JP2005335163A - 表面保護シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハードコート性、および紫外線防止性とその持続性に優れる表面保護シートを提供する。
【解決手段】 本発明の表面保護シートは、プラスチックフィルムの一方の面に電離放射線硬化型樹脂組成物と紫外線吸収剤とから形成されてなる表面保護層を有し、もう一方の面に紫外線防止層を有してなる構成とする。好ましくは、紫外線防止層は、水酸基価が30〜150、ガラス転移温度が50℃以上のポリオール樹脂と、式量が200〜400である紫外線吸収剤とから形成されてなる構成とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、案内板、広告、看板、標識、ポスター、表札、銘板等の表示物の表面を保護するのに好適な表面保護シートに関し、特に電子ペーパーなどのような高精度の紫外線吸収性が要求される分野で使用する表面保護シートに関する。
従来、案内板、広告、看板、標識等の表示物の表面を保護するために表面保護シートが利用されている。このような表面保護シートとしては、その表面に傷がつきにくいという性能(以下、「ハードコート性」という)や、表示物の表示内容である画像等が紫外線等の影響で変色したり退色したりしないという性能(以下、「紫外線防止性」という)が求められている。
このような要求を満たすものとして、プラスチックフィルムの表面に紫外線硬化型樹脂と高分子量タイプの紫外線吸収剤である紫外線吸収性樹脂とから形成されてなる表面保護層を有する表面保護シートが提案されている(特許文献1参照)。
このような表面保護シートは、表面にある程度のハードコート性と紫外線防止性を有しているため、上記表示物の表面の傷や画像の退色を防ぐのには十分なものであるが、例えば電子ペーパーのように、ある一定の波長域の光を高精度に吸収したいような表示物の表面保護シートとして使用する場合には、表面保護層中の紫外線吸収性樹脂の含有量は多めとなり、表面保護層の表面硬度が低下し十分なハードコート性を得ることができないという問題が生じている。また、紫外線防止性とその持続性も十分なものではなかった。
特開2003−11281号公報(請求項1)
そこで、本発明は、ハードコート性、および紫外線防止性とその持続性に優れる表面保護シートを提供することを目的とする。
本発明の表面保護シートは、プラスチックフィルムの一方の面に電離放射線硬化型樹脂組成物と紫外線吸収剤とから形成されてなる表面保護層を有し、もう一方の面に紫外線防止層を有してなることを特徴とするものである。
また好ましくは、表面保護層における紫外線吸収剤の含有量は、表面保護層において0.5重量%〜10重量%であることを特徴とするものである。
また好ましくは、紫外線防止層は、樹脂と紫外線吸収剤とから形成されてなることを特徴とするものである。
また好ましくは、紫外線防止層を構成する樹脂は、水酸基価が30〜150、ガラス転移温度が50℃以上のポリオール樹脂であり、紫外線吸収剤は、式量が200〜400であることを特徴とするものである。
また好ましくは、紫外線防止層における前記紫外線吸収剤の含有量は、ポリオール樹脂100重量部に対して、1重量部〜20重量部であることを特徴とするものである。
本発明の表面保護シートは、ハードコート性、および紫外線防止性とその持続性に優れているため、表示物等の表示内容である絵や文字、画像の表面の傷つきを防止し、また長期にわたり前記画像等の退色を防ぐことができる。
本発明の表面保護シートは、プラスチックフィルムの一方の面に電離放射線硬化型樹脂組成物と紫外線吸収剤とから形成されてなる表面保護層を有し、もう一方の面に紫外線防止層を有してなるものである。このようにプラスチックフィルムの両方の面に紫外線防止性を有するため、ハードコート性、および紫外線防止性とその持続性に優れた表面保護シートとすることができる。以下、各構成要素の実施の形態について説明する。
プラスチックフィルムとしては、特に限定されないが、透明性の高いものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、トリアセチルセルロース、アクリル、ポリ塩化ビニル、ノルボルネン化合物等があげられる。特に二軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムが機械的強度、寸法安定性に優れているために好適に使用され、プラズマ処理、コロナ放電処理、遠紫外線照射処理、下引き易接着層の形成等の易接着処理が施されたものを用いることが好ましい。
