JPH047894B2 - - Google Patents

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JPH047894B2
JPH047894B2 JP60269690A JP26969085A JPH047894B2 JP H047894 B2 JPH047894 B2 JP H047894B2 JP 60269690 A JP60269690 A JP 60269690A JP 26969085 A JP26969085 A JP 26969085A JP H047894 B2 JPH047894 B2 JP H047894B2
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JP
Japan
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hollow container
container
hollow
mouth
containers
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JP60269690A
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JPS62128735A (ja
Inventor
Yoshiaki Nagatoshi
Akinori Fukuoka
Yasuo Mori
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP26969085A priority Critical patent/JPS62128735A/ja
Publication of JPS62128735A publication Critical patent/JPS62128735A/ja
Publication of JPH047894B2 publication Critical patent/JPH047894B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/72Deflashing outside the mould
    • B29C49/74Deflashing the neck portion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば広口瓶、あるいは細口瓶等
の中空容器を成型する中空容器成型装置の改良に
関する。
〔従来の技術〕
従来の中空容器成型装置は、中空容器成型機で
成型された中空容器に受入シユートを介してベル
トコンベア上に載せて搬送し、この搬送されてき
た中空容器を人間が1個づつ取出して口部の加工
処理、すなわち、広口瓶の場合は口切り、細口瓶
の場合は口ばり落しを行なつた後、これを検瓶機
で検査し、その後、人間が成型品を検品して箱詰
めしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来装置にあつて
は、口切り,口ばり落し等の口部加工処理を人間
が1個づつ行なう必要があり、作業性が悪いばか
りでなく仕上り状態がばらつくといつた問題があ
る。また、口部加工処理工程および検品,箱詰め
工程にそれぞれ人間を必要として装置全体で少な
くとも2名の人間が必要であり、省力化が強く望
まれていた。
本発明は、上記事情に基づきなされたもので、
その目的とするところは、成型後の中空容器の口
部の加工処理、たとえば広口瓶の口切り、あるい
は細口瓶の口ばり落し等を自動的に行なえ、作業
性の向上,品質の安定化,省力化等を図り得るよ
うにした中空容器成型装置を提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決するために、金型
を用いて中空容器を成型する中空容器成形機と、
この中空容器成形機で成型された中空容器を口部
が上になる正位状態で受入れるとともに上記金型
と一体になつて開閉して中空容器を倒した状態で
放出する受入シユートと、この受入シユートの開
き動作により倒した状態で放出された中空容器を
搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送さ
れた中空容器を受取り口部が下端となる倒立状態
