JP4610929B2 - 表面保護シート - Google Patents

表面保護シート Download PDF

Info

Publication number
JP4610929B2
JP4610929B2 JP2004156041A JP2004156041A JP4610929B2 JP 4610929 B2 JP4610929 B2 JP 4610929B2 JP 2004156041 A JP2004156041 A JP 2004156041A JP 2004156041 A JP2004156041 A JP 2004156041A JP 4610929 B2 JP4610929 B2 JP 4610929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
fine particles
layer
hydroxy
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004156041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005313577A5 (ja
JP2005313577A (ja
Inventor
慶一 北原
正登 齋藤
益生 小山
剛久 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimoto Co Ltd
Original Assignee
Kimoto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kimoto Co Ltd filed Critical Kimoto Co Ltd
Priority to JP2004156041A priority Critical patent/JP4610929B2/ja
Priority to US10/594,255 priority patent/US20090042017A1/en
Priority to PCT/JP2005/005483 priority patent/WO2005097496A1/ja
Priority to TW094109656A priority patent/TW200600339A/zh
Publication of JP2005313577A publication Critical patent/JP2005313577A/ja
Priority to KR1020067021502A priority patent/KR101099187B1/ko
Publication of JP2005313577A5 publication Critical patent/JP2005313577A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4610929B2 publication Critical patent/JP4610929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B23/00Layered products comprising a layer of cellulosic plastic substances, i.e. substances obtained by chemical modification of cellulose, e.g. cellulose ethers, cellulose esters, viscose
    • B32B23/04Layered products comprising a layer of cellulosic plastic substances, i.e. substances obtained by chemical modification of cellulose, e.g. cellulose ethers, cellulose esters, viscose comprising such cellulosic plastic substance as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B23/08Layered products comprising a layer of cellulosic plastic substances, i.e. substances obtained by chemical modification of cellulose, e.g. cellulose ethers, cellulose esters, viscose comprising such cellulosic plastic substance as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F7/00Signs, name or number plates, letters, numerals, or symbols; Panels or boards
    • G09F7/002Signs, name or number plates, letters, numerals, or symbols; Panels or boards weather-proof panels or boards
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/04Signs, boards or panels, illuminated from behind the insignia
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F7/00Signs, name or number plates, letters, numerals, or symbols; Panels or boards
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/25Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、案内板、広告、看板、標識、ポスター、表札、銘板等の表示物の表面を保護するのに好適な表面保護シートに関する。
従来、案内板、広告、看板、標識等の表示物の表面を保護するために表面保護シートが利用されている。このような表面保護シートとしては、その表面に傷がつきにくいという性能(以下、「ハードコート性」という)や、表示物の表示内容である画像等が紫外線等の影響で変色したり退色したりしないという性能(以下、「紫外線防止性」という)が求められている。
このような要求を満たすものとして、プラスチックフィルムの表面に紫外線硬化型樹脂と紫外線吸収剤とが含有されてなる紫外線防止層を有する表面保護シートが提案されている(特許文献1参照)。
このような表面保護シートは表面にある程度のハードコート性と紫外線防止性を有しているため、上記表示物の表面の傷や画像等の退色を防ぐという点では十分なものであるが、画像や地肌が白いものや色の薄いものの場合、色味が変わってしまうという問題が生じている。特に、電子ペーパーのように、ある一定の波長域の光を高精度に吸収したいような表示物の表面保護シートとして使用する場合には、紫外線防止層中の紫外線吸収剤の含有量は多めとなり、黄色味が増してしまい色味が著しく変わってしまうという問題が生じている。
特開2003−11281号公報(請求項1)
そこで、本発明は、紫外線防止性に優れ、かつ黄色味が少ない表面保護シートを提供することを目的とする。
本発明の表面保護シートは、プラスチックフィルムの少なくとも一方の面に紫外線防止層を有する表面保護シートであって、前記紫外線防止層は、電離放射線硬化型樹脂組成物、式量200〜400のベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤、平均粒子径が1μm〜20μmの球形微粒子、およびオルガノポリシロキサンから形成されてなり、前記微粒子は紫外線防止層において0.4重量%〜3重量%含有され、前記紫外線吸収剤は前記紫外線防止層のバインダー成分100重量部に対して1〜20重量部含有されてなり、前記紫外線防止層の厚みは、前記微粒子の平均粒子径に対し66.6%〜80%であり、前記オルガノポリシロキサンは前記紫外線防止層において0.01重量%〜1重量%含有されることを特徴とするものである。
また好ましくは、前記紫外線防止層は、オルガノポリシロキサンを0.01重量%〜1重量%含有することを特徴とするものである。
なお、本発明でいう平均粒子径とは、コールターカウンター法により測定し算出した値である。
また、紫外線防止層の厚みとは、微粒子により凸部を形成していない樹脂部分の厚みをいう。
本発明の表面保護シートは、紫外線防止性に優れかつ黄色味が少ないため、表示物等の表面の絵や文字、画像の退色を防ぎ、特に画像や地肌が白いものや色の薄いものの場合にも色味を変えることなく保護することができる。
本発明の表面保護シートは、プラスチックフィルムの少なくとも一方の面に電離放射線硬化型樹脂組成物、紫外線吸収剤、および特定形状の微粒子を特定量含有してなる紫外線防止層を有するものである。以下、各構成要素の実施の形態について説明する。
プラスチックフィルムとしては、特に限定されないが、透明性が高く、L*** 表色系におけるb*値(以下、単に「b*値」という)が低いもの、具体的にはb*値が3.0以下、さらには1.5以下のものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、トリアセチルセルロース、アクリル、ポリ塩化ビニル、ノルボルネン化合物等があげられる。特に二軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムが機械的強度、寸法安定性に優れているために好適に使用され、プラズマ処理、コロナ放電処理、遠紫外線照射処理、下引き易接着層の形成等の易接着処理が施されたものを用いることが好ましい。また、より紫外線防止性を向上させたり、持続性を得るために紫外線吸収剤の練り込まれたプラスチックフィルムを用いてもよい。
なお、L*** 表色系とは、国際照明委員会(CIE)において1976年に定められた表色の方法をいい、本発明におけるb*値とはJIS K5600−4−4:1999、JIS K5600−4−5:1999、JIS K5600−4−6:1999に基づき測定し算出した値をいう。
このようなプラスチックフィルムの厚みは、特に限定されないが、取扱性や機械的強度等を考慮すると、10μm〜500μm、好ましくは50μm〜300μm程度である。
次に、紫外線防止層を構成する電離放射線硬化型樹脂組成物について説明する。電離放射線硬化型樹脂組成物は、紫外線吸収剤、および微粒子を保持するためのバインダー成分として用いられる。電離放射線硬化型樹脂組成物を用いることにより、紫外線防止層の表面の傷つきを防止することができる。このような電離放射線硬化型樹脂組成物としては、電離放射線(紫外線または電子線)の照射によって架橋硬化することができる光重合性プレポリマーを用いることができ、この光重合性プレポリマーとしては、1分子中に2個以上のアクリロイル基を有し、架橋硬化することにより3次元網目構造となるアクリル系プレポリマーが特に好ましく使用される。このアクリル系プレポリマーとしては、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、メラミンアクリレート、ポリフルオロアルキルアクリレート、シリコーンアクリレート等が使用できる。さらにこれらのアクリル系プレポリマーは単独でも使用可能であるが、架橋硬化性の向上や、硬化収縮の調整等、種々の性能を付与するために、光重合性モノマーを加えることが好ましい。
光重合性モノマーとしては、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート等の単官能アクリルモノマー、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレート等の2官能アクリルモノマー、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリメチルプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート等の多官能アクリルモノマー等の1種若しくは2種以上が使用される。