このようなプラスチックフィルムの厚みは、特に限定されないが、取扱性や機械的強度等を考慮すると、10μm〜500μm、好ましくは50μm〜300μm程度である。
次に、前記プラスチックフィルムの一方の面に形成されてなる表面保護層について説明する。表面保護層は、表示物等の表示内容である絵や文字、画像の表面の傷つきを防止し、また表面保護層とプラスチックフィルムが紫外線により劣化するのを防止すると共に、後述する紫外線防止層の紫外線防止性の持続性を向上させるためのものである。このような表面保護層は、電離放射線硬化型樹脂組成物と紫外線吸収剤とから形成されてなるものである。
電離放射線硬化型樹脂組成物は、表面保護層にハードコート性を付与するために用いられ、これにより表示物等の表示内容である絵や文字、画像の表面が傷つくの防止することができる。このような電離放射線硬化型樹脂組成物としては、電離放射線(紫外線または電子線)の照射によって架橋硬化することができる光重合性プレポリマーを用いることができ、この光重合性プレポリマーとしては、1分子中に2個以上のアクリロイル基を有し、架橋硬化することにより3次元網目構造となるアクリル系プレポリマーが特に好ましく使用される。このアクリル系プレポリマーとしては、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、メラミンアクリレート、ポリフルオロアルキルアクリレート、シリコーンアクリレート等が使用できる。さらにこれらのアクリル系プレポリマーは単独でも使用可能であるが、架橋硬化性の向上や、硬化収縮の調整等、種々の性能を付与するために、光重合性モノマーを加えることが好ましい。
光重合性モノマーとしては、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート等の単官能アクリルモノマー、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジアクリレート等の2官能アクリルモノマー、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリメチルプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート等の多官能アクリルモノマー等の1種若しくは2種以上が使用される。
表面保護層には、上述した光重合性プレポリマー及び光重合性モノマーの他、紫外線照射によって硬化させる場合には、光重合開始剤や光重合促進剤等の添加剤を用いることが好ましい。
光重合開始剤としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾイン、ベンジルメチルケタール、ベンゾイルベンゾエート、α−アシロキシムエステル、チオキサンソン類等があげられ、後述する紫外線吸収剤の吸収波長域のピークと20nm以上異なる位置に吸収波長域のピークを有する光重合開始剤を用いることが好ましい。これにより表面保護層を十分に硬化させることができ、優れたハードコート性を付与することができる。
また、光重合促進剤は、硬化時の空気による重合障害を軽減させ硬化速度を速めることができるものであり、例えば、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエステル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステルなどがあげられる。
また、本発明の機能を損なわない範囲であれば、上記電離放射線硬化型樹脂組成物の他、熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂等の他の樹脂を添加してもよい。
次に、表面保護層における紫外線吸収剤は、表面保護層およびプラスチックフィルムが紫外線により劣化するのを防止すると共に、後述する紫外線防止層の紫外線防止性の持続性を向上させるために用いられる。したがって、表面保護層における紫外線吸収性能としては、波長380nmの光線透過率を40%〜70%程度とすればよいため、表面保護層における紫外線吸収剤の含有量は、紫外線防止層の厚み等によっても異なってくるが、表面保護層において0.5重量%以上10重量%以下、さらには1重量%以上7重量%以下程度とすればよい。
このような範囲とすることにより、表面保護層における紫外線吸収剤の含有量を最小限にして、表面保護層のハードコート性の低下を防止し、かつ表面保護層とプラスチックフィルムの紫外線による劣化を防止すると共に、紫外線防止層においては紫外線による負担を軽減するため、紫外線防止層の紫外線防止性の持続性を向上させることができる。