で供給する中空容器供給手段と、この中空容器供
給手段により倒立状態で供給された中空容器の口
部の加工処理を行う口部処理手段と、この口部処
理手段による口部処理を終了した中空容器を取出
して被受渡部に受渡す中空容器移送手段とを具備
してなる構成としたものである。
〔作用〕
すなわち、本発明は上記の構成とすることによ
つて、中空容器成型機で成型された中空容器を所
定の状態で口部処理手段側に搬送でき、しかも搬
送された中空容器を中空容器移送手段により受取
つて自動的に上記口部処理手段に供給して口ばり
落しあるいは口切り等を行なつた後、これを取出
して検品、箱詰め工程等の被受渡部に受渡すよう
にしたから、中空容器の口ばり落しあるいは口切
り等を人手を介すことなく自動的に行なうことが
できる。これにより従来、人為的に行なつていた
場合に比べ、作業性の向上,品質の安定化,省力
化等が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の中空容器成型装置の全体構
成を模式的に示す平面図、第2図は同じく正面
図、第3図は同じく側面図である。
図中1は2つの金型を備え、それぞれ2個づつ
合計4個の中空容器2……を成型する能力を有し
た中空容器成型機であり、3は中空容器成型機1
により成型された成型品であるところの中空容器
2,2を一旦保持して所定の状態、すなわち中空
容器2,2の底面部2a,2aが搬送方向側に位
置するように倒した状態で搬送手段4に受渡す受
入シユートである。
上記搬送手段4は、ベルトコンベア5と、この
ベルトコンベア5上に2列の容器搬送路6a,6
bを形成すべく配置された複数のガイドレール7
……とから構成されている。
また、上記容器搬送路6a,6bの終端部手前
側には、中空容器2,2を一時停止させる第1,
第2,第3の容器停止手段8a,8b,8cが配
置された状態となつている。
また、容器搬送路6a,6bの終端部に対向し
て第1の容器移送ロボツト9が配置されており、
容器搬送路6a,6bを搬送されてきた中空容器
2,2の底面部2aをそれぞれ吸着保持して所定
位置まで移送するとともに底面部2aを上にする
ようになつている。
さらに、第1の容器移送ロボツト9の近傍に
は、第1の容器移送ロボツト9により所定位置に
移送された中空容器2,2を受取つて水平方向に
ほぼ60°旋回し、口部処理手段10の上方に移送
する第2の容器移送ロボツト11、およびこの第
2の容器移送ロボツト11により移送された中空
容器2,2を受取り、口部2bが下になるように
口部処理手段10の容器ホルダ12,12内に挿
入したり、口部2bの加工が終了した中空容器
2,2を取出す第3の容器移送ロボツト13が配
置されている。
上記口部処理手段10として細口瓶用の口ばり
落し機構15が装備されている。なお、中空容器
2が広口瓶の場合には口ばり落し機構15に代え
て口切り機構が装備される。
また、口部処理手段10を挟んで第2の容器移
送ロボツト11に対向する位置には第4の容器移
送ロボツト16が配置された状態となつており、
口部処理が終了した中空容器2,2を第3の容器
移送ロボツト13から受取つて水平方向にほぼ
60°旋回し、かつ中空容器2,2の底面部2a,
2aが下になる立位状態で受渡コンベア17上に
受渡すようになつている。
上記受渡コンベア17は、中空容器2,2を立
位状態かつ1列で搬送し、この搬送方向側、かつ
受渡コンベア17の搬送方向と直交する状態に設
けられた被受渡部としての払出しセレクトコンベ
ア18上に送り出すようになつている。
払出しセレクトコンベア18の終端部には、中
空容器2……を機械的に検査する検瓶機19が配
置されているとともにこの手前側には払出しセレ
クトコンベア18上の中空容器2……を必要に応
じて検瓶台20に導く可動ガイド21が設けられ
た状態となつている。
なお、25は口部処理手段10の下方に基端部
を延出させ口部処理手段10により除去された口
ばり(広口瓶の場合は口切り片)等のスクラツプ
を粉砕機16に搬送するスクラツプコンベアであ
り、27は第1の容器移送ロボツト11で吸着で
きなかつた中空容器2を搬出するための排出コン
ベアである。
つぎに、中空容器成型機1による容器成型から
容器搬送路6a,6bへの受渡しまでを第4図な
いし第6図を参照して説明する。なお、同一構成
のため中空容器成型機1に2つある金型の内、そ
