JP4609345B2 - 中継サーバ及び接続制御方法並びにプログラム - Google Patents

中継サーバ及び接続制御方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、中継サーバにかかり、特に、クライアント端末からの接続要求を受け付けて接続制御サーバに中継する中継サーバに関する。
近年、ADSLや光ネットワークのインフラが整備され、インターネットのアクセススピードが早くなり、多くの事業者でIP固定電話サービスを行うようになってきた。また、移動体網においては、現在ではまだメールやブラウザによるパケット通信といったサービスが主流であるが、いずれIP電話に移行していくことが十分に考えられる。さらに、3GPP標準化団体において、移動体網におけるIPマルチメディアサービスを実現するIMS(IP Multimedia Subsystem)システムの標準化が進められているが、事業者がIMSによるサービスを開始した場合、現在の回線交換による音声通話と同等かそれ以上の信頼性と品質が要求され、無中断通信システムによる高信頼性を確保する必要性が生じる。
このように、近年広まりつつあるIP電話サービスの中心的な役割を担う呼制御サーバにおいては、トラヒック増加に対する負荷分散はシステムを構築する上で重要な課題である。そして、従来のIP電話システムシステムでは、ロケーション情報を管理する加入者データ管理サーバと呼制御サーバとが一体となっており、クライアントからの信号は加入者データを持つ特定の呼制御サーバに対してのみ信号のやり取りを行っていた。また、各サーバと収容される加入者は予め固定的に割り振られるため、加入者の増加に伴いサーバの増設を行うことで負荷を分散させていた。
しかし、上記手法では、一時的に負荷が増えた場合や危険分散を行うことはできない、という問題が生じていた。つまり、単一サーバによるサービス運用はサーバの処理能力や耐障害性の観点から信頼性に乏しく、故障や負荷に応じて柔軟に処理能力を変化させロバスト性(頑健性)を高めるため、負荷分散ならびに危険分散ができるシステムを構築する必要性が生じていた。
特開2003−273903号公報
これに対し、クライアントからの負荷を分散させるために、サーバ負荷分散装置(Server Load Balancing)を利用したロードバランスなどの方式が知られている。しかしながら、サーバ負荷分散装置は、Webサーバなどのアプリケーションサーバに適用することは容易であるものの呼制御サーバで利用するためにはいくつか課題がある。例えば、通話が開始されてから終了するまでの呼処理信号は同じ呼制御サーバを経由する必要があるため、負荷分散装置にセッション情報を管理する機能が必要となり、性能低下が懸念される。また、分散装置によって呼毎に呼制御サーバが毎回変わってしまうためユーザ認証ができないといったセキュリティ上の問題がある。このため、呼制御サーバはユーザ認証や登録処理のために加入者情報を取得する必要があるため、呼制御サーバがロードバランスできるためには、どの呼制御サーバからも加入者データ部にアクセスできる仕組みがシステムに備わっている必要があった。
また、通常、レジストレーション情報は、加入者データ部の他、呼制御サーバでも保持するので、クライアントからのSIPなどによる通話要求は、レジストレーションされた呼制御装置を経由させる仕組みが負荷分散装置に必要であった。このため、負荷分散装置では、SIPメッセージの内容を解読し振り分けるためにセッション管理を行う必要があるが、このような技術に関しては依然として開発されていない。なお、上記特許文献1には、上述したような負荷を分散する仕組みが開示されている。
さらに、仮に負荷分散装置でロードバランスしたとしても、災害などの激甚対策を考えた場合、信号が負荷分散装置に集中することになるため危険分散させることが困難である、という問題が生じていた。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、呼制御装置の負荷分散を実現しつつ、通信経路を維持することができ、信頼性の高いシステムを提供することをその目的とする。
そこで、本発明の一形態は、
クライアント端末と接続制御装置とに接続されたコンピュータであって、
クライアント端末からのアクセスに応じて少なくとも1の接続制御装置を選択し、当該接続制御装置へのアクセス情報をクライアント端末に通知し、アクセス情報に基づくクライアント端末からの接続要求を受け付けてアクセス情報に対応する接続制御装置へクライアント端末を中継接続する機能を有する、
