセットは、製造装置2のポート上で自分の番の処理が来るのを待つ。そして、製造装置2は、カセット内の被製造物を取り出し、処理または測定を行い、処理または測定済みの被製造物を元のカセットに戻す。カセット内の被製造物の処理又は測定が全て終了すると初めに戻る。
図3における、カセット交換時間、TU、TLの意味は図2におけるカセット交換時間、TU、TLと同様であり、その説明を省略する。また、カセット待ち時間は、MES20が次に供給すべきカセットを待つ時間を意味し、具体的には、製造装置2のポートの払出可能報告から、MES20が当該ポートに供給すべきカセットの搬送開始の指令をMCS23から搬送システム11に行うまでの時間を意味する。
ここで、制御シナリオAと制御シナリオBの違いは、製造装置2である装置Aのポートに次に供給すべきカセットをMES20が選択するタイミングである。即ち、制御シナリオAにおいては、ポートが払出完了した時点でMES20が当該ポートに次に供給すべきカセットを選択しているが、制御シナリオBにおいては、ポートが払出可能になった時点でMES20が当該ポートに次に供給すべきカセットを選択している。そして、カセット待ち時間の開始が異なり、制御シナリオAにおいては、製造装置2のポートの払出完了報告の時点であるが、制御シナリオBにおいては、製造装置2のポートの払出可能報告の時点である。
上記の制御シナリオAと制御シナリオBにおいて、カセット交換時間は、共に、製造装置2のポートの払出可能報告から、当該ポートへの次に供給すべきカセットの載置完了までの時間を意味する。図2及び図3より、カセット交換時間は、制御シナリオAにおいてはTU+カセット待ち時間+TLであるが、制御シナリオBにおいてはカセット待ち時間+TLであることがわかる。以上により、制御シナリオA、制御シナリオB共に、カセット待ち時間が少ないほどカセット交換時間が短くなり、更に、カセット待ち時間を含まなければカセット交換時間が最小となり、即ちカセット交換時間が搬送システムの搬送のみに起因していることを表していることがわかる。尚、制御シナリオBの場合、制御シナリオAに比べてカセット交換時間が短くなるというメリットがあるが、TU≧TLの場合、ポートから処理または測定済みのカセットを取り外す前に、当該ポートに次に供給すべきカセットを搬送台車が持って来るという状態が発生して、搬送台車が一度に搬送できるカセットは1つのみの場合、そこで搬送動作が停止する問題が発生するため、制御シナリオBではTU<TLとなるように自動搬送システム1を制御する必要がある。
次に、上述した自動搬送システムの制御方法(図2及び図3に示す制御シナリオA及び制御シナリオB)に基づいて、搬送起因稼働率ロス検出器3のカセット待ち時間検出部5が、収集部4で収集したカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と搬送開始の情報とから、カセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないかを検出する方法について説明する。
制御シナリオAの場合、図2から、カセット待ち時間検出部5は、製造装置2のポートの払出可能の時点から、当該ポートへの次に供給すべきカセットの載置完了の時点までのカセット交換時間の間において、製造装置2のポートが払出完了になった時点からMES20がそのポートに次に供給されるカセットの搬送指示する時点までの差がカセット待ち時間となる。従って、カセット交換時間の間において、製造装置2のポートが払出完了になった時点とMES20がそのポートに次に供給されるカセットの搬送開始を指示する時点とが同時である場合に、カセット交換時間の間にカセット待ち時間を含まないことを検出する。ここで、ポートの払出完了の報告は製造装置2のポートから搬送起因稼働率ロス検出器3に収集され、また、搬送開始の指示はMCS23から搬送起因稼働率ロス検出器3に収集されるため、これらの情報の製造装置ID及びポートIDをつき合わせることにより、カセット交換時間の間のカセット待ち時間が含まないことを検出することができる。
制御シナリオBの場合、図3から、カセット待ち時間検出部5は、製造装置2のポートの払出可能の時点から、当該ポートへの次に供給すべきカセットの載置完了の時点までのカセット交換時間の間において、製造装置2のポートが払出可能になった時点からMES20がそのポートに次に供給されるカセットの搬送指示する時点までの差がカセット待ち時間となる。従って、カセット交換時間の間において、製造装置2のポートが払出可能になった時点とMES20がそのポートに次に供給されるカセットの搬送開始を指示する時点とが同時である場合に、カセット交換時間の間にカセット待ち時間を含まないことを検出する。ここで、ポートの払出可能の報告は製造装置2のポートから搬送起因稼働率ロス検出器3に収集され、また、搬送開始の指示はMCS23から搬送起因稼働率ロス検出器3に収集されるため、これらの情報の製造装置ID及びポートIDをつき合わせることにより、カセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないことを検出することができる。
