JP2008131393A - 呼制御装置の呼制御方法及び呼制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークを介して発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置の呼制御方法において、呼制御装置が輻輳状態になったときでも、その呼制御装置に登録されている加入者が呼接続できる呼制御装置と発信端末装置の制御方法を提供する。
【解決手段】発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置を複数設けたネットワーク内の呼制御装置の呼制御方法において、呼制御装置は呼接続処理が輻輳状態であるか非輻輳状態であるかを検出し、検出結果が輻輳状態と検出されたときは、発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報をネットワークの他呼制御装置に移動し、発信端末装置が他呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を発信端末装置に送信し、検出結果が非輻輳状態と検出し、呼制御装置から接続情報を取得したときは、接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行うことを特徴とする呼制御装置の呼制御方法を提供する。
【選択図】 図16
【解決手段】発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置を複数設けたネットワーク内の呼制御装置の呼制御方法において、呼制御装置は呼接続処理が輻輳状態であるか非輻輳状態であるかを検出し、検出結果が輻輳状態と検出されたときは、発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報をネットワークの他呼制御装置に移動し、発信端末装置が他呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を発信端末装置に送信し、検出結果が非輻輳状態と検出し、呼制御装置から接続情報を取得したときは、接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行うことを特徴とする呼制御装置の呼制御方法を提供する。
【選択図】 図16
Description
本発明はInternet Protocol(以下、IPと呼ぶ)を使って呼接続する呼制御装置が、どんな状態においてもその呼制御装置に登録されている加入者が呼接続できる技術に関する。
IP網を利用してパケット化した音声を伝達する技術であるVoice over IP(以下、VoIPと呼ぶ。)を使った電話サービスであるIP電話は、周知のものである。VoIPで使われる信号方式の例として、Internet Engineering Task Force(以下、IETFと呼ぶ)のRequests For Comment(以下、RFCと呼ぶ)3261などで規定されているSession Initiation Protocol(以下、SIPと呼ぶ)がある。SIPを使ったIP電話の基本となる構成要素は、SIP対応のSIP端末装置とSIP対応のSIPサーバである。SIP端末とSIPサーバを使ったIP電話は、以下の手順で呼接続を行う。まず、発信側のSIP端末装置が着信側のSIP端末装置を特定するための特定情報を含む呼接続要求のSIPリクエストをSIPサーバに送信する。SIPサーバは受信したSIPリクエスト中の特定情報を使ってこのSIPリクエストを着信側のSIP端末装置に中継する。次に着信側のSIP端末装置がこのSIPリクエストに対応する呼出のSIPレスポンスと、応答のSIPレスポンスをSIPサーバに送信する。SIPサーバは、受信した呼出のSIPレスポンスと応答のSIPレスポンスを発信側のSIP端末装置に中継する。その後、発信側のSIP端末装置と着信側のSIP端末装置は、SIPサーバを経由せずにRFC 3550で規定されているReal time Transport Protocol(以下、RTPと呼ぶ)を使って音声を伝達する。これにより、発信側のSIP端末装置と着信側のSIP端末装置で通話することができるようになる。
しかし、SIPサーバは輻輳状態になったとき、システムダウンを回避するため、接続する呼を制限する呼規制を行っていた。この呼規制は、SIPサーバが、SIPサーバに登録されている加入者の発信側となるSIP端末装置から受信した呼接続要求のSIPリクエストを着信側のSIP端末装置に中継せず、SIPサーバが輻輳状態であることを意味するSIPレスポンスを発信側のSIP端末装置に返信するものだった。このため、輻輳状態のSIPサーバに登録されている加入者のSIP端末装置は、SIPサーバの輻輳が解消されるまで呼接続できなかった。
呼制御装置において、加入者情報を操作する技術として特許文献1は既に公開されている。
特開2001−218241号公報
本発明はSIPサーバが輻輳状態になったときでも、そのSIPサーバに登録されている加入者が呼接続できるSIPサーバとSIP端末装置の制御方法を提供する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第一の手段として、発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置を複数設けたネットワーク内の呼制御装置の呼制御方法において、該呼制御装置は呼接続処理が輻輳状態であるか非輻輳状態であるかを検出し、検出結果が輻輳状態と検出されたときは、該発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報を該ネットワークの他呼制御装置に移動し、該発信端末装置が該他呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を該発信端末装置に送信し、検出結果が非輻輳状態と検出し、該呼制御装置から該接続情報を取得したときは、該接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行う。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第二の手段として、ネットワークを介して発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置が輻輳状態の場合の呼制御装置の呼制御方法において、ネットワーク内に配置された輻輳状態にない呼制御装置に発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報を移動し、発信端末装置が非輻輳状態の呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を発信端末装置に送信する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第三の手段として、ネットワークを介して発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置の呼制御方法において、ネットワーク内に配置され呼接続処理が輻輳状態の呼制御装置から発信端末装置の呼接続要求を処理するための接続情報を取得し、接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行う。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第四の手段として、上記の呼制御方法において、接続情報の移動は、輻輳状態の呼制御装置が非輻輳状態の呼制御装置で接続情報を登録可能なコマンドを非輻輳状態の呼制御装置に送信することにより行い、接続情報の取得は、非輻輳状態の呼制御装置がコマンドを実行することにより行う。