JP4611321B2 - 魚体の鰭除去装置 - Google Patents
魚体の鰭除去装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4611321B2 JP4611321B2 JP2006553820A JP2006553820A JP4611321B2 JP 4611321 B2 JP4611321 B2 JP 4611321B2 JP 2006553820 A JP2006553820 A JP 2006553820A JP 2006553820 A JP2006553820 A JP 2006553820A JP 4611321 B2 JP4611321 B2 JP 4611321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- guide rail
- fish body
- fin
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C25/00—Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
- A22C25/16—Removing fish-bones; Filleting fish
- A22C25/163—Removing the fins
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
従来魚類の鰭を魚体から除去するための自動化された装置は、例えば特許文献1(特許第3468590号公報)及び特許文献2(特許第3554748号公報)に開示されている。
即ち特許文献1に開示された装置は、魚体供給手段を形成するターンテーブルは、魚体搬送手段に魚体を受け渡すために、一定角度(実施例では60度)ごとに一旦回転を停止し、回転を止めた状態で魚体を魚体搬送手段に受け渡し(矢部材で串刺しする)、受け渡しが終わったら回転を再開するというシステムを取っており、このため処理のスピードが遅く、また受け渡し時のタイミングを同期させるために精密な制御装置を必要とし、また魚体の姿勢を変更したりするため、姿勢変更のための余分な装置を必要とし、装置全体として構造が複雑となり、製造費が高価となっている。
また魚体搬送手段では魚体の尾鰭の付け根近傍を矢部材で串刺しして魚体を搬送しているため、尾鰭が損傷しやすく、また矢部材が尾鰭から外れやすく、そのために魚体の搬送が中断しやすいという問題点がある。
また特許文献1と同様に、魚体搬送手段では魚体の尾鰭の付け根近傍を矢部材で串刺しして魚体を搬送しているため、尾鰭が損傷しやすく、また矢部材が尾鰭から外れやすく、そのために魚体の搬送が中断しやすいという問題点がある。
魚体を所定の搬送経路を搬送する間に同搬送経路に配置されたカッタにより魚体から鰭を除去する魚体の鰭除去装置において、
全長に亘り水平に配置され、魚体の切り裂かれた腹を下にしてかつ魚体の尾鰭を前にして水平に支持するガイドレールと、
魚体の尾鰭を把持する把持手段を備え、該把持手段で魚体の尾鰭を把持して同ガイドレール上を搬送させる魚体搬送手段と、
前記ガイドレールに沿って配置され、該ガイドレールを搬送中の魚体の該ガイドレールに沿う鰭に当たるように切断刃を配置した鰭除去手段と、
魚体が吊り下げ状態に位置する部位に設けた尾鰭除去手段とを備え、
前記尾鰭除去手段が尾鰭の切断方向を規制するガイド部に沿って尾鰭を切断する手段を備え、
前記尾鰭切断手段により尾鰭を切断して魚体を排出することを特徴とする。
前記クランプ装置は、ガイドレールの始端位置において魚体の尾鰭をクランプし、尾鰭切断後のガイドレールの終端位置においてクランプを解除する機構を備え、この解除機構により尾鰭のクランプを解除し、尾鰭を排出する。
これによって魚体の鰭除去装置への魚体の連続的な供給が可能となり、さらには鰭除去の自動化が可能になる。また前記魚体供給装置が前記ガイドレールに交差した方向に配置されているため、本発明装置全体の長手方向の長さを抑え、コンパクトに配置することができる。
また前記魚体供給装置は、好ましくは、前記構成に加え、前記ガイドレールに交差する方向に配置されかつ無端ベルト状に接続された魚体載置台と、該魚体載置台を前記クランプ装置のクランプ位置に搬送する搬送手段とから構成する。これによって、魚体の尾鰭を前記ガイドレール側に向け前記ガイドレールに交差した方向に魚体が並列に配置された状態で前記クランプ装置の魚体クランプ位置に連続的に供給することが可能になる。
かかる構成を有するため、魚体は胸載せ部と尾鰭載せ部でほぼ水平に載置され、腹載せ部は前記胸載せ部から下降する傾斜部で構成されているために、腹部の丸まり、めくれ等が解消され、尾鰭をガイドレール始端側に向けてほぼ水平に載置されているために、前記クランプ装置によるクランプ、及びガイドレール始端側へ載せ替えをスムーズの行なうことができる。
また前記V字型センターガイド、V字型押さえガイド及び丸刃カッタに魚体から過大な力が加わったときにこれらの装置が上方に逃げる逃げ機構を設ければ、魚体の大きさの違いによりこれらの装置に加わる過大荷重の負荷を防止することができ、かつこれによって魚体の損傷を防止することができる。
