JP7119516B2 - 光学シート用光硬化性インク - Google Patents
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Description
[1]式(2)で表されるヒドロキシルを有する単官能(メタ)アクリレート(A)、
構造にアルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有する、多官能(メタ)アクリレート(B)、
ヒドロキシルを有さない単官能(メタ)アクリレート(C)、
光重合開始剤(D)および
微粒子(F)を含有する光学シート用光硬化性インク。
[3]ヒドロキシル基を有さない単官能(メタ)アクリレート(C)が、下記式(3)で表される化合物である、[1]~[2]のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
[7]さらに、2官能のウレタン(メタ)アクリレート樹脂(E)を含有する、[1]~[6]に記載の光学シート用光硬化性インク。
[8]2官能のウレタン(メタ)アクリレート樹脂(E)が、脂肪族のポリエステルジオールおよび脂肪族のポリエーテルジオールから誘導されるウレタン(メタ)アクリレートから選ばれる1つ以上である、[7]に記載の光学シート用光硬化性インク。
[9]光重合開始剤(D)がα-ヒドロキシアルキルフェノン系光重合開始剤である、[1]~[8]に記載の光学シート用光硬化性インク。
[10]前記α-ヒドロキシアルキルフェノン系光重合開始剤が、光重合開始剤(D)総量に対して80質量%以上含まれることを特徴とする[9]に記載の光学シート用光硬化性インク。
[11]微粒子(F)が有機微粒子であり、平均粒子径が2~20μmであることを特徴とする[1]~[10]に記載の光学シート用光硬化性インク。
[12]微粒子(F)がアクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミドおよびポリアクリロニトリルからなる群から選ばれる少なくとも1種の有機微粒子である、[11]に記載の光学シート用光硬化性インク。
[13]微粒子(F)がポリメチルメタクリレート(PMMA)の有機微粒子である、[12]に記載の光硬化性インク。
[14]さらに、帯電防止剤(G)を含有する、[1]~[13]のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
[15][1]~[14]のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インクの硬化物からなる光学シート用硬化膜。
[16]前記硬化膜が透明な基材シート表面に形成されてなる、[15]の光学シート用硬化膜。
[17]前記透明な基材シートが易接着処理されていないポリエチレンテレフタレートフィルムである、[16]の光学シート用硬化膜。
[18][15]~[17]の光学シート用硬化膜を有する光学シート。
[19][18]の光学シートを有するバックライトユニット。
[20][19]のバックライトユニットを搭載した液晶表示素子。
<1.光学シート用光硬化性インク>
本発明は、ヒドロキシルを有する単官能(メタ)アクリレート(A)、アルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有する多官能(メタ)アクリレート(B)、ヒドロキシルを有さない単官能(メタ)アクリレート(C)、光重合開始剤(D)および微粒子(F)を含有する光学シート用光硬化性インクに関する。
本明細書において、「(メタ)アクリレート」は、アクリレートとメタクリレートの両者または一方を示すために用いられる。
(メタ)アクリレートの硬化反応では、(メタ)アクリロイル基の二重結合がラジカル重合するので、「官能」部分は、(メタ)アクリロイル基であり、単官能は(メタ)アクリロイル基が1個、多官能は(メタ)アクリロイル基が2個以上のものをいう。
以下、上記各成分について説明する。
本発明のヒドロキシルを有する単官能(メタ)アクリレート(A)はそのような構造を有する化合物であれば特に限定されないが、式(2)の構造であることが好ましい。本発明のヒドロキシルを有する単官能(メタ)アクリレート(A)を用いることにより、光硬化性インクの相溶性や得られる硬化膜の未処理PETフィルムに対する密着性が良好となる。
ヒドロキシルを有する単官能(メタ)アクリレート(A)の含有量は、本発明の光硬化性インク総量の5~70質量%であると、使用する用途に合わせた粘度に調整できるので好ましく、他特性とのバランスを考慮すると、より好ましくは10~60質量%であり、さらに好ましくは15~50質量%である。
本発明の、アルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有する、多官能(メタ)アクリレート(B)は、構造中に、2個以上の(メタ)アクリロイル基とともに、アルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有していればいずれの態様も採用できる。アルキレンオキサイドの繰り返し単位の1つ1つの構造は、同じでもよく異なっていてもよい。
アルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有する、多官能(メタ)アクリレート(B)の具体例としては、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸プロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸プロピレンオキサイド変性トリ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールFエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールFプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレートおよび式(1)で表わされる化合物を挙げることができる。
アルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有する、多官能(メタ)アクリレート(B)の含有量は、本発明の光硬化性インク総量の5~50質量%であると、使用する用途に合わせた粘度に調整できるので好ましく、他特性とのバランスを考慮すると、より好ましくは5~40質量%であり、さらに好ましくは10~30質量%である。
本発明のヒドロキシルを有さない単官能(メタ)アクリレート(C)は、構造中にヒドロキシルを有さない単官能(メタ)アクリレートであればあれば特に限定されないが、式(3)の構造であることが好ましい。
ヒドロキシルを有さない単官能(メタ)アクリレート(C)の含有量は、本発明の光硬化性インク総量の20~80質量%であると、使用する用途に合わせた粘度に調整できるので好ましく、他特性とのバランスを考慮すると、より好ましくは25~70質量%であり、さらに好ましくは30~60質量%である。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、光硬化性、密着性、透過率、強度を損なわない範囲で、他のラジカル重合性二重結合を有する化合物を添加してもよい。
他のラジカル重合性二重結合を有する化合物の含有量は、本発明の光硬化性インク総量の10~50質量%であると、光硬化性、得られる光学シート用硬化膜の基板に対する密着性、透過率、強度のバランスがよい。ウレタン(メタ)アクリレート樹脂(E)を使用する場合の好ましい量は10~40質量%にある。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、光重合開始剤(D)を含有する。光重合開始剤(D)は、紫外線あるいは可視光線の照射によりラジカルを発生することのできる化合物であれば特に限定されないが、α-ヒドロキシルアルキルフェノン系が好ましい。
光重合開始剤(D)の含有量は、本発明の光硬化性インク総量の1~20質量%であると、紫外線に対する光硬化性に優れるため好ましく、より好ましくは2~15質量%であり、さらに好ましくは3~10質量%である。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、微粒子(F)を含有する。微粒子(F)を含有することにより、得られる光学シート用硬化膜に光拡散機能、スティッキング防止機能を付与することができる。
硬化膜に光拡散機能を付与する場合、微粒子(F)は多分散を使用することが好ましく、微粒子(F)の平均粒子径は、特に限定されるものではないが、1~50μmが好ましく、2~20μmがより好ましく、5~15μmがさらに好ましい。平均粒子径が上記下限未満であると、光拡散剤によって形成される光拡散層表面の凹凸が小さくなり、光拡散シートとして必要な光拡散性を満たさないおそれがある。逆に、上記平均粒子径が上記上限を越えると、光拡散シートの厚みが増大し、また均一な拡散が困難になることからである。多分散であるために、粒子のサイズは揃っていないものが好ましく、CV値(変動係数)は15~60%、好ましくは20~50%の範囲にあるものが好ましい。
変動係数=(不偏分散の平方根)/(算術平均値)×100%
本発明の光学シート用光硬化性インクは、溶媒を含有してもよい。
本発明に用いることができる溶媒としては、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジフェニルエーテル、ジメトキシベンゼン、アセトン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブチルアルコール、t-ブチルアルコール、ベンジルアルコール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリル、エチレンカーボネーツ、プロピレンカーボネート、酢酸エチル、酢酸イソブチル、酢酸ブチル、プロピオン酸ブチル、乳酸エチル、オキシ酢酸メチル、オキシ酢酸エチル、オキシ酢酸ブチル、メトキシ酢酸メチル、メトキシ酢酸エチル、メトキシ酢酸ブチル、エトキシ酢酸メチル、エトキシ酢酸エチル、3-オキシプロピオン酸メチル、3-オキシプロピオン酸エチル、3-メトキシプロピオン酸メチル、3-メトキシプロピオン酸エチル、3-エトキシプロピオン酸メチル、3-エトキシプロピオン酸エチル、2-オキシプロピオン酸メチル、2-オキシプロピオン酸エチル、2-オキシプロピオン酸プロピル、2-メトキシプロピオン酸メチル、2-メトキシプロピオン酸エチル、2-メトキシプロピオン酸プロピル、2-エトキシプロピオン酸メチル、2-エトキシプロピオン酸エチル、2-オキシ-2-メチルプロピオン酸メチル、2-オキシ-2-メチルプロピオン酸エチル、2-メトキシ-2-メチルプロピオン酸メチル、2-エトキシ-2-メチルプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、2-オキソブタン酸メチル、2-オキソブタン酸エチル、2-ヒドロキシイソ酪酸メチル、ジオキサン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、トルエン、キシレン、アニソール、γ-ブチロラクトン、N,N-ジメチルアセトアミド、N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチル-2-ピロリドンおよびジメチルイミダゾリジノンが挙げられる。
本発明のインクにおいて、溶媒の含有量が、該インク総量(固形分+溶媒)100質量%に対し、0~60質量%であると、インクジェット法によりインクを塗布する際に、インクジェットヘッドの吐出孔が閉塞しにくくなるため好ましい。他特性とのバランスを考慮すると、より好ましくは0~40質量%であり、さらに好ましくは0~20質量%である。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、保存安定性を向上させるために重合禁止剤を含有してもよい。重合禁止剤の具体例としては、4-メトキシフェノール、ヒドロキノンおよびフェノチアジンを挙げることができる。これらの中でもフェノチアジンが長期の保存においても粘度の増加が小さいために好ましい。
本発明の光学シート用光硬化性インクに用いられる重合禁止剤は、1種であっても、2種以上の混合物であってもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、難燃剤を含有してもよい。難燃剤を含有すると、得られる硬化膜の難燃性が高いので好ましい。難燃剤としては、難燃性を付与できる化合物であれば特に限定されないが、低有毒性、低公害性および安全性の観点から、有機リン系難燃剤を用いることが好ましい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、得られる硬化膜などがバックライトなどの光によって劣化することを防止するために、紫外線吸収剤および光安定剤(HALS)を含有してもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクに用いられうる紫外線吸収剤および光安定剤は、1種の化合物であっても、2種以上の化合物の混合物であってもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、得られる硬化膜などの酸化を防止するために、酸化防止剤を含有してもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクに用いられうる酸化防止剤は、1種の化合物であっても、2種以上の化合物の混合物であってもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、帯電防止剤を含有してもよい。帯電防止剤は、得られる硬化膜表面が静電気により帯電するのを防ぎ、埃などが表面に付着するのを抑制する。
本発明の光学シート用光硬化性インクに用いられる帯電防止剤は、1種の化合物であっても、2種以上の化合物の混合物であってもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、感度を向上させる目的で硬化助剤を含有してもよい。硬化助剤としては、1分子中にチオールを2個以上有する化合物が挙げられる。より具体的には、ヘキサンジチオール、デカンジチオール、1,4-ジメチルメルカプトベンゼン、ブタンジオールビスグリコレート、エチレングリコールビスチオグリコレート、トリメチロールプロパントリスチオグリコレート、ブタンジオールビスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリスチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコネート、トリスヒドロキシエチルトリスチオプロピオネート、1,4-ビス(3-メルカプトブチリルオキシ)ブタン(商品名:カレンズMT BD1、昭和電工株式会社製)、ペンタエリスリトールテトラキス(3-メルカプトブチレート)(商品名:カレンズMT PE1、昭和電工株式会社製)、1,3,5-トリス(3-メルカプトブチルオキシエチル)-1,3,5-トリアジン―2,4,6(1H,3H,5H)-トリオン(商品名:カレンズMT NR1、昭和電工株式会社製)などが挙げられる。