紫外線防止層には、上述した光重合性プレポリマー及び光重合性モノマーの他、紫外線照射によって硬化させる場合には、光重合開始剤や光重合促進剤等の添加剤を用いることが好ましい。
光重合開始剤としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾイン、ベンジルメチルケタール、ベンゾイルベンゾエート、α−アシルオキシムエステル、チオキサンソン類等があげられ、後述する紫外線吸収剤の吸収波長域のピークと20nm以上異なる位置に吸収波長域のピークを有する光重合開始剤を用いることが好ましい。これにより紫外線防止層の硬化を十分なものとすることができ、優れたハードコート性を付与することができる。
また、光重合促進剤は、硬化時の空気による重合障害を軽減させ硬化速度を速めることができるものであり、例えば、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステルなどがあげられる。
また、本発明の機能を損なわない範囲であれば、バインダー成分として上記電離放射線硬化型樹脂組成物の他、熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂等の他の樹脂を添加してもよい。
次に、紫外線防止層を構成する紫外線吸収剤について説明する。紫外線吸収剤は、表示物の表示内容である画像等が紫外線等の影響で変色したり退色したりするのを防止するために用いる。紫外線吸収剤としては、従来公知の紫外線吸収剤、例えばサリチル酸系化合物、シアノアクリレート系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物等があげられる。これらの中で、前述した電離放射線硬化型樹脂との相溶性、屋外等で使用する際の耐候性等の観点から、ベンゾフェノン系化合物及び/又はベンゾトリアゾール系化合物が好ましい。さらに本発明においては、紫外線防止層の黄色味を抑えるという観点から、高分子量タイプの紫外線吸収剤である紫外線吸収性樹脂よりも、低分子量タイプ、具体的には式量が200〜400程度の紫外線吸収剤を用いることが好ましい。一般に低分子量タイプの紫外線吸収剤は、高分子量タイプの紫外線吸収剤よりも比較的少ない含有量で優れた紫外線防止性を付与することができるため、黄色味を抑えるのみならず、紫外線防止層とした時のハードコート性が低下するのを防止できる。
ベンゾフェノン系化合物としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’−カルボキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロルベンゾフェノン、ビス−(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン等があげられる。
また、ベンゾトリアゾール系化合物としては、2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2−(2’−メチル−4’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ステアリルオキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−カルボン酸フェニル)ベンゾトリアゾールエチルエステル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−メチル−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−シクロヘキシルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジメチルフェニル)−5−カルボン酸ベンゾトリアゾールブチルエステル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−カルボン酸エステルベンゾトリアゾール、2−(2’−アセトキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール等があげられる。
さらに、これらベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物の数量体、重合体もあげられ、このようなベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物の1種または2種以上を適宜混合して用いることにより、十分な紫外線防止性を付与することができる。
紫外線吸収剤の含有量は、用いる紫外線吸収剤の種類や紫外線防止層の厚み等によって異なってくるので一概にいえないが、バインダー成分100重量部に対して、1重量部〜20重量部、さらには5重量部〜15重量部とすることが好ましい。紫外線吸収剤の含有量をバインダー成分100重量部に対して1重量部以上とすることにより、十分な紫外線防止性を付与することができる。また20重量部以下とすることにより、むやみに黄色味が増すのを抑制することができ、上述の電離放射線硬化型樹脂組成物と十分に相溶させることができ、また紫外線防止層とした際にハードコート性が低下するのを防止することができる。すなわち、紫外線吸収剤を20重量部を超えて含有させても、それ以上の紫外線防止性の向上は見られず、紫外線防止層とした際に黄色味は増すこととなる上、表面硬度等の被膜の物性の低下を招くこととなる。
次に、微粒子について説明する。微粒子は、紫外線吸収剤によって黄色味をおびてしまった紫外線防止層の黄色味を軽減するために用いられる。微粒子の種類としては、特に限定されず、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、シリカ、カオリン、クレー、タルク等の無機微粒子や、アクリル樹脂粒子、ポリスチレン樹脂粒子、ポリウレタン樹脂粒子、ポリエチレン樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子、エポキシ樹脂粒子等の樹脂微粒子が使用できる。
