JP4609455B2 - 内燃機関の可変バルブ機構制御装置 - Google Patents
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Description
また、可変バルブ機構に供給される作動油の油温を検出する油温検出手段を備え、少なくとも油温とソーク時間とに基づいて、遅延時間を設定すると良い。このように、少なくとも油温とソーク時間とに基づいて遅延時間を設定することで、内燃機関の始動時におけるバルブタイミングまたはリフト量の変更を適切なタイミングで実行することが可能となる。
また、ソーク時間推定手段により推定されたソーク時間が正しく推定されていないと判定されると、検出された油温における、取り得る最大の遅延時間を設定すると良い。これにより、内燃機関停止後に十分な時間が経過している場合の遅延時間に設定することが可能となるため、内燃機関始動時において、可変バルブタイミング機構の油圧室の油圧が不足している状態で、バルブタイミングまたはリフト量の変更を行なうことを防ぐことが可能となる。
また、請求項4に係る発明のように、内燃機関始動時から計測された経過時間が遅延時間以上経過している場合に、吸気バルブのバルブタイミングの位置が目標位置となるように制御するフィードバック制御を実行しても良い。
また、請求項5に係る発明では、遅延時間は、内燃機関の始動時における油温とソーク時間とをパラメータとしたマップを用いて設定され、ソーク時間が長いほど、遅延時間が長くなり、油温が高いほど、遅延時間が短くなるように設定されていることを特徴としている。
これによれば、遅延時間は、内燃機関の始動時における油温とソーク時間とをパラメータとしたマップを用いて容易に設定できる。
また、請求項6に係る発明は、内燃機関の始動時における油温に対する遅延時間の近似式を、ソーク時間毎に設けており、ソーク時間と油温とに基づいて近似式より遅延時間を設定していることを特徴としている。
これによれば、近似式を用いてソーク時間と油温とに基づいて遅延時間を容易に設定できる。
また、請求項7の発明では、ソーク推定異常判定手段は、内燃機関を制御する制御回路の内部タイマでソーク時間推定しており内部タイマが故障しているか否かにより判定を行なうことを特徴としている。
これによれば、内部タイマが故障している場合に、油温検出手段により検出された油温において取り得る最長の遅延時間を設定することができる。
以下、本願発明を吸気バルブの可変バルブタイミング制御装置に適用した実施形態(1)について図1を用いて説明する。図1に示すように、内燃機関であるエンジン11は、クランク軸12からの動力がダイナミックチェーン13により各スプロケット14,15を介して吸気側カム軸16と排気側カム軸17とに伝達されるようになっている。但し、吸気側カム軸16には、クランク軸12に対する吸気側カム軸16の進角量を調整する可変バルブタイミング機構18が設けられている。
プロケット14には、進角制御時にロータ35を進角方向に相対回動させる油圧力をばね力で補助するねじりコイルばね55(図3参照)が収容されている。
また、ハウジング31には、ロック穴59と遅角室43とを連通するロック解除油路68が形成されている。
以下、図9を用いて本実施形態(2)を説明する。図9に示すフローチャートが実行されると、エンジン始動時において、可変バルブタイミング機構の油圧が安定すると、可変バルブタイミング機構の進角制御を実行するため、適切なタイミングで吸気バルブのバルブタイミングを変更することが可能となる。
以下、図10を用いて本実施形態(3)を説明する。エンジン停止中に、エンジンオイル/フィルタの交換が行われると、可変バルブタイミング機構の作動油が一旦抜かれてしまう。このように、エンジン停止中に、可変バルブタイミング機構の油圧回路の作動油が一旦抜かれ、作動油が交換された状態で、エンジン始動時からの遅延時間をソーク時間に基づいて推定すると、誤推定する虞がある。このため、エンジン停止中に可変バルブタイミング機構の作動油が抜かれた状態か否かを判定せずに遅延時間を設定し、エンジン始動時において、可変バルブタイミング機構の制御を実行すると、制御性の悪化、または騒音が発生する虞がある。そこで、実施形態(3)では、エンジン停止中に可変バルブタイミング機構の作動油が抜かれる作業が行われたか否かを判定することによって、エンジンの始動時における可変バルブタイミング機構の制御を、適切なタイミングで実行することが可能となる。
12 クランク軸
16 吸気カム軸
17 排気カム軸