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第五の手段として、上記の呼制御方法において、呼接続装置識別情報は呼制御通信部を使用して送信し、接続情報は呼制御通信部とは別の通信部を使用して送信する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第六の手段として、発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行うコンピュータプログラムにより制御される呼制御装置を複数設けたネットワーク内の呼制御装置において、該コンピュータプログラムは、該呼制御装置の呼接続処理が輻輳状態であるか非輻輳状態であるかを検出し、検出結果が輻輳状態と検出されたときは、該発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報を該ネットワークの他呼制御装置に移動し、該発信端末装置が該他呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を該発信端末装置に送信し、検出結果が非輻輳状態と検出し、該呼制御装置から該接続情報を取得したときは、該接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行う。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第七の手段として、上記の呼制御装置において、接続情報の移動は、接続情報の移動は、輻輳状態の呼制御装置が非輻輳状態の呼制御装置で接続情報を登録可能なコマンドを非輻輳状態の呼制御装置に送信することにより行い、接続情報の取得は、非輻輳状態の呼制御装置がコマンドを実行することにより行う。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第八の手段として、上記の呼制御装置において、呼接続装置識別情報は呼制御通信部を使用して送信し、接続情報は呼制御通信部とは別の通信部を使用して送信する。
本発明では、SIPサーバが輻輳状態になったときでも、そのSIPサーバに登録されている加入者が呼接続できる効果がある。
また、SIPサーバが輻輳状態になったときに行う加入者情報の移動に加入者情報登録コマンドを使用することにより、加入者情報そのものを移動させる場合よりもSIPサーバ間の通信量を減らすことができる効果がある。
また、SIPサーバが輻輳状態になったときに行う加入者情報の移動に呼制御を行う通信部とは別の通信部を使うことにより、SIPサーバが輻輳状態であっても確実に加入者情報を移動できる効果がある。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
〔1. 本発明の概要〕
図16は、本発明の概要を示す図である。本発明のSIPを使ったIP電話のシステムは、呼制御装置である第一SIPサーバ1601と第二SIPサーバ1602、SIP端末装置1620、1621が接続されたネットワーク1630と、第一SIPサーバ1601と第二SIPサーバ1602、第三SIPサーバ1603、第四SIPサーバ1604が接続されたネットワーク1631で構成される。ネットワーク1630とネットワーク1631を別々のものとして記載しているが一つのネットワークであっても良い。以下に、本発明に関わるSIPサーバとSIP端末装置の動作を簡単に説明する。ネットワーク内にあるSIPサーバは、輻輳状態にも非輻輳状態にもなり得るものである。以下は、輻輳状態になったSIPサーバから見た本発明の概要説明である。
図16は、本発明の概要を示す図である。本発明のSIPを使ったIP電話のシステムは、呼制御装置である第一SIPサーバ1601と第二SIPサーバ1602、SIP端末装置1620、1621が接続されたネットワーク1630と、第一SIPサーバ1601と第二SIPサーバ1602、第三SIPサーバ1603、第四SIPサーバ1604が接続されたネットワーク1631で構成される。ネットワーク1630とネットワーク1631を別々のものとして記載しているが一つのネットワークであっても良い。以下に、本発明に関わるSIPサーバとSIP端末装置の動作を簡単に説明する。ネットワーク内にあるSIPサーバは、輻輳状態にも非輻輳状態にもなり得るものである。以下は、輻輳状態になったSIPサーバから見た本発明の概要説明である。
(1)IP電話の発信端末装置となるSIP端末装置1620は、発呼のためのSIPリクエストをSIPリクエストの送信先として登録されている第一SIPサーバ1601に送信する。
(2)(1)で送信されたSIPリクエストを受信した第一SIPサーバ1601は、呼の輻輳情報を格納している輻輳DB131から輻輳情報を読み出す。そして、その輻輳情報が予め定めたしきい値を超過しているどうかの判定を行う。その判定の結果、呼の輻輳状態が予め定めたしきい値を超過している場合、第一SIPサーバ1601は輻輳状態の呼制御装置である輻輳状態呼制御装置となる。また、しきい値を超過していない場合、第一SIPサーバ1601は非輻輳状態の呼制御装置である非輻輳状態呼制御装置となる。輻輳状態の呼制御装置となった第一SIPサーバ1601は、第二SIPサーバ1602の輻輳DB132、第三SIPサーバ1603の輻輳DB133、第四SIPサーバ1604の輻輳DB134から輻輳情報を読み出す。そして、第一SIPサーバ1601は、読み出したそれぞれの輻輳情報と予め定めた条件に基づいて輻輳状態でないSIPサーバを選定する。ここでは第二SIPサーバ1602が選定されたものとする。第二SIPサーバ1602は、非輻輳状態の呼制御装置である非輻輳状態呼制御装置となる。
(3)(2)で輻輳状態でない第二SIPサーバ1620を選定した第一SIPサーバ1601は、加入者DB171に格納されている(1)で受信したSIPリクエストに対応する呼の接続を制御するための接続情報である加入者情報をSIPサーバ2(1602)に移動する。加入者DB172は第一SIPサーバ1601から移動した加入者情報を格納するDBを示している。
(4)(3)で加入者情報を第二SIPサーバに移動した第一SIPサーバ1601は、発呼のためのSIPリクエストの送信先が第二SIPサーバ1602に変わったこと示すSIPレスポンスを(1)でSIPリクエストを送信したSIP端末装置1620に送信する。このSIPレスポンスは、第二SIPサーバ1602の呼接続装置識別情報であるIPアドレス又は通信相手を区別するための情報であるSIP−URIを含むものである。
(5)(4)でSIPレスポンスを受信したSIP端末装置1620は、(1)と同等の発呼のためのSIPリクエストを生成する。そして、そのSIPリクエストを第二SIPサーバ1602に送信する。
(6)(5)でSIPリクエストを受信した第二SIPサーバ1602は、受信したSIPリクエストと同等のものを着信端末装置となるSIP端末装置1621に中継する。
(7)(6)でSIPリクエストを受信した着信端末装置であるSIP端末装置1621は、このSIPリクエストに対応する呼出のSIPレスポンスと、応答のSIPレスポンスを第二SIPサーバ1602に送信する。そして、第二SIPサーバ1602は、受信した呼出のSIPレスポンスと、応答のSIPレスポンスを発信側のSIP端末装置1620に中継する。その後、発信端末装置であるSIP端末装置1620と着信端末装置であるSIP端末装置1621は、第二SIPサーバ1602を経由せずにRTPを使って音声を伝達する。