このような微粒子は、無機微粒子、樹脂微粒子を問わず球形の微粒子を用い、微粒子の平均粒子径は、1μm〜20μmとし、好ましくは2μm〜10μmとする。このような特定の微粒子を用いることにより紫外線防止層の黄色味を抑制することができる理由は、必ずしも明らかではないが、球形の微粒子と不定形の微粒子とで平均粒子径や含有量等の条件を同様にした場合、球形の微粒子を用いた場合の方が、不定形の微粒子を用いた場合よりも、外部ヘーズを高くすることができる傾向があり、これにより黄色味を抑制することができるのではないかと考えられる。また、微粒子の平均粒子径を、1μm以上とすることにより、紫外線防止層の表面において微粒子による凸部を適度な形状に形成することができ、これによる外部ヘーズの作用によって、黄色味が軽減されているものと考えられる。また、微粒子の平均粒子径を、20μm以下とすることにより、外部ヘーズが大きくなりすぎるのを抑制して透明性を維持することができると共に、紫外線防止層から微粒子が脱落するのを防止することができる。またこれらを防止するために、紫外線防止層の厚みをむやみに厚くすることを避けることができる。
また、微粒子の含有量は、紫外線防止層において0.4重量%〜3重量%とし、好ましくは0.7重量%〜1.5重量%とする。微粒子の含有量を0.4重量%以上とすることにより、紫外線防止剤によって黄色味をおびた紫外線防止層の黄色味を軽減することができる。3重量%以下としたのは、それ以上添加しても黄色味の抑制効果は変わらず、透明性の低下を招くのみという理由からである。
また、以上のような紫外線防止層には、オルガノポリシロキサンを0.01重量%〜1重量%含有させることが好ましい。オルガノポリシロキサンを0.01重量%以上含有させることにより、紫外線防止層の表面の微小なムラの発生を防止することができるため、さらに黄色味を抑制することができる。また、オルガノポリシロキサンの含有量を1重量%以下としたのは、それ以上添加しても黄色味の抑制効果は変わらず、紫外線防止層の表面硬度の低下を招くのみという理由からである。
また、紫外線防止層の厚みは、微粒子の大きさや、紫外線吸収剤の含有量等によって異なるので一概にいえないが、黄色味を軽減するという観点から、平均粒子径に対して20%〜80%、好ましくは40%〜70%の厚みとすることが好ましい。平均粒子径に対して20%以上とすることにより、微粒子が紫外線防止層から脱落するのを防ぐことができ、また紫外線防止性および最低限必要な表面硬度を得ることができる。また、平均粒子径に対して80%以下とすることにより、紫外線防止層の表面に微粒子による凸部を適度な形状に形成することができ、これによる外部ヘーズの作用によって、黄色味を軽減することができる。
具体的には、紫外線防止層の厚みは、1μm〜15μm程度、さらには、3μm〜10μm程度とすることが好ましい。紫外線防止層の厚みを1μm以上とすることにより微粒子が紫外線防止層から脱落するのを防ぐと共に、十分なハードコート性と必要な紫外線防止性を付与することができ、15μm以下とすることにより、紫外線防止層の表面に微粒子による凸部を形成すると共に、硬化収縮によるカールの発生を防止し、また硬化不足によるハードコート性の低下を防止することができる。
紫外線防止層は、本発明の機能を損なわない範囲であれば、滑剤、他の微粒子、蛍光増白剤、顔料、染料、帯電防止剤、難燃剤、抗菌剤、防カビ剤、酸化防止剤、可塑剤、レベリング剤、流動調整剤、消泡剤、分散剤、架橋剤等の種々の添加剤を含ませることができる。
以上のような本発明の表面保護シートは、上述した紫外線吸収剤、微粒子、電離放射線硬化型樹脂組成物、および必要に応じて加えた他の樹脂、他の添加剤、希釈溶媒などを混合して調整し、従来公知のコーティング方法、例えば、バーコーター、ダイコーター、ブレードコーター、スピンコーター、ロールコーター、グラビアコーター、フローコーター、スプレー、スクリーン印刷などによって、上述したプラスチックフィルムの少なくとも一方の面に塗布した後、必要に応じて乾燥させ、電離放射線の照射によって硬化させることにより紫外線防止層を形成して、得ることができる。
また、電離放射線を照射する方法としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、メタルハライドランプなどから発せられる100nm〜400nm、好ましくは200nm〜400nmの波長領域の紫外線を照射する、又は走査型やカーテン型の電子線加速器から発せられる100nm以下の波長領域の電子線を照射することにより行うことができる。
以上、本発明の表面保護シートによれば、紫外線防止性に優れ、かつ黄色味が少ないものであるため、表示物等の表面の絵や文字、画像の退色を防ぎ、特に画像や地肌が白いものや色の薄いものの場合にも色味を変えることなく保護することができる。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本実施例において「部」、「%」は、特に示さない限り重量基準である。
[実施例1]
透明プラスチックフィルムとしてb*値が1.0の厚み188μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの一方の面に、下記処方の紫外線防止層用塗布液を塗布、乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を照射して厚み4μmの紫外線防止層を形成し、実施例1の表面保護シートを作製した。
<実施例1の紫外線防止層用塗布液の処方>
・電離放射線硬化型樹脂組成物(固形分100%) 15部
(ダイヤビームUR6530:三菱レイヨン社)
・紫外線吸収剤(式量315.8) 1.2部
<2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール>
(KEMISORB72:ケミプロ化成社)
・紫外線吸収剤(式量323.4) 0.9部
<2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール>
(KEMISORB79:ケミプロ化成社)
・球形微粒子(シリカ)(平均粒子径6μm) 0.15部
(ハイプレシカTS-N3N:宇部日東化成社)
・オルガノポリシロキサン(固形分100%) 0.1部
(BYK307:ビックケミー・ジャパン社)
・光重合開始剤 1.0部
(ダロキュア1700:チバスペシャリティケミカルズ社)
・光重合開始剤 0.5部
(イルガキュア651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・酢酸エチル 25部