の1つのみで成型したものについて説明し他方を
省略する。
第4図中30は中空容器成型機1の金型であ
り、この金型30は2つのキヤビテイ31,31
を有し、同時に2つの中空容器2,2を成型でき
るようになつている。
金型30は、図示しない駆動手段によりパリソ
ン供給手段32および空気吹込み/成型品排出手
段33に対向できるように回動変位し得る構成と
なつている。
また、この金型30には連結部材34を介して
受入シユート3が連結されており、受入シユート
3が金型30と一体に変位して空気吹込み/成型
品排出手段33および搬送手段4への受渡し位置
41に対向するようになつている。
また、上記受入シユート3は、2つの中空容器
2,2を独立した状態で収容する隔別した収容部
35a,35bを有しているとともに、第5図お
よび第6図に示すように2つの枠部材36a,3
6bによつて構成され金型30の開閉動作に伴つ
て一体に開閉し得る構成となつている。
まず、金型30および受入シユート3が第4図
の実線位置にある状態においてパリソン供給手段
32の押出し口から2本のパリソン37,37が
押出される。ついで、これらパリソン37,37
を金型30で挟んだ後、ホツトカツター38によ
り所定の長さに切断する。
ついで、金型30および受入シユート3が、回
動して斜め下方(第4図の二点鎖線位置)に変位
し、金型30が空気吹込み/成型品排出手段33
に対向する。
この後、ブローピン39,39が下降してきて
空気を吹込み金型30内に2つの中空容器2,2
を同時に成型する。
この後、金型30が開き、中空容器2,2をブ
ローピン39,39の先端部に残した状態で金型
30が次のパリソン37,37を取りに斜め上方
(第4図の実線位置)に戻り、受入シユート3が
空気吹込み/成型品排出手段33に対向する。
この後、ブローピン39,39が中空容器2,
2を取着したままの状態で上昇し、中空容器2,
2の口部上端が押え板40に当たることによりブ
ローピン39,39から抜け落ち、受入シユート
3の収容部35a,35bに落下する。
この後、この受入シユート3が、パリソン3
7,37を保持した上記金型30が再び空気吹込
み/成型品排出手段33に対向する動作に伴つて
搬送手段4への受渡し位置に対向し、ついで、受
入シユート3が上述の成型後における上記金型3
0の開放動作に伴つて開き、受入れた上記中空容
器2,2を搬送手段4に受渡すことになる。
以上のような動作を繰返すことにより1つの金
型30で2個、合計4個の中空容器2……を搬送
手段4に順次受渡すようになつている。
このとき、中空容器2,2は倒れた状態、かつ
放出方向が規制された状態で搬送手段4に受渡さ
れるようになつている。すなわち、一方の収容部
35aに収容された中空容器2を一方の容器搬送
路6aに、また、他方の収容部35bに収容され
た中空容器2を他方の容器搬送路6bにそれぞれ
送り込むとともに、このとき中空容器2,2の底
面部2a,2aが搬送方向側に位置するように倒
した状態となるようになつている。
すなわち、第5図および第6図に示すように、
上記受入シユート3の一方の枠部材36aには、
一方の収容部35aに対応する部分に中空容器2
の底部を矢印a方向に送り出すように案内する底
部方向規制用の傾斜ガイド42aが、他方の収容
部35bに対応する部分に中空容器2を他方の容
器搬送路6bに送り込むべく矢印b方向に案内す
る路線方向規制用の傾斜ガイド42bが設けられ
ている。また、受入シユート3の他方の枠部材3
6bには、一方の収容部35aに対応する部分に
中空容器2を一方の容器搬送路6aに送り込むべ
く矢印c方向に案内する路線方向規制用の傾斜ガ
イド42cが、他方の収容部35bに対応する部
分に中空容器2の底部を矢印d方向に送り出すよ
うに案内する底部方向規制用の傾斜ガイド42d
が設けられている。
上記各傾斜ガイド42a〜42dは、それぞれ
く字状に折曲された状態となつており、排出を確
実にするために傾斜部を2段階形成するようにな
つている。
また、受入シユート3,3を介して送り込まれ
た中空容器2……を搬送する搬送手段4の終端側
には、第7図に示すように一方の容器搬送路6
a,および他方の容器搬送路6bを通過する中空
容器2を検出する第1,第2,第3の検出器43
a,43b,43cがそれぞれ配置されている。