また同丸刃カッタが魚体の骨部をも切断する必要があるため鋸刃又はスリット刃を有することが好ましい。
また好ましくは、 前記魚体搬送手段の、魚体搬送方向最下流側に位置する前記ガイドレールの末端部を下方に傾斜させることで、魚体をガイドレールから外すときに魚体の振れを極力防止できる。
好ましくは、前記魚体把持手段が、魚体の尾鰭をクランプするクランプ装置であり、魚体の尾鰭を同クランプ装置でクランプしたまま前記ガイドレールを搬送することにより、確実に魚体を把持して魚体を外すことなく搬送することができる。
また前記魚体供給装置は、好ましくは、前記構成に加え、前記ガイドレールに交差する方向に配置されかつ無端ベルト状に接続された魚体載置台と、該魚体載置台を前記クランプ装置のクランプ位置に搬送する搬送手段とから構成することによって、魚体の尾鰭を前記ガイドレール側に向け前記ガイドレールに交差した方向に魚体が並列に配置された状態で前記クランプ装置の魚体クランプ位置に連続的に供給することが可能になる。
また好ましくは、同丸刃カッタが鋸刃又はスリット刃を有すれば、尾鰭近傍の骨部をもつ魚体も容易に切断することができる。
また好ましくは、前記魚体搬送手段の、魚体搬送方向最下流側に位置する前記ガイドレールの末端部を下方に傾斜させることで、魚体をガイドレールから外すときに魚体の振れを極力防止できる。
4、5、6 ホイール
7 チェーン
8 チェーンコンベア(魚体搬送手段)
12 クランプ装置
13 排出コンベア
14 トレイ
15 カム溝
20 クランプステーション
21、57 センターガイド
24 クランプロックガイド
30 背鰭除去装置
31、51、71、81 丸刃カッタ
41 V字型センターガイド
42 V字型押さえガイド
50 腹鰭除去装置
54 鰭起こしローラ
55 突起部
70 尻鰭除去装置
73a 隙間
79 魚体押さえローラ
80 魚体排出ステーション
90 スリット刃(尾鰭切断手段)
92 丸ノコ刃
130 カムフォロア
203 排出シュート
204 ワーク排出コンベア
205 ヒレ排出コンベア
210 魚体供給装置(搬送手段)
211 ワーク供給コンベア
213 魚体載置台
214 魚体保持具
215 載置板
215a 胸載せ部
215b 傾斜部(腹載せ部)
215c 尾ヒレ載せ部
226 チェーンベルト
230 傾動装置
231 ガイドレール
232 傾動板
233 ローラ
236 支持装置
239 固定ブロック
240 支軸
250 固定台
251 水平板
252 軸受
255 支持板
256 支柱
257 カバーレール
261、262 押しバー
263、264 支持フレーム
270 クランプロックガイド
282 コイルバネ(逃げ機構)
図1は、本発明装置の実施例1の全体構成図であり、このうち(a)はその平面図、(b)はその立面図、図2は、前記実施例1で鰭除去の対象となるマスを示し、このうち(a)は立面図、(b)は平面図、(c)は(a)のC−C断面図である。図3は、前記実施例1において鰭を除去される魚体の尾鰭をクランプするクランプステーションの構成を示し、このうち(a)はその立面図、(b)はその平面図、(c)は側断面図である。図4は、前記実施例1において魚体の尾鰭をクランプするクランプ装置を示し、(a)はクランプ前、(b)はクランプ後を示す平面図、(c)は爪121の拡大図である。
実施例1の全体構成図である図1及び図2において、1は、魚体の走行経路を形成するガイドレールであり、魚体01がこの上を搬送される。2は、ガイドレール1の両側やや上方にガイドレール1と若干の間隙をもって平行に配置されたカバーレールで、魚体01のガイドレール1からの脱落を防止するものである。
クランプ装置12は、クランプステーション20に爪121が開いたままで到着するが、魚体01をクランプする場合、最初に爪121にローラ23が当たり、次にリンク片127の先端に設けられたカムフォロア130がクランプロックガイド24に当たり、トグルが効くので、魚体01の尾鰭010を確実にクランプすることができる。
なおクランプステーション20から排出ステーション80までの魚体搬送路の全長に亘り図8又は図9に図示されるカム溝15が配設され、カム溝15にカムフォロア130が案内されることにより、クランプ装置12の姿勢が制御される。
またV字型センターガイド41及びV字型押さえガイド42の上流側には、図7に示す後述するセンターガイド57が配設されている。このセンターガイド57は一対のガイド板58が先細りハの字状に設けられ、これによって魚体の背鰭06をガイドレール1の軸心位置に保持する機能を有する。
これによって腹鰭07が丸刃カッタ51の前方位置に配設されたガイド板56とガイドレール1とが形成する隙間に導かれ、丸刃カッタ51によって切断される。ガイド板56は、丸刃カッタ51が魚体01の身の部分をカットしてしまわないように魚体01の身のえぐれを防止する機能もある。
かかる構成によって、丸刃カッタ51及びガイド板56が、ガイドレール1上を搬送されてくる魚体01から伝わる力を受けてフレキシブルに揺動可能となっており、これによって魚体の大きさが変わっても丸刃カッタ51が常に腹鰭07を切断できる位置にいることができる。