・酢酸ブチル 35部
・シクロヘキサノン 10部
[実施例2]
実施例1の紫外線防止層用塗布液を、下記処方の紫外線防止層用塗布液に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の表面保護シートを作製した。
<実施例2の紫外線防止層用塗布液の処方>
・電離放射線硬化型樹脂組成物(固形分100%) 15部
(ダイヤビームUR6530:三菱レイヨン社)
・紫外線吸収剤(式量315.8) 1.2部
<2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール>
(KEMISORB72:ケミプロ化成社)
・紫外線吸収剤(式量323.4) 0.9部
<2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール>
(KEMISORB79:ケミプロ化成社)
・球形微粒子(架橋アクリル樹脂) 0.25部
(平均粒子径5μm)(MB20X−5:積水化成品工業社)
・オルガノポリシロキサン(固形分100%) 0.1部
(BYK307:ビックケミー・ジャパン社)
・光重合開始剤 1.0部
(ダロキュア1700:チバスペシャリティケミカルズ社)
・光重合開始剤 0.5部
(イルガキュア651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・メチルエチルケトン 30部
・酢酸エチル 35部
・シクロヘキサノン 5部
参考例2
実施例1の紫外線防止層用塗布液で、オルガノポリシロキサンを添加せず、電離放射線硬化型樹脂組成物の添加量を15.1部に変更した以外は、実施例1と同様にして、参考例2の表面保護シートを作製した。
参考例1
実施例1の紫外線防止層用塗布液の球形微粒子を、平均粒子径4.5μmの球形微粒子(シリカ)(サイロスフェアC-1504:富士シリシア化学社)に変更した以外は、実施例1と同様にして、参考例1の表面保護シートを作製した。
[比較例1]
参考例2の紫外線防止層用塗布液で、球形微粒子を添加しなかった以外は、参考例2と同様にして、比較例1の表面保護シートを作製した。
[比較例2]
参考例2の紫外線防止層用塗布液の球形微粒子を、平均粒子径5.7μmの不定形微粒子(シリカ)(サイリシア256:富士シリシア化学社)に変更した以外は、参考例2と同様にして、比較例2の表面保護シートを作製した。
[比較例3]
参考例2の紫外線防止層用塗布液の球形微粒子を、平均粒子径0.5μmの球形微粒子(シリカ)(アドマファインSO-E2:アドマテックス社)に変更した以外は、参考例2と同様にして、比較例3の表面保護シートを作製した。
実施例1〜2、参考例1〜2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートについて、黄色味、透明性、紫外線防止性について評価した。評価結果を表1に示す。
(1)黄色味の評価
実施例1〜2、参考例1〜2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートを、JIS K5600−4−4:1999、JIS K5600−4−5:1999、JIS K5600−4−6:1999に基づき測色色差計(ZE2000:日本電色社)を用いて、b*値を測定した。
(2)透明性の評価
実施例1〜2、参考例1〜2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートを、JIS K7136:2000に基づきヘーズメーター(NDH2000:日本電色社)を用いて、ヘーズを測定した。なお、測定は紫外線防止層を有する面から光を入射させた。
(3)紫外線防止性の評価
(イ)波長380nmの光線透過率
実施例1〜2、参考例1〜2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートを、分光光度計(UV−3101PC:島津製作所社)を用いて、波長380nmの光線透過率を測定した。
(ロ)画像の耐光性
プラスチックシートの一方の表面に紫外線硬化型インキ(FDOR:成東インキ社)を用いて画像を印刷した表示板を用意し、 実施例1〜2、参考例1〜2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートの紫外線防止層を有していない方の面と、その表示板の印刷面とを接着剤を介して貼り合わせた。そして、200時間の照射が屋外における紫外線照射量1年分に相当する促進能を有する耐光性促進試験機(紫外線フェードメーターFAL-5:スガ試験機社)を用いて、表面保護シート側から、300時間の紫外線照射を行った後、表示板の印刷画像の変色・退色について目視評価し、殆ど変色・退色しなかったものを「○」、明らかに変色・退色したものを「×」とした。
Figure 0004610929
表1から明らかなように、実施例1〜2、参考例1〜2の表面保護シートは、紫外線防止層は、紫外線吸収剤、電離放射線硬化型樹脂組成物および平均粒子径が1μm〜20μmの球形微粒子から形成されてなり、前記微粒子は紫外線防止層において0.4重量%〜3重量%含有するものとしたため、微粒子を含有していない比較例1の表面保護シートと比較すると、黄色味の少ない表面保護シートとすることができた。
特に実施例1〜2、参考例2の表面保護シートは、紫外線防止層の厚みが球形微粒子の平均粒子径に対し、それぞれ67%、80%、67%としたため、より一層黄色味を抑えることができた。
さらに実施例1、2の表面保護シートは、紫外線防止層にオルガノポリシロキサンを0.55重量%含有させたため、最も良好に黄色味を抑えることができた。
一方、比較例2の表面保護シートは、紫外線防止層における微粒子の平均粒子径、および紫外線防止層の厚みを実施例3とほぼ同様としたにもかかわらず、微粒子を不定形としたため、球形微粒子とした実施例の表面保護シートと比べると、黄色味を抑えることができなかった。
また、比較例3の表面保護シートは、紫外線防止層の厚みが4μmで球形微粒子の平均粒子径が1μm未満であったため、微粒子は紫外線防止層の表面に凸部を形成することができず、実施例の表面保護シートと比べると、黄色味を抑えることができなかった。