これらの硬化助剤は、単独または2種以上を併用することができる。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、光学シートへの塗れ性を制御する目的で、必要に応じてさらに界面活性剤を含んでもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは上記各材料を、所定の量比で、公知の手段を用いて混合し、溶解ないし分散させることで調製できる。
本発明の光学シート用硬化膜は、以上の光学シート用光硬化性インクの印刷硬化物からなり、光学シートを構成する透明な基材に表面に形成されてなる。
本発明の硬化膜の製造方法は、以下の工程を含む。
(工程1)本発明の光学シート用光硬化性インクを各種印刷法で光学シートに塗布し、光学シート上に塗膜を形成する工程および
(工程2)工程1で得られた塗膜に紫外線を照射する工程。
本発明の光学シート用光硬化性インクを塗布する基板は、未処理PETフィルムに限定したものではなく、所望の光学的機能を大幅に損なわない限り、ガラスまたはプラスチックのような当業者に知られているどのような基板でもよく、その形状は平板状に限られず曲面状であってもよい。
本発明の光学シート用光硬化性インクは、公知の印刷法を用いて基板に塗布することができる。印刷法としては、特に制限されないが、インクジェット法、スピンコート法、ロールコート法、スリットコート法、ディッピング法、スプレーコート法、グラビアコート法、リバースコート法、ロッドコート法、バーコート法、ダイコート法、キスコート法、リバースキスコート法、エアナイフコート法、カーテンコート法などがある。
本発明の光学シート用硬化膜は、本発明の光学シート用光硬化性インクを所望の印刷法により基板表面に塗布して得られた塗膜に、必要に応じて乾燥工程を経て、紫外線や可視光線などの光を照射して硬化させることで得られる。
本発明の硬化膜などの用途は特に限定されないが、本発明の硬化膜などは未処理PETフィルムに対する密着性に優れるため、未処理PETフィルムを基板とした光学シート、特に液晶表示素子のバックライトユニットに使用される光拡散用の光学シートに用いることが好ましい。
光拡散用の光学シートは、基材シートと、基材シートの表面に積層される光拡散層と、
基材シートの裏面に配設されるスティッキング防止層とから構成される。本発明の光硬化性インクは、光拡散層形成に用いても、スティッキング防止層形成に用いても、さらに双方に用いてもよい。目的とする層の構成に応じて、適宜組成は調整され、必ずしも同じ組成のインクから形成される硬化膜である必要はない。
光線を透過させる必要があるため透明、特に無色透明の合成樹脂を主成分として形成されている。基材シートに用いられる合成樹脂としては、特に限定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリオレフィン、セルロースアセテート、耐候性塩化ビニルなどが挙げられる。なかでも、透明性に優れ、強度が高いポリエチレンテレフタレートが好ましく、撓み性能が改善されたポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。本発明の光硬化性インクは未処理PETに対する密着性に優れるため、基材シートとして未処理PETを用いることがさらに好ましい。
光拡散層は、基材シートの表面に積層されている。光拡散層は、光拡散剤と、そのバインダーと有する。光拡散層は、光拡散剤を略等密度で分散含有している。光拡散剤は、バインダーに囲繞されている。光拡散層は、光拡散剤を分散含有することによって、裏面側から表面側に透過する光を略均一に拡散させる。また、光拡散層は、光拡散剤によって表面に微細凹凸が略均一に形成され、この微細凹凸の各凹部および凸部がレンズ状に形成されている。光拡散層は、かかる微細凹凸のレンズ的作用によって、優れた光拡散機能を発揮し、この光拡散機能に起因して透過光線を法線方向側へ屈折させる屈折機能および透過光線を法線方向に巨視的に集光させる集光機能を有している。
バインダーは、基材ポリマーを含むポリマー組成物を硬化(架橋など)させることで形成される。光拡散剤は、バインダーによって、基材シートの表面全面に略等密度で配置固定される。本発明の光硬化性インクの樹脂成分の硬化物は該バインダーとして機能し、光硬化性インクは、樹脂成分および微粒子(F)の他に、例えば微小無機充填剤、硬化剤、可塑剤、分散剤、各種レベリング剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、粘性改質剤、潤滑剤、光安定化剤などが適宜配合されていてもよい。
スティッキング防止層は、基材シートを介して光拡散層と反対側の面に配設される。スティッキング防止層は、例えば、光拡散層を有する光学シートを導光板上に配置する場合に、光学シートの裏面の一部が導光板の表面とスティッキング(部分的密着)して干渉縞が生じるという不都合を防止するものであるが、スティッキングを防止する一番良い方法は、構造的にくっつかないように突起を形成することである。
本発明の光硬化性インクをスティッキング防止層に用いる場合、光拡散層と同様に微粒子(F)を分散させる方法を採ることができる。
実施例における各物性は、以下の条件で測定した。
