JP2008227917A - 通信システム及びルータ - Google Patents

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Abstract

【課題】輻輳状態となってしまうことを容易に回避することができる技術を提供すること。
【解決手段】ルータ110は、SIP端末150よりSIPサーバ140を宛先とするリクエストメッセージを受信すると、SIPサーバ140との間のトラヒック量を確認し、SIPサーバ140との間のトラヒック量がSIPサーバ140に割り当てられている帯域を超えている場合には、リクエストメッセージを輻輳サーバ130に転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IP網における輻輳を制御する技術に関する。
IP網における輻輳を制御する技術として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。 特許文献1に記載の技術は、セッション処理サーバ毎に輻輳制御装置を設定し、この輻輳制御装置において輻輳状態を検知すると、他のセッション処理サーバに処理を分散する技術が記載されている。
特開2005−167769号公報
特許文献1に記載の技術では、セッション処理サーバ毎に輻輳制御装置を設置しなければならず、また、輻輳制御装置における処理能力を超えるセッション設定要求が送信された場合には、輻輳制御装置又はセッション処理サーバでの処理が停滞してしまい、セッションの設定が一切できなくなってしまう。
そこで、本発明は、輻輳状態となってしまうことを容易に回避することができる技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、中継装置に呼制御サーバと輻輳サーバとを接続し、呼制御サーバに予め定められた帯域を超える呼要求があった場合には、輻輳サーバに転送し、輻輳サーバから輻輳通知(エラー通知)を行う。
例えば、本発明は、端末からの呼要求に対して呼制御を行う呼制御サーバ、輻輳サーバ、および、ルータ、を備える通信システムであって、前記ルータは、前記呼制御サーバとの間のトラヒック量を算出し、前記端末より前記呼制御サーバを宛先とするリクエストメッセージを受信した際に、前記トラヒック量が、前記呼制御サーバ向けに予め設定されている帯域を超えている場合には、前記リクエストメッセージを前記輻輳サーバに転送し、前記輻輳サーバは、前記リクエストメッセージに対して、エラーのレスポンスメッセージを前記端末に送信すること、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、輻輳状態となってしまうことを容易に回避することができる。
図1は、本発明の一実施形態である通信システム100の概略図である。
図示するように、通信システム100は、ルータ110と、輻輳サーバ130と、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ140と、SIP端末150と、を備えており、ルータ110は、第一のネットワーク160及び第二のネットワーク161におけるデータの中継を行う。なお、SIPサーバ140については、SIPに基づく通常の呼制御を行うサーバであり、既に公知のものを使用すればよいため、詳細な説明は省略する。
図2は、ルータ110の概略図である。
図示するように、ルータ110は、記憶部111と、制御部114と、SW部119と、ネットワークインターフェース部(以下、NTIF部)120A〜120Dと、を備えている。
記憶部111は、経路情報記憶領域112と、セッション情報記憶領域113と、を有する。
経路情報記憶領域112には、後述するルーティング処理部115においてルーティング処理を行うための経路情報が記憶される。なお、経路情報については、公知のものであるため、詳細な説明は省略する。
セッション情報記憶領域113には、SIPサーバ140との間のセッションを特定するための情報が格納される。
本実施形態においては、例えば、図3(セッションテーブル113aの概略図)に示されるようなセッションテーブル113aが記憶される。
図示するように、セッションテーブル113aは、Call−Id欄113bと、受信時間欄113cと、を備える。
Call−Id欄113bには、SIPにおいて各々の呼を識別するための識別情報であるCall−Idが格納される。
受信時間欄113cには、Call−Id欄113bに格納されるCall−Idで識別される呼の要求をルータ110で受信した時間を特定する情報が格納される。ここで、本実施形態においては、セッションテーブル113aにおいて各々のエントリが生成された時間を本欄113cに格納するようにしている。