第3の検出器43c,43cは前記第3の容器
停止手段8cの近傍に、第2の検出器43b,4
3bは前記第1の容器停止手段8aの近傍に配置
され、また、第1の検出器43a,43aは前記
第1の容器停止手段8aより上流側に配置された
状態となつている。
そして、中空容器2が第1の検出器43a部を
通過するとこの第1の検出器43aからの通過検
知信号により第1の容器停止手段8aのシリンダ
44,44が動作してストツパ45,45が下降
し、中空容器2,2の通過を阻止する。
ついで、先行して第3の容器停止手段8cのス
トツパ45,45により停止した状態にある中空
容器2,2が第1の容器移送ロボツト9の吸着子
46,46によつて持ち上げられ、最高点に達す
るとストツパ45,45が開放される。
中空容器2,2が移送を開始されると第2の検
出器43bがONの状態になり、この信号により
第3の容器停止手段8cのストツパ45,45が
下降して送られてくる中空容器2,2を阻止す
る。このとき、第3の検出器43cがONの状態
になり、この信号により第1の容器移送ロボツト
9の吸着子46,46が降りてくる。
第1の容器移送ロボツト9の吸着子46,46
による吸着動作が開始されると同時にストツパ4
5が開放される。
このように、容器搬送路6a,6bを介して移
送された中空容器2,2は第1の容器移送ロボツ
ト9の取出し動作に合せてその流れを制御される
ようになつている。
上記第1の容器移送ロボツト9は第8図に示す
ような構成となつている。すなわち、図示しない
駆動部により容器搬送路6a,6bの中空容器搬
送方向に沿う水平方向および上下方向に移動自在
なヘツド50を有し、このヘツド50には前記吸
着子46,46を自由端側に備えた一対のアーム
51,51が回動自在に装着された状態となつて
いる。
しかして、前述したように容器搬送路6a,6
bに配置された第3の検知器43c,43cの
ON信号により、ヘツド50およびアーム51,
51が中空容器受取り状態(第8図の実線状態)
となつて、アーム51、51の自由端側に装着さ
れた吸着子46,46を介して中空容器2,2の
底面部2a,2aを吸着する。
ついで、ヘツド50が容器搬送路6a,6bの
中空容器搬送方向に所定位置まで後退した後上昇
する。一方、このヘツド50の移動動作に同期し
てアーム51,51が90°回転する。そして、中
空容器2,2の底面部2a,2aが上になるよう
に受渡し位置(二点鎖線位置)まで移送し、第2
の容器移送ロボツト11に受渡されることにな
る。
第2の容器移送ロボツト11が受渡されて中空
容器2,2が下へ押し下げられ、この後、次の中
空容器2,2を受取りに行く。
この際、アーム51,51を90°回転して元に
戻しながら中空容器受取り位置(第8図の実線位
置)にきた直後に吸着動作が開始され次の中空容
器2,2を吸着する。
なお、中空容器2,2の底面部2a,2aにそ
のまま後続に送ると支障が生じるようなばりが有
る場合には、この吸着子46,46による吸着が
できず、排出コンベア27上に排出されてライン
から外れることになる。
また、第2の容器移送ロボツト11は第9図に
示すような構成となつている。すなわち、図示し
ない駆動部により水平方向に60°および上下方向
に移動自在なヘツド52を有し、このヘツド52
には水平に延出するとともに伸縮自在なアーム5
3,53が取付けられ、その先端部には挟持子
(フインガー)54,54を備えたハンド55が
装着された状態となつている。
しかして、第1の容器移送ロボツト9により底
面部2a,2aが上になるように所定位置まで移
送された中空容器2,2を第8図の実線状態で示
すように挟持子54,54で挟持する。ついで、
下降して中空容器2,2を吸着子46,46から
受取る(第8図の実線位置)。ついで、ヘツド5
2を60°回動するとともにアーム53,53を突
出すことにより受渡し位置(第9図の二点鎖線位
置)まで移送し、第3の容器移送ロボツト13の
ハンド56,56の真下に持つてくる。そして、
この後、ヘツド52を上昇させることにより中空
容器2,2の上端部を第3の容器移送ロボツト1
3のハンド56,56内に挿入する。そして、中
空容器2,2がフインガー57……,57……で
保持された後、挟持子54,54を開いて開放す
るようになつている。
第3の容器移送ロボツト13は、第10図に示