上記の(2)から(5)までの動作に関わる部分が本発明である。以下で本発明を詳細に説明する。
〔1.1 SIPサーバのハードウェア構成図〕
図1のSIPサーバ1は、図16の第一SIPサーバ1601と第二SIPサーバ1602、第三SIPサーバ1603、第四SIPサーバ1604と同様なものである。SIPサーバ1は、記憶部3とバス19、CPU21(以下、CPUはCentralProcessing Unitの略称として扱う)、呼制御通信部23、保守運用通信部25で構成される。記憶部3は呼制御プログラム5とSIP端末装置DB11(以下、DBはDataBaseの略称として扱う)、輻輳DB13、関連SIPサーバDB15、加入者DB17を記憶するものである。バス19は、記憶部5とCPU21、呼制御通信部23、保守運用通信部の間で情報を交換するためのバスである。CPU21は、図8で説明するSIPサーバ1の動作を制御する呼制御プログラム5を実行するものである。呼処理通信部23は、図6で説明するSIP端末30及び関連するSIPサーバ1との間の呼制御に関する通信をするものである。保守運用通信部25は、関連するSIPサーバ1との間で呼の輻輳状態の問い合わせや加入者情報の移動に関する通信をするものである。
図1のSIPサーバ1は、図16の第一SIPサーバ1601と第二SIPサーバ1602、第三SIPサーバ1603、第四SIPサーバ1604と同様なものである。SIPサーバ1は、記憶部3とバス19、CPU21(以下、CPUはCentralProcessing Unitの略称として扱う)、呼制御通信部23、保守運用通信部25で構成される。記憶部3は呼制御プログラム5とSIP端末装置DB11(以下、DBはDataBaseの略称として扱う)、輻輳DB13、関連SIPサーバDB15、加入者DB17を記憶するものである。バス19は、記憶部5とCPU21、呼制御通信部23、保守運用通信部の間で情報を交換するためのバスである。CPU21は、図8で説明するSIPサーバ1の動作を制御する呼制御プログラム5を実行するものである。呼処理通信部23は、図6で説明するSIP端末30及び関連するSIPサーバ1との間の呼制御に関する通信をするものである。保守運用通信部25は、関連するSIPサーバ1との間で呼の輻輳状態の問い合わせや加入者情報の移動に関する通信をするものである。
〔1.2 SIP端末装置DBの構成図〕
図2は、SIPサーバ1が呼接続の対象として登録しているSIP端末装置の情報を記憶したSIP端末装置DB11を示している。このSIP端末装置装置の情報は、SIP端末装置からの登録要求のSIPリクエストを受信したときにSIPサーバ1が設定するものである。SIP端末装置DB11の要素は、SIP端末装置名1101とIPアドレス1105、SIP−URI1107である。SIP端末装置名は、SIPサーバ1が通信先となるSIP端末装置を区別するための情報である。IPアドレス1105は、SIPサーバ1がパケットの送信先として使用する情報である。SIP−URI1107は、SIPサーバ1が通信相手となるSIP端末装置を区別するため情報である。URIとは、Uniform Resource Identifierといわれるインターネット上に存在する情報資源の場所を指し示す記述方式の略称である。
図2は、SIPサーバ1が呼接続の対象として登録しているSIP端末装置の情報を記憶したSIP端末装置DB11を示している。このSIP端末装置装置の情報は、SIP端末装置からの登録要求のSIPリクエストを受信したときにSIPサーバ1が設定するものである。SIP端末装置DB11の要素は、SIP端末装置名1101とIPアドレス1105、SIP−URI1107である。SIP端末装置名は、SIPサーバ1が通信先となるSIP端末装置を区別するための情報である。IPアドレス1105は、SIPサーバ1がパケットの送信先として使用する情報である。SIP−URI1107は、SIPサーバ1が通信相手となるSIP端末装置を区別するため情報である。URIとは、Uniform Resource Identifierといわれるインターネット上に存在する情報資源の場所を指し示す記述方式の略称である。
〔1.3 輻輳DBの構成図〕
図3は、図16の輻輳DB131と輻輳DB132、輻輳DB133、輻輳DB134と同様のものであり、SIPサーバ1の呼の輻輳状態を記憶した輻輳DB13を示している。輻輳DB13は、SIPサーバ1が新たな呼の接続を制御できるかどうかを判別するために使用するものである。ここでいう呼の輻輳状態とは、呼の接続の集中やSIPサーバ1が保持する各DBのバックアップ処理、照合処理によりCPU21が占有され、CPU21が新たな呼の接続を制御できない状態を指す。CPU21が占有される主な要因は、呼の接続の集中であり、CPU21の占有と呼の接続の集中度合いは比例関係にあるといえる。このため、本実施例では、CPU21の占有状態を示すCPU使用率1303とCPU使用率1303を収集した時刻1301を輻輳DB13に格納している。CPU使用率1303は、SIPサーバ1が備えているシステム状態収集コマンドを使って収集した情報を格納したものである。CPU使用率1303の収集時刻1301は、SIPサーバ1の管理者が任意に設定したCPU使用率1303を収集した時刻を格納したものである。また、輻輳DB13は、CPU使用率1303を読み出すための識別情報であるObject Idenfifier(以下、OIDと呼ぶ)と紐付けられており、関連SIPサーバはこのOIDを使ってCPU使用率1303の読み出しを行う。また、本実施例ではCPU使用率80%は、SIPサーバ1が呼制御通信部23を介して一秒間に10個以上の発呼を受付けた場合で、CPU21が保守運用通信25を介した通信は制御できるが、呼制御通信部23を介した新たな呼の接続を制御できない状態を意味する輻輳しきい値1305として定義する。また、CPU使用率60%は、SIPサーバ1が呼制御通信部23を介して一秒間に6個以上の発呼を受付けた場合で、CPU21が保守運用通信部25を介した通信を制御でき、呼制御通信部23を介した新たな呼の接続も制御できる状態であり、輻輳呼制御から通常呼制御へ復帰できる状態であることを意味する通常呼制御しきい値1307として定義する。
図3は、図16の輻輳DB131と輻輳DB132、輻輳DB133、輻輳DB134と同様のものであり、SIPサーバ1の呼の輻輳状態を記憶した輻輳DB13を示している。輻輳DB13は、SIPサーバ1が新たな呼の接続を制御できるかどうかを判別するために使用するものである。ここでいう呼の輻輳状態とは、呼の接続の集中やSIPサーバ1が保持する各DBのバックアップ処理、照合処理によりCPU21が占有され、CPU21が新たな呼の接続を制御できない状態を指す。CPU21が占有される主な要因は、呼の接続の集中であり、CPU21の占有と呼の接続の集中度合いは比例関係にあるといえる。このため、本実施例では、CPU21の占有状態を示すCPU使用率1303とCPU使用率1303を収集した時刻1301を輻輳DB13に格納している。CPU使用率1303は、SIPサーバ1が備えているシステム状態収集コマンドを使って収集した情報を格納したものである。CPU使用率1303の収集時刻1301は、SIPサーバ1の管理者が任意に設定したCPU使用率1303を収集した時刻を格納したものである。また、輻輳DB13は、CPU使用率1303を読み出すための識別情報であるObject Idenfifier(以下、OIDと呼ぶ)と紐付けられており、関連SIPサーバはこのOIDを使ってCPU使用率1303の読み出しを行う。また、本実施例ではCPU使用率80%は、SIPサーバ1が呼制御通信部23を介して一秒間に10個以上の発呼を受付けた場合で、CPU21が保守運用通信25を介した通信は制御できるが、呼制御通信部23を介した新たな呼の接続を制御できない状態を意味する輻輳しきい値1305として定義する。また、CPU使用率60%は、SIPサーバ1が呼制御通信部23を介して一秒間に6個以上の発呼を受付けた場合で、CPU21が保守運用通信部25を介した通信を制御でき、呼制御通信部23を介した新たな呼の接続も制御できる状態であり、輻輳呼制御から通常呼制御へ復帰できる状態であることを意味する通常呼制御しきい値1307として定義する。