図2に戻り、制御部114は、メッセージ検出部115と、ルーティング処理部116と、トラヒック管理部117と、セッション監視部118と、を有する。
メッセージ検出部116は、NTIF部120A〜120Dで受信したデータを解析し、SIPサーバ140宛のリクエストメッセージを検出する処理を行う。
そして、メッセージ検出部116でSIPサーバ140宛のリクエストメッセージを検出した場合には、トラヒック管理部117で処理を行い、他のデータはルーティング処理部116で処理を行う。
ルーティング処理部116は、経路情報記憶領域112に記憶されている経路情報を用いて中継処理(ルーティング処理)を行う。なお、ルーティング処理部115での処理は、公知のルータが行う処理と同様であるため詳細な説明を省略する。
トラヒック管理部117は、SIPサーバ140との間の通信状況(帯域)を管理する。
例えば、本実施形態においては、メッセージ検出部116よりSIPサーバ140宛のリクエストメッセージを検出した旨の通知を受けた際に、このリクエストメッセージのデータ量を特定する。そして、このようにして特定したデータ量を特定の時間間隔において集計することで、SIPサーバ140との間のトラヒック量を算出する。
そして、トラヒック管理部117は、このようにして算出したSIPサーバ140との間のトラヒック量が予め定められた閾値を超えていない場合には、SIPサーバ140宛のリクエストメッセージをSIPサーバ140に転送する。
なお、トラヒック管理部117は、このようにSIPサーバ140宛のリクエストメッセージをSIPサーバ140に転送した場合には、転送したリクエストメッセージのCall−Idをセッション監視部118に通知して、当該Call−Idの登録を要求する。
一方、トラヒック管理部117は、上記のようにして算出したSIPサーバ140との間のトラヒック量が予め定められた閾値を超えている場合には、セッション監視部118にCall−Idを特定した問い合わせを行い、SIPサーバ140宛のリクエストメッセージが既に確立されているセッションのものであるか否かを確認し、既に確立されているセッションのものであるときには、SIPサーバ140宛のリクエストメッセージをSIPサーバ140に転送し、既に確立されているセッションのものではないときには、SIPサーバ140宛のリクエストメッセージを輻輳サーバ130に転送する。
セッション監視部118は、セッション情報記憶領域113に記憶されているセッションテーブル113aの管理を行う。
具体的には、セッション管理部118は、トラヒック管理部117よりCall―Idを特定した問い合わせを受けた場合には、当該Call−Idがセッション情報記憶領域113に記憶されているセッションテーブル113aに格納されているか否かを確認して、格納の有無を返答する。
また、セッション管理部118は、トラヒック管理部117よりCall―Idを特定した登録要求を受けた場合には、当該Call−Idがセッション情報記憶領域113に記憶されているセッションテーブル113aに格納されているか否かを確認して、格納されていない場合には、セッションテーブル113aに新たなエントリを生成し、当該Call−IdをCall−Id欄113bに格納するとともに、新たなエントリを生成した時間を受信時間欄113cに格納する。
さらに、セッション管理部118は、全てのエントリにおける受信時間欄113cを監視しており、特定の時間が経過した場合には、特定の時間の経過したエントリを削除する。
SW部119と、NTIF部120A〜120D間で受信したデータの転送を行うためのスイッチングを行う。なお、このスイッチングについては、ハードウェアで行ってもよくソフトウェアで行ってもよい。
NTIF部120A〜120Dは、ネットワークを介した情報の送受信を行うためのインターフェースである。
ここで、本実施形態においては、NTIF部120Aは、第一のネットワーク160に接続されており、NTIF部120Bは、第二のネットワーク161に接続されており、NTIF部120Cは、輻輳サーバ130に接続されており、NTIF部120Dは、SIPサーバ140に接続されている。
また、本実施形態においては、各NTIF部120A〜120Dには、シェーパが設けられており、各々に接続されている回線の帯域を管理している。
以上のように構成されるルータ100は、例えば、図4(コンピュータ170の概略図)に示されているようなコンピュータ170で実現可能である。