このような紫外線吸収剤としては、特に限定されず従来公知の紫外線吸収剤、例えばサリチル酸系化合物、シアノアクリレート系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物等があげられる。これらの中でも、屋外等で使用する際の耐候性等の観点から、ベンゾフェノン系化合物及び/又はベンゾトリアゾール系化合物が好ましい。また本発明においては、上述したように含有量が極少量であるため、低分子量タイプの紫外線吸収剤、具体的には式量が200〜400程度の紫外線吸収剤や、高分子量タイプの紫外線吸収剤、具体的には重量平均分子量が10000以上のある紫外線吸収性樹脂のどちらを用いてもよいが、一般に低分子量タイプの紫外線吸収剤は、高分子量タイプの紫外線吸収剤よりも比較的少ない含有量で優れた紫外線防止性を付与することができ、表面保護層とした際の表面硬度等の物性が低下するのを防止できるため、低分子量タイプの紫外線吸収剤を用いることが好ましい。ここで、一般に、低分子量タイプの紫外線吸収剤を用いた表面保護層は、紫外線吸収剤がブリードアウトしたり、バインダー成分として電離放射線硬化型樹脂を用いる場合には、紫外線吸収剤により硬化阻害を招きやすいという傾向があるが、本発明においては、紫外線吸収剤の添加量が極少量であるため、紫外線吸収剤による硬化阻害が発生しにくく、電離放射線硬化型樹脂を完全に架橋硬化させることができるため、紫外線吸収剤はブリードアウトしにくいものとすることができる。
ベンゾフェノン系化合物としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’−カルボキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロルベンゾフェノン、ビス−(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン等があげられる。
また、ベンゾトリアゾール系化合物としては、2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール、2−(2’−メチル−4’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ステアリルオキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−カルボン酸フェニル)ベンゾトリアゾールエチルエステル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−メチル−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−シクロヘキシルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジメチルフェニル)−5−カルボン酸ベンゾトリアゾールブチルエステル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’,5’−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジメチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−カルボン酸エステルベンゾトリアゾール、2−(2’−アセトキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等があげられる。
さらに、これらベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物の数量体や、重合体もあげられ、このようなベンゾフェノン系化合物及び/又はベンゾトリアゾール系化合物の1種または2種以上を適宜混合して用いることにより、表面保護層は波長380nmの光線透過率を40%〜70%程度とすることができる。
また、表面保護層の厚みは、紫外線吸収剤の含有量等によって異なってくるので、一概にいえないが、ハードコート性を考慮すると、1μm〜15μm、さらには3μm〜10μm程度とするのが好ましい。表面保護層の厚みを1μm以上とすることにより、表面保護層に十分なハードコート性と必要な紫外線防止性を付与することができ、15μm以下とすることにより、表面保護層の硬化収縮によるカールの発生を防止したり、また硬化不足となるのを防止し、紫外線吸収剤がブリードアウトしないようにすることができる。