同様に、上述した自動搬送システムの制御方法(図2及び図3に示す制御シナリオA及び制御シナリオB)に基づいて、カセット待ち時間検出部5でカセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないと検出した場合に、全ポートカセット終了検出部6が、収集部4で収集したカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と搬送開始の情報とから、製造装置2の他の全てのポートにカセットが載置されていると共に、カセット交換時間の間に他の全てのポートのカセットの被製造物の処理または測定が完了したことを検出する方法について説明する。尚、本実施形態に係る自動搬送システム1における製造装置は、固定バッファタイプと呼ばれるタイプの製造装置であり、一旦ポート上に載置されたカセットはカセット内の被製造物が製造装置によって全て処理又は測定されるまでポート上に載置されているタイプの製造装置のみを対象としている。
制御シナリオA及び制御シナリオB共に、図2及び図3から、搬送起因稼働率ロス検出器3で収集するポートの払出完了の報告とポートの載置完了の報告とそれらの報告に付加されたポートIDの情報を、報告受信の度に更新することにより、各ポートが現在カセットを載置しているか空であるかを把握することができる。従って、カセット待ち時間検出部5でカセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないと検出した場合の当該ポートのカセット交換時間開始時(当該ポートの払出可能の時点)に、当該ポート以外の他のポートの全てから載置完了の情報を収集した場合に、当該ポート以外のポートの全てにカセットが載置されていることを検出する。ここで、ポートの載置完了の報告は製造装置2のポートから搬送起因稼働率ロス検出器3に収集されるため、これらの情報の製造装置ID及びポートIDをつき合わせることにより、カセット待ち時間検出部5で検出するポート及びカセット交換時間開始時の、当該ポート以外のポートのカセット載置状態を検出することができる。
そして、カセット内の全ての被製造物の処理又は測定が完了すると、製造装置2は、そのカセットが載置されているポートについて払出可能の報告を搬送起因稼働率ロス検出器3で収集する。従って、カセット待ち時間検出部5でカセット交換時間の間のカセット待ち時間を含まないと検出した場合の当該ポートのカセット交換時間開始時(製造装置2のポートの払出可能の時点)に、当該ポート以外のポートの全てにカセットが載置されていると検出した場合、カセット交換時間の間に、当該ポート以外の全てのポートから払出可能の報告を収集したかどうかを監視することにより、当該ポート以外の全てのポートのカセット内の全ての被製造物の処理又は測定が完了したことを検出する。ここで、ポートの払出可能の報告は製造装置2のポートから搬送起因稼働率ロス検出器3に収集されるため、これらの情報の製造装置ID及びポートIDをつき合わせることにより、当該ポート以外の全てのポートのカセット内の全ての被製造物の処理又は測定が完了したことを検出することができる。
このように、本実施形態に係る自動搬送システム1によると、搬送起因稼働率ロス検出器3において、カセット待ち時間検出部5で、収集部4で収集した製造装置2からMES20に対して報告される製造装置2のポートにおけるカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と、MES20からMCS23を介して搬送システム11に対して指令される搬送開始の情報に基づいて、製造装置2のポートの払出可能報告から当該ポートへの次に供給すべきカセットの載置完了までのカセット交換時間の間に、製造装置2のあるポートに載置されたカセットの払出可能時(図3に示す制御シナリオBの場合)又は製造装置2のあるポートに載置されたカセットの払出完了時(図2に示す制御シナリオAの場合)と、当該ポートに次に供給すべきカセットを搬送する搬送システム11に対してMCS23が指令した搬送開始時と、が同時であり、カセット待ち時間を含まないことを検出することにより、カセット交換時間が搬送システム11のみに起因しているものと判断することができ、製造装置2の稼働率を阻害しているポートを特定して必要な改善策をとることにより、生産工場の生産性の向上に寄与することが可能となる。
また、搬送起因稼働率ロス検出器3において、カセット待ち時間検出部5で、製造装置2のあるポートについてカセット交換時間の間にカセット待ち時間を含まないと検出された場合に、更に、全ポートカセット終了検出部6で、収集部4で収集した製造装置2からMES20に対して報告される製造装置2のポートにおけるカセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報と、MES20からMCS23を介して搬送システム11に対して指令される搬送開始の情報とに基づいて、製造装置2のポートの払出可能報告時点であるカセット交換時間開始時に、カセット待ち時間検出部5でカセット待ち時間を含まないと検出されたポート以外の他のポートの全てから載置完了の情報を収集し、且つ、カセット交換時間の間にカセット待ち時間検出部5でカセット待ち時間を含まないと検出されたポート以外の他のポートの全てから前記払出可能の情報を収集したことを検出することにより、カセット交換時間が搬送システム11のみに起因している上に製造装置2が無駄な遊休状態を有していること判断することができ、製造装置2の稼働率を阻害している状態を特定して必要な改善策をとることにより、生産工場の生産性の向上に寄与することが可能となる。
以上、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。また、具体例は、本発明の構成を例示したものであり、本発明を限定するものではない。
例えば、本実施の形態においては、搬送起因稼働率ロス検出器3が、カセット待ち時間検出部5と全ポートカセット終了検出部6の両方を有しているがそれに限らず、カセット待ち時間検出部5のみを有するものであっても良い。
本実施形態に係る自動搬送システムの概要を示すブロック図である。 本実施の形態に係る自動搬送システムの1つの制御方法(制御シナリオA)を示すタイミングチャートである。 本実施の形態に係る自動搬送システムの別の制御方法(制御シナリオB)を示すタイミングチャートである。 搬送起因稼働率ロス発生のメカニズムを表す図であり、製造装置のポートにおけるカセット交換時間と待ち時間の関係を示す図である。
符号の説明
1 自動搬送システム
2 製造装置
3 搬送起因稼働率ロス検出器
4 収集部(収集手段)
5 カセット待ち時間検出部(カセット待ち時間検出手段)
6 全ポートカセット終了検出部(全ポートカセット終了検出手段)
11 搬送システム
12 保管システム
20 MES(Manufacturing Execution System)
23 MCS(Material Control System)
24 制御装置

Claims (1)

  1. 被製造物を格納するカセットを、制御装置により制御される搬送システムを介して複数の製造装置間で搬送する自動搬送システムにおいて、
    前記製造装置から前記制御装置に対する報告と、前記制御装置から前記搬送システムに対する指令と、の情報を収集する収集手段と、
    前記収集手段で収集した前記報告と前記指令とから、前記製造装置のあるポートにおいて供給されたカセットの処理又は測定が終了してから次のカセットが供給されるまでのカセット交換時間の間に、前記制御装置が前記搬送システムに搬送を指令する次に供給すべきカセットの出現を待つカセット待ち時間を含まないかを検出するカセット待ち時間検出手段と、
    前記収集手段で収集した前記報告と前記指令とから、前記カセット交換時間の開始時に、前記カセット待ち時間検出手段で前記カセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の前記製造装置のポートの全てにカセットが載置され、且つ、前記カセット交換時間の間に、前記カセット待ち時間検出手段で前記カセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の前記製造装置のポートの全てに載置されたカセットの処理または測定が終了したかを検出する全ポートカセット終了検出手段と、
    を有する搬送起因稼働率ロス検出手段を備え
    前記収集手段が、前記報告に関する情報として、前記製造装置から前記制御装置に対して報告される前記製造装置のポートにおける前記カセットの載置完了、払出可能及び払出完了の情報を収集し、前記指令に関する情報として、前記制御装置から前記搬送システムに対して指令される搬送開始の情報を収集し、
    前記カセット待ち時間検出手段が、前記製造装置のあるポートに載置されたカセットの払出可能時から当該ポートで次に供給すべきカセットの載置完了時までをカセット交換時間と判断し、当該カセット交換時間の間において、当該ポートに載置されたカセットの払出可能時又は当該ポートに載置されたカセットの払出完了時と、当該ポートに次に供給すべきカセットを搬送する搬送システムに対して前記制御装置が指令した搬送開始時と、が同時であると判断した場合にカセット待ち時間を含まないものと検出し、
    前記全ポートカセット終了検出手段が、前記カセット交換時間の開始時に、前記カセット待ち時間検出手段で前記カセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の他の前記製造装置のポートの全てから前記載置完了の情報を収集しており、且つ、前記カセット交換時間の間に前記カセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の他の前記製造装置のポートの全てから前記払出可能の情報を収集したと判断した場合に、前記カセット待ち時間検出手段でカセット待ち時間を含まないと検出された前記製造装置のポート以外の前記製造装置のポートの全てにカセットが載置され、且つ、全てのカセットの処理または測定が終了したと検出することを特徴とする自動搬送システム。
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