〔1.4 関連SIPサーバDBの構成図〕
図4は、図16の輻輳DB131と輻輳DB132、輻輳DB133、輻輳DB134と同様のものであり、SIPサーバ1が関連するSIPサーバの輻輳情報を取得するための情報を記憶した他SIPサーバDB15を示している。関連SIPサーバDB15の要素は、SIPサーバ名1501とIPアドレス1503とSIP−URI1505、CPU使用率1507である。SIPサーバ名は、SIPサーバ1が通信相手となる関連SIPサーバを区別するための情報である。IPアドレス1503は、SIPサーバ1がパケット送信先として使用する情報である。SIP−URI1505は、SIPサーバ1が通信相手となる関連SIPサーバを区別するため情報である。CPU使用率1507は、各関連SIPサーバのCPU使用率を示す情報である。CPU使用率1507は、CPU使用率1303と同等のものである。SIPサーバ名1501とIPアドレス1503、SIP−URI1505は、SIPサーバ1の管理者が任意に設定するものである。CPU使用率1507は、SIPサーバ1の管理者が任意に設定した契機で関連SIPサーバのCPU使用率1303を読み出し格納したものである。
図4は、図16の輻輳DB131と輻輳DB132、輻輳DB133、輻輳DB134と同様のものであり、SIPサーバ1が関連するSIPサーバの輻輳情報を取得するための情報を記憶した他SIPサーバDB15を示している。関連SIPサーバDB15の要素は、SIPサーバ名1501とIPアドレス1503とSIP−URI1505、CPU使用率1507である。SIPサーバ名は、SIPサーバ1が通信相手となる関連SIPサーバを区別するための情報である。IPアドレス1503は、SIPサーバ1がパケット送信先として使用する情報である。SIP−URI1505は、SIPサーバ1が通信相手となる関連SIPサーバを区別するため情報である。CPU使用率1507は、各関連SIPサーバのCPU使用率を示す情報である。CPU使用率1507は、CPU使用率1303と同等のものである。SIPサーバ名1501とIPアドレス1503、SIP−URI1505は、SIPサーバ1の管理者が任意に設定するものである。CPU使用率1507は、SIPサーバ1の管理者が任意に設定した契機で関連SIPサーバのCPU使用率1303を読み出し格納したものである。
〔1.5 加入者DBの構成図〕
図5は、図16の加入者DB171と加入者DB172と同様のものであり、SIPサーバ1が呼接続の対象として登録しているSIP端末装置から受信した呼接続要求を処理するために使用する情報である加入者情報を記憶した加入者DB17を示している。加入者DB17の要素は、契約者情報1700と利用者情報1720、位置情報1740、認証情報1760である。契約者情報1700の要素は、契約者ID1701と契約者名1703である。契約者ID1703は、SIPサーバ1が契約者名を使わずに契約者を区別するための情報である。契約者名1701は、SIPサーバ1が呼接続サービスに契約している人の名称を確認するために使用する情報である。利用者情報1720の要素は、電話番号1721とSIP−URI1723、契約者ID1725、付加サービス情報1725である。電話番号1721は、SIPサーバ1が呼接続サービス中の契約者を区別するために使用する情報である。SIP−URI1723は、SIPサーバ1が通信相手となるSIP端末装置を区別するため使用する情報である。また、SIP−URI1723は、SIPサーバ1が呼接続サービス中の契約者を区別するために使用する。SIP−URI1723の@の前を電話番号1721と同じものを設定することで電話番号1721と同様に使用することができる。付加サービス情報1725は、SIPサーバ1が加入者の契約している付加サービスに関する情報を操作するための使用する情報である。付加サービスに関する情報として例えば発信者番号通知の契約有無がある。位置情報1740の要素は、電話番号1741と契約者ID1742、SIP−URI1743、ポート番号1745である。電話番号1741と契約者ID1742、SIP−URI1743は、電話番号1721と契約者ID1724、SIP−URI1723と同様のものである。ポート番号1745は、SIPサーバ1がパケット送信先として使用するIPアドレスの下に設けられたサブアドレスを示す情報である。認証情報1760の要素は、電話番号1761とSIP−URI1763、契約者ID1764、利用者ID1765、パスワード1767である。電話番号1761とSIP−URI1763、契約者ID1764は、電話番号1721とSIP−URI1723、契約者ID1724と同様のものである。利用者ID1765は、SIPサーバ1が認証の必要なサービスの利用者を確認するために使用する情報である。パスワード1767は、SIPサーバ1が認証の必要なサービスの使用許可を判断するために使用する情報である。
図5は、図16の加入者DB171と加入者DB172と同様のものであり、SIPサーバ1が呼接続の対象として登録しているSIP端末装置から受信した呼接続要求を処理するために使用する情報である加入者情報を記憶した加入者DB17を示している。加入者DB17の要素は、契約者情報1700と利用者情報1720、位置情報1740、認証情報1760である。契約者情報1700の要素は、契約者ID1701と契約者名1703である。契約者ID1703は、SIPサーバ1が契約者名を使わずに契約者を区別するための情報である。契約者名1701は、SIPサーバ1が呼接続サービスに契約している人の名称を確認するために使用する情報である。利用者情報1720の要素は、電話番号1721とSIP−URI1723、契約者ID1725、付加サービス情報1725である。電話番号1721は、SIPサーバ1が呼接続サービス中の契約者を区別するために使用する情報である。SIP−URI1723は、SIPサーバ1が通信相手となるSIP端末装置を区別するため使用する情報である。また、SIP−URI1723は、SIPサーバ1が呼接続サービス中の契約者を区別するために使用する。SIP−URI1723の@の前を電話番号1721と同じものを設定することで電話番号1721と同様に使用することができる。付加サービス情報1725は、SIPサーバ1が加入者の契約している付加サービスに関する情報を操作するための使用する情報である。付加サービスに関する情報として例えば発信者番号通知の契約有無がある。位置情報1740の要素は、電話番号1741と契約者ID1742、SIP−URI1743、ポート番号1745である。電話番号1741と契約者ID1742、SIP−URI1743は、電話番号1721と契約者ID1724、SIP−URI1723と同様のものである。ポート番号1745は、SIPサーバ1がパケット送信先として使用するIPアドレスの下に設けられたサブアドレスを示す情報である。認証情報1760の要素は、電話番号1761とSIP−URI1763、契約者ID1764、利用者ID1765、パスワード1767である。電話番号1761とSIP−URI1763、契約者ID1764は、電話番号1721とSIP−URI1723、契約者ID1724と同様のものである。利用者ID1765は、SIPサーバ1が認証の必要なサービスの利用者を確認するために使用する情報である。パスワード1767は、SIPサーバ1が認証の必要なサービスの使用許可を判断するために使用する情報である。