表面保護層は、本発明の機能を損なわない範囲であれば、滑剤、微粒子、蛍光増白剤、顔料、染料、帯電防止剤、難燃剤、抗菌剤、防カビ剤、酸化防止剤、可塑剤、レベリング剤、流動調整剤、消泡剤、分散剤、架橋剤等の種々の添加剤を含ませることができる。
次に、プラスチックフィルムのもう一方の面に形成されてなる紫外線防止層について説明する。紫外線防止層は、表示物等の表示内容である絵や文字、画像が退色するのを防止するためのものである。このような紫外線防止層は、紫外線防止性を有するものであれば特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂、および電離放射線硬化型樹脂組成物等の樹脂と紫外線吸収剤とから形成されてなるものがあげられる。このような紫外線防止層は、紫外線吸収剤がブリードアウトしにくく、被膜の物性の低下を抑制するという観点から、水酸基価が30〜150、ガラス転移温度が50℃以上であるポリオール樹脂と、低分子量タイプの紫外線吸収剤、具体的には式量が200〜400である紫外線吸収剤とから形成されてなることが好ましい。
紫外線防止層に用いられる紫外線吸収剤としては、上述した表面保護層で用いられる紫外線吸収剤と同様のものを使用することができ、式量が200〜400である紫外線吸収剤としても、同様のものを使用することができる。このように式量が200〜400である紫外線吸収剤を用いることにより、高分子量タイプの紫外線吸収剤である紫外線吸収性樹脂を用いる場合よりも、比較的少ない含有量で、高分子量タイプのものよりも優れた紫外線防止性を付与することができ、また紫外線防止層の被膜の物性の低下を防止することができる。
このような紫外線吸収剤の含有量は、用いる紫外線吸収剤の種類や紫外線防止層とした際の厚み、求められる紫外線防止性能等によって異なってくるため、特に限定されるものではない。例えば、後述するポリオール樹脂の場合は、ポリオール樹脂100重量部に対して、1重量部〜20重量部、さらには3重量部〜15重量部、さらには5重量部〜10重量部とすることが好ましい。紫外線吸収剤の含有量をポリオール樹脂100重量部に対して1重量部以上とすることにより、十分な紫外線防止性を付与することができる。また20重量部以下とすることにより、ポリオール樹脂と十分に相溶させることができ、また紫外線防止層の被膜の物性が低下するのを防止することができる。すなわち、紫外線吸収剤を20重量部を超えて含有させたとしても、それ以上の紫外線防止性の向上は見られず、過剰となった紫外線防止剤がブリードアウトしやすくなるうえ、表面硬度等の被膜の物性の低下を招くこととなる。
次に、紫外線防止層に用いられる樹脂は、上述の紫外線吸収剤を保持するためのバインダー成分として用いられるものであり、紫外線吸収剤のブリードアウトを防止するという観点から、水酸基価が30〜150、ガラス転移温度が50℃以上のポリオール樹脂とすることが好ましい。
このようなポリオール樹脂としては、(不飽和)ポリエステルポリオール樹脂、ポリエーテルポリオール樹脂、アクリルポリオール樹脂、ウレタンポリオール樹脂があげられ、なかでも、上述の紫外線吸収剤との相溶性、および取扱い性に優れるという点でアクリルポリオール樹脂が好ましい。
また、このようなポリオール樹脂は、上記したように水酸基価が30〜150とすることが好ましく、さらには40〜120、さらには50〜100とすることが好ましい。水酸基価を30以上とすることにより、被膜とした際の硬化反応を十分なものとし紫外線吸収剤をブリードアウトしにくくすることができる。また、水酸基価を150以下とすることにより、後述する架橋剤を添加した後の塗料の使用可時間が短くなりすぎるのを防止することができる。
また、このようなポリオール樹脂は、上記したようにガラス転移温度が50℃以上とすることが好ましく、さらには70℃以上、さらには90℃以上とすることが好ましい。ガラス転移温度を50℃以上とすることにより、良好な表面硬度の被膜とすることができ、また例えば自動車の車内等のような温度、湿度の変化が厳しい環境で使用する場合であっても、紫外線吸収剤を保持しブリードアウトしにくくすることができる。また、ガラス転移温度の上限としては、特に限定されるものではない。
このようなポリオール樹脂を架橋硬化させる架橋剤としては、特に限定されず、例えばイソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、イミン系架橋剤、および金属キレート等を用いることができる。
また、本発明の機能を損なわない範囲であれば、バインダー成分として上記ポリオール樹脂を用いた場合、上述したような他の樹脂を添加してもよい。