すように上下動自在な図示しないヘツドに取付け
られたアーム58,58の下端部に上記ハンド5
6,56が取付けられた状態となつている。
そして、上述したようにフインガー57……,
57……により中空容器2,2を保持すると真下
に下降して第1図の二点鎖線で示すように中空容
器2,2を口部処理手段10の容器ホルダ12,
12内に入れて固定する。
このとき、フインガー57……がホルダ12の
上端部に形成された溝と組合わされた状態とな
る。なお、中空容器2,2が長い場合は安定した
保持状態が得られるためホルダ12,12の溝は
無くともよい。
そして、中空容器2,2の口部に付いている口
ばりが後述するように口部処理手段10であると
ころの口ばり落し機構15,15によつて除去さ
れると第10図の実線位置まで上昇し、第4の容
器移送ロボツト16の挟持子60,60によつて
中空容器2,2が挟持されるとフインガー57…
…,57……を開放するようになつている。
また、上記口ばり落し機構15は、第11図お
よび第12図に示すように構成されている。すな
わち、中空容器2の位置決めを行なう容器ホルダ
12と、この容器ホルダ12内に挿入された中空
容器2の口部2bにある口ばり61を落すカツタ
ー機構62とを有した状態となつている。
上記容器ホルダ12は、加工が容易かつ中空容
器2を傷付けないような材質、たとえばポリアセ
タール樹脂{商品名ジユラコン(株式会社ポリプ
ラスチツク製)}で形成されている。
また、カツター機構62は、先端がテーパ状か
つ中空容器2の口部2b付近と嵌合する切欠部6
3を有して2又状に形成されたカツター64と、
このカツター64に作動軸65aを連結した駆動
源としてのシリンダ65とを有した構成となつて
いる。
しかして、シリンダ65,65が動作すること
により、カツター64,64が容器ホルダ12に
形成された透孔66内に挿入され中空容器2,2
の口部2b,2bの開口周縁部に付着する口ばり
61,61だけをテーパ面で押し下げることによ
り口ばり61,61を除去することになる。
このようにして除去された口ばり61,61は
ベース67に形成された排出孔68からスクラツ
プコンベア25上に排出されるようになつてい
る。
このようにして、口ばり61,61が除去され
た中空容器2,2は、前述のように第3の容器移
送ロボツト13によつて第10図の実線位置に持
ち上げられた後、第4の容器移送ロボツト16に
受渡される。
上記第4の容器移送ロボツト16は、第13図
に示すような構成となつている。すなわち、図示
しない駆動部により水平方向に60°および上下方
向の移動自在なヘツド70を有し、このヘツド7
0には水平に延出するとともに伸縮自在かつ回転
自在なアーム71,71が取付けられ、その先端
部には挟持子(フインガー)60,60を備えた
ハンド72が装着された状態となつている。
しかして、第3の容器移送ロボツト13により
底面部2a,2aが上になるように所定位置まで
移送された中空容器2,2を挟持子60,60で
挟持した後、下降する。
ついで、手前側に引いた後、上昇する。
つぎに、中空容器2,2を180°、すなわち口部
2bが上に位置する立位状態になるように回転さ
せると同時にヘツド70を60°回動させ受渡し位
置(第13図の二点鎖線位置)まで移送し、受渡
しコンベア17の真上に持つてくる。そして、こ
の後、挟持子60,60を開いて開放し、中空容
器2,2を側面ベルト75,75間かつ下面を下
ベルト76で支承されるように受渡す。
受渡しコンベア17上に移載された中空容器
2,2は1列で搬送され、払い出しセレクトコン
ベア18に送り込まれ、検瓶機19側に送られる
ことになる。
しかして、以上説明したように本発明によれ
ば、金型30,30で成型され排出される中空容
器2……の口ばり61,61を人手を介さずに自
動的に除去して後処理工程に送れることになる。
なお、上述の一実施例において、口部処理手段
10として、口ばり落し機構15を採用したもの
について説明したが、中空容器2が広口瓶である
場合には、第14図および第15図に示すように
口切り機構80を適用することになる。
この口切り機構80は、容器ホルダ81,81
の装着部に対応するベース67の下面にブラケツ
ト82,82が取付けられており、これらブラケ
ツト82,82にはベアリング83をそれぞれ介
してプーリ84が回転自在に取付けられ、これら