またカバー73の中心部には魚体01の搬送方向に隙間73aが設けられているとともに、ガイドレール1にも隙間1aが設けられ、尻鰭08はこの隙間1aに挿入されながら搬送され、そのまま隙間73a内に進入して丸刃カッタ71で切断される。
その後爪121が開いた状態のクランプ装置12がクランプステーション20にチェーンコンベア8で搬送され、ホィール4の円弧の軌跡に合わせてクランプ装置12が動くことにより、魚体01の尾鰭010の位置に爪121が揺動され、爪121がローラ23に当たり、次にカムフォロア130がクランプロックガイド24に当たることにより尾鰭010をクランプする。その後魚体01はクランプ装置12にクランプされてガイドレール1上を背鰭除去装置30に搬送される。
これによって腹鰭07が丸刃カッタ51の前方位置に配設されたガイド板56とガイドレール1とが形成する隙間に導かれ、丸刃カッタ51によって切断される。この場合、丸刃カッタ51は、ブラケット60等の作用により、搬送されてくる魚体01の圧力に対してフレキシブルに動き、その力を吸収できるようになっている。
なお実施例1において用いられる丸刃カッタは、図11(b)に示す、ノコギリ刃先93を有する丸ノコ刃92を使用することで、鰭の切断を容易に行なうことができる。
次に図10に示すように、魚体排出ステーション80に設置されたエアシリンダ85のピストン86を押し出すことにより、ピストン86の先端に取付けられた当て板87で摺動軸123のヘッド124を押すことにより、爪121のロック(トグル)が解除されて爪121が開く。これによって尾鰭010が落下して、図1で図示されるトレイ14に落下する。
また各鰭除去装置では、魚体01をガイドレール1で形成される搬送路の中心位置に芯だしするセンターガイドや鰭の切断時に魚体をローラなどの押さえ部材で固定した上で丸刃カッタで切断するので、各所の鰭を正確に切断することができる。
また魚体排出ステーション80において、ガイドレール1の末端部1bを下方に傾斜させることで、魚体01をガイドレール1から外すときに魚体の振れを効果的に防止できる。
また205は、魚体搬送路の下方に配置され、各鰭除去ステーションで切断された鰭を受けて後方に運ぶヒレ排出コンベアであり、駆動モータ206によって駆動される。
魚体投入装置210の詳細を図16〜22により説明する。図16〜22において、213は魚体載置台であり、図19及び図22にその詳細形状を示す。214は、魚体載置台213の間に配置され、半割り状となっていて、魚体載置板215の両側から魚体を支え、魚体載置板215から魚体が脱落するのを防止する魚体保持具である。図20に示すように、魚体保持具214は、左右に半分に分かれており、左右で上端部の形状が異なり、左側半割り部214bの上端形状は、魚体を載置台213に入れやすくするために傾斜面が付いている。
スプロケットホィール217は、フレームに取り付けられた駆動モータ219の出力軸とチェーンベルト226によって連動しており、駆動モータ219によって駆動される。
魚体載置板215は、板状をなし、高さのある胸載せ215a、傾斜部215b及び尾ヒレ載せ215cからなり、胸載せ215aに魚体01の胸部、傾斜部215bに腹部、及び尾ヒレ載せ215cに尾ヒレが載るように魚体を載置する。これによって鰭除去装置側に尾鰭を向けて魚体がほぼ水平に載置され、傾斜部215bが下降していることによって、腹部の折れ、めくれ等が解消される。
250は、傾動装置230の下方に設けられた固定台で、傾動板232の下面に取り付けられた支軸240が軸受252を介して固定台250に回動可能に立設されている。
257は、固定台250に取り付けられた支持板255から立設された支柱256に、カバーレール234に対面するように水平方向に装架されたカバーレールである。
押しバー261及び262は、図28に示す長孔265及び266でボルト267及び268によって支持フレーム263及び264に取り付けられ、ボルト267及び268に対して長孔265及び266の相対位置を移動させることにより、押しバー261及び162のv方向の取り付け位置を調節することができる。269は押しバー261及び262のv方向位置を固定するための固定ボルトである。
魚体載置台213に載置された魚体01はt方向に運ばれ、クランプステーション20まで搬送されてくる。
この時魚体載置台213の下部に設けられた接触板222が傾動板232の下面に突設されたローラ233に接触して、傾動板232をt方向に傾動させる。これによって傾動板232の上面に設けられたガイドレール231及びガイドレール231の両側に設けられたカバーレール234及び257も魚体載置台213の移動方向に傾動するため、魚体01が魚体載置台213からガイドレール231に確実に載せ替えることができる。
その後魚体01は、ガイドレール231から固定されたガイドレール1に乗せ替えられて次の鰭除去ステーションに搬送される。