Claims (1)

  1. プラスチックフィルムの少なくとも一方の面に紫外線防止層を有する表面保護シートであって、
    前記紫外線防止層は、電離放射線硬化型樹脂組成物、式量200〜400のベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤、平均粒子径が1μm〜20μmの球形微粒子、およびオルガノポリシロキサンから形成されてなり、
    前記微粒子は紫外線防止層において0.4重量%〜3重量%含有され、前記紫外線吸収剤は前記紫外線防止層のバインダー成分100重量部に対して1〜20重量部含有されてなり、前記紫外線防止層の厚みは、前記微粒子の平均粒子径に対し66.6%〜80%であり、前記オルガノポリシロキサンは前記紫外線防止層において0.01重量%〜1重量%含有されることを特徴とする表面保護シート。
JP2004156041A 2004-03-30 2004-05-26 表面保護シート Expired - Lifetime JP4610929B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156041A JP4610929B2 (ja) 2004-03-30 2004-05-26 表面保護シート
US10/594,255 US20090042017A1 (en) 2004-03-30 2005-03-25 Surface Protective Sheet
PCT/JP2005/005483 WO2005097496A1 (ja) 2004-03-30 2005-03-25 表面保護シート
TW094109656A TW200600339A (en) 2004-03-30 2005-03-28 Surface protective sheet
KR1020067021502A KR101099187B1 (ko) 2004-03-30 2006-10-17 표면보호시트