各プーリ84にはカツター85が取付けられた状
態となつている。
さらに、上記プーリ84,84および近傍に配
置されたモータ86の駆動軸86aに取付けられ
た駆動プーリ87に無端ベルト88が掛渡された
状態となつており、モータ86が駆動することに
より、カツター85,85が回転するようになつ
ている。
そして、容器ホルダ81,81内に挿入された
容器2,2の口部を切除するようになつている。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、成型後
の中空容器の口部の加工処理、例えば広口瓶の口
切り、あるいは細口瓶の口ばり落し等を自動的に
行え、従来の手作業により行うものに比べ、作業
性の向上,品質の安定化,省力化等が図れる。
しかも、中空容器の口部が下端となる倒立状態
で口部の加工処理を行うようにしたから、除去さ
れた、口ばり等は特別な排除機構を設けること無
く自然落下により排出させることができ、口ばり
の後処理が極めて容易となるばかりでなく、中空
容器の口部に異物が混入する虞れが無い。
また、中空容器成型機で成型された中空容器を
受入シユートを介して倒した状態で搬送手段に供
給し、倒した状態で搬送するようにしたから、搬
送状態が安定し確実な受渡しが可能となるなどの
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の中空容器成型装置の一実施例
を示す概略的平面図、第2図は同じく概略的正面
図、第3図は同じく概略的側面図、第4図は金型
による中空容器の成型から搬送路への受渡しまで
を説明する構成説明図、第5図は受入シユートの
構成を示す概略的斜視図、第6図は同じく概略的
平面図、第7図は搬送手段による中空容器の搬送
状態を示す説明図、第8図は第1の容器移送ロボ
ツトの概略的構成説明図、第9図は第2の容器移
送ロボツトの概略的構成説明図、第10図は第3
の容器移送ロボツトの概略的構成説明図、第11
図は口ばり落し機構の概略的縦断側面図、第12
図は同じく概略的平面図、第13図は第4の容器
移送ロボツトの概略的構成説明図、第14図は口
切り機構の概略的縦断側面図、第15図は同じく
下面図である。 1……中空容器成型機、2……中空容器、3…
…受入シユート、4……搬送手段、10……口部
処理手段、9……第1の容器移送ロボツト、11
……第2の容器移送ロボツト、13……第3の容
器移送ロボツト、15……口ばり落し機構、16
……第4の容器移送ロボツト、17……受渡しコ
ンベア、18……被受渡部(払出しセレクトコン
ベア)、80……口切り機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金型を用いて中空容器を成型する中空容器成
    形機と、 この中空容器成形機で成型された中空容器を口
    部が上になる正位状態で受入れるとともに上記金
    型と一体になつて開閉して中空容器を倒した状態
    で放出する受入シユートと、 この受入シユートの開き動作により倒した状態
    で放出された中空容器を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送された中空容器を受取
    り口部が下端となる倒立状態で供給する中空容器
    供給手段と、 この中空容器供給手段により倒立状態で供給さ
    れた中空容器の口部の加工処理を行う口部処理手
    段と、 この口部処理手段による口部処理を終了した中
    空容器を取出して被受渡部に受渡す中空容器移送
    手段と を具備してなることを特徴とする中空容器成型装
    置。 2 口部処理手段が、口ばり落しを行う口ばり落
    し機構からなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の中空容器成型装置。 3 口部処理手段が、口切りを行う口切り機構か
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の中空容器成型装置。
JP26969085A 1985-11-30 1985-11-30 中空容器成型装置 Granted JPS62128735A (ja)

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