加入者DB17の要素は、SIPサーバ1が備えるシステム加入者情報登録コマンドを使って基本的に管理者が事前に設定するものである。但し、IP電話を提供する電話会社がその設定権限を契約者に一部開放したときは、付加サービス情報1725や利用者ID、パスワード1767などをSIP端末装置30からも設定することが可能である。
〔2. SIP端末装置のハードウェア構成図〕
図6のSIP端末装置30は、図16のSIP端末装置1620とSIP端末装置1621と同様なものである。SIP端末装置30は、記憶部31とCPU39、バス37、呼制御通信部41、ディスプレイ43、キー45で構成される。記憶部31は呼制御プログラム33とSIPサーバDB35を記憶するものである。バス37は記憶部31とCPU39、呼制御通信部41、ディスプレイ43、キー45の間で情報を交換するためのバスである。CPU39は、図8で説明するSIP端末装置30の動作を制御する呼制御プログラム33を実行するものである。呼処理通信部23は先に説明したSIPサーバ1との間の呼制御に関する通信をするものである。ディスプレイ43はIP電話に関する操作の結果を表示するものである。キー45はIP電話に関する入力を行うためのものである。
図6のSIP端末装置30は、図16のSIP端末装置1620とSIP端末装置1621と同様なものである。SIP端末装置30は、記憶部31とCPU39、バス37、呼制御通信部41、ディスプレイ43、キー45で構成される。記憶部31は呼制御プログラム33とSIPサーバDB35を記憶するものである。バス37は記憶部31とCPU39、呼制御通信部41、ディスプレイ43、キー45の間で情報を交換するためのバスである。CPU39は、図8で説明するSIP端末装置30の動作を制御する呼制御プログラム33を実行するものである。呼処理通信部23は先に説明したSIPサーバ1との間の呼制御に関する通信をするものである。ディスプレイ43はIP電話に関する操作の結果を表示するものである。キー45はIP電話に関する入力を行うためのものである。
〔2.1 SIPサーバDBの構成図〕
図7は、SIP端末装置30が呼接続の対象として登録しているSIPサーバ1の情報を記憶したSIPサーバDB35を示している。このSIPサーバDB35の情報は、利用者が事前に設定するものである。SIPサーバDB35の要素は、SIPサーバ名3501とIPアドレス3503、SIP−URI3505である。SIPサーバ名3501は、SIP端末装置30が通信先となるSIPサーバ1を区別するための情報である。IPアドレス1105は、SIP端末装置30がパケットの送信先として使用する情報である。SIP−URI1107は、SIP端末装置30が通信相手となるSIPサーバ1を区別するため情報である。
図7は、SIP端末装置30が呼接続の対象として登録しているSIPサーバ1の情報を記憶したSIPサーバDB35を示している。このSIPサーバDB35の情報は、利用者が事前に設定するものである。SIPサーバDB35の要素は、SIPサーバ名3501とIPアドレス3503、SIP−URI3505である。SIPサーバ名3501は、SIP端末装置30が通信先となるSIPサーバ1を区別するための情報である。IPアドレス1105は、SIP端末装置30がパケットの送信先として使用する情報である。SIP−URI1107は、SIP端末装置30が通信相手となるSIPサーバ1を区別するため情報である。
〔3.本発明のシーケンス図〕
ここで、図16で概要を説明した本発明を図1と図3、図6、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15を使って詳細に説明する。
ここで、図16で概要を説明した本発明を図1と図3、図6、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15を使って詳細に説明する。
図8は、本発明のシーケンス図を示したものであるため、この図8を中心に説明を進める。また、図8のシーケンスは、SIPサーバ1のCPU21が実行した呼制御プログラム5(以下、P5と呼ぶ)と、SIP端末装置30のCPU39が実行した呼制御プログラム33(以下、P33と呼ぶ)により実現される。
〔3.1 SIPリクエストの受信〕
ここでは、SIPサーバ1がSIP端末装置30から受信した呼接続要求を行うためのSIPリクエストについて説明する。図8のS801において、P5はSIP端末装置30からの呼接続要求を行うためのSIPリクエストを含むパケットを呼制御通信部23経由で受信する。
ここでは、SIPサーバ1がSIP端末装置30から受信した呼接続要求を行うためのSIPリクエストについて説明する。図8のS801において、P5はSIP端末装置30からの呼接続要求を行うためのSIPリクエストを含むパケットを呼制御通信部23経由で受信する。
図9は、呼接続要求を行うためのSIPリクエストの構成を示している。SIPリクエストの要素は、開始行2300とヘッダ部2320、空行2340、ボディ部2360である。開始行2300の中身は、SIPリクエスト種別を示すメソッド名2301とSIPリクエストの宛先を示すRequest−URI2303、SIPのバージョン2305である。メソッド名2301には、呼の接続要求を意味する「INVITE」が設定されている。Request−URI2303には、SIPサーバ1のSIP−URIである「sip:ip1・・・」が設定されている。SIPのバージョン2305には、常に「SIP/2.0」が設定されている。これは、SIP検討の非常に初期段階における提案で採用されていたもので、実質的に考慮する必要がないためである。ヘッダ部2320の中身には複数の要素が存在する。しかし、本発明に関するヘッダ部2320の要素は、ToヘッダとFromヘッダである。Toヘッダの要素は、ヘッダ種別を特定するための情報2321とSIPリクエストの送信先を示すSIP−URI2323である。ヘッダ種別を特定するための情報2321には、「To」(:は区切り記号)が設定されている。SIPリクエストの送信先を示すSIP−URI2323には、「sip:071234567・・・」が設定されている。(SIP−URI前後の文字や記号は修飾情報)Fromヘッダの要素は、ヘッダ種別を特定するための情報2325とSIPリクエストの送信元を示すSIP−URI2337である。ヘッダ種別を特定するための情報2325には、「From」(:は区切り記号)が設定されている。SIPリクエストの送信元を示すSIP−URI2337には、「sip:0441234567・・・」が設定されている。(SIP−URI前後の文字や記号は修飾情報)空行2340はヘッダ部とボディ部を区切るためのものである。ボディ部2360の中身は、SIP以外で定義された情報が記載されている。
〔3.2 輻輳状態の判定〕
ここでは、SIPサーバ1が新たな呼の接続を制御できるかどうかを判別するために行う輻輳状態の判定処理について説明する。図8のS803において、P5は輻輳DB13中のCPU使用率1301の読み出しを行う。CPU使用率1301は、SIPサーバ1が備えているシステム状態収集コマンドを使って予め輻輳DB13に格納しておいたものである。
ここでは、SIPサーバ1が新たな呼の接続を制御できるかどうかを判別するために行う輻輳状態の判定処理について説明する。図8のS803において、P5は輻輳DB13中のCPU使用率1301の読み出しを行う。CPU使用率1301は、SIPサーバ1が備えているシステム状態収集コマンドを使って予め輻輳DB13に格納しておいたものである。