ことを特徴としている。
さらに具体的には、クライアント端末と接続制御装置との間に接続された中継サーバであって、
クライアント端末から通信確立要求を受けたときに接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立する接続確立手段と、
この選択された接続制御装置に接続するためのアドレス情報をクライアント端末に通知するアドレス通知手段と、
クライアント端末からアドレス情報に基づく接続要求を受け付けて、当該アドレス情報に対応する接続制御装置にクライアント端末を中継接続する中継接続手段と、
を備えたことを特徴としている。
上記発明によると、まず、クライアント端末から通信確立要求を受けた中継サーバは、接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立する。そして、この接続制御装置に接続するためのアドレス情報をクライアント端末に通知する。その後、通知したアドレス情報に基づいてクライアント端末から接続要求を受け付けると、そのアドレス情報に対応する接続制御装置へクライアント端末を中継接続する。従って、中継サーバにてクライアント端末ごとに接続制御を行う接続制御装置が割り当てられ、このとき通知された接続制御装置のアドレスに基づいてクライアント端末から接続要求されるため、接続制御処理の負荷分散を図りつつ、各クライアント端末ごとに同一の接続制御装置にて接続制御が行われることとなり、接続の安定化を図ることができ、信頼性の高い接続制御処理を実現できる。
そして、接続確立手段は、接続制御装置の作動状況に応じて1の接続制御装置を選択する、ことを特徴としている。特に、接続確立手段は、接続制御装置が正常か故障かの状況に応じて1の接続制御装置を選択したり、接続制御装置の負荷状況に応じて1の接続制御装置を選択する、ことを特徴としている。さらに、接続制御装置情報記憶手段と、接続制御装置と通信して当該接続制御装置の作動状況を監視し、当該作動状況を接続制御装置情報記憶手段に記憶する監視手段と、を備え、接続確立手段は、接続制御装置情報記憶手段内の情報に基づいて1の接続制御装置を選択する、ことを特徴としている。そして、接続中継手段は、クライアント端末からの位置登録要求を接続要求として受け付ける、ことを特徴としている。
これにより、中継する接続制御装置の状況を事前に監視し、かかる状況を登録しておくことで、予め接続可能である接続制御装置をクライアント端末に割り当てることができる。このとき、接続制御装置などの負荷状況なども監視して考慮することで、より均等な負荷分散を実現でき、さらなる信頼性の向上を図ることができる。
また、本発明では、上述した中継サーバと、接続制御装置と、を備え、接続制御装置が、中継サーバにて中継接続されたクライアント端末からの要求に応じて他のクライアント端末の呼制御を行う、呼制御システムを提供している。
そして、この呼制御システムは、移動体端末であるクライアント端末の位置登録情報を記憶するロケーションサーバを備えると共に、ロケーションサーバ内の情報は、複数の接続制御装置から当該接続制御装置による呼制御時に参照可能な情報である、ことを特徴としている。さらに、ロケーションサーバ内の情報と同一の情報を記憶し、複数の接続制御装置から参照可能なミラーサーバを備えた、ことを特徴としている。
これにより、呼制御装置とロケーションサーバとが分離しているが、それぞれの呼制御装置にてクライアントの情報を参照することができるため、接続経路を複数とることができ、危険分散が可能となり、システム全体の信頼性の向上を図ることができる。そして、ロケーションサーバがミラーリングされていることにより、さらなるシステムの信頼性の向上を図ることができる。
また、本発明では、
クライアント端末と接続制御装置との間に接続された中継サーバに、
クライアント端末から通信確立要求を受けたときに接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立する接続確立手段と、
この選択された接続制御装置に接続するためのアドレス情報を前記クライアント端末に通知するアドレス通知手段と、
クライアント端末からアドレス情報に基づく接続要求を受け付けて当該アドレス情報に対応する接続制御装置に前記クライアント端末を中継接続する中継接続手段と、
を実現させるためのプログラムを提供している。
そして、このプログラムは、