コンピュータ170は、CPU171と、メモリ172と、外部記憶装置173と、通信ネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置174と、を備えている。
そして、記憶部111は、外部記憶装置173により実現可能であり、制御部114は、外部記憶装置173に記憶されている所定のプログラムをメモリ172にロードしてCPU171で実行することにより実現可能であり、NTIF部120A〜120Dは、通信装置174により実現可能である。なお、通信装置174には、シェーパ処理を行うためのバッファメモリが設けられている。
なお、ルータ100については、以上のように、コンピュータ170がプログラムを実行することにより実現されるものでなくてもよい。例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積ロジックICによりハード的に実行されるものであってもよいし、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)等の計算機によりソフトウェア的に実行されるものであってもよい。
図5は、輻輳サーバ130の概略図である。
図示するように、輻輳サーバ130は、記憶部131と、制御部132と、NTIF部133と、を有する。
記憶部131には、輻輳サーバ130での処理を行うために必要なデータを記憶する。
制御部132は、ルータ110から受信したSIPサーバ140へのリクエストメッセージに対するレスポンスメッセージである輻輳通知メッセージを生成して、NTIF部133を介して返信する処理を制御する。
ここで、本実施形態においては、例えば、輻輳通知メッセージとしてSIPの400番台のリクエストミス、500番台のリクエスト失敗又は600番台のグローバルエラー応答を返信する。
また、本実施形態においては、輻輳通知メッセージに時間を特定する時間情報を付加して返信するようにしている。このような輻輳通知メッセージを受信したSIP端末150では、輻輳通知メッセージに付加されている時間情報で特定される時間、SIPによるリクエスト処理を停止する。
なお、このような時間情報については、SIPで定められているレスポンスメッセージの予め定められた適当な位置に格納する。例えば、返信理由の格納領域に付加することも可能である。
NTIF部133は、ネットワークを介して情報を送受信するためのインターフェースである。
以上に記載した輻輳サーバ130は、例えば、図6(コンピュータ180の概略図)に示すような、CPU181と、メモリ182と、HDD等の外部記憶装置183と、CD−ROMやDVD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体184から情報を読み出す読取装置185と、キーボードやマウスなどの入力装置186と、ディスプレイなどの出力装置187と、通信ネットワークに接続するためのNIC等の通信装置188と、を備えた一般的なコンピュータ180で実現できる。
例えば、記憶部131は、外部記憶装置183により実現可能であり、制御部132は、外部記憶装置183に記憶されている所定のプログラムをメモリ182にロードしてCPU181で実行することで実現可能であり、NTIF部133は、通信装置185で実現可能である。
この所定のプログラムは、読取装置185を介して記憶媒体184から、あるいは、通信装置188を介してネットワークから、外部記憶装置183にダウンロードされ、それから、メモリ182上にロードされてCPU181により実行されるようにしてもよい。また、読取装置185を介して記憶媒体184から、あるいは、通信装置188を介してネットワークから、メモリ182上に直接ロードされ、CPU181により実行されるようにしてもよい。
図7は、SIP端末150の概略図である。
図示するように、SIP端末150は、音声処理部151と、RTP(Real Time Protocol)処理部152と、記憶部153と、SIP制御部154と、ダイヤル制御部155と、再送処理部156と、NTIF部157と、ハンドセット158と、ダイヤル159と、を備えている。
音声処理部151は、ハンドセット158のマイク(図示せず)を介して入力された音声に対してサンプリング及び符号化を行い、音声信号としてRTP処理部152に送る。
また、音声処理部151は、RTP処理部152から送られてきた音声信号を復号化して、ハンドセット158のスピーカ(図示せず)に送る。
RTP処理部152は、RTPに従った処理を行う。