18 可変バルブタイミング機構
21 エンジン制御回路
100 圧力センサ
Claims (7)
- 油圧によって制御され、内燃機関の吸気バルブと排気バルブとの少なくとも一方のバルブタイミングまたはリフト量を可変可能な可変バルブ機構と、
前記可変バルブ機構へ供給する作動油を制御する油圧制御手段とを備えた内燃機関の可変バルブ機構制御装置において、
前記内燃機関の始動時からの経過時間を計測する計測手段と、
前記内燃機関が停止してから始動するまでのソーク時間を推定するソーク時間推定手段と、
少なくとも前記ソーク時間推定手段により推定された前記ソーク時間に基づいて、前記内燃機関が始動してから前記可変バルブ機構の制御を開始することが可能となるまでの遅延時間を設定する遅延時間設定手段と、
前記可変バルブ機構に供給される前記作動油の油温を検出する油温検出手段と、
前記ソーク時間推定手段により推定された前記ソーク時間が正しく推定されているか否かを判定するソーク推定異常判定手段とを備え、
前記遅延時間設定手段は、少なくとも前記油温検出手段により検出された前記油温と前記ソーク時間検出手段により検出された前記ソーク時間とに基づいて、前記遅延時間を設定し、
前記遅延時間推定手段は、前記ソーク検出異常判定手段により、前記ソーク時間推定手段により推定された前記ソーク時間が正しく推定されていないと判定されると、前記油温検出手段により検出された前記油温において取り得る最長の前記遅延時間を設定し、
前記油圧制御手段は、前記計測手段により計測された前記経過時間が前記遅延時間以上経過している場合に、前記可変バルブ機構を制御することを特徴とする内燃機関の可変バルブ機構制御装置。 - 前記可変バルブ機構は、前記油圧によって制御され、前記内燃機関の前記吸気バルブの前記バルブタイミングを可変可能な可変バルブタイミング機構であって、
前記油圧制御手段は、前記計測手段により計測された前記経過時間が前記遅延時間に達していない場合は、前記内燃機関の前記吸気バルブの前記バルブタイミングを所定の遅角位置に制御する際に前記作動油が供給される前記可変バルブ機構の遅角側油圧室に、前記作動油を供給することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変バルブ機構制御装置。 - 前記可変バルブ機構は、前記油圧によって制御され、前記内燃機関の前記吸気バルブの前記バルブタイミングを可変可能な可変バルブタイミング機構であって、
前記油圧制御手段は、前記計測手段により計測された前記経過時間が前記遅延時間以上経過している場合に、要求に応じて前記内燃機関の前記吸気バルブの前記バルブタイミングを所定の進角位置に制御することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の可変バルブ機構制御装置。 - 前記可変バルブ機構は、前記油圧によって制御され、前記内燃機関の前記吸気バルブの前記バルブタイミングを可変可能な可変バルブタイミング機構であって、
前記油圧制御手段は、前記計測手段により計測された前記経過時間が前記遅延時間以上経過した場合に、要求に応じて前記内燃機関の前記吸気バルブの前記バルブタイミングの位置が目標位置となるように制御するフィードバック制御を実行することを特徴する請求項1または2に記載の内燃機関の可変バルブ機構制御装置。 - 前記遅延時間は、前記内燃機関の始動時における前記油温と前記ソーク時間とをパラメータとしたマップを用いて設定され、前記ソーク時間が長いほど、前記遅延時間が長くなり、前記油温が高いほど、前記遅延時間が短くなるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関の可変バルブ機構制御装置。
- 前記内燃機関の始動時における前記油温に対する前記遅延時間の近似式を、前記ソーク時間毎に設けており、前記ソーク時間と前記油温とに基づいて前記近似式より前記遅延時間を設定していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の内燃機関の可変バルブ機構制御装置。
- 前記ソーク推定異常判定手段は、前記内燃機関を制御する制御回路の内部タイマで前記ソーク時間を推定しており前記内部タイマが故障しているか否かにより判定を行なうことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の内燃機関の可変バルブ機構制御装置。
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