図30において、先端に丸刃カッタ31、その駆動モータ34及びV字型センターガイド41、V字型押さえガイド42等(図示略)を装着した腕37は、ブラケット283を介して支点36に支持されている。支点36はブラケット35に穿設された長孔281に挿入され、長孔281内に設けられたコイルバネ282の弾性力のよって下方に付勢された状態で支持されている。実施例1の背鰭除去装置30と同一符号を付した機器又は部材については実施例1から変更していない。
このように背鰭除去装置280によれば、魚体01の個体差に対応してV字型センターガイド41、V字型押さえガイド42及び丸刃カッタ31等の高さ位置を調節することができる。
またガイドレール1の始端位置にガイドレール本体に対して傾動可能な傾動装置230を設け、傾動装置230をクランプ装置12による魚体のクランプ時に魚体載置台213の搬送方向に同期して傾動させるように構成しているため、魚体供給装置210から傾動装置230への魚体01の受け渡しが容易になる。
Claims (14)
- 魚体を所定の搬送経路を搬送する間に同搬送経路に配置されたカッタにより魚体から鰭を除去する魚体の鰭除去装置において、
全長に亘り水平に配置され、魚体の切り裂かれた腹を下にしてかつ魚体の尾鰭を前にして水平に支持するガイドレールと、
魚体の尾鰭を把持する把持手段を備え、該把持手段で魚体の尾鰭を把持して同ガイドレール上を搬送させる魚体搬送手段と、
前記ガイドレールに沿って配置され、該ガイドレールを搬送中の魚体の該ガイドレールに沿う鰭に当たるように切断刃を配置した鰭除去手段と、
魚体が吊り下げ状態に位置する部位に設けた尾鰭除去手段とを備え、
前記尾鰭除去手段が尾鰭の切断方向を規制するガイド部に沿って尾鰭を切断する手段を備え、
前記尾鰭切断手段により尾鰭を切断して魚体を排出することを特徴とする魚体の鰭除去装置。 - 前記把持手段は、前記ガイドレールの始端位置で魚体の尾鰭をクランプするクランプ装置であることを特徴とする請求項1記載の魚体の鰭除去装置。
- 魚体の尾鰭を前記ガイドレール側に向け前記ガイドレールに交差した方向に魚体が並列に配置された状態で前記クランプ装置の魚体クランプ位置に魚体を導く魚体供給装置を設けたことを特徴とする請求項2記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記魚体供給装置は、
前記ガイドレールに交差する方向に配置されかつ無端ベルト状に接続された魚体載置台と、
該魚体載置台を前記クランプ装置のクランプ位置に搬送する搬送手段とからなることを特徴とする請求項3記載の魚体の鰭除去装置。 - 前記ガイドレールの始端位置にガイドレール本体に対して傾動可能なガイドレール始端部を設け、
該ガイドレール始端部を前記クランプ装置による魚体のクランプ時に前記魚体載置台の搬送方向に同期して傾動させるように構成したことを特徴とする請求項4記載の魚体の鰭除去装置。 - 前記魚体載置台は、前記ガイドレール始端側に向かって、高位置にある胸載せ部と、該胸載せ部から下降する傾斜部で構成された腹載せ部と、高位置にある尾鰭載せ部とからなり、魚体が尾鰭を前記ガイドレール始端側に向けてほぼ水平に載置されることを特徴とする請求項4記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記鰭除去手段は、前記魚体搬送手段によって前記ガイドレール上を搬送される魚体の背鰭を魚体から切断する背鰭除去機構を有し、この背鰭除去機構は、前記ガイドレールの上方に、魚体の背鰭を導入して中心位置に導く前開きのV字型センターガイドと、魚体の背中部分を押える下開きのV字型押さえガイドと、前記センターガイドの搬送方向下流側で魚体の背鰭に当たる位置に水平方向に配置された丸刃カッタとを備えたことを特徴とする請求項1記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記V字型センターガイド、V字型押さえガイド及び丸刃カッタに魚体から過大な力が加わったときにこれらの装置が上方に逃げる逃げ機構を設けたことを特徴とする請求項7記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記鰭除去手段は、前記魚体搬送手段によって前記ガイドレール上を搬送される魚体の腹鰭を魚体から切断する腹鰭除去機構を有し、この腹鰭除去機構は、前記ガイドレールに沿って設けられ、魚体を搬送路の中心側に導くセンターガイドと、同センターガイドの搬送方向下流側でかつ前記ガイドレールの両側の魚体の腹鰭に当たる位置に配置された丸刃カッタと、同丸刃カッタの前方に配置され魚体の腹鰭より頭部側の腹部を押えて腹鰭を起こす鰭起こしローラとを備えたことを特徴とする請求項1記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記鰭除去手段は、前記魚体搬送手段によって前記ガイドレール上を搬送される魚体の尻鰭を魚体から切断する尻鰭除去機構を有し、この尻鰭除去機構は、前記ガイドレールの上方に配置された魚体押さえローラと、同ガイドレールの中心部に設けられた尻鰭を導入する隙間と、同隙間の搬送方向下流側に水平方向に設けられた丸刃カッタとを備えたことを特徴とする請求項1記