また、紫外線防止層の厚みは、紫外線吸収剤の含有量等によって異なってくるので、一概にいえないが、3μm〜20μm、さらには5μm〜15μm程度とするのが好ましい。紫外線防止層の厚みを3μm以上とすることにより、十分な紫外線防止性を付与することができ、20μm以下とすることにより、紫外線防止層の透明性が低下するのを防止することができる。
また、紫外線防止層は、本発明の機能を損なわない範囲であれば、上述した表面保護層と同様の種々の添加剤を含ませることができる。
以上のような本発明の表面保護シートは、上述したプラスチックフィルムの一方の面に、上述した電離放射線硬化型樹脂組成物、紫外線吸収剤、および必要に応じて加えた他の樹脂、他の添加剤、希釈溶媒などを混合して表面保護層用塗布液を調整し、従来公知のコーティング方法、例えば、バーコーター、ダイコーター、ブレードコーター、スピンコーター、ロールコーター、グラビアコーター、フローコーター、スプレー、スクリーン印刷などによって塗布し、必要に応じて乾燥後、電離放射線の照射により硬化させて表面保護層を形成し、前記プラスチックフィルムのもう一方の面に、上述した樹脂、紫外線吸収剤、および必要に応じて加えた他の樹脂、他の添加剤、希釈溶媒などを混合して紫外線防止層用塗布液を調整し、上記と同様の従来公知のコーティング方法よって塗布、乾燥し、必要に応じて熱によるキュアリングによって硬化させることにより、紫外線防止層を形成し、作製することができる。
なお、以上説明した本発明の表面保護シートは、表面保護層、および紫外線防止層のどちらから先に形成して作製してもよい。
また、電離放射線を照射する方法としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、メタルハライドランプなどから発せられる100nm〜400nm、好ましくは200nm〜400nmの波長領域の紫外線を照射する、又は走査型やカーテン型の電子線加速器から発せられる100nm以下の波長領域の電子線を照射することにより行うことができる。
以上、本発明の表面保護シートによれば、上述したプラスチックフィルムの一方の面に、上述した表面保護層を有し、もう一方の面に上述した紫外線防止層を有してなることにより、ハードコート性、および紫外線防止性とその持続性に優れているため、表示物等の表示内容である絵や文字、画像の表面の傷つきを防止し、また長期にわたり前記画像等の退色を防ぐことができる。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本実施例において「部」、「%」は、特に示さない限り重量基準である。
[実施例1]
<アクリルポリオール樹脂Aの合成>
攪拌機、コンデンサー、温度計および窒素導入管を備えた反応容器で、メチルメタクリレート37部、スチレン35部、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート19部、メタクリル酸1部、ブチルアクリレート8部、及びトルエン50部、酢酸ブチル50部、α,α’−アゾビス(イソブチロニトリル)1.2部を混合し、窒素を通じ攪拌しながら75℃に加熱した。その後、反応溶液を75℃に保ち8時間攪拌し続け反応を完結させ、アクリルポリオール樹脂A(固形分50%)を合成した。
<表面保護シートの作製>
プラスチックフィルムとして厚み188μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの一方の面に、下記処方の表面保護層用塗布液を塗布、乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を照射して厚み5μmの表面保護層を形成した。次に、前記プラスチックフィルムのもう一方の面に下記処方の紫外線防止層用塗布液を塗布、乾燥した後、60℃、48時間キュアリングをして厚み10μmの紫外線防止層を形成し、実施例1の表面保護シートを作製した。
<実施例1の表面保護層用塗布液の処方>
・電離放射線硬化型樹脂組成物(固形分100%) 15部
(ダイヤビームUR6530:三菱レイヨン社)
・紫外線吸収剤(式量315.8) 0.4部
<2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール>
(KEMISORB72:ケミプロ化成社)
・紫外線吸収剤(式量323.4) 0.4部
<2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール>
(KEMISORB79:ケミプロ化成社)
・光重合開始剤 1.0部
(ダロキュア1700:チバスペシャリティケミカルズ社)
・光重合開始剤 0.5部