例えば、RTP処理部152は、音声処理部151から送られてきた音声信号をRTPパケット化し、このRTPパケットを、SIP制御部154より通知されたIPアドレスを宛先としてNTIF部157へ送る。
また、RTP処理部152は、NTIF部157より送られたRTPパケットから音声信号を復元し、これを音声処理部151に送る。
記憶部153には、呼制御を行うためにSIPサーバ140のIPアドレスが記憶されている。
SIP制御部154は、SIPによる呼制御を行う。
例えば、SIP制御部154は、SIP端末150のユーザからダイヤル159を介して送信先の内線番号が入力された場合には、入力された送信先の内線番号をダイヤル制御部155から受け取り、受け取った内線番号を格納した接続要求(INVITE)メッセージを生成し、LANIF部157を介してSIPサーバ140に送信する。
ダイヤル制御部155は、ダイヤル159から入力される信号の制御を行う。
再送処理部156は、NTIF部157より受信した輻輳通知メッセージの予め定められた領域から時間情報を抽出し、当該時間情報で特定される時間、SIP制御部154での処理を停止する処理を制御する。なお、例えば、SIP制御部154での処理が停止されている場合には、ハンドセット158のスピーカから特定の音を出力することにより、停止中であることをユーザに通知することが望ましい。
NTIF部157は、ネットワークを介して情報の送受信を行うためのインターフェースである。
図8は、通信システム100における処理を示すシーケンス図である。なお、図8は、SIPサーバ140への通信路に輻輳が生じてない場合の処理である。
まず、送信元であるSIP端末150は、リクエストメッセージとして、宛先であるSIP端末150の電話番号を特定したINVITEメッセージをSIPサーバ140に送信する(S10)。
送信元であるSIP端末150からのINVITEメッセージを受信したルータ110は、メッセージ検出部115でINVITEメッセージであることを検出すると(S11)、トラヒック管理部117が、SIPサーバ140との間のトラヒック量を算出して、このトラヒック量が予め定められている閾値を超えているか否かを判定する(S12)。ここでは、このトラヒック量が閾値を超えていないものとし、INVITEメッセージをSW部119及びNTIF部120Dを介して、SIPサーバ140に転送する(S13)。
SIPサーバ140では、レジスタ情報を用いて、INVITEメッセージに含まれている電話番号から宛先であるSIP端末150のIPアドレスを抽出し(S14)、当該IPアドレスにINVITEメッセージを送信する(S15)。
INVITEメッセージを受信した宛先のSIP端末150では、呼び出し中であることを示す180RingingのレスポンスメッセージをSIPサーバ140経由で返信するとともに(S16、S17)、ハンドセットを持ち上げる等により、宛先のSIP端末150で受話可能となった場合には、200OKのレスポンスメッセージをSIPサーバ140経由で送信元のSIP端末150に送信する(S18、S19)。
そして、送信元のSIP端末150からACKのレスポンスメッセージがSIPサーバ140を経由して宛先のSIP端末150に送信することで(S20、S21)、通話が行われる(S22)。
図9は、通信システム100における処理を示すシーケンス図である。なお、図9は、SIPサーバ140への通信路に輻輳が生じている場合の処理である。
まず、送信元であるSIP端末150は、リクエストメッセージとして、宛先であるSIP端末150の電話番号を特定したINVITEメッセージをSIPサーバ140に送信する(S30)。
送信元であるSIP端末150からのINVITEメッセージを受信したルータ110は、メッセージ検出部115でINVITEメッセージであることを検出すると(S31)、トラヒック管理部117が、SIPサーバ140との間のトラヒック量を算出して、このトラヒック量が予め定められている閾値を超えているか否かを判定する(S12)。ここでは、このトラヒック量が閾値を超えているものとする。
この場合、トラヒック管理部117は、セッション監視部118にINVITEメッセージに含まれているCall−Idを通知して既にセッションが張られているか否かを問い合わせ、セッション監視部118は、既にセッションが張られているか否かを返答する(S33)。ここでは、セッションが確立していないものとする。
この場合、トラヒック管理部117は、INVITEメッセージをSW部119及びNTIF部120Dを介して、輻輳サーバ140に転送する(S34)。
輻輳サーバ140の制御部132は、受信したINVITEメッセージに対するレスポンスメッセージに予め定められた時間情報を付加して輻輳通知メッセージを生成し(S35)、送信元のSIP端末150に送信する(S36)。