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004098059 2004-03-30
JP2004156041A JP4610929B2 (ja) 2004-03-30 2004-05-26 表面保護シート

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005313577A JP2005313577A (ja) 2005-11-10
JP2005313577A5 JP2005313577A5 (ja) 2007-06-28
JP4610929B2 true JP4610929B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=35124927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004156041A Expired - Lifetime JP4610929B2 (ja) 2004-03-30 2004-05-26 表面保護シート

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090042017A1 (ja)
JP (1) JP4610929B2 (ja)
KR (1) KR101099187B1 (ja)
TW (1) TW200600339A (ja)
WO (1) WO2005097496A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010113605A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 株式会社 きもと 表面保護フィルム
TWI628674B (zh) * 2013-01-22 2018-07-01 凱姆控股有限公司 雙面透明導電膜及用於雙面圖案化之方法
US10033015B1 (en) * 2017-04-07 2018-07-24 Motorola Mobility Llc Flexible, optically clear, composite structures for foldable displays in mobile devices
CN114976131B (zh) * 2022-06-14 2023-02-28 哈尔滨工业大学(深圳) 一种高温质子交换膜燃料电池性能测试系统及其方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1129720A (ja) * 1997-07-07 1999-02-02 Lintec Corp ハードコートシート
JP2001179900A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Tootsuya:Kk 耐候性材料、耐候性積層材料及びその製造方法
JP2002127286A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Teijin Ltd 高分子樹脂積層体及びその製造方法
JP2002202402A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性反射防止フィルムおよび画像表示装置
JP2003011281A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Kimoto & Co Ltd 表面保護シート
JP2004130540A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 硬化被膜を有するポリカーボネート樹脂積層体の製造方法。

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08216598A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Dainippon Printing Co Ltd 転写シート
JPH1044611A (ja) * 1996-08-07 1998-02-17 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写カバーフィルム
JP3247985B2 (ja) * 1997-11-05 2002-01-21 大日本印刷株式会社 化粧シート
JPH11207876A (ja) * 1998-01-29 1999-08-03 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート
US7153588B2 (en) * 2003-05-30 2006-12-26 3M Innovative Properties Company UV resistant naphthalate polyester articles

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1129720A (ja) * 1997-07-07 1999-02-02 Lintec Corp ハードコートシート
JP2001179900A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Tootsuya:Kk 耐候性材料、耐候性積層材料及びその製造方法
JP2002127286A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Teijin Ltd 高分子樹脂積層体及びその製造方法
JP2002202402A (ja) * 2000-10-31 2002-07-19 Fuji Photo Film Co Ltd 防眩性反射防止フィルムおよび画像表示装置
JP2003011281A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Kimoto & Co Ltd 表面保護シート
JP2004130540A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 硬化被膜を有するポリカーボネート樹脂積層体の製造方法。

Also Published As

Publication number Publication date
TW200600339A (en) 2006-01-01
TWI378030B (ja) 2012-12-01
WO2005097496A1 (ja) 2005-10-20
KR101099187B1 (ko) 2011-12-27
US20090042017A1 (en) 2009-02-12
KR20060133023A (ko) 2006-12-22
JP2005313577A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5616329B2 (ja) 表面保護フィルム
JP4082965B2 (ja) 防眩性ハードコートフィルム
JP4746863B2 (ja) 防眩性ハードコート層形成用材料及び防眩性ハードコートフィルム
US20090130464A1 (en) Antistatic Hard Coat Film
JP6498857B2 (ja) 表示素子前面用フィルムおよび表面部材付き表示素子
JP2007193271A (ja) 防眩性フィルムの製造方法及び防眩性フィルム
US6869673B2 (en) Transparent hard coat film
KR101099187B1 (ko) 표면보호시트
JP2005082671A (ja) 塗工フィルム及び反射用シート
JP2005335163A (ja) 表面保護シート
JP2015132744A (ja) アンチグレアフィルム
JP2009198749A (ja) 光線制御部材
JP7119516B2 (ja) 光学シート用光硬化性インク
JP2009127009A (ja) ハードコート積層体
JP6288666B2 (ja) ハードコート転写媒体
JP7147121B2 (ja) 保護フィルム、積層体、偏光板、および画像表示装置
JP6551117B2 (ja) 光学積層体及びその製造方法
CN100519177C (zh) 表面保护膜
KR20180111345A (ko) 디스플레이 패널용 시인성 개선 필름 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
JPH09302144A (ja) エネルギー線硬化型樹脂組成物及び該組成物の硬化膜層を有するトリアセチルセルロースフィルム
KR102045055B1 (ko) 디스플레이 패널용 시인성 개선 필름 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
WO2020008912A1 (ja) 光学シート用光硬化性インク
JP2021134303A (ja) ハードコート樹脂及びハードコートフィルム
JP2005326441A (ja) 反射防止材料
JP2005336292A (ja) 紫外線防止性塗料、紫外線防止性保護膜、および紫外線防止性シート

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4610929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20120319

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20120807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D07

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250