S805において、P5はS803で読み出したCPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えている図3で示したCPU使用率の輻輳しきい値1305を超過して輻輳状態になったかどうかを判定する。
〔3.3 他SIPサーバの輻輳状態の読出〕
ここでは、SIPサーバ1が以下で説明する加入者情報の移動先を選定するための情報として使用する他SIPサーバの輻輳状態を読み出す処理について説明する。図8のS805の判定の結果、CPU使用率1301が輻輳しきい値1305を超過していない場合、S806において、P5は通常呼制御が可能かどうかの判定を行う。この判定はCPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えている図3で示したCPU使用率の通常呼制御しきい値1307を超過しているかどうかを判定する。S806の判定の結果、CPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えているCPU使用率の通常呼制御しきい値1307を超過していなかった場合、S807において、通常の呼制御を行う。CPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えているCPU使用率の通常呼制御しきい値1307を超過していた場合、S809の処理を行う。S805の判定の結果、CPU使用率1301が輻輳しきい値1305を超過していた場合、S809において、P5は関連SIPサーバDB15中からIPアドレス1503を読み出す。
ここでは、SIPサーバ1が以下で説明する加入者情報の移動先を選定するための情報として使用する他SIPサーバの輻輳状態を読み出す処理について説明する。図8のS805の判定の結果、CPU使用率1301が輻輳しきい値1305を超過していない場合、S806において、P5は通常呼制御が可能かどうかの判定を行う。この判定はCPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えている図3で示したCPU使用率の通常呼制御しきい値1307を超過しているかどうかを判定する。S806の判定の結果、CPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えているCPU使用率の通常呼制御しきい値1307を超過していなかった場合、S807において、通常の呼制御を行う。CPU使用率1301が、SIPサーバ1が備えているCPU使用率の通常呼制御しきい値1307を超過していた場合、S809の処理を行う。S805の判定の結果、CPU使用率1301が輻輳しきい値1305を超過していた場合、S809において、P5は関連SIPサーバDB15中からIPアドレス1503を読み出す。
図8のS811において、P5はS809で読み出したIPアドレス1503とSIPサーバ1が保持している関連SIPサーバのCPU使用率を読み出すための識別情報であるOIDを使って他のSIPサーバ1が持っているCPU使用率を読み出す。この読み出しは、保守運用通信部25を経由して行う。また、この読み出しにはRFC 768で規定されているUser DatagramProtocol(以下、UDPと呼ぶ)とRFC 1157などで規定されているSIMPLE Network Management Protocol(以下、SNMPと呼ぶ)を使う。二つのプロトコルの使い方は、UDPのデータフィールドにSNMPを適用するものである。次にP5は、上記のPDUを含むパケットを生成する。そして、そのパケットを関連SIPサーバのIPアドレス1503で特定される関連するSIPサーバ1に送信する。その後、関連するSIPサーバ1からCPU使用率を含むパケットを受信する。S811の処理は、関連SIPサーバDB15中の関連SIPサーバIPアドレスの数の範囲内で1回以上行う。
図10は、SIPサーバ1が関連SIPサーバのCPU使用率を読み出すときに使うUDPの構成図である。UDPの要素は、発信元ポート番号2201と宛先ポート番号2203、UDPデータ長2205、UDPチェックサム2207、PDU Type2390とVariable Bindings2391である。PDU Type2390とVariable Bindings2391は、UDPのデータフィールド内の情報である。発信元ポート番号2201には、このパケットを送信する側のポート番号を設定する。宛先ポート番号2203には、このパケットを受信する側のポート番号を設定する。UDPデータ長2205には、データフィールドの長さを設定する。UDPチェックサム2207には、誤りを検査するための情報を設定する。PDU Type2390には、情報取得を意味する「GetRequest」を設定する。Variable Bindings2391には、OIDを設定する。
S813において、他のSIPサーバ1のP5は、受信したパケット中のOIDを使って輻輳DB13中のCPU使用率1303を読み出す。そして、読み出したCPU使用率1301をCPU使用率の読み出し要求元に送信する。この送信にもUDPを使う。
図11は、関連SIPサーバがSIPサーバ1にCPU使用率を送信するときに使うUDPの構成図である。UDPの要素は、発信元ポート番号2211と宛先ポート番号2213、UDPデータ長2215、UDPチェックサム2217、PDU Type2393とVariable Bindings2397である。PDU Type2393とVariable Bindings2397は、UDPのデータフィールド内の情報である。発信元ポート番号2211には、このパケットを送信する側のポート番号を設定する。宛先ポート番号2213には、このパケットを受信する側のポート番号を設定する。UDPデータ長2215には、データフィールドの長さを設定する。UDPチェックサム2217には、誤りを検査するための情報を設定する。PDU Type2393には、情報取得の応答を意味する「GetResponse」を設定する。Variable Bindings2397には、CPU使用率1303を設定する。
〔3.4 他SIPサーバの選定〕
ここでは、SIPサーバ1が以下に説明する加入者情報の移動先となる他SIPサーバを選定する処理について説明する。図8のS815において、P5はS811で受信したCPU使用率1301の中からS801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報を移動して呼制御を行うための他SIPサーバを選定する。その選定方法としては、CPU使用率の一番低いものを選定する方法や、SIPサーバ1が備えているCPU使用率の輻輳しきい値1305を超過していないものの中から順次またはランダムに選定する方法などがある。
ここでは、SIPサーバ1が以下に説明する加入者情報の移動先となる他SIPサーバを選定する処理について説明する。図8のS815において、P5はS811で受信したCPU使用率1301の中からS801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報を移動して呼制御を行うための他SIPサーバを選定する。その選定方法としては、CPU使用率の一番低いものを選定する方法や、SIPサーバ1が備えているCPU使用率の輻輳しきい値1305を超過していないものの中から順次またはランダムに選定する方法などがある。
〔3.5 加入者情報の移動〕
ここでは、SIPサーバ1がS801で受信したSIPリクエストに対応する呼を接続するために必要となる加入者情報を3.4で選定した他SIPサーバに移動する処理について説明する。図8のS817において、P5はS815で選定したSIPサーバ1にS801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報を移動する。この移動に関する処理は、保守運用通信部25を経由して行う。また、この移動に関する処理には、UDPを使う。UDPのデータフィールドにS801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報をS815で選定した他SIPサーバに登録するための加入者情報登録コマンドを設定する。P5は上記のPDUを含むパケットを生成する。そして、そのパケットをS815で選定したSIPサーバ1に送信する。その後、選定したSIPサーバ1から加入者情報登録コマンドの実行結果を含むパケットを受信する。そして、加入者情報登録コマンドの実行結果が、正常であったとき、S801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報を削除する。
ここでは、SIPサーバ1がS801で受信したSIPリクエストに対応する呼を接続するために必要となる加入者情報を3.4で選定した他SIPサーバに移動する処理について説明する。図8のS817において、P5はS815で選定したSIPサーバ1にS801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報を移動する。この移動に関する処理は、保守運用通信部25を経由して行う。また、この移動に関する処理には、UDPを使う。UDPのデータフィールドにS801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報をS815で選定した他SIPサーバに登録するための加入者情報登録コマンドを設定する。P5は上記のPDUを含むパケットを生成する。そして、そのパケットをS815で選定したSIPサーバ1に送信する。その後、選定したSIPサーバ1から加入者情報登録コマンドの実行結果を含むパケットを受信する。そして、加入者情報登録コマンドの実行結果が、正常であったとき、S801で受信したSIPリクエストに対応する加入者DB17中の情報を削除する。
図12は、加入者情報登録コマンドを設定したUDPの構成図である。UDPの要素は、発信元ポート番号2221と宛先ポート番号2223、UDPデータ長2225、UDPチェックサム2227、加入者情報登録コマンド2401である。発信元ポート番号2201には、このパケットを送信する側のポート番号を設定する。宛先ポート番号2203には、このパケットを受信する側のポート番号を設定する。UDPデータ長2205には、データフィールドの長さを設定する。UDPチェックサム2207には、誤りを検査するための情報を設定する。UDPのデータフィールド2410には、加入者情報登録コマンドを設定する。
図8のS819において、選定されたSIPサーバ1のP5は、受信した加入者情報登録コマンドを実行する。加入者情報登録コマンドは、S801で受信したSIPリクエストに対応する呼を接続するための情報を加入者DB17に登録するものである。そして、加入者情報登録コマンドの実行結果を加入者情報登録コマンドの実行要求元に送信する。UDPのデータフィールドに加入者情報登録コマンドのレスポンスを設定する。
図13は、加入者情報登録コマンドSIPレスポンスを設定したUDPの構成図である。UDPの要素は、発信元ポート番号2231と宛先ポート番号2233、UDPデータ長2235、UDPチェックサム2237、UDPデータフィールド2403である。発信元ポート番号2231には、このパケットを送信する側のポート番号を設定する。宛先ポート番号2233には、このパケットを受信する側のポート番号を設定する。UDPデータ長2235には、データフィールドの長さを設定する。UDPチェックサム2237には、誤りを検査するための情報を設定する。UDPのデータフィールド2403には、加入者情報登録コマンドレスポンスを設定する。
〔3.6 SIPレスポンス生成・送信〕
ここでは、SIPサーバ1がSIP端末装置30に呼接続要求を行うためのSIPリクエストの送信先が変わったことを通知する処理について説明する。図8のS817が正常に処理されたとき、S821において、P5はS801で受信したSIPリクエストに対応するSIPレスポンスを生成する。そのSIPレスポンスに設定する情報は、図14、図15に示す通りである。そして、P5は図14のSIPレスポンスと図15のUDPを含むパケットを生成する。そして、そのパケットを図14のViaヘッダ中のSIPレスポンスを受け取るためのアドレス2525で特定されるIPアドレスに送信する。このパケットは呼制御通信部23経由でSIP端末装置30に送信される。輻輳状態において、このSIPレスポンスが送信できるのは、SIPサーバ1がSIP端末30及び他SIPサーバ1間の通信を最優先で処理し、輻輳状態においてもCPU21がこの通信を制御できる仕様となっているためである。
ここでは、SIPサーバ1がSIP端末装置30に呼接続要求を行うためのSIPリクエストの送信先が変わったことを通知する処理について説明する。図8のS817が正常に処理されたとき、S821において、P5はS801で受信したSIPリクエストに対応するSIPレスポンスを生成する。そのSIPレスポンスに設定する情報は、図14、図15に示す通りである。そして、P5は図14のSIPレスポンスと図15のUDPを含むパケットを生成する。そして、そのパケットを図14のViaヘッダ中のSIPレスポンスを受け取るためのアドレス2525で特定されるIPアドレスに送信する。このパケットは呼制御通信部23経由でSIP端末装置30に送信される。輻輳状態において、このSIPレスポンスが送信できるのは、SIPサーバ1がSIP端末30及び他SIPサーバ1間の通信を最優先で処理し、輻輳状態においてもCPU21がこの通信を制御できる仕様となっているためである。
図14は、SIPレスポンスの構成を示したものである。SIPレスポンスの要素は、開始行2500とヘッダ部2520、空行2540、ボディ部2560である。開始行2500の中身は、SIPのバージョンとステータスコード、リーズンフレーズである。SIPのバージョン2501には、常に「SIP/2.0」を設定する。これは3.1 SIPリクエストの受信のところで説明した理由によるものである。SIPレスポンスの種別を示すステータスコード2503には、SIPサーバ1が過負荷状態であるためにSIPリクエストが正常に処理できないことを意味する「503」を設定する。リーズンフレーズ2505には、SIPサーバ1が過負荷状態であるためにSIPリクエストが正常に処理できないことを意味する「Service Unavailable」を設定する。ヘッダ部2520の中身には複数の要素が存在する。しかし、本発明に関するヘッダ部2520の要素は、Viaヘッダである。Viaヘッダの要素は、ヘッダ種別を特定するための情報2521と利用するトランスポートレイヤのプロトコル2523、SIPレスポンスと受け取るためのアドレス2525である。ヘッダ種別を特定するための情報2521には、「Via」(:は区切り記号。)を設定する。トランスポートレイヤのプロトコル2523には、「SIP/2.0/UDP」を設定する。SIPレスポンスと受け取るためのアドレス2525には、「sip:071234567・・・」を設定する。
空行2540はヘッダ部2520とボディ部2560を区切るためのものである。ボディ部2560の中身は、SIP以外で定義された情報が記載されている。空行2540はヘッダ部とボディ部を区切るためのものである。ボディ部2560の中身は、SIP以外で定義された情報が記載されている。