輻輳サーバ140からの輻輳通知メッセージを受信したSIP端末150では、再送処理部156がSIP制御部154での処理を特定された時間だけ停止する(S37)。
図10は、ルータ110での処理を示すフローチャートである。
ルータ110のメッセージ検出部115は、NTIF部120A、120Bを介して、データを受信すると(S40)、受信したデータがSIPサーバ140へのリクエストメッセージであるか否かを判断する(S41)。
ステップS41でリクエストメッセージではない場合には、ルーティング処理部116で中継を行い(S42)、処理を終了する。
一方、ステップS41でSIPサーバ140へのリクエストメッセージである場合には、トラヒック管理部117は、トラヒック量を算出し、SIPサーバ140に予め設定されている帯域におけるトラヒック量を超過しているか否かを予め定められている閾値を超えているか否かで判断する(S43)。
ステップS43で閾値を超えていない場合には、トラヒック管理部117は、セッション監視部118にリクエストメッセージのCall−Idを特定した問い合わせを行うことで、既にセッションが張られているか否かを確認する(S44)。
ステップS44で、まだセッションが張られていない場合には、セッション監視部118は、セッションテーブル113aに新たなエントリを作成して、Caii−Idと、エントリを作成した時間と、を格納する(S45)。
ステップS44で、セッションが既に張られている場合、または、ステップS45でセッションテーブル113aに新たな情報を格納した場合、にはステップS46に進む。
ステップS46では、トラヒック管理部117は、SW部119及びNTIF部120Dを介して、リクエストメッセージをSIPサーバ140に転送する。
また、ステップS43で閾値を超えている場合には、トラヒック管理部117は、セッション監視部118にリクエストメッセージのCall−Idを特定した問い合わせを行うことで、既にセッションが張られているか否かを確認し(S47)、セッションが張られている場合には、前述のステップS46に進む。
一方、セッションが張られていない場合には、トラヒック管理部117は、リクエストメッセージを輻輳サーバ130に転送する(S48)。
図11は、輻輳サーバ130での処理を示すフローチャートである。
まず、輻輳サーバ130の制御部132は、NTIF部133を介してルータ140よりリクエストメッセージを受信すると(S50)、リクエストメッセージに対するレスポンスメッセージに時間を特定する時間情報を付加することで、輻輳通知メッセージを生成して(S51)、リクエストメッセージの送信元であるSIP端末150に返送する(S52)。
以上のように、本実施形態によれば、例えば、災害時などのように通常の予想を超えた呼制御のリクエストメッセージがSIPサーバ140に集中した場合でも、予め設定された帯域を超過するものについてはルータから輻輳サーバ130に割り振り、輻輳サーバ130で処理することにより、SIPサーバ140がダウンしてしまうことはなくなる。
また、呼制御のリクエストメッセージが割り振られる輻輳サーバ130は、時刻情報を付加したレスポンスメッセージを返信する処理を行うだけであるため、SIPサーバ140を増設するよりも安い費用で増設可能となる。
また、例えば、図12(通信システム200の概略図)に示すように、複数のルータ140を用いて分散して処理を行うことで、より狭い地域に限定した輻輳制御を行うことが可能となり、例えば、一つのルータ140が担当する地域において災害が生じた場合でも、他のルータ140が担当する地域においては、通常の呼制御を行うことが可能となる。
以上に記載した実施形態においては、セッションが張られているか否かをSIPのリクエストメッセージに含まれているCall−Idで管理するようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、送信元となるSIP端末150のIPアドレス、ポート番号で管理するようにしてもよい。
また、以上に記載した実施形態において、例えば、ルータ110から輻輳サーバ130に転送するリクエストメッセージには、SIPサーバ140との間のトラヒック量を特定する情報を含めておくことで、輻輳サーバ130から送信する輻輳通知メッセージに格納する時間情報を、当該トラヒック量の程度に応じて変化させることも可能である。なお、トラヒック量の程度については、特定の閾値(複数の閾値)で判断することにより把握することができる。また、輻輳通知メッセージに格納する時間情報は、SIPサーバ140との間のトラヒック量が多ければ多いほど長い時間となるようにすることが望ましい。