(イルガキュア651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・酢酸エチル 25部
・酢酸ブチル 35部
・シクロヘキサノン 10部
<実施例1の紫外線防止層用塗布液の処方>
・アクリルポリオール樹脂A(固形分50%) 20部
・紫外線吸収剤(式量315.8) 0.7部
<2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール>
(KEMISORB72:ケミプロ化成社)
・紫外線吸収剤(式量323.4) 0.3部
<2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール>
(KEMISORB79:ケミプロ化成社)
・架橋剤(イソシアネートプレポリマー) 7.7部
(固形分50%)
(バーノックD800:大日本インキ化学工業社)
・酢酸ブチル 4部
[実施例2]
実施例1の表面保護層用塗布液で、2種類の紫外線吸収剤の含有量を、それぞれ0.2部に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の表面保護シートを作製した。
[比較例1]
実施例1と同様のプラスチックフィルムの一方の面に、下記処方の表面保護層用塗布液を塗布、乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を照射して厚み10μmの表面保護層を形成し、比較例1の表面保護シートを作製した。なお、比較例1の表面保護シートの表面保護層における紫外線吸収剤の単位面積当たりの含有量は、実施例1、2の表面保護シートの紫外線防止層における紫外線吸収剤と同じとした。
<比較例1の表面保護層用塗布液の処方>
・電離放射線硬化型樹脂組成物(固形分100%) 15部
(ダイヤビームUR6530:三菱レイヨン社)
・紫外線吸収剤(式量315.8) 0.83部
<2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール>
(KEMISORB72:ケミプロ化成社)
・紫外線吸収剤(式量323.4) 0.36部
<2−(2’−ヒドロキシ−5’−t
−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール>
(KEMISORB79:ケミプロ化成社)
・光重合開始剤 1.0部
(ダロキュア1700:チバスペシャリティケミカルズ社)
・光重合開始剤 0.5部
(イルガキュア651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・酢酸エチル 25部
・酢酸ブチル 35部
・シクロヘキサノン 10部
[比較例2]
実施例1と同様のプラスチックフィルムの一方の面に、下記処方の表面保護層用塗布液を塗布、乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を照射して厚み5μmの表面保護層を形成し、比較例2の表面保護シートを作製した。なお、比較例2の表面保護シートの表面保護層における紫外線吸収性樹脂の単位面積当たりの含有量は、実施例1、2の表面保護シートの紫外線防止層における紫外線吸収剤の2倍とした。
<比較例2の表面保護層用塗布液の処方>
・電離放射線硬化型樹脂組成物(固形分100%) 15部
(ダイヤビームUR6530:三菱レイヨン社)
・紫外線吸収性樹脂 12部
(重量平均分子量10000以上)(固形分50%)
(PUVA50M−50K:大塚化学社)
・光重合開始剤 1.0部
(ダロキュア1700:チバスペシャリティケミカルズ社)
・光重合開始剤 0.5部
(イルガキュア651:チバスペシャリティケミカルズ社)
・酢酸エチル 25部
・酢酸ブチル 35部
・シクロヘキサノン 10部
[比較例3]
表面保護層の厚みを10μmとした以外は比較例2と同様にして、比較例3の表面保護シートを作製した。なお、比較例3の表面保護シートの表面保護層における紫外線吸収性樹脂の単位面積当たりの含有量は、実施例1、2の表面保護シートの紫外線防止層における紫外線吸収剤の4倍とした。
実施例1、2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートについて、表面のハードコート性、および紫外線防止性とその持続性について評価した。評価結果を表1に示す。
(1)ハードコート性の評価
実施例1、2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートを、JIS K5600−5−4:1999の引っかき硬度(鉛筆法)に準じて3Hの鉛筆で測定し、荷重400gで傷つかなかったものを「○」、荷重300gで傷ついたものを「×」とした。なお、表中、「HC性」とはハードコート性を意味する。