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記鰭除去手段は、前記魚体搬送手段によって前記ガイドレール上を搬送される魚体の尻鰭を魚体から切断する尻鰭除去機構を有し、この尻鰭除去機構は、前記ガイドレールの上方に魚体押さえローラを設けずに、前記丸刃カッタを尻鰭に向かう側を上方に上げて傾け、前記丸刃カッタによる切断位置で魚体の尾鰭を上に上げるように構成したことを特徴とする請求項1記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記クランプ装置が魚体の尾鰭をクランプしたまま下方回動可能に構成されているとともに、水平方向に配置され、魚体を前記ガイドレールから降ろして吊り下げた状態で魚体の尾鰭の近傍を切断する丸刃カッタを備えたことを特徴とする請求項2記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記丸刃カッタが鋸刃又はスリット刃を有することを特徴とする請求項7若しくは10記載の魚体の鰭除去装置。
- 前記魚体搬送手段の、魚体搬送方向最下流側に位置する前記ガイドレールの末端部を下方に傾斜させることを特徴とする請求項1記載の魚体の鰭除去装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005013414 | 2005-01-20 | ||
JP2005013414 | 2005-01-20 | ||
PCT/JP2005/015913 WO2006077673A1 (ja) | 2005-01-20 | 2005-08-31 | 魚体の鰭除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006077673A1 JPWO2006077673A1 (ja) | 2008-06-19 |
JP4611321B2 true JP4611321B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=36692068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006553820A Expired - Fee Related JP4611321B2 (ja) | 2005-01-20 | 2005-08-31 | 魚体の鰭除去装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4611321B2 (ja) |
WO (1) | WO2006077673A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3162214A4 (en) * | 2014-06-30 | 2017-09-06 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Chicken-tenderloin extraction device |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103141555B (zh) * | 2012-12-07 | 2015-03-25 | 大连工业大学 | 鱼划剪鳍机 |
CN103461455B (zh) * | 2013-09-02 | 2014-12-10 | 大连海洋大学 | 鱼脑提取装置 |
EP4360460A1 (en) * | 2022-10-27 | 2024-05-01 | Marel Iceland EHF | A machine and a method for removing a dorsal fin from a fish |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1537305A (en) * | 1976-03-25 | 1978-12-29 | Espersen As A | Apparatus for treating fish |
JPH0138456B2 (ja) * | 1983-12-28 | 1989-08-14 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | |
JPH0511935B2 (ja) * | 1990-09-26 | 1993-02-16 | Myake Chuichi | |
JP3468590B2 (ja) * | 1994-07-29 | 2003-11-17 | 株式会社ニッコー | 鰭除去装置 |
JP3554748B2 (ja) * | 1995-09-28 | 2004-08-18 | 佐藤 厚 | 鰭除去装置 |
-
2005
- 2005-08-31 JP JP2006553820A patent/JP4611321B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2005-08-31 WO PCT/JP2005/015913 patent/WO2006077673A1/ja not_active Application Discontinuation