通信システムの概略図。 ルータの概略図。 セッションテーブルの概略図。 コンピュータの概略図。 輻輳サーバの概略図。 コンピュータの概略図。 SIP端末の概略図。 通信システムにおける処理を示すシーケンス図。 通信システムにおける処理を示すシーケンス図。 ルータでの処理を示すフローチャート。 輻輳サーバでの処理を示すフローチャート。 通信システムの概略図。
符号の説明
100、200 通信システム
110 ルータ
111 記憶部
112 経路情報記憶領域
113 セッション情報記憶領域
114 制御部
115 メッセージ検出部
116 ルーティング処理部
117 トラヒック管理部
118 セッション監視部
119 SW部
120 NTIF部
130 輻輳サーバ
131 記憶部
132 制御部
133 NTIF部
140 SIPサーバ
150 SIP端末

Claims (8)

  1. 端末からの呼要求に対して呼制御を行う呼制御サーバ、輻輳サーバ、および、ルータ、を備える通信システムであって、
    前記ルータは、前記呼制御サーバとの間のトラヒック量を算出し、前記端末より前記呼制御サーバを宛先とするリクエストメッセージを受信した際に、前記トラヒック量が、前記呼制御サーバ向けに予め設定されている帯域を超えている場合には、前記リクエストメッセージを前記輻輳サーバに転送し、
    前記輻輳サーバは、前記リクエストメッセージに対して、エラーのレスポンスメッセージを前記端末に送信すること、
    を特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記ルータは、
    前記呼制御サーバと前記端末との間のセッションを特定する情報を記憶しており、
    前記呼制御サーバへのトラヒック量が前記呼制御サーバ向けに予め設定されている帯域を超えている場合でも、前記リクエストメッセージを送信した端末及び前記呼制御サーバの間にセッションが張られている場合には、前記リクエストメッセージを前記呼制御サーバに転送すること、
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記ルータは、前記呼制御サーバと前記端末との間の通信が予め定められた時間に行われない場合には、先記端末と前記呼制御サーバとの間のセッションが張られていないものとすること、
    を特徴とする通信システム。
  4. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記輻輳サーバは、前記リクエストメッセージに予め定められた時間を特定する時間情報を付加して、前記端末に送信し、
    前記端末は、前記時間情報で特定される時間、前記呼制御サーバへのリクエストメッセージの送信を停止すること、
    を特徴とする通信システム。
  5. 請求項4に記載の通信システムであって、
    前記時間情報で特定される時間は、前記呼制御サーバへのトラヒック量に応じて変化するものであること、
    を特徴とする通信システム。
  6. 端末から呼制御サーバへのリクエストメッセージを中継するルータであって、
    前記呼制御サーバとの間のトラヒック量を算出し、前記端末より前記呼制御サーバを宛先とするリクエストメッセージを受信した際に、前記呼制御サーバとの間のトラヒック量が前記呼制御サーバ向けに設定されている帯域を超えている場合には、前記リクエストメッセージを、前記リクエストメッセージに対して、エラーのレスポンスメッセージを前記端末に送信する前記輻輳サーバに転送すること、
    を特徴とするルータ。
  7. 請求項6に記載のルータであって、
    前記呼制御サーバと前記端末との間のセッションを特定する情報を記憶しており、
    前記呼制御サーバとの間のトラヒック量が、前記呼制御サーバ向けに予め設定されている帯域を超えている場合でも、前記リクエストメッセージを送信した端末及び前記呼制御サーバの間にセッションが張られている場合には、前記リクエストメッセージを前記呼制御サーバに転送すること、
    を特徴とするルータ。
  8. 請求項7に記載のルータであって、
    前記呼制御サーバと前記端末との間の通信が予め定められた時間に行われない場合には、先記端末と前記呼制御サーバとの間のセッションが張られていないものとすること、
    を特徴とするルータ。
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