接続制御装置と通信して当該接続制御装置の作動状況を監視し、当該作動状況を接続制御装置情報記憶手段に記憶する監視手段と、
接続制御装置情報記憶手段内の情報に基づいて1の接続制御装置を選択するよう作動する上記接続確立手段と、
を実現させることも特徴としている。
さらに、本発明の他の形態である接続制御方法は、
クライアント端末と接続制御装置とに接続されたコンピュータが、クライアント端末を接続制御装置に中継接続する接続制御方法であって、
クライアント端末からのアクセスに応じて1の接続制御装置を選択し、そのアクセス情報をクライアント端末に通知し、アクセス情報に基づくクライアント端末からの接続要求を受け付けてアドレス情報に対応する接続制御装置にクライアント端末を中継接続する、
ことを特徴としている。
具体的には、クライアント端末と接続制御装置との間に接続された中継サーバが、クライアント端末を接続制御装置に接続中継する接続制御方法であって、
クライアント端末から通信確立要求を受けたときに接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立する接続確立工程と、
この選択された接続制御装置に接続するためのアドレス情報をクライアント端末に通知するアドレス通知工程と、
クライアント端末からアドレス情報に基づく接続要求を受け付けて当該アドレス情報に対応する接続制御装置にクライアント端末を中継接続する中継接続工程と、
を有することを特徴としている。
そして、接続確立工程は、接続制御装置の作動状況に応じて1の当該接続制御装置を選択する、ことを特徴としている。
また、接続確立工程の前に、接続制御装置と通信して当該接続制御装置の作動状況を監視し、当該作動状況を接続制御装置情報記憶手段に記憶する監視工程を有すると共に、
接続確立工程は、接続制御装置情報記憶手段内の情報に基づいて1の接続制御装置を選択する、ことを特徴としている。
このように、上述したようにシステム、プログラム、方法を構成した場合であっても、上記中継サーバと同様の作用を有するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、中継用コンピュータにて、クライアント端末ごとに接続制御を行う接続制御装置が割り当てられ、このとき通知された接続制御装置のアドレスに基づいてその後クライアント端末から接続要求されるため、接続制御処理の負荷分散を図りつつ、各クライアント端末ごとに同一の接続制御装置にて接続制御が行われることとなり、接続の安定化を図ることができ、信頼性の高い接続制御処理を実現できる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、負荷分散装置を使用せず、IP電話サービスで用いられるSIPなどのプロトコルを用いた呼制御サーバの負荷分散ならびに危険分散を実現するための構成を採っている。以下では、移動体システムにて呼制御装置を用いて、クライアント端末からの呼要求に応じて呼制御を行う構成を一例に挙げて説明する。但し、本発明は、移動体システムに利用されることに限定されず、もちろんIP電話システムにて利用されてもよい。また、SIPを用いた呼処理装置に限定されるわけではなく、HTTPプロトコルを用いたWebシステムといった他のアプリケーションサーバにおいて負荷分散を行う際にも利用することが可能である。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図6を参照して説明する。図1乃至図2は、システム構成を示す図であり、図3乃至図6は、システムの動作を示す図である。
[構成]
図1は、IP電話などのマルチメディアサービスを実現する呼制御装置3を、陸上移動体網2に適用した場合の構成を示している。まず、全体構成について説明する。
陸上移動体網2は、一般的な携帯電話網のインフラで、無線ネットワークと、回線交換やパケット転送を行うコアネットワークから構成されている。そして、陸上移動体網2に接続されているクライアント端末1は、一般ユーザの携帯電話などの携帯型情報処理端末である。また、ゲートウェイ装置5は、移動体網2の構成要素の1つで、IP電話などのマルチメディアサービスの呼処理を行う呼制御装置3とクライアント端末1とを中継すべく、これらにネットワークを介して接続され設けられている。
ここで、呼制御装置3システムで用いられる信号プロトコルにはSIPなどがある。例えば、SIPはIETFで標準化が行われているシグナリングプロトコルで、「J. Rosenberg, H. Schulzrinne, G. Camarillo, A. Johnston, J. Peterson, R. Sparks, M. Handley, E. Schooler, "SIP: Session Initiation Protocol", RFC3261, June 2002.」に規定されている。このSIPプロトコルにて、呼制御装置3では、ユーザ認証、アドレスなどのロケーション情報の登録、そして呼処理などの機能を果たす。
また、加入者データ装置41,42(ロケーションサーバ、ミラーサーバ)は、加入者情報を保持するデータベースサーバであり、ユーザIDや電話番号、ネットワークにアクセスするための認証情報、加入しているサービス情報などを管理している。特に、クライアント端末1のロケーション登録情報(位置登録情報)や通話を行うために必要な加入者情報を管理している。そして、加入者データ装置41,42は、呼制御装置3から分離しているが、それぞれの呼制御装置3と専用インタフェースで接続され加入者情報を参照できるため、ゲートウェイ装置5がどの呼制御装置に登録要求メッセージを送ったとしても、ロケーション登録や通話などのサービスが可能である。換言すると、呼制御装置3と加入者データ装置41,42からなるシステムは地域分散しているが、クライアントからの登録要求メッセージを別経路で異なるゲートウェイ装置5に対して中継できるため、システム全体が災害の被害でダウンしてもサービスを継続することができる。また、加入者データ装置41,42は主系41(ロケーションサーバ)及び従系42(ミラーサーバ)に分かれており、一方で障害発生しても稼動システム(主系)41との通信障害を検知して瞬時に予備システム(従系)42への切り替えを行えるように冗長化構成となっている。
次に、上述したゲートウェイ装置5(中継サーバ)の構成について、図2乃至図4を参照して説明する。ゲートウェイ装置5は、CPUなどの演算装置や、ハードディスクなどの記憶装置を有する一般的なサーバコンピュータである。そして、図2に示すように、演算装置には、所定のプログラムが組み込まれることにより、状態監視部51と、呼制御装置選択部52と、パケット転送部53と、が構築されている。また、記憶装置には、呼制御装置リスト記憶部54が形成されている。以下、さらに詳述する。
まず、状態監視部51(監視手段)は、定期的に接続されている呼制御装置3と導通信号によるヘルスチェックを行い、故障検出を行う(図3の(A1)参照)。さらに、呼制御装置3から送信される状態通知信号より輻輳状態、つまり、呼制御処理による負荷状態を検出する(図3の(A2)参照)。そして、検出した故障や輻輳状態を、呼制御装置選択部52に通知する。このとき、例えば、ヘルスチェック信号が返送されてこない場合に故障状態であると検出したり、状態通知信号が予め設定された数値を超えている負荷状態である場合に輻輳状態であると検出し、その呼制御装置3を特定する情報を呼制御装置選択部52に通知する。
呼制御装置選択部52は、まず、上述した検出された呼制御装置3の故障や輻輳状態などの管理、つまり、選択可能な呼制御装置3のリスト管理を行う。例えば、状態監視部51で故障や輻輳を検出した場合、故障や輻輳状態の呼制御装置3を選択の対象から除外して呼制御装置リスト記憶部54(接続制御装置情報記憶手段)内の呼制御装置3のリストを書き換える(図3の(A3)参照)。
また、呼制御装置選択部52は、クライアント端末1からパケット通信の確立要求を受信すると(図4の(B1)参照)、上述したように、故障や輻輳状態の呼制御装置3は選択の対象から除かれた状態の呼制御装置リスト記憶部54内のリストから、任意の1つの呼制御装置3を選択する。そして、この選択された呼制御装置3との間に接続パスを確立する(図4の(B2)参照)。このとき、呼制御選択部52からは接続要求信号が呼制御装置3に対して送信され、ユーザの端末情報などを通知する。そして、呼制御装置3から接続応答が返却され接続パスが確立されると(図4の(B3)参照)、呼制御装置選択部52はクライアント端末1に対して、選択した呼制御装置3にアクセスするための情報であるIPアドレス(アドレス情報)を通知する(図4の(B4)参照)。このように、呼制御装置選択部52は、クライアント端末1から通信確立要求を受けたときに接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立する接続確立手段と、この選択された接続制御装置3に接続するためのアドレス情報をクライアント端末1に通知するアドレス通知手段と、して作動する。
なお、上述した呼制御装置選択部52は、上記状態監視部51にて検出された呼制御装置3の状態を蓄積した呼制御装置リストに基づいて1つを選択しているが、クライアント端末1からの接続要求に応じて呼制御装置3の作動状態(故障や負荷状態など)を検出して、かかる検出状態に基づいて選択してもよい。このときも、もちろん故障していたり、高負荷(輻輳状態)となっている呼制御装置3を選択対象から除いて選択する。
また、パケット転送部53(中継接続手段)は、クライアント端末1から送信されたSIP信号の登録要求を(図4の(B5)参照)、IPルーティングにより呼制御装置3へ転送する(図4の(B6)参照)。つまり、クライアント端末1と呼制御装置3とを中継接続する。なお、パケット転送部53では、その後のクライアント端末1からの呼要求時においても、上記同様に、アドレス指定された呼制御装置3に対して中継接続するよう作動する。
[動作]
次に、本発明の動作を、図3乃至図6を参照して説明する。まず、上記システムではSIPプロトコルを用いて呼制御が行われていることとしているが、SIPプロトコルは、IP電話を開始するための事前手続きとして片方のクライアントから発信要求のメッセージ(INVITE信号)を送信し、相手のクライアントとの間でSIP呼制御信号のやり取りを何度か行う必要がある。このSIPメッセージは、図1の呼制御装置3によって中継される。呼制御装置3は、SIPメッセージを中継するため、着信側クライアントのIPアドレスなどのロケーション情報を知る必要があるため、クライアントは電話サービスに先立ち予め呼制御サーバに対してSIP登録要求メッセージ(REGISTER信号)を送りロケーション情報の登録を行う。加入者データ部4にはこのための認証情報が保持されている。本実施例では、SIP登録処理(位置登録要求)を行う際における動作を説明する。そしてこのSIP登録処理において、ゲートウェイ装置5がユーザ毎に呼制御装置を選択することにより、処理を分散させ負荷の集中を防ぐことが可能となる。
まず、図3に示すゲートウェイ装置5の機能ブロック図と、図5のフローチャートを参照して、呼制御装置3の状態監視時の動作を説明する。まず、ゲートウェイ装置5における状態監視部51は、故障や輻輳などの状態監視を行う(図5のステップS1、監視工程)。そして、状態監視部51は、定期的にヘルスチェック信号を呼制御装置3に送信し、導通確認を行う(図5のステップS2、図3の(A1))。このとき、呼制御サーバから導通確認用の信号が来ない場合には、サーバもしくは通信経路の故障と判断され故障検知される(図5のステップS3)。
さらに、呼制御装置3において輻輳のレベルがある閾値を超えるなどにより過負荷状態となった場合、ゲートウェイ装置5に対して輻輳状態を表す状態通知信号が送信されるため、かかる信号をゲートウェイ装置5が受信する(図5のステップS4、図3の(A2))。これにより、特定の呼制御装置3が輻輳状態であることが検知される(図5のステップS5)。一旦、状態監視部51にて故障や輻輳状態が検出されると、次に正常状態への復帰が通知されるまで、ステータス情報が保持される。
ここで、呼制御装置選択部52では、呼制御信号の送信先となる呼制御装置3のリストが管理されている。従って、上記ステップS3及びS5により、故障や輻輳が検知され一次的に利用不可と判明した場合、呼制御装置選択部52は該当する装置を選択先のリストから除外する(図5のステップS6、図3の(A3))。つまり、ゲートウェイ装置5は、呼制御装置3の故障や輻輳を検出し、後述するように、動的に負荷分散を行うことが可能となる。
次に、図4に示すゲートウェイ装置5の機能ブロック図と、図6のフローチャートを参照して、呼制御装置3の中継接続時の動作を説明する。クライアント端末1は、無線リンク確立後、IPパケットの伝送路を確立するため、パケット通信確立要求信号をゲートウェイ装置5に送信されると(図4の(B1))、当該ゲートウェイ装置5はこれを受信する(図6のステップS11)。すると、呼制御装置選択部52は、クライアントの送信先となる呼制御装置3のリスト、つまり、図5のステップS6によって故障や輻輳が検知され利用不可と判明したものを除外した呼制御装置3のリストの中から、任意の1つの呼制御装置3を選択する(図6のステップS12)。ここで、選択ロジックにはラウンドロビンなどいくつか代表的なものが考えられる。そして、呼制御装置選択部52は、任意に選択した呼制御装置3に対して接続要求を送信し(図4の(B2))、ゲートウェイ装置5と呼制御装置3間のパスを確立すると共にクライアント情報を呼制御装置3に通知する(図6のステップS13、接続確立工程)。クライアント情報としては、クライアント固有の端末情報あるいはIPアドレスなどである。
呼制御装置3から接続応答が返され(図4の(B3))、ゲートウェイ装置5と呼制御装置3の間で接続パスが確立されると(図6のステップS14でイエス)、呼制御装置選択部52は最終的に呼制御装置3のIPアドレスをクライアントに通知する(図6のステップS15、図4の(B4)、アドレス通知工程)。その後、クライアントがそのIPアドレスに対してSIP登録要求メッセージを送信すると(図4の(B5))、ゲートウェイ装置のパケット転送部53により呼制御装置に対してIPルーティングされる(図6のステップS16、図4の(B6)、中継接続工程)。ここで呼制御装置3は、受信したSIP信号の要求元が、ゲートウェイ装置との間で接続パス確立により許可されたものであるかどうか、図6のステップS13で取得したクライアント情報から確認する(図6のステップS17)。これにより、もし端末が無作為に送信した登録要求であっても未然にブロックする役目を果たす。
以上の動作を簡潔にまとめると、まず、移動体網2の構成要素であるゲートウェイ装置5は、クライアント端末1からパケット通信確立要求を受けると、ゲートウェイ装置5と特定の呼制御装置3の間で接続パスを確立するため、複数の呼制御装置から1つを任意に選択する。そして、接続パス確立によってゲートウェイ装置5から呼制御装置3への経路が決定されると、ゲートウェイ装置5はその呼制御装置3のIPアドレスをクライアント端末1に通知する。その後、クライアント端末1は、実際の呼処理信号となるSIPパケットを通知された呼制御サーバのIPアドレスに対して送信する。これによって端末からのSIP信号に対してユーザ毎に呼制御装置3が振り分けられるため、負荷分散が可能となる。
以上のように、ゲートウェイ装置5により接続先の振り分け行うことにより、また、このとき、さらに故障検出や輻輳検出を行い利用不可となった装置を事前にサービス対象から除くことにより、負荷分散装置などを使用しないで信頼性の高い安定したロードバランスを行うことが可能となる。さらにゲートウェイ装置への経路を複数確保することで激甚対策のための危険分散が可能である。
ここで、上記では、ゲートウェイ装置5は、1つの呼制御装置3を選択する場合を例示したが、少なくとも1つを選択すればよく、故障状態や輻輳状態から、1つのクライアント端末1に対して接続可能な複数の呼制御装置3を選択してもよい。
本発明は、SIPプロトコルなどによる呼制御装置を用いたIP電話システムや、移動体システムなどにおいて、負荷分散を行うために利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
実施例1における移動体システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に開示したゲートウェイ装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に開示したゲートウェイ装置の動作を説明する図であり、呼制御装置の状態監視時の動作を示す。 図1に開示したゲートウェイ装置の動作を説明する図であり、クライアント端末から呼制御装置への接続要求時の動作を示す。 図1に開示したゲートウェイ装置の動作を説明するフローチャートであり、呼制御装置の状態監視時の動作を示す。 図1に開示したゲートウェイ装置の動作を説明するフローチャートであり、クライアント端末から呼制御装置への接続要求時の動作を示す。
符号の説明
1 クライアント端末
2 移動体通信網
3 呼制御装置
5 ゲートウェイ装置
41 加入者データ装置(主系)
42 加入者データ装置(従系)
51 状態監視部
52 呼制御装置選択部
53 パケット転送部
54 呼制御装置リスト記憶部

Claims (9)

  1. クライアント端末と接続制御装置との間に接続された中継サーバであって、
    前記クライアント端末から通信確立要求を受けたときに前記接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立して、中継サーバから接続制御装置への経路を決定する接続確立手段と、
    前記接続確立手段にて選択され接続が確立された前記接続制御装置に接続するためのアドレス情報を前記クライアント端末に通知するアドレス通知手段と、
    前記クライアント端末から前記アドレス情報に基づく接続要求を受け付けて、当該アドレス情報に対応する前記接続制御装置に前記クライアント端末を中継接続する中継接続手段と、
    接続制御装置情報記憶手段と、
    前記接続制御装置と通信して当該接続制御装置の作動状況を監視し、当該作動状況を前記接続制御装置情報記憶手段に記憶する監視手段と、を備え、
    前記接続確立手段は、前記接続制御装置情報記憶手段内の情報に基づいて1の前記接続制御装置を選択する、
    ことを特徴とする中継サーバ。
  2. 前記接続確立手段は、前記接続制御装置が正常か故障かの状況に応じて1の前記接続制御装置を選択する、ことを特徴とする請求項1記載の中継サーバ。
  3. 前記接続確立手段は、前記接続制御装置の負荷状況に応じて1の前記接続制御装置を選択する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の中継サーバ。
  4. 前記中継接続手段は、前記クライアント端末からの位置登録要求を前記接続要求として受け付ける、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の中継サーバ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の前記中継サーバ及び前記接続制御装置を備え、
    前記接続制御装置が、前記中継サーバにて中継接続された前記クライアント端末からの要求に応じて他のクライアント端末の呼制御を行う、
    ことを特徴とする呼制御システム。
  6. 移動体端末である前記クライアント端末の位置登録情報を記憶するロケーションサーバを備えると共に、
    前記ロケーションサーバ内の情報は、複数の前記接続制御装置から当該接続制御装置による呼制御時に参照可能な情報である、
    ことを特徴とする請求項5記載の呼制御システム。
  7. 前記ロケーションサーバ内の情報と同一の情報を記憶し、前記複数の接続制御装置から参照可能なミラーサーバを備えた、ことを特徴とする請求項6記載の呼制御システム。
  8. クライアント端末と接続制御装置との間に接続された中継サーバに、
    前記クライアント端末から通信確立要求を受けたときに前記接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立して、中継サーバから接続制御装置への経路を決定する接続確立手段と、
    前記接続確立手段にて選択され接続が確立された前記接続制御装置に接続するためのアドレス情報を前記クライアント端末に通知するアドレス通知手段と、
    前記クライアント端末から前記アドレス情報に基づく接続要求を受け付けて当該アドレス情報に対応する前記接続制御装置に前記クライアント端末を中継接続する中継接続手段と、
    前記接続制御装置と通信して当該接続制御装置の作動状況を監視し、当該作動状況を接続制御装置情報記憶手段に記憶する監視手段と、を実現させると共に、
    前記接続確立手段は、前記接続制御装置情報記憶手段内の情報に基づいて1の前記接続制御装置を選択するよう作動する、
    プログラム。
  9. クライアント端末と接続制御装置との間に接続された中継サーバが、前記クライアント端末を前記接続制御装置に接続中継する接続制御方法であって、
    前記クライアント端末から通信確立要求を受けたときに前記接続制御装置のうち1つを選択して、当該選択された接続制御装置に対する接続を確立して、中継サーバから接続制御装置への経路を決定する接続確立工程と、
    前記接続確立工程にて選択され接続が確立された前記接続制御装置に接続するためのアドレス情報を前記クライアント端末に通知するアドレス通知工程と、
    前記クライアント端末から前記アドレス情報に基づく接続要求を受け付けて当該アドレス情報に対応する前記接続制御装置に前記クライアント端末を中継接続する中継接続工程と、
    を有し、
    前記接続確立工程の前に、前記接続制御装置と通信して当該接続制御装置の作動状況を監視し、当該作動状況を接続制御装置情報記憶手段に記憶する監視工程を有すると共に、
    前記接続確立工程は、前記接続制御装置情報記憶手段内の情報に基づいて1の前記接続制御装置を選択する、
    ことを特徴とする接続制御方法。
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