露光量は、照度計(UVPF-A1/PD-365、岩崎電気(株)製)で測定した。
塗膜を硬化させた後、硬化膜表面のベタツキを下記の通り評価した。
○:触感で硬化膜表面にベタツキがなく、硬化膜表面に未塗工のPETフィルムを重ねた際にウォーターマークが見られないもの
△:触感でベタツキはないが、硬化膜表面に未塗工のPETフィルムを重ねた際にウォーターマークが見られたもの
×:触感でベタツキがあるもの
塗膜を硬化させた後、硬化膜表面に5mm間隔で縦横それぞれ4本の切れ目を付け、9個のマス目を作り、市販のセロハンテープ(セロテープ(登録商標)、CT24、ニチバン社製)をよく密着させ、180度手前方向に急激に剥がした際の、硬化膜が剥離せずに残存した碁盤目を下記の通り評価した。なお比較例1および2は硬化性が悪く、密着性の評価ができないので、“-”としている。
◎:どの格子の目もはがれがない
○:カットの交差点における硬化膜の小さなはがれ(明確に5%を上回らない)
△:硬化膜がカットの線に沿って部分的、全面的にはがれている(5%以上35%未満)
×:35%以上はがれている
塗膜を硬化させた後、硬化膜表面を23℃、相対湿度40%の雰囲気下で30分放置後、表面高抵抗計(Hi-Resta、三菱油化(株)製)で表面抵抗値を測定する。測定した表面抵抗値を下記の通り評価した。
◎:<1.0×1011Ω/sq.
○:1.0×1011Ω/sq.~1.0×1012Ω/sq.
△:1.0×1012Ω/sq.~1.0×1013Ω/sq.
×:>1.0×1013Ω/sq.
なお、「◎~△」であれば帯電防止性が高く、ほこりなどの付着を十分に抑制できる。
塗膜を硬化させた後、硬化膜表面のアンチブロッキング性を下記の通り評価した。
硬化膜表面に未塗工のPETフィルムを乗せ、その上に1kgの重り(5cm角)を乗せる。その状態で、45℃のオーブンに24時間静置し、下記のとおりに評価した。
○:ウォーターマークが見られない
×:ウォーターマークが見られる
成分(A)
4HBA:4-ヒドロキシブチルアクリレート
成分(B)
SR602:ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジアクリレート、エチレンオキシドの繰り返し単位=10(Sartomer(株)製)
成分(C)
THFA:テトラヒドロフルフリルアクリレート
成分(D)
IC127:2-ヒロドキシ-1-{4-[4-(2-ヒドロキシ-2-メチル-プロピオニル)-ベンジル]フェニル]-2-メチル-プロパン-1-オン(BASF製)
ICMBF:フェニルグリオキシリックアシッドメチルエステル(BASF製)
IC754:オキシ-フェニル-アセチックアシッド2-(2-オキソ-2-フェニル-アセトキシ-エトキシ)-エチルエステルとオキシ-フェニル-アセチックアシッド2-(2-ヒドロキシ-エトキシ)-エチルエステルとの混合物(BASF製)
成分(F)
PMMAビーズ:多分散、平均粒子径6μm(積水化成品(株)製)
帯電防止剤
エレクトロストリッパーME-2:ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩(花王(株)製)
PC-3662:シリコーンとリチウム塩の混合物(丸菱油化工業(株)製)
サンコノールA600-50R:アクリルモノマーとリチウム塩の混合物(三光化学工業(株)製)
帯電防止剤が入っていない実施例5、6と比較例2~4は、帯電防止性を評価しなかった。
・2官能ウレタン(メタ)アクリレート(E)
CN966J75:2官能脂肪族ウレタン(メタ)アクリレートのイソボルニルアクリレート混合物(Sartomer製)
・構造にアルキレンオキサイド鎖を有しない(メタ)アクリレート
M309:トリメチロールプロパントリアクリレート(東亜合成(株)製)
溶剤
MEK:メチルエチルケトン
<光硬化性インク1の調製>
下記に示す材料を混合・溶解した後、UPE製のメンブレンフィルター(0.2μm)でろ過した後、そこに(F)PMMAビーズを5.70g添加・混合し、光硬化性インク1を得た。
(A)4HBA 4.50g
(B)SR602 4.50g
(C)THFA 6.00g
(D)IC127 1.69g
(帯電防止剤)PC-3662 0.127g
(溶剤)MEK 4.17g
得られた光硬化性インク1を、コーティングロッド(#10、R.D.スペシャリティーズ社製)を用いて、PETフィルム(厚さ:50μm 銘柄名:ルミラーT60、東レ株式会社製)上に塗布した。
得られた塗膜を、80℃の高温チャンバーで1分間乾燥させ、高圧水銀ランプ(H08-L41、定格 160W/cm、岩崎電気(株)製)が付属したコンベア式UV照射装置を用いて、照度300mW/cm2、露光量300mJ/cm2で紫外線を照射し、透明な硬化膜を得た。デジタル測長機(DIGIMICRO MF-501、(株)ニコン製)を用いて測定した硬化膜の膜厚は、14μmであった。
<硬化膜の評価>
得られた硬化膜の硬化性、密着性、表面抵抗値およびアンチブロッキング性の評価を行った。
以上の結果を表1に示す。