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1537305A (en) * | 1976-03-25 | 1978-12-29 | Espersen As A | Apparatus for treating fish |
JPH0138456B2 (ja) * | 1983-12-28 | 1989-08-14 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | |
JPH0511935B2 (ja) * | 1990-09-26 | 1993-02-16 | Myake Chuichi | |
JP3468590B2 (ja) * | 1994-07-29 | 2003-11-17 | 株式会社ニッコー | 鰭除去装置 |
JP3554748B2 (ja) * | 1995-09-28 | 2004-08-18 | 佐藤 厚 | 鰭除去装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3162214A4 (en) * | 2014-06-30 | 2017-09-06 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Chicken-tenderloin extraction device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2006077673A1 (ja) | 2006-07-27 |
JPWO2006077673A1 (ja) | 2008-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4468838A (en) | Bird cutting plant | |
JP5301038B2 (ja) | 頭と内臓を除去した魚を切り身にするための装置および方法 | |
JP4611321B2 (ja) | 魚体の鰭除去装置 | |
BRPI0812595A2 (pt) | dispositivo e sistema para colocar em posiÇço e arranjar a carcaÇa ou parte de carcaÇa de ave abatida sobre ou em um transportador de produto, conjunto, mÉtodo para arranjar a carcaÇa ou parte de carcaÇa de ave abatida sobre um transportador de produto, e, unidade de aplicaÇço | |
US4800626A (en) | Salmon processing machine | |
US7044847B2 (en) | Apparatus and method for recovering neck meat from a fish | |
JP6736474B2 (ja) | 貝可食部分離装置 | |
JP2852889B2 (ja) | イカ連続加工機械 | |
JP2554022B2 (ja) | 中骨抜き尾付き開き魚の卸し装置 | |
JP2005110968A (ja) | フライ食品の油切り搬出装置、及びその方法 | |
JP2000007156A (ja) | 平棒の積み重ね装置 | |
JPH02299536A (ja) | 採卵装置およびそれを用いる魚体加工装置 | |
JPS63154519A (ja) | 横断面l字形状の長尺材の転回搬送方法 | |
JPS5856694B2 (ja) | 板状物体送り出し装置 | |
JPH08266251A (ja) | イカ連続加工機械 | |
JP3055347U (ja) | 平棒の積み重ね装置 | |
JPH06296450A (ja) | 自動製麺機 | |
JPS6154373B2 (ja) | ||
JPH0449977B2 (ja) | ||
JPH1156323A (ja) | 玉葱調整装置 | |
JPH04234943A (ja) | 魚体の処理装置 | |
JP2001086926A (ja) | サケ等の大型魚類三枚卸し装置 | |
JPH047894B2 (ja) | ||
JP2005024166A (ja) | 氷処理装置及び氷処理方法 | |
JPH07327490A (ja) | 接木装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101008 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101013 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4611321 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |