JP2004179764A - Ip網におけるsipサーバ障害検出方式 - Google Patents

Ip網におけるsipサーバ障害検出方式 Download PDF

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Abstract

【課題】SIPサーバの呼制御機能の障害を検出する。
【解決手段】SIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)を搭載した複数のSIPサーバが相互に接続されているIP(Internet Protocol)網において、1つのSIPサーバから対向するSIPサーバに送出されるSIPにおけるINVITEメッセージに対する応答信号が返送されない時に、前記1つのSIPサーバが前記対向するSIPサーバの呼制御機能の障害であることを検出する、ことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はIP網におけるSIPサーバ障害検出方式に関し、特にSIPサーバの呼制御機能の障害を検出することを可能とする、IP網におけるSIPサーバ障害検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のインターネットの発達に伴い、IP(Internet Protocol:インターネット・プロトコル)網を利用した各種のネットワークサービス、例えば、各種のコンテンツサービスやVoIP(Voice over IP:IP上の音声)サービスなどが提供されるようになってきている。
【0003】
そして、VoIPサービスなどのようにIP網を使用した電話サービスを実現するために、SIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)を搭載した所謂SIPサーバがIP網内に導入されるようになってきている。
【0004】
SIPは、IP網における電話サービスを実現するために、一般の電話サービスの有する呼の制御を行うためのプロトコルであり、インターネットの標準化を推進しているIETF(Internet Engineering TaskForce)のRFC(Request for Comments)2543にその仕様が述べられているものである。
【0005】
通信プロトコルとしてTCP/IP(Trasport Control Protocol/Internet Protocol)を使用するIP網において、IP網を構成するサーバやルータ、或いはゲートウェイや通信路の障害を検出するためには、通常、ICMP(Internet Control Message Protocol)のEchoコマンド(通称pingコマンド)を発信し、このコマンドを受信した装置がその応答を返す、というヘルスチェックの仕組みを利用して障害検出を行うようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−242971号公報(図1、2、3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のpingコマンドによるヘルスチェックの方式は、ICMPがTCP/IPと同一のネットワーク層(第3層)に実装されるため、IPパケットレベルの障害検出は可能となっている。しかし、障害検出を行いたい対向装置がSIPサーバである場合には、SIPはTCP/IPの上位層に実装されるため、SIPの有する呼制御機能の障害検出は行うことが出来ない。例えば、SIPサーバの呼制御機能が障害状態であるが、SIPサーバのTCP/IP以下の層の機能が正常状態である場合に、該SIPサーバがpingコマンドを受信すると、TCP/IP以下の層が正常であるため、pingコマンドの応答は正常に返送されてしまう。すなわち、pingコマンドだけでは、SIPサーバの呼制御機能の障害検出を正確に行うことは出来ない。
【0008】
本発明は、上述した事情を改善するために成されたものであり、本発明の目的は、対向SIPサーバに対し、pingコマンドの代わりにINVITEメッセージを用いたヘルスチェックを行うことにより、SIPサーバの呼制御機能の障害を検出することを可能とする、IP網におけるSIPサーバ障害検出方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式は、SIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)を搭載した複数のSIPサーバが相互に接続されているIP(Internet Protocol)網において、1つのSIPサーバから対向するSIPサーバに送出されるSIPにおけるINVITEメッセージに対する応答信号が返送されない時に、前記1つのSIPサーバが前記対向するSIPサーバの呼制御機能の障害であることを検出する、ことを特徴とする。
【0010】
また、SIPサーバの各々は、電話の呼の生起を検知して呼の接続、解放等の制御を行う呼制御処理手段と、呼の接続先の決定などを行うルーティング処理手段と、対向するSIPサーバの障害を検出した場合に、障害となったSIPサーバに対してヘルスチェックを実行するヘルスチェック専用処理手段と、対向するSIPサーバの障害を検出した場合に該SIPサーバが障害状態にあることを登録する障害管理テーブルと、対向するSIPサーバにINVITEメッセージを再送する上限値を記憶する障害検出用再送閾値記憶部と、を備えることを特徴とする。
【0011】
さらに、呼が生起された場合に該呼の生起を検知したSIPサーバが、該呼のルーティング先となったSIPサーバに対してINVITEメッセージを送出し、該INVITEメッセージに対する応答信号が前記ルーティング先となったSIPサーバから返送されない場合にはINVITEメッセージを再送し、INVITEメッセージの再送を前記障害検出用再送閾値記憶部に記憶されている回数行っても、前記ルーティング先となったSIPサーバから応答信号が返送されない場合に、前記ルーティング先となったSIPサーバの呼制御機能の障害であることを検出し、前記ルーティング先となったSIPサーバの対地名を前記障害管理テーブルに登録する、ことを特徴とする。
【0012】
また、呼制御機能の障害であることを検出されたSIPサーバに対し、前記ヘルスチェック専用処理手段が、ヘルスチェックINVITEメッセージを送出し、前記ヘルスチェックINVITEメッセージに対する応答信号(エラー応答)が返送されない場合は前記障害であることを検出されたSIPサーバは、障害中であると判定して、定期的にヘルスチェックINVITEメッセージを送出することによりヘルスチェックを継続し、前記ヘルスチェックINVITEメッセージに対する応答信号(エラー応答)が返送された場合は前記障害であることを検出されたSIPサーバの障害が復旧したと判定して、前記障害管理テーブルに登録されていた該当SIPサーバの対地名を前記障害管理テーブルから削除する、ことを特徴とする。
【0013】
さらに、前記障害管理テーブルから対地名が削除されたSIPサーバに対しては、前記ヘルスチェック専用処理手段が実行していたヘルスチェックを行わないようにする、ことを特徴とする。
【0014】
また、前記ヘルスチェックINVITEメッセージの形式は、SIPにおけるINVITEメッセージの一部分を特殊な形式に変更し、SIPにおけるルーティングが不可能な形式となっている、ことを特徴とする。
【0015】
さらに、前記ヘルスチェックINVITEメッセージの形式は、SIPにおけるINVITEメッセージの宛先電話番号を記載する部分を、全て空白文字で埋めたものであり、SIPにおけるルーティングが不可能な形式となっている、ことを特徴とする。
【0016】
また、1つのSIPサーバから見て迂回ルートを設定可能な複数のSIPサーバを1つのグループとし、前記1つのSIPサーバが生起した呼のルートを前記グループ化された複数のSIPサーバの内の何れかに設定する場合には、前記1つのSIPサーバは、前記障害管理テーブルに対地名が登録されていないSIPサーバを選択して、該SIPサーバに該呼のルーティングを行う、ことを特徴とする。
【0017】
さらに、前記1つのSIPサーバが、前記グループ化された複数のSIPサーバの対地名が全て前記障害管理テーブルに登録されていることを検出した場合には、該呼を呼損として処理する、ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式の一実施形態を示すブロック図である。
【0020】
図1に示す本実施の形態は、IP(Internet Protocol)網に複数n個のSIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)を搭載した所謂SIPサーバ10が、相互に網目状に設置されている内の、一部分の接続形態を示すものであり、SIPサーバ10−0に複数m個のSIPサーバ10−1、10−2、10−3、・・10−mが接続されている様子を示しており、その他のSIPサーバ10については図示を省略している。なお、SIPサーバ10は、SIPを搭載した情報処理装置で構成され、IP網における電話サービス等を実現するために、呼制御機能を有するサーバである。
【0021】
そして、SIPサーバ10−0に接続されているSIPサーバ10−1〜10−mの内の、SIPサーバ10−1、10−2、10−3は、SIPサーバ10−0から見て迂回ルートを設定可能なサーバであるため、1つのグループとしてグループ化されている。ここで、グループ化されているSIPサーバ10−1〜10−3には、以降の説明の容易化のため、別名として、対向SIPサーバA、対向SIPサーバB、対向SIPサーバCをそれぞれ付しておくものとする。また、これらの別名は、SIPサーバ10−0からの回線接続時の接続先としての対地名としても用いるものとする。
【0022】
次に、図2を参照して、SIPサーバ10の構成について説明する。
【0023】
図2は、SIPサーバの一例を示す詳細ブロック図である。
【0024】
図2において、SIPサーバ10は、電話の呼の生起を検知して呼の接続、解放等の制御を行う呼制御処理部11と、呼の接続先の決定などを行うルーティング処理部13と、対向して接続されているSIPサーバ10の障害を検出した場合に、障害となったSIPサーバ10に対してヘルスチェックを実行するヘルスチェック専用処理部12と、から構成されている。
【0025】
また、SIPサーバ10は、対向して接続されているSIPサーバ10の障害を検出した場合、該SIPサーバ10が障害状態にあることを登録する障害管理テーブル16を備えている。
【0026】
また、SIPサーバ10は、呼の接続を開始するにあたり、SIPのINVITEメッセージを接続先のSIPサーバ10に送出するようになっている。そして、INVITEメッセージに対する肯定応答(Ack)を受信した後、SIPで規定された手順に従って呼の接続、解放等を行うようになっている。肯定応答(Ack)を受信できなかった場合には、INVITEメッセージを再送し、再送を何回か繰り返しても肯定応答(Ack)を受信できなかった場合には、接続先のSIPサーバ10が障害状態にあるものと判断するようになっている。
【0027】
そこで、SIPサーバ10には、INVITEメッセージを何回再送したら、接続先のSIPサーバ10が障害状態にあるかを判定するための閾値として、障害検出用再送閾値15も備えられている。障害検出用再送閾値15の値は、SIPサーバ10内に予め設定可能であるものとし、例えば「6回」などの値を設定しておくものとする。
【0028】
次に、図3、4、5、6、7を参照して、本実施形態の動作について詳細に説明する。先ず図3、図4、図5を参照して、障害検出時の動作について説明する。
【0029】
図3は、本実施形態の障害検出時の動作を説明するフローチャートである。
【0030】
図3においては、SIPサーバ10−0が呼の生起を検知し、該呼をSIPサーバ10−1(対向SIPサーバA)にルーティングしようとした場合の動作を説明するものである。ここで、SIPサーバ10−1の呼制御処理部11は障害状態にあるものとし、INVITEメッセージに対する肯定応答(Ack)を返送出来ない状態であるものとする。
【0031】
先ず、SIPサーバ10−0は、呼の接続を開始するためのINVITEメッセージを、SIPサーバ10−1に対して送出する(図3のS301)。SIPサーバ10−1が障害状態に無ければ肯定応答(Ack)を返送するので呼の接続を行うことが可能となるが、現在、SIPサーバ10−1は障害中であるため、肯定応答(Ack)を返送しない。従って、SIPサーバ10−0はINVITEメッセージの再送を行う(S302)。
【0032】
SIPサーバ10−1は障害中であるため、ステップS302で再送されたINVITEメッセージに対しても肯定応答(Ack)を返送しない。SIPサーバ10−0は、障害検出用再送閾値15に設定されている値(例えば6回)まで、INVITEメッセージを再送する(S306)。しかし、SIPサーバ10−1は障害中であるため、何れのINVITEメッセージに対しても肯定応答(Ack)を返送しない。
【0033】
SIPサーバ10−0は、障害検出用再送閾値15に設定されている回数のINVITEメッセージを送出しても、SIPサーバ10−1から肯定応答(Ack)が返送されないため、SIPサーバ10−1の呼制御処理部11は障害状態であると判定し(S307)、SIPサーバ10−1すなわち対向SIPサーバAを障害対地とみなす。そして、障害とみなしたSIPサーバ10−1の対地名(対向SIPサーバA)を障害管理テーブル16に登録する(S308)。
【0034】
図4は、障害管理テーブルの一例を示す図である。
【0035】
図4において、障害管理テーブル16は、障害とみなしたSIPサーバ10の対地名を記載する障害SIPサーバの対地名欄161と、該当する障害SIPサーバのIPアドレスを記載するIPアドレス欄162と、該当する障害SIPサーバの接続されているポート番号を記載するポート番号欄163と、から構成されている。
【0036】
そして、上述のステップS308においては、SIPサーバ10−1が障害であるとみなされたため、SIPサーバ10−1の対地名すなわち「対向SIPサーバA」を、障害管理テーブル16の障害SIPサーバの対地名欄161に登録する(図4の165の行)。そして、必要に応じて、IPアドレス欄162にSIPサーバ10−1のIPアドレス「××××」を登録し、ポート番号欄163にポート番号「○○」を登録する(何れも図4の165の行)。
【0037】
ステップS308により、障害とみなしたSIPサーバ10−1の対地名(対向SIPサーバA)を障害管理テーブル16に登録すると、SIPサーバ10−0は、SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12にこのことを通知する(図3のS309)。
【0038】
SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12は、障害とみなされたSIPサーバ10−1に対し、特殊なフォーマットを有するINVITEメッセージ(「ヘルスチェックINVITE」メッセージと称することとする。)を定期的に送信する(図3のS310、S311など)ことにより、SIPサーバ10−1のヘルスチェックを行うようになる。
【0039】
ここで、図5を参照して、ヘルスチェックINVITEメッセージのフォーマットについて説明する。
【0040】
図5は、ヘルスチェックINVITEメッセージのフォーマットの一例を説明する図である。
【0041】
図5において、(a)は、SIPで規定されている通常のINVITEメッセージのフォーマットを示すものであり、INVITEメッセージの中に、着呼先を示す宛先電話番号欄501を有しており、宛先電話番号欄501には宛先の電話番号、例えば「01−2345−6789」、が記載されるようになっている。そして、このような形式のINVITEメッセージであれば、SIPの規定上、正しいルーティングが可能なようになっている。
【0042】
図5の(b)は、本実施形態で使用するヘルスチェックINVITEメッセージのフォーマットを示すものであり、(a)で示したと同一の位置の宛先電話番号欄502に、全て空白文字「△△−△△△△−△△△△」を記載した形式となっている。このような形式のヘルスチェックINVITEメッセージを、SIPサーバ10の呼制御処理部11が受信したものとすると、宛先電話番号欄502が全て空白文字で埋められているため、SIPの規定ではルーティングが不可能となり、図3の(*1)の注釈として示したように、SIPルーティングが出来ないINVITEメッセージとなる。そして、本実施形態においては、図5(b)に示した形式のヘルスチェックINVITEメッセージを、SIPサーバ10の間で行うヘルスチェックに使用するものとする。
【0043】
なお、図5(b)で示したヘルスチェックINVITEメッセージのフォーマットは、単なる一例であり、他のフォーマットであっても、SIPルーティングが出来ない形式となっていれば、それで本実施形態のヘルスチェックINVITEメッセージとして使用可能である。
【0044】
次に、図6を参照して、SIPサーバ10が障害中における本実施形態の動作について説明する。
【0045】
図6は、SIPサーバが障害中における本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【0046】
図6においては、SIPサーバ10−0が呼の生起を検知し、該呼をグループ化されているSIPサーバ10−1、10−2、10−3の何れかにルーティングしようとした場合の動作を説明するものである。
【0047】
図6において、新規の呼が発呼されると(図6のS601)、SIPサーバ10−0の呼制御処理部11がこれを検知し、該呼のルーティング先をルーティング処理部13に決定させる。ルーティング処理部13は、先ず、グループ化されているSIPサーバ10(10−1、10−2、10−3)の内のSIPサーバ10−1(対向SIPサーバA)にルーティングするよう決定する(S602)。そして、ルーティング先の対地(対向SIPサーバA)が、障害管理テーブル16に登録されているかのチェックを行う(S603)。次に、障害管理テーブル16にルーティング先の対地(対向SIPサーバA)が登録されているか否かの判定を行い(S604)、登録されていなければ(ステップS604で未登録)、呼制御処理部11にルーティング先(対向SIPサーバA)へそのままINVITEメッセージを送信させ(S605)、呼の接続処理を開始させるようにする。
【0048】
ルーティング先の対地(対向SIPサーバA)が、障害管理テーブル16に登録されている場合には(ステップS604で登録)、今決定したルーティング先(対向SIPサーバA)は障害であるため、グループ内の他のSIPサーバ10に迂回する処理を行う(S606)。すなわち、グループ内の次のSIPサーバ10−2(対向SIPサーバB)にルーティングするよう決定し(S607)、ルーティング先の対地(対向SIPサーバB)が、障害管理テーブル16に登録されているかのチェックを行う(S608)。そして、障害管理テーブル16にルーティング先の対地(対向SIPサーバB)が登録されているか否かの判定を行い(S609)、登録されていなければ(ステップS609で未登録)、呼制御処理部11にルーティング先(対向SIPサーバB)へそのままINVITEメッセージを送信させ(S610)、呼の接続処理を開始させるようにする。
【0049】
ルーティング先の対地(対向SIPサーバB)が、障害管理テーブル16に登録されている場合には(ステップS609で登録)、今決定したルーティング先(対向SIPサーバB)は障害であるため、グループ内の他のSIPサーバ10に迂回する処理を行う(S611)。
【0050】
このように、グループ内のSIPサーバ10(10−1、10−2、10−3)に対し、障害管理テーブル16に登録されていない対地が決定されるまで、他のSIPサーバ10への迂回を行い、グループ内のSIPサーバ10の全てが障害であった場合には、呼損としてルーティング処理を終了する。
【0051】
次に、図7を参照して、SIPサーバ10の障害が回復した時の本実施形態の動作について説明する。
【0052】
図7は、SIPサーバの障害が回復した時の本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【0053】
図7においては、SIPサーバ10−0がSIPサーバ10−1(対向SIPサーバA)の障害状態を検出していたため、SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12がSIPサーバ10−1に対してヘルスチェックを行っており、SIPサーバ10−1の障害状態がある時点で回復した場合の、SIPサーバ10−0の動作を説明するものである。
【0054】
図7において、SIPサーバ10−1(対向SIPサーバA)が障害中であることを検出したSIPサーバ10−0は、SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12によって、ヘルスチェックINVITEメッセージを送出する(図7のS701)。ステップS701で送出するヘルスチェックINVITEメッセージは、図5にて説明した通りの「SIPルーティングが出来ないINVITEメッセージ」である(図7の(*1)の注釈として示す)。これは、以降のステップにおいても同様である。
【0055】
ステップS701にてヘルスチェックINVITEメッセージを送出しても、SIPサーバ10−1は障害中であるため、何の応答も返送しない。そこで、SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12は、続けて定期的にヘルスチェックINVITEメッセージを送出する(S702、S703)。ここでもSIPサーバ10−1は障害中であるため、何の応答も返送しない。
【0056】
図7のS704の時点で、SIPサーバ10−1の障害が回復したものとする。SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12が、次のヘルスチェックINVITEメッセージを送出する(S705)。すると、この時点ではSIPサーバ10−1の障害が回復しているため、SIPサーバ10−1の呼制御処理部11は、ステップS705で送出されたヘルスチェックINVITEメッセージを受信可能な状態になっており、受信に対して応答信号を返送する(S706)。但し、ここで返送される応答信号は、通常のINVITEメッセージに対する応答信号(Ack)ではなく、ヘルスチェックINVITEメッセージ、すなわち、「SIPルーティングが出来ないINVITEメッセージ」、に対する応答信号であるため、ステップS706で返送される応答信号は、「SIPルーティングが出来ない」旨を示すところの応答信号(エラー応答)である。
【0057】
ステップS706で返送された応答信号(エラー応答)を受信したSIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12は、SIPサーバ10−1(対向SIPサーバA)の障害が回復したものと判断し、SIPサーバ10−0の障害管理テーブル16から該当するSIPサーバ10−1の対地名(対向SIPサーバA)を削除する(S707)。これにより、SIPサーバ10−0のヘルスチェック専用処理部12は、SIPサーバ10−1に対するヘルスチェックを行わないようになり、SIPサーバ10が正常に動作を行っている時の状態に復帰することとなる。
【0058】
以上、本実施形態の動作について詳細に説明した。
【0059】
上述した本実施形態においては、SIPを実装するSIPサーバの呼制御機能の障害を検出可能とする方式について説明したが、SIPに限らず、呼制御処理で用いるプロトコル信号を用いてヘルスチェックを行うようにすれば、他のプロトコルであっても呼制御処理レベルでの障害検出が可能となることは言うまでも無い。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式は、SIPにおけるINVITEメッセージによって対向SIPサーバの障害検出を行うようにしているので、SIPサーバの呼制御機能の障害を正確に検出可能となる、という効果を有している。
【0061】
また、障害を検出したSIPサーバに対してだけヘルスチェックを行うようにしているため、IP網に収容されている対向SIPサーバの全てに対してヘルスチェックを行う必要が無く、ヘルスチェックに要する負荷が軽減される、という効果を有している。
【0062】
さらに、ヘルスチェックを行う必要がある場合には、ヘルスチェック専用処理部によって行うため、呼制御処理部の行う呼制御処理に影響を与えることが無い、という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】SIPサーバの一例を示す詳細ブロック図である。
【図3】本実施形態の障害検出時の動作を説明するフローチャートである。
【図4】障害管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】ヘルスチェックINVITEメッセージのフォーマットの一例を説明する図である。
【図6】SIPサーバが障害中における本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図7】SIPサーバの障害が回復した時の本実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 SIPサーバ
11 呼制御処理部
12 ヘルスチェック専用処理部
13 ルーティング処理部
15 障害検出用再送閾値
16 障害管理テーブル

Claims (9)

  1. SIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)を搭載した複数のSIPサーバが相互に接続されているIP(Internet Protocol)網において、1つのSIPサーバから対向するSIPサーバに送出されるSIPにおけるINVITEメッセージに対する応答信号が返送されない時に、前記1つのSIPサーバが前記対向するSIPサーバの呼制御機能の障害であることを検出する、ことを特徴とするIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  2. SIPサーバの各々は、電話の呼の生起を検知して呼の接続、解放等の制御を行う呼制御処理手段と、呼の接続先の決定などを行うルーティング処理手段と、対向するSIPサーバの障害を検出した場合に、障害となったSIPサーバに対してヘルスチェックを実行するヘルスチェック専用処理手段と、対向するSIPサーバの障害を検出した場合に該SIPサーバが障害状態にあることを登録する障害管理テーブルと、対向するSIPサーバにINVITEメッセージを再送する上限値を記憶する障害検出用再送閾値記憶部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  3. 呼が生起された場合に該呼の生起を検知したSIPサーバが、該呼のルーティング先となったSIPサーバに対してINVITEメッセージを送出し、該INVITEメッセージに対する応答信号が前記ルーティング先となったSIPサーバから返送されない場合にはINVITEメッセージを再送し、INVITEメッセージの再送を前記障害検出用再送閾値記憶部に記憶されている回数行っても、前記ルーティング先となったSIPサーバから応答信号が返送されない場合に、前記ルーティング先となったSIPサーバの呼制御機能の障害であることを検出し、前記ルーティング先となったSIPサーバの対地名を前記障害管理テーブルに登録する、ことを特徴とする請求項2に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  4. 呼制御機能の障害であることを検出されたSIPサーバに対し、前記ヘルスチェック専用処理手段が、ヘルスチェックINVITEメッセージを送出し、前記ヘルスチェックINVITEメッセージに対する応答信号(エラー応答)が返送されない場合は前記障害であることを検出されたSIPサーバは、障害中であると判定して、定期的にヘルスチェックINVITEメッセージを送出することによりヘルスチェックを継続し、前記ヘルスチェックINVITEメッセージに対する応答信号(エラー応答)が返送された場合は前記障害であることを検出されたSIPサーバの障害が復旧したと判定して、前記障害管理テーブルに登録されていた該当SIPサーバの対地名を前記障害管理テーブルから削除する、ことを特徴とする請求項3に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  5. 前記障害管理テーブルから対地名が削除されたSIPサーバに対しては、前記ヘルスチェック専用処理手段が実行していたヘルスチェックを行わないようにする、ことを特徴とする請求項4に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  6. 前記ヘルスチェックINVITEメッセージの形式は、SIPにおけるINVITEメッセージの一部分を特殊な形式に変更し、SIPにおけるルーティングが不可能な形式となっている、ことを特徴とする請求項4或いは請求項5の何れか1項に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  7. 前記ヘルスチェックINVITEメッセージの形式は、SIPにおけるINVITEメッセージの宛先電話番号を記載する部分を、全て空白文字で埋めたものであり、SIPにおけるルーティングが不可能な形式となっている、ことを特徴とする請求項4或いは請求項5の何れか1項に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  8. 1つのSIPサーバから見て迂回ルートを設定可能な複数のSIPサーバを1つのグループとし、前記1つのSIPサーバが生起した呼のルートを前記グループ化された複数のSIPサーバの内の何れかに設定する場合には、前記1つのSIPサーバは、前記障害管理テーブルに対地名が登録されていないSIPサーバを選択して、該SIPサーバに該呼のルーティングを行う、ことを特徴とする請求項3から請求項7の何れか1項に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
  9. 前記1つのSIPサーバが、前記グループ化された複数のSIPサーバの対地名が全て前記障害管理テーブルに登録されていることを検出した場合には、該呼を呼損として処理する、ことを特徴とする請求項8に記載のIP網におけるSIPサーバ障害検出方式。
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