表1に示す材料を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、光硬化性インク2~9を調製した。光硬化性インク2~9を用いて、実施例1と同様の方法で硬化膜を作製し、硬化性、密着性、帯電防止性、アンチブロッキング性の評価を行った。
表1に示す材料を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、光硬化性インクR1~R5を調製した。光硬化性インクR1~R5を用いて、実施例1と同様の方法で硬化膜を作製し、硬化性、密着性、帯電防止性およびアンチブロッキング性の評価を行った。
Claims (20)
- ヒドロキシルを有する単官能(メタ)アクリレート(A)が、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートまたは2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートである、請求項1に記載の光学シート用光硬化性インク。
- ヒドロキシル基を有さない単官能(メタ)アクリレート(C)が、下記式(3)で表される化合物である、請求項1~2のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
- ヒドロキシルを有さない単官能(メタ)アクリレート(C)が、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、およびテトラヒドロフルフリルアルコールアクリル酸多量体エ
ステルからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項3に記載の光学シート用光硬化性インク。 - 構造にアルキレンオキサイドの繰り返し単位を3~20有する多官能(メタ)アクリレート(B)が、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸プロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸プロピレンオキサイド変性トリ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールFエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールFプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールAプロピレンオキサイド変性ジ(メタ)アクリレートおよび式(1)で表わされる化合物から選ばれる1つ以上である、請求項1~4のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
- 多官能(メタ)アクリレート(B)が、ビスフェノールAエチレンオキサイド変性ジアクリレートである、請求項5に記載の光学シート用光硬化性インク。
- さらに、2官能のウレタン(メタ)アクリレート樹脂(E)を含有する、請求項1~6のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
- 2官能のウレタン(メタ)アクリレート樹脂(E)が、脂肪族のポリエステルジオールおよび脂肪族のポリエーテルジオールから誘導されるウレタン(メタ)アクリレートから選ばれる1つ以上である、請求項7に記載の光学シート用光硬化性インク。
- 光重合開始剤(D)がα-ヒドロキシアルキルフェノン系光重合開始剤である、請求項1~8のいずれかにに記載の光学シート用光硬化性インク。
- 前記α-ヒドロキシアルキルフェノン系光重合開始剤が、光重合開始剤(D)総量に対して80質量%以上含まれることを特徴とする請求項9に記載の光学シート用光硬化性インク。
- 微粒子(F)が有機微粒子であることを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
- 微粒子(F)がアクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミドおよびポリアクリロニトリルからなる群から選ばれる少なくとも1種の有機微粒子である、請求項11に記載の光硬化性インク。
- 微粒子(F)がポリメチルメタクリレート(PMMA)の有機微粒子である、請求項12に記載の光学シート用光硬化性インク。
- さらに、帯電防止剤(G)を含有する、請求項1~13のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インク。
- 請求項1~14のいずれかに記載の光学シート用光硬化性インクの硬化物からなる光学シート用硬化膜。
- 前記硬化膜が透明な基材シート表面に形成されてなる、請求項15に記載の光学シート用硬化膜。
- 前記透明な基材シートが易接着処理されていないポリエチレンテレフタレートフィルムである、請求項16に記載の光学シート用硬化膜。
- 請求項15~17のいずれかに記載の光学シート用硬化膜を有する光学シート。
- 請求項18に記載の光学シートを有するバックライトユニット。
- 請求項19に記載のバックライトユニットを搭載した液晶表示素子。
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