空行2540はヘッダ部2520とボディ部2560を区切るためのものである。ボディ部2560の中身は、SIP以外で定義された情報が記載されている。空行2540はヘッダ部とボディ部を区切るためのものである。ボディ部2560の中身は、SIP以外で定義された情報が記載されている。
また、UDPのデータフィールドにS815で選定した他SIPサーバ1のIPアドレス2590とSIP−URI2591を設定する。
図15は他SIPサーバ1のIPアドレス2590とSIP−URI2591を設定したUDPの構成図である。UDPの要素は、発信元ポート番号2241と宛先ポート番号2243、UDPデータ長2245、UDPチェックサム2247、UDPデータフィード2590と2591である。発信元ポート番号2241には、このパケットを送信する側のポート番号を設定する。宛先ポート番号2243には、このパケットを受信する側のポート番号を設定する。UDPデータ長2245には、データフィールドの長さを設定する。UDPチェックサム2247には、誤りを検査するための情報を設定する。UDPデータフィールド2590には、他SIPサーバ1のIPアドレスを設定する。UDPデータフィールド2591には、他SIPサーバ1のSIP−URIを設定する。
〔3.7 SIPリクエスト生成・送信〕
ここでは、SIP端末装置30が新たな呼接続要求を行うためのSIPリクエストを新たな送信先に送信する処理について説明する。
ここでは、SIP端末装置30が新たな呼接続要求を行うためのSIPリクエストを新たな送信先に送信する処理について説明する。
S823において、P33はSIPサーバ1からのSIPレスポンスとUDPを含むパケットを呼制御通信部23経由で受信する。
S825において、P33は受信したSIPレスポンス中のステータスコードが、SIPサーバ1が過負荷状態であるためにSIPリクエストが正常に処理できないことを意味する「503」であったとき、SIPリクエストを生成する。このSIPリクエストはSIPサーバ1がS801で受信したものを基本的に同じものである。両者の違いは、開始行中のRequest−URIである。S823においては、Request−URIにS823で受信したUDPのデータフィールドに設定されている他SIPサーバのSIP−URIを設定する。そして、上記のSIPリクエストとS823で受信したUDPのデータフィールドに含まれている他SIPサーバIPアドレス2590を含むパケットを生成する。そして、そのパケットを上記の代々SIPサーバIPアドレス2590で特定されるSIPサーバ1に送信する。この送信は、呼制御通信部23を経由して行う。
S827において、他のSIPサーバ1は、SIP端末装置30からSIPリクエストを含むパケットを受信する。そして、通常の呼制御を行う。また、これ以降、このSIP端末装置30は、S815において選定したSIPサーバ1に対して、呼の接続要求を行うためのSIPリクエストを送信することで呼接続を行う。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
1 SIPサーバ
3 記憶部
5 呼制御プログラム
7 保守運用管理プログラム
11 SIP端末装置DB
13 輻輳DB
15 関連SIPサーバDB
17 加入者DB
19 バス
21 CPU
23 呼制御通信部
25 保守運用通信部
3 記憶部
5 呼制御プログラム
7 保守運用管理プログラム
11 SIP端末装置DB
13 輻輳DB
15 関連SIPサーバDB
17 加入者DB
19 バス
21 CPU
23 呼制御通信部
25 保守運用通信部
Claims (8)
- 発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置を複数設けたネットワーク内の該呼制御装置の呼制御方法において、
該呼制御装置は呼接続処理が輻輳状態であるか非輻輳状態であるかを検出し、
検出結果が輻輳状態と検出されたときは、該発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報を該ネットワークの他呼制御装置に移動し、該発信端末装置が該他呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を該発信端末装置に送信し、
検出結果が非輻輳状態と検出し、該呼制御装置から該接続情報を取得したときは、該接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行うことを特徴とする呼制御装置の呼制御方法。 - ネットワークを介して発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置が輻輳状態の場合の呼制御装置の呼制御方法において、
該ネットワーク内に配置された輻輳状態にない呼制御装置に該発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報を移動し、
該発信端末装置が非輻輳状態の呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を該発信端末装置に送信することを特徴とする呼制御装置の呼制御方法。 - ネットワークを介して発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行う呼制御装置の呼制御方法において、
該ネットワーク内に配置され呼接続処理が輻輳状態の呼制御装置から該発信端末装置の呼接続要求を処理するための接続情報を取得し、
該接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行うことを特徴とする呼制御装置の呼制御方法。 - 該接続情報の移動は、該輻輳状態の呼制御装置が該非輻輳状態の呼制御装置で該接続情報を登録可能なコマンドを該非輻輳状態の呼制御装置に送信することにより行い、該接続情報の取得は、該非輻輳状態の呼制御装置が該コマンドを実行することにより行うことを特徴とする請求項1乃至3記載の呼制御装置の呼制御方法。
- 該呼接続装置識別情報は呼制御通信部を使用して送信し、該接続情報は該呼制御通信部とは別の通信部を使用して送信することを特徴とする請求項1乃至3記載の呼制御装置の呼制御方法。
- 発信端末装置と着信端末装置間の呼接続を行うコンピュータプログラムにより制御される呼制御装置を複数設けたネットワーク内の該呼制御装置において、
該コンピュータプログラムは、該呼制御装置の呼接続処理が輻輳状態であるか非輻輳状態であるかを検出し、検出結果が輻輳状態と検出されたときは、該発信端末装置からの呼接続要求を処理するための接続情報を該ネットワークの他呼制御装置に移動し、該発信端末装置が該他呼制御装置で呼接続するための呼接続装置識別情報を該発信端末装置に送信し、検出結果が非輻輳状態と検出し、該呼制御装置から該接続情報を取得したときは、該接続情報に含まれた発信端末装置の呼接続処理を行うことを特徴とする呼制御装置。 - 該接続情報の移動は、該輻輳状態の呼制御装置が該非輻輳状態の呼制御装置で該接続情報を登録可能なコマンドを該非輻輳状態の呼制御装置に送信することにより行い、該接続情報の取得は、該非輻輳状態の呼制御装置が該コマンドを実行することにより行うことを特徴とする請求項6記載の呼制御装置。
- 該呼接続装置識別情報は呼制御通信部を使用して送信し、該接続情報は該呼制御通信部とは別の通信部を使用して送信することを特徴とする請求項6記載の呼制御装置。
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