(2)紫外線防止性、およびその持続性の評価
(イ)波長380nmの光線透過率
実施例1、2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートを、分光光度計(UV−3101PC:島津製作所社)を用いて、波長380nmの光線透過率を測定した。
また、実施例1、2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートの紫外線防止性の持続性を評価するため、200時間の照射が屋外における紫外線照射量1年分に相当する促進能を有する耐光性促進試験機(紫外線フェードメーターFAL-5:スガ試験機社)を用いて、300時間、600時間の紫外線照射を行った後、上記と同様にして、波長380nmの光線透過率を測定した。
(ロ)画像の耐光性
黒色プラスチックシートの一方の表面に紫外線硬化型インキを用いて白色画像を印刷した表示板を用意し、実施例1、2、および比較例1〜3で得られた表面保護シートの表面保護層を有していない方の面と、その表示板の印刷面とを接着剤を介して貼り合わせた。そして、上記と同様の耐光性促進試験機を用いて、表面保護シート側から、300時間、600時間の紫外線照射を行った後、表示板の印刷画像の変色・退色について目視評価し、変色・退色しなかったものを「○」、若干、変色・退色したものを「△」、明らかに変色・退色したものを「×」とした。
Figure 2005335163
実施例1、2の表面保護シートは、プラスチックフィルムの一方の面に電離放射線硬化型樹脂組成物と紫外線吸収剤とから形成されてなる表面保護層を有し、もう一方の面に紫外線防止層を有してなるものであるため、ハードコート性、および紫外線防止性とその持続性に優れたものとなった。
比較例1の表面保護シートは、実施例1、2の表面保護シートの紫外線防止層と同様に、低分子量タイプの紫外線吸収剤を用い、紫外線吸収剤の単位面積当たりの含有量を同量としたため、初期の紫外線防止性は優れたものとなった。しかし、表面保護層の厚みが10μmと厚すぎ完全に硬化を完了させることができなかったため、ハードコート性は低いものとなった。また、プラスチックフィルムの一方の面に紫外線防止性を有する表面保護層のみを有し、もう一方の面には紫外線防止層を有していないものであったため、紫外線防止性の持続性は、実施例のものと比べて劣るものとなった。
比較例2の表面保護シートは、高分子量タイプの紫外線吸収剤である紫外線吸収性樹脂を用い、表面保護層における紫外線吸収性樹脂の単位面積当たりの含有量が、実施例1、2の表面保護層における紫外線吸収剤よりも多くしたため、実施例1、2の表面保護シートと比べてハードコート性は低いものとなった。また、比較例2の紫外線吸収性樹脂の単位面積当たりの含有量は、実施例1、2の紫外線防止層における紫外線吸収剤の2倍であったが、実施例のものと比べて初期の紫外線防止性は劣るものとなった。また、紫外線防止性の持続性は、紫外線吸収剤の種類が違うため一概にいえないが、実施例と比べて劣るものとなった。
比較例3の表面保護シートは、比較例2の表面保護層用塗布液を用いて表面保護層の厚みを10μmとし、紫外線吸収剤の単位面積当たりの含有量を、実施例の表面保護シートの紫外線防止層の4倍としたが、実施例のものと比べて初期の紫外線防止性は劣るものとなった。

Claims (5)

  1. プラスチックフィルムの一方の面に電離放射線硬化型樹脂組成物と紫外線吸収剤とから形成されてなる表面保護層を有し、もう一方の面に紫外線防止層を有してなることを特徴とする表面保護シート。
  2. 前記表面保護層における紫外線吸収剤の含有量は、前記表面保護層において0.5重量%〜10重量%であることを特徴とする請求項1記載の表面保護シート。
  3. 前記紫外線防止層は、樹脂と紫外線吸収剤とから形成されてなることを特徴とする請求項1記載の表面保護シート。
  4. 前記紫外線防止層を構成する樹脂は、水酸基価が30〜150、ガラス転移温度が50℃以上のポリオール樹脂であり、紫外線吸収剤は、式量が200〜400であることを特徴とする請求項3記載の表面保護シート。
  5. 前記紫外線防止層における前記紫外線吸収剤の含有量は、ポリオール樹脂100重量部に対して、1重量部〜20重量部であることを特徴とする請求項4記載